JP2006281884A - 段差乗り越え用補助装置 - Google Patents

段差乗り越え用補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006281884A
JP2006281884A JP2005101653A JP2005101653A JP2006281884A JP 2006281884 A JP2006281884 A JP 2006281884A JP 2005101653 A JP2005101653 A JP 2005101653A JP 2005101653 A JP2005101653 A JP 2005101653A JP 2006281884 A JP2006281884 A JP 2006281884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
level difference
over
wheel
main wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005101653A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifusa Morita
吉英 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005101653A priority Critical patent/JP2006281884A/ja
Publication of JP2006281884A publication Critical patent/JP2006281884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】大きな力を要せずに段差をスムースに乗り越えることができるようにするとともに、従来の車椅子やショッピングカートなどの運搬装置に変更を加えることなく装着できるようにする。
【解決手段】車椅子の前車輪の取付部に差し込み可能である取付軸1に対してフレーム2が回転自在に取り付けてある。フレーム2は、軽金属または合成樹脂製であり断面コ字型であり、底辺21は前方に向って傾斜している。フレーム内部には、常時接地して回転する主車輪3が取り付けてあり、フレーム2の両側には主車輪3の直径の1/5〜1/4程度の複数の補助車輪41〜43がフレーム2の底辺21に沿って等間隔に配置してある。段差において、フレーム2の補助車輪41〜43が順に段差を乗り越えるので通過にあまり大きな力を必要とせず、段差を円滑に乗り越えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車椅子や荷物用台車、ショッピングカート等の車輪を有する運搬装置が段差を通過するときの衝撃を緩和し、運搬装置が円滑に段差を通過できるようにする補助装置に関する。
従来の車椅子や荷物用台車、ショッピングカート、ストレッチャー等のキャスターと車輪を使用した運搬装置は、段差のない平坦な通路を走行することを想定したものであり、建物の出入口や道路に形成されている段差や溝にさしかかると、キャスターの車輪の直径が段差の高さに比して小さいため引っかかってしまい、通過できなかったり、段差を乗り越えて通過するには大きな力を必要としていた。
段差の前方で速度をあげるなどして強引に通過しようとすると、段差を通過する際に衝撃を受けて荷物用台車では荷崩れを生じたり、車椅子の場合は、衝撃でバランスを崩して人が転げ落ちたりすることがあり、危険であった。
従来の車椅子の前輪直径は、一般に6インチ(約15.2cm)であるため、5cmを超える段差は、利用者が自力で乗り越しするのは不可能であり、段差が2〜3cmでも、容易に乗り越えることはできず、乗り越えるのに大きな力を必要とした。横断歩道の縁石の段差は、2〜3cm程度であるが、車椅子利用者にとっては難所となっていた。
そこで、車椅子の中央部に段差を乗り越えるための傾斜面を設けた段差乗り越え補助具や、特許文献1及び2に開示されているように、段差乗り越え用の前後に移動可能な円弧状の傾斜部材が開示されている。
前後に移動可能な傾斜部材6は、主車輪3の前方に配置してあり、図7〜8に示すように、車椅子の進行に伴って傾斜部材6が段差に当たると、主車輪3まで移動して段差での衝撃を緩和して円滑に段差を乗り越えることができるようにしたものであり、傾斜部材6の元の位置への復帰はバネ61でおこなわれている。
特開平10−297206号公報 WO 03/068580号公報
種々の段差乗り越え補助具が提案されているが、車椅子利用者の移動には、自動車利用が伴うため、補助具が車椅子の折り畳みに影響がないようにすることが必須であり、また、車椅子利用者の単独操作の場合においても、比較的小さな力で段差を乗り越えることができるようにすることが要求される。
また、前後に移動可能な傾斜部材は、段差を乗り越えたときにバネの力で元の位置に復帰するが、その際にフレームに衝突する音が大きく、周囲の人がびっくりすることがある。
本発明は、大きな力を要せずに段差をスムースに乗り越えることができるようにするとともに、従来の車椅子やショッピングカートなどの運搬装置に変更を加えることなく装着できるようにするとともに、部材が復帰する際の衝突音が発生しないようにしたものである。
平坦な場所で常に接地している主車輪の前方に複数の補助車輪を斜め前上がりに配置したフレームを設けることによって段差に衝突する際の衝撃を小さくして段差を容易に乗り越えられるようにしたものである。
また、複数の車輪を履帯で連結して無限軌道とし、無限軌道の履帯が先に段差に当たるようにし、前進力により無限軌道が回転して車輪を段差まで持ち上げることによって、段差を滑らかに乗り越えることができるようにしたものである。
平坦面では主車輪のみが回転するものであり、段差乗り越えを補助する補助車輪及び無限軌道は、通常走行時においては、アイドルの状態であるので、余分な力を必要とせず、車椅子の利用者に余分なエネルギーの消費を要求しない。
実施例1
図1に示すように、車椅子の前車輪の取付部に差し込み可能である取付軸1に対してフレーム2が回転自在に取り付けてある。フレーム2は、図2に示すように、軽金属または合成樹脂製であり断面コ字型であり、底辺21は前方に向って傾斜している。フレーム内部には、常時接地して回転する主車輪3が取り付けてあり、主車輪3の車軸31の位置は、取付軸1の軸線からはずれた位置にある。
フレーム2の両側には主車輪3の直径の1/5〜1/4程度の複数の補助車輪41〜43がフレーム2の底辺21に沿って等間隔に配置してある。
図3に示すように、段差において、フレーム2の先頭の補助車輪41が段差に当たるが、主車輪3より高い位置にあるので、段差を容易に昇ることができる。前進に伴って第2の補助車輪42が段差に乗り、更に第3の補助車輪43が段差にあがり、最終的には主車輪3が段差に上がる。複数の斜めに配置した補助車輪41〜43の間及び補助車輪43と主車輪3の間の段差が小さいため、通過にあまり大きな力を必要とせず、段差を円滑に乗り越えることができる。
実施例2
図4及び図5に示すように、車椅子の前車輪の取付部に差し込み可能である取付軸1に対してフレーム2が回転自在に取り付けてある。フレーム2は、図6に示すように、軽金属または合成樹脂製の断面コ字型であり、底辺21は前方に向って傾斜している。
フレーム2の両側には主車輪3が取り付けてあり、常時は路面に接地して回転する。主車輪3を双輪構造として常時走行時の安定度を高めている。フレーム2の前端と後端に無限軌道5の先輪41、及び後輪42が取り付けてあり、中間には無限軌道の長さに応じて適宜の個数の中間輪43が等間隔に配置してある。
無限軌道5の車輪41〜43は軽量化のため合成樹脂製であり、車輪に掛け渡してある履帯は合成ゴム製であり、履帯表面には必要に応じてパターンを形成し、段差に当たったときに、スムースに無限軌道5が回転するようにする。
段差の通過に当たっては、無限軌道5が前上がりとなっているため、段差に無限軌道5が乗りあがり、前進力によって無限軌道が回転するので、主車輪が段差の上にあまり力を必要とせずに乗りあがり、段差の通過がなされる。
本発明によれば、車椅子等の段差越えは、屋内・屋外区別なく、主車輪よりも高い位置にある補助車輪または無限軌道の先端が段差に乗ることができるので、段差通過が容易である。
また、車椅子や搬送装置の前輪、または、キャスターが取り付けてあった場所に差し込むだけでよく、特別な装置や装着具を使用することがなく、装着することができる。
また、従来の段差乗り越え装置のように乗り越え部材が元の位置に復帰する際の衝突音が発生することがなく、静穏な状態で段差を乗り越えることができる。
本発明の補助装置の正面図。 本発明の補助装置の側面図。 本発明の補助装置の段差乗り越え時の説明図。 本発明の他の実施例の正面図。 本発明の他の実施例の正面断面図。 本発明の他の実施例の側面図。 従来の補助装置の正面図。 従来の補助装置の段差乗り越え時の説明図。
符号の説明
1 取付軸
2 フレーム
3 主車輪
31 主車輪車軸
41〜43 補助車輪
5 無限軌道
6 傾斜部材

Claims (3)

  1. 取付軸と取付軸に対して回転自在なフレームと、取付軸の軸線からずれた位置に回転軸を有する主車輪、及び、主車輪の前方側のフレームに斜め前上がりに取り付けた複数の補助車輪とからなる段差乗り越え用補助装置。
  2. 取付軸と取付軸に対して回転自在なフレームと、取付軸の軸線からずれた位置に回転軸を有する車輪、及び、フレームに斜め前上がりに取り付けた無限軌道とからなる段差乗り越え用補助装置。
  3. 請求項2において、車輪がフレームの両側に設けてある段差乗り越え用補助装置。
JP2005101653A 2005-03-31 2005-03-31 段差乗り越え用補助装置 Pending JP2006281884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005101653A JP2006281884A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 段差乗り越え用補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005101653A JP2006281884A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 段差乗り越え用補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006281884A true JP2006281884A (ja) 2006-10-19

Family

ID=37404253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005101653A Pending JP2006281884A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 段差乗り越え用補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006281884A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195160A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Yaskawa Electric Corp 自走台車
JP4613250B1 (ja) * 2009-10-06 2011-01-12 株式会社俵屋 車輪装置
US8539640B1 (en) 2012-06-08 2013-09-24 Herbert A. Waggener Caster wheel lift and brake assembly
JP5414005B1 (ja) * 2012-12-17 2014-02-12 芳隆 秋野 車椅子
US8650710B1 (en) 2012-12-15 2014-02-18 Herbert A. Waggener Caster wheel lift and brake assembly
JP2014161362A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Fumihiro Saito 車椅子
US10464373B1 (en) 2017-06-26 2019-11-05 Herbert A Waggener Caster wheel lift and brake assembly
KR102589526B1 (ko) * 2022-11-29 2023-10-17 조성철 구름 운동 기구에 적용될 수 있는 휠 모듈

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195160A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Yaskawa Electric Corp 自走台車
JP4613250B1 (ja) * 2009-10-06 2011-01-12 株式会社俵屋 車輪装置
JP2011098713A (ja) * 2009-10-06 2011-05-19 Tawaraya:Kk 車輪装置
US8539640B1 (en) 2012-06-08 2013-09-24 Herbert A. Waggener Caster wheel lift and brake assembly
US8650710B1 (en) 2012-12-15 2014-02-18 Herbert A. Waggener Caster wheel lift and brake assembly
JP5414005B1 (ja) * 2012-12-17 2014-02-12 芳隆 秋野 車椅子
JP2014161362A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Fumihiro Saito 車椅子
US10464373B1 (en) 2017-06-26 2019-11-05 Herbert A Waggener Caster wheel lift and brake assembly
KR102589526B1 (ko) * 2022-11-29 2023-10-17 조성철 구름 운동 기구에 적용될 수 있는 휠 모듈

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006281884A (ja) 段差乗り越え用補助装置
EP1937371B1 (en) Roller trainer assembly
US4961477A (en) Wheel chair transporter
US20100096194A1 (en) Wheelchair for stairs and obstacles
US5620189A (en) Scooter
GB2387824A (en) Scooter with treadmill action
JPH09507785A (ja) 身体障害者の運搬用あるいは移動補助用の車椅子
JP4719866B2 (ja) 移動装置
US9855173B2 (en) All terrain wheelchair
JP3046565B2 (ja) 段差越え用車輪
WO2007023277A2 (en) Chair on wheels
ES2231990T3 (es) Dispositivo de suspension para un medio de transpsorte sobre ruedas.
GB2406315A (en) Light personal vehicle
CN209757397U (zh) 一种爬楼装置
JP2007007168A (ja) 車椅子又は手押し台車
JP2005193740A (ja) 多用途の三輪車
KR100359348B1 (ko) 자전거
KR20090099183A (ko) 접이식 자전거의 자동조향 보조바퀴
JP3030345B1 (ja) 車椅子用二輪キャスター
JPS597684A (ja) エスカレ−タ−
CN108974207A (zh) 一种全木自行车
IT202100005669A1 (it) Veicolo su ruote adattato per mantenersi stabile e kit per adattare appositamente un veicolo su ruote per mantenersi stabile
JP3920841B2 (ja) 肩車補助車輪
JP2005132322A (ja) 複合車輪装置
JP2001161755A (ja) 車椅子の段差乗り越え装置