JP2007106308A - 油圧式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの作業内容等に応じてステアリング特性を簡単に切り替えることができるようにする。
【解決手段】コントローラ100の記憶部100Bには、3種類のモードをそれぞれ実現するための制御マップT1〜T3が予め記憶されている。モード切替スイッチ101を操作することにより、いずれか一つのモードを選択できる。高応答性モードは、標準モードよりもステアリング操作の応答性が高くなるように設定されている。微操作モードは、標準モードよりもステアリング操作の応答性が低下するように設定されている。コントローラ100は、選択されたモードに含まれる各車速毎のステアリング特性のうち、車速センサ104で検出された車速に応じたステアリング特性を選択し、ステアリング操作量に基づいて、パイロット油圧源8に制御信号を出力し、パイロット元圧を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、建設機械や作業機械等に用いられる油圧式ステアリング装置に関する。
例えば、ダンプトラックやホイールローダ等の建設機械では、油圧式のステアリング装置を用いて、車体の進行方向を調節している。近年では、ジョイスティックレバー方式のステアリング装置も提案されている(特許文献1)。この文献に記載の装置によれば、ユーザは、レバー操作を行うだけで、車体の向きを変化させることができる。
一方、車速に応じて、ステアリングハンドルの操作量に対する前輪の操向量を調節できるようにした操向制御装置も知られている。
特開平11−105723号公報 特開平10−278832号公報
前記第2の文献によれば、高速走行時は、ステアリングハンドルの操作量に対する操向量を少なくし、低速走行時は、ステアリングハンドルの操作量に対する操向量を多くすることができる。従って、高速走行時の走行安定性と低速走行時の旋回性とを両立させることができる。
しかし、前記第2の文献に記載の従来技術では、操作量と操向量との関係を車速に応じて変化させる単一のモードを備えているだけである。従って、より細やかな市場要求に対応することができないという問題がある。
即ち、一口に低速走行といっても、実際の作業内容等に応じて、操作量と操向量との最適な関係は種々異なる。例えば、ダンプトラックへの積み込み作業を行うホイールローダの場合、限られた時間内により多くの運搬物を積み込むべく、より早い応答性が望まれることがある。これとは逆に、例えば、より慎重な作業を行う必要がある場合、より細やかな操作を望む場合もある。
作業内容やユーザの嗜好等に応じて操作量と操向量との関係を変化させるために、例えば、油圧回路中の機械的設定値を変更させることも考えられる。しかし、この場合は、部品の交換作業等が必要なため、設定変更に手間がかかり、また、作業中に変更することもできず、使い勝手が低い。さらに、ユーザの好みに応じて複数種類の部品を予め用意しておく必要があり、部品の管理コストも増大する。
そこで、本発明の目的は、より簡単にステアリング特性を変更させることができる油圧式ステアリング装置を提供することにある。
本発明に従う油圧式ステアリング装置は、ユーザから指示されたステアリング操作の操作量を検出する操作量検出手段と、中立位置と左右のステアリング位置とをそれぞれ有し、ステアリング操作に応じた位置に切り替わって、操作量検出手段により検出されたステアリング操作量に応じて流路面積を変化させることにより、パイロット油圧源からのパイロット元圧を減圧し、パイロット圧として出力するパイロットバルブと、中立位置と左右のステアリング位置とをそれぞれ有し、パイロットバルブから入力されたパイロット圧を受けて中立位置から左右のステアリング位置のいずれか一方に切り替わって、メイン油圧源からの圧油をステアリング用アクチュエータに供給することにより、このステアリング用アクチュエータを作動させるステアリング用バルブと、ステアリング操作量とパイロット圧との関係を示すステアリング特性を少なくとも一つ以上含む複数の異なるモードを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された各モードのうち、いずれか一つを選択するためのモード選択手段と、モード選択手段により選択されたモードに含まれているステアリング特性に基づいて、パイロット油圧源から吐出される圧油の圧力を制御する制御手段と、を備える。
これにより、ユーザは、予め用意された複数のモードの中から所望のモードをモード選択手段によって選択することにより、好みに応じたステアリング特性でステアリング操作を行うことができる。
本発明の実施形態では、各モードは、予め設定された複数種類の車速にそれぞれ対応するステアリング特性を有しており、制御手段は、モード選択手段により選択されたモードの有する各ステアリング特性のうち、検出された車速に応じたステアリング特性を選択し、この選択されたステアリング特性に基づいて、パイロット油圧源から吐出される圧油の圧力を制御する。
本発明の実施形態では、パイロット油圧源は、パイロットポンプと、このパイロットポンプの吐出側に接続された電磁制御式減圧弁とを備えて構成されており、電磁制御式減圧弁は、制御手段からの制御信号に基づいて、パイロットポンプの吐出圧を減圧してパイロット元圧を生成する。
本発明の実施形態では、各モードには、第1モードと、第2モードとが含まれており、第2モードに含まれる各ステアリング特性の少なくとも一つは、対応する第1モードのステアリング特性に比較して、相対的に少ないステアリング操作量で最大パイロット圧に到達するように設定されている。
本発明の実施形態では、各モードには、第1モードと、第3モードとが含まれており、第3モードに含まれる各ステアリング特性の少なくとも一つは、対応する第1モードのステアリング特性に比較して、相対的に多いステアリング操作量で最大パイロット圧に到達するように設定されている。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧式ステアリング装置の全体構成を示す構成説明図である。このステアリング装置は、例えば、ホイールローダ等に搭載され、車体の向きを変更させる。
車体1は、前部車体1Aと後部車体1Bとに分割されており、前部車体1Aと後部車体1Bとは連結ピン1Cを介して回動自在に接続されている。そして、前部車体1Aと後部車体1Bとの間には、その左右両側に、ステアリング用シリンダ2L,2Rがそれぞれ取り付けられている。本実施例では、ステアリング装置を操作するユーザの視点を基準にして、前後左右を区別する。なお、ユーザがステアリング装置を操作する運転室は、後部車体1Bの略中央部に設けられているものとする。
車体1の左側に取り付けられたシリンダ2Lのピストンロッドが伸長し、車体1の右側に取り付けられたシリンダ2Rのピストンロッドが縮小することにより、前部車体1Aは、後部車体1Bに対して進行方向右側に回動する。これとは逆に、シリンダ2Rのピストンロッドが伸長し、シリンダ2Lのピストンロッドが縮小すると、前部車体1Aは、後部車体1Bに対して進行方向左側に回動する。
ステアリングバルブ4は、シリンダ2L,2Rを作動させるためのもので、例えば、4ポート3位置の方向切替弁として構成されている。ステアリングバルブ4の出力側の各ポートは、各シリンダ2L,2Rにそれぞれ接続されている。ステアリングバルブ4は、パイロットバルブ6からのパイロット圧に基づいて作動し、その位置を切り替える。ステアリングバルブ4の位置が中立位置から左右いずれかのステアリング位置に切り替わることにより、ステアリング油圧源5からの圧油がステアリングバルブ4を介して、各シリンダ2L,2Rのうち所定のシリンダに供給される。
パイロットバルブ6は、例えば、4ポート3位置の方向切替弁として構成されており、その出力側の各ポートはステアリングバルブ4のパイロットポートにそれぞれ接続されており、その入力側の各ポートはパイロット油圧源8に接続されている。また、パイロットバルブ6には、ユーザにより操作される操作レバー7が取り付けられている。パイロットバルブ6は、操作レバー7の操作に応じて、その位置を切り替えると共に、流路面積を変化させてパイロット圧を調節するようになっている。
操作レバー7は、例えば、ジョイスティック型のレバー装置として構成されており、運転室内に設けられている。ユーザは、操作レバー7を左右に傾動させることにより、ステアリング操作を行うようになっている。
パイロット油圧源8は、例えば、圧油を吐出するパイロットポンプと、このパイロットポンプからの圧力を減圧して出力する電磁制御型減圧弁とを備えて構成される。パイロット油圧源8は、コントローラ100からの制御信号に応じて、その吐出圧を制御するようになっている。
コントローラ100は、例えば、コンピュータ装置として構成されるもので、運転室内に設けられる。コントローラ100には、モード切替スイッチ101と、操作角検出センサ102と、ステアリング角検出センサ103及び車速センサ104がそれぞれ接続されている。
コントローラ100は、制御回路100Aと、記憶部100Bとを備えて構成することができる。記憶部100Bは、例えば、半導体メモリ等の記憶装置から構成されており、複数種類のモード用の制御マップ(以下「マップ」と略記)T1〜T3をそれぞれ記憶している。
詳細はさらに後述するが、各マップT1〜T3は、それぞれ異なる車速に応じた複数のステアリング特性を備えている。各ステアリング特性は、ステアリング操作の操作量とパイロット圧(従って、車体の旋回速度)との関係を示しており、ステアリング操作量の増加に応じてパイロット圧が増加するように設定されている
本実施形態では、例えば、3種類のモードを予め用意する。第1のモードは、標準モードである。標準モードの各ステアリング特性は、応答性と微操作性とのバランスを考慮してそれぞれ設定されている。第2のモードは、高応答性モードである。高応答性モードの各ステアリング特性は、標準モードの場合よりも応答性が高くなるようにそれぞれ設定されている。第3のモードは、微操作モードである。微操作モードの各ステアリング特性は、標準モードの場合よりも応答性が低下するようにそれぞれ設定されている。
制御回路100Aは、モード切替スイッチ101によって選択されたモードに対応するいずれか一つのマップを記憶部100Bから読み出し、このマップに基づいて、パイロット油圧源8に制御信号を出力する。即ち、制御回路100Aは、選択されたモードに対応するマップの中から現在の車速に応じたステアリング特性を一つ選択し、選択されたステアリング特性を実現させるべく、ステアリング操作量に応じた制御信号をパイロット油圧源8に出力する。
モード切替スイッチ101は、例えば、押釦スイッチやディップスイッチ等の手動操作スイッチから構成することができ、運転室等に設けられる。ユーザは、モード切替スイッチ101を操作することにより、予め用意された複数種類のモードの中から、いずれか一つのモードを選択できるようになっている。
なお、油圧式ステアリング装置を備えた建設機械の製造企業や販売代理店において、予めモードが選択される場合もある。この場合は、ユーザ以外のエンジニアやサービスマンがモード切替スイッチ101を操作する。また、モード切替スイッチ101は、機械的な手動スイッチから構成する必要はなく、例えば、コントローラ100に有線または無線で接続されるコンピュータ端末105からの指令によって、モードを切り替える構成としてもよい。
操作角検出センサ102は、操作レバー7の操作量を回転角度θ1として検出し、これを電気信号としてコントローラ100に出力する。ステアリング角検出センサ103は、後部車体1Bに対する前部車体1Aの回動角度θ2を検出し、これを電気信号としてコントローラ100に出力する。コントローラ100は、両角度θ1,θ2の偏差Δθを算出し、この偏差Δθをステアリング操作の操作量として使用する。
車速センサ104は、車体1の速度を検出し、これを電気信号としてコントローラ100に出力するものである。
次に、各モードの詳細を図2〜図4に基づいて説明する。図2は、標準モードを実現するためのマップT1を示す特性図である。このマップT1には、各車速V1,V2,V3,V4のそれぞれに対応するステアリング特性線が含まれている。ここで、V1<V2<V3<V4である。一例として、V1は時速10km程度、V4は時速40km程度に設定することができる。
なお、車速V2及びV3の各特性線は、ほぼ同一に設定されており、図2では重なって表示されている。また、実際の車速が各車速間の中間値である場合、近傍の特性線に基づいて演算することにより、旋回速度を算出することができる。但し、これに限らず、中間値の場合は、最も近い車速の特性線に従う構成でもよいし、各特性線が適用される車速の値に幅を持たせる構成でもよい。
車速による相違に着目すると、車速が早くなるほど、同一のステアリング操作量(偏差Δθ)であっても、旋回速度(ステアリング速度であり、パイロット圧と考えてもよい)は低下するように、ステアリング特性が設定されている。これにより、高速走行時の操作応答性を低下させて、走行安定性を得るようになっている。逆に、車速が遅くなるほど、同一のステアリング操作量であっても、旋回速度が大きくなるようにステアリング特性が設定されている。これにより、低速走行時の操作性を向上させている。以上は、後述の他のモードでも同様である。
ステアリング操作量と旋回速度との関係に着目すると、各車速の特性線は、例えば、3つの範囲A1,A2,A3に分けて考えることができる。図2の下側に、車速V4の特性線を例に挙げて、説明する。例えば、第1の範囲A1を旋回速度の低速範囲(速度0から所定値d1まで)、第2の範囲A2を中間旋回速度範囲(所定値d1から最大値dmaxまで)、第3の範囲A3を最大速度範囲(dmax)と呼ぶこともできる。
第1の範囲A1では、ステアリング操作量に応じて旋回速度は緩やかに上昇してく。第1の範囲A1において、旋回速度は、0から所定値d1まで、比較的小さな上昇角度α1で緩やかに上昇していく。第1の範囲に続く第2の範囲A2では、ステアリング操作量に応じて、旋回速度は比較的急激に上昇していく。第2の範囲A2において、旋回速度は、所定値d1から最大値dmaxに向けて、比較的大きな上昇角度α2をもって上昇していく(α2>α1>0)。第2の範囲A2に続く第3の範囲A3では、ステアリング操作量にかかわらず、旋回速度は最大値を維持する。第3の範囲A3において、旋回速度は、常に最大値dmaxを維持し、特性線は水平となる。各範囲A1〜A3における上昇角度や所定値d、旋回速度の最大値dmaxは、各車速の特性線毎にそれぞれ相違するが、各特性線は同様の傾向を有している。
図3は、高応答性モードを実現するためのマップT2を示す特性図である。このマップT2にも、各車速V1,V2,V3,V4のそれぞれに対応するステアリング特性線が含まれている。各車速のステアリング特性線は、マップT1で説明したと同様に、車速が大きくなるほど、同一のステアリング操作量であっても旋回速度が小さくなるという特徴を備える。また、前記同様に、各ステアリング特性線は、旋回速度が比較的緩やかに変化する第1の範囲A1と、旋回速度が比較的急激に変化する第2の範囲A2と、旋回速度が最大値dmaxを維持する第3の範囲A3とを備えている。
但し、標準モードのマップT1と高応答性モードのマップT2とを比較するとわかるように、最も低速なV1の特性線は、その第2の範囲A2における上昇角度が、標準モードのそれよりも大きな値に設定されている。
ここで、標準モードにおける車速V1の上昇角度をα2(標準)、高応答性モードにおける車速V1の上昇角度をα2(高応答性)とそれぞれ表現すると、α2(高応答性)>α2(標準)の関係となる。従って、高応答性モードにおいて、車速V1のステアリング特性線は、標準モードにおけるステアリング操作量よりも少ない操作量で、より早く旋回速度の最大値に到達する。
従って、ユーザは、標準モードよりも少ないレバー操作で、最大の旋回速度を得ることができる。これにより、例えば、ホイールローダの前部に取り付けられているパケットを左右に繰り返し往復させてダンプトラックへの積み込み作業を行う場合、作業効率が向上する。
他の車速V2,V3,V4の特性線は、標準モードにおいて対応する特性線とほぼ同一に設定されている。ホイールローダのような建設機械は、停止状態または低速走行時に、頻繁にステアリング操作を行って、所定の作業を実施するため、低速時のステアリング特性について応答性を改善すれば足りる。
換言すれば、高応答性モードは、作業のためのステアリング操作が比較的頻繁に行われる場合の車速に対応するステアリング特性のみを、それに対応する標準モードのステアリング特性よりも増大させている。これにより、建設機械の有する技術的性質(低速時に作業を行うという性質)に応じたステアリング特性を実現しつつ、高速走行時の安定性を確保することができる。なお、以上の記述は、本発明の範囲の意図的な限定を意味するものではない。
図4は、微操作モードを実現するためのマップT3を示す特性図である。このマップT3にも、各車速V1,V2,V3,V4のそれぞれに対応するステアリング特性線が含まれている。ここで、比較的低速なグループに位置づけられる車速V1,V2,V3は、それぞれ略同一のステアリング特性を備えており、図4において、これらの特性線は、ほぼ重なっている。また、前記同様に、各ステアリング特性線は、旋回速度が比較的緩やかに変化する第1の範囲A1と、旋回速度が比較的急激に変化する第2の範囲A2と、旋回速度が最大値dmaxを維持する第3の範囲A3とを備えている。
ここで、標準モードのマップT1と微操作モードのマップT3とを比較するとわかるように、最も低速なV1の特性線は、その第2の範囲A2における上昇角度が、標準モードのそれよりも小さな値に設定されている点に注意すべきである。
標準モードにおける車速V1の上昇角度をα2(標準)、微操作モードにおける車速V1の上昇角度をα2(微操作)とそれぞれ表現すると、α2(微操作)<α2(標準)の関係となっている。従って、微操作モードにおいて、車速V1のステアリング特性線は、標準モードにおけるそれよりも、より緩やかに旋回速度の最大値に到達する。
従って、ユーザは、標準モードよりも多いレバー操作で、最大の旋回速度を得ることができる。換言すれば、ユーザによる操作量に比べて旋回速度の変化率は少ないため、ユーザは、より精密な操作を行うことができる。これにより、慎重性が要求される精密な作業にも対応することができる。
図5は、操作レバー7の構成等を模式的に示す構成説明図である。操作レバー7は、運転室内に設けられた運転席STの前部側方に設けられている。
操作レバー7は、例えば、レバー部71と、連結部材72と、操作軸73と、ユニバーサルジョイント74とを備えて構成される。レバー部71は、ユーザによって把持され、傾動操作されるものである。レバー部71は、板状の連結部材72を介して、操作軸73の上側に連結されている。従って、レバー部71が操作されると、この操作力は連結部材72を介して操作軸73に伝達され、操作軸73が略水平方向に回転する。
操作軸73の回転力は、ユニバーサルジョイント74を介して、パイロットバルブ6に伝達される。これにより、パイロットバルブ6が作動し、中立位置と左右のステアリング位置との間で位置が切り替わる。そして、操作レバー7の回転に応じて、パイロットバルブ6の流路面積が変化し、パイロット圧が変化する。
また、パイロットバルブ6には、フィードバック用リンク3が接続されている。このフィードバック用リンク3は、前部車体1Aの角度変化を検出してパイロットバルブ6に伝達するためのものである。
ステアリング操作に応じてパイロットバルブ6がパイロット圧を発生させると、ステアリングバルブ4を介して各シリンダ2L,2Rが伸長または縮小し、前部車体1Aの向きが変化する。この前部車体1Aの方向変化量は、フィードバック用リンク3を介して、パイロットバルブ6に入力される。これにより、パイロットバルブ6は、操作レバー7から入力された回転角θ1と実際のステアリング角θ2との偏差Δθが小さくなるように制御され、パイロットバルブ6は、偏差Δθに応じたパイロット圧を発生させる。なお、本実施形態では、パイロット圧を生成するためのパイロット元圧は、コントローラ100によって制御される。
なお、モード切替スイッチ101は、図5に示すように、例えば、運転席STの近傍に設けることもできるし、それ以外の場所に設けることもできる。ユーザによる自由なモード切替を許可する場合は、例えば、運転席STの近傍にモード切替スイッチ101を設ければよい。ユーザによるモード切替を原則として禁止し、サービスマン等がモード切替を行う場合は、ユーザが操作しにくい場所にモード切替スイッチ101を設ければよい。
図6は、油圧式ステアリング装置の回路を示す回路図である。まず、パイロットバルブ6の構成を説明する。構造を簡略化して説明すると、パイロットバルブ6は、内側本体61の外側に、外側本体62を相対回転可能に設けてなるロータリ式パイロットバルブとして構成されている。
内側本体61の一端側には、入力軸63が一体的に取り付けられており、この入力軸63には、操作レバー7が連結されている。従って、操作レバー7が回転すると、内側本体61は、外側本体62に対して回転する。一方、外側本体62の他端側には、フィードバック軸64が一体的に取り付けられており、このフィードバック軸64には、フィードバック用リンク3の端部が連結されている。従って、前部車体1Aの向きが変化すると、これに応じて、外側本体62は、内側本体61に対して回転する。
パイロットバルブ6は、中立位置(a)及び左右のステアリング位置(b),(c)と、それぞれ2つずつの入力ポート及び出力ポートを備えている。初期状態では、パイロットバルブ6は中立位置にあり、操作レバー7の回転方向に応じて、左右いずれかのステアリング位置(b),(c)に切り替わる。
パイロットバルブ6の一方の入力ポートには、パイロット元圧管路83が接続されており、他方の入力ポートには、ドレン管路84が接続されている。パイロット元圧管路83は、電磁制御式減圧弁82を介して、パイロットポンプ81に接続されている。ドレン管路84は、タンクに接続されている。
これらのパイロットポンプ81及び電磁制御式減圧弁82等が、パイロット油圧源8を構成する。電磁制御式減圧弁82は、コントローラ100からの制御信号に応じてパイロットポンプ81からの吐出圧を減圧し、これをパイロット元圧として出力する。コントローラ100は、選択されたモードにおいて、現在の車速及びステアリング操作量(正確には偏差Δθ)に対応する旋回速度(パイロット圧)を実現させるべく、電磁制御式減圧弁に制御信号を出力する。パイロット元圧が上昇すればパイロットバルブ6から出力されるパイロット圧も増加し、パイロット元圧が低下すればパイロット圧も減少する。
さて、パイロットバルブ6の一方の出力ポートは、一方のパイロット管路91を介して、ステアリングバルブ4の一方のパイロットポートに接続されている。パイロットバルブ6の他方の出力ポートは、他方のパイロット管路92を介して、ステアリングバルブ4の他方のパイロットポートに接続されている。そして、各パイロット管路91,92は、途中に絞り部94が設けられた連通管路93を介して、相互に接続されている。
従って、パイロットバルブ6からのパイロット圧は、その一方がそのままで、その他方が減圧されて、ステアリングバルブ4の各パイロットポートにそれぞれ入力される。ステアリングバルブ4は、両パイロット圧の差圧に応じて、位置を切り替える。
ステアリングバルブ4は、中立位置(a)と左右のステアリング位置(b),(c)とを備えた4ポート3位置の方向切替弁である。ステアリングバルブ4の一方の入力ポートは、メイン油圧管路52を介して、ステアリングポンプ51に接続される。ステアリングバルブ4の他方の入力ポートは、ドレン管路53を介して、タンクに接続される。また、ステアリングバルブ4の各出力ポートは、左右のステアリング用シリンダ2L,2Rの各圧力室にそれぞれ接続されている。
次に、基本動作の概略を説明すると、パイロットバルブ6は、最初中立位置にあり、操作レバー7の操作軸73からユニバーサルジョイント74を介して回転角θ1が入力されると、入力軸63が回転する。パイロットバルブ6は、操作レバー7の回転角θ1とフィードバック軸64から入力される角度θ2との現在の偏差Δθに応じて、パイロット元圧を減圧し、パイロット圧を発生させる。
ステアリングバルブ4は、各パイロットポートに入力されたパイロット圧の差圧に応じて動作し、ステアリングポンプ51から吐出された圧油の流量及び方向を制御して、ステアリング用シリンダ2L,2Rを伸縮させる。これら左右のシリンダ2L,2Rの伸縮に応じてステアリング角度が変化する。このステアリング角度は、フィードバック用リンク3を介して検出され、パイロットバルブ6に伝達される。パイロットバルブ6は、偏差Δθが0になると、パイロット圧の出力を停止させる。
より詳しくは、パイロットバルブ6が左ステアリング位置(b)に切り替わると、ステアリングバルブ4も左ステアリング位置(b)に切り替わる。これにより、右シリンダ2Rが伸長し、左シリンダ2Lが縮小して、前部車体1Aの向きは左側に変化する。これとは逆に、パイロットバルブ6が右ステアリング位置(c)に切り替わると、ステアリングバルブも右ステアリング位置(c)に切り替わる。これにより、左シリンダ2Lが伸長し、右シリンダ2Rが縮小して、前部車体1Aの向きは右側に変化する。
図7は、モードの選択及び選択されたモードに基づいてパイロット元圧を制御するためのフローチャートを示す。
図7の左側には、モード設定処理のフローチャートが示されている。コントローラ100は、モード切替スイッチ101が操作されたか否かを監視している(S1)。モード切替スイッチ101が操作されると(S1:YES)、コントローラ100は、選択されたモードをメモリに記憶させ、ステアリング制御用のモードとして設定する(S2)。
図7の右側には、パイロット元圧制御処理のフローチャートが示されている。エンジンが始動すると本処理は開始され(S11:YES)、コントローラ100は、モード設定処理で設定されたモードの値を参照する(S12)。即ち、コントローラ100は、設定されたモードに対応するマップを記憶部100Bから読み出し、この読出したマップを制御用マップとして設定する。
次に、コントローラ100は、車速センサ104からの車速検出信号を取得し(S13)、マップに登録されている車速毎の各ステアリング特性のうち、現在の車速に応じたステアリング特性をいずれか一つ選択する(S14)。そして、コントローラ100は、各角度センサ102,103から角度検出信号をそれぞれ取得し(S15)、両角度の偏差Δθに応じた制御信号を電磁制御式減圧弁82に出力する(S16)。これにより、パイロットバルブ6に入力されるパイロット元圧が変化し、パイロットバルブ6から出力されるパイロット圧が変化する。
そして、コントローラ100は、エンジンが停止したか否かを判定し(S17)、エンジン停止を確認するまでの間、S13〜S16のステップを繰り返す。エンジンが停止した場合(S17:YES)、本処理は終了する。
このように構成される本実施形態によれば、以下の効果を奏する。本実施形態では、ステアリング操作量とパイロット圧との関係を示すステアリング特性を少なくとも一つ以上含む複数の異なるモードを予め用意しておき、選択されたモードに含まれているステアリング特性に基づいて、パイロット油圧源から吐出される圧油の圧力を制御する。従って、ユーザは、作業内容や自分の好み等に応じて、所望のステアリング特性を選択することができ、使い勝手が向上する。
本実施形態では、パイロット元圧を制御することにより、選択されたモードのステアリング特性を実現させる。従って、例えば、パイロットバルブ6や絞り94等の機械的構造を何ら変更することなく、複数種類のモードにおいて複数種類のステアリング特性を実現させることができる。これにより、ユーザの好みに応じた特性を得るための部品を予め用意したり、部品を交換する等の作業を廃止することができる。即ち、種々の市場要求に迅速かつ低コストに対応することができる。
本実施形態では、標準モードと高応答性モードの両方を備えている。従って、例えば、ホイールローダがパケットを左右に繰り返し往復させてダンプトラックへの積み込み作業を行うような場合、高応答性モードを選択すれば、パケットの移動速度(旋回速度)を早くして、作業効率を向上させることができる。
本実施形態では、さらに、微操作モードを備えている。従って、例えば、慎重な積み込み作業が要求されるような場合、微操作モードを選択すれば、旋回角度を微少制御することができ、作業の正確性を向上させることができる。
本実施形態では、高応答性モードにおいて、最低速のステアリング特性の上昇角度(変化率)のみを、標準モードの最低速のステアリング特性よりも増大させる構成とした。従って、停車時または低速時に頻繁にステアリング操作が行われるような建設機械において、高速走行時の安定性及び低速走行時の操作性を維持したまま、作業効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、当業者であれば、前記各実施例を適宜組み合わせることができる。
本発明の実施形態に係る油圧式ステアリング装置の全体構成説明図。 標準モードのステアリング特性図。 高応答性モードのステアリング特性図。 微操作モードのステアリング特性図。 操作レバーの構成を示す説明図。 油圧式ステアリング装置の回路図。 モード設定処理及びパイロット元圧の制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1…車体、1A…前部車体、1B…後部車体、1C…連結ピン、2L,2R…ステアリング用シリンダ、3…フィードバック用リンク、4…ステアリングバルブ、5…ステアリング油圧源、6…パイロットバルブ、7…操作レバー、8…パイロット油圧源、51…ステアリングポンプ、52…メイン油圧管路、53…ドレン管路、61…内側本体、62…外側本体、63…入力軸、64…フィードバック軸、71…レバー部、72…連結部材、73…操作軸、74…ユニバーサルジョイント、81…パイロットポンプ、82…電磁制御式減圧弁、83…パイロット元圧管路、84…ドレン管路、91,92…パイロット管路、93…連通管路、94…絞り、100…コントローラ、100A…制御回路、100B…記憶部、101…モード切替スイッチ、102…操作角検出センサ、103…ステアリング角検出センサ、104…車速センサ、105…コンピュータ端末

Claims (5)

  1. ユーザから指示されたステアリング操作の操作量を検出する操作量検出手段(102,103)と、
    中立位置と左右のステアリング位置とをそれぞれ有し、前記ステアリング操作に応じた位置に切り替わって、前記操作量検出手段(102,103)により検出されたステアリング操作量に応じて流路面積を変化させることにより、パイロット油圧源(8)からのパイロット元圧を減圧し、パイロット圧として出力するパイロットバルブ(6)と、
    中立位置と左右のステアリング位置とをそれぞれ有し、前記パイロットバルブ(6)から入力された前記パイロット圧を受けて前記中立位置から前記左右のステアリング位置のいずれか一方に切り替わって、メイン油圧源(5)からの圧油をステアリング用アクチュエータ(2L,2R)に供給することにより、このステアリング用アクチュエータ(2L,2R)を作動させるステアリング用バルブ(4)と、
    前記ステアリング操作量と前記パイロット圧との関係を示すステアリング特性を少なくとも一つ以上含む複数の異なるモードを記憶する記憶手段(100B)と、
    前記記憶手段(100B)に記憶された前記各モードのうち、いずれか一つを選択するためのモード選択手段(101)と、
    前記モード選択手段(101)により選択されたモードに含まれている前記ステアリング特性に基づいて、前記パイロット油圧源(8)から吐出される圧油の圧力を制御する制御手段(100)と、
    を備えた油圧式ステアリング装置。
  2. 前記各モードは、予め設定された複数種類の車速にそれぞれ対応するステアリング特性を有しており、
    前記制御手段(100)は、前記モード選択手段(101)により選択された前記モードの有する前記各ステアリング特性のうち、検出された車速に応じたステアリング特性を選択し、この選択されたステアリング特性に基づいて、前記パイロット油圧源(8)から吐出される圧油の圧力を制御する請求項1記載の油圧式ステアリング装置。
  3. 前記パイロット油圧源(8)は、パイロットポンプ(81)と、このパイロットポンプ(81)の吐出側に接続された電磁制御式減圧弁(82)とを備えて構成されており、
    前記電磁制御式減圧弁(82)は、前記制御手段(100)からの制御信号に基づいて、前記パイロットポンプ(81)の吐出圧を減圧して前記パイロット元圧を生成する請求項2記載の油圧式ステアリング装置。
  4. 前記各モードには、第1モード(T1)と、第2モード(T2)とが含まれており、
    前記第2モード(T2)に含まれる各ステアリング特性の少なくとも一つは、対応する前記第1モード(T1)のステアリング特性に比較して、相対的に少ないステアリング操作量で最大パイロット圧に到達するように設定されている請求項3記載の油圧式ステアリング装置。
  5. 前記各モードには、第1モード(T1)と、第3モード(T3)とが含まれており、
    前記第3モード(T3)に含まれる各ステアリング特性の少なくとも一つは、前記第1モード(T1)のステアリング特性に比較して、相対的に多いステアリング操作量で最大パイロット圧に到達するように設定されている請求項3記載の油圧式ステアリング装置。
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