JP2006278359A - 電子機器、支持ユニット、電子機器の冷却システム及び電子機器の冷却方法 - Google Patents

電子機器、支持ユニット、電子機器の冷却システム及び電子機器の冷却方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 筐体内部に発熱部品を備える電子機器の冷却システムにおいて、電子機器の小型軽量化を図ることができるようにする。
【解決手段】 発熱部品17を筐体7内部に設けた電子機器3と、該電子機器3を表面29bに対向配置する支持ユニット5とを備え、前記電子機器3が、前記筐体7内部に設けられ、前記発熱部品17に接触すると共に前記筐体7から外方に露出する機器側熱伝導部21を備え、前記支持ユニット5が、前記表面29bを形成した本体部27と、該本体部27の表面29bから外方に露出して設けられる放熱用の冷却部31とを備え、前記電子機器3を前記支持ユニット5の表面29bに対向して配した状態において、前記機器側熱伝導部21と前記冷却部31とを相互に接触させる電子機器の冷却システム1を提供する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、筐体内部に発熱部品を備える電子機器、これを配する支持ユニット、及び、これらを用いた電子機器の冷却システム、並びに、電子機器の冷却方法に関する。
近年では、パソコンの演算速度の高速化やプロジェクターの高輝度化等に代表されるように、これらパソコンやプロジェクター等の各種電子機器の機能は、年々高性能化してきている。これら機能の高性能化は、パソコンのCPUやプロジェクターの光源等の発熱部品により実現されており、これら発熱部品の発熱量は、前述した機能の高性能化に伴って増大している。
従来の電子機器では、電子機器を構成する筐体内部にヒートシンクや冷却ファン等の冷却部を配置し、この冷却部により発熱部品を冷却している。また、電子機器を載置する載置台(支持ユニット)に冷却部を設け、この冷却部を用いて筐体の表面から熱を奪うことで、電子機器の冷却を図るように構成したものがある(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開平7−311632号公報 特開2002−215271号公報 特開2004−102754号公報
しかしながら、電子機器の筐体内部に冷却部を配置する場合には、発熱部品の発熱量の増大にあわせて、冷却部のサイズや重量を大きくする必要があるため、電子機器のサイズや重量が大きくなるという問題がある。また、電子機器の筐体のサイズや重量に制限がある場合には、各種電子機器の機能の高性能化を実現する発熱部品を搭載できないという問題がある。
さらに、電子機器の載置台に設けた冷却部は、筐体の表面から熱を奪うように構成されている、すなわち、筐体内部に配された発熱部品を直接冷却するものではないため、発熱部品を冷却する能力が低くなる。したがって、冷却部を備えた載置台を用いても発熱部品の温度上昇を抑えることは困難である。
なお、発熱部品の冷却に空冷ファンを用いる場合には、空冷ファンの個数や風量を増加させる必要があるため、この空冷ファンから発生する騒音が大きくなる。特に、ホームシアターに使用するプロジェクターでは静音化が要求されているため、この騒音が問題となる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、電子機器の小型軽量化を図ることができる電子機器、冷却ユニット及びこれらを用いた電子機器の冷却システム、並びに、電子機器の冷却方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、発熱部品を筐体内部に設けた電子機器と、該電子機器を表面の一部に対向配置する支持ユニットとを備え、前記電子機器が、前記筐体内部に設けられ、前記発熱部品に接触すると共に前記筐体から外方に露出する機器側熱伝導部を備え、前記支持ユニットが、前記表面を形成した本体部と、該本体部の表面から外方に露出して設けられる放熱用の冷却部とを備え、前記電子機器を前記支持ユニットの表面に対向して配した状態において、前記機器側熱伝導部と前記冷却部とが相互に接触することを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、電子機器を支持ユニットの本体部の表面に配した状態においては、発熱部品において発生した熱を、機器側熱伝導部を介して支持ユニットの冷却部に伝達し、この冷却部において放熱させることができる。すなわち、発熱部品から直接熱を奪うことができるため、発熱部品の温度上昇を効率よく抑えることができる。
また、電子機器の機能の高性能化のために筐体内部に配される発熱部品の発熱量が増大しても、支持ユニットに設けた冷却部のサイズや重量を大きくすればよいため、電子機器の筐体のサイズや重量を大きくする必要がなくなる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記冷却部が、前記本体部の表面から外方に露出するユニット側熱伝導部と、該ユニット側熱伝導部に接触し、前記本体部の外方に熱を放出させる放熱部とを備え、前記電子機器を前記支持ユニットの表面に対向して配した状態において、前記機器側熱伝導部と前記ユニット側熱伝導部とが相互に接触することを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、機器側熱伝導部及びユニット側熱伝導部を相互に接触させた状態において、発熱部品を冷却する際には、発熱部品において発生した熱を、機器側熱伝導部及びユニット側熱伝導部によって支持ユニットの放熱部まで伝達させると共に、この放熱部から本体部の外方に放出する。すなわち、機器側熱伝導部と支持ユニットの放熱部との間に、ユニット側熱伝導部を配することにより、本体部の外方に熱を放出する放熱部を電子機器から離間した位置に配することができるため、放熱部から外方に放出された熱が電子機器に到達することを容易に防止できる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記冷却部の一部に、ペルチェ素子を用いることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
また、請求項4に係る発明は、請求項2に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記ユニット側熱伝導部が、冷却水を貯留した冷却槽からなることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
これらの発明に係る電子機器の冷却システムによれば、発熱部品を冷却する際に、ペルチェ素子や冷却水を貯留した冷却槽を利用して、発熱部品の熱を外方に放出することができるため、発熱部品の冷却時に冷却部から音が発生しない。すなわち、音を発する空冷ファンを用いることなく発熱部品を冷却することができ、発熱部品の冷却に基づく騒音発生を防止することができる。
また、ユニット側熱伝導部が冷却水を貯留した冷却槽からなる場合には、冷却水に機器側熱伝導部を浸すことにより、機器側熱伝導部の熱を冷却水により吸収して、この熱を放熱部に伝達することができると共に、冷却水から直接外方に放出することもできる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記本体部が、事務機器若しくは建材からなることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。ここで、事務機器とは、例えば、机、ラック、ワゴン等を示しており、建材とは、例えば、部屋の壁、床、天井等を示している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、電子機器を配する十分大きな表面を有する事務機器や建材を本体部として用いることにより、本体部に設ける冷却部の重量やサイズを確実に大きくすることができる。すなわち、例えば、大きなスペースを有効利用したヒートシンクにより冷却部を構成して、効率よく発熱部品を冷却することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記機器側熱伝導部と前記冷却部とを接触させた状態において、前記電子機器と前記支持ユニットとを相互に固定する固定手段を備えることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、固定手段により電子機器と支持ユニットとを相互に固定することにより、支持ユニットに対する電子機器の位置がずれることを防止できるため、機器側熱伝導部と冷却部との接触状態を保持することができる。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記固定手段が、前記機器側熱伝導部及び前記冷却部を相互に固定するように構成されていることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、機器側熱伝導部及び冷却部を直接固定するように固定手段を構成することにより、機器側熱伝導部と冷却部との接触状態を確実に保持することができる。
請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載の電子機器の冷却システムにおいて、前記固定手段による前記電子機器と前記支持ユニットとの固定状態が解除可能であることを特徴とする電子機器の冷却システムを提案している。
この発明に係る電子機器の冷却システムによれば、固定手段による電子機器と支持ユニットとの固定状態を解除可能とすることにより、電子機器が支持ユニットに対して着脱自在となるため、支持ユニットに対して電子機器をつけ替えることができ、1つの支持ユニットにより複数の電子機器の冷却を行うことができる。
請求項9に係る発明は、放熱用の冷却部を設けた支持ユニットの表面に対向して配置する電子機器であって、筐体と、筐体内部に設けられた発熱部品と、該発熱部品に接触すると共に前記筐体から外方に露出し、前記冷却部に接触させる機器側熱伝導部とを備える電子機器を提案している。
請求項10に係る発明は、表面に請求項9に記載の電子機器を配置する支持ユニットであって、前記表面を形成する本体部と、該本体部の表面から外方に露出して設けられると共に前記機器側熱伝導部に接触させる放熱用の冷却部とを備えることを特徴とする支持ユニットを提案している。
これらの発明に係る電子機器及び支持ユニットを用いて、電子機器の発熱部品を冷却する際には、電子機器を本体部の表面に対向して配すると共に、機器側熱伝導部と冷却部とを熱的に接合させる。この状態において、発熱部品において熱が発生した場合には、発熱部品の熱が機器側熱伝導部を介して支持ユニットの冷却部に伝達され、この冷却部において放熱される。すなわち、発熱部品から直接熱を奪うことができるため、発熱部品の温度上昇を効率よく抑えることができる。
また、電子機器の機能の高性能化によって発熱部品の発熱量が増大しても、支持ユニットに設ける冷却部のサイズや重量を大きくすればよいため、電子機器自体のサイズや重量を大きくする必要がなくなる。
請求項11に係る発明は、筐体内部に、発熱部品と、該発熱部品に接触すると共に前記筐体の表面に露出する機器側熱伝導部とを設けた電子機器を、放熱用の冷却部を有する支持ユニットの表面に配置すると共に前記機器側熱伝導部と前記冷却部とを相互に接触させ、前記発熱部品において発生した熱を、前記機器側熱伝導部を介して前記冷却部に伝達し、該冷却部から外方に放出することを特徴とする電子機器の冷却方法を提案している。
この発明に係る電子機器の冷却方法によれば、発熱部品から直接熱を奪って冷却部から外方に放出することができるため、発熱部品の温度上昇を効率よく抑えることができる。
また、電子機器の機能の高性能化のために筐体内部に配される発熱部品の発熱量が増大しても、支持ユニットに設ける冷却部のサイズや重量を大きくすればよいため、電子機器の筐体のサイズや重量を大きくする必要がなくなる。
以上説明したように、請求項1及び請求項9〜11に係る発明によれば、筐体内部に発熱部品用の冷却部を設けることなく、発熱部品の冷却を効率よく行うことができるため、電子機器の機能の高性能化を実現する発熱部品を筐体内部に配しても、電子機器の小型軽量化を図ることができる。
また、発熱部品の冷却部は、支持ユニットに設けられるため、電子機器を構成する筐体の大きさに制限されることが無く、その重量やサイズを大きくすることができる。したがって、支持ユニットには冷却能力の高い冷却部を容易に設けることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、放熱部から外方に放出された熱が電子機器に到達することを容易に防止できるため、放熱部から外方に放出された熱によって機器側熱伝導部が加熱されることを防止して、発熱部品を効率よく冷却することが可能となる。
また、請求項3及び請求項4に係る発明によれば、冷却部の構成にペルチェ素子や冷却水を貯留した冷却槽を含めることにより、発熱部品を冷却する際に冷却部から音が発生しないため、発熱部品の冷却に基づく騒音発生を防止して、電子機器を使用する際の静音化を実現することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、発熱部品から発生した熱を、放熱部だけではなく、冷却水からも放出することができるため、発熱部品の冷却をさらに効率よく行うことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、支持ユニットの本体部を事務機器や建材から構成することにより、重量やサイズの大きい冷却部を本体部に設けることができるため、効率よく発熱部品を冷却することができる。
また、請求項6に係る発明によれば、固定手段により電子機器と支持ユニットとを相互に固定することにより、機器側熱伝導部と冷却部との接触状態を保持することができる。
また、請求項7に係る発明によれば、機器側熱伝導部及び冷却部を直接固定するように固定手段を構成することにより、機器側熱伝導部と冷却部との接触状態を確実に保持することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、固定手段による電子機器と支持ユニットとの固定状態を解除可能とすることにより、1つの支持ユニットにより複数の電子機器の冷却を行うことができるため、支持ユニットを汎用的に使用することができる。
図1から図4は、本発明の一実施形態を示しており、図1〜4に示すように、この実施の形態に係るパソコンの冷却システム(電子機器の冷却システム)1は、パソコン(電子機器)3と、このパソコン3を載置する組込デスク(支持ユニット)5とから構成されている。パソコン3は、図1に示すように、筐体7と、筐体7の内部に配された電源部9、インターフェース部11、スピーカー部13、CD−ROM部15等の各種電気部品、CPU(発熱部品)17等の各種電子部品、回路基板19及び機器側熱伝導部21とを備えている。
電源部9は、インターフェース部11、スピーカー部13、CD−ROM部15及びCPU17に適宜電力を供給するものである。また、CPU17は、パソコン3全体を制御するものであり、回路基板19の表面19aに配されている。すなわち、インターフェース部11、スピーカー部13及びCD−ROM部15は、回路基板19を介してCPU17と電気的に接続されおり、CPU17からの信号に基づいて各々動作するようになっている。
機器側熱伝導部21は、銅、アルミニウム、窒化アルミニウム等の熱伝導性の高い材料により略ブロック状に形成されており、回路基板19と共にCPU17を挟み込むように配されている。
この機器側熱伝導部21は、筐体7の内部から外方に貫通する開口部7bを介して外方に露出すると共に、筐体7の表面7aから突出している。CPU17に接触する機器側熱伝導部21の一端面21aは、この一端面21aの反対側に位置して筐体7の表面7aから突出する機器側熱伝導部21の他端面21bの面積よりも小さく形成されている。この機器側熱伝導部21は、その一端面21aと他端面21bとの間で熱を伝導するように構成されている。
この機器側熱伝導部21とCPU17とは、ネジ等により相互に締結して固定されている。また、機器側熱伝導部21の一端面21aとCPU17との間には、ヒートシートやグラファイトシート等の高い熱伝導性を有する熱伝導性シート23が配されている。
なお、筐体7の両側部には、一対のフック25が固定して設けられている。このフック25は、後述する組込デスクに設けられるフック受けと共にパソコン3と組込デスク5とを相互に固定するスナップ錠(固定手段)を構成するものである。
図2,3に示すように、組込デスク5は、事務機器としての机(本体部)27と、机27の天板29に設けられた冷却部31とを備えており、冷却部31は、天板29の厚さ方向に貫通する開口部29aに配されている。この冷却部31は、机27の天板29の上面(表面)29b側から順番に配されたユニット側熱伝導部33、ペルチェ素子35及びヒートシンク37を備えている。
ユニット側熱伝導部33は、前述した機器側熱伝導部21と同様に、銅、アルミニウム、窒化アルミニウム等の熱伝導性の高い材料からなり、略板状に形成されている。ユニット側熱伝導部33の一端面33aは、天板29の上面29b側から外方に露出すると共に、この上面29bよりも窪んだ位置に配されている。また、このユニット側熱伝導部33の一端面33aは、パソコン3の機器熱伝導部21と接触するようになっている。
ペルチェ素子35の厚さ方向の一端部35aは、一端面33aと反対側に位置するユニット側熱伝導部33の他端面33bに接触しており、ペルチェ素子35の他端部35bはヒートシンク37に接触している。このペルチェ素子35は、天板29の下面29cに取り付けられた制御回路39とリード線41を介して電気的に接続されている。この制御回路39を用いてペルチェ素子35に電流を流した際には、ペルチェ素子35の一端部35aが冷却されると共に同他端部35bが発熱する。すなわち、このペルチェ素子35は、その一端部35aから他端部35bに向けて強制的に熱を移動させるように構成されている。
ヒートシンク37は、ペルチェ素子35の他端部35bに接触する略板状のベース43と、天板29の下面29c側に露出するベース43の一端面43aから突出する多数のフィン45とを備えており、多数のフィン45は天板29の下面29cから突出している。これらペルチェ素子35及びヒートシンク37により、ユニット側熱伝導部33の熱を天板29の下面29c側から外方に放出する放熱部47が構成されている。
また、天板29の上面29bには、一対のフック受け49が、天板29の開口部29aを挟み込む位置に設けられている。
図4に示すように、このパソコンの冷却システム1において、パソコン3を天板29の上面29bに対向して配した際には、パソコン3の自重により、機器側熱伝導部21の他端面21bがユニット側熱伝導部33の一端面33aに当接する。なお、これら機器側熱伝導部21の他端面21bとユニット側熱伝導部33の一端面33aとの間には、ヒートシートやグラファイトシート等の熱伝導性シート51が配されている。この熱伝導性シート51は、パソコン3を天板29に配する前に、予め機器側熱伝導部21の他端面21b、若しくは、ユニット側熱伝導部33の一端面33aのいずれか一方に貼り付けておけばよい。
また、このパソコン3の配置の際には、スナップ錠53によりパソコン3と組込デスク5とを一体的に固定する。すなわち、筐体7に設けられたフック25を天板29に設けられたフック受け49に引っ掛けることで、筐体7が天板29側に引き寄せられて、パソコン3と組込デスク5とが相互に固定される。この状態においては、機器側熱伝導部21の他端面21bが、ユニット側熱伝導部33の一端面33aにさらに強く押し付けられることになる。
なお、パソコン3と組込デスク5との固定状態を解除する際には、フック25をフック受け49から取り外せばよい。すなわち、パソコン3は組込デスク5に対して着脱自在となっている。
次に、以上のように構成されたパソコンの冷却システム1におけるパソコンの冷却方法について説明する。
CPU17の温度が上昇した際には、CPU17の熱を機器側熱伝導部21及びユニット側熱伝導部33を介してペルチェ素子35の一端部35aに到達させる。ここで、制御回路39によりペルチェ素子35に電流を流し、ペルチェ素子35の一端部35aを冷却させると共に、他端部35bを発熱させる。これにより、ユニット側熱伝導部33からペルチェ素子35の一端部35aに伝達された熱が、強制的にペルチェ素子35の他端部35bまで移動し、ヒートシンク37に伝達されることになる。最後に、ヒートシンク37に伝達された熱は、そのフィン45において外方に放出される。
上記のパソコンの冷却システム1、これを構成するパソコン3及び組込デスク5、並びに、パソコンの冷却方法によれば、機器側熱伝導部21、ユニット側熱伝導部33、ペルチェ素子35及びヒートシンク37により、CPU17から直接熱を奪うことができるため、CPU17の温度上昇を効率よく抑えることができる。
また、熱を外方に放出するペルチェ素子35及びヒートシンク37は、組込デスク5に設けられるため、パソコン3の筐体7にCPU17の熱を外方に放出する機構が不要となり、パソコン3の機能の高性能化を実現する発熱量の大きいCPU17を搭載したとしても、パソコン3の小型軽量化を図ることができる。すなわち、CPU17の発熱量が増大しても、組込デスク5に設けたペルチェ素子35やヒートシンク37のサイズや重量を大きくすればよいため、筐体7のサイズや重量を大きくする必要が無くなる。
また、ペルチェ素子35やヒートシンク37は、パソコン3を設けるのに十分な大きさの表面29bを有する机27に設けられるため、その重量やサイズを容易に大きくすることにより、CPU17の冷却能力の向上を容易に図ることができる。
さらに、CPU17から機器側熱伝導部21及びユニット側熱伝導部33を介してヒートシンク37に伝達された熱は、天板29の下面29c側から外方に放出されるため、ヒートシンク37から外方に放出された熱によって、機器側熱伝導部21が加熱されることを防止して、CPU17の冷却を効率よく行うことができる。なお、パソコン3に対向する天板29の表面29b側には、熱を伝達するためのユニット側熱伝導部33が露出して配されているため、ユニット側熱伝導部33から天板29の表面29b側に熱が放出されることはない。
また、スナップ錠53によりパソコン3と組込デスク5とを相互に固定することにより、組込デスク5に対するパソコン3の位置がずれることを防止できるため、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33との接触状態を保持することができる。
さらに、パソコン3は組込デスク5に対して着脱自在となっているため、組込デスク5には別のパソコン3を配することができ、1つの組込デスク5において複数のパソコン3の冷却を行うことができる、すなわち、組込デスク5を汎用的に使用することができる。
また、ユニット側熱伝導部33に接触する機器側熱伝導部21の他端面21bは、CPU17に接触する機器側熱伝導部21の一端面21aの面積よりも大きく形成されているため、ユニット側熱伝導部33との接触面積を大きくして、機器側熱伝導部21からユニット側熱伝導部33に熱を伝達する効率を高めることができる。
なお、上記の実施の形態において、機器側熱伝導部21の他端面21bとユニット側熱伝導部33の一端面33aとの間には、ヒートシートやグラファイトシート等の熱伝導性の高い熱伝導性シート51が配されるとしたが、熱伝導性シート51を設けずに、機器側熱伝導部21の他端面21bとユニット側熱伝導部33の一端面33aとを直接接触させるとしてもよい。
また、パソコン3及び組込デスク5の固定は、スナップ錠53により筐体7と天板29とを相互に固定することで行われるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33とを接触させた状態において、相互に固定されていればよい。すなわち、パソコン3と組込デスク5との固定は、クランプや磁石等の固定手段により行われるとしてもよいし、固定手段としてのボルトにより相互に締結して行われるとしても構わない。これらの固定手段を用いても、スナップ錠53の場合と同様に、パソコン3と組込デスク5との固定状態を解除することができる。
さらに、固定手段は、筐体7と天板29とを相互に固定するとしたが、これに限らず、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33とを直接固定するとしてもよい。すなわち、例えば、機器側熱伝導部21及びユニット側熱伝導部33にそれぞれ磁石(固定手段)を設け、これら磁石の吸引力により機器側熱伝導部21及びユニット側熱伝導部33を相互に吸着させるとしてもよい。また、例えば、機器側熱伝導部21の他端面21b、及び、ユニット側熱伝導部33の一端面33aに、固定手段としての凹凸部を形成し、これら凹凸部を相互に係合させることで機器側熱伝導部21及びユニット側熱伝導部33を相互に固定するとしてもよい。
このように、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33とを固定手段により直接固定する場合には、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33との接触状態を確実に保持することができる。
また、機器側熱伝導部21とCPU17とは、ネジ等により相互に締結して固定されるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも相互に接触していればよい。すなわち、機器側熱伝導部21とCPU17とは、例えば、接着剤や半田により相互に接着して固定するとしても構わない。また、例えば、機器側熱伝導部21とCPU17とが相互に接触するように、機器側熱伝導部21及びCPU17を設けた回路基板19をそれぞれ筐体7内部の所定位置に固定するとしてもよい。
さらに、機器側熱伝導部21とCPU17との間には、ヒートシートやグラファイトシート等の高い熱伝導性を有する熱伝導性シート23が配されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、シリコングリス等の高い熱伝導性を有する熱伝導性グリスを介在させるとしても構わない。また、例えば、機器側熱伝導部21とCPU17とは、熱伝導性シート23や熱伝導性グリスを介さずに、直接接触するとしてもよい。
また、ユニット側熱伝導部33に接触する機器側熱伝導部21の他端面21bは、CPU17に接触する機器側熱伝導部21の一端面21aの面積よりも大きく形成されるとしたが、これに限ることはない。すなわち、機器側熱伝導部21は、例えば、図5(a)に示すように、その一端面21a及び他端面21bの面積が等しい直方体に形成されるとしても構わない。
また、例えば、図5(b)に示すように、機器側熱伝導部21の一端面21aが、他端面21bの面積よりも大きく形成されるとしても構わない。この構成の場合には、CPU17や、回路基板の表面に配され、熱を発する他の電子部品(発熱部品)55を、この一端面21aに複数配することが容易に可能となり、また、例えば、相互に隣り合うCPU17と電子部品55との間隔が大きくても、この一端面21aに容易に配することもできる。
さらに、例えば、図5(c)に示すように、機器側熱伝導部21の一端面21a及び他端面21bとの間の中途部21cのみを細く形成するとしても構わない。この構成の場合には、機器側熱伝導部21の中途部21cを挿通させる筐体7の開口部7bを小さく形成して、筐体7の剛性低下を防止することができる。また、筐体7の剛性低下を防止しながら、CPU17や複数の電子部品55を容易に一端面21aに配すると共に機器側熱伝導部21からユニット側熱伝導部33に熱を伝達する効率を高めることができる。
また、例えば、図5(d)に示すように、機器側熱伝導部21が、その他端面21bから突出する複数のフィン57を備えるとしても構わない。この構成の場合には、ユニット側熱伝導部33側に位置する機器側熱伝導部21の表面積が大きくなる。したがって、ユニット側熱伝導部33に各フィン57の表面全体を接触させることで、機器側熱伝導部21からユニット側熱伝導部33に熱を伝達する効率をさらに高めることができる。
さらに、機器側熱伝導部21は、熱伝導性の高い材料から略ブロック状に形成されるとしたが、少なくともその一端面21aと他端面21bとの間で熱を伝導するように構成されていればよく、例えば、一端面21aと他端面21bとの間にヒートパイプを設けて構成するとしても構わない。また、機器側熱伝導部21がフィン57を有する場合には、このフィン57をヒートパイプから構成するとしてもよい。
また、ユニット側熱伝導部33は、略板状に形成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、図6に示すように、略ブロック状に形成すると共に、機器側熱伝導部21に接触するユニット側熱伝導部33の一端面33aを、他端面33bの面積よりも小さく形成するとしても構わない。この構成の場合には、機器側熱伝導部21に接触する一端面33aの面積が小さくても、他端面33bをペルチェ素子35の一端部35a全体に配することができ、結果として、ユニット側熱伝導部33からペルチェ素子35への熱伝達を効率よく行うことができる。
さらに、ユニット側熱伝導部33は、銅、アルミニウム、窒化アルミニウム等の熱伝導性の高い材料から形成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、図7に示すように、冷却水59を貯留した冷却槽61から構成するとしても構わない。なお、この冷却槽61の底部61aは、ペルチェ素子35に接触するため、前述と同様の熱伝導性の高い材料から形成しておくことが好ましい。この構成の場合には、機器側熱伝導部21の他端面21b側を冷却水59に浸すことで、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33とが相互に接触することになる。
すなわち、例えば、図8に示すように、冷却槽61の開口部61aが天板29の上面29b側から外方に露出するように、ユニット側熱伝導部33を天板29に配置しておき、また、複数のフィン57を備えた機器側熱伝導部21(図5参照)の他端面21b側が、筐体7の表面7aから突出するように、パソコン3に設けておく。そして、筐体7の表面7aを天板29の上面29bに対向配置させると共に、機器側熱伝導部21の複数のフィン57を冷却水59に浸すことで、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33とが相互に接触することになる。
この構成では、冷却水59により機器側熱伝導部21の熱を吸収し、冷却水59から外方に熱を放出することができる。また、冷却槽61はペルチェ素子35に接しているため、ペルチェ素子35を介して冷却水59の熱をヒートシンク37に伝達させて、このヒートシンク37から外方に熱を放出することもできる。すなわち、CPU17や電子部品55から発生した熱を、ヒートシンク37だけではなく、冷却水59からも放出することができるため、CPU17や電子部品55の冷却をさらに効率よく行うことができる。
また、フィン57を備えた機器側熱伝導部21を冷却水59に浸す場合には、機器側熱伝導部21の各フィン57の表面全体をユニット側熱伝導部33に接触させることができる。すなわち、機器側熱伝導部21とユニット側熱伝導部33との接触面積が増大するため、機器側熱伝導部21からユニット側熱伝導部33への熱伝達をさらに効率よく行うことができる。
さらに、ユニット側熱伝導部33と接触させる機器側熱伝導部21の他端面21bは、筐体7の表面7aから突出する位置に配されるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも筐体7の開口部7bを介して外方に露出し、ユニット側熱伝導部33に接触できるように配されていればよい。すなわち、機器側熱伝導部21の他端面21bは、例えば、図9に示すように、筐体7の表面7aから窪んだ位置に配されるとしても構わない。ただし、この構成の場合には、ユニット側熱伝導部33の先端部が開口部7bから筐体7の内部に挿入できるように、ユニット側熱伝導部33を形成しておく必要がある。
また、放熱部47は、ペルチェ素子35及びヒートシンク37から構成されるとしたが、これに限ることはなく、少なくともCPU17を冷却する際に、音を発生させずに外方に熱を放出できるものから構成されていればよい。
すなわち、放熱部47は、例えば、ペルチェ素子35及び冷却水を貯留した冷却槽とから構成されるとしても構わない。ただし、この構成の場合には、ペルチェ素子35の他端部35bが冷却水に浸るようにしておく必要がある。また、放熱部47は、例えば、冷却水を貯留した冷却槽のみから構成されるとしても構わない。ただし、この構成の場合には、ユニット側熱伝導部33が冷却水に浸るように、ユニット側熱伝導部33の形状を形成しておく必要がある。
冷却部31は机27に設けられるとしたが、これに限ることはなく、ラック、ワゴン等の事務機器(本体部)や、建物の壁、床、天井等の建材(本体部)に設けられるとしても構わない。すなわち、パソコン3は、事務機器の水平な表面に載置することに限らず、例えば、鉛直方向に延びる建物の壁の表面に配するとしても構わない。これら構成の場合でも、重量やサイズの大きい冷却部31を事務機器や建材に設けることができるため、CPU17を効率よくを冷却することができる。
また、上述の実施形態においては、回路基板に配されるCPU17や他の電子部品55の冷却について述べたが、これに限ることはなく、パソコン3に設けられる各種部品のうち、熱を発する電気・電子部品の冷却に適用することができる。すなわち、例えば、機器側熱伝導部21は、スピーカー部13、CD−ROM部15等に接触するとしても構わない。
また、本発明の実施形態では、パソコンの冷却システム1について述べたが、これに限ることはなく、熱を発する各種電気・電子部品を備える電子機器の冷却システムに適用することができる。電子機器としては、パソコン3の他に、例えば、発熱部品としての超高圧水銀ランプを備えたプロジェクターや、発熱部品としてのパワートランジスタを備えたオーディオアンプ等がある。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係る冷却システムを構成するパソコンを示す概略側断面図である。 本発明の一実施形態に係る冷却システムを構成する組込デスクを示しており、(a)は、概略正面図であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る支持ユニットの冷却部を示す概略側断面図である。 本発明の一実施形態に係る冷却システムを示す概略側断面図である。 この発明の他の実施形態に係るパソコンの機器側熱伝導部を示す概略側断面図である。 この発明の他の実施形態に係る組込デスクの冷却部を示す概略側断面図である。 この発明の他の実施形態に係る組込デスクの冷却部を示す概略側断面図である。 この発明の他の実施形態に係る冷却システムを示す概略側断面図である。 この発明の他の実施形態に係る冷却システムを示す概略側断面図である。
符号の説明
1・・・パソコンの冷却システム(電子機器の冷却システム)、3・・・パソコン(電子機器)、5・・・組込デスク(支持ユニット)、7・・・筐体、17・・・CPU(発熱部品)、21・・・機器側熱伝導部、27・・・机(本体部)、29b・・・上面(表面)、31・・・冷却部、33・・・ユニット側熱伝導部、35・・・ペルチェ素子、37・・・ヒートシンク、47・・・放熱部、53・・・スナップ錠(固定手段)、55・・・他の電子部品(発熱部品)、59・・・冷却水、61・・・冷却槽

Claims (11)

  1. 発熱部品を筐体内部に設けた電子機器と、該電子機器を表面の一部に対向配置する支持ユニットとを備え、
    前記電子機器が、前記筐体内部に設けられ、前記発熱部品に接触すると共に前記筐体から外方に露出する機器側熱伝導部を備え、
    前記支持ユニットが、前記表面を形成した本体部と、該本体部の表面から外方に露出して設けられる放熱用の冷却部とを備え、
    前記電子機器を前記支持ユニットの表面に対向して配した状態において、前記機器側熱伝導部と前記冷却部とが相互に接触することを特徴とする電子機器の冷却システム。
  2. 前記冷却部が、前記本体部の表面から外方に露出するユニット側熱伝導部と、該ユニット側熱伝導部に接触し、前記本体部の外方に熱を放出させる放熱部とを備え、
    前記電子機器を前記支持ユニットの表面に対向して配した状態において、前記機器側熱伝導部と前記ユニット側熱伝導部とが相互に接触することを特徴とする請求項1に記載の電子機器の冷却システム。
  3. 前記冷却部の一部に、ペルチェ素子を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器の冷却システム。
  4. 前記ユニット側熱伝導部が、冷却水を貯留した冷却槽からなることを特徴とする請求項2に記載の電子機器の冷却システム。
  5. 前記本体部が、事務機器若しくは建材からなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器の冷却システム。
  6. 前記機器側熱伝導部と前記冷却部とを接触させた状態において、前記電子機器と前記支持ユニットとを相互に固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器の冷却システム。
  7. 前記固定手段が、前記機器側熱伝導部及び前記冷却部を相互に固定するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の電子機器の冷却システム。
  8. 前記固定手段による前記電子機器と前記支持ユニットとの固定状態が解除可能であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の電子機器の冷却システム。
  9. 放熱用の冷却部を設けた支持ユニットの表面に対向して配置する電子機器であって、
    筐体と、筐体内部に設けられた発熱部品と、該発熱部品に接触すると共に前記筐体から外方に露出し、前記冷却部に接触させる機器側熱伝導部とを備える電子機器。
  10. 表面に請求項9に記載の電子機器を配置する支持ユニットであって、
    前記表面を形成する本体部と、該本体部の表面から外方に露出して設けられると共に前記機器側熱伝導部に接触させる放熱用の冷却部とを備えることを特徴とする支持ユニット。
  11. 筐体内部に、発熱部品と、該発熱部品に接触すると共に前記筐体の表面に露出する機器側熱伝導部とを設けた電子機器を、放熱用の冷却部を有する支持ユニットの表面に配置すると共に前記機器側熱伝導部と前記冷却部とを相互に接触させ、
    前記発熱部品において発生した熱を、前記機器側熱伝導部を介して前記冷却部に伝達し、該冷却部から外方に放出することを特徴とする電子機器の冷却方法。
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