JP2006279029A - 露光方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカスモニターマスクを使用して高精度に実デバイスマスクの平坦度を計測することが可能な露光方法及び装置を提供する。
【解決手段】マスクのパターンを投影光学系で基板上に投影する露光装置の露光方法であって、第1のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、第1のマスクのパターンを投影光学系で投影した際の像面の状態を求めるステップと、像面の状態に基づいて、基板上の結像状態を変化させる露光装置の駆動系の駆動量に関連する情報を求めるステップと、第2のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、第1のマスクの平坦度に関連する情報と第2のマスクの平坦度に関連する情報とを用いて、駆動系の駆動量に関連する情報を変更するステップと、変更した駆動量に関連する情報に基づいて駆動系を駆動して、第2のマスクのパターンを投影光学系で基板上に投影するステップとを有する露光方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、露光方法に係り、特に、投影光学系を介して被露光体に転写されるパターンが形成されたマスク(又はレチクル)の変形計測に関する。本発明の露光方法及び装置は、マスクの平坦度情報に基づいて投影光学系の収差やフォーカス位置を補正する露光方法及び装置に好適である。
半導体素子等をフォトリソグラフィ工程で製造する際にマスク上のパターンを被露光体に転写する投影露光装置が従来から使用されている。かかる露光装置は、マスクパターンを正確に被露光体に転写することが要求され、このためにベストフォーカス位置で収差を抑えた投影光学系を用いて露光することが重要となる。また、近年の高解像度化の要求から投影光学系の開口数(NA)が増加し、その結果、焦点深度が低下し、マスク平坦度に基づく駆動補正も必要になってきた。
マスク平坦度を計測する手段としては、光学的に面位置を検出する手段が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。露光装置にかかる手段を搭載して露光に先立ってマスクの平坦度を計測すれば、その結果を駆動系(ウェハステージやマスクステージ)の駆動量や、投影レンズの像面湾曲の補正にフィードバックすることができ、高精度な露光を提供することができる。
また、光学的に検出された結果に基づいて補正されたフォーカスの状態や像面湾曲は誤差を含むため、実際の露光結果に基づいて校正する必要がある。かかる校正方法として位相シフトフォーカスモニター(Phase Shift Focus Monitor:PSFM)がある(非特許文献1参照)。また、位相格子フォーカスモニター(Phase Grating Focus Monitor:PGFM)もある(非特許文献2参照)。更に、Z−SPIN法なども提案されている(例えば、特許文献3及び4参照)。これらの校正方法は、実デバイス用のマスク(実際に半導体デバイス等を製造する際に使用するマスク)とは異なる、計測用パターンが形成されたマスク(以下、「フォーカスモニターマスク」という。)を使用する。そして、パターンの位置ずれを計測することでベストフォーカス位置や像面湾曲を求める。これらの校正方法は、検査時間が短い、多くの測定点を計測するために補正精度が高い、ステップアンドスキャン方式の露光装置(スキャナー)においては走査中のフォーカス変化をモニターできる、などの特徴を有する。このため、装置のレンズ像面湾曲やスキャン時の姿勢変化に伴う像面位置(スキャン像面湾曲)の調整に有効である。
特開平09−180989号公報 国際公開第02/43123号パンフレット 特開2002−289494号公報 国際公開第03/021352号パンフレット インターネット<URL:http://www.benchmarktech.com/PSFM.htm> H.Nomura,"New phase shift gratings for measuring aberrations",SPIE,vol.4346(2001),pp25−35
マスク平坦度計測手段は計測光学系を使用し、計測光学系の原点の校正を必要とする。原点校正は、通常、絶対的平面度を保障した平板を基準にするが、走査露光では駆動により計測光学系が変動して原点も変動する。かかる変動誤差やその他の誤差により、フォーカスモニターマスクを用いた測定結果(例えば、スキャン像面湾曲)と、実デバイスマスクを用いた測定結果とは必ずしも一致しない。そして、近年の微細化により、その誤差が結像性能に与える影響が無視できなくなってきた。
そこで、本発明は、フォーカスモニターマスクを使用して高精度に実デバイスマスクの平坦度を計測することが可能な露光方法及び装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光方法は、マスクに形成されたパターンを投影光学系で基板上に投影する露光装置に用いられる露光方法であって、第1のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、前記第1のマスクに形成されたパターンを前記投影光学系で投影した際の像面の状態を求めるステップと、前記像面の状態に基づいて、前記基板上の結像状態を変化させられる前記露光装置の駆動系の駆動量に関連する情報を求めるステップと、第2のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、前記第1のマスクの平坦度に関連する情報と前記第2のマスクの平坦度に関連する情報とを用いて、前記駆動系の駆動量に関連する情報を変更するステップと、変更された前記駆動系の駆動量に関連する情報に基づいて前記駆動系を駆動して、前記第2のマスクに形成されたパターンを前記投影光学系で基板上に投影するステップとを有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光装置は、上述の露光方法を実行するモードを有することを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、フォーカスモニターマスクを使用して高精度に実デバイスマスクの平坦度を計測することが可能な露光方法及び装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例の露光方法及び装置を、添付図面を参照して説明する。ここで、図1は、露光装置100の概略ブロック図である。図1に示すように、露光装置100は、照明装置110と、マスクステージ123と、投影光学系140と、ウェハステージ152とを有する。また、露光装置100は、スコープ115と、マスク平坦度計測装置130と、ウェハ面位置検出装置160と、制御部170と、メモリ172とを更に有する。
マスクステージ123には、マスクRがロード(設置)可能である。マスクRとしては、後述の実デバイスマスク120やフォーカスモニターマスク124といった種々のマスクが存在する。マスクステージ123上には平坦度計測装置130の基準としての平面(基準面)122が設けられている。
ウェハステージ152には、ウェハ150がロード可能である。ウェハステージ152上には、ステージ基準マーク154が設けられている。
本実施例の露光装置100はスキャナーであるが、ステップアンドリピート方式その他の露光方式を適用してもよい。
照明装置110は、不図示の光源と照明光学系とを有し、転写用の回路パターンが形成されたマスク120を照明する。光源は、例えば、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザー、波長約153nmのFレーザーなどを使用することができる。照明光学系は、マスク120を照明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、絞り等を含む。本実施例では、照明光学系は、所定のスリット上の露光領域を照明する。
スコープ115は、マスクRとウェハ150の位置合わせに使用されるアライメントスコープであるが、後述するZ−SPIN法において露光光に代わる光源としても使用可能である。
マスクRには、転写されるべきパターンが形成され、マスクステージ123に支持及び駆動される。マスクRから発せられた回折光は投影光学系140を通りウェハ150に投影される。マスクRとウェハ150とは光学的に共役の関係に配置される。露光装置100はスキャナーであるため、マスクRとウェハ150を同期走査することによりマスクRのパターンをウェハ150上に転写する。なお、ステップアンドリピート方式の露光装置(即ち、「ステッパー」)であれば、マスクRとウェハ150とを静止させた状態で露光を行う。
マスクRは、そのパターン形成面を下にして図示しないマスクホルダを介して真空吸着によりマスクステージ123に保持される。マスクステージ123は図示しない移動機構に接続されている。マスクステージ124及び投影光学系140は、例えば、床等に載置されたベースフレームにダンパ等を介して支持されるステージ鏡筒定盤上に設けられる。
フォーカスモニターマスク124は、実デバイスマスク120とは異なるマスクである。フォーカスモニターマスク124は、必要に応じて適宜実デバイスマスク120にかえてマスクステージ123にロードされ、実デバイスマスク120を露光する際の駆動系の補正量算出に使用される。フォーカスモニターマスク124は、平坦度が管理されているものが望ましく、Z−SPIN法、PSFM、SGFM等を用いた校正工程において使用される。フォーカスモニターマスク124は、像面形状の追い込み手段として効果的である。実際の露光速度における露光動作による露光結果を精度良く検定できるほか、ショット内の複数点の露光結果から、走査位置ごとの最適フォーカス位置、チルト位置、像面湾曲補正量を厳密に算出することが可能である。
投影光学系140は、マスクRに形成されたパターンを経た回折光をウェハ150上に結像する機能を有する。投影光学系140は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有するカタディオプトリック光学系等を使用することができる。
投影光学系140は、第1の補正光学系142と第2の補正光学系146とを含む。第1の補正光学系142は駆動手段144によって駆動可能に構成され、像面湾曲の補正に使用される。第2の補正光学系146は駆動手段148によって駆動可能に構成され、他の収差(球面収差、非点収差、コマ収差、ディストーション)を補正するために使用される。なお、本実施例は、第1の補正光学系142と第2の補正光学系146とを別体で構成しているが、両者は一体であってもよい。
ウェハ150は、別の実施形態では液晶基板その他の被露光体に置換される。ウェハ150ではフォトレジストが基板上に塗布されている。ウェハ150はウェハステージ152に支持される。ステージ152は、ウェハ150をXYZ軸方向及びこれらの軸周りの傾き(チルト)方向に駆動可能である。ステージ152は、リニアモータを利用するなど当業界で周知のいかなる構成をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及び動作の説明は省略する。ステージ152は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられる。
露光装置100は、マスクRとウェハ150を制御部170によって同期した状態で走査する。マスクステージ123とウェハステージ152の位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。
マスク平坦度検出系130は、マスクパターン面側に設けられている。マスク平坦度検出系130は、後述するウェハ面位置検出装置160と同様に、斜入射方式の位置検出系から構成されている。斜入射方式の位置検出系は、測定対象面(ここでは実マスク面又はフォーカスモニターマスク面)に対して斜め方向から非露光光を照射し、測定対象面から斜めに反射する反射光を検出する。斜入射方式の位置検出系の検出部は、各反射光に対応した複数個の位置検出用の受光素子で構成されており、各受光素子の受光面と各光束の反射点が略共役になるように配置されている。したがって、マスク面(又はフォーカスモニターマスク面)の変形量は、検出部内の受光素子上で位置ずれとして計測される。
図2は、マスク平坦度検出系130による検出の詳細を示す概略斜視図である。同図に示すように、マスクの走査方向と直交する方向(スリットSの長手方向)に例示的に3つの独立したマスク平坦度検出系130が配置され、マスク120を走査することによりマスク面の形状を計測する構成となっている。つまり、本実施例ではスリットの長手方向に3点の計測点が設けられていることになる。このような構成により、走査方向と直交する方向のマスクの変形成分(チルトやたわみ)が、3点の計測点で計測される。マスクステージ123を走査露光と同様に等速で走査し、その際のマスク位置と計測系の同期をとることで、マスクの走査方向の各位置に応じた変形量(平坦度)を計測することができる。
ウェハ面位置検出装置160は、前述のマスク平坦度検出系130と同様に、斜入射方式の位置検出系から構成されている。ウェハ面位置検出装置160では、ウェハ面(又は基準マーク面)の高さ方向の位置ずれを、検出部内の受光素子上で位置ずれとして計測する。
制御部170は、各部の駆動制御を行い、マスクステージ123、マスク平坦度計測装置130と、ウェハステージ152、ウェハ面位置検出装置160、メモリ172と接続されている。
マスク平坦度を補正する際、制御部170は、走査方向に直交する方向のマスク平坦度に関しては、例えばマスクが撓んでいるような場合には、図9に示すように、補正光学系142を駆動手段144で駆動する。そして、マスクのたわみをキャンセルさせるように像面湾曲を発生させ、ウェハ側でのマスク結像像面形状を平坦化する。また、制御部170は、走査方向のマスク平坦度に関しては、マスク側での補正量をウェハ側に換算してウェハステージ152をフォーカス、チルト駆動させることにより補正する。フォーカス補正量は投影光学系140の結像倍率で決まり、1/4縮小光学系の場合には、(1/4)倍とすることで良好な補正が可能である。チルト補正量は−1/4倍とすることで良好な補正が可能である。マスクステージ123自体にフォーカス及びチルト補正駆動機構を設け、マスクステージ側で補正を行ってもよい。この場合には、駆動補正量は大きくなるが駆動誤差による補正はウェハ側では小さく抑えることができるというメリットがある。但し、装置の駆動機構は増加する方向にあるため装置を安価に抑える点ではウェハ側での補正の方が効果は大きい。
また、制御部170は、ウェハ面位置検出装置160の検出結果に基づいてウェハステージ152を駆動し、ウェハ150をショットごと又はスリットごとに最適フォーカス、チルト位置に補正する。
メモリ172は、図3及び図4に示す露光方法とそれに使用される基準面校正テーブルとオフセットテーブルを格納する。
以下、図3乃至図4を参照して、本発明の一実施例の露光方法について説明する。ここで、図3は、フォーカスモニターマスク124を利用して、後述する基準面校正テーブルとオフセットテーブルを初期作成するためのフローチャートである。
まず、フォーカスモニターマスク124を露光装置100(より正確にはマスクステージ123)に搭載する(ステップ1002)。そして、マスク平坦度計測装置130でフォーカスモニターマスク124のマスク平坦度をスキャン位置ごとおよび光学計測点毎に計測する(ステップ1004)。本実施例では、フォーカスモニターマスク124はZ−SPIN法用のマスクを使用する。
制御部170は、ステップ1004で得られた計測値(基準オフセット)をマスク平坦度計測装置130から取得してメモリ172に格納若しくは格納されている基準面の校正テーブルを更新する(ステップ1006)。基準面とは図2のマスクステージ123に設けられた平面122であり、平坦度計測装置130の基準となる。
基準面の校正テーブルを更新する理由は、露光装置本体に種々のユニットを載置したとき、又は、経時的な変化で基準面(平面122)が変位や変形する可能性があるからである。そこで、マスク平坦度計測装置130で得られたフォーカスモニターマスク124の平坦度を用いて基準面の校正テーブルの校正を行っている。
次に、フォーカスモニターマスク124を用いてウェハ150を露光する(ステップ1008)。なお、かかる実際の露光は必ずしも本発明に必須ではない。例えば、特許文献3にあるように、フォーカスモニターマスク124の像面の状態をTTL(Through The Lens)の像面位置検出系154にて検出してもよい。
次に、フォーカスモニターマスク124を露光した結果(像面の状態)を計測する(ステップ1010)。そして、その結果に基づいて、像面のフォーカス状態、像面のチルト、像面湾曲を算出し、オフセットテーブルを更新する(ステップ1012)。オフセットテーブルは、マスク上の各走査位置における(ウェハステージ152などの)駆動系の駆動量に対するオフセットを決定するテーブルである。予め格納されていた駆動系の駆動量に対するオフセットを、フォーカスモニターマスク124を走査露光するのに最適なように更新する。即ち、ウェハに焼き付けられた走査方向の像面形状が最適像面位置になり、補正光学系142が最適位置となり、走査方向の像面形状が最適になるように更新する。メモリ172がかかるオフセット量を格納することにより、露光装置100は、フォーカスモニターマスク124に対して最適な像面を形成することができる。
ここで、Z−SPIN法を用いたフォーカスモニターマスク124の露光について詳細に説明する。
図5を参照するに、Z−SPIN法では、マスク124の上面(テストパターン形成面の反対面)の遮光部124a及び開口部124bの配置と、輪帯照明とにより、下面にある位置ずれテストパターン124cに斜めの光を導光する。テストパターン124cには回折光を抑制する特殊な格子パターンが施されている。このため、斜入射光の主光線のみを投影光学系140を介してウェハ150上の像面上に結像させることが可能である。そして、主光線が斜めであるため、ウェハ150上の像はそのフォーカス状態に応じてウェハ150面内において位置が変化する。言い換えると、結像した像は、ベストフォーカス面BFでの像の位置を基準に、フォーカスがずれた状態では像の位置が横ずれ(シフト)する。デフォーカス量(Defocus)と位置ずれ量(Shift)との間には、tanθ=Shift/Defocusの関係を有する。ここで、θは像面に入射する光束と光軸とのなす角度である。従って、走査中のパターンの位置ずれ量を計測することによって、フォーカスの変化を測定することができる。また、走査方向と直交する方向にもパターンを設け、同様に走査中の位置ずれ量を計測することで、像面の傾き(チルト)の変化も計測することができる。
図6(a)に、開口部124bとテストパターン124cの具体例を示す。PHCはテストパターンの中心に対応し、PHAで示す点線は開口部124bが存在するPHCを中心とする円に対応する。灰色部は遮光部124aに対応する。
テストパターン124cの具体例としてのテストパターン126Aは、図6(b)に示すように四角形のマーク(Small−Boxマーク)である。この四角の4辺を構成する線分TPXを拡大すると、図5に示したテストパターン124cのような遮光部と開口部の比が変化するライン・アンド・スペースとなっている。テストパターン126Aの反対面には開口部124bの具体例としての開口部125Aが設けられ、これを、通常の照明条件(大σ)で露光するかスコープ115にて照射する。ここで、σはfilling factorであり、(照明光学系の開口数)/(投影光学系の開口数)で与えられる値である。
開口部125やテストマスク裏面内の位置は、斜入射照明角度がσ=1に近くなるように設定する。また開口部125の形状は、照度が走査速度を考慮して十分な程度に設定する。テストパターン126Aと開口部125Aを1セットとして適当な間隔で走査方向と直交方向に並べ、またその列を走査方向にも適当な間隔でマスク上に配置する。
図6(c)に、図6(a)とは別な具体例としてのフォーカスモニターマスクを示す。開口部125Aと、それとテストパターン126Aを中心として点対称な位置に設けられた開口部125Bとが設けられている。図6(a)との違いは、2つの開口部と2つテストパターンの1セットにしているため、フォーカス変動に対する位置ずれの敏感度が2倍になる点である。このため、図6(a)に示したフォーカスモニターマスクに比べて、計測精度が向上する。
以下、図7(a)及び図7(b)を参照して、図6(c)の適用例を説明する。図7(a)は、図6(c)と同様の構成であり、一連の開口部125A及び125Bをマスクステージ123の走査方向に平行に配列している。また、開口部中心PHCの反対面側にはテストパターン126Aが配置されている。この際、開口部125A及び125Bをマスクステージ123の走査方向に直交して配列してもよい。点線PHAで囲まれた開口部125A及び125Bはσ1.0以上離れた距離で配置されており、対応する開口部以外の光がテストパターン126Aに影響を及ぼさないよう設計されている。図7(a)は、マスク上の別な領域(開口部126A及び126Bの隣)に配置され、テストパターン126Aとはサイズの異なる四角形のマークであるレファレンスマーク126B(Large−Boxマーク)を有する点で図6(c)と異なる。レファレンスマーク126Bの上部には遮光部は特になくてもよく、また、レファレンスマーク126Bはテストパターン30のような特殊なパターンである必要はない。本実施例のレファレンスマーク126Bは単に2μm幅のフレームマークとした。
レファレンスマーク126Bの反対側のマスク上面には遮光部がないため、テストパターン126Aのように主光線が斜めに入射する光ではなく、通常の露光時と同じように主光線が投影光学系の光軸に平行な光で照明される。このため、フォーカス変動が発生してもマークの投影像がウェハ面内において移動することはない。
照明光学系から供給される照明光の入射角度がσ1.0よりも小さい場合で、より照明の入射角度を必要とする場合、若しくは、フラットな光源分布を必要とする場合を考える。拡散板やCGHなどの光学素子を照明光学系内に挿入したり、テストパターンの反対面に配置させたりすることができる。
計測は走査露光を2回行う。まず、図7のフォーカスモニターマスクを搭載して走査露光することでフォーカスモニターマスク上の全パターンをウェハ152上に転写する。一般にこの際の照明条件は大σ条件である。次に、レファレンスマーク126Bがあった位置にテストパターン126Aが位置するようにマスクステージ123を移動させる。また、ウェハステージもレファレンスマーク126Bの像にテストパターン126Aの像が重なるような位置に移動し、再度走査露光を行う。この走査露光によってテストパターン126Aとレファレンスマーク126Bが重なるように転写される。転写した像を現像し、各重ね合わされたテストパターン126A(Small−Boxマーク)とレファレンスマーク126B(Large−Boxマーク)の位置関係を位置ずれ測定器で求める。レファレンスマーク126Bは前述の通りフォーカス変動が生じてもマークの位置ずれは生じない。一方、テストパターン126Aはフォーカス変動が生じるとマークの位置ずれが生じる。このため、レファレンスマーク126Bを基準としてテストパターンの位置ずれを求め、予め判っている換算係数を用いて換算することにより走査露光中の像面のフォーカスの状態及び像面のチルト量を求めることができる。
別の実施例では、図8に示すように、1つの開口部125Cに対して2つのテストパターン126Aを開口部126Bの中心から同じ距離だけ離れた場所で、且つ、σが1よりも内側になるよう配置させる。本実施例でも、図7に示す実施例と同様に、レファレンスマーク126Bを先の2つのテストパターンに重なるよう露光することで計測可能となる。図8に示す実施例は、一連の開口部125Cをマスクステージ123の走査方向に平行に配列しているが、開口部125Cをマスクステージ123の走査方向に直交して配列してもよい。
以上が、Z−SPIN法を用いたフォーカスモニターマスク124の露光の説明である。
次に、図4を参照して、実デバイスマスク120の露光手順について説明する。図4に示すフローチャートの前に図3に示すフローチャートが実行されているために、メモリ172は校正テーブルとオフセットテーブルが格納されている。ここで、図4は、実デバイスマスク120の露光手順を説明するためのフローチャートである。
まず、実デバイスマスク120を不図示のマスク搬送系にてマスクステージ124に搭載し(ステップ1102)、マスク平坦度計測装置130で実デバイスマスク120のマスク平坦度をスキャン位置ごと及び光学計測点毎に計測する(ステップ1104)。ステップ1104では、ステップ1004と同様に、実デバイスマスク120の平坦度が検出される。
次に、ステップ1106で、制御部170は、実デバイスマスク120の変形補正量を計算する(ステップ1106)。変形補正量は、マスク平坦度計測装置130で実デバイスマスク120を計測した計測値とマスク平坦度計測装置130でフォーカスモニターマスク124を計測した計測値の差分である。この結果、マスク平坦度計測装置130自身が有する計測誤差はキャンセルされ、単純に、両マスク120と124の変形量の差分となる。そこで、制御部170は、各点の測定値から基準オフセットを減算した当該マスクのマスク平坦度を算出し、マスク上の各走査位置での像面湾曲、フォーカス、チルトの最適補正量を算出し、露光装置のオフセットテーブルに加算する(ステップ1108)。この結果、フォーカスモニターマスク124用に設定された駆動系の駆動量のオフセットを実デバイスマスク120用に設定された駆動系の駆動量のオフセットに変換することができる。
制御部170は、更新されたオフセットテーブルを各ショットに反映させ(ステップ1110)、走査露光時のウェハ駆動、レンズ駆動に補正量を反映させる。
本実施例では、ロットの先頭にマスク平坦度を計測し、ウェハ上の複数ショットの露光に同一補正量を反映させる。
図10(a)及び(b)は、フォーカスモニターマスク124による計測結果と実デバイスマスク120による計測結果の補正量の関係を示す。図10(a)はマスクの走査方向の計測結果と補正量の関係を示し、図10(b)は露光スリット方向の計測値と補正量の関係を示す。露光熱によるマスク平坦度形状の変化分や、マスクステージ123の姿勢変動をも厳密に補正する場合には、実デバイスマスク120の走査時にもマスク平坦度計測を実行し、繰り返し走査露光による変動分を補正するようにしてもよい。
次いで、実デバイスマスク120を露光する(ステップ1112)。露光においては、照明装置110からの照明光は実デバイスマスク120を最適な照明条件で照明する。マスク120を通過した光束は投影光学系140によって、ウェハ150上に所定倍率で縮小投影される。更新されたオフセットテーブルに基づいて、フォーカス、チルト及び像面湾曲の制御が高精度になされているので、ウェハ150に対して高精度な露光を確保することができる。これにより、露光装置100はレジストへのパターン転写を高精度に行って高品位なデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
なお、実デバイスマスク120のマスク変形を計測した際に生じる差分を補正光学系146のオフセットとして計算し、駆動手段148を介して反映させることで、投影光学系140の像面湾曲以外の収差に関しても補正が可能になる。例えば,マスク面と投影光学系140の最終面の間隔を変化させることにより、球面収差や非点収差、コマ収差、ディストーションを補正することが可能になる。また、間隔が像高で異なる場合も像面湾曲やディストーションの変化になる。また、マスク自身のディストーションも計測結果から計算できるため、これらマスク変形によって生じる投影光学系140の収差をフォーカスモニターマスク124に対して補正してやることが可能である。
これらについて、図11を参照して説明する。まず、実デバイスマスク120を不図示のマスク搬送系にてマスクステージ123に搭載する(ステップ1202)。次に、マスク平坦度計測装置130にて露光に先立ってマスク平坦度計測を実行する(ステップ1204)。次いで、記憶された基準オフセット量からの差分値を算出し、マスクでの平坦度計測値から記憶された基準オフセットを減算する(ステップ1206)。次に、各点の測定値から基準オフセットを減算した当該マスクのマスク平坦度測定結果を算出し、各マスクスキャンポジションでのディストーション、球面収差、コマ収差、非点収差の最適補正量を算出する。そして、メモリ172内のオフセットテーブルに加算する(ステップ1208)。ディストーション、球面収差、コマ収差、非点収差の最適補正量を、各走査位置ごとに計算する。そして、その補正量を、走査露光時のウェハ駆動、補正光学系142及び146の駆動手段144及び148に補正量に反映させて、露光動作を実行する(ステップ1212)。本実施例では、ロットの先頭にマスク平坦度計測を実行し、ウェハ上の複数ショットの露光に同一補正量を反映させる。
本実施例では、マスク平坦度計測手段を有し、フォーカスモニターマスク124での実際の走査露光結果を元に像面形状、スリット方向の像面湾曲を追い込む。その後に、フォーカスモニターマスク124の平坦度計測結果を原点補正量として各計測点に記憶し、実デバイスマスク120の計測結果から前記補正量を加味する。そして、実デバイスマスク120の平坦度の補正量を算出、補正することで、実デバイスマスク120の平坦度の補正を可能にしている。本実施例により、フォーカス・像面湾曲、更には収差誤差を厳しく抑えた精度の高い露光装置を提供することができる。
次に、図12及び図13を参照して、上述の露光装置100を利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図12は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターン形成に適したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いて本発明のリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図13は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置100によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施例のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位なデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施例では、Z−SPIN法を使用したが、PSFM、PGFMなどその他の方法を使用してもよい。
本発明の一側面としての露光装置の概略ブロック図である。 図1に示す露光装置のマスク平坦度計測装置による計測の詳細を示す概略斜視図である。 図1に示す露光装置で実行する露光方法のフローチャートである。 図1に示す露光装置で実行する露光方法のフローチャートである。 図3及び図4に示す露光方法に適用可能なZ−SPIN法を説明するための概略拡大断面図である。 図5に示すマスクの開口部とテストパターンの具体例を示す概略平面図である。 図6に示すマスクの適用例を示す概略平面図である。 図6に示すマスクの変形例を示す概略平面図である。 走査方向と直交する方向の像面湾曲の補正方法について説明するための図である。 フォーカスモニターマスクによる計測結果と実デバイスマスクによる計測結果の関係を示す図である。 図3及び図4の露光方法とは別の露光方法のフローチャートである。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図12に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
100 露光装置
115 スコープ
120 実デバイスマスク
124 フォーカスモニターマスク
130 マスク平坦度計測装置
140 投影光学系
150 ウェハ
160 ウェハ面位置検出装置
170 制御部

Claims (7)

  1. マスクに形成されたパターンを投影光学系で基板上に投影する露光装置に用いられる露光方法であって、
    第1のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、
    前記第1のマスクに形成されたパターンを前記投影光学系で投影した際の像面の状態を求めるステップと、
    前記像面の状態に基づいて、前記基板上の結像状態を変化させられる前記露光装置の駆動系の駆動量に関連する情報を求めるステップと、
    第2のマスクの平坦度に関連する情報を計測するステップと、
    前記第1のマスクの平坦度に関連する情報と前記第2のマスクの平坦度に関連する情報とを用いて、前記駆動系の駆動量に関連する情報を変更するステップと、
    変更された前記駆動系の駆動量に関連する情報に基づいて前記駆動系を駆動して、前記第2のマスクに形成されたパターンを前記投影光学系で基板上に投影するステップとを有することを特徴とする露光方法。
  2. 前記第1のマスクの平坦度に関する情報と前記第2のマスクの平坦度に関連する情報との差分に基づいて、前記駆動系の駆動量に関連する情報を変更するステップを更に有することを特徴とする請求項1記載の露光方法。
  3. 前記駆動系の駆動量に関連する情報は、前記投影光学系を構成する光学素子の駆動量に関連する情報であることを特徴とする請求項1記載の露光方法。
  4. 前記駆動系の駆動量に関連する情報は、前記基板の前記投影光学系の光軸方向の駆動量に関連する情報であることを特徴とする請求項1記載の露光方法。
  5. 前記露光方法は、マスクと基板とを互いに走査しつつ、前記マスクに形成されたパターンを前記基板に投影し、
    前記駆動系の駆動量に関連する情報は、走査方向に関しては、前記基板の前記投影光学系の光軸方向の駆動量に関連する情報であり、走査方向と直交する方向に関しては、前記投影光学系を構成する光学素子の駆動量に関連する情報であることを特徴とする請求項1記載の露光方法。
  6. 請求項1記載の露光方法を実行するモードを有することを特徴とする露光装置。
  7. 請求項8記載の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、
    露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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