JP2006283413A - 便器タンク装置 - Google Patents

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Shingo Seki
伸悟 関
Tomohito Onishi
智史 大西
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Abstract

【課題】 快適性・デザイン性を損なうことなく、ロータンク内のメンテナンスの手間を低減出来る便器タンク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、便器洗浄水を貯めるロータンクと、前記ロータンクを収納するケーシングと、前記ケーシング上端部に配置されるケースふたと、前記ロータンクの外周縁に装着された防露ふたとで構成される便器タンク装置において、前記防露ふたの一部に開口部を設け、前記開口部に開閉可能なふた部材を被せたことを特徴とする。また、前記開口部に被せた前記ふた部材を前記防露ふたと別体で構成し、前記ふた部材の端部近傍を前記ケーシングの一部で保持してもよい
【選択図】 図4

Description

本発明は、便器に洗浄水を供給するための便器タンク装置に関する。
昨今、トイレ空間の快適性向上のため、狭い空間でも着脱衣や手洗いなど行いやすくするため、便器装置のコンパクト化が望まれており、そのような要望に応じるためロータンクの容積をケーシング内で有効に確保する必要が生じている。
また、ケースふたを樹脂などの軽量な材料で構成し、便器タンク装置内部に電装部品を備える場合、ケースふたが容易に外れずかつ製品内部への水の浸入を防ぐための形状を、ケーシング上面に設ける必要がある。
これらの諸事情により、ケーシング上面開口部は、ロータンク外周縁よりも当然ながら小さくなる。
また、冬場の寒い時期に井戸水など暖かい水がロータンクに貯水された場合などロータンク近傍のケーシングおよびふたに結露が生じることがあり、この結露発生を防止するため、ロータンクの上端に防露ふたを装着しロータンク内の湿気の流出を抑えるようにしている。
特開平11−324058号公報
従来のケーシング上面開口部がロータンク外周縁よりも小さい便器タンクにおいて、便器洗浄水を貯めておくロータンク内部部品のメンテナンスを行なう場合、ケースふたを外すだけではロータンク外周縁に装着されている防露ふたを取り外すことが出来ず、ねじなどで固定されたケーシング本体を外す必要がありその分解・組立に要する手間が大きくなる。
更に本体外観を形成するケーシングは、1ピースで構成した場合成型する金型が非常に大きく量産性が悪化し、かつ金型の抜き勾配によるデザイン的な制約が生じるため、ケーシングを前後の2ピースに分割して、強度確保のために、その2ピースを結合する部品(内ふた)を前後ケーシングの上面に設けることがある。
このような場合、ロータンク内部部品のメンテナンスを行う際には、ケーシング前・後に加え内ふたも外す必要があり更に手間が大きくなってしまう。
本発明は、快適性・デザイン性を損なうことなく、ロータンク内のメンテナンスの手間を低減出来る便器タンク装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、便器洗浄水を貯めるロータンクと、前記ロータンクを収納するケーシングと、前記ケーシング上端部に配置されるケースふたと、前記ロータンクの外周縁に装着された防露ふたとで構成される便器タンク装置において、前記防露ふたの一部に開口部を設け、前記開口部に開閉可能なふた部材を被せたことを特徴とする。
また、前記開口部に被せた前記ふた部材を前記防露ふたと別体で構成し、前記ふた部材の端部近傍を前記ケーシングの一部で保持してもよい。
さらに、前記ケーシングを、前ケーシングと、後ケーシングと、前記前ケーシング及び後ケーシングを上端で結合する内ふたとで構成してもよい。
また、前記ふた部材の端部近傍に凹部を形成し、前記防露ふたに凸部を形成し、前記凹部と前記凸部を嵌合させるとともに、前記ふた部材の凹部上面から前記ケーシングの一部もしくは内ふたで保持させてもよい。
本便器タンク装置においては、防露ふたに開閉可能なふた部を有するので、ロータンク内部部品のメンテナンスが必要な際、ケースふたのみ外せば防露ふたのふた部を開閉出来、メンテナンスの手間を大きく低減することが出来る。また、開口部のふた部を開閉式とすることによりメンテナンスを行なった際に、ふた部を紛失し防露効果を失うこともない。
本発明の一形態について図面を用いて説明する。
図1は便器タンク装置を含む便器装置の外観斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3はケーシングの部品構成例、図4は、防露ふた・塞ぎふた・内ふたを分解した状態の斜視図、図5は図2におけるB部の詳細図、図6は図5におけるC部の詳細図である。
図2、3の通り、ケーシング22内にロータンク20が配置され、このロータンク20に防露ふた10が装着されている。
図3に示すように、ケーシング22の構成は前ケーシング23と後ケーシング24に分割されており、数箇所の固定部60にて便器装置の底板へねじ固定されている。またこの前ケーシング23と後ケーシング24は上面で内ふた31と係合し数箇所の固定部61にて各々ねじ固定されている。
ケースカバー22上面には、樹脂製のケースふた25が載設され、ケースカバー22の上面にはケースふた25と勘合する凸部65が設けられている。この凸部65により外部から内部への水の侵入を防ぐことが出来る。
ロータンク20内には、所定水位となるように水を供給するためのボールタップ55が取り付けられている。ボールタップ55はフロート51により上下方向に回動するレバー56を備え、レバー56が下方に傾くとボールタップ55が開栓状態となり、ロータンク20内に水を供給する。また、排水弁52は便器洗浄レバー54と玉鎖53にて連結されており、便器洗浄レバー54が引き上げられることにより、排水弁52が開弁しロータンク内の水を便器へ放流する。
防露ふた10は、図4〜6に示すとおり、中央付近にロータンク内に手が入れられ前記排水弁52などのロータンク内部部品を出し入れ可能な開口部70を備え、その開口部70をふさぐ形で塞ぎふた11が載設されている。塞ぎふた11の端部近傍に2つの凹部81、防露ふたに2つの凸部80を備え、この凹部と凸部をそれぞれ嵌合させ、その凹部81の上面を内ふた31に近接させて上から保持させることが出来る。
この塞ぎふた11は1mm以下の薄肉厚の樹脂真空成型品で剛性が低く変形可能であり、逆U字形状82をヒンジとし開閉可能とされている。
塞ぎふた11の凹部81上面と内ふた31のクリアランスbは、凹凸のかかり寸法aよりも小さく設定しており、塞ぎふた11を開閉した際も、塞ぎふた11の凹部81と防露ふた10の凸部80の嵌合が外れることがない。
また、防露ふた10の開口部70の周縁は縦壁71を有し、塞ぎふた11が載った際、縦壁71を覆う形で塞ぎふた11の縁に縦壁72が構成され、塞ぎふた11を閉めた際もロータンク内に落ち込むことがない構成である。
図7はケーシングが1部品で構成した具体例である。
すなわち、塞ぎふた11を保持する内ふた31を、ケーシング22と一体化させた点が、前述の実施形態と異なる。
図8はケーシングが1部品で構成され防露ふたの扉を一体で構成した具体例である。
防露ふた開口部の3面はトムソン刃にてカットし、残る1面を折り目91とし、この折り目91をヒンジとして扉を開閉出来る。また、扉のロータンク内への落ち込み防止として、扉の端部に前記カット部をまたぐ突起形状92を熱溶着もしくは接着などにて固定する。
便器タンク装置を含む便器装置全体の斜視図 図1におけるA−A断面図 ケーシングの部品構成例 防露ふた・塞ぎふた・内ふたの斜視図 図2におけるB部の拡大図 図5におけるC部の拡大図 他実施例を示す図 他実施例を示す図
符号の説明
10・・・防露ふた
11・・・塞ぎふた(ふた部材)
20・・・ロータンク
22・・・ケーシング
23・・・前ケーシング
24・・・後ケーシング後
25・・・ケースふた
31・・・内ふた
51・・・フロート
52・・・排水弁
53・・・玉鎖
54・・・便器洗浄レバー
55・・・ボールタップ
56・・・レバー
60・・・ケーシングねじ固定部
61・・・内ふたねじ固定部
65・・・ケーシング凸形状
70・・・開口部
71・・・開口部周縁縦壁
70・・・周縁縦壁
80・・・凸部
81・・・凹部
82・・・ヒンジ部

Claims (4)

  1. 便器洗浄水を貯めるロータンクと、前記ロータンクを収納するケーシングと、前記ケーシング上端部に配置されるケースふたと、前記ロータンクの外周縁に装着された防露ふたとで構成される便器タンク装置において、前記防露ふたの一部に開口部を設け、前記開口部に開閉可能なふた部材を被せたことを特徴とする便器タンク装置。
  2. 前記開口部に被せた前記ふた部材を前記防露ふたと別体で構成し、前記ふた部材の端部近傍を前記ケーシングの一部で保持したことを特徴とする請求項1記載の便器タンク装置。
  3. 前記ケーシングを、前ケーシングと、後ケーシングと、前記前ケーシング及び後ケーシングを上端で結合する内ふたとで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の便器タンク装置。
  4. 前記ふた部材の端部近傍に凹部を形成し、前記防露ふたに凸部を形成し、前記凹部と前記凸部を嵌合させるとともに、前記ふた部材の凹部上面から前記ケーシングの一部もしくは内ふたで保持したことを特徴とする請求項2または3記載の便器タンク装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019203256A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 株式会社Lixil 便器システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019203256A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 株式会社Lixil 便器システム
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