JP2006282167A - オンデマンド電気油圧かじ取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オンデマンド電気油圧かじ取り装置を提供する。
【解決手段】作業機械用の油圧かじ取り装置は、第1及び第2チャンバを有する第1かじ取りアクチュエータを含むことができる。さらに、このかじ取り装置は、第3及び第4チャンバを有する第2かじ取りアクチュエータを含むことができる。多位置方向制御弁は、少なくとも1つの低出力位置と少なくとも1つの高出力位置とを有することができる。低出力位置は、低出力旋回の間、第1チャンバにのみ流体を導いて第1かじ取りアクチュエータを伸張させるように構成することができる。高出力位置は、高出力旋回の間、第1チャンバ及び第4チャンバに流体を導いて第2かじ取りアクチュエータを収縮させるように構成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は全般的には電気油圧かじ取り装置に関し、さらに詳しくは、作業機械のオンデマンド電気油圧かじ取り装置に関する。
土工作業機械及び建設作業機械は、ほとんどの場合、かじ取りの機能と操作とを制御する油圧かじ取り装置を使用する。このかじ取り装置は、多くの場合、前輪又は後輪のかじ取り角を変えるように配置される油圧アクチュエータに圧力流体を供給して作業機械のかじ取りを行う。
従来の作業機械においては、かじ取り装置は、車輪のかじ取り角を制御する2つのかじ取りアクチュエータを含んでいる。かじ取り操作中は、装置は、通例1つのアクチュエータを伸張させ、もう一方を収縮させる。アクチュエータの伸張及び収縮は、多くの場合、1つのアクチュエータの頭端部及びもう1つのアクチュエータのロッド端部に圧力流体を導入することによって行うことができる。従って、両アクチュエータが、車輪のかじ取り角を変えるかじ取り力を供給し、作業機械のかじ取りを行う。
従来型のかじ取り制御を提供する周知の装置の1つの例が(特許文献1)に開示されている。この装置は、ポンプと1対のかじ取りシリンダとの間に配置される3位置方向制御弁を含んでいる。弁及び流体ラインは、右旋回か左旋回のいずれかを実行するために、両方のかじ取りシリンダに流体を供給するように配置される。その結果、旋回中は、流体が、1つのかじ取りシリンダの頭端部及びもう1つのかじ取りシリンダのロッド端部に供給される。
(特許文献1)に開示される装置は効率的にかじ取り制御を行うことができるが、この装置にはいくつかの非効率な点も含まれる場合がある。この効率性は、従来の作業機械が、油圧かじ取り制御の他に、油圧動力を必要とする多くの付加的な装置と器具とを有していることから生じ得るものである。例えば、ホイールローダのような作業機械は、油圧駆動アクチュエータによって動かすことができるローディングバケットを含む場合があるが、従来のかじ取り装置は、かじ取りの間、これらの付加的な油圧駆動装置及び器具から流体を引き抜く可能性がある。これによって、その装置及び器具に利用し得る流体動力が低下する。
さらに、従来のかじ取り制御装置は必要以上のかじ取り力を供給することがあり、これによって非効率が付加される結果を招いている。例えば、1つ以上の油圧ポンプがかじ取りに用いられる流体圧力を発生させることができ、これらのポンプは内燃機関のようなエンジンによって駆動することができる。従って、必要とされるよりも多くの流体圧力を供給するようにポンプを操作すると、エンジンの負荷を増大させ、延いては燃料消費を増大させることになる。
かじ取りの間に器具を制御することができる別の油圧装置が知られており、この装置は2つのかじ取りアクチュエータの1つだけに流体動力を供給するように構成することができる。これによって、他の器具操作用の流体と流体動力とを維持することができる。駆動アクチュエータにおける流体動力が作業機械の適正なかじ取りに不十分であれば、かじ取り装置が流体を両方のアクチュエータに導くことができる。しかし、この周知の装置は複雑で、多くの構成要素を含んでおり、実施が難しい場合がある。例えば、この装置は、すべてのチャンバへの流れを制御する主弁を使用していない。この周知のかじ取り装置を操作するには多くの構成要素が必要であるが、これは製造コストを増大させ、信頼性を低下させる可能性がある。
さらに別の装置が(特許文献2)に開示されているが、この装置は、流体動力を、最初に2つのかじ取りアクチュエータの1つだけに供給し、その後もし要求されれば第2のかじ取りアクチュエータに供給する。(特許文献2)が開示しているこの装置は、第1のかじ取りピストンシリンダの1つのチャンバを流体ポンプに接続する制御弁を使用している。方向制御弁は、流体圧力が所定の値を超えた時に、流体を第2かじ取りピストンシリンダのチャンバに導くために用いられる。(特許文献2)に開示されているこの装置は、かじ取りピストンシリンダと接続される多くの弁が必要であり、従って過度に複雑で、コスト高であると言える。
米国特許第5,520,262号明細書 米国特許第5,193,637号明細書
必要であるのは、先行技術によるかじ取り装置よりも簡素であり、安価であり、効率的であり、かつ小型であり、しかも、かじ取りの間に、付加的な油圧装置及び油圧器具に所望の圧力を供給することができるかじ取り装置である。ここに開示し説明する装置は、先行技術における1つ以上の問題点を克服することができる。
1つの代表的様態において、作業機械用の油圧かじ取り装置が開示される。このかじ取り装置は、第1及び第2チャンバを有する第1かじ取りアクチュエータを含むことができる。さらに、このかじ取り装置は、第3及び第4チャンバを有する第2かじ取りアクチュエータを含むことができる。多位置方向制御弁は、少なくとも1つの低出力位置と少なくとも1つの高出力位置とを有することができる。低出力位置は、低出力旋回の間、第1チャンバにのみ流体を導いて第1かじ取りアクチュエータを伸張させるように構成することができる。高出力位置は、高出力旋回の間、第1チャンバ及び第4チャンバに流体を導いて第2かじ取りアクチュエータを収縮させるように構成することができる。
もう1つの代表的様態においては、油圧かじ取り装置による作業機械のかじ取り方法が開示される。この方法は、第1及び第2チャンバを有する第1かじ取りアクチュエータを用意することを含むことができ、かつ、第3及び第4チャンバを有する第2かじ取りアクチュエータを用意することを含むことができる。低出力旋回の間は、多位置方向制御弁の低出力位置を通して、流体を第1チャンバにのみ導くことができる。高出力旋回の間は、多位置方向制御弁の高出力位置を通して、流体を第1チャンバ及び第4チャンバに導くことができる。
以下、添付の図面に表現した代表的な実施形態について詳細に説明する。可能な限り、全図面を通して、同じ参照番号は同じ部品又は類似部品を指し示すように使用する。特殊な形態及び配置についても論議するが、これは例示目的のためだけのものであると理解されたい。
図1は、ここに開示する電気油圧かじ取り装置を組み込む得る代表例としての作業機械100を示す。作業機械100は、エンジンハウジング102と、運転席104と、例えば材料を掘削かつ積載するバケットのような作業器具106とを含むことができる。作業機械100がホイールローダであるこの例においては、作業器具106は、チルトアクチュエータ108を含む多くのアクチュエータによって駆動され、制御される。
作業機械100は、作業機械100を支持する前輪110及び後輪112のような前部及び後部の地面係合装置を含むことができる。エンジンハウジング102は、前輪及び/又は後輪110、112に動力を供給することができる、エンジン114のような動力源を含むことができる。
作業機械100を駆動するために、運転者は、運転席104に収容し得る1つ以上のかじ取り入力装置を操作することができる。入力装置は、最終的に油圧かじ取りアクチュエータ(図1には示されていない)を伸張させたり収縮させたりして作業機械100をかじ取りすることができる。作業機械100がホイールローダであるこの例においては、作業機械100は前部116と後部118とを有することができる。油圧かじ取りアクチュエータは、前部116と後部118との間で伸縮して、前部116を後部118に対して関節軸120の回りに関節旋回させる(articulate)ように構成することができる。以下、電気油圧かじ取り装置を関節旋回する作業機械に関連させて記述するが、ここに記述する原理及び装置は、作業機械の車体に対して車輪を旋回させて作業機械をかじ取りすることができるような、より従来型の油圧かじ取り装置にも等しく適用することができる。
図2は、かじ取り制御を提供するために作業機械100に組み込むことができる代表例としての電気油圧装置200を示している。電気油圧装置は、かじ取り制御を提供する第1及び第2かじ取りアクチュエータ202、204を含むことができる。電気油圧装置200はさらに複数の流体要素と電気要素とを含むことができ、これらの要素が、協働してかじ取りアクチュエータ202、204の伸張及び収縮を制御し、それによって作業機械100のかじ取りが行われる。説明を明解にするため、最初にかじ取りアクチュエータについて記述し、次いで流体要素、さらに引き続いて電気要素について記述する。
第1及び第2かじ取りアクチュエータ202、204は当分野において周知のアクチュエータであればよく、例えば油圧駆動シリンダとすることができる。第1及び第2かじ取りアクチュエータ202、204は、それぞれ、第1及び第2筒体206、208と、第1及び第2ピストン組立品210、212とを含むことができる。第1ピストン組立品210は、第1筒体206を第1及び第2チャンバ214、216に分割し、第2ピストン組立品212は、第2筒体208を第3及び第4チャンバ218、220に分割する。各かじ取りアクチュエータ202、204のチャンバ214、216、218、220に選択的に圧力流体を供給し、かつその圧力流体をそれから排出して、筒体206、208の内部でピストン組立品210、212を変位させ、それによって、かじ取りアクチュエータ202、204の有効長さを変えることができる。ピストン組立品210、212はその片側にロッドを有しているので、第1及び第3チャンバ214、218に接するピストン組立品210、212の有効面積は、第2及び第4チャンバ216、220に接するピストン組立品210、212の有効面積よりも大きい。
かじ取りアクチュエータ202、204の伸長及び収縮は、作業機械100のかじ取りを制御するために機能する。右旋回又は左旋回のどちらについても一様な力を供給するため、かじ取りアクチュエータ202、204は、作業機械100において、かじ取りアクチュエータ202、204の一方を伸張させるともう一方が収縮されるように構成することができる。図1に示す関節旋回型ホイールローダの代表的な実施形態においては、第1及び第2かじ取りアクチュエータ202、204は、図1の前部116と後部118との間で伸縮することができ、その場合、第1アクチュエータ202は、それが伸張すると作業機械100を右旋回させるように構成され、その際第2アクチュエータ204は収縮される。同様に、左旋回においては、第2アクチュエータ204が伸張する一方で、第1アクチュエータ202は収縮されることが必要である。第1又は第2アクチュエータ202、204のどちらかを、右旋回又は左旋回のいずれかを行うために伸張させるように配置することができる。非関節旋回型車両の場合のように、他の形態を用いることもできる。
流体要素は、タンク222と、主かじ取り装置224と、冗長かじ取り装置226と、オンオフ弁228と、主弁230と、左右のシャトル弁232、234とを含むことができる。さらに、流体要素は、例えば、交差リリーフ及びメークアップ弁236、1つ以上の背圧弁238、及び圧力補償弁240を含む補助的な機能を有することができる。電気油圧装置200は、例えば、アキュムレータ、制限オリフィス、逆止弁、圧力リリーフ弁、メークアップ弁、圧力均衡流路、及び当分野で知られる他の要素のような、図示の要素とは別の要素及び/又は追加的な要素を含み得ることが考えられる。又、装置を特殊な要求に適合させるために装置に他の構成要素を利用してもよいことが考えられる。
タンク222は、例えば、専用の油圧油、エンジン潤滑油、変速機潤滑油、あるいは当分野で知られる他の何らかの流体のような供給流体を貯留するように構成された容器であればよい。電気油圧装置200の他に、作業機械100内の1つ以上の補助的な油圧装置がタンク222から流体を引き抜き、又それをタンク222に戻す。電気油圧装置200を複数の別個の流体タンクに接続し得ることも考えられる。
主かじ取り装置及び冗長かじ取り装置224、226は、流体をタンク222から主弁230に供給するように構成することができる。主かじ取り装置224は、第1流体源242及び/又は第2流体源250のような流体源と、右主かじ取りパイロット弁244と、左主かじ取りパイロット弁246と、主減圧弁248とを含むことができる。同様に、冗長かじ取り装置226は、第1又は第2流体源242、250の少なくともいずれかのような流体源と、右冗長かじ取りパイロット弁252と、左冗長かじ取りパイロット弁254と、冗長減圧弁256とを含むことができる。
第1及び第2流体源242、250は、それぞれ、タンク222から流体を引き抜いて圧力流体の流れを生成し、それを、かじ取りパイロット弁244、246、252、254と、主弁230と、かじ取りアクチュエータ202、204とに供給するように構成することができる。第1及び第2流体源242、250は、それぞれ、例えば、可変容量形ポンプ、定容量形ポンプ、可変吐出量ポンプ、又は当分野で知られる他の何らかの加圧装置とすることができる。第1及び第2流体源242、250は、図1のエンジン114のような動力源に、例えば、カウンタシャフト(図示なし)、ベルト(図示なし)、電気回路(図示なし)あるいは他の何らかの適切な方法で駆動連結することができる。又代替方式として、第1流体源242を、エンジン114のような動力源に、トルクコンバータ、歯車装置あるいは他の何らかの適切な方法を介して間接的に連結することもできる。第2流体源250は、変速機の伝達歯車を介して地面によって駆動される(ground driven)ことができるが、2次的なかじ取りポンプであってよい。電気油圧装置200に圧力流体を供給するために、複数個の圧力流体源を相互連結し得ることも考えられる。
右及び左主かじ取りパイロット弁244、246、及び右及び左冗長かじ取りパイロット弁252、254は、第1及び第2流体源242、250と流体連通する3方向2位置の電磁比例減圧弁とすることができる。かじ取りパイロット弁244、246、252、254は、独立に制御することができ、主弁230にパイロット流体を導くように構成することができる。これによって、かじ取りパイロット弁244、246、252、254からのパイロット流体が、主弁230を通過する流体の流れの量を変化させ、それによって、最終的に、第1及び第2かじ取りアクチュエータ202、204の伸縮の速度と方向とを制御することができる。1つの典型的な実施形態においては、右及び左主かじ取りパイロット弁244、246が、図2に示すような2つの独立の弁から構成されるが、別の実施形態においては、右及び左主かじ取りパイロット弁244、246を、例えば4方向3位置弁のような単一弁とすることができる。同様に、右及び左冗長かじ取りパイロット弁252、254も、図示のように2つの独立弁から構成することもできるし、単一弁とすることもできる。弁244、246、252及び254の他の弁形態も、当分野に精通した当業者には明らかであろう。
主減圧弁248及び冗長減圧弁256は周知の方法で作動可能なものであり、第1及び第2流体源242、250から、各主及び冗長かじ取りパイロット弁244、246、252、254に供給される流体圧力を減圧するように構成される。
オンオフ弁228は、主装置への流体の流れを制御するように操作し得る電磁作動弁とすることができる。図示の代表的な実施形態においては、オンオフ弁228は、主減圧弁248と右及び左の主かじ取りパイロット弁244、246との間に配備される。オンオフ弁228がオフ(OFF)の場合は、流体は、右及び左主かじ取りパイロット弁244、246に流れることができ、オンオフ弁228がオン(ON)になると、流体は主かじ取りパイロット弁244、246に流れ得ないようにすることができる。このため、オンオフ弁228がオン(ON)の場合は、主かじ取り装置224は主弁230の位置を制御することができず従って作業機械100のかじ取りを制御し得ないようにすることができる。
主弁230は、第1及び第2流体源242、250と流体連通することができ、かじ取りアクチュエータ202、204に流れる流体の量を調節して、かじ取りを作動させかつ所望のかじ取り調整を行うように構成することができる。さらに、主弁230は、主及び冗長かじ取りパイロット弁244、246、252、254と流体連通するパイロット操作弁とすることができる。従って、かじ取りパイロット弁244、246、252、254からのパイロット流体が主弁230の位置を直接変えることができ、主弁230が、かじ取りアクチュエータ202、204に流れ得る流体の量を直接変化させる。図示の例においては、主弁230は、各かじ取りアクチュエータ202、204への圧力流体の流れを制御するように操作し得る9方向5位置のパイロット操作方向制御スプール弁である。5位置であることに基づいて、流体は、かじ取りアクチュエータ202、204に異なる方向及び速度において導かれ、それによってかじ取り制御が行われる。他の典型的な実施形態においては、主弁230は、スプール弁以外にも、回転弁もしくは他の形式の多位置弁とすることができる。
図示の代表的実施形態においては、5つの位置は、左高出力位置258、左低出力位置260、非流動位置262、右低出力位置264、及び右高出力位置266である。左高出力位置258は、流体の流れを、第1及び第2アクチュエータ202、204の第2及び第3チャンバ216、218に導くように構成される。これに対して第1及び第4チャンバはタンク222に排出することができる。左低出力位置260は、流体の流れを第3チャンバ218にのみ導くように構成することができる。これに対して、第1、第2及び第4チャンバ214、216、220はタンク222に排出可能にされる。非流動位置262は、両かじ取りアクチュエータ202、204への流れを効率的に遮断するように構成することができる。右低出力位置264は、流体の流れを第1チャンバ214に導くように構成され、これに対して第2、第3及び第4チャンバ216、218、220はタンク222に開放される。右高出力位置266は、流体の流れを、第1及び第4チャンバ214、220に導くように構成され、これに対して第2及び第3チャンバ216、218はタンク222に開放される。主弁230の各端部におけるバネが、主弁230を非流動位置262に付勢する。
右シャトル弁232は、主弁230の位置を変えるために、流体の流れを、右主かじ取りパイロット弁244及び右冗長かじ取りパイロット弁252のいずれかから選択的に主弁230に導くように作動することができる。同様に、左シャトル弁234は、主弁230の位置を変えるために、流体の流れを、左主かじ取りパイロット弁246及び左冗長かじ取りパイロット弁254のいずれかから選択的に主弁230に導くように作動することができる。すなわち、シャトル弁232、234は、主弁230の位置を制御してそれによって主弁230からかじ取りアクチュエータ202、204への流体の量を制御するために、主及び冗長かじ取り装置224、226のどちらかから選択的に流体を導くように作動し得る弁とすることができる。
交差リリーフ及びメークアップ弁236は、主弁230とかじ取りアクチュエータ202、204との間の流体ラインに関連させることができる。交差リリーフ及びメークアップ弁236は、当分野において周知の方法でショックを軽減することができる。交差リリーフ及びメークアップ弁236は2つの種類の弁を含むことができるが、その交差リリーフ弁は圧力スパイクを吸収するように構成され、メークアップ弁は、戻りラインからかじ取りシリンダにオイルの流れと圧力とを供給することによって、かじ取りシリンダに空間ができるのを防ぐように構成される。背圧弁238は、かじ取りアクチュエータ202、204からの戻りラインに装着して、応答性を高めるためにかじ取りアクチュエータ202、204内の圧力レベルを維持するように構成することができる。圧力補償弁240は、場合に応じて取り付ける弁で、第1及び第2流体源242、250からの流体圧力が、作業機械100の補助的な構成要素に対する流体動力管理の提供に用いられる場合に装備することができる。従って、1つの典型的な実施形態においては、電気油圧かじ取り装置200が第2回路に連結される場合に、圧力補償弁240が、バックアップとして用いられる流れ共有機能(flow sharing feature)の提供を助けて、第2回路よりもかじ取り装置200に電子的又は油圧機械的な優先性を与えるようにすることができる。圧力補償弁240は、流体を他の構成要素の制御に使用することができるが、常に十分な量の流体を電気油圧かじ取り装置200に確実に利用し得るように構成することができる。
電気油圧装置200の電気要素については図2及び図3を参照して説明する。電気要素は制御システム300を構成することができ、それは、圧力センサ(図2及び3に示される)と、入力装置302と、入力センサ304と、制御モジュール306(すべて図3に示される)とを含むことができる。圧力センサは、各要素間の流体ライン又はその要素そのものに接続することができ、電気油圧装置200の内部の流体圧力を監視することができる。この実施形態においては、圧力センサは、それぞれ、第1及び第2アクチュエータ202、204に関連付けられる第1圧力センサ308及び第2圧力センサ310を含むことができる。さらに付加的な圧力センサとして、右圧力センサ312と、左圧力センサ314と、主ライン圧力センサ316とを装備することができる。図示の代表的実施形態においては、第1圧力センサ及び第2圧力センサ308、310は、それぞれ、第1アクチュエータ202の第1チャンバ214及び第2アクチュエータ204の第3チャンバ218に関係する圧力を監視するように構成することができる。1つの典型的な実施形態においては、第1及び第2圧力センサ308、310を、かじ取りアクチュエータ202、204の頭端部範囲内に装着することができる。しかし、その代わりに、第1及び第2圧力センサ308、310を、第1及び第3チャンバ214、218と主弁230との間の流体ラインの圧力を監視するように配備することができる。
電気油圧装置200は、流体圧力を測定する圧力センサ308、310を用いるが、このセンサは、第1及び第2アクチュエータ202、204の作動に対する抵抗を表すパラメータを監視するように構成されたどのようなセンサであってもよい。作動に対する抵抗は、作業機械100の車輪110、112の旋回に対する抵抗を示す指標となり得る。1つの具体的な実施形態においては、作動に対する抵抗を、作業機械又は車輪の関節旋回の速さ(articulation rate)をセンサで監視することによって検知することができる。検知されたこの速さを、続いて制御モジュール306に保存されている速さの値と比較すればよい。別の具体的な実施形態においては、作動に対する抵抗を、監視される速度又は位置に基づいて定めることができる。この場合も、監視される速度又は位置を、制御モジュール306の内部に保存されている速度又は位置の限界値と比較することができる。ここで用いる用語“かじ取り作動に対する抵抗の検知”は、旋回に対する抵抗を検知するように監視し得る任意のパラメータを含むことができる。
どの圧力センサ308、310、312、314、316(あるいは作動に対する抵抗を検知する任意のセンサ)の出力も、使用する場合には、入力として制御モジュール306に伝達することができる。制御モジュール306は、これに応答して、関連する電磁比例かじ取りパイロット弁244、246、252、254への電流(指令)を増大させることができる。引き続いて、これは、主弁230の一方の側に対するパイロット信号を増大させ、これによって、主弁230を左又は右の高出力位置258、266のいずれかにさらに移動させることができる。1つの典型的な実施形態においては、圧力センサ308、310を、場合によって選択し得る単一の圧力センサ(図2でLSと表示されている)に置き換えることができる。この単一の圧力センサは、主弁230と連絡するように取り付けられ、負荷感知信号のみを測定することができる。これは、上記の代表的な実施形態の場合よりも少ないセンサを用いて適正な操作を可能にするであろう。
図2に示すように、右及び左圧力センサ312、314は、主弁230と、それぞれ右及び左シャトル弁232、234との間の圧力を監視するように装着することができる。シャトル弁232、234と主弁230との間の流体圧力を監視することによって、右及び左圧力センサ312、314は、作業機械100におけるかじ取りを制御するために主弁230を切り替えるように付与されるパイロット力を検知することができる。主ラインの圧力センサ316は、右及び左主かじ取りパイロット弁244、246に供給される流体圧力を監視するように構成することができる。図2に示す代表的な実施形態においては、主ライン圧力センサ316は、主減圧弁248とオンオフ弁228との間に装着される。圧力センサ312、314、316を電気油圧装置200の他の位置に装備して、装置の作動状態に関する所望のデータを供給することもできる。
入力装置302は、ハンドルのような回転装置、操作レバーのような直線装置、あるいは当分野で知られる他の入力装置とすることができ、作業機械の運転者の操作用として運転席104の中に装備することができる。所望の動作信号を発生するように入力装置302を構成すると、入力装置302は、電気かじ取り信号としての入力を制御モジュール306に伝送する。例えば、入力装置302がハンドルであるような代表的な実施形態においては、運転者がハンドルを回して、かじ取り信号を、電気油圧装置200を操作するための指令として発生させ、所望の旋回を実現することができる。例えば変換器のような任意選択できるセンサ304を入力装置302に接続して、入力装置302の操作の検知に用いることができる。この場合はセンサ304がかじ取り信号を発生することができる。
制御モジュール306はプロセッサと記憶装置を含むことができる。記憶装置は、電気油圧装置200を制御するために、プロセッサによって実行可能でソフトウェアのプログラムにし得る1つ以上のルーチンを保存することができる。さらに、記憶装置は、旋回に対する抵抗がどの時点で過大になったかを決定するのに用いる事前設定の限界値を保存することができる。制御モジュール306は、保存されたこの限界値を用いて、どの時点で作業機械の旋回が低出力旋回によって十分に行われ、どの時点で作業機械の旋回が高出力旋回によってさらに十分に行われるかを識別することができる。
制御モジュール306は、入力装置302又はセンサ304からの所望のかじ取り方向を表すデータと、圧力センサ308、310、312、314、316のうちの1つ以上のセンサからの流体圧力を表すデータとを受信するように操作することができる。制御モジュール306は、受信したデータに基づいて、かじ取りパイロット弁244、246、252、254及び電磁オンオフ弁228のような、電気油圧装置200の任意の電磁作動弁を制御することができる。制御モジュール306は、入力装置302からの入力信号に基づいて制御信号を発生させ、主弁230を切り替える適切な信号を生成するために電磁作動弁244、246、252、254、228を制御するように構成することができる。これによって作業機械100のかじ取りを制御することができる。
1つの典型的な実施形態においては、制御モジュール306は、主弁230を5つのかじ取り位置258、260、262、264、266のいずれかに動かすパイロット圧を供給するためにかじ取りパイロット弁を制御するように構成することができる。入力装置302からかじ取り信号を受信すると、制御モジュール306は、例えば、主弁230を左低出力位置260に動かすパイロット流体を供給するようにかじ取りパイロット弁を操作することができる。第2圧力センサ310によって検知される第3チャンバ218の圧力が事前設定された値以上に増大すると、制御モジュール306は、かじ取りパイロット弁をさらに操作して、主弁230を左高出力位置258に動かすパイロット流体を供給することができる。主弁230を切り替えることによって、追加的な出力が、かじ取りアクチュエータ202、204における旋回力の供給に使用される。
別の代替案的実施形態においては、低出力位置において、流体を第1及び第3チャンバではなく第2及び第4チャンバに導くように、電気油圧かじ取り装置200を構成することができる。この実施形態においては、電気油圧装置は、旋回に対する抵抗を表すデータを、例えば第2及び第4チャンバにおける圧力を監視することによって得ることができる。上記のように、旋回に対する抵抗を監視するために他の方法を用いることもできる。
以上述べた電気油圧かじ取り装置200は、多くの運転態様の間に作業機械100のかじ取り用に使用される圧力流体の量を低減することができ、それによって、かじ取り操作の間、他の非かじ取り装置及び器具用に使用し得る圧力流体の量を増大させることができる。これによって、旋回中、作業機械100が最小の圧力損失で非かじ取り装置及び器具を操作し得るようになり、非かじ取り器具の応答性と制御性とが強化される。従って、作業機械100が、他の機能をも十分な速度で遂行し続けることができるので、一層効率的に作動することができる。さらに、作業機械100が、かじ取り装置と非かじ取り装置の両方に十分な流体動力管理を提供し得るようになるので、流体源242、250を駆動するエンジン114及び他の構成要素が、同じ仕事又はエネルギーを供給しながら、より低速で作動することができる。これは、燃料コストを低下させ、燃料消費における効率化をもたらすことができる。
以上述べた電気油圧装置200は、又、主弁230のような主弁による制御を提供することによって、複数弁の場合よりもコスト面で効率的であると言える。複数弁の機能を1つの主弁に結合することによって、作業機械100における空間の効率利用が可能になり、全体としての製造コストの低減が可能になる。
電気油圧かじ取り装置200は、旋回中、圧力流体の第1の量をかじ取りアクチュエータ202、204に供給して作動することができる。かじ取りが所望のとおりに応答しない場合に、アクチュエータ202、204に圧力流体の第2の量を導いて追加的なかじ取り動力を供給することができる。従って、かじ取りは、低出力では不十分という状態にならない限り低出力で操作され、その後高出力操作に移行する。1つの代表的なかじ取り方法を以下に説明する。
運転者は、入力装置302を操作することによって、作業機械100の旋回を実行したいと望むことができる。入力装置302が、運転者の希望を表現するかじ取り信号を制御モジュール306に送るか、あるいはその代わりに、センサ304がかじ取り信号を制御モジュール306に送ることができる。制御モジュール306はそのかじ取り信号を受け取り、かじ取り指令信号を発生させる。
かじ取り指令信号は、電磁駆動のかじ取りパイロット弁244、246、252、254のいずれか1つを所望の量だけ開ける指示信号とすることができる。かじ取り指令信号は、適合するかじ取りパイロット弁244、246、252、254に伝達され、かじ取りパイロット弁は、主弁230の位置を制御するパイロット流体を供給するように作動することができる。最初は、かじ取りパイロット弁244、246、252、254は、主弁230を左又は右低出力位置260、264の低出力位置に動かすようにパイロット流体を供給することができる。この低出力位置においては、かじ取りアクチュエータ202、204の4つのチャンバ214、216、218、220の1つに流体を導くことができるだけで、残りの3つのチャンバはタンクに開放される。
この間、圧力流体の引き抜きは、かじ取りアクチュエータ202、204の4つのチャンバ214、216、218、220の1つに限定されるので、残りの圧力流体は作業機械100の他の非かじ取り器具の操作用に供給することができる。例えば、かじ取り装置が旋回を実行するために流体を引き抜いていても、作業器具106を最小の流体動力損失で制御することができる。
かじ取りアクチュエータ202、204内のピストン組立品210、212が低出力流体に応答して移動する際、圧力センサ308、310が、流体を供給されつつあるチャンバの流体圧力を監視し、被監視流体圧力を表す信号を制御モジュール306に伝達する。制御モジュール306は、その中に、入力装置302からの各入力に対する一連の事前設定された限界圧力値を保存しておくことができる。被監視圧力が事前設定されたこの限界値を超えると、制御モジュール306は、かじ取り装置が旋回に対する抵抗に遭遇していると判定することができる。抵抗は多くの外的因子によって惹起され得るが、これには、砂地や岩石地のような移動する地形の種類、ぬかるみや乾燥地のような地面の湿潤状態、及びその他の環境的因子が含まれる。
流体圧力が限界値を超えていることを制御モジュール306が決定すると、制御モジュール306はかじ取り装置の旋回出力を増大させることができる。これは、制御モジュール306が、適合するかじ取りパイロット弁に、パイロット流体圧力を増大させるためにかじ取りパイロット弁をさらに開くようにする修正かじ取り指令信号を送った時に実施することができる。パイロット圧力の増大に応答して、主弁230は、その位置を、左又は右低出力位置260、264から左又は右高出力位置258、266に変えることができる。そうすると、圧力流体は、かじ取りアクチュエータ202、204の1つのチャンバではなく、2つのチャンバに供給される。この結果、かじ取り装置は強い力を供給し、それによってかじ取り装置が確実に十分な応答をするようになる。
1つの典型的な実施形態においては、第1及び第2圧力センサ308、310によって検知される流体圧力が限界値未満に低下すると、制御モジュール306は、かじ取りパイロット弁への制御信号を、主弁230におけるパイロット圧力が低下するように変えることができ、それによって、主弁230が再度低出力位置に戻ることができる。
電気油圧かじ取り装置200を、関節旋回する作業機械に関連させて述べているが、ここに記述した原理及び装置は、作業機械の車体に対して車輪を旋回させて作業機械をかじ取りすることができるような、より従来型の油圧かじ取り装置にも等しく適用することができる。
当分野に精通した当業者にとっては、開示された実施形態において、本発明の範囲から逸脱することなく種々の修正及び変更を行うことが可能であることは明らかであろう。又、当分野に精通した当業者にとっては、本発明の他の実施形態が、ここに開示した本発明の明細と実際例とを考察することから明らかになるであろう。明細及び事例は、適切な例としてのみ受け取られるべきであり、本発明の真の範囲は特許請求の範囲とその等価内容によって示される。
代表例としての作業機械の図解表現である。 代表例としての電気油圧かじ取り装置の概略回路図である。 図2の電気油圧かじ取り装置用の代表例としての電気制御システムの概略系統図である。
符号の説明
100 作業機械
102 エンジンハウジング
104 運転席
106 作業器具
108 チルトアクチュエータ
110 前輪
112 後輪
114 エンジン
116 前部
118 後部
120 関節軸
200 電気油圧装置
202 第1かじ取りアクチュエータ
204 第2かじ取りアクチュエータ
206 第1筒体
208 第2筒体
210 第1ピストン組立品
212 第2ピストン組立品
214 第1かじ取りアクチュエータの第1チャンバ
216 第1かじ取りアクチュエータの第2チャンバ
218 第2かじ取りアクチュエータの第3チャンバ
220 第2かじ取りアクチュエータの第4チャンバ
222 タンク
224 主かじ取り装置
226 冗長かじ取り装置
228 オンオフ弁
230 主弁
232 右シャトル弁
234 左シャトル弁
236 交差リリーフ及びメークアップ弁
238 背圧弁
240 圧力補償弁
242 第1流体源
244 右主かじ取りパイロット弁
246 左主かじ取りパイロット弁
248 主減圧弁
250 第2流体源
252 右冗長かじ取りパイロット弁
254 左冗長かじ取りパイロット弁
256 冗長減圧弁
258 左高出力位置
260 左低出力位置
262 非流動位置
264 右低出力位置
266 右高出力位置
300 制御システム
302 入力装置
304 入力センサ
306 制御モジュール
308 第1圧力センサ
310 第2圧力センサ
312 右圧力センサ
314 左圧力センサ
316 主ライン圧力センサ

Claims (10)

  1. 第1及び第2チャンバを有する第1かじ取りアクチュエータと、
    第3及び第4チャンバを有する第2かじ取りアクチュエータと、
    少なくとも1つの低出力位置及び少なくとも1つの高出力位置を有する多位置方向制御弁であって、低出力位置は、低出力旋回の間、第1チャンバにのみ流体を導いて第1かじ取りアクチュエータを伸張させるように構成され、高出力位置は、高出力旋回の間、第1チャンバ及び第4チャンバに流体を導いて第2かじ取りアクチュエータを収縮させるように構成された多位置方向制御弁と
    を備えた、作業機械用の油圧かじ取り装置。
  2. 多位置方向制御弁を低出力位置と高出力位置との間で切り替えるように構成された制御モジュールと、
    この制御モジュールと電気的に接続された少なくとも1つのかじ取りパイロット弁と
    を含み、その少なくとも1つのかじ取りパイロット弁は、制御モジュールからの信号に基づいて多位置方向制御弁の位置を変えるために、多位置方向制御弁にパイロット流体を導くように構成され、制御モジュールは、少なくとも1つのかじ取りパイロット弁を制御することによって、多位置方向制御弁を低出力位置から高出力位置に切り替えるように構成された請求項1に記載の油圧かじ取り装置。
  3. 制御モジュールと接続されたセンサであって、旋回に対する抵抗を監視するように構成されたセンサを含む請求項2に記載の油圧かじ取り装置。
  4. 制御モジュールが、監視された抵抗を表すデータ信号をセンサから受信するように構成され、制御モジュールが、監視された抵抗を表すデータを限界値と比較するように構成され、かつ、監視された抵抗が限界値を超えた時に、多位置方向制御弁を制御して多位置方向制御弁を低出力位置から高出力位置に切り替えるように構成された請求項3に記載の油圧かじ取り装置。
  5. タンクを含み、多位置方向制御弁が、低出力旋回の間、流体を第2、第3、及び第4チャンバからタンクに導くように構成された請求項1に記載の油圧かじ取り装置。
  6. 主流体源と、
    冗長流体源とを含み、この主流体源及び冗長流体源は、第1及び第2アクチュエータに流体を選択的に供給するように、かつ多位置方向制御弁にパイロット流体を供給するように操作することができ、
    主及び冗長かじ取り装置のそれぞれが、右かじ取りパイロット弁及び左かじ取りパイロット弁を含む請求項1に記載の油圧かじ取り装置。
  7. 第1及び第2チャンバを有する第1かじ取りアクチュエータを用意することと、
    第3及び第4チャンバを有する第2かじ取りアクチュエータを用意することと、
    低出力旋回の間、多位置方向制御弁の低出力位置を通して、第1チャンバにのみ流体を導くことと、
    高出力旋回の間、多位置方向制御弁の高出力位置を通して、第1チャンバ及び第4チャンバに流体を導くことと
    を含む、油圧かじ取り装置を備えた作業機械のかじ取り方法。
  8. 制御モジュールからの信号に基づいてかじ取りパイロット弁から多位置方向制御弁にパイロット流体を導く制御モジュールによって、多位置方向制御弁を、低出力位置と高出力位置との間で切り替えること
    を含む請求項7に記載の方法。
  9. 旋回に対する抵抗をセンサによって監視することを含む請求項7に記載の方法。
  10. 監視された抵抗を表すデータ信号を制御モジュールにおいてセンサから受け取ることと、
    監視された抵抗を表すデータを保存された限界値と比較することと、
    監視された抵抗が限界値を超えた時に、多位置方向制御弁を低出力位置から高出力位置に切り替えることと
    を含む請求項9に記載の方法。
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