JP3310909B2 - ガスタービン静翼のシール装置 - Google Patents

ガスタービン静翼のシール装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン静翼の
シール装置に関し、シール用空気の静翼内への供給圧力
を高く保持すると共にもれ量も少くし、内側シュラウド
への供給を効率良く行うことができるような構造とした
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のガスタービンの代表的な静
翼へのシール用空気供給系路を示す断面図である。図に
おいて、21は動翼で22はそのプラットフオーム、2
3はプラットフオーム下部のシール板、24,25はプ
ラットフオーム22の両端部、26は翼根部であり、こ
れら各部材からなる動翼21はロータの周方向に複数枚
設けられている。
【0003】31は静翼であり、動翼21と隣接して配
置されており、32はその外側シュラウド、33は内側
シュラウドである。34,35は内側シュラウドの両端
部、36は内側シュラウド32下部のキャビティ、37
はシールボックスでその端部にラビリンスシール37a
を有し、動翼側の翼根部26の回転部分と摺動してい
る。38はシールボックス37に貫通して設けられ、キ
ャビティ36と隣接する動翼21の翼根部26との空間
とを連通している。40a,40bはそれぞれ互いに隣
接するプラットフオーム22と内側シュラウド33との
間のシール部で、それぞれ端部24と34,25と35
間の隙間にシール部材を設けて構成している。
【0004】50は翼環であり、その内側には静翼31
の外側シュラウド32が遮熱環32a,32bを介して
固定されている。51は翼環50に設けられた空気穴
で、翼環50と遮熱環32a,32b及び外側シュラウ
ド32とで形成される空間53に連通し、先端は図示省
略の圧縮機からの空気供給源に接続している。52はシ
ールチューブであり、外側シュラウド32から静翼31
内を通り、内側シュラウド33を貫通して挿通されてい
る。
【0005】上記のような構成において、圧縮機からの
冷却空気54は翼環50の空気穴51から供給され、空
間53内に流入し、一方ではシールチューブ52を通っ
て内側シュラウド33下部のキャビティ36へ流入す
る。キャビティ36からの冷却空気は空気穴38から隣
接する前段の動翼21の後側空間にS1で示すように吹
出し、更にラビリンスシール37aを通り後段の動翼2
1の前側空間にS2で示すように吹出し、それぞれS1
はシール部40aより、S2はシール部40bより流出
し、燃焼ガスが静翼31の内側シュラウド33の内部に
侵入するのを防止している。
【0006】他方、空間53に入った空気は外側シュラ
ウド32の面を冷却すると共に、図示省略の静翼内の冷
却通路に入り、翼内部を冷却しながら後縁の孔より吹出
し、燃焼ガス通路に放出される。
【0007】上記に説明のシール構造において、翼環の
空気穴51の径は2〜50mm、シールチューブ52の内
径は翼の厚さや、翼のそりの程度により大きくするには
限度がある。従って、流入する空気は圧損を受け、圧力
が低下するが、更に、これに加えて空間53内に流入し
た冷却空気は外側シュラウド32と遮熱環32a,32
bとの隙間からS3,S4で示すようにもれてしまう。
【0008】上記のもれによる圧力状況の一例を示す
と、翼環50の空気穴51へ流入する冷却空気54の圧
力が6kg/cm2程度であり、空間53では圧損により約5
kg/cm2となり、キャビティ36内は更に圧損を受けて
3.5kg/cm2に低下し、互いに隣接する動翼21と静翼
31との間の圧力3.5kg/cm2とほぼ同程度となり、シ
ール効果が減少してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のガスター
ビン静翼のシール構造においては、翼環50の空気穴5
1から冷却空気が供給され、翼環50と外側シュラウド
32との間の空間53内に流入し、シールチューブ52
から内側シュラウド33下部のキャビティ36内に流入
するが、前述のように外側シュラウド32と遮熱環32
a,32bとの隙間からどんどんもれ出す。一方、シー
ルチューブ52でも圧損を受け、内側シュラウドのキャ
ビティ36に流入する時には圧力が低下してしまい、燃
焼ガスの圧力との差がなくなってシール空気として十分
な圧力を得ることが困難となる。
【0010】そこで本発明は、翼環から静翼内に供給す
るシール空気の供給系路に工夫をし、外側シュラウドか
らもれる空気量を少くすると共に内側シュラウドに十分
な圧力のシール空気を供給してシール効果を高めるガス
タービン静翼のシール装置を提供することを第1の課題
としている。
【0011】更に、第2の課題として、このような冷却
効果を高めたシール装置において、着脱可能な構造を採
用して組立時やメインテナンスに組立や取外しが容易と
なり、かつ簡単な構造でシール効果が得られるようなガ
スタービン静翼のシール装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の第1の課
題、第2の課題を解決するために、それぞれ次の
(1),(2)の手段を提供する。
【0013】(1)翼環に設けた空気穴から、同翼環と
遮熱環及び外側シュラウドで形成される空間を通り、同
空間から静翼内のシールチューブを通して内側シュラウ
ドに空気を導き、同内側シュラウドのキャビティ内を燃
焼ガス通路より高圧にして同内側シュラウド内をシール
するガスタービン静翼のシール装置において、前記翼環
の空気穴は前記シールチューブに連通して前記空間とは
独立した空気穴と、前記空間に連通する空気穴とがそれ
ぞれ別に設けられていることを特徴とするガスタービン
静翼のシール装置。
【0014】(2)上記(1)において、前記シールチ
ューブは同シールチューブに連通する翼環の空気穴と着
脱可能に接続していることを特徴とする請求項1記載の
ガスタービン静翼のシール装置。
【0015】本発明の(1)においては、翼環と遮熱環
及び外側シュラウドで形成される空間にはこの空間と連
通する空気穴から空気が供給され、外側シュラウドの面
を冷却すると共に静翼内の冷却通路へ導かれ、翼内部を
冷却しながら翼後縁の孔より燃焼ガス通路へ放出され
る。
【0016】他方、シールチューブにはこれに連通する
空気穴より空気が供給され、このシールチューブは空間
とは独立しているので、空間から外側シュラウドと遮熱
環接続部の隙間を通してもれる空気量には影響されず、
圧損をほとんど受けずに空気を内側シュラウドに供給す
ることができる。従って内側シュラウド内のキャビティ
を燃焼ガス通路の圧力よりも高く維持することができ、
シール効果を高めることができる。
【0017】本発明の(2)においては、シールチュー
ブの先端は空気穴と着脱可能に接続しているので静翼の
組立時やメインテナンス時には静翼に挿入されたシール
チューブの先端を空気穴に容易に挿入し、固定でき又、
取外しも容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の第1形態に
ついて図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明
の実施の一形態に係るガスタービン静翼のシール装置の
全体の断面図である。図において符号21乃至26で示
す動翼の構造、符号31乃至38で示す静翼の構造、及
び符号40,50,51,53で示す静翼と動翼の全体
構造については従来と同一機能を有するので説明は省略
し、そのまま引用して説明するが、本発明の特徴部分は
符号1乃至6で示す部分にあり、以下に詳しく説明す
る。
【0019】図1において、1は空気穴で、翼環50に
空気穴51とは別に設けられ、空間53に連通してい
る。2はシールチューブであり、外側シュラウド32か
ら静翼31内部を通り、内側シュラウド33を貫通し、
キャビティ36まで挿入されており、その先端にはシー
ルチューブ先端部3が空間53内へ伸び、更に空気穴5
1内に挿入されている。
【0020】4はシールチューブ2の先端部3の周囲に
固定されている突起部、5は翼環50の空気穴51の出
口側に設けられ、内径を拡大した係止部である。6はコ
イル状のバネであり、シールチューブ先端部3の周囲に
配設され、弾性力を付与した状態で一端が空気穴51内
に入り込んで係止部5の段部に係止し、他端が突起部4
で押さえられ、その弾性力で突起部4を押圧し、シール
チューブ先端部3を固定している。
【0021】図2は静翼の組立時の状態を示す斜視図で
ある。図示のように静翼31を組立てる時には、シール
チューブ2を翼環50の空気穴51に入れるために、シ
ールチューブ2、バネ6の取り付けられた外側シュラウ
ド32に、シールチューブ2を空気穴51に入れなが
ら、翼環50をかぶせる。次に遮熱環32a,32bを
一つずつ周方向(R方向)から送り、外側シュラウド3
2を取り付ける。取り外しはその逆を行う。このように
組立てると、バネ6はその弾性力によりシールチューブ
先端部3の突起部4と空気穴51の拡大した係止部5と
の間で伸長し、シールチューブ2を翼環50に固定す
る。
【0022】図3はシールチューブ先端部3の空気穴5
1への取付状態を示す断面図であり、図示のように、シ
ールチューブ先端部3はわずかに空気穴51内に入り込
み、その周囲にはバネ6が配設されている。バネ6はシ
ールチューブ2に設けられた突起部4と翼環50の空気
穴51内の拡大した内径の係止部5との間に弾性力を付
与した状態で挿入され、その弾性力でシールチューブ2
を翼環50の空気穴へ挿入された状態で固定している。
【0023】図4はシールチューブ先端部の空気穴への
取付状態の実施の第1形態における他の例を示す断面図
であり、シールチューブ2の先端には着脱可能なアダプ
タ7を挿入し、アダプタ7の先端が翼環50の空気穴5
1内に挿入されている。アダプタ7には突起部8が設け
られ、この突起部8と空気穴51に設けられた拡大した
係止部5との間にはバネ6が弾性力を付与した状態で挿
入され、その弾性力でシールチューブを固定する。この
ように図4に示す例ではアダプタ7を介してシールチュ
ーブ2を固定するようにしたものである。
【0024】上記に説明の実施の第1形態に係るガスタ
ービン静翼のシール装置においては、圧縮機から抽気し
た冷却空気54の一部は空気穴1から流入し、翼環50
と外側シュラウド32及び遮熱環32a,32bとで形
成される空間53内に流入する。この空間53に流入し
た空気は従来と同様に外側シュラウド32の面を冷却す
ると共に、図示省略の静翼31内の冷却通路に入り、翼
内部を冷却しながら後縁より吹出し、燃焼ガス通路へ放
出される。
【0025】この空間53内に入った空気の一部は外側
シュラウド32と遮熱環32a,32bとの隙間からS
3,S4で示すように燃焼ガス通路にもれるが、シール
用の空気穴51及びシールチューブ2の系路とは独立し
ているのでシール用空気の圧力には影響を及ぼさない。
【0026】一方、冷却空気54は空気穴51からシー
ルチューブ2に流入し、下部のキャビティ36内に入
り、ここからシールボックス37に設けられた空気穴3
8を通って図中S1で示すように隣接する動翼21と静
翼31間の空間に流出し、ここからシール部40aを通
って燃焼ガス通路へ流出する。
【0027】又、キャビティ36内の空気は空気穴38
を通り、ラビリンスシール37aを通過して後流側の隣
接する動翼21との空間に入り、シール部40bを通っ
てS2で示すように、燃焼ガス通路へ流出する。このよ
うにシール部40a,40bからのシール用空気の流出
により燃焼ガス通路から高温燃焼ガスが静翼の内部へ侵
入するのを防止している。
【0028】上記に説明の空気の流路における圧力状態
の一例を示すと、冷却空気54は6kg/cm2程度であり、
空気穴1及び51に流入すると、空間53内は空気穴1
からの流入で圧損を受け、従来と同様に約5kg/cm2であ
るが、空気穴51から流入する空気は空間53とは独立
しており、ほとんど圧損を受けることなくシールチュー
ブ2よりキャビティ36内に流入し、キャビティ36内
を約5kg/cm2を維持する。
【0029】従来はキャビティ36内はシールチューブ
52から流入する空気が圧損を受けて約3.5kg/cm2
低下してしまったが、本発明の実施の形態では5kg/cm2
と高い圧力を維持できる。このキャビティ36内の高圧
力により前述のようにS1,S2で示すように空気がシ
ール部40a,40bから燃焼ガス通路へ流出し、燃焼
ガス通路は約3.5kg/cm2程度であるのでシール圧力が
高くなり、充分なシール効果を得ることができる。
【0030】又、静翼の組立、取外し等においてもバネ
6を圧縮し、シールチューブ2の先端を翼環50の空気
穴51内にわずかに挿入し、バネ6を伸長させることで
簡単に固定することができ、又、図4に示す構造を採用
すれば、アダプタ7とバネ6の操作により取付、取外し
が容易となる。更に、このバネ6による固定方式ではシ
ールチューブ2が熱伸びにより伸長してもその伸びはバ
ネ6の弾性力に抗して空気穴51内へ伸びることがで
き、その伸びを吸収することができる。
【0031】図5乃至図8は本発明の実施の第2形態に
係わるガスタービン静翼のシール装置を示し、実施の第
1形態と異なる点は、じゃばら9を用いてシールチュー
ブ先端部3の翼環50の空気穴51への挿入部をシール
するところにある。その他の構成は実施の第1形態と同
じであるので説明は省略する。
【0032】図5は図3における構成にじゃばら9を設
け、シールチューブ先端部3をシールしている。じゃば
ら9の上端周囲は翼環50の空気穴51周囲にロー付け
等で固定し、下端はシールチューブ2周囲に同じくロー
付け等で固定してとりつける。図6は図4の構成にじゃ
ばら9を取付けたもので、じゃばら9の下端周囲はアダ
プタ7の周囲に固定する。その他は上記の図5と同じで
ある。又、図7は図5の構成においてバネ6と突起部4
をなくし、じゃばら9のみを同様に取り付けて、じゃば
ら9の伸縮によりバネ力に代えたものである。図8は図
6の構成において同様にじゃばら9のみでバネ力を付与
させたものである。
【0033】上記の図5乃至図8に示す実施の第2形態
においては、シールチューブ2へ供給するシール空気が
実施の第1形態のものよりもシールが完全になされるの
でシール効果が一層高まるものである。
【0034】なお、本実施の形態において、じゃばら9
下端はロー付け等で固定する例で説明したが、固縛、あ
るいは弾性力等により締め付けて固定してもい。
【0035】
【発明の効果】本発明の(1)は、翼環に設けた空気穴
から、同翼環と遮熱環及び外側シュラウドで形成される
空間を通り、同空間から静翼内のシールチューブを通し
て内側シュラウドに空気を導き、同内側シュラウドのキ
ャビティ内を燃焼ガス通路より高圧にして同内側シュラ
ウド内をシールするガスタービン静翼のシール装置にお
いて、前記翼環の空気穴は前記シールチューブに連通
て前記空間とは独立した空気穴と、前記空間に連通する
空気穴とがそれぞれ別に設けられていることを特徴とし
ている。このような構成により、内側シュラウド内のキ
ャビティに圧損を受けることなく空気を供給することが
できるのでキャビティ内を燃焼ガス通路の圧力よりも高
く維持することができ、シール効果を高めることができ
る。
【0036】本発明の(2)は、上記の(1)におい
て、前記シールチューブは同シールチューブに連通する
翼環の空気穴と着脱可能に接続していることを特徴とし
ている。このような構成により、静翼の組立時やメイン
テナンス時にはシールチューブの先端を翼環の空気穴へ
容易に挿入し、固定でき、又、取外しも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン静
翼のシール装置の全体断面図である。
【図2】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン静
翼のシール装置における組立状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部の断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部の他の例を示す
断面図である。
【図5】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部の断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部の他の例を示す
断面図である。
【図7】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部で、図5の応用
例を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン静
翼のシール装置のシールチューブ先端部で、図6の応用
例を示す断面図である。
【図9】従来のガスタービン静翼のシール構造の断面図
である。
【符号の説明】
1,51 空気穴 2 シールチューブ 3 シールチューブ先端部 4,8 突起部 5 係止部 6 バネ 7 アダプタ 9 じゃばら 31 静翼 32 外側シュラウド 32a,32b 遮熱環 33 内側シュラウド 50 翼環 53 空間 54 冷却空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−257405(JP,A) 米国特許5488825(US,A) 米国特許3275294(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 11/04 F01D 9/02 F02C 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼環に設けた空気穴から、同翼環と遮熱
    環及び外側シュラウドで形成される空間を通り、同空間
    から静翼内のシールチューブを通して内側シュラウドに
    空気を導き、同内側シュラウドのキャビティ内を燃焼ガ
    ス通路より高圧にして同内側シュラウド内をシールする
    ガスタービン静翼のシール装置において、前記翼環の空
    気穴は前記シールチューブに連通して前記空間とは独立
    した空気穴と、前記空間に連通する空気穴とがそれぞれ
    別に設けられていることを特徴とするガスタービン静翼
    のシール装置。
  2. 【請求項2】 前記シールチューブは同シールチューブ
    に連通する翼環の空気穴と着脱可能に接続していること
    を特徴とする請求項1記載のガスタービン静翼のシール
    装置。
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