JP2006281688A - 化粧シート - Google Patents

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誠治 佐野
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Abstract

【課題】オレフィン系樹脂を使用した化粧シートにおいて、耐候性を設けつつも目視において色相に影響の出ないようにした化粧シートを提供すること。
【解決手段】透明オレフィン系樹脂層を主体とする複数の層を積層してなり、前記複数の層のいずれかに有機系紫外線吸収剤を含有してなる化粧シートにおいて、前記有機系紫外線吸収剤の400〜420nmでの吸光度が0.5以下であることを特徴とする。色相に対する影響を少ないものを選択して用いることが可能となり、かつ耐候性を具備する化粧シートとすることが可能となった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築内外装用、建具の表面や枠材、家電製品の表面材、床材等々の建築用資材に用いられる化粧シートに関するもので、木質ボード、無機系ボード類、金属ボード等に貼り合わせて化粧板として用いられる化粧シートに関する。
近年の塩化ビニルによる環境問題、特に燃焼時の塩素、ダイオキシン発生等の問題懸念により、塩化ビニル以外での化粧シートへの要求が高まり、オレフィン系樹脂を使用した化粧シートが現れてきた。
しかし、これらオレフィン系樹脂を使用した化粧シートは、一般的なポリオレフィンシートもしくは軟質ポリオレフィンシートを使用しているため、表面の耐傷付き性や耐候性が悪く、従来の塩化ビニル樹脂と比較すると特に表面の耐傷付き性は格段に劣っていた。
そこで、ポリオレフィンシートまたは軟質ポリオレフィンシートに表面保護層を設けることにより、表面艶の調整や表面の耐傷付き性を向上させたものが知られている。
一方、耐候性も必要なため、ポリオレフィンシートまたは軟質ポリオレフィンシートに有機系紫外線吸収剤などの耐候剤を添加するとともに、表面保護層にも有機系紫外線吸収剤などの耐候剤を添加することが好適に行われている。しかし、紫外線吸収剤はその機能を優先するため、可視光線も影響を受けるものが多い。そのため目視において色相に影響が出るという問題点があった。
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、オレフィン系樹脂を使用した化粧シートにおいて、耐候性を設けつつも目視において色相に影響の出ないようにした化粧シートを提供することにある。
本発明はこの課題を解決するためになされたものであり、すなわちその請求項1に係る発明は、透明オレフィン系樹脂層を主体とする複数の層を積層してなり、前記複数の層のいずれかに有機系紫外線吸収剤を含有してなる化粧シートにおいて、前記有機系紫外線吸収剤の400〜420nmでの吸光度が0.5以下であることを特徴とする化粧シートである。
請求項1記載の発明により、有機系紫外線吸収剤のうち、色相に対する影響を少ないものを選択して用いることが可能となり、かつ耐候性を具備する化粧シートとすることが可能となった。
以下、本発明の化粧シートを図面に基づき詳細に説明する。図1に本発明の一実施例の断面の構造を示す。透明オレフィン系樹脂層2を主体とする複数の層からなり、この表面に、表面保護層1と表面から設ける凹部に埋め込む埋め込み樹脂8とが適宜設けられる。この裏面には接着性樹脂層3と接着剤層4を介してインキ層5、基材6、プライマー7などが適宜設けられる。化粧シート全体の厚みは、30〜100μm、基材シートとラミネートさせたときの総厚は、80〜250μm、好ましくは、100〜150μmがラッピングなどの後加工性を鑑みて適当である。
本発明の化粧シートにおける透明オレフィン系樹脂層2としては、透明あるいは半透明のものも含むものとし、オレフィン系樹脂としては、通常のポリプロピレンが良いが、単独重合体すなわちホモポリマーでもよく、あるいは、エチレンやブテン等と共重合された2元、3元のランダムポリマー共重合体でも構わない。
特に化粧シートの表面強度を持たせる場合、透明オレフィン系樹脂層2として、高結晶化ポリプロピレンを用いるのが好ましいが、これに限ったわけではない。但し、表面硬度等を維持し、その他必要物性を維持していくために、他樹脂の混合も可能だが高結晶化ポリプロピレンの物性に著しく悪影響を与えないならば、その目的の配合によって、適宜選定は可能である。但し、折り曲げ等の後加工を施す場合は特に高結晶化ポリプロピレン樹脂との相溶性が良いものが好ましい。
ここで使用する透明オレフィン系樹脂層2には、必要に応じて熱安定剤、難燃剤、光安定剤、ブロッキング防止剤、触媒補捉剤、透明性を維持する範囲での着色剤、半透明化のための光散乱剤、艶調整剤等を添加することが出来る。
本発明ではこの透明オレフィン系樹脂層2に、400〜420nmでの吸光度が0.5以下である有機系紫外線吸収剤を添加することが好ましい。本発明者らは紫外線吸収剤はその性能を優先させるために可視光線の波長領域もカットする吸光度カーブを描くものがほとんどであり、そのため、可視光線において400nm付近の透過率が低くなり、目視において黄色味が強調され、色相へ影響が出ていたことを見出した。本発明者らは鋭意検討の上、有機系紫外線吸収剤のうち、400〜420nmでの吸光度が0.5以下であればこの前記色相へ影響を回避できることを見出した。有機系紫外線吸収剤としてはベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、およびヒドロキシフェニルトリアジン系が一般的に使用されているが、前記性能を満たすものであれば良く、特にはヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤が多い。添加量は、その要求物性や添加される樹脂への相溶性にもよるが0.1〜5部程度が好ましい。
さらに、この透明な透明オレフィン系樹脂層2中には、切削性やその他物性の向上も考慮し、樹脂、添加剤分の他に、フィラー分の添加が可能である。フィラー分としては、有機成分フィラーとして、ウレタン架橋粒子、アクリル架橋粒子、メラミン樹脂、天然コラーゲン等があり、また、無機フィラーとしては、一般的な表面保護等にも用いられる、アルミナ、シリカ、窒化珪素、炭化珪素、ガラスビーズ、水酸化アルミ、炭酸カルシウム、等々が挙げらる。
表面保護層1の厚みは、乾燥後の厚みが1〜40μm程度が好適であるが、この厚みに関しては、その用途や使用樹脂によって異なる。硬化条件やコスト、耐候性、表面物性、後加工性等々を鑑み、より好ましくは乾燥後の厚みが5〜15μm程度の範囲が適当である。表面保護層1は、まず化粧シート表面の保護として役割をもっており、表面硬度維持向上や汚染性向上、表面つやを調節する。使用される透明(または半透明)材料としては、ポリウレタン系、アクリル系、アクリルシリコン系、フッ素系、エポキシ系、ビニル系、ポリエステル系、メラミン系、アミノアルキッド系、尿素系等から適宜選択できる。形態も、水性、エマルジョン、溶剤系等いずれも可能でかつ硬化も1液タイプでも、硬化剤を用いた2液タイプでも良い。中でも、イソシアネートを用いたウレタン系の表面保護は、作業性、価格、樹脂自体の凝集力等の観点からも望ましい。
表面保護層1は最表面に存在するため、シートの耐候性に寄与する部分が大きい。そのため表面保護層1を設ける場合は、耐候性を十分考慮することから本発明における400〜420nmでの吸光度が0.5以下である有機系紫外線吸収剤を添加することが好ましい。添加量は、その要求物性や添加される樹脂への相溶性にもよるが、各々、0.1〜5部程度が好ましい。
表面保護層の塗工方法は、その塗液の性状や粘度、塗布量に合わせ選択すると良い。グラビアコート、マイクログラビアコート、コンマコート、ナイフコート、リップコート等々の一般的な塗工方法より適宜選択可能である。
接着性樹脂層3は、透明オレフィン系樹脂層2と下の層との密着性(接着性)が良好なら不要であるが、密着不良であったり、また、密着が不足である場合にこの接着性樹脂層3を設ける。この接着性樹脂層3は、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル系等の樹脂に酸変性を施したもので、厚みは、その接着性向上の観点から2μm以上、また厚すぎても接着性樹脂層自体の柔軟性が表面硬度に影響したり、接着性樹脂の凝集力や耐熱性の点から逆に接着強度を落としかねないので、20μm程度までが好ましい。
また、この接着性樹脂層3の形成法は、接着強度向上の点から、前述してきたポリプロピレン層である透明オレフィン系樹脂層2との共押出ラミネートが好ましい。
接着剤層4はその下層のインキ層5と、接着剤層4上層の透明オレフィン系樹脂層2または接着性樹脂層3との密着を向上させる為の層であり、この接着剤層4が無くとも、目標とする接着強度が得られるのであれば、存在の必要はない。
この接着剤層4としては、任意の樹脂系同志の接着強度向上に寄与するものであるならば、特に材料の限定はない。また、材料的には、アクリル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、エポキシ系等種々の材料が使用できるが、一般的には、塗膜凝集力の高い2液硬化型のポリウレタン系接着剤を用いることが多い。また、その塗工方法も、塗液粘度等によって適宜選択できるが、一般的には、グラビア版によるドライコートがなされ、低塗布量管理の意味からも、好ましい方法といえる。また、接着剤層4の塗布量は、接着強度、コスト等を考慮し、適宜決定すると良いが、出来るだけ低塗布量が好ましい。
また、この接着剤層4の塗布は、印刷によるインキ層5の施された基材6に塗布され、前述のポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂によるオレフィン樹脂層2あるいは、前述のポリプロピレン,ポリエチレン,アクリル系等の樹脂を酸変性した接着性樹脂による接着性樹脂層3とラミネートされることになる。このときの接着方法は、接着性樹脂層にもよるが、熱ラミネート、押出ラミネート、ドライラミネート等々、その材料の特性に合わせて、種々選択するとよい。
また、表面保護層1あるいは透明オレフィン系樹脂層2に、エンボス模様を施す場合には、一旦各種方法でラミネートしたシートに、後から熱圧によりエンボスを入れる方法、冷却ロールに凹凸模様を設け、押出ラミネートと同時にエンボスを施す方法がある。また、押し出し時に同時エンボスを施した前記透明オレフィン系樹脂層2と基材6とを熱あるいはドライラミネートで貼り合わせる方法等がある。さらに、エンボス凹部に埋め込み樹脂8を埋め込み、意匠性や耐候性を向上させることも可能である。
基材6としては、薄葉紙、チタン紙、樹脂含浸紙等の紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、アクリル等の合成樹脂、あるいは、これら合成樹脂の発泡体、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合ゴム、ポリウレタン等のゴム、有機もしくは無機系の不織布、合成紙、アルミニウム、鉄、金、銀等の金属箔等から任意で選定可能である。また、透明樹脂の場合、隠蔽性を出すために、顔料等の添加も可能である。一方、基材6を透明オレフィン系樹脂層2を同一のものとしても構わない。その場合は接着性樹脂層3、接着剤層4はなくなり、インキ層5は透明オレフィン系樹脂層2の裏面に設けられる。
インキ使用の場合、そのバインダーとしては、硝化綿、セルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウレタン、アクリル、ポリエステル系等の単独もしくは各変成物の中から適宜選択すればよい。これらは、水性、溶剤系、エマルジョン系で問題はなく、1液タイプでも、硬化剤を利用した2液タイプでも任意での選択が可能である。さらに、紫外線や電子線等の活性エネルギー線照射によりインキを硬化させることも可能であるが着色の場合電子線硬化の方が厚み方向には紫外線硬化よりも有効な場合もある。
インキ層5として、これら絵柄インキ層やベタインキ層を設ける方法は、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、静電印刷、インキジェット印刷等がある。またさらに隠蔽層を設ける場合は、コンマコーター、ナイフコーター、リップコーター、金属蒸着あるいはスパッタ法等を用いてもよい。
表面保護層1を設ける方法も、隠蔽層や絵柄インキ層を設けるのと同様の方法で何ら規定されるものではない。
図1に示す本発明の化粧シートの一実施例のように、前述したような各層が存在し、最終的な化粧シートの製造方法は、印刷インキ層5の施された基材6に接着剤層4が塗布されたものと、透明オレフィン系樹脂層2に接着性樹脂層3を共押ししたものとを、ドライラミネート、押出ラミネート等で貼り合わせるのが適当である。なお、図1中の層構成は押し出しラミネート時の構成を示し、ドライラミの場合には、さらに接着剤層4とインキ層5との間に、もう一層接着剤層が増える。
プライマー層7は、本発明の化粧シートと突板や木質樹脂板等の化粧板用基材との接着性が不足している場合に用いられるもので、この層がなくとも、密着性が十分である場合は特に必要とするものではない。
本発明における400〜420nmでの吸光度が0.5以下である有機系紫外線吸収剤の添加は、表面保護層1、透明オレフィン系樹脂層2以外の接着性樹脂層3、接着剤層4への添加も可能であり、更なる耐候性向上も生じ、弊害のない範囲での添加量であればなおよい。
ホモタイプの押出成型用ポリプロピレン樹脂に対し、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(400nm〜420nmの透過率95%)を0.5重量部と、フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャルティーズ社)0.5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤(キマソープ944:チバスペシャリティーズ)0.5重量部が添加されている樹脂を押し出し機を用いて溶融押出を行い、同時に表面に木目様の凹凸エンボスを施し、厚さ約80μmの透明樹脂樹脂シートを得た。そして、このシート最表面には、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(400nm〜420nmの吸光度0.2)を各々3.0重量部を含有する2液硬化型ウレタン系表面保護をコートし透明樹脂シートを得た。続いて,作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着剤層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミネートし化粧シートを得た。
ホモタイプの押出成型用ポリプロピレン樹脂にフェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャリティーズ社製)0.5重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(アデカスタブLA−32:旭電化)0.5部、ヒンダードアミン系光安定剤(キマソープ944:チバスペシャリティーズ社製)0.5部添加されている樹脂を押し出し機を用いて溶融押出を行い、同時に表面に木目様の凹凸エンボスを施し、厚さ約80μmの透明樹脂樹脂シートを得た。そして、このシート最表面には、このシート最表面には、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(400nm〜420nmの吸光度0.4)を3.0重量部、およびヒンダ−ドアミン系光安定剤(チヌビン292:チバスペシャルティ)2.0重量部を含有する2液硬化型ウレタン系表面保護をドライコートし、透明樹脂シートを得た。続いて、作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着剤層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材シート(100μm)を、押し出しラミし化粧シートを得た。
<比較例1>
実施例1と同様の方法で樹脂シートを作製するが、樹脂中の紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール(400nm〜420nmの吸光度0.8)0.5重量部とし透明樹脂シートを作製した。作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着剤層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミし化粧シートを得た。
<比較例2>
実施例2と同様の方法で樹脂シートを作製し、表面に木目模様が印刷され、接着剤層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミネートする。表面保護をドライコートするが,実施例2と違いベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤(チヌビン384−2:チバスペシャルティ)5.0重量部のみを添加して作製した。
<評価方法>
実施例、比較例として上述したように作製された化粧シートに対し、表面の色差測定(Δb)を行った。評価結果を、下記表1に示す。
Figure 2006281688
以上の様に、本発明によれば,透明なポイリプロピレン等のオレフィン系樹脂層を主体として積層構成され、構成される層中に添加される有機系紫外線吸収剤の可視光線の透過率を「400nm〜420nmの吸光度が0.5以下」とすることで、紫外線吸収剤にありがちな黄色味を防ぐことが出来る。このことにより、化粧材が本来持っている高意匠性、色彩を損なうことなく優れた化粧シートを得ることが出来る。
本発明の一実施例の断面の構造を示す説明図である。
符号の説明
1…表面保護層
2…透明オレフィン系樹脂層
3…接着性樹脂層
4…接着剤層
5…インキ層
6…基材
7…プライマー
8…埋め込み樹脂

Claims (1)

  1. 透明オレフィン系樹脂層を主体とする複数の層を積層してなり、前記複数の層のいずれかに有機系紫外線吸収剤を含有してなる化粧シートにおいて、前記有機系紫外線吸収剤の400〜420nmでの吸光度が0.5以下であることを特徴とする化粧シート。
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