JP2006280314A - 鑑賞魚用水槽の形状と濾過方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
観賞魚用水槽のポンプの羽根が食べ残しの餌や、糞で詰まりやすかったり底面に溜まった食べ残しの餌や糞の掃除が定期的に必要であり、掃除の時に水槽内の水が全面的に濁ってしまうなど、観賞魚の飼育にとって水質管理が非常に重要であり、大きな負担にもなっている。
【解決手段】
水槽内の1方に濾過装置を設置して、濾過した後の水を汲み上げればポンプの羽根は詰まることもなく、汲み上げによる水位差を利用して、濾過装置の底部の隅から濾過装置内へ、汚れた水を吸い込ませれば、常に底面が掃除され水質管理が軽減される。
この時に底面を濾過装置側へ傾斜をつけたり、ポンプからの吐出する水の向きを底面に向かって斜めにすればより完全に底面がきれいになるような水流を作り出すことが出来る。
【選択図】図1
観賞魚用水槽のポンプの羽根が食べ残しの餌や、糞で詰まりやすかったり底面に溜まった食べ残しの餌や糞の掃除が定期的に必要であり、掃除の時に水槽内の水が全面的に濁ってしまうなど、観賞魚の飼育にとって水質管理が非常に重要であり、大きな負担にもなっている。
【解決手段】
水槽内の1方に濾過装置を設置して、濾過した後の水を汲み上げればポンプの羽根は詰まることもなく、汲み上げによる水位差を利用して、濾過装置の底部の隅から濾過装置内へ、汚れた水を吸い込ませれば、常に底面が掃除され水質管理が軽減される。
この時に底面を濾過装置側へ傾斜をつけたり、ポンプからの吐出する水の向きを底面に向かって斜めにすればより完全に底面がきれいになるような水流を作り出すことが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は観賞魚用水槽の形状と、濾過方法に関するものである。
従来の観賞魚用水槽の底面は、平らなものが一般的であり、濾過方法も上部に設置した濾過装置へポンプで水を汲み上げ、濾過材等で濾過して、濾過された水を濾過装置の底部から水槽へ落とす方法が一般的であり、一部にはポンプと一体になった濾過装置を水中に設置したり、水槽外に設置する方法もある。
従来の水の濾過方法は、水槽の水はきれいに浄化されるが、以下のような課題がある。食べ残しの餌や糞を、水と一緒に汲み上げるので、ポンプの羽根が詰まりやすくポンプが空転してポンプの故障の原因になる。
上部濾過装置は、水槽の底面の掃除などの関係であまり大きくできず、濾過材が詰まりやすく、全面的に詰まると水が外へあふれることもある。
特に底面の掃除は定期的に、サイホン作用を利用した器具などを使って水と一緒に食べ残しの餌や糞などを吸い上げてやらなければならず、砂利などを敷いてあれば掃除の時に水が濁り、観賞魚の健康にも悪影響を与えた。
本発明はポンプの羽根が詰まることもなく、濾過材が詰まっても水が外へあふれることがなく、底面の掃除も不要であり、濾過材の掃除の時にも水槽の水が濁らない濾過方法とそのための最良の水槽の形状を得ようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は水槽の底面を傾斜をつけた形状とした。
そして水槽の側面のガラスと平行に隔壁を設け、ガラスと隔壁の間を濾過槽として濾過槽の一方に水を汲み上げるための汲上槽を形成して、反対側を飼育槽とした。
汲上槽と濾過槽を仕切る隔壁は、ガラス側に隙間をつくり、ガラスと平行の濾過槽の隔壁の下方の隅(汲上槽の反対側)に吸込み口をつくる。
次に、濾過槽内へ、両側に隙間をつくって濾過材を設置し、汲上槽の上部にポンプを設置して、ポンプの吐出口を飼育槽の底面へ向けて斜めに開口する。
上記のように構成された水槽の濾過方法は、ポンプで汲上槽の水を汲み上げると、汲上槽の水位が下がり、汲上槽の隔壁の隙間から濾過槽内のガラス側の水も汲み上げられ水位が下がり、そのために濾過材の反対側の水が濾過材を通って、ガラス側へ流れる結果、水が濾過される。
このようにして濾過槽内の水位が下がると、飼育槽側の水が濾過槽側の隔壁の下方の隅に開口された吸込口から、濾過槽内へ吸い込まれる。
一方、ポンプの吐出口から吐出する水は、吐出口が斜め下に向けられているので飼育槽の底面に沈んだ餌の食べ残しや糞を吸入口の方へ流すように水流をつくる。
この時に、底面につけた傾斜が、食べ残しの餌や糞を吸入口近くまで押し流す水流の形成に有効な役割をはたす。
図5に本発明の水槽の水の濾過方法の水の流れを、矢印で示した。
本発明の観賞魚用の水槽の濾過方法は、水流によって底面に沈んだ食べ残しの餌や糞が常に吸入口から濾過槽内へ吸い込まれるので、底面の掃除が不要であり、ポンプで汲み上げる水は、濾過された後のきれいな水なので、ポンプの羽根が詰まることがない。
ポンプの水を、上部濾過装置の方法のように、高く汲み上げる必要がないので、循環する水の量が非常に多くなり、濾過効率がよく、水音も静かである。
(「請求項3」の濾過方法を除く)
(「請求項3」の濾過方法を除く)
濾過装置は水槽内なので、濾過面積が広くでき、濾過材の掃除の間隔が長くなり、もし濾過材が詰まっても、水が外へあふれることがない。
(「請求項3」の濾過方法を除く)
(「請求項3」の濾過方法を除く)
もしも濾過材が全面的に詰まっても、飼育槽との隔壁の少し低くしてある部分(汲上槽の部分)から、汲み上げ槽内へ飼育槽の水が逆流するので、ポンプの空転防止になるし、濾過材の掃除の限度の目安にもなる。
濾過材を掃除する時は、濾過材を静かに引き上げれば、飼育槽の水が吸水口から濾過槽内へ流れこむので、飼育槽の水が濁ることはなく、鑑賞魚の健康にもよい。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
水槽のガラス1と平行に隔壁3を設置する。隔壁3の下方の隅には吸入口4を開口しておく。
吸入口の反対方向を、汲上槽を形成するための隔壁8で仕切り、汲上槽を形成して、水槽内を飼育槽と濾過槽、汲上槽の三槽に分ける。
汲上槽を形成する隔壁8は、濾過槽から汲上槽へ浄化された水が流れるように、ガラス側に隙間を開けておく。
次に、濾過槽内に、両側に隙間ができるような厚さの濾過材5を中央に設置する。
そのうえで、飼育槽内へ、隔壁3の方へ傾斜をつけて底面2を設ける。
汲上槽の上に、ポンプ6を設置して、吐出口7を底面2へ向かって斜めに開口する。
図7と図8は、本発明の「請求項1」と、従来の上部濾過装置を組み合わせた実施例である。
それを図7と図8によって説明する。
水槽の底面12を一方向に傾斜をつけて形成する。
底面12の低い方の一端の上にポンプ16を設置する。ポンプの吸込口13は底面12の近くまで延長しておく。
ポンプ16に隣接して上部濾過装置13を設置して、水の吐出口17を底面12へ向かって斜めに開口しておく。
「本発明を実施する最良の形態」及び「実施例1」の底面の傾斜は、二方向につけてもよく、図6は二方向に傾斜をつけた底面の状態を図示してある。
1、11、21 水槽のガラス
2、12、22 傾斜をつけた底面
3 飼育槽と濾過槽の隔壁
4 吸込口
5 濾過材
6、16 ポンプ
7、17 吐出口
8 汲上槽隔壁
9 隔壁3の少し低くしてある部分
10 ポンプの吸込口
13 上部濾過槽
2、12、22 傾斜をつけた底面
3 飼育槽と濾過槽の隔壁
4 吸込口
5 濾過材
6、16 ポンプ
7、17 吐出口
8 汲上槽隔壁
9 隔壁3の少し低くしてある部分
10 ポンプの吸込口
13 上部濾過槽
Claims (3)
- 底面に傾斜をつけた水槽。
- 水槽の片側に、吸込口4を設けた隔壁3を取りつけ、吸込口4の反対側に、水槽の側面のガラス1との間に水が通るように隙間を開けた隔壁8を、隔壁3と直角に設けて汲上槽を形成し、側面のガラス1と隔壁3との間に、濾過材5を、両側に水が通るように隙間を開けて設置して、汲上槽の上にポンプ6を設置する。浄化した水の吐出口7は水槽の底面2に向けて斜めに開口する。底面2は、隔壁3の方向に傾斜をつけて形成する。以上のように構成された水槽の水の濾過方法。
- 水槽の底面12を、1方向か2方向に傾斜をつけて形成し、傾斜の低い方の隅に吸込口13がくるように、ポンプ16を設置し、ポンプ16に隣接して上部濾過装置13を設置する。濾過された水の吐出口17は底面12に向けて斜めに開口する。
以上のように構成された水槽の水の濾過方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005106979A JP2006280314A (ja) | 2005-04-04 | 2005-04-04 | 鑑賞魚用水槽の形状と濾過方法 |
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Family
ID=37402858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005106979A Pending JP2006280314A (ja) | 2005-04-04 | 2005-04-04 | 鑑賞魚用水槽の形状と濾過方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006280314A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5229677B1 (ja) * | 2012-10-02 | 2013-07-03 | 勝 鈴木 | 観賞漁用濾過装置 |
CN103931539A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-23 | 沈娟芬 | 自动喂鱼器 |
CN103947597A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-30 | 沈娟芬 | 冲力式自动喂鱼器 |
CN107079864A (zh) * | 2017-05-17 | 2017-08-22 | 中江中通机电科技有限公司 | 用于提高观赏鱼生存水质的养鱼设备 |
CN109169446A (zh) * | 2018-08-24 | 2019-01-11 | 管炜 | 一种小龙虾养殖方法及设备 |
CN113711976A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-11-30 | 胡梅青 | 一种基于鱼便清理的鱼缸 |
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2005
- 2005-04-04 JP JP2005106979A patent/JP2006280314A/ja active Pending
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