JP2006283839A - 油圧緩衝器監視システム - Google Patents

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和夫 吉田
Yoshikazu Kitagawa
良和 北川
Ichiro Nagashima
一郎 長島
Tatsuhiro Ranki
龍大 欄木
Yozo Shinozaki
洋三 篠崎
Junji Fujiyama
淳司 藤山
Hiroyasu Komatsu
宏康 小松
Takahide Kobayashi
隆英 小林
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Abstract

【課題】 本発明は油圧緩衝器の電磁弁の異常の有無を監視することを課題とする。
【解決手段】 油圧緩衝器監視システム10は、例えば、高層ビルなどのような構造物の振動を免振する免振システムに組み込まれる。この油圧緩衝器監視システム10の制御回路50は、上記第1〜第3の加速度センサ42,44,46から出力された加速度に応じた検出信号の値から構造物の振動状態を分析し、そのときの振動状態に合った減衰力が発生されるように油圧緩衝器20(20〜2010)に対する制御信号を生成して油圧緩衝器20(20〜2010)の減衰係数を調整する。さらに、制御回路50は、減衰力調整部の電磁弁96に供給される信号の電流を検出するセンサにより検出された電流検出値が異常値か否かを判定する。よって、制御回路50は、多数の電磁弁96を作動させてどの電磁弁96で異常があるか否かを監視することが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は油圧緩衝器監視システムに係り、特にシリンダ内に充填された作動油がピストンの移動により減衰力を発生させ、電磁弁の開弁により減衰力を調整するよう構成された油圧緩衝器監視システムに関する。
例えば、従来の油圧緩衝器としては、例えば建物等の構造物の振動を減衰させるブレースダンパに適用されるものがある。この種の油圧緩衝器では、大略、作動油が充填されたシリンダと、シリンダ内に挿入されたピストンと、ピストンを貫通する液通路に設けられピストンの移動に伴って液通路を通過する作動油の流量を調整する弁機構とを有する構成である。
そして、油圧緩衝器は、地震等により構造物が振動すると、ピストンがシリンダ内を摺動して減衰力を発生させることにより、構造物と地面との相対変位を緩衝する。その際、ピストンの摺動動作に伴って、シリンダ内に充填された作動油がピストンを貫通する液通路を通過し、液通路を絞る弁機構により作動油の流量が絞られて減衰力が発生する。この弁機構の構成としては、液通路の弁座に離着座する弁体と、弁体を弁座に押圧するコイルバネと、コイルバネの他端が当接するバネ受けとからなる。
また、この種の油圧緩衝器においては、シリンダ内に充填された作動油の温度変化に伴う体積変化を補償する温度補償機構が設けられている。この、温度補償機構は、作動油が充填された補助タンク(リザーバ)と、加圧側シリンダから補助タンクへの作動油の流出による吸込側シリンダの負圧や温度低下に伴うシリンダ内の圧力低下により補助タンクの作動油がシリンダ内に供給するチェック弁と、温度上昇に伴うシリンダ内の圧力上昇によりシリンダ内の作動油を補助タンクに排出させる流量を絞るオリフィスとからなる(例えば、特許文献1参照)。
また、油圧緩衝器においては、シリンダと補助タンクとの間を連通する連通経路に複数の電磁弁や減圧弁を配置し、これらの弁の開弁または閉弁の組み合わせによって減衰力を調整する減衰力調整手段を設けることが検討されている。
特開2000−104782号公報
例えば、高層ビルのような構造物の振動を減衰するための免振システムでは、停電やケーブルの断線が発生した場合、油圧緩衝器の電磁弁への駆動電流が遮断され、減衰係数が建物に影響を与えない値に固定される。その際、ケーブルの断線箇所または電磁弁の作動不良箇所を発見することが難しく、且つ複数の油圧緩衝器をビルの鉄骨に設けるため、どの油圧緩衝器のどの弁で異常(例えば、ケーブルの断線、電磁弁の作動不良)があるかどうか検査するのに多くの手間が必要になる。
また、免振システムを定期点検する場合、全ての油圧緩衝器及び電磁弁などを点検することになるので、油圧緩衝器及び電磁弁の設置数が多いほど点検作業に多くの時間を要することになる。そのため、油圧緩衝器のメンテナンスを行う場合、メンテナンス及び修理作業に要する労力をできるだけ軽減できることが要望されている。
特に電磁弁の付いた油圧緩衝器が多数設置されている場合には、弁の設置数が大幅に増大することになるため、弁の異常が発生した場合にどの弁で異常が発生したかを正確に把握して修理作業を短時間で効率良く行う必要がある。
そこで、本発明は上記課題を解決した油圧緩衝器監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1記載の発明は、一端が固定側または可動側の何れか一方に連結され、内部の圧力室に作動油が充填されたシリンダと、該シリンダの他端から前記圧力室に挿入されたピストンと、一端が該ピストンに結合され、他端が前記固定側または可動側の何れか他方に連結されたピストンロッドと、該ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、作動油が充填された補助タンクと、該補助タンクと前記圧力室との間を連通する連通経路と、該連通経路に配設された複数の電磁弁の開弁または閉弁により減衰力を調整する減衰力調整部と、前記減衰力調整部の電磁弁に供給される信号の電流を検出する検出手段と、該検出手段により検出された電流検出値が異常値か否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記判定手段が前記電磁弁に供給される信号の電流変化に応じて当該電磁弁の開弁状態のしきい値を設定するしきい値設定手段を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記判定手段が、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定されたしきい値より小さい場合に異常発生と判定することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、前記判定手段が、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定されたしきい値より大きい場合に異常発生と判定することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、前記判定手段が、前記電磁弁に供給される信号の電流変化に応じて当該電磁弁の開弁状態の上限値及び下限値を設定するしきい値設定手段を有することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、前記判定手段が、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定された上限値及び下限値から外れた場合に異常発生と判定することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、前記判定手段により電流検出値が異常値であると判定された場合に当該電磁弁に異常があることを記憶すると共に、異常要因を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、補助タンクと前記圧力室との間を連通する連通経路に配設された複数の電磁弁の開弁または閉弁により減衰力を調整する減衰力調整部を有し、減衰力調整部の電磁弁に供給される信号の電流を検出する検出手段により検出された電流検出値が異常値か否かを判定することにより、どの電磁弁で異常があるか否かを監視することが可能になり、メンテナンス作業の手間を大幅に緩和することが可能になると共に、電磁弁の異常発生を判定した場合には、直ちに異常のある電磁弁を修理することが可能になる。
また、判定手段が電磁弁に供給される信号の電流変化に応じて当該電磁弁の開弁状態のしきい値を設定することにより、電磁弁で異常が発生したことを正確に判定することが可能になる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる油圧緩衝器監視システムの一実施例が適用された免振システムの構成を示すブロック図である。図2は制御回路及び電源回路の構成を示すブロックである。
図1及び図2に示されるように、油圧緩衝器監視システム10は、例えば、高層ビルなどのような構造物(図示せず)の振動を免振する免振システムに組み込まれる。
この油圧緩衝器監視システム10は、大略、減衰係数を調整可能な構成とされた複数の油圧緩衝器20(20〜2010)と、減衰係数を所定値に固定された複数の油圧緩衝器30(30〜3010)と、構造物(図示せず)の振動を検出する振動センサ40と、振動センサ40からの検出信号に応じて油圧緩衝器20(20〜2010)に設けられた複数の電磁弁96(96〜9610)を開閉制御して減衰力を調整する制御回路50と、制御回路50から出力された制御信号により選択された電磁弁96に駆動電流を供給する電源回路60とを有する。
振動センサ40は、免振構造(図示せず)に支持された建物上部の加速度を検出する第1の加速度センサ42と、免振層の上部の加速度を検出する第2の加速度センサ44と、免振層の下部の加速度を検出する第3の加速度センサ46と、を有する。
制御回路50は、上記第1〜第3の加速度センサ42,44,46から出力された加速度に応じた検出信号の値から構造物の振動状態を分析し、そのときの振動状態に合った減衰力が発生されるように油圧緩衝器20(20〜2010)に対する制御信号を生成して油圧緩衝器20(20〜2010)の減衰係数を調整する制御プログラムを実行するように制御プログラムがメモリに格納されている。さらに、制御回路50のメモリには、後述するように減衰力調整部の電磁弁に供給される信号の電流を検出するセンサにより検出された電流検出値が異常値か否かを判定する制御プログラムが格納されている。
図2に示されるように、電源回路60は、制御回路50から出力された制御信号により励磁されてオン状態に切り替わるリレー62(62〜6210)と、リレー62(62〜6210)から供給される駆動電流を測定して電流の変化を検出する交流電流センサ64(64〜6410)とを有する。リレー62(62〜6210)は、例えば、半導体を用いた無接点なソリッドステートリレー(SSR)などからなる。
交流電流センサ64(64〜6410)は、駆動電流の電流測定値を検出する検出手段であり、その検出信号を上記制御回路50に出力する。そのため、交流電流センサ64(64〜6410)は、制御回路50と共に油圧緩衝器監視システムを構成している。
ここで、上記油圧緩衝器20の一例について図3乃至図5を参照して説明する。図3は油圧緩衝器20の縦断面図である。図4は図3中A−A線に沿う縦断面図である。図5は図3中B−B線に沿う縦断面図である。
図3に示されるように、油圧緩衝器20は、建物70と基礎72との間に取り付けられており、地震による振動が基礎72から建物70に伝播しないように減衰動作を行って振動を減衰させる減衰力を発生させる。
油圧緩衝器20は、内部の圧力室80に作動油が充填されたシリンダ82と、シリンダ82の他端から圧力室80に挿入されたピストン84と、一端がピストン84に結合されたピストンロッド86と、ピストン84を貫通する液通路88に設けられ右室80bから左室80aへの作動油の流れのみを許容する逆止弁(弁機構)90と、作動油が充填された補助タンク92と、補助タンク92と圧力室80との間を連通する連通経路94と、連通経路94に配設された複数の電磁弁96(96〜9610)の開弁または閉弁により減衰力を調整する減衰力調整部98とを有する。
ピストンロッド86のXa方向の端部は、回動可能な継ぎ手110を介して建物70に連結されている。また、外シリンダ95のXb方向の端部は、回動可能な継ぎ手112を介して基礎72に連結されている。そのため、油圧緩衝器20は、基礎72に地震による振動が伝播されると、シリンダ82とピストン84との間で伸縮動作が行われて振動を減衰させる減衰力を発生させ、建物70に伝播される振動エネルギを減少させる。
電磁弁96は、交流電流で駆動する交流ソレノイドを有する電磁弁であり、電源回路60から供給される交流の駆動電流がオンになると開弁し、駆動電流がオフになると閉弁する構成である。従って、交流電流センサ64(64〜6410)は、電磁弁96に供給される交流電流を測定しており、制御回路50は、電磁弁96に供給される電流測定値に基づいて電磁弁96の作動状態が正常か異常かを判定する。
補助タンク92の内部は、リザーバ室92aになっており、作動油が貯留される油層と空気層が形成されている。また、連通経路94は、シリンダ82と外シリンダ95との間に形成された筒状空間からなり、シリンダ82の外周に形成されている。
圧力室80は、ピストン84により左室80aと右室80bとに画成されている。右室80bは、吸込弁100を介して連通経路94に連通されており、ピストン84がXa方向に移動する過程で吸込弁100が開弁することにより、シリンダ82から押し出されたピストンロッド86の体積分の作動油が補助タンク92から連通経路94を介して右室80bに供給される。また、ピストン84がXb方向に移動する過程では、吸込弁100が閉弁し、逆止弁90が開弁することにより、右室80bの作動油がXb方向に押し込まれたピストンロッド86の体積分液通路88を通過して左室80aへ流入する。
圧力室80の左方には、左室80aに連通された通路101を開閉する第1の調圧弁102と、左室80aに連通された通路103を開閉する複数(本実施例では、4個)の電磁弁96、複数(本実施例では、2個)の第2の調圧弁104と、連通経路94に連通された複数(本実施例では、5個)のリリーフ弁106とが配設されている。減衰力調整部98は、この第1の調圧弁102と、第2の調圧弁104と、リリーフ弁106とにより構成される。
第1の調圧弁102及び第2の調圧弁104及びリリーフ弁106は、例えば、弁体をコイルバネにより付勢する構成であり、コイルバネのバネ定数を任意の値に選択することにより、開弁圧力を任意の値に設定することができる。リリーフ弁106は、第1の調圧弁102よりも開弁圧力が高くなるようにバネ定数が設定されており、ピストン速度が所定以上に高くなったときに開弁するように設定されている。
また、電磁弁96と第2の調圧弁104は、通路103に直列に配置されており、電磁弁96が開弁したときに第2の調圧弁104に作動油の圧力が作用するように構成されている。
ピストン84がXa方向に移動する動作過程では、逆止弁90が閉弁しており、シリンダ82から押し出されたピストンロッド86の体積分の作動油が左室80aから第1の調圧弁102及び連通経路94を介して補助タンク92へ吐出される。この場合、作動油が調圧弁102を通過する過程で抵抗が付与されて減衰力が発生する。さらに、ピストン84の速度が加速された場合には、複数のリリーフ弁106が開弁して左室80aから吐出された作動油を連通経路94へ逃がす。
また、制御回路50からの指示により電磁弁96に駆動電流が供給されて電磁弁96が開弁しているときは、第2の調圧弁104及び連通経路94を介して補助タンク92へ吐出される。本実施例では、電磁弁96は4個、第1の調圧弁102は1個、第2の調圧弁104は2個、リリーフ弁106は5個配設されているが、この弁個数はこれに限らないのは言うまでもない。
ここで、上記のように構成された油圧緩衝器20における減衰力調整部98のピストン動作に伴う減衰特性について説明する。
図6はピストン速度に対する減衰係数の変化を示すグラフである。図6中、グラフIは、ピストン速度が比較的小さい段階で減衰力が発生するように減衰係数を変化させた場合を示しており、グラフIIはピストン速度が比較的大きい段階で減衰力が発生するように減衰係数を変化させた場合を示している。すなわち、油圧緩衝器20では、基礎72から入力された振動の加速度が比較的小さく、振幅が大きい場合には、グラフIで示すような減衰特性を有し、基礎72から入力された振動の加速度及び振幅が大きい場合には、グラフIIで示すような減衰特性を有する。
本実施例では、上記グラフI,IIの勾配の差違から減衰係数がC1H,C2H,C1L,C2Lの4種類が設定されている。そして、制御回路50は、後述するように加速度センサ42,44,46から出力された検出信号に基づいて建物70の振動を抑制するための減衰力を求め、そして、図6に示すグラフI,IIに示すと減衰力に対応する減衰係数が得られるように減衰力調整部98の電磁弁96を開弁または閉弁させる。すなわち、減衰力調整部98において、電磁弁96を閉弁させた状態では、第1の調圧弁102が開弁し、電磁弁96を開弁させた状態では、第1の調圧弁102及び第2の調圧弁104が開弁して減衰係数を切り替える。
ここで、減衰係数C1H,C2H,C1L,C2Lを発生する減衰力調整部98の動作について図7乃至図10を参照して説明する。
図7は減衰係数がC1Hとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。図8は減衰係数がC2Hとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。図9は減衰係数がC1Lとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。図10は減衰係数がC2L となるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。
図7に示されるように、減衰係数C1Hの状態では、第1の調圧弁102が開弁しており、左室80aからリザーバ室92aへ流出される作動油が第1の調圧弁102の開弁によって絞られることになり、図6に示されるC1H領域の減衰力が発生される。
図8に示されるように、減衰係数C2Hの状態では、第1の調圧弁102及び複数のリリーフ弁106が開弁しており、左室80aからリザーバ室92aへ流出される作動油が第1の調圧弁102及び複数のリリーフ弁106の開弁によって絞られることになり、図6に示されるC2H領域の減衰力が発生される。
図9に示されるように、減衰係数C1Lの状態では、第1の調圧弁102及び電磁弁96、第2の調圧弁104が開弁しており、左室80aからリザーバ室92aへ流出される作動油が第1の調圧弁102及び第2の調圧弁104の開弁によって絞られることになり、図6に示されるC1L領域の減衰力が発生される。
図10に示されるように、減衰係数C2Hの状態では、第1の調圧弁102及び複数のリリーフ弁106及び電磁弁96が開弁しており、左室80aからリザーバ室92aへ流出される作動油が第1の調圧弁102及び複数のリリーフ弁106及び第2の調圧弁104の開弁によって絞られることになり、図6に示されるC2L領域の減衰力が発生される。
図11は駆動電流の波形の一例を示す波形図である。図11中、グラフIaは電磁弁96に供給される交流電流の波形を示し、グラフIbは交流電流を平均化した駆動電流の実効値を示す。
図11に示されるように、交流電流センサ64により測定された電磁弁96の駆動電流Iaは、制御回路50において、波形整形及び平均化される。制御回路50は、平均化した波形に基づいて電磁弁の異常の有無を判定する。本実施例の平均化処理では、任意の周期の1サイクルに亘る二乗平均平方根の実効値(RMS:Root mean square value)Ibを求める。
図12は制御回路50が電磁弁96を開弁させて減衰係数を切り替えたときの駆動電流の波形を示す図である。
図12に示されるように、制御回路50が減衰係数指令をCH(C1HまたはC2H)からCL(C1LまたはC2L)に切り替えたときは、瞬間的に大きな起動電流aが流れ、電磁弁96が開弁動作し、その後安定し、規定保持電流bが流れ続ける。例えば、電磁弁96で異物の挟み込みなどにより動作が途中で止まった場合は、起動電流と保持電流との間の電流値が流れ続ける。そして、制御回路50では、減数係数指令をCH(C1HまたはC2H)からCL(C1LまたはC2L)に切り替えたときから保持電流bになるまでの時間をdTとし、微小電流をI0とし、dTとI0をしきい値として異常判定処理を行う。
図13は制御回路50が電磁弁96を閉弁させて減衰係数を切り替えたときの駆動電流の波形を示す図である。
図13に示されるように、制御回路50が減衰係数指令をCL(C1LまたはC2L)からCH(C1HまたはC2H)に切り替えたときは、電流が0Aに低下することになる。そして、制御回路50では、減衰係数指令をCL(C1LまたはC2L)からCH(C1HまたはC2H)に切り替えたときから保持電流bから微小電流をI0になるまでの時間をdTとし、微小電流をI0とし、dTとI0をしきい値として異常判定処理を行う。
尚、上記dTとI0のしきい値を小さくした場合、誤検出となる可能性が高くなり、dTとI0のしきい値を大きくした場合、電磁弁96の異常を検出できないおそれが生じる。そのため、本実施例では、dTを切り替えたときから規定保持電流になるまでの時間の2倍程度に設定し、I0を規定保持電流の1/5程度に設定する。
ここで、制御回路50が実行する制御処理について図14乃至図16を参照して説明する。
図14に示されるように、制御回路50は、S11において、制御中か否かを確認する。S11で制御中でないときは、S12に進み、定期点検時刻かどうかをチェックする。
S12で定期点検時刻になると、S13に進み、指定された電磁弁96に開指令を出力する。これにより、当該電磁弁96は開弁動作を行う。次のS14では、電磁弁開異常判定処理を実行する。
S15では、電磁弁開異常判定処理の判定結果が正常かどうかをチェックする。S15において、電磁弁開異常判定処理の判定結果が正常である場合は、S16に進み、電磁弁96に閉指令を出力する。これにより、当該電磁弁96は閉弁動作を行う。次のS17では、電磁弁閉異常判定処理を実行する。
S18では、電磁弁閉異常判定処理の判定結果が正常かどうかをチェックする。S18において、電磁弁開異常判定処理の判定結果が正常である場合は、S19に進み、次に異常判定を行う電磁弁96を指定する。そして、上記S11に戻る。
また、上記S15及びS17で判定結果が異常である場合には、S20に進み、当該電磁弁96の異常内容を記憶する。これにより、多数配置された電磁弁96〜96のうちどの電磁弁96でどのような異常(開弁不良あるいは閉弁不良か)が容易に分かる。
上記S11において、制御中であるときは、S21に進み、減衰係数指令値がCHからCLに切り替わったかどうかをチェックする。S21において、減衰係数指令値がCHからCLに切り替わった場合には、S22に進み、上記S14と同様に電磁弁開異常判定処理を実行する。
また、上記S21において、減衰係数指令値がCHからCLに切り替わっていない場合には、S23に進み、減衰係数指令値がCLからCHに切り替わったかどうかをチェックする。S23において、減衰係数指令値がCLからCHに切り替わった場合には、S24に進み、上記S17と同様に電磁弁閉異常判定処理を実行する。
そして、S25に進み、S22またはS24において、電磁弁閉異常判定処理の判定結果が正常かどうかをチェックする。S25において、電磁弁開異常判定処理の判定結果が正常である場合は、S26に進み、次に異常判定を行う電磁弁96を指定する。そして、上記S11に戻る。
しかし、S255において、電磁弁開異常判定処理の判定結果が異常である場合は、S20に進み、当該電磁弁96の異常内容を記憶する。これにより、多数配置された電磁弁96〜96のうちどの電磁弁96でどのような異常(開弁不良あるいは閉弁不良か)が容易に分かる。よって、制御回路50は、どの電磁弁96で異常があるか否かを監視することが可能になる。そのため、メンテナンス作業の手間を大幅に緩和することが可能になると共に、電磁弁96の異常発生を判定した場合には、直ちに異常のある電磁弁96を修理することが可能になる。
ここで、上記S14及びS22で実行された電磁弁開異常判定処理について説明する。図15に示されるように、制御回路50は、電磁弁開異常判定処理が開始されると、S31において、交流電流センサ64により電磁弁96に供給される駆動電流を計測する。次のS32では、dT時間(しきい値)以内に電磁弁96の駆動電流がIアンペア以上となるかどうかをチェックする。S32において、dT時間以内に電磁弁96の駆動電流がIアンペア以上となったときは、S33に進み、判定結果を正常とする。また、S32において、dT時間以内に電磁弁96の駆動電流がIアンペア以上とならなかったときは、S34に進み、判定結果を異常とする。
このように、電磁弁開異常判定処理では、図12に示すように、減数係数指令をCH(C1HまたはC2H)からCL(C1LまたはC2L)に切り替えたときから保持電流bになるまでの時間をdTとし、微小電流をI0とし、dTとI0をしきい値として異常判定処理を行うため、電磁弁96の開弁動作不良の有無を正確に判定することができる。
ここで、上記S17及びS24で実行された電磁弁閉異常判定処理について説明する。図16に示されるように、制御回路50は、電磁弁閉異常判定処理が開始されると、S41において、交流電流センサ64により電磁弁96に供給される駆動電流を計測する。次のS42では、dT時間(しきい値)以内に電磁弁96の駆動電流がIアンペア未満となるかどうかをチェックする。S42において、dT時間以内に電磁弁96の駆動電流がIアンペア未満となったときは、S43に進み、判定結果を正常とする。また、S42において、dT時間以内に電流がIアンペア未満とならなかったときは、S44に進み、判定結果を異常とする。
このように、電磁弁閉異常判定処理では、図13に示すように、減数係数指令をCL(C1LまたはC2L)からCH(C1HまたはC2H)に切り替えたときから保持電流bから微小電流をI0になるまでの時間をdTとし、微小電流をI0とし、dTとI0をしきい値として異常判定処理を行うため、電磁弁96の閉弁動作不良の有無を正確に判定することができる。よって、制御回路50は、多数の電磁弁96を作動させてどの電磁弁96で異常があるか否かを監視することが可能になる。そのため、メンテナンス作業の手間を大幅に緩和することが可能になると共に、電磁弁96の異常発生を判定した場合には、直ちに異常のある電磁弁96を修理することが可能になる。
次に変形例について説明する。尚、電磁弁96は油圧緩衝器20に4個設けられているが、電磁弁96の設置数は油圧緩衝器20が作動したときに第2の調圧弁104を流れる作動油の流量によって決まる。そして、電磁弁96の設置数によって駆動電流も変化しており、その一例を図17及び図18に示す。
図17は電磁弁96を開弁させる際の駆動電流の変化を示すグラフである。図17に示されるように、グラフa1〜a4は、電磁弁96に駆動電流を供給するケーブルが断線したことを想定した開弁動作時の駆動電流の波形を示す。
グラフa1〜a4から分かるように、駆動電流は、電磁弁96の数量に比例して大きくなり、例えば、4個の電磁弁96のうち1箇所で断線が発生した場合には、駆動電流はグラフa3,b3に示すような波形になる。また、4個の電磁弁96のうち2箇所で断線が発生した場合には、駆動電流はグラフa2,b2に示すような波形になる。
図18は電磁弁96を閉弁させる際の駆動電流の変化を示すグラフである。図18に示されるように、グラフb1〜b4は、電磁弁96に駆動電流を供給するケーブルが断線したことを想定した閉弁動作時の駆動電流の波形を示す。
グラフb1〜b4から分かるように、駆動電流は、電磁弁96の数量に比例して大きくなり、例えば、4個の電磁弁96のうち1箇所で断線が発生した場合には、駆動電流はグラフb3に示すような波形になる。また、4個の電磁弁96のうち2箇所で断線が発生した場合には、駆動電流はグラフb2に示すような波形になる。
そのため、4個の電磁弁96を有する場合の保持電流bに所定の幅(上限、下限)を持たせた電流値I1±dIをしきい値に設定する。この場合、電流値I1+dIが上限値、電流値I1−dIが下限値となる。また、加減値dIを小さい値に設定すると、誤検出の可能性が高かまり、加減値dIを大きい値に設定すると、異常を検出できないおそれがある。そのため、本変形例では、加減値dIを電磁弁96を1個用いたときの保持電流の1/2程度に設定する。
本変形例の異常判定処理では、電流値I1±dIをしきい値として図19に示す処理を実行する。尚、図19に示す異常判定処理は、前述した図15に示す異常判定処理と同様に図14のS14,S22のサブルーチンである。
図19において、制御回路50は、異常判定処理が開始されると、S51において、交流電流センサ64により電磁弁96に供給される駆動電流を計測する。次のS52では、dT時間(しきい値)以内に電磁弁96の駆動電流がI1±dIアンペアとなるかどうかをチェックする。S52において、dT時間以内に電流がI1±dIアンペアに入るときは、S53に進み、判定結果を正常とする。また、S52において、dT時間以内に電流がI1±dIアンペアに入らないときは、S54に進み、判定結果を異常とする。
このように、本変形例の異常判定処理では、しきい値に上限、下限を設定して幅を持たせることにより電流を供給するケーブルの断線の有無を正確に判定することができる。よって、制御回路50は、多数の電磁弁96を作動させてどの電磁弁96で異常があるか否かを監視することが可能になる。そのため、メンテナンス作業の手間を大幅に緩和することが可能になると共に、電磁弁96の異常発生を判定した場合には、直ちに異常のある電磁弁96を修理することが可能になる。
本発明になる油圧緩衝器監視システムの一実施例が適用された免振システムの構成を示すブロック図である。 制御回路及び電源回路の構成を示すブロックである。 油圧緩衝器20の縦断面図である。 図3中A−A線に沿う縦断面図である。 は図3中B−B線に沿う縦断面図である。 ピストン速度に対する減衰係数の変化を示すグラフである。 減衰係数がC1Hとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。 減衰係数がC2Hとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。 減衰係数がC1Lとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。 減衰係数がC2Lとなるように減衰力調整部98の各弁が動作した状態を示す系統図である。 駆動電流の波形の一例を示す波形図である。 制御回路50が電磁弁96を開弁させて減衰係数を切り替えたときの駆動電流の波形を示す図である。 制御回路50が電磁弁96を閉弁させて減衰係数を切り替えたときの駆動電流の波形を示す図である。 制御回路50が実行するメイン制御処理のフローチャートである。 電磁弁開異常判定処理を説明するためのフローチャートである。 電磁弁閉異常判定処理を説明するためのフローチャートである。 電磁弁96を開弁させる際の駆動電流の変化を示すグラフである。 電磁弁96を閉弁させる際の駆動電流の変化を示すグラフである。 変形例の異常判定処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 油圧緩衝器監視システム
20(20〜2010)、30(30〜3010) 油圧緩衝器
40 振動センサ
42 第1の加速度センサ
44 第2の加速度センサ
46 第3の加速度センサ
50 制御回路
60 電源回路
62(62〜6210) リレー
64(64〜6410) 交流電流センサ
80 圧力室
82 シリンダ
84 ピストン
86 ピストンロッド
88 液通路
90 逆止弁(弁機構)
92 補助タンク
94 連通経路
96(96〜9610) 電磁弁
98 減衰力調整部
100 吸込弁
102 第1の調圧弁
104 第2の調圧弁
106 リリーフ弁

Claims (7)

  1. 一端が固定側または可動側の何れか一方に連結され、内部の圧力室に作動油が充填されたシリンダと、
    該シリンダの他端から前記圧力室に挿入されたピストンと、
    一端が該ピストンに結合され、他端が前記固定側または可動側の何れか他方に連結されたピストンロッドと、
    該ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、
    作動油が充填された補助タンクと、
    該補助タンクと前記圧力室との間を連通する連通経路と、
    該連通経路に配設された複数の電磁弁の開弁または閉弁により減衰力を調整する減衰力調整部と、
    前記減衰力調整部の電磁弁に供給される信号の電流を検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された電流検出値が異常値か否かを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする油圧緩衝器監視システム。
  2. 前記判定手段は、
    前記電磁弁に供給される信号の電流変化に応じて当該電磁弁の開弁状態のしきい値を設定するしきい値設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器監視システム。
  3. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定されたしきい値より小さい場合に異常発生と判定することを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器監視システム。
  4. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定されたしきい値より大きい場合に異常発生と判定することを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器監視システム。
  5. 前記判定手段は、
    前記電磁弁に供給される信号の電流変化に応じて当該電磁弁の開弁状態の上限値及び下限値を設定するしきい値設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器監視システム。
  6. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された電流検出値が前記しきい値設定手段により設定された上限値及び下限値から外れた場合に異常発生と判定することを特徴とする請求項5記載の油圧緩衝器監視システム。
  7. 前記判定手段により電流検出値が異常値であると判定された場合に当該電磁弁に異常があることを記憶すると共に、異常要因を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6記載の油圧緩衝器監視システム。
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