JP2006282175A - 易開封カートン - Google Patents

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Masanori Hirata
正則 平田
Keitaku Sasaki
敬卓 佐々木
Ichiro Matsuno
一郎 松野
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Abstract

【課題】部材が少なくて済み、かつ開封が容易であり、しかも開封後に開封状況の確認が出来、不正目的による開封を防止できるカートンを提供すること。
【解決手段】胴部円筒形12の周面に切り口32を列設した易開封用ジッパー30又はミシン目を設ける。胴部円筒形12の下端部にカールを介して、底面用面子18を嵌合して、内容物を充填する。天面用面子20を挿入して、胴部円筒形12の上端部をカールさせて、天面用面子20を嵌合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乳製品特にチーズのカートンに関するもので、主として6ピース等に分割した円形等のチーズのカートンに関する。
従来、チーズのカートン、特に円形平板状のチーズを六分割したチーズ個装の容器は以下に記載する二種類があった。
(1)、身容器に内径大の蓋容器を被せて蓋容器の外面から身容器の底面にかけてテープで封鍼する方法
図7に示したように、6Pチーズ(円形平板状チーズを6分割したもの)個装を挿入する身容器50の外側にそれよりも大きめの蓋容器52で被せて(図7B参照)からテープで封鍼して、密封形態のカートンとしたものである。身容器50と蓋容器52の胴部54、58は、紙を筒状に加工した紙管を任意寸法に輪切り加工し、それぞれの片端をカール加工してカール部56、60とした、内側に紙製面子62、64を挿入し接着剤で固定させる。そして身容器50に6Pチーズ個装を挿入し、その後蓋容器52を被せて嵌合してから、封緘用テープ66(セロファン製、プラスチック製、紙製など)でカートンの底面角部に2ケ所以上を封緘する(図7A参照)。
(2)、同径の蓋容器と身容器を印籠式に被せて側面全周をテープで封緘する方法
図8に示したように、6Pチーズ個装を挿入した身容器70と蓋容器74を付き合わせ、両者の胴部全周の全面をテープ80で封鍼する。6Pチーズ個装を挿入する身容器70の内側に内容物の高さと同等以上の高さの中芯リング78を挿入して一体的に成形し、身容器70と胴径を同じにした蓋容器74を上方から被せて、身容器70と蓋容器74が付き合わせによる印籠式嵌め合い状態となる。なお身容器70の面子72は、カール73の内側に挿入されている。又蓋容器74の面子76はカール77の内側に挿入されている。
そして、印籠式嵌め合い状態の胴部全周の全面に紙製の封緘用テープ80を貼付して、封緘する。紙製の封鍼用テープ幅の中心部分には、開封用の糸82を装着して印寵式嵌め合い状態の胴部全周と全面に貼付し、使用時は開封用の糸82を引くと紙製の封絨用テープ80が破れて開封状態となる。
なお、カールは、例えば特許文献1の紙容器製造装置の図13の装置を使用して、形状加工する。
特開2004−249553
背景技術の前記(1)は封緘用テープ66は、簡単に剥がせるので、陳列中の商品に対して、不正に開封できる。そして開封した後に前の状態に戻すことが可能なので、不正な開封をしたことが分からない。
又背景技術の前記(2)は、封緘用テープ80の不正開封という点では(1)と同様の問題が存在し、又、(1)に比較して封緘方法が複雑であり、包装コストが高いという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、請求項1の発明は、胴部円筒形12の両端部にカールを設けてそれぞれ天面用面子20と底面用面子18を嵌合し、胴部円筒形12の周面に易開封用ジッパー30又はミシン目を設けて、易開封とし、開封後に開封状況が確認可能なことを特徴とした易開封カートンである。
また、請求項2の発明は、請求項1の製造物に関する製法を付加したものであり、胴部円筒形12の周面に易開封用ジッパー30又はミシン目を設け、胴部円筒形12の下端部にカールを介して、底面用面子18を嵌合して、内容物を充填し、天面用面子20を挿入して、胴部円筒形12の上端部をカールさせて、天面用面子20を嵌合した開封が容易でしかも開封後に開封状況の確認が出来、不正目的による開封を防止出来る易開封カートンである。
請求項1記載の発明によれば、胴部円筒形12の周面に切り口32を列設した易開封用ジッパー30を設けたので、先行公知例に比較して、部材が少なくて済み、かつ開封が容易であり、しかも開封後に開封状況が確認が出来るので、不正目的による開封を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、予め、カールにより底面用面子18を嵌合した胴部円筒形12に内容物を入れ、天面用面子20を挿入して、胴部円筒形12の上端部をカールさせるだけで、内容物の包装が出来、簡易で完全な包装が出来、しかも不正開封をした場合にも容易に開封状態が確認できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
先ず図1は、チーズなどの内容物を包装するためのカートン10であり、輪状の胴部円筒形12の下方をカール14させ、底面用面子18を挿入して接着剤で固定する。その中に6Pチーズを充填した後、天面用面子20を挿入してから、胴部円筒形12の上方をカール16すると完全に密封された容器形態となる。
なお、胴部円筒形12の中央部分の全周に易開封用ジッパー30を加工して、胴部円筒形12の全周の90%から100%まで易開封用ジッパーを除去して開けると中身が取り出すことが可能である(図3、4参照)。
図2は、図1とは異なる実施例であり、胴部円筒形12の更に内側に、易開封用ジッパーを加工していない輪状の内部円筒形22を挿入し、この内部円筒形22の高さを下方カール14部分から6Pチーズの高さまでとする。このように構成すれば、易開封用ジッパー30を開けた場合にも、挿入された内部円筒形22が6Pチーズの側面を保護する事が出来る(図2A)。
また開封した胴部円筒形12の天面用面子20を含む上部胴部円筒形12Uを、内部円筒形22の外側に被せた場合でも、上部胴部円筒形12Uを内部円筒形22から容易に脱着出来、再封が容易である(図2B)。
図1、図2のように、胴部円筒形12の下方をカール14して底面用面子18が挿入された形態に6Pチーズを充填し、その上に天面用面子20を挿入してから胴部円筒形12の上方をカール16するので簡単な密封形態となり、胴部円筒形12に易開封用ジッパー30を付けたので、開封した場合にも、開封されたことが容易に認識できる。
図3、図4は胴部円筒形12についての実施例であり、図3では、筒体を一定間隔に輪切りの円形にしたものである。予め輪状に加工された中空で横長の筒体40を輪切りに加工して(図3A)、胴部円筒形12を製作する。胴部円筒形12の周面には、易開封用ジッパー30が付加されており、横方向に切り口32が開封始端方向から列設されている(図3B)。開封始端は、切り口32の右半分34が開口している。この切り口に指を入れて、切り口32を右から左に引張り開封する。なお、開封始端は、切り口32に、舌片を添着したものでも良い。なお、易開封用ジッパー30の代わりに、ミシン目を使用しても良い。
図4では、胴部円筒形による6Pチーズ用カートンは、枚葉紙の両端を接着して円筒形に加工したものであり、横方向に切り口32が開封始端方向から列設されている点は、図3の輪切り筒体40と同じある(図4A)。開封始端は、切り口32の内部を突出した開封タブ36とした物であり、この部分を指でつまんで開封する(図4C)。図4Bは別の実施例であり、開封タブを折り返した折り返しタブ38としたものである。折り返しタブ38は、開封始端の端部を若干切り欠いた切り欠き凹部39を設けてある。これにより開封がより容易になる。
図5は、図2の変形実施例であり、胴部円筒形12(上部胴部円筒形12Uと下部胴部円筒形12D)には、易開封用ミシン目33を設ける。胴部円筒形12の更に内側に、易開封用ミシン目を加工していない輪状の内部円筒形22を挿入し、この内部円筒形22の高さを下方カール14部分から6Pチーズの高さまでとする。そして、胴部円筒形12の高さは、充填する内容物Aの高さより高くし、天面用面子20と内容物Aとの間には空間21を設ける。空間21の高さは、易開封用ミシン目の高さと同様とする。
このように構成すれば、易開封用ミシン目33を開けた場合にも、挿入された内部円筒形22が6Pチーズの側面を保護する事が出来る(図6)。
また開封した胴部円筒形12の天面用面子20を含む上部胴部円筒形12Uを、内部円筒形22の外側に被せた場合でも、上部胴部円筒形12Uを内部円筒形22から容易に脱着出来、再封が容易である(図6)。又、除去した易開封用ミシン目33の分、上部胴部円筒形12Uが下がり、内容物を空間21を設けることなく密閉できる。
なお、33aは、易開封用ミシン目33を上部胴部円筒形12Uと下部胴部円筒形12Dの間に設けた状態であり、33bは、33aを胴部円筒形12から除去した状態を示す。
本発明はその目的に反しない限り、以上の各実施例を結合して実施しても良い。
本発明の胴部円筒形12の上方及び下方をカールさせて、天面用面子及び底面用面子を嵌合した容器の断面図である。 図1の胴部円筒形12の内部に内部円筒形22を挿入した別の実施例の断面図である。 筒体を一定間隔に輪切りの円形した胴部円筒形12の一実施例であり、Aは、その状態の説明図、Bは胴部円筒形12の斜視図である。 枚葉紙の両端を接着して円筒形に加工した胴部円筒形12の他の実施例であり、Aはその斜視図、Bは折り返しタブ38の実施例であり、Cは開封タブ36の実施例を示す。 図2の胴部円筒形12の内部に内部円筒形22を挿入した別の実施例の断面図であり、天面用面子20と内容物Aとの間に空間21を設けたものを示す。 図5の易開封用ミシン目33を除去した状態を示す断面図である。 蓋容器の外面から身容器の底面にかけてテープで封鍼した従来例であり、Aはその断面図、Bは説明図である。 同径の蓋容器と身容器を印籠式に被せて側面全周をテープで封絨した従来例であり、Aはその断面図、Bは説明図である。
符号の説明
10 カートン
12 胴部円筒形
14、16 カール
18 底面用面子
20 天面用面子
22 内部円筒形
30 易開封用ジッパー
32 切り口

Claims (2)

  1. 胴部円筒形の両端部にカールを設けてそれぞれ天面用面子と底面用面子を嵌合し、胴部円筒形の周面に易開封用ジッパー又はミシン目を設けて、易開封とし、開封後に開封状況が確認可能なことを特徴とした易開封カートン。
  2. 胴部円筒形の周面に易開封用ジッパー又はミシン目を設け、胴部円筒形の下端部にカールを介して、底面用面子を嵌合して、内容物を充填し、天面用面子を挿入して、胴部円筒形の上端部をカールさせて、天面用面子を嵌合した、開封が容易でしかも開封後に開封状況の確認が出来、不正目的による開封を防止出来る易開封カートン。
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