JP2006279763A - アダプティブ受信装置及びそれを備えたアダプティブ送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】収束特性を高めたアダプティブ受信装置を提供する。
【解決手段】最適ウェートベクトルを推定する際の初期値として、第1区間信号xhk(t)を要素とする信号ベクトルと、第2区間信号xtk(t)を要素とする信号ベクトルと、の差を入力ベクトルとする相関行列の最小固有値の固有ベクトルを用いることによって上記課題を解決することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、アダプティブ受信装置及びそれを備えたアダプティブ送受信システムに関する。
多量のデータを高速に伝送する無線通信方式としてマルチキャリア伝送方式が知られ、実用化に向けて研究開発が進められている。中でも、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数多重分割)方式の研究が盛んである。OFDMは互いに直交する多数のキャリア(サブキャリア)を用いた変調方式であり、周波数利用効率が比較的高く、またFFT(Fast Fourier Transform)による変復調処理が可能などの多くの特徴を有する。
OFDM方式におけるガード区間を利用したMMSEアダプティブアレーを用いた受信原理を説明する。アダプティブ受信機は、送信信号を複数(K個とする)のアンテナ素子からなるアレーアンテナで受信する。各アンテナ素子で得られるベースバンド信号x'(t)(k=1,2,…,K)は、ウェートw(k=1,2,…,K)により重み付け合成される。この合成受信信号y'(t)から先頭ガード区間の信号を除去し、送信機のOFDM変調部とは逆の処理を行うことにより、送信されたデータ系列が再生される。
ここで、互いに同一信号となるはずである2つのガード区間の一方にて得られるベースバンド信号を入力信号とし、他方にて得られる合成受信信号を参照信号として、先頭ガード区間と末尾ガード区間と信号の差異が最小となるようにウェートを決定する。この最適ウエートを決定するためにMMSE規範が用いられる。
また、所望波と当該所望波の反射波(遅延波)とが受信される環境において、遅延波の影響を軽減し正確にデータを再生するために、各OFDMの有効シンボルに対応した単位信号区間(シンボル区間)の末尾の所定長区間と同一波形を繰り返すガード区間が先頭に設けられる。遅延波が所望波に対してこのガード区間の長さ以下で遅延している場合には、所望波の1シンボル区間の信号と、この1シンボル区間に同期して受信される遅延波の信号とは位相差を有するが同一のデータ内容を含んでいる。ガード区間を設けることにより、所望波と遅延波とが混在していてもシンボルを正確に復調することが可能である。よって、特にマルチパス環境において、単一キャリア方式に比べて優れた性能を発揮することができる。
特開平3−97080号公報 特開2000−348265号公報
このようなOFDM方式のマルチキャリア伝送においては、相関行列、相関ベクトルを算出する際に、不要波を早い段階から抑制しなければ演算の収束が遅くなる問題が発生する。
本発明は、上記従来技術の問題を鑑み、OFDM方式のマルチキャリア伝送において収束特性を高めたアダプティブ受信装置及びそれを備えたアダプティブ送受信システムを提供することを目的とする。
本発明は、互いに同一波形の信号を含む第1部分区間及び第2部分区間を無線信号の単位信号区間に内包する無線伝送方式にて使用されるアダプティブ受信装置において、前記無線信号を受信する複数のアンテナ素子からなるアレイアンテナと、複数の前記アンテナ素子により受信された複数チャネルの原受信信号X’(t)(以下、kは1以上の整数)からそれぞれ前記第1部分区間を抽出して第1区間信号xhk(t)として出力する第1の抽出部と、前記複数チャネルの原受信信号X’(t)からそれぞれ前記第2部分区間を抽出して第2区間信号xtk(t)として出力する第2の抽出部と、前記複数チャネルの原受信信号X’(t)を要素とする信号ベクトルに対してウェートベクトルWを演算して合成受信信号y'(t)を算出する合成部と、を備え、第1区間信号xhk(t)を要素とする信号ベクトルと、第2区間信号xtk(t)を要素とする信号ベクトルと、の差を入力ベクトルとする相関行列の最小固有値の固有ベクトルを前記ウェートベクトルWの初期値とすることを特徴とする。
さらに、前記合成受信信号y'(t)から前記第2部分区間を抽出して定数倍した参照信号r(t)を出力する第3の抽出部と、前記合成受信信号y'(t)と前記参照信号r(t)とに基づいて、
但し、
により前記ウェートベクトルWを算出するウェート制御部と、を備えることが好適である。ここで、前記ウェート制御部は、SMIアルゴリズムを用いて前記ウェートベクトルWを算出することが好適である。
本発明のアダプティブ受信装置は、互いに同一波形の信号を含む第1部分区間及び第2部分区間を無線信号の単位信号区間に内包する無線信号を送信する送信装置と組み合わせてアダプティブ送受信システムとして用いることが好適である。
本発明によれば、OFDM方式のマルチキャリア伝送において収束特性を高めることができる。
本発明におけるOFDM送信機は、図1に示すように、シリアル/パラレル変換器(S/P変換器)10、変調器12−1〜12−m、逆離散フーリエ変換器(IDFT器:Invert Discrete Fourier Transformer)14、デジタル/アナログ変換器(D/A変換器)16、低周波通過フィルタ(LPF)18、ミキサ20、帯域通過フィルタ(BPF)22及びアンテナ24を含んで構成される。
S/P変換器10は、送信データに対してシリアル/パラレル変換を行い、m系列のデータに分割する。m系列のパラレル信号に分割されたデータは、変調器12−1〜12−mにそれぞれ入力される。分割されたデータは、変調器12−1〜12−mでそれぞれ変調を受けた後にIDFT器14に入力される。IDFT器14では、逆離散フーリエ変換を用いてOFDM変調が行われる。IDFT器14からの出力信号にはガード区間が付加された後に、D/A変換器16に送られてアナログ信号に変換される。さらに、LPF18により帯域外成分が除去される。続いて、ミキサ20により搬送波周波数にアップコンバートされた後に、BPF22を経て送信信号としてアンテナ24から放射される。
図2に、OFDM変調された信号の例を示す。図2において、横軸は時間tであり、縦軸は信号の振幅を示している。信号は、ガード区間TgとIDFTの有効シンボル区間Teとを含んで構成される。信号の先頭部分のガード区間Tgは、有効シンボル区間Teの末尾の時間Tgにおける波形と同一の波形を有効シンボル区間Teの先頭に付加したものである。一般にガード区間Tgには複数の信号値が含まれる。例えば、サブキャリア数を1024とした場合、1シンボルは1024個の信号値で表される。有効シンボル区間Teには、その数の信号値が配列され形成される波形が格納される。ここで例えば、ガード区間Tgを有効シンボル区間Teの1/8に設定すると、ガード区間Tgの信号波形は128個の信号値の配列で表される。ガード区間Tgにより、ガード区間Tg以内の遅延時間で到来する信号によるキャリア間の干渉を防ぎ、伝送特性の劣化を抑制している。なお、以下の説明では、有効シンボル区間Teの末尾の時間Tg分を末尾区間Ttとして示す。
次に、本発明の実施の形態におけるOFDMアダプティブ受信機200は、図3に示すように、K系列の受信システムを含んで構成される。この受信機は、図1に示すOFDM送信機100から放射された無線信号を受信する。
マルチパス伝搬路を通り到来した信号はK個のアンテナ素子50からなるアレーアンテナで受信される。K個のアンテナ素子50により受信されたKチャネルの原受信信号はそれぞれバンドパスフィルタ52を通過した後、局部発振器54からの局部発振信号とミキサ56にて混合され、周波数がダウンコンバートされる。さらに低域通過フィルタ58により帯域制限を行うことで数式(1)で表されるベースバンド信号x'(t)(k=1,2,…,K)が得られる。このベースバンド信号はA/D(Analog to Digital)変換器60によりデジタル信号に変換される。
デジタル信号に変換された各チャネルのベースバンド信号x'(t)は、重み付け部62にてそれぞれウェートw(k=1,2,…,K)により重み付けされる。ウェートベクトルは数式(2)で表される。その後、合成部64にて互いに加算合成され、合成受信信号y'(t)が生成される。すなわち、合成受信信号y'(t)は、数式(3)で表される。重み付けのウェートは、ウェート制御部74において決定される。ここで、上添字Hは共役転置を表す。
ガード区間除去部66は、同期がとれているチャネルの信号を基準として、合成受信信号y'(t)から先頭ガード区間部分を取り除き、有効シンボル区間を出力する。離散フーリエ変換器(DFT:Discrete Fourier Transformer)68は、ガード区間除去部66から出力された有効シンボル区間の信号y'(t)を離散フーリエ変換する。これにより、y'(t)に周波数多重化されていた各サブキャリアの成分信号が弁別される。
各サブキャリアに対応する成分信号はそれぞれ復調器70により、送信機での例えば16QAM等の変調方式に対応した復調を施された後、P/S(Serial to Parallel)変換器72に入力される。各復調器70から同時並列に出力されるデータは、送信機のS/P変換器10にてサブキャリア数に応じて分割された1シンボル分のデータ系列であり、P/S変換器72は、これら複数の復調器70から同時並列に出力される各データ系列をP/S変換して連続した1シンボルのデータ系列を再生し出力する。
各チャネル毎に設けられベースバンド信号x'(t)を入力されるガード区間抽出部76は、同期がとれているチャネルの先頭ガード区間の開始時刻からガード区間Tg分のx’(t)を切り出す。この切り出されたガード区間信号をxhk(t)(k=1,2,…,K)と表す。また、各チャネル毎に設けられベースバンド信号x'(t)が入力される末尾区間抽出部78は、同期のとれているチャネルの末尾から末尾区間Tt分のx’(t)を切り出す。この切り出された末尾区間信号をxtk(t)(k=1,2,…,K)と表す。
前処理部80,82では、それぞれガード区間信号xhk(t)(k=1,2,…,K)又は末尾区間信号xtk(t)(k=1,2,…,K)を受けて、ガード区間信号ベクトルX(t)及び末尾区間信号ベクトルX(t)を生成する。ガード区間信号ベクトルX(t)及び末尾区間信号ベクトルX(t)は、ガード区間信号xhk(t)(k=1,2,…,K)又は末尾区間信号xtk(t)(k=1,2,…,K)をそれぞれベクトル表記したものであり、数式(4)及び(5)のように表すことができる。ここで、上添字Tは転置を示す。
図4に、所望波と不要波とのガード区間Tgの関係を示す。ここで、所望波は同期が取れている到来波を意味するものとする。
また、末尾区間抽出部84は、同期のとれている信号の末尾区間Ttを基準としてアレーの合成受信信号y'(t)からガード区間Tg分を取り出した信号y(t)を生成する。この信号y(t)の定数倍を信号r(t)=α・y(t)とする。但し、αは定数である。信号y’(t)と信号r(t)との誤差信号をe(t)として、最小化すべき評価関数は数式(6)で表される。ここで、E[・]は期待値演算を示す。
ウェート制御部74は、最適ウェートWoptを数式(7)により算出する。相関行列Rxx及び相関ベクトルrxrは数式(8),(9)で表される。
本実施の形態では、最適化アルゴリズムとしてSMI(Sample Matrix Inversion)を用いて、数式(10),(11)により相関行列R^xx、相関ベクトルr^xrを推定する。ここで、mはOFDMシンボル数(更新回数)、Xhm,rはそれぞれmシンボル目における入力信号ベクトル及びmシンボル目における参照信号を表す。また、ave[・](下付きt)の記号は、ガード区間における時間平均を意味する。
これらと数式(7)から、次シンボルのための最適ウェートを決定する。すなわち、最適ウェートWopt(m+1)は数式(12)で求められる。
従来のアダプティブ受信装置では数式(13)のベクトルをウェートベクトルWの初期値として用いていたが、本実施の形態では以下に説明するようにウェートベクトルWの初期値を求める。
<初期ウェートの設定>
ガード区間抽出部76及び末尾区間抽出部78によって得られたガード区間信号ベクトルX(t)と末尾区間信号ベクトルX(t)との差ベクトルD(t)は数式(14)で表される。
雑音がない理想的な状態では、所望波の信号成分については、ガード区間Tgの性質上からキャンセルされることとなる。従って、相関行列Ryyを数式(15)のように定義すると、相関行列Ryyには所望波の到来方向情報は含まれないこととなる。すなわち、相関行列Ryyには所望波以外(不要波のみ)の到来方向情報が含まれることとなる。
yyの最小固有値の固有ベクトルeは、不要波のアレー応答ベクトルと直交する。従って、この固有ベクトルeを初期値として利用することにより、不要波のみを抑圧することができる。すなわち、初期ウェートWopt(0)は数式(16)とすることが好適である。
以下、通常のSMI方式において初期ウェートを数式(13)のベクトルとしたものを通常SMI方式と呼び、誤差信号を利用したものを誤差SMI方式と呼び、初期値にRyyの最小固有値の固有ベクトルeを用いたものを固有SMI方式と呼ぶ。
<システムの特性>
本実施の形態におけるアダプティブ送受信システムの特性についてシミュレーションした結果を以下に示す。シミュレーションは表1に示す条件下にて行った。なお、アレーのブロードサイド方向を0°とした。シンボル同期及び周波数オフセット補償(搬送波周波数同期)は完全であるとした。また、すべての到来波は、フェージング変動のない単一波とし、同一信号が遅延したものとしている。相関行列Ryyは、OFDMの1シンボルのみのガード区間内の時間的平均から計算した。
まず、到来波の到来角度に関する検討を行った。電波環境の詳細を表2に示す。ここでの到来波は、同期が完全である所望波(第1波)、ガード区間内の遅延波を2波(第2波、第3波)の合計3波とし、所望波(第1波)の到来角度を変化させた。また、第1波に対するCNRは30dBとした。
図5〜図7に到来波に対するSINR(Signal−to−Interference−plus−Noise−Ratio)特性を示す。横軸はウェート更新回数を、縦軸は出力SINRを示す。図には、通常SMI方式、誤差SMI方式及び固有SMI方式の結果と共に、比較のために理想的な参照信号(所望波のみ)を与えた場合の理想SMI方式の結果を示している。
第1波(所望波)の到来角度が第2波(不要波)に近づくと出力SINRが低下する。しかしながら、固有SMI方式では、他の方式に比べて収束が速く、初期状態から十分に収束が行われている。
同様に、図8〜図10に初期状態の指向性パターンを示す。固有SMI方式は他の方式に比べて、不要波(第2波、第3波)を初期状態から十分に抑圧している。良好な参照信号が得られるため収束が速いと考えられる。
次に、到来波の遅延時間に関する検討を行った。電波環境の詳細を表3に示す。ここでの到来波は、同期が完全である所望波(第1波)、ガード区間内の遅延波を2波(第2波、第3波)、ガード区間を超える遅延波を1波(第4波)の合計4波とし、第2波の遅延時間を変化させた。第1波に対するCNRは30dBとした。
図11〜図13に遅延時間に対するSINR特性を示す。第2波の遅延時間が短くなると従来の方式では収束が遅くなるが、固有SMI方式では遅延時間が遅くなっても初期状態から十分に収束している。
次に、CNRに関する検討を行った。電波環境の詳細を表4に示す。ここでの到来波は同期が完全である所望波(第1波)、ガード区間内の遅延波を2波(第2波、第3波)、ガード区間を超える遅延波を1波(第4波)の合計4波とし、CNRを30dB,20dB,10dBに変化させた。
図14〜図16にCNRに対するSINR特性を示す。CNRが低くなっても固有SMI方式では従来の方式に比べて安定した収束特性が得られる。
以上のように、本実施の形態における固有SMI方式のアダプティブ送受信システムでは、初期ウェートとしてガード区間Tgと末尾区間Ttの差を入力ベクトルとする相関行列の最小固有値の固有ベクトルを用いることにより、初期状態から不要波を十分に抑制することができる。従って、参照信号を早い段階から得ることができ、収束特性も大幅に改善することができる。
OFDM送信機の概略のブロック構成図である。 OFDM信号の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態であるOFDMアダプティブ受信機の概略のブロック構成図である。 所望波と不要波との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における到来角度に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における到来角度に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における到来角度に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における初期状態の指向性パターンのシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における初期状態の指向性パターンのシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における初期状態の指向性パターンのシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における遅延時間に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における遅延時間に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態における遅延時間に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態におけるCNRに対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態におけるCNRに対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施の形態におけるCNRに対するシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
10 シリアル/パラレル変換器、12 変調器、14 逆離散フーリエ変換器、16 デジタル/アナログ変換器、18 低周波通過フィルタ、20 ミキサ、22 帯域通過フィルタ、24 アンテナ、50 アンテナ素子、52 バンドパスフィルタ、54 局部発振器、56 ミキサ、58 低域通過フィルタ、60 アナログ/デジタル変換器、62 重み付け部、64 合成部、66 ガード区間除去部、68 離散フーリエ変換器、70 復調器、72 シリアル/パラレル変換器、74 ウェート制御部、76 ガード区間抽出部、78 末尾区間抽出部、80,82 前処理部、84 末尾区間抽出部、100 送信機、200 アダプティブ受信機。

Claims (4)

  1. 互いに同一波形の信号を含む第1部分区間及び第2部分区間を無線信号の単位信号区間に内包する無線伝送方式にて使用されるアダプティブ受信装置において、
    前記無線信号を受信する複数のアンテナ素子からなるアレイアンテナと、
    複数の前記アンテナ素子により受信された複数チャネルの原受信信号X’(t)(以下、kは1以上の整数)からそれぞれ前記第1部分区間を抽出して第1区間信号xhk(t)として出力する第1の抽出部と、
    前記複数チャネルの原受信信号X’(t)からそれぞれ前記第2部分区間を抽出して第2区間信号xtk(t)として出力する第2の抽出部と、
    前記複数チャネルの原受信信号X’(t)を要素とする信号ベクトルに対してウェートベクトルWを演算して合成受信信号y'(t)を算出する合成部と、
    を備え、
    第1区間信号xhk(t)を要素とする信号ベクトルと、第2区間信号xtk(t)を要素とする信号ベクトルと、の差を入力ベクトルとする相関行列の最小固有値の固有ベクトルを前記ウェートベクトルWの初期値とすることを特徴とするアダプティブ受信装置。
  2. 請求項1に記載のアダプティブ受信装置において、
    前記合成受信信号y'(t)から前記第2部分区間を抽出して定数倍した参照信号r(t)を出力する第3の抽出部と、
    前記合成受信信号y'(t)と前記参照信号r(t)とに基づいて、
    但し、
    により前記ウェートベクトルWを算出するウェート制御部と、
    を備えることを特徴とするアダプティブ受信装置。
  3. 請求項2に記載のアダプティブ受信装置において、
    前記ウェート制御部は、SMIアルゴリズムを用いて前記ウェートベクトルWを算出することを特徴とするアダプティブ受信装置。
  4. 互いに同一波形の信号を含む第1部分区間及び第2部分区間を無線信号の単位信号区間に内包する無線信号を送信する送信装置と、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のアダプティブ受信装置と、
    を備えることを特徴とするアダプティブ送受信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009267816A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線受信装置、干渉除去方法、無線通信システムおよび無線通信方法

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