JP2006283986A - スクリューグロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】被取付部材へ強固に固着するスクリューグロメットを提供する。
【解決手段】スクリューグロメット37は、フランジ38とフランジから延びる軸部39とを備え、軸部の脚部41の内側の部分には、タッピンねじの螺入によってねじ切りされるねじ切り部分50が形成され、ねじ切り部分50以外の部分は、タッピンねじの螺入及び締め付けによって自由端部分がフランジに近づくように伸張可能な薄肉部分51に形成されている。
【選択図】図13

Description

本発明は、タッピンねじを螺入することによって車体等の被取付部材にカバー等の取付部品を連結し固着するのに適した、プラスチック製スクリューグロメットに関し、特に、高い固着力を維持するスクリューグロメットに関する。
フランジとフランジから延びて被取付部材の取付穴に挿入される筒状体に形成された軸部とを備え、軸部には軸部先端側からフランジの側に延びてフランジ側の自由端が外方に張出す可撓性の脚部が設けられ、フランジ及び軸部には、タッピンねじを螺入できるねじ挿通穴が形成され、該ねじ挿通穴にタッピンねじを螺入することによって脚部自由端の半径方向内側への撓みが阻止されて脚部とフランジとによって被取付部材に固着されるスクリューグロメットは知られている。例えば、特開昭55−14359号公報、実開昭62−200807号公報、意匠登録第704108号公報(昭和62年発行)、特開平5−187422号公報等に記載されている。これらの公報に記載のスクリューグロメットは、軸部の脚部が、軸部先端側の部分においてタッピンねじによってねじ切りされるねじ切り部分が形成されており、フランジに隣接する被取付部材に近い部分はタッピンねじの螺入を避けている。そのため、被取付部材への脚部の固着力がやや弱いことが分かった。特開平1−216109号公報には、円形の取付穴に取付けてもタッピンねじと共回りしないようにするスクリューグロメットを開示している。このスクリューグロメットでは、軸部の脚部の中間部を外方に膨出させている。そして、脚部の自由端側の内側にもタッピンねじが螺入するようにして、脚部の外方への張出しを強くして、被取付部材への固着を強固にし、タッピンねじの螺入によってスクリューグロメットが共回りしないようにしている。
特開昭55−14359号公報、 実開昭62−200807号公報 意匠登録第704108号公報(昭和62年発行) 特開平5−187422号公報
上記の特開平1−216109号公報に記載のスクリューグロメットは被取付部材への取付強度が高いので、好ましいが、取付強度に改良の余地がある。
従って、本発明の目的は、軸部の脚部の外方への張出しを強くするとともに、脚部を被取付部材に密接させて、被取付部材への固着を一層強固にするスクリューグロメットを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明のスクリューグロメットはフランジと該フランジから延びる軸部とを備え、前記軸部は被取付部材の取付穴に挿入される筒状体に形成され、該軸部には軸部先端側から前記フランジの側に延びてフランジ側の端部が自由端であり且つ該軸部の半径方向外方に張出す可撓性の脚部が設けられ、前記フランジ及び軸部には、タッピンねじを螺入できるねじ挿通穴が形成され、該ねじ挿通穴にタッピンねじを螺入することによって前記脚部の前記自由端の半径方向内側への撓みが阻止されて、前記被取付部材の取付穴縁部へ堅く密接した前記脚部と前記フランジとによって被取付部材に固着されるようになっており、前記脚部の前記自由端側の内側の部分には、前記ねじ挿通穴の直径が前記タッピンねじの外径より小さくなるように内側に張出してタッピンねじの螺入によってねじ切りされるねじ切り部分が形成されており、前記脚部の前記ねじ切り部分以外の部分は、タッピンねじの螺入及び締め付けによって前記自由端部分が前記フランジに近づくように伸張可能な薄肉部分に形成されている。これによって、脚部を被取付部材の面まで引上げることができ、より強固に固着できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1〜図11には本発明に係るスクリューグロメットの理解の参考となる例が示されている。スクリューグロメット1は一体成形されたプラスチック製の固定具として形成されている。スクリューグロメット1は、フランジ2と、フランジ2から延びる軸部3とを備えている。軸部3は、車体等の被取付部材5(図10)の取付穴6に挿入される筒状体に形成されている。軸部3には、軸部先端(図1の軸部2の上端)側からフランジ2の側に延びる一対の錨脚形状の脚部7、7が設けられている。各脚部7は、フランジ2側の端部が自由端であり、軸部3の半径方向外方に張出していて、半径方向の内側にも外側にも撓むことができる可撓性を有する。更に詳しくは、各脚部7は、軸部3の本体9に軸部先端で連結されているが、他の部分は、図1及び図2においてU字の形状に形成された溝10によって軸部本体9から分離して形成されており、軸部本体9に対して半径方向の内側にも外側にも撓むことができる。フランジ2及び軸部3の中央には、タッピンねじ11(図10)を螺入できるねじ挿通穴13が貫通するように形成され、軸部3を中空にしている。ねじ挿通穴13にタッピンねじ11を螺入することによって、軸部3の中空部分が埋まり、それによって、各脚部7の自由端の半径方向内側への撓みが阻止される。各脚部7の自由端には、その外側部分に、被取付部材の取付穴の縁部に係合する係止肩14が形成されている。タッピンねじ11の螺入によって、脚部7の係止肩14が被取付部材5の取付穴6の縁部に堅く密接する。このように外方に張出して固定された脚部7とフランジ2によって、スクリューグロメット1は被取付部材5に固着される。なお、各脚部7の自由端は、係止肩14より更に先端側に延びる係合部分15があり、取付穴内側の面に当接及び係合できるようになっている。
各脚部7の自由端側(すなわち係止肩14付近)の内側の部分には、ねじ挿通穴13の直径が、タッピンねじの外径より小さくなるように内側に張出したねじ切り部分17が形成されている。このねじ切り部分17は、タッピンねじの外径より小径にしてあるので、タッピンねじの螺入によってその内壁にねじが形成される。これによって、脚部7の自由端部分の外方への張出しを強くして、被取付部材の取付穴縁部及び取付穴内壁へ脚部7の係止肩14及び係合部分15が強く当接及び係合し、被取付部材への固着を強固にする。
フランジ2には軸部7と反対の側(図1及び図2の下方側)に筒状に延びる締め付けトルク分担部18が一体に形成されている。締め付けトルク分担部18には、タッピンねじを螺入できるように、フランジ2及び軸部3のねじ挿通穴13に軸心が一致し且つタッピンねじの外径より小さな直径の第2のねじ挿通穴19が形成されている。タッピンねじが螺入する際の締め付けトルクは、脚部7のねじ切り部分17だけでなく、締め付けトルク分担部18にも負担させることができる。締め付けトルク分担部18は、フランジ2に一体に連結されてフランジ2に固着し、また、軸部本体9にも一体に連結されて軸部本体9に固着している。それに対し、脚部7は、U字溝10によって軸部本体9に対して一部で一体に連結されているが、軸部本体9に対して、半径方向の内外方向だけでなく、U字溝10の間隔分だけ隙間があり、周方向にも相対的に移動できる。脚部7には内側にねじ切り部分17が形成されており、タッピンねじの螺入工具からの締め付けトルクはねじ切り部分17を通じて脚部7に加わり、それによって、U字溝10の間隔による隙間の分だけ脚部7を周方向に移動させて、脚部7を捻回させる。もし、工具からの強力な締め付けトルクが、ねじ切り部分17を通じて脚部7にだけ加わると、脚部の根元部(軸部先端)に強いモーメントが加わり、脚部を捻って変形させたり、損傷させたりする惧れがある。最近の締結工具は小型で強力なものがあり、タッピンねじに高いトルクを作用するものがあり、更に、脚部を損傷する惧れが高くなってきている。締め付けトルク分担部18は、フランジ2及び軸部本体9に固着連結されていて、タッピンねじの螺入工具からの強力な締め付けトルクが脚部7に集中するのを防止する。従って、脚部7を損傷する惧れがなくなる。更に、高い締め付けトルクを有する工具の使用を可能にして、スクリューグロメットによる部品の取付作業を迅速にすることもできる。
更に、脚部7に対し、U字溝10を隔てて分離している軸部本体9の部分(脚部7のねじ切り部分17隣接する軸部本体部分)の内側には、図9に図示のように、ねじ挿通穴13に張出すリブ21が設けられている。このリブ21は軸部3の軸線方向に延びている。リブ21は、ねじ挿通穴13に張出していて、タッピンねじの螺入の際の締め付けトルクの一部を負担する。このリブ21は、図9に図示のように、対向するように一対設けられている。リブ21によって、タッピンねじ螺入工具から脚部7に加わる高い締め付けトルクを、更に、分散することができる。
更に、図9に図示のように、脚部7を軸部本体9から分離するU字溝10の周方向の幅は可能な限り小さく形成される。すなわち、図9において、2つのU字溝10と脚部7の周方向の幅Yとを加えた幅Xは、脚部7の幅にできるだけ近くなるように形成される。上記のように、タッピンねじの螺入の際の締め付けトルクによって、各脚部7は周方向に捻回させられる。しかし、幅Xが幅Yに近い値であれば、各脚部7は捻回しても、隣接する軸部本体9の側壁に当接してそれ以上の捻回が阻止される。従って、タッピンねじの螺入の際の締め付けトルクによる各脚部の捻回をU字溝の周方向幅を小さくすることによっても阻止できる。
筒状の締め付けトルク分担部18の、フランジ2と反対側の端部(図1および図2の下端)には、フランジ2の平面とほぼ平行に配置された、U字形状に屈曲した挟持クリップ部22が締め付けトルク分担部18と一体に形成されている。図2に図示のように、U字形状の挟持クリップ部22は、締め付けトルク分担部18及びフランジ2にリブ23及び25によって強固に固着されている。挟持クリップ部22は、U字部分に弾性が与えられて、パネル状部品又は部品のパネル部分を挟んで保持する。U字部分への挿入に便利なように、入口部分は大きく開放している。クリップ部22にも、タッピンねじを挿入できるように、ねじ挿通穴13及び第2ねじ挿通穴19に軸心を一致して連続する第3のねじ挿通穴27が貫通して形成されている。なお、クリップ部22の弾性的に撓むことのできる支持プレート29の外面(図2の下面)は、更に別の部品をタッピンねじによって支持できるように平坦に形成されている。また、支持プレート29には、内側に係止部30が設けられて、挿入された取付部品を抜け出さないように仮止めできるようになっている。
錨脚形状の脚部の各々の係止肩14は、図11に図示のように、被取付部材6の係止側の面に対して平行ではなく一定の角度αをもって傾斜している。これによって、種々の厚さの被取付部材にも強固に固着できる。図11において、タッピンねじ11が、脚部7のねじ切り部分17をねじ切りしながら進んでいくと、脚部7には、矢印31の方向の力が加わって脚部7を外方に撓め、係止肩17が被取付部材5の取付穴6の縁部に当接し係合する。係止肩14は角度αをもって傾斜しているので、図11の間隔Sの間において取付穴6の縁部に係合でき、それに対応する厚さの被取付部材に強固に固着できる。
スクリューグロメット1を用いて、車体等の被取付部材5に、例えば、2枚のエンジンアンダーカバー等の、第1取付部品33と第2取付部品34を連結した様子が図10に示されている。スクリューグロメット1の軸部3は、被取付部材5の取付穴6に、フランジ2が被取付部材5に接面するまで挿入される。第1取付部品33は、挟持クリップ部22に入口部分26から挿入されて、その取付穴を係止部30に嵌合させる。更に、第2取付部品34が、挟持クリップ部22の支持プレート29にその取付穴を第3ねじ挿通穴27に合わせて配置する。その状態で、タッピンねじ11を、ワッシャ35を介挿して、第3ねじ挿通穴27から、例えば空気圧式動力工具等の螺入工具を用いて、スクリューグロメット1に螺入する。タッピンねじ11がねじ切り部分17に螺入すると、脚部7の自由端の係止肩14及び係合部分15の外方への張出しを強くしてスクリューグロメット1を被取付部材5に強固に固着し、第1取付部品33及び第2取付部品34を被取付部材5に強固に固着する。そして、タッピンねじ11は締め付けトルク分担部18においてもねじ切りしてタッピンねじの螺入の際の締め付けトルクを締め付けトルク分担部にも負担させ、強力な締め付けトルクが脚部に集中することが防止されて、脚部を損傷する惧れはない。そして、挟持クリップ部22によって第1取付部品33を第2取付部品34に連結するようにも作用する。従って、分割された部品の連結にも役立つ。
図12〜図14は本発明の実施形態に係るスクリューグロメット37を示している。スクリューグロメット37は、フランジ38とフランジ38から延びる軸部39とを備え、プラスチックの一体成形品で形成されている。軸部39は被取付部材46の取付穴42に挿入される筒状体に形成される。軸部39には、軸部先端(図12の軸部39の上端)側からフランジ38の側に延びる一対の錨脚形状の脚部41が設けられている。各脚部41は、フランジ38側の端部が自由端であり、軸部39の半径方向外方に張出していて、半径方向の内側にも外側にも撓むことができる可撓性を有する。更に詳しくは、各脚部41は、軸部39本体に軸部先端(図12の上端)で連結されているが、他の部分は、図12(A)においてU字の形状に形成された溝42によって軸部本体から分離して形成されており、軸部本体に対して半径方向の内側にも外側にも撓むことができる。フランジ38及び軸部39の中央には、タッピンねじ11(図13)を螺入できるねじ挿通穴43が貫通するように形成され、軸部39を中空にしている。ねじ挿通穴43にタッピンねじ11を螺入することによって、軸部3の中空部分が埋まり、それによって、各脚部41の自由端の半径方向内側への撓みが阻止される。各脚部41の自由端には、その外側部分に、被取付部材の取付穴の縁部に係合する係止肩45が形成されている。タッピンねじ11の螺入によって、脚部41の係止肩45が被取付部材45の取付穴47の縁部に堅く密接する。このように外方に張出して固定された脚部41とフランジ38とによって、スクリューグロメット37は被取付部材47に固着される。なお、各脚部41の自由端は、係止肩45より更に先端側に延びる係合部分49があり、取付穴内側の面に当接及び係合できるようになっている。
各脚部41の自由端側(すなわち係止肩45付近)の内側の部分には、ねじ挿通穴43の直径が、タッピンねじの外径より小さくなるように内側に張出したねじ切り部分50が形成されている。ねじ切り部分50は、タッピンねじの外径より小径にしてあるので、タッピンねじの螺入によってその内壁にねじが形成される。これによって、脚部41の自由端部分の外方への張出しを強くして、被取付部材の取付穴縁部及び取付穴内壁へ脚部41の係止肩45および係合部分49が強く当接及び係合し、被取付部材への固着を強固にする。
錨脚形状の脚部の各々の係止肩45は、被取付部材47の係止側の面に対して平行ではなく一定の角度をもって傾斜している。これによって、種々の厚さの被取付部材にも強固に固着できる。タッピンねじ11が、脚部41のねじ切り部分50をねじ切りしながら進んでいくと、脚部41には、半径方向外方への方向の力が加わって、脚部41を外方に撓め、係止肩45が被取付部材46の取付穴47の縁部に当接し係合する。係止肩45は角度をもって傾斜しているので、それに対応する厚さの被取付部材に強固に固着できる。
図13に示すように、脚部41の部分において、ねじ切り部分50以外の部分51は、タッピンねじ11の螺入及び締め付けによって自由端部分がフランジ38に近づくように伸張可能な薄肉部分に形成されている。これによって、脚部41を被取付部材46の面まで引上げることができ、より強固に固着できる。図13において、被取付部材46と係止肩45との間の隙間53の分だけ、タッピンねじ11の螺入及び締め付けによって薄肉部分51が延びて、隙間53が埋まり、脚部41が被取付部材46の面まで引上げられ、より強固に固着できる。
スクリューグロメット37を用いて、車体等の被取付部材46に取付部品54を連結する手順を説明する。連結前の様子が図13に、連結後の様子が図14にそれぞれ示されている。スクリューグロメット37の軸部39は被取付部材46の取付穴47にフランジ38が被取付部材46に接面するまで挿入される。取付部品54は、フランジ38のねじ挿通穴43に合わせて配置する。その状態で、タッピンねじ11を、ワッシャ35を介挿して、取付部材54の取付穴55から、例えば空気圧式動力工具等の螺入工具を用いて、スクリューグロメット37に螺入する。タッピンねじ11がねじ切り部分50に螺入していくと、脚部41の自由端の係止肩45及び係合部分49の外方への張出しを強くしてスクリューグロメット37を被取付部材46に強固に固着し、取付部品54を被取付部材46に強固に固着する。そして、図13において、被取付部材46と係止肩45との間の隙間53の分だけ、タッピンねじ11の螺入及び締め付けによって薄肉部分51が延びて、隙間53が埋まり、脚部41が被取付部材46の面まで引上げられて、図14に図示のように、強固に固着できる。
本発明のスクリューグロメットによれば、ねじ挿通穴の直径がタッピンねじの外径より小さくなるように内側に張出してタッピンねじの螺入によってねじ切りされるねじ切り部分が形成され、脚部のねじ切り部分以外の部分は、タッピンねじの螺入及び締め付けによって自由端部分がフランジに近づくように伸張可能な薄肉部分に形成されているので、脚部を被取付部材の面まで引上げることができ、より強固に固着できる。
本発明の参考例に係るスクリューグロメットの斜視図である。 図1のスクリューグロメット正面図である。 図1のスクリューグロメットの右側面図である。 図1のスクリューグロメット左側面図である。 図1のスクリューグロメットの平面図である。 図1のスクリューグロメットの底面図である。 図2のスクリューグロメットのA−A線の部分断面図である。 図3のスクリューグロメットのB−B線の部分断面図である。 図3のスクリューグロメットのC−C線の断面図である。 図1のスクリューグロメットを用いて被取付部材に2つの取付部材を連結した様子を示す断面図である。 図1のスクリューグロメットの脚部の係止肩の作用を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係るスクリューグロメットを示しており。(A)は左側面図であり、(B)は正面図である。 図12のスクリューグロメットを用いて被取付部材に取付部材に連結する前の様子を示す断面図である。 図12のスクリューグロメットを用いて被取付部材に取付部材に連結した後の様子を示す断面図である。
符号の説明
1 スクリューグロメット
2 フランジ
3 軸部
5 被取付部材
6 取付穴
7 脚部
9 軸部本体
10 U字溝
11 タッピンねじ
13 ねじ挿通穴
14 係止肩
15 係合部分
17 ねじ切り部分
18 締め付けトルク分担部
19 第2ねじ挿通穴
21 リブ
22 クリップ部
23 リブ
25 リブ
26 入口部分
27 第3ねじ挿通穴
29 支持プレート
30 係止部
33 第1取付部品
34 第2取付部品
35 ワッシャ
37 スクリューグロメット
38 フランジ
39 軸部
41 脚部
42 U字溝
43 ねじ挿通穴
45 係止肩
46 被取付部材
48 係合部分
50 ねじ切り部分
51 薄肉部分
54 取付部品

Claims (1)

  1. フランジと該フランジから延びる軸部とを備え、前記軸部は被取付部材の取付穴に挿入される筒状体に形成され、該軸部には軸部先端側から前記フランジの側に延びてフランジ側の端部が自由端であり且つ該軸部の半径方向外方に張出す可撓性の脚部が設けられ、前記フランジ及び軸部には、タッピンねじを螺入できるねじ挿通穴が形成され、該ねじ挿通穴にタッピンねじを螺入することによって前記脚部の前記自由端の半径方向内側への撓みが阻止されて、前記被取付部材の取付穴縁部へ堅く密接した前記脚部と前記フランジとによって被取付部材に固着される、スクリューグロメットにおいて、
    前記脚部の前記自由端側の内側の部分には、前記ねじ挿通穴の直径が前記タッピンねじの外径より小さくなるように内側に張出してタッピンねじの螺入によってねじ切りされるねじ切り部分が形成されており、
    前記脚部の前記ねじ切り部分以外の部分は、タッピンねじの螺入及び締め付けによって前記自由端部分が前記フランジに近づくように伸張可能な薄肉部分に形成されている、
    ことを特徴とするスクリューグロメット。
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