JP2006277795A - 光ピックアップ - Google Patents

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Ryuichi Saito
隆一 齊藤
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Abstract

【課題】 ラジアルスキューのみならずタンジェンシャルスキューにも対応可能とし、正確な情報の読み取りや書き込みを実現する。
【解決手段】 サスペンションワイヤ3a〜3hを介してアクチュエータベースに支持された対物レンズホルダ2と、対物レンズホルダ2に取り付けられた対物レンズ1とを有する。そして、対物レンズ1をフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動するためのフォーカス駆動機構(フォーカスコイル4)及びトラッキング駆動機構(トラッキングコイル5)を備えるとともに、対物レンズ1の光ディスクの接線方向における傾きを制御する第1のチルト駆動機構(タンジェントチルトコイル6)と、径方向における傾きを制御する第2のチルト駆動機構(ラジアルチルトコイル7)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクドライブ等に備えられる光ピックアップに関し、特に、対物レンズを変位可能にした光ピックアップに関する。
光ディスクに対してデータの記録、あるいは再生を行う場合、光ピックアップが使用される。光ピックアップは、光ディスクに対向して配置される対物レンズを備えており、対物レンズがレンズホルダに保持された構造を有する。
そして、この種の光ピックアップでは、対物レンズの光軸に沿ったフォーカス方向とフォーカス方向に交差するトラック方向とで対物レンズの位置を微調整可能にするため、レンズホルダはホルダ支持機構によりベース部材に可動に保持されている。前記レンズホルダは、マグネットとコイルとの組合せによる調整駆動装置により、必要に応じてフォーカス方向、あるいはトラッキング方向に動かされる。
ところで、光ピックアップにおいては、フォーカス方向やトラック方向ばかりでなく、これらと交差する方向の所定軸心の回りのチルト方向で対物レンズの角度を微調整可能にすることが望ましい。対物レンズの角度をチルト方向に調整することで、反りのある光ディスクに対して情報を読み書きする際でも、光ディスクと対物レンズとを平行にし、読み込みエラーや書き込みエラーを低減することができる。
このような要望から、フォーカス制御やトラッキング制御に加えて、チルト方向にも対物レンズの角度を調整可能にした光ピックアップが提案されている(例えば、特許文献1や特許文献2等を参照)。
具体的には、特許文献1には、チルト駆動装置が、レンズホルダに取り付けられた永久磁石である対のチルトマグネットと、アクチュエータベースに取り付けられ、対のチルトマグネットと共働して電磁気力によってレンズホルダをチルト方向Trに駆動するための対のチルトコイルとを備えた光ピックアップ装置が記載されている。このような構成を採用することにより、構造が簡素であり、小型化ならびに薄型化が可能な、反りのある光ディスクであっても正確に情報を読み取り/書き込みできる光ピックアップ装置を提供することが可能である。
また、特許文献2には、対物レンズホルダーの側面にチルトコイルと、これらチルトコイルを電磁駆動可能にする磁石とU字型ヨークと、前記対物レンズホルダーを傾動可能に支持する支持材と、前記対物レンズホルダーの上面に配置され、対物レンズから放出されるビーム光軸と光ディスクの記録面との傾きを検出する一対の傾き検出器を設け、前記傾き検出器から出る傾き誤差信号に基づき前記チルトコイルに通電を行い電磁駆動により前記対物レンズホルダーを傾動する構成とした光ディスク装置が開示されている。
特開2003−196871号公報 特開平6−162540号公報
しかしながら、前記各特許文献記載の光ピックアップは、ラジアル方向でのチルト角についてのみ対応可能とされており、光ディスクの接線方向(タンジェンシャル方向)での回転方向による制御は不可能である。光ディスクに対する記録、再生においては、ラジアル方向のみならず、タンジェンシャル方向のチルト制御も重要であり、これによって対物レンズのあらゆる角度調整が可能になり、光ディスクに対して正確な光照射が可能になるものと考えられる。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、光ディスクのラジアルスキューのみならずタンジェンシャルスキューにも対応可能であり、あらゆる方向での角度調整が可能で、正確な情報の読み取りや書き込みが可能な光ピックアップを提供することを目的とする。また、本発明は、構造が簡単であり、従来の光ピックアップに僅かな改良を加えるだけで前記あらゆる方向の角度調整を可能とする光ピックアップを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る光ピックアップは、サスペンションワイヤを介してアクチュエータベースに支持されたレンズホルダと、前記レンズホルダに取り付けられた対物レンズとを有し、前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動するためのフォーカス駆動機構及びトラッキング駆動機構と、前記対物レンズの光ディスクの接線方向における傾きを制御する第1のチルト駆動機構と、径方向における傾きを制御する第2のチルト駆動機構を備えることを特徴とする。
本発明の光ピックアップは、ラジアルチルトに対応する第2のチルト駆動機構の他に、タンジェンシャルチルトに対応する第1のチルト駆動機構を有している。したがって、レンズホルダに取り付けられた対物レンズは、フォーカス制御、トラッキング制御に加えて、ラジアルチルト方向及びタンジェンシャルチルト方向において対物レンズの角度が微調整される。
本発明の光ピックアップを用いることにより、光ディスクのラジアルスキューのみならずタンジェンシャルスキューにも対応可能となり、あらゆる方向での角度調整が可能で、正確な情報の読み取りや書き込みが可能である。また、本発明の光ピックアップは、従来の光ピックアップの構成に加えて、フォーカスコイルの内側にタンジェントチルトコイルを設置するだけでよく、構造が簡素であり、従来の光ピックアップに僅かな改良を加えるだけであらゆる方向への角度調整が可能となる。
以下、本発明を適用した光ピックアップの構造について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した光ピックアップの基本的な構造を示す図であり、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。
先ず、光学系である対物レンズ1は、対物レンズホルダ2に周囲を固定されて保持されており、対物レンズホルダ2は、さらに片側4本、計8本のサスペンションワイヤ3a〜3hを張設することによってアクチュエータベースに支持されている。サスペンションワイヤ3a〜3hは、対物レンズホルダ2の2辺に4本ずつ(上下2本のサスペンションワイヤ3の組が2組ずつ)取り付けられており、前記対物レンズホルダ2をラジアル方向に支持する形となっている。
前記対物レンズホルダ2には、その他、対物レンズをフォーカス制御、トラッキング制御、チルト制御するための駆動機構(コイル)が設けられており、これら駆動機構によって、光ディスクに対して情報を読み書きする際に、各種駆動制御が行われる。
以下、これら駆動機構について詳述すると、先ず、対物レンズ1の周囲を取り巻くように、フォーカスコイル4が配置されている。このフォーカスコイル4は、対物レンズ1を中心にして略方形状に巻回されており、対物レンズホルダ2(対物レンズ1)を紙面と略垂直な方向に移動する。これにより対物レンズ1と光ディスクとの間の距離(焦点距離)が調整され、焦点合わせが行われる。
前記対物レンズホルダ2のトラッキング方向と平行な2辺には、トラッキングコイル5がそれぞれ2つずつ取り付けられている。これらトラッキングコイル5は、トラッキング方向とフォーカス方向と直交する方向を中心軸として巻回されるとともに、前記フォーカスコイル4とは直交して配置されている。したがって、これらトラッキングコイル5にトラッキング駆動信号を入力することで、対物レンズホルダ2(対物レンズ1)は、図1(a)において、図中左右方向に移動し、トラッキング合わせが行われる。
また、前記トラッキングコイル5が配置される2辺に対応して、前記フォーカスコイル4の内側には、前記対物レンズ1を挟んで一対のタンジェントチルトコイル6が配置されている。これらタンジェントチルトコイル6は、フォーカスコイル4と同様に鉛直方向を中心軸として巻回されるものであるが、対物レンズ1を挟んだ一方のタンジェントチルトコイル6と他方のタンジェントチルトコイル6とでは逆方向の駆動電流が供給される。したがって、フォーカスコイル4によって対物レンズホルダ2は紙面と垂直方向に移動されるのに対して、前記タンジェントチルトコイル6によっては、対物レンズホルダ2のタンジェンシャル方向における傾き角度が制御される。
さらに、前記対物レンズホルダ2のトラッキングコイル5が取り付けられる面と直交する2面には、それぞれラジアルチルトコイル7が取り付けられている。これらラジアルチルトコイル7は、フォーカス方向と直交しトラッキング方向と平行な方向を中心軸として巻回されている。そして、これら一対のラジアルチルトコイル7についても、先のタンジェントチルトコイル6と同様、対物レンズホルダ2を挟んだ一方のラジアルチルトコイル7と他方のラジアルチルトコイル7とでは逆方向の駆動電流が供給される。したがって、前記トラッキングコイル5によっては、前記対物レンズホルダ2は図1(a)中左右方向に平行に移動されるのに対して、前記ラジアルチルトコイル7によっては、対物レンズホルダ2のラジアル方向における傾き角度が制御される。
また、各駆動機構は、前記各コイルのみによって構成されるわけではなく、コイルとマグネットの協働によって機能を発揮する。そのため、前記各コイルに対応してマグネットが対物レンズホルダ2の周囲に設置される。具体的には、前記対物レンズホルダ2の4辺に対応して、それぞれマグネット8a〜8dが設けられている。
ここで、マグネット8a,8bは、前記トラッキングコイル5と対向して配置されており、前記トラッキングコイル5との協働により、前記対物レンズホルダ2に図1(a)中左右方向に移動する力を付与する。また、前記フォーカスコイル2とも協働して、前記対物レンズホルダ2に図1(a)中上下に移動する力を付与する。さらに、タンジェントチルトコイル6との協働により、対物レンズホルダ2をタンジェンシャル方向において、そのチルト角を調整する。
マグネット8c,8dは、前記ラジアルチルトコイル7との協働により、対物レンズホルダ2をラジアル方向において、そのチルト角を調整する。
以上の構成を有する光ピックアップでは、前記各コイルの働きにより、いわゆるフォーカス制御、トラック制御の他、ラジアルチルト方向及びタンジェンシャルチルト方向において対物レンズの角度が微調整される。したがって、光ディスクのラジアルスキューやタンジェンシャルスキューにも対応可能となり、あらゆる方向での対物レンズ1の角度調整が可能で、正確な情報の読み取りや書き込みが可能である。
本発明を適用した光ピックアップの構成例を示すものであり、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。
符号の説明
1 対物レンズ、2 対物レンズホルダ、3a〜3h サスペンションワイヤ、4 フォーカスコイル、5 トラッキングコイル、6 タンジェントチルトコイル、7 ラジアルチルトコイル、8a〜8d マグネット

Claims (6)

  1. サスペンションワイヤを介してアクチュエータベースに支持されたレンズホルダと、前記レンズホルダに取り付けられた対物レンズとを有し、
    前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動するためのフォーカス駆動機構及びトラッキング駆動機構と、
    前記対物レンズの光ディスクの接線方向における傾きを制御する第1のチルト駆動機構と、径方向における傾きを制御する第2のチルト駆動機構を備えることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記各駆動機構は、前記レンズホルダに取り付けられたコイルと、レンズホルダの周囲に配置されたマグネットにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 前記対物レンズを囲むように略方形状に巻回されたフォーカスコイルが配置されるとともに、前記フォーカスコイルの対向する2辺の外側にトラッキングコイルが配置されていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ。
  4. 前記第1のチルト駆動機構としてタンジェントチルトコイルを備えるとともに、第2のチルト駆動機構としてラジアルチルトコイルを備え、
    前記フォーカスコイルの前記2辺の内側に対物レンズを挟んで一対のタンジェントチルトコイルが配置され、他の2辺の外側にフォーカスコイルを挟んで一対のラジアルチルトコイルが配置されていることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ。
  5. 前記タンジェントチルトコイルは鉛直方向を中心軸として巻回されており、前記ラジアルチルトコイルは光ディスクの径方向を中心軸として巻回されていることを特徴とする請求項4記載の光ピックアップ。
  6. 前記フォーカスコイルの4辺に対応して、前記トラッキングコイル及び前記ラジアルチルトコイルと対向して前記マグネットが配置されていることを特徴とする請求項4または5記載の光ピックアップ。
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