JP2006279261A - 無線基地局集線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線基地局を高効率で収容可能な無線基地局集線装置を得ること。
【解決手段】複数の無線基地局と、複数の無線基地局を制御する制御装置との間に配置されて、複数の無線基地局の通信回線を集線収容するとともに、制御装置に収容される無線基地局集線装置2において、制御装置との間で送受信する上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データに関する情報と、無線基地局との間で送受信する下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データに関する情報とを対応付ける変換設定部25と、変換設定部25に対応付けられた情報を対応付け情報として記憶する記憶部23と、を備え、変換設定部25は、対応付け情報に基づいて、上位側の制御用データと下位側の制御用データとの変換、上位側のユーザデータと下位側のユーザデータとの変換を行ない、変換したデータを制御装置または無線基地局に送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の無線基地局を収容し、複数の無線基地局と無線基地局制御装置を接続する無線基地局集線装置に関するものである。
近年の通信技術の発展に伴い、次世代移動体通信では効率の良いデータ通信が望まれている。例えば、複数の無線基地局と公衆網との接続を中継し、特定業者と一般契約者を同一の設備内に混在して収容することによって、設備の有効利用を実現する基地局集線装置がある。
特許文献1に記載の、基地局集線装置は、配下の無線基地局から延長される接続回線を集線し、全無線基地局に対して共通の接続回線を介して公衆固定網に接続している。そして、基地局集線装置は、(1)配下の無線基地局に収容された移動端末からの接続要求を公衆固定網に中継し、(2)公衆固定網から受信した接続要求を該当する配下の無線基地局に収容された移動端末に中継し、(3)接続要求を発した移動端末及びその相手先となる移動端末がいずれも特定契約者の移動端末である場合に、公衆固定網との間に設定された呼の部分を切断し接続要求を発した移動端末とその相手先となる移動端末とを自装置内で直接接続している。
また、非特許文献1に記載の3GPP(third Generation Partnership Project)標準無線アクセスネットワーク(RAN(Radio Access Network))等では、複数の無線基地局(NodeB)が無線基地局制御装置(RNC(Radio Network Controller))によって収容されている。
特開2001−95032号公報 3GPP規格 TS25.401 V5.9.0(2004−09)
しかしながら、上記前者の従来の技術では、基地局集線装置が、移動端末の識別情報に基づいて、移動端末向けの発呼信号や着呼信号の中継や変換を行う必要があった。このため、基地局集線装置の構成が複雑になるという問題があった。
また、上記後者の従来の技術では、3GPP仕様「UTRAN overall description」(Figure.4)に示されているように、無線基地局は無線基地局制御装置に直接収容される形態しか許されていない。また、制御仕様や装置容量の制約から無線基地局制御装置が収容する無線基地局数やセル数に制限がある。このため、処理容量としては無線基地局制御装置が無線基地局を収容可能であっても、収容する無線基地局数やセル数の制限によって無線基地局を収容できないケースが発生し、無線基地局を収容する効率が悪くなるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線基地局を高効率で収容可能な無線基地局集線装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の無線基地局と、該複数の無線基地局を制御する制御装置との間に配置されて、前記複数の無線基地局の通信回線を集線収容するとともに、前記制御装置に収容される無線基地局集線装置において、前記制御装置との間で送受信する上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データに関する情報と、前記無線基地局との間で送受信する下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データに関する情報とを対応付ける情報設定部と、前記情報設定部に対応付けられた情報を対応付け情報として記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する対応付け情報に基づいて、前記制御装置からの上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データを前記下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データに変換して前記各無線基地局に送信するとともに前記各無線基地局からの下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データを前記上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データに変換して前記制御装置に送信するデータ変換部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、無線基地局集線装置が制御装置と無線基地局との間で制御用データおよびユーザデータを変換して送信するので、制御装置は無線基地局集線装置を1つの仮想的な基地局として動作することができ、無線基地局集線装置は複数の無線基地局を高効率で収容することが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる無線基地局集線装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの実施の形態1の構成を示す図である。同図に示すように、無線基地局集線装置(Concentrator)2は、複数の無線基地局(BTS(Base Transceiver Station))(以下、基地局という)3a,3bを収容している。また、無線基地局集線装置2は、無線基地局制御装置(RNC(Radio Network Controller))(以下、制御装置という)1に収容されている。なお、基地局3aと基地局3bは同様の構成を有し同様の動作を行なうので、ここでは制御装置1が無線基地局集線装置2を介して基地局3aと通信を行う場合を例にとって説明する。
無線基地局集線装置2は、基地局3aと制御装置1の間で送受信されるシグナリングメッセージ(後述するRL Request req14,15、RL Request reply16,17)やUプレーンデータ(Uプレーンコネクションデータ)を変換、スイッチングする。ここでのシグナリングメッセージは基地局3aと制御装置1の間の転送経路を設定等するためのメッセージであり、最初は各Uプレーンデータの送受信を行なう前に基地局3aと制御装置1の間で送受信される。また、Uプレーンデータは制御装置1から基地局3aへのユーザデータであり、各シグナリングメッセージに基づいて設定された転送経路に従って基地局3aと制御装置1の間で送受信される。
つぎに、無線基地局集線装置2の構成について説明する。図2は、無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。無線基地局集線装置2は、通信I/F部21,22、記憶部23、変換設定部25、制御部29からなる。なお、ここでの変換設定部25が特許請求の範囲に記載の情報設定部、データ変換部に対応する。
通信I/F部21,22は、制御装置1と通信を行う通信インタフェースであり、通信I/F部22は基地局3a,3bと通信を行う通信インタフェースである。記憶部23は、基地局3aと制御装置1の間で送受信されるシグナリングメッセージやUプレーンデータを変換するための各種情報を記憶する。記憶部23は、後述するセル−BTS対応テーブル(セルアドレス対応情報)101、RNCシグナリングコネクションテーブル102、BTSシグナリングコネクションテーブル103、Uプレーンコネクションテーブル104A,104B等を記憶する。変換設定部25は、シグナリングメッセージやUプレーンデータの変換を行なう。制御部29は、通信I/F部21,12、記憶部23、変換設定部25を制御する。
つぎに、無線基地局集線装置2を有する無線通信システムの動作手順を説明する。無線基地局集線装置2は、制御装置1から送られるシグナリングメッセージの受信を監視している。ここでのシグナリングメッセージは、後述するセル識別子や「Communication Context ID」等を含んでいる。
無線基地局集線装置2が、通信I/F部21を介して制御装置1からのシグナリングメッセージ(Uプレーンコネクション設定用のRL(Radio Link)Request reqメッセージ14)を受信すると、無線基地局集線装置2の変換設定部25がこのメッセージ内のセル識別子(基地局のセルを識別するID)を識別する。変換設定部25は、例えばセル識別子として「cell#1」を識別する。
ここでのRL Request reqメッセージ14は、例えば無線基地局集線装置2の識別ID(#0)、Uプレーンデータ用の制御装置1側のPort番号(RNC Port#2)、Uプレーンデータ用の制御装置1側のIPアドレス(RNC Address)等の情報を含んでいる。
変換設定部25は、記憶部23が予め記憶しているセル−BTS対応テーブル101に基づいて、受信したシグナリングメッセージのセル識別子に対応する基地局の宛先(基地局のアドレス)を抽出する。
ここで、セル−BTS対応テーブル101の構成を説明する。図3は、セル−BTS対応テーブルの構成の一例を示す図である。セル−BTS対応テーブル101は、セル識別子(セル識別子)と、セル収容の基地局識別子、基地局IPアドレスの対応付けを示す情報テーブルである。ここでのセル識別子は、無線基地局集線装置2の配下にある基地局が収容するセルの識別子を示し、基地局識別子はこのセル識別子に対応するセルを収容する基地局の識別子を示し、基地局IPアドレスはこの基地局のIPアドレスを示している。
例えば、セル識別子「cell#1」が、基地局識別子「BTS#1」(基地局3a)、基地局3aのIPアドレス「BTS address#1」に対応付けられ、セル識別子「cell#2」が基地局識別子「BTS#2」(基地局3b)、基地局3bのIPアドレス「BTS address#2」に対応付けられている。なお、セル−BTS対応テーブル101には、無線基地局集線装置2が収容する基地局によって収容される全セル数の数だけセル識別子が含まれている。
ここでの変換設定部25は、シグナリングメッセージ内のセル識別子が例えば「cell#1」の場合、シグナリングメッセージの宛先基地局(基地局識別子)が「BTS#1」(基地局3a)であり、基地局のIPアドレスが「BTS address#1」であると判断する。
つぎに、変換設定部25はシグナリングメッセージ内の「Transport Layer Address」に基づいて、Uプレーンコネクション(Uプレーンデータの伝送路)に対して制御装置1側で割り当てられたUプレーンデータの宛先に関する情報(コネクション終端ポイント)を取得する。また、変換設定部25はシグナリングメッセージ内の「Communication Context ID」に基づいて、Uプレーンとシグナリングメッセージの対応関係(シグナリングメッセージが何れのUプレーンに対応するものであるかの情報)を示す情報(シグナリングコネクション)を取得する。
そして、変換設定部25は無線基地局集線装置2と基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てる「Communication Context ID」と、Uプレーンコネクションに対して無線基地局集線装置2側で割り当てるコネクション終端ポイント(基地局3aのIPアドレス、UDP等のPort番号)を決定する。ここでの変換設定部25は、「Communication Context ID」として使用中でない新たな「Communication Context ID」を選択して設定する。また、変換設定部25はコネクション終端ポイントとして使用中でない新たなコネクション終端ポイントを設定する。
また、変換設定部25はシグナリングメッセージに基づいて取得したコネクション終端ポイント、シグナリングコネクション、新たに設定した「Communication Context ID」、コネクション終端ポイントを、記憶部23内のRNCシグナリングコネクションテーブル102、BTSシグナリングコネクションテーブル103、Uプレーンコネクションテーブル104Aに記憶(登録)させる。
ここで、記憶部23に記憶されるRNCシグナリングコネクションテーブル102、BTSシグナリングコネクションテーブル103、Uプレーンコネクションテーブル104Aの構成を説明する。
まず、RNCシグナリングコネクションテーブル102の構成を説明する。図4−1は、RNCシグナリングコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。RNCシグナリングコネクションテーブル102は、RNC(制御装置1)側のシグナリングコネクションとBTS(基地局3a)側のシグナリングコネクションの対応付けを示す情報テーブルである。RNCシグナリングコネクションテーブル102は、無線基地局集線装置2が制御装置1からシグナリングメッセージを受信した際に変換設定部25によって生成される。
ここでのRNCシグナリングコネクションテーブル102は、制御装置1から受信したシグナリングメッセージ内の「RNC Communication Context ID」と、変換設定部25が取得した基地局のIPアドレス(「該当BTS IP address」)、基地局のPort番号(「該当BTS Port番号」)、「BTS Communication Context ID」の対応関係を示している。
例えば、制御装置1側で設定された「RNC Communication Context ID」(#0)が、基地局3aのIPアドレス(BTS address#1)、基地局3aのPort番号(BTS Port#1)、無線基地局集線装置2と基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)に対応する。なお、制御装置1側で設定された「RNC Communication Context ID」は、3GPP標準仕様等で規定される数値の範囲分だけ存在する。
このように、RNCシグナリングコネクションテーブル102を生成しておくことによって、この後変換設定部25は、RNCシグナリングコネクションテーブル102に基づいて、制御装置1側のシグナリングコネクションを該当する基地局側のシグナリングコネクションに変換することが可能となる。
すなわち、変換設定部25は、例えば制御装置1側で設定された「RNC Communication Context ID」(#1)を受信すると、基地局のIPアドレス(BTS address#1)、基地局のPort番号(BTS Port#1)、無線基地局集線装置2と基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)を抽出し、「RNC Communication Context ID」(#1)を「BTS Communication Context ID」(#1)に変換する。
つぎに、BTSシグナリングコネクションテーブル103の構成を説明する。図4−2は、BTSシグナリングコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。BTSシグナリングコネクションテーブル103は、基地局側のシグナリングコネクションと制御装置1側のシグナリングコネクションの対応付けを示す情報テーブルである。BTSシグナリングコネクションテーブル103は、無線基地局集線装置2が制御装置1からシグナリングメッセージを受信した際に変換設定部25によって生成される。
ここでのBTSシグナリングコネクションテーブル103は、変換設定部25が設定する基地局からのメッセージ受信用のPort番号、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」と、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」の対応関係を示している。
例えば、基地局3a用に割り当てたPort番号(#0)、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)が、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」(#0)に対応する。
なお、ここでの基地局用に割り当てられたPort番号は、無線基地局集線装置2が収容する基地局毎に固有のPort番号が割り当てられ、無線基地局集線装置2が収容する基地局の数だけ存在する。また、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」は、Port番号毎に3GPP標準仕様等で規定されている数だけ存在する。
このように、BTSシグナリングコネクションテーブル103を生成しておくことによって、この後変換設定部25は、BTSシグナリングコネクションテーブル103に基づいて、基地局側のシグナリングコネクションを制御装置1側のシグナリングコネクションに変換することが可能となる。
すなわち、変換設定部25は、例えば基地局からのメッセージ受信用のPort番号(#0)から、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)を受信すると、「BTS Communication Context ID」(#1)を制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」(#0)に変換する。
つぎに、Uプレーンコネクションテーブル104Aの構成を説明する。図5−1は、Uプレーンコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。Uプレーンコネクションテーブル104Aは、制御装置1側のUプレーンコネクションと基地局側のUプレーンコネクションの対応付けを示す情報テーブルである。Uプレーンコネクションテーブル104Aは、無線基地局集線装置2が制御装置1からシグナリングメッセージを受信した際に変換設定部25によって生成される。
ここでのUプレーンコネクションテーブル104Aは、Uプレーンデータの集線装置側Port番号(制御装置1から無線基地局集線装置2への宛先、基地局3aから無線基地局集線装置2への宛先)と、Uプレーンデータの宛先IPアドレス(制御装置1または基地局3aのアドレス)、Uプレーンデータの宛先Port番号(制御装置1または基地局3aのPort番号)、Uプレーンデータの宛先ノード種別(制御装置1または基地局)、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」の対応関係を示している。
例えば、集線装置側Port番号(#n+2)は、Uプレーンデータの宛先IPアドレス(RNC Address)、Uプレーンデータの宛先Port番号(RNC Port#2)、Uプレーンデータの宛先ノード種別(RNC)、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」(#0)に対応する。したがって、集線装置側Port番号(#n+2)は、基地局から送信されるUプレーンデータの受信用に割り当てられたことを示している。
これらの割り当てに基づいて、変換設定部25は、制御装置1から受信したRL Request reqメッセージ14内のUプレーンデータの宛先IPアドレス(RNCのアドレス)、Uプレーンデータの宛先Port番号(RNCの受信Port番号)、Uプレーンデータの宛先ノード種別(基地局3a)、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」(#0)に対して、基地局3aから無線基地局集線装置2へのUプレーンデータの集線装置側Port番号(#n+2)を設定する。また、集線装置側Port番号(#n+1)は、制御装置1から送信されるUプレーンデータの受信用に割り当てられたことを示している。
なお、ここでの集線装置側Port番号は、無線基地局集線装置2が提供できるUプレーンデータコネクションの数だけ存在する。また、この宛先Port番号は、BTSシグナリングコネクションテーブル103に設定されたPort番号以外の番号が割り当てられる。
このように、Uプレーンコネクションテーブル104Aを生成しておくことによって、この後変換設定部25は、Uプレーンコネクションテーブル104Aに基づいて、基地局3aからのUプレーンデータの宛先Port番号が集線装置側Port番号(#n+2)の場合、宛先IPアドレス(RNC Address#1)、宛先Port番号(RNC Port#2)に変換して、制御装置1に送信することが可能となる。
つぎに、無線基地局集線装置2が、制御装置1からRL Request reqメッセージ14を受信すると、変換設定部25は制御装置1側で設定されたシグナリングコネクションに割り当てる「RNC Communication Context ID」(#0)を、無線基地局集線装置2と基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てる「BTS Communication Context ID」(#1)に変換する。
また、変換設定部25は、制御装置1側で設定されたUプレーンコネクションのコネクション終端ポイントのIPアドレス(宛先アドレス)を無線基地局集線装置2側のコネクション終端ポイントのIPアドレス(「Concentrator Address」、Port番号(#n+2))に変換する。
つぎに、無線基地局集線装置2の変換設定部25は、制御装置1から受信したRL Request reqメッセージ14に、無線基地局集線装置2と基地局3aの間の「BTS Communication Context ID」(#1)、Uプレーンコネクション設定に関する無線基地局集線装置2側のコネクション終端ポイントのIPアドレス(「Concentrator Address」)、Uプレーンデータの宛先Port番号(#n+2)を設定し、RL Request reqメッセージ15として宛先BTS(基地局3a)に送信する。このとき、変換設定部25は無線基地局集線装置2が基地局3aと通信を行うPortとしてPort番号(#0)を指定してRL Request reqメッセージ15を送信しておく。このRL Request reqメッセージ15は、通信I/F部22を介して基地局3a(BTS Address#1、BTS Port#1)に送信される。
基地局3aは、無線基地局集線装置2からのRL Request reqメッセージ15を受信すると、Uプレーンコネクションに関するコネクション終端ポイントのIPアドレス(BTS address#1)、Port番号(BTS Port#2)を設定し、この設定した情報を付加したRL Request reply16を無線基地局集線装置2に送信する。なお、基地局3aが設定するコネクション終端ポイントのPort番号(#2)は、RL Request reqメッセージ15を受信したPort番号(#1)とは異なるものとする。
ここでの、RL Request reply16には、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)が含まれている。また、基地局3aは、RL Request reqメッセージ15に基づいて、無線基地局集線装置2のPort番号(#0)にRL Request reply16を送信する。
無線基地局集線装置2の変換設定部25は、通信I/F部22を介してRL Request reply16を受信すると、BTSシグナリングコネクションテーブル103に基づいて、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「Communication Context ID」を設定する。
ここでは、基地局3aから受信したRL Request reply16の宛先Port番号が無線基地局集線装置2のPort番号(#0)、無線基地局集線装置2−基地局3aの間のシグナリングコネクションに割り当てた「BTS Communication Context ID」(#1)であるため、変換設定部25は制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「Communication Context ID」を「RNC Communication Context ID」(#0)に設定する。
つぎに、変換設定部25は、Uプレーンコネクションテーブル104Aに基づいて、変換設定部25が設定した「RNC Communication Context ID」(#0)に関係する集線装置側Port番号(n+1、n+2)を抽出する。
そして、抽出したPort番号のうち、宛先IPアドレス、Uプレーンデータの宛先Port番号が設定されていないPort番号(n+1)に、RL Request reply16内の情報を設定する。すなわち、変換設定部25はRL Request reply16内のUプレーンコネクションに関する基地局3a側のコネクション終端ポイント情報((宛先IPアドレス(BTS Address#1)、宛先Port番号(BTS Port#2)とUプレーンデータの宛先Port番号(n+1)を対応付ける。変換設定部25によって対応付けされた情報は、Uプレーンコネクションテーブル104Aに追加されてUプレーンコネクションテーブル104Bとして記憶部23に記憶される。
ここで、Uプレーンコネクションテーブル104Bの構成を説明する。図5−2は、Uプレーンコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。Uプレーンコネクションテーブル104Bは、Uプレーンコネクションテーブル104Aと同様に、制御装置1側のUプレーンコネクションと基地局側のUプレーンコネクションの対応付けを示す情報テーブルである。Uプレーンコネクションテーブル104Bは、無線基地局集線装置2が基地局からシグナリングメッセージを受信した際に変換設定部25によって生成される。
例えば、制御装置1から無線基地局集線装置2への集線装置側Port番号(#n+1)は、Uプレーンデータの宛先IPアドレス(BTS Address#1)、Uプレーンデータの宛先Port番号(BTS Port#2)、Uプレーンデータの宛先ノード種別(BTS)、基地局3a−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」(#0)に対応する。したがって、集線装置側Port番号(#n+1)は、制御装置1から送信されるUプレーンデータの受信用に割り当てられたことを示している。
このように、Uプレーンコネクションテーブル104Bを生成しておくことによって、この後変換設定部25は、Uプレーンコネクションテーブル104Bに基づいて、集線装置側Port番号(#n+1)のUプレーンデータは、宛先IPアドレス(BTS Address#1)、宛先Port番号(BTS Port#2)に変換して、基地局3aに送信することが可能となる。
つぎに、無線基地局集線装置2の変換設定部25は、基地局3aから受信したRL Request replyメッセージ16に、無線基地局集線装置2と制御装置1の間の「RNC Communication Context ID」(#0)、Uプレーンコネクションに関するコネクション終端ポイントのIPアドレス「Concentrator Address」、Uプレーンデータの宛先Port番号(#n+1)を設定し、RL Request replyメッセージ17として制御装置1に送信する。このRL Request replyメッセージ17は、通信I/F部21を介して制御装置1に送信される。
つぎに、制御装置1はRL Request replyメッセージ17に基づいて、無線基地局集線装置2にUプレーンデータ18を送信する。制御装置1からのUプレーンデータ18は、データパケットの宛先IPアドレスを「Concentrator Address」とし、宛先Port番号をPort番号(#n+1)として無線基地局集線装置2に送信する。
無線基地局集線装置2が通信I/F部21を介してUプレーンデータ18を受信すると、変換設定部25はUプレーンコネクションテーブル104Bに基づいて、データパケットの宛先IPアドレス、宛先Port番号を変換する。
ここでは、データパケットの宛先IPアドレスが「Concentrator Address」であり、宛先Port番号がPort番号(#n+1)であるので、送信先の基地局3aのIPアドレスは「BTS Address#1」、Port番号を「BTS Port#2」に変換される。無線基地局集線装置2は、変換したUプレーンデータをUプレーンデータ19として基地局3aに送信する。
図6は、無線通信システム内で送受信される各種データおよびその設定を説明するための図である。(1)制御装置1から無線基地局集線装置2へ送信されるRL Request reqメッセージ14は、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」であるComID(#0)、Uプレーンデータ受信用の制御装置1側のPort番号であるUPort(RNC Port#2)、Uプレーンデータ受信用の制御装置1側のIPアドレスであるUIP(RNC Address)等の情報を含んでいる。
(2)無線基地局集線装置2から基地局3aへ送信されるRL Request reqメッセージ15は、その宛先が基地局のIPアドレスである宛先IP(BTS address#1)、基地局3aのPort番号である宛先Port番号(BTS Port#1)に設定される。また、RL Request reqメッセージ15は、無線基地局集線装置2−基地局3aの間の「BTS Communication Context ID」であるComID(#1)、基地局3aからのUプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のPort番号であるUPort(#n+2)、Uプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のIPアドレスであるUIP(Concentrator Address)等の情報を含んでいる。
なお、前述したように、宛先IP(BTS address#1)、宛先Port番号(BTS Port#1)は、セル−BTS対応テーブル101、RL Request reqメッセージ14内の「Transport Layer Address」に基づいて設定される。
(3)基地局3aから無線基地局集線装置2へ送信されるRL Request replyメッセージ16は、その宛先が無線基地局集線装置2のPort番号である宛先Port番号(#0)に設定される。また、RL Request replyメッセージ16は、無線基地局集線装置2−基地局3aの間の「BTS Communication Context ID」であるComID(#1)、Uプレーンデータ受信用の基地局3a側のPort番号であるUPort(BTS Port#2)、Uプレーンデータ受信用の基地局3a側のIPアドレスであるUIP(BTS Address#1)等の情報を含んでいる。なお、前述したように、宛先Port番号(#0)はRL Request reqメッセージ15に基づいて設定される。
(4)無線基地局集線装置2から制御装置1へ送信されるRL Request replyメッセージ17は、制御装置1−無線基地局集線装置2の間の「RNC Communication Context ID」であるComID(#0)、制御装置1からのUプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のPort番号であるUPort(#n+1)、Uプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のIPアドレスであるUIP(Concentrator Address#1)等の情報を含んでいる。
(5)制御装置1から無線基地局集線装置2へ送信されるUプレーンデータ18は、その宛先がUプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のIPアドレスである宛先IP(Concentrator Address#1)、無線基地局集線装置2のPort番号である宛先Port番号(#n+1)に設定される。なお、前述したように、宛先IP(Concentrator Address#1)、宛先Port番号(#n+1)は、RL Request replyメッセージ17に基づいて設定される。
(6)無線基地局集線装置2から基地局3aへ送信されるUプレーンデータ19は、その宛先がUプレーンデータ受信用の基地局3a側のIPアドレスである宛先IP(BTS Address#1)、基地局3aのPort番号である宛先Port番号(BTS Port#2)に設定される。なお、前述したように、宛先IP(BTS Address#1)、宛先Port番号(BTS Port#2)は、RL Request replyメッセージ16に基づいて設定される。
この後、無線基地局集線装置2は、制御装置1からシグナリングメッセージを受信すると、RNS−シグナリングコネクションテーブル102に基づいてシグナリングメッセージを基地局3aに送信し、基地局3aからのシグナリングメッセージを受信するとBTSシグナリングコネクションテーブル103に基づいてシグナリングメッセージを制御装置1に送信する。
また、無線基地局集線装置2は、基地局3aからのUプレーンデータもUプレーンデータ18,19と同様の処理によって制御装置1に送信する。このとき、無線基地局集線装置2は、Uプレーンコネクションテーブル104AまたはUプレーンコネクションテーブル104Bに基づいてUプレーンデータを転送する。
すなわち、基地局3aから無線基地局集線装置2へ送信されるUプレーンデータは、その宛先がUプレーンデータ受信用の無線基地局集線装置2側のIPアドレスである宛先IP(Concentrator Address)、無線基地局集線装置2のPort番号である宛先Port番号(#n+2)に設定される。なお、前述したように、宛先IP(Concentrator Address)、宛先Port番号(#n+2)は、RL Request reqメッセージ15に基づいて設定される。
また、無線基地局集線装置2から制御装置1へ送信されるUプレーンデータは、その宛先がUプレーンデータ受信用の制御装置1側のIPアドレスである宛先IP(RNC Address)、制御装置1のPort番号である宛先Port番号(RNC Port#2)に設定される。なお、前述したように、宛先IP(RNC Address)、宛先Port番号(RNC Port#2)は、RL Request reqメッセージ14に基づいて設定される。
なお、本実施の形態1においては無線基地局集線装置2を含む無線通信システムが2つの基地局3aを収容する構成としたが、無線通信システムの基地局は1つまたは3つ以上で構成しても良い。
このように、無線基地局集線装置2は、制御装置1−無線基地局集線装置2の間のシグナリングと基地局3a−無線基地局集線装置2の間のシグナリングを対応付ける情報、制御装置1−無線基地局集線装置2の間のUプレーンコネクションと基地局3a−無線基地局集線装置2の間のUプレーンコネクションを対応付ける情報を記憶しているので、制御装置1−基地局3aの間のシグナリングメッセージやUプレーンデータの変換、スイッチングを行なうことが可能となる。
このように、実施の形態1によれば、無線基地局集線装置2が制御装置1−基地局3aの間のシグナリングメッセージやUプレーンデータの変換、スイッチングを行うので、制御装置1は無線基地局集線装置2を1つの仮想的な基地局として動作することが可能となる。したがって、無線通信システムの制御装置1および無線基地局集線装置2は複数の基地局を高効率で収容することが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図7を用いて実施の形態2にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムを説明する。実施の形態2では、制御装置1が無線基地局集線装置2の配下にある全てのセルを認識している場合に、無線基地局集線装置2が制御装置1からのセル報知情報を各基地局に送信する。
図7は、実施の形態2にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。図7の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の無線通信システムと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
制御装置1は、各基地局3a,3bが収容する各セル(以下、Cellという)11,12用の使用周波数、通信を行なう際の送信タイミングに関する送信タイミング情報、セル識別子等を含むセル報知情報(Cell報知71,72)を無線基地局集線装置2に送信する。
無線基地局集線装置2の変換設定部25は、制御装置1からセル報知情報を受信すると、セル−BTS対応テーブル101に基づいて、セル報知情報に含まれるセル識別子からセル報知情報の送信先(宛先)基地局を決定する。そして、決定した送信先の基地局に制御装置1からのセル報知情報(Cell報知73,74)を送信する。
このように、無線基地局集線装置2がセル識別子に基づいて、セル報知情報を各基地局に送信するので、制御装置1は無線基地局集線装置2の配下の基地局3a,3bを意識することなく、各基地局3a,3bの配下のCell11,12を無線基地局集線装置2の配下のCellとしてCell11,12にセル報知情報を送信することが可能となる。
このように、実施の形態2によれば、無線基地局集線装置2は、各基地局3a,3bをCellとして制御装置1に各Cell11,12へのセル報知情報を送信させることが可能となる。したがって、制御装置1は無線基地局集線装置2を1つの仮想的な基地局として各Cell11,12にセル報知情報を送信することが可能となる。
実施の形態3.
つぎに、図8〜図10を用いて実施の形態3にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムを説明する。実施の形態3では、制御装置1が無線基地局集線装置2の配下にあるセルを認識していない場合に、無線基地局集線装置2がセル報知情報を生成して各基地局に送信する。
図8は、実施の形態3にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。図8の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の無線通信システムと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
無線基地局集線装置2は、通信I/F部21,22、記憶部23、変換設定部25、制御部29に加えて報知情報生成部31を備えている。ここでの報知情報生成部31は、各Cellに対応するセル報知情報を生成する。
図9は、実施の形態3にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。本実施の形態3においては、無線基地局集線装置2が記憶部23にセル報知情報を生成するためのセル情報テーブル201を記憶している。図10は、セル情報テーブルの構成の一例を示す図である。セル情報テーブル201は、セル識別子と、Cellが通信する際の「使用周波数」、「送信タイミング情報」、Cellの規制状態を示す「セル規制状態」等の対応付けに関する情報テーブルである。
無線基地局集線装置2の報知情報生成部31は、所定のタイミングでセル情報テーブル201に基づいて、各Cellに対応するセル報知情報を生成する。そして、セル−BTS対応テーブル101に基づいて、生成したセル報知情報に対応するセル報知情報の送信先基地局を決定する。ここでの送信先基地局はセル報知情報内のセル識別子に基づいて決定される。無線基地局集線装置2は、生成したセル報知情報(Cell報知81,82)をセル報知情報に対応する送信先基地局に送信する。
一方、無線基地局集線装置2が制御装置1からセル報知情報(Cell報知83)を受信した場合、無線基地局集線装置2は受信したセル報知情報を廃棄する。すなわち、無線基地局集線装置2は制御装置1から受信したセル報知情報を各基地局に送信しない。
このように、無線基地局集線装置2がセル情報テーブル201に基づいて、セル報知情報を生成し各基地局に送信するので、制御装置1は無線基地局集線装置2の配下の基地局3a,3bを意識することなく各基地局3a,3bの配下のCell11,12を無線基地局集線装置2の配下のCellとして動作を行なうことが可能となる。
このように、実施の形態3によれば、制御装置1が無線基地局集線装置2の配下の全てのCellを認識できない場合であっても、制御装置1は無線基地局集線装置2を1つの仮想的な基地局として動作可能となる。また、各Cell11,12へは無線基地局集線装置2からセル報知情報を送信することが可能となる。
実施の形態4.
つぎに、図11および図12を用いて実施の形態4にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムを説明する。図11は、実施の形態4にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。図11の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の無線通信システムと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
無線基地局集線装置2は、通信I/F部21,22、記憶部23、変換設定部25、制御部29に加えて品質検出部32を備えている。ここでの品質検出部32は、基地局3aからのUプレーンデータ内の品質値Qを抽出するとともに、予め設定しておいた閾値(品質劣化の閾値)limitを比較し、品質の劣化を検出する。
図12は、実施の形態4にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。本実施の形態4においては、基地局と接続する移動端末5の通信品質を無線基地局集線装置2の品質検出部32が検出し、移動端末5の通信品質が劣化を検出した場合は、無線基地局集線装置2が制御装置1からのUプレーンデータを廃棄し、移動端末5に無線リンクの障害を検出させる。
基地局3a,3bは、3GPP標準仕様で規定されているように、Uプレーンデータ(User Planeプロトコルフレーム)を送信する際、移動端末5からの無線受信品質測定情報を付加して無線基地局集線装置2にUプレーンデータを送信する。ここでの無線受信品質測定情報は、移動端末5と基地局3aとの間の通信の品質を示す値(品質値Q)である。
無線基地局集線装置2の品質検出部32は、基地局3aからUプレーンデータを受信すると、Uプレーンデータ内の無線受信品質測定情報を抽出し、品質値Qと予め設定しておいた閾値limitを比較する。そして、品質値Qが閾値limitより大きい場合、無線基地局集線装置2は制御装置1から受信したUプレーンデータを基地局3aに送信する。
一方、品質値Qが閾値limit以下の場合、無線基地局集線装置2は制御装置1から受信して基地局3aに送信すべきUプレーンデータを廃棄する(1)。これにより、基地局3aには制御装置1からのUプレーンデータが送られず、移動端末5と制御装置1との通信が途絶える。これにより、移動端末5は、3GPP標準仕様で規定されているように、所定の時間経過後に無線リンク障害と判断し、無線リンクの再接続を行う(2)。このとき、移動端末5はセルの再選択を行う。すなわち、移動端末5は品質良好と判断される隣接基地局のセルを選択して無線リンクの再接続(ハンドオーバ)を行う。これにより、移動端末5は制御装置1との間の通信を再開する(3)。
このように、無線基地局集線装置2が移動端末5の通信品質の劣化を検出すると、制御装置1からのUプレーンデータを廃棄するので、移動端末5は無線リンクの障害を検出することが可能となる。
このように、実施の形態4によれば、移動端末5と制御装置1の間で複雑なSHO(Soft Hand Over)やHHO(Hard Hand Over)制御を行うことなく、無線基地局集線装置2が移動端末5に無線リンクの障害を検出させて移動端末5にハンドオーバを行なわせることが可能となる。
実施の形態5.
つぎに、図13および図14を用いて実施の形態5にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムを説明する。図13は、実施の形態5にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。図13の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の無線通信システムと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
無線基地局集線装置2は、通信I/F部21,22、記憶部23、変換設定部25、制御部29に加えて遅延時間測定部33を備えている。ここでの遅延時間測定部33は、基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間の遅延時間測定とノード間時刻同期を行うとともに、制御装置1と無線基地局集線装置2の間の遅延時間測定とノード間時刻同期を行う。
図14は、実施の形態5にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。3GPP標準仕様では制御装置1と基地局3a,3bの間で時刻同期を行うため、Uプレーンデータ(User Planeプロトコル)を使ってノード間の遅延差測定を行う。本実施の形態5においては、遅延時間測定部33が基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間でNode Synch等の遅延差測定メッセージの交換を行い、遅延時間測定とノード間時刻同期を行う。
また、制御装置1と無線基地局集線装置2の間では、無線基地局集線装置2が制御装置1からNode Synchを受信する。そして、無線基地局集線装置2の遅延時間測定部33は、制御装置1へNode Synchによって遅延時間を通知する際、前述の基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間の遅延差に基づいて算出した所定の遅延時間を制御装置1と無線基地局集線装置2の間の遅延時間に加算して制御装置1に通知する。ここでの遅延時間測定部33は、例えば基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間の遅延差の平均値を基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間の遅延時間とする。
これにより、無線基地局集線装置2は、制御装置1と無線基地局集線装置2の間の遅延差、基地局3a,3bと無線基地局集線装置2の間の遅延差を、制御装置1に対して通知することが可能となる。
このように、実施の形態5によれば、無線基地局集線装置2は、基地局3a,3bと制御装置1の間の実際の遅延差に対して誤差の少ない遅延差を、制御装置1に対して通知することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる無線基地局集線装置は、複数の無線基地局の収容に適している。
本発明にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの実施の形態1の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。 セル−BTS対応テーブルの構成の一例を示す図である。 RNCシグナリングコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。 BTSシグナリングコネクションテーブルの構成の一例を示す図である。 Uプレーンコネクションテーブルの構成の一例を示す図(1)である。 Uプレーンコネクションテーブルの構成の一例を示す図(2)である。 無線通信システム内で送受信される各種データおよびその設定を説明するための図である。 実施の形態2にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。 実施の形態3にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。 セル情報テーブルの構成の一例を示す図である。 実施の形態4にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。 実施の形態5にかかる無線基地局集線装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態5にかかる無線基地局集線装置を含む無線通信システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 制御装置
2 無線基地局集線装置
3a,3b 基地局
21,22 通信I/F部
23 記憶部
25 変換設定部
29 制御部
31 報知情報生成部
32 品質検出部
33 遅延時間測定部
101 セル−BTS対応テーブル
102 RNCシグナリングコネクションテーブル
103bTSシグナリングコネクションテーブル
104A,104B Uプレーンコネクションテーブル
201 セル情報テーブル

Claims (11)

  1. 複数の無線基地局と、該複数の無線基地局を制御する制御装置との間に配置されて、前記複数の無線基地局の通信回線を集線収容するとともに、前記制御装置に収容される無線基地局集線装置において、
    前記制御装置との間で送受信する上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データに関する情報と、前記無線基地局との間で送受信する下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データに関する情報とを対応付ける情報設定部と、
    前記情報設定部に対応付けられた情報を対応付け情報として記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する対応付け情報に基づいて、前記制御装置からの上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データを前記下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データに変換して前記各無線基地局に送信するとともに前記各無線基地局からの下位側のユーザデータおよび下位側の制御用データを前記上位側のユーザデータおよび上位側の制御用データに変換して前記制御装置に送信するデータ変換部と、
    を備えることを特徴とする無線基地局集線装置。
  2. 前記記憶部は、前記上位側の制御用データに含まれて前記下位側の制御用データの宛先となる、前記無線基地局が有するセルと、前記セルを有する無線基地局のアドレスに関する情報との対応付けに関するセルアドレス対応情報をさらに記憶し、
    前記データ変換部は、前記セルアドレス対応情報に基づいて、前記下位側の制御用データを前記無線基地局に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局集線装置。
  3. 前記情報設定部は、前記制御装置から前記上位側の制御用データを受信した際に、前記上位側の制御用データを前記下位側の制御用データに変換するための対応付けおよび前記下位側の制御用データを前記上位側の制御用データに変換するための対応付けを行なうことを特徴とする請求項1または2に記載の無線基地局集線装置。
  4. 前記情報設定部は、
    前記制御装置から前記上位側の制御用データを受信した際に、前記上位側のユーザデータを前記下位側のユーザデータに変換するための対応付けを行ない、
    前記無線基地局から前記下位側の制御用データを受信した際に、前記下位側のユーザデータを前記上位側のユーザデータに変換するための対応付けを行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  5. 前記情報設定部は、前記上位側の制御用データの識別情報、前記下位側の制御用データの識別情報および前記各基地局のアドレスに関する情報を用いて、前記上位側の制御用データを前記下位側の制御用データに変換するための対応付けを行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  6. 前記情報設定部は、自装置が前記各無線基地局と通信を行うポートの識別情報、前記下位側の制御用データの識別情報および前記上位側の制御用データの識別情報を用いて、前記下位側の制御用データを前記上位側の制御用データに変換するための対応付けを行なうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  7. 前記情報設定部は、前記無線基地局と送受信するユーザデータ毎に所定の識別情報を設定して前記上位側のユーザデータを前記下位側のユーザデータに変換するための対応付けおよび前記下位側のユーザデータを前記上位側のユーザデータに変換するための対応付けを行なうことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  8. 前記データ変換部は、前記制御装置から前記セルへ送信される各セルの設定に関するセル報知情報を受信すると、前記セルアドレス対応情報に基づいて前記制御装置からのセル報知情報を前記無線基地局に送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  9. 前記セルへ送信する各セルの設定に関するセル報知情報を生成する報知情報生成部をさらに備え、
    前記データ変換部は、前記報知情報生成部が生成したセル報知情報を、前記セルアドレス対応情報に基づいて前記無線基地局に送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  10. 前記無線基地局と接続する移動端末から送信される通信の品質に関する情報を受信して通信の品質劣化を検出する品質検出部をさらに備え、
    前記データ変換部は、前記品質検出部が前記通信の品質劣化を検出すると、前記制御装置から送信される上位側のユーザデータを前記下位側のユーザデータとして前記無線基地局へ送信しないことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
  11. 前記制御装置との間の時刻同期に関する情報に、前記各無線基地局との間の時刻同期に関する情報を加えたものを、前記制御装置との間の時刻同期に関する情報として前記制御装置に送信することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の無線基地局集線装置。
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