JP4628810B2 - 固定カメラ装置 - Google Patents

固定カメラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4628810B2
JP4628810B2 JP2005025381A JP2005025381A JP4628810B2 JP 4628810 B2 JP4628810 B2 JP 4628810B2 JP 2005025381 A JP2005025381 A JP 2005025381A JP 2005025381 A JP2005025381 A JP 2005025381A JP 4628810 B2 JP4628810 B2 JP 4628810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
substrate
heat
camera device
fixed camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005025381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006217061A (ja
Inventor
法夫 真狩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005025381A priority Critical patent/JP4628810B2/ja
Publication of JP2006217061A publication Critical patent/JP2006217061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4628810B2 publication Critical patent/JP4628810B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

この発明は、固定カメラ装置に関するものである。
建物の天井や壁面に取り付けられる監視カメラは、被監視者に監視されていることを意識させないように、小型で、凹凸などの少ない目立ちにくい形状に形成されている。近年、このような監視カメラの高機能化が進み、それに伴って装置内の電子機器からの発熱量も増大している。これらの熱を外部へ放熱することにより、カメラの温度を下げ、映像ノイズを低減させる必要がある。
発熱量の増加による装置内の温度上昇を抑える方法としては、例えば通風孔を設ける方法が考えられる。この方法であれば放熱部品を追加する必要がないので装置の大きさを維持することができる。しかし、固定カメラ装置を天井に設置する場合、装置内の清掃が困難なため、内部に埃が溜まると空冷ができなくなるという問題がある。
そこで、別の方法として、発熱部から装置筐体表面へ熱伝導させて、筐体表面から対流熱伝導によって放熱する方法が考えられる。この方法でも装置の大きさを維持することはできる。ただしこの場合、
筐体の熱伝導率を高くする必要がある。一般に装置の軽量化や価格等を考慮すると金属筐体よりも成形筐体の方が優れているが、熱伝導率が低い成形筐体では効率よく放熱できない。
そこで、例えば特許文献1に開示された発明のように、成形筐体に金属部品をインサート成形し、外部に放熱しているものもある。
特許文献1に開示されたインバータユニットは、インバータ回路構成部品のうち、高電圧系部品を、所定の配線パターンを有する導電板をインサート成形して形成されたインサート基板に搭載すると共に、低電圧系部品をプリント基板に搭載し、これら両基板をユニットベース上に間隔をおいて取り付けている。
特開平8−322264号公報
従来の装置の放熱は以上のように行われているので、インサート成形する金属部品(ヒートシンク)には冷却機構を設けるため構造が大きくなる。また、放熱部分の金属部を露出させているので、装置の外観に凹凸ができ、目立たない形状を損なうなどの問題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、小型かつ目立たない形状で、放熱効果に優れた固定カメラ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る固定カメラ装置は、カメラを収納するカメラ収納部と、カメラとの間で信号を入出力する電子部品を搭載した基板を収納する筐体と、熱伝導率の高い材料で筐体にインサート成型され、基板を筐体に固定する基板固定部と、熱伝導率の高い材料で筐体の壁面内にインサート成型され、筐体内で基板固定部と接触すると共に、筐体の外壁面で筐体の成形材に覆われるように形成された放熱部とを設けているものである。
この発明によれば、基板固定部から筐体外壁内までの部分に熱伝導率の高い材料をインサート成形することによって放熱構造を形成するようにしたので、小型かつ目立たない形状で、放熱効果に優れた固定カメラ装置を得ることができる。
以下、この発明の実施の様々な形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による、固定カメラ装置100の構成を示す断面図である。固定カメラ装置100は、例えば建物内などに設置される監視用カメラであり、ベース2を介して建物の天井1に固定されている。図1は天井1の面に垂直な断面を示している。
図に示すように、固定カメラ装置100の本体3は、筐体4とドーム部(カメラ収納部)6を備え、ドーム部6内にカメラ5が収納されている。ドーム部6は、内部のカメラ5が目立たないようにカメラ5を覆っている。
筐体4の内部には、カメラ5に制御信号を出力したり、カメラ5からの映像信号を処理したりする電子部品が搭載された基板7が収納されている。これらの部品には発熱部品7aが含まれる。
筐体4は成形筐体である。また、筐体4には、熱伝導率の高い金属部品で形成された基板固定部8aと板金部(放熱部)8bがインサート成形されている。
基板固定部8aは、基板7及び板金部8bと接触している。基板7は基板固定部8aを介して筐体4に固定されている。
板金部8bは、筐体4内部で基板7に対向するように設けられており、基板固定部8aを介して基板7と接触している。また、板金部8bの一部は、筐体4の外壁に沿って形成されている。筐体4の外壁面では、板金部8bは筐体4の成形材に覆われており、表面に露出しないようになっている。
また、基板7上の部品のうち、発熱量が多い発熱部品7aと板金部8bの間には、熱伝導率が高いシート等で形成された熱伝導部品9が設けられており、熱伝導部品9は発熱部品7a及び板金部8bと接触している。
次に、固定カメラ装置100の放熱方法について説明する。
基板7から発生した熱は、基板固定部8a、板金部8bを介して放熱される。特に、発熱部品7aから発生した熱は、熱伝導部品9と板金部8bを介して放熱される。
以上のように実施の形態1によれば、基板7及び発熱部品7aから発生する熱を、筐体4にインサート成形された基板固定部8aと板金部8bに伝導させ、筐体4の外壁から放熱させることができる。
このため、筐体4の内部に放熱用の部品を設ける必要がなく、装置の小型化が可能になる。
また、板金部8bは筐体4の壁面内にインサート成形されているため、板金部8bと筐体4の成形材料との密着性が高まり、接触熱抵抗が低いので、筐体4の壁面を薄くすれば、壁面での熱の損失が小さくでき、放熱効率を高くすることができる。
また、放熱用の金属部品である基板固定部8aと板金部8bが筐体4にインサート成形されており、板金部8bは筐体4の成形材料に覆われているので、凹凸のない目立たない形状にすることができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2による、固定カメラ装置200の構成を示す断面図である。図1と同一の符号は、共通する構成要素を表している。また、図2は図1と同様に、天井1の面に垂直な断面を示している。
実施の形態2では、基板7の発熱部品7aが、基板7よりも上側(天井2側)に配置され、基板7及び発熱部品7aが基板固定部8a及び板金部8bよりも下側に配置されている。
実施の形態2のように筐体4内部の構成要素を配置することにより、基板7及び発熱部品7aから発生する熱のほとんどが基板7より上側に集まるため、基板固定部8a及び板金部8bを介してより効率よく放熱することができる。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3による、固定カメラ装置300の構成を示す断面図である。図1及び図2と同一の符号は共通する構成要素を表している。また、図3は図1と同様に、天井1の面に垂直な断面を示している。
実施の形態3では、ベース2の天井1と接触する部分にも板金部10をインサート成形している。
板金部10は、板金部8bと同様に筐体4にインサート成形されており、図中のA部において板金部8bと接触している。
実施の形態2では、基板7を下側に移動したことにより、板金部8bを覆う筐体4の外壁部分を確保するために実施の形態1に比べて筐体4を大きくする必要がある。しかし、実施の形態3のように、ベース2にも筐体4と同様に、板金部10のインサート成形を施し、本体3の板金部8bと板金部10を接触させることにより、本体3の板金部8bを小さくしても、放熱面積を確保でき、実施の形態2よりも装置を小型化できるという効果がある。
この発明の実施の形態1による固定カメラ装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態2による固定カメラ装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態3による固定カメラ装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 天井、2 ベース、3 本体、4 筐体、5 カメラ、6 ドーム部(カメラ収納部)、7 基板、7a 発熱部品、8a 基板固定部、8b,10 板金部(放熱部)、9 熱伝導部品、100,200,300 固定カメラ装置。

Claims (3)

  1. 固定位置に設置して利用する固定カメラ装置であって、
    カメラを収納するカメラ収納部と、
    上記カメラとの間で信号を入出力する電子部品を搭載した基板を収納する筐体と、
    熱伝導率の高い材料で上記筐体にインサート成型され、上記基板を上記筐体に固定する基板固定部と、
    熱伝導率の高い材料で上記筐体の壁面内にインサート成型され、上記筐体内で上記基板固定部と接触すると共に、上記筐体の外壁面で上記筐体の成形材に覆われるように形成された放熱部とを設けたことを特徴とする固定カメラ装置。
  2. 基板固定部を基板より上に配置することを特徴とする請求項1記載の固定カメラ装置。
  3. 固定カメラ装置を固定位置に設置するため、筐体と上記固定位置の間に設けられたベース部の外壁内に、上記ベース部の成形材に覆われるようにインサート成型された放熱部を備え、
    上記ベース部の放熱部と筐体の放熱部は接触していることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の固定カメラ装置。
JP2005025381A 2005-02-01 2005-02-01 固定カメラ装置 Expired - Fee Related JP4628810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025381A JP4628810B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 固定カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025381A JP4628810B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 固定カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006217061A JP2006217061A (ja) 2006-08-17
JP4628810B2 true JP4628810B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=36979936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005025381A Expired - Fee Related JP4628810B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 固定カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4628810B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6234572B2 (ja) * 2014-06-26 2017-11-22 京セラ株式会社 撮像装置および車両
WO2018061881A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 京セラ株式会社 カメラモジュール
KR102620540B1 (ko) * 2016-11-25 2024-01-03 삼성전기주식회사 차량용 카메라 모듈

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08286783A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 情報機器における電子部品の放熱構造
JP2001196515A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造およびその製造方法
JP2003008240A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Aisin Seiki Co Ltd 人体局部洗浄装置
JP2003348394A (ja) * 2002-05-22 2003-12-05 Teac Corp Ccdビデオカメラ
WO2004100168A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 半導体レーザ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08286783A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 情報機器における電子部品の放熱構造
JP2001196515A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造およびその製造方法
JP2003008240A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Aisin Seiki Co Ltd 人体局部洗浄装置
JP2003348394A (ja) * 2002-05-22 2003-12-05 Teac Corp Ccdビデオカメラ
WO2004100168A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 半導体レーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006217061A (ja) 2006-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2301314B1 (en) Enclosure with integrated heat wick
KR100820846B1 (ko) 감시 카메라 보호장치
CN103891264A (zh) 传热相机环
JP2009200912A (ja) カメラ
JP2019067911A (ja) 電子装置
JP4006795B2 (ja) 放熱構造を有する情報処理装置
JP4851154B2 (ja) 回路基板内蔵筐体
JP4628810B2 (ja) 固定カメラ装置
JP5473261B2 (ja) 撮像装置
JP2011124784A (ja) 監視用カメラ
JP2009223881A (ja) 無線通信装置
JP4656047B2 (ja) 電子機器の筐体構造及び電源装置
JP2006019711A (ja) 電気接続箱
JP2006339223A (ja) Cpuの放熱構造
JP2010141133A (ja) 電子機器用筐体
JP4413850B2 (ja) 基板収納箱の放熱構造
JP2008103577A (ja) パワーモジュールの放熱構造およびそれを備えたモータ制御装置
JP2003243860A (ja) 電子機器
JP2011061442A (ja) 監視用カメラ
JP2012227350A (ja) 発熱部品の冷却構造
KR101208604B1 (ko) 방열 기판 및 그 제조방법
JP2009076623A (ja) 電子機器
JP5706703B2 (ja) 電子部品の放熱構造
JP2008226890A (ja) 電子機器
JP2005197601A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070921

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071003

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees