JP4251145B2 - 光ディスクローディング装置及び光ディスク装置 - Google Patents

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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/082Aligning the head or the light source relative to the record carrier otherwise than during transducing, e.g. adjusting tilt set screw during assembly of head

Description

本発明は、光ディスクと該光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドとの距離及び前記
光ヘッドから照射されるレーザ光の光軸と前記光ディスクとの角度を調整する光ディスク
ローディング装置及びこれを用いた光ディスク装置に関するものである。
近年、映像、音声又は情報の記録媒体として光を照射することで記録及び(又は)読出
しすることができる光ディスクを用いるものが多く用いられている。前記光ディスクとし
て、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が広く用いられている
。これら光ディスクを記録媒体として該光ディスクにデータの記録及び(又は)読出しを
行う光ディスク装置は光ディスクの記録面に対しレーザ光を照射し、反射してきた光を検
出する光ヘッドを備えている。
前記光ヘッドは対物レンズを有しており、該対物レンズにてレーザ光を集光し、レーザ
スポットとして光ディスクの記録面に照射し、前記光ディスクに記録されている情報を読
み出したり、前記光ディスクに情報を書き込んだりする。この情報の読み出し及び情報の
記録の精度を高めるためには、レーザ光を適正に照射することが必要である。そのために
、前記光ディスクの記録面と前記光ヘッドとの距離及び角度を適正な値に保ち、前記レー
ザスポットを前記光ディスクの記録面に照射する必要がある。
前記光ディスクが回転しているときに該光ディスクと前記対物レンズとの距離及び角度
を適正に保つために、光ヘッドは前記対物レンズを保持するアクチュエータのフォーカシ
ング制御、チルト制御をおこなう。しかし、前記アクチュエータのフォーカシング制御及
びチルト制御による距離及び角度の可動範囲は小さく、前記光ディスクの記録面と前記対
物レンズとの距離及び角度を前記アクチュエータの前記フォーカシング制御及び(又は)
チルト制御だけでは適正値にすることができない場合がある。
そこで、前記光ディスク装置では通常、前記光ディスクを装着するターンテーブル又は
前記光ヘッドの傾きや配置の調整を行い、前記光ディスクの記録面と前記光ヘッドの対物
レンズとの距離及び角度を適正な値になるように調整している。
図8に従来の光ディスク装置の光ディスクローディング装置の平面図を示す。図8に示
す光ディスク装置Cは、トラバースシャーシ91と、光ディスクDsを保持するとともに
、回転駆動する光ディスク駆動機構92と、光ディスク駆動機構92の後述するスピンド
ルモータ921を保持するモータ取付板93と、光ディスクDsにレーザ光を照射する光
ヘッド94とを有している。
トラバースシャーシ91には、一対のガイド軸911が固定されている。ガイド軸91
1は平行に配置されている。光ヘッド94はガイド軸911に係合しており、ガイド軸9
11に沿って摺動する。摺動方向は光ディスクDsの半径方向である。光ヘッド94は対
物レンズ941を備えており、対物レンズ941より光ディスクDsの記録面にレーザ光
を照射する。
光ディスク駆動機構92はスピンドルモータ921と、スピンドルモータ921と連結
しスピンドルモータ921が駆動することで回動する回転軸922と、回転軸922に固
定され、光ディスクDsを保持するターンテーブル923とを有している。スピンドルモ
ータ921が駆動することで、回転軸922が回動し回転軸922と連結するターンテー
ブル923も回動する。光ディスクDsはターンテーブル923の上部に載せられた後、
ターンテーブル923と図示を省略したクランプとに挟持される。ターンテーブル923
はクランプと光ディスクDsを挟持した状態で回動することで光ディスクDsを回転軸9
22を中心に高速回転することができる。
図9に図8に示す光ディスクローディング装置の平面図を、図10に図8に示す光ディ
スクローディング装置の側面図を示す。スピンドルモータ921はモータ取付板93に固
定されるものであり、モータ取付板93はトラバースシャーシ91の下面に配置される。
モータ取付板93は1本のボス951と、2本のボルト952、953とを用いてトラバ
ースシャーシ91に取り付けられている。ボス951及び2本のボルト952、953に
はばね96が嵌合しており、トラバースシャーシ91とモータ取付板93とを互いに遠ざ
かるように付勢している。
図9に示すようにボルト952、953はモータ取付板93のねじ孔932、933を
貫通し、トラバースシャーシ91の雌ねじ孔912、913と螺合している。同様に、ボ
ルト952、953モータ取付板93のねじ孔932、933を貫通し、トラバースシャ
ーシ91の雌ねじ孔912、913と螺合している。ボス951はモータ取付板93に昇
降可能に取り付けられており、トラバースシャーシ91のボス孔914と係合する。
ボルト952は光ヘッド94の摺動方向と直角に交わるL軸上に配置され、ボルト95
3は光ヘッド94の摺動方向と平行なM軸上に配置される。また、ボス951はL軸及び
M軸が交差する点に配置される。光ディスクDsと光ヘッド94の傾きは、その配置から
光ディスクDsの半径方向(ラジアル方向:rad方向)の傾きと、光ディスクDsの円
周方向(タンジェンシャル方向:tan方向)の傾きに大別される。
光ディスクDsと光ヘッド94の対物レンズ941との傾きを調整するために、モータ
取付板93の傾きをrad方向及び(又は)tan方向に傾ける。ボルト952を回動す
ると、ボルト952が取り付けられている場所でのトラバースシャーシ91とモータ取付
板93との距離を調整することができる。これにより、モータ取付板93は残りのボルト
953及びボス951とで結ばれるM軸を中心軸として回動する。これにより、光ディス
クDsを保持するターンテーブル923をtan方向に傾けることができる。
同様にボルト953を回動することで、ボルト953が取り付けられている場所でのト
ラバースシャーシ91とモータ取付板93との距離を調整することができる。これにより
、モータ取付板953は残りのボルト952及びボス951とで結ばれるL軸を中心軸と
して回動する。これにより、光ディスクDsを保持するターンテーブル923をrad方
向に傾けることができる。
ボス951はモータ取付板93に昇降自在に取り付けられており、ボス951及びボル
ト952、953を調整することで、光ディスクDsと光ヘッド94の対物レンズ941
との傾きを保ちつつ、距離を調整することができる。
特開2004−87031号公報
図9、図10に示すようなモータ取付板93をボルト952、953でrad方向及び
(又は)tan方向に傾けるものの場合、L軸及びM軸を中心に回動する。しかしながら
、モータ取付板93をtan方向に傾ける場合、モータ取付板93の傾倒の中心がM軸で
あり、光ディスクDsの回転中心と大きくずれており、光ディスクDsの回転中心と光ヘ
ッド94が摺動するときの対物レンズ941の中心が摺動する線とのずれが大きくなる。
光ディスクDsの回転中心が対物レンズ941の摺動の中心線よりずれてしまうと、対
物レンズ941より出射されるレーザ光は光ディスクDsの記録面に対し光軸が直角にな
るように照射することができるが、レーザ光の照射位置が適正な照射位置から光ディスク
Dsの円周方向にずれる。この状態でモータ取付板93を昇降させ光ヘッド94と光ディ
スクDsとの距離を変更すると、照射位置がさらにずれる場合がある。
レーザ光が光ディスクDsの適正な位置からずれて照射されている場合、データの読出
し又はカキコミのために光ヘッド94がガイド軸911に沿って摺動するときに、レーザ
光のレーザスポットが光ディスクDsの円周方向にずれて照射され、適正な場所の反射光
を受光できず、読出し又は記録の精度が落ちる。
そこで本発明は、簡単な形状を有し、容易な方法で光ディスクと光ヘッドの角度及び距
離を調整することができる光ディスクローディング装置及びこれを用いた光ディスク装置
を提供することを目的とする。
また本発明は、光ヘッドから光ディスクに高精度でレーザ光を照射することができ、そ
れだけ、データの読出し又は記録を高精度で行うことができる光ディスクローディング装
置及びこれを用いた光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクにレーザ光を照射することで、データ
の記録、読出を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクを挿入する光ディスクロー
ディング装置と、信号を処理するための信号処理装置と、前記信号処理装置にて復号化さ
れた信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部と、制御部とを備えており、
前記光ディスクローディング装置は、前記光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドと
、前記光ディスクを回動させるディスク回動機構と、前記光ヘッド及び前記ディスク回動
機構を支持するトラバースシャーシと、前記トラバースシャーシと連結配置され、前記デ
ィスク回動装置を支持するモータ取付板と、前記トラバースシャーシと前記モータ取付板
との距離を調整する3個の距離調整部とを有しており、前記トラバースシャーシは前記光
ヘッドが摺動するときにその摺動方向をガイドする2本のガイド軸と、前記光ヘッドが前
記ガイド軸に沿って摺動するときに光ヘッドの動作を妨げないようにするための摺動用貫
通孔とを備えており、前記ディスク回動機構は駆動モータと、前記駆動モータの回転軸に
固定され、前記光ディスクを載置するためのターンテーブルとを備えており、前記距離調
整部は調整ボルトと、前記トラバースシャーシに形成され、前記調整ボルトそれぞれと螺
し同一平面上にある雌ねじ孔と、前記モータ取付板に形成され、前記調整ボルトそれぞ
れが貫通し同一平面上にあるねじ孔と、前記調整ボルトに外嵌し、前記トラバースシャー
シ及び前記モータ取付板をそれぞれ離れるように付勢するばねとを有しており、前記ター
ンテーブルの中心をとおり前記光ヘッドの摺動方向と同じ方向の直線をX軸、前記ターン
テーブルの中心をとおり前記X軸と直行する方向の直線をY軸とすると、前記距離調整部
のうち第1距離調整部は前記Y軸上で前記ターンテーブルと干渉しない場所に形成されて
おり、第2距離調整部及び第3距離調整部は前記第1距離調整部とX軸に対して反対側に
形成されており、前記第2距離調整部と第3距離調整部とは前記Y軸を挟んで対称位置に
配置されており、前記第1距離調整部から前記X軸までの距離と、前記第2距離調整部及
び前記第3距離調整部と前記X軸までの距離が等しくなるように配置されており、前記光
ディスクを円周方向に傾倒するときは前記第2距離調整部、前記第3距離調整部と前記第
1距離調整部とを双方逆方向に調整し、半径方向に傾倒するときは前記第2距離調整部と
前記第3距離調整部を双方逆方向に調整するように形成されたことを特徴とする。


この構成によると、前記光ディスクの円周方向(tan方向)、半径方向(rad方向
)に光ディスクの傾きを調整するときに、前記モータ取付板の傾倒の中心をX軸又はY軸
にすることができる。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクにレーザ光を照射することで、データ
の記録、読出を行う光ディスク装置において、前記光ディスクにレーザ光を照射する光ヘ
ッドと、前記光ディスクを回動させるディスク回動機構と、前記光ヘッド及び前記ディス
ク回動機構を支持するトラバースシャーシと、前記トラバースシャーシと連結配置され、
前記ディスク回動装置を支持するモータ取付板と、前記トラバースシャーシと前記モータ
取付板との距離を調整する3個の距離調整部とを有しており、前記トラバースシャーシは
前記光ヘッドが摺動するときにその摺動方向をガイドする2本のガイド軸と、前記光ヘッ
ドが前記ガイド軸に沿って摺動するときに光ヘッドの動作を妨げないようにするための摺
動用貫通孔とを備えており、前記ディスク回動機構は駆動モータと、前記駆動モータの回
転軸に固定され、前記光ディスクを載置するためのターンテーブルとを備えており、前記
距離調整部は調整ボルトと、前記トラバースシャーシに形成され、前記調整ボルトそれぞ
れと螺合し同一平面上にある雌ねじ孔と、前記モータ取付板に形成され、前記調整ボルト
それぞれが貫通し同一平面上にあるねじ孔と、前記調整ボルトに外嵌し、前記トラバース
シャーシ及び前記モータ取付板をそれぞれ離れるように付勢するばねとを有しており、前
記ターンテーブルの中心をとおり前記光ヘッドの摺動方向と同じ方向の直線をX軸、前記
ターンテーブルの中心をとおり前記X軸と直行する方向の直線をY軸とすると、前記距離
調整部のうち第1距離調整部は前記Y軸上で前記ターンテーブルと干渉しない場所に形成
されており、第2距離調整部及び第3距離調整部は前記第1距離調整部とX軸に対して反
対側に形成されており、前記第2距離調整部と第3距離調整部とは前記Y軸を挟んで対称
位置に配置されており、前記第1距離調整部から前記X軸までの距離と、前記第2距離調
整部及び前記第3距離調整部と前記X軸までの距離が等しくなるように配置されており、
前記光ディスクを円周方向に傾倒するときは前記第2距離調整部、前記第3距離調整部
と前記第1距離調整部とを双方逆方向に調整し、半径方向に傾倒するときは前記第2距離
調整部と前記第3距離調整部を双方逆方向に調整するように形成されたことを特徴とする



この構成によると、前記光ディスクの円周方向(tan方向)、半径方向(rad方向
)に光ディスクの傾きを調整するときに、前記モータ取付板の傾倒の中心をX軸又はY軸
にすることができる。

本発明によると、簡単な形状を有し、容易な方法で光ディスクと光ヘッドの角度及び距
離を調整することができる光ディスクローディング装置及びこれを用いた光ディスク装置
を提供することができる。
また本発明によると、光ヘッドから光ディスクに高精度でレーザ光を照射することがで
き、それだけ、データの読出し又は記録を高精度で行うことができる光ディスクローディ
ング装置及びこれを用いた光ディスク装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本発明にかかる光ディスク
装置の概略配置図を示す。図1に示す光ディスク装置PLは前記光ディスクを挿入する光
ディスクローディング装置Aと、信号を処理するための信号処理装置Dcと、信号処理装
置Dcにて復号化された信号を外部の映像表示部Mnに接続するための外部接続部Ocと
、制御部Contとを備えている。図1に示す光ディスク装置PLはそれには限定されな
いが、ここでは、DVDプレーヤである。
(第1の実施例)
図2に本発明にかかる光ディスクローディング装置の要部の平面図を、図3に図2に示
す光ディスクローディング装置の要部の正面図を、図4に図2に示す光ディスクローディ
ング装置の要部の側面図を示す。図2に示す光ディスクローディング装置Aは、トラバー
スシャーシ1と、光ディスクDsを保持するとともに、回転駆動する光ディスク駆動機構
2と、光ディスク駆動機構2の後述するスピンドルモータ21を保持するモータ取付板3
と、光ディスクDsにレーザ光を照射する光ヘッド4と、トラバースシャーシ1とモータ
取付板3との距離を調整する距離調整部5とを有している。
トラバースシャーシ1は平面視矩形状を有しており、中央部に貫通孔11が形成されて
いる。貫通孔11の下面部を横切るように且つトラバースシャーシ1の長手方向に沿って
2本のガイド軸12が互いに平行になるように配置されている。
光ディスク駆動機構2は、スピンドルモータ21と、スピンドルモータ21と連結しス
ピンドルモータ21が駆動することで回動する回転軸22と、回転軸22に固定され、図
示を省略したクランプと光ディスクDsを上下から挟んで保持するターンテーブル23と
を有している。スピンドルモータ21は、モータ取付板3に固定されており、スピンドル
モータ21が駆動することで、回転軸22及び回転軸22に固定されたターンテーブル2
3が回転する。このとき、光ディスクDsはターンテーブル23に保持されており、回転
軸22を中心に回転する。
光ヘッド4はガイド軸12と摺動可能に係合する係合部41と、光ディスクDsにレー
ザ光を照射する対物レンズ42とを有している。光ヘッド4は図示を省略した駆動機構を
利用し、ガイド軸12に沿って往復動する。図2に示すように光ヘッド4の対物レンズ4
2は、光ディスクDsの中心部(換言すると、スピンドルモータ21の回転中心)から半
径方向に延びるX軸にそって往復動する。
モータ取付板3は図2、3、4に示すようにモータ取付板3は光ディスクDsの配置場
所とトラバースシャーシ1を挟んだ反対側に配置される。
距離調整部5は第1距離調整部51、第2距離調整部52及び第3距離調整部53の3
個の距離調整部を有している。第1距離調整部51は光ディスクDsの回転中心を通りX
軸と直交するY軸上で、トラバースシャーシ1及び前記モータ取付板3の端部に近接した
部分に形成される。また、第2距離調整部52及び第3距離調整部53はX軸を挟んで第
1距離調整部51と反対側に形成される。
第2距離調整部52及び第3距離調整部53はY軸を挟んで互いに対称になる位置に形
成される。X軸から第1距離調整部51までの距離とX軸から第2距離調整部52及び第
3距離調整部53までの距離とが同じ長さであり、Y軸から第2距離調整部52及び第3
距離調整部53までの距離も同じ長さである。
第1距離調整部51はトラバースシャーシ1に形成される第1雌ねじ孔511と、モー
タ取付板3に形成されている第1ねじ孔512と、第1ねじ孔512を貫通し第1雌ねじ
孔511と螺合する第1調整ボルト513と、第1調整ボルト513に外嵌し前記トラバ
ースシャーシ1とモータ取付板3を互いに離れる方向に付勢する弾性部材(ここでは、ば
ね54)とを有している。
モータ取付板3をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したときに第1雌ねじ孔5
11は第1ねじ孔512と対応する位置に形成されている。第1雌ねじ孔511と第1ね
じ孔512とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第
1調整ボルト513を第1ねじ孔512側から貫通し第1雌ねじ孔511と螺合する。
第2距離調整部52は第1距離調整部51と同様に、トラバースシャーシ1に形成され
る第2雌ねじ孔521と、モータ取付板3に形成されている第2ねじ孔522と、第2ね
じ孔522を貫通し第2雌ねじ孔521と螺合する第2調整ボルト523と、第2調整ボ
ルト523に外嵌する弾性部材(ここでは、ばね54)とを有している。
モータ取付板3をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したときに第2雌ねじ孔5
21と第2ねじ孔522とは対応する位置に形成される。第2雌ねじ孔521と第2ねじ
孔522とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第2
調整ボルト523を第2ねじ孔522側から貫通し第2雌ねじ孔521と螺合する。
さらに第3距離調整部53も第1距離調整部51と同様にトラバースシャーシ1に形成
される第3雌ねじ孔531と、モータ取付板3に形成されている第3ねじ孔532と、第
3ねじ孔532を貫通し第3雌ねじ孔531と螺合する第3調整ボルト533と、第2調
整ボルト533に外嵌する弾性部材(ここでは、ばね54)とを有している。
モータ取付板4をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したとき、第3雌ねじ孔5
31と第3ねじ孔532とは対応する位置に形成される。第3雌ねじ孔531と第3ねじ
孔532とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第3
調整ボルト533を第3ねじ孔532側から貫通し第3雌ねじ孔531と螺合する。
光ヘッド4はガイド軸12の取り付け誤差等によってターンテーブル23に支持される
光ディスクDsに対して、傾いて配置される場合がある。傾いて配置された場合、光ディ
スクDsでに正確な角度及び距離でレーザ光を入射することができず光ディスクDsから
のデータの読み出しや、光ディスクDsへのデータの書き込みの精度が低下する。そこで
、この傾いた光ヘッド4の対物レンズ42より出射されるレーザ光の光軸が光ディスクD
sの記録面に常に一定の角度で照射されるようにモータ取付板3を傾け、ターンテーブル
23に取り付けられた光ディスクDsの光ヘッド4に対して傾倒する。
図3を参照してモータ取付板3の傾き調整方法を説明する。図3は正面側から見た図で
あり、図3中矢線Ar1に示す方向にモータ取付板3を傾斜させる場合を考える。矢線A
r1方向は光ディスクDsの円周方向であり、ここでは、タンジェンシャル方向(tan
方向)とする。
図3中左側(第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533が取り付けられた側)を
下に傾ける場合、第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533を回動し第2ねじ孔5
22及び第3ねじ孔532を第2雌ねじ孔521及び第3雌ねじ孔531とはなれる方向
に移動させる。このとき、第2調整ボルト523と第3調整ボルト533の回動量を調節
し、第2雌ねじ孔521と第2ねじ孔522の長さと、第3雌ねじ孔531と第3ねじ孔
532の長さが同じになるようにする。
その後、第1調整ボルト513を第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533と反
対方向に回動させ、第1ねじ孔512を第1雌ねじ孔511に近づく方向に移動させる。
このとき、第1調整ボルト513による第1ねじ孔512の移動量が、第2ねじ孔522
及び第3ねじ孔532の移動量と同じになるように第1調整ボルト513を回転する。
このように、第1調整ボルト513、第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533
を回動することでモータ取付板3をX軸中心に傾倒することが可能である。このときモー
タ取付板3の傾倒の中心は図3に示すαであり、ターンテーブル23に配置された光ディ
スクDsの中心と近接した場所を中心に傾倒することができる。これにより、光ディスク
駆動機構2のターンテーブル23に配置された光ディスクDsの回転中心と光ヘッド4が
摺動するときに対物レンズ42の中心が移動するX軸とのずれを微小なものに抑えること
が可能である。
光ヘッド4が摺動方向に傾いて取り付けられている場合もある。この場合、第1調整ボ
ルト513、第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533を用いて図3に示す矢線A
r2の方向にモータ取付板3を傾斜させる。矢線Ar2の方向は光ディスクDsの半径方
向であり、ここではラジアル方向(rad方向)とする。
光ディスクDsをrad方向に傾倒する場合、第1調整ボルト513は操作せずに、第
2調整ボルト523及び第3調整ボルト533のみを操作する。例えば、光ディスクDs
の光ヘッド4と対面する部分を中心から遠ざかるにしたがって光ヘッド4から遠ざかるよ
うに傾ける場合、第2調整ボルト523を回動し、トラバースシャーシ1とモータ取付板
3との間が縮まるように第2ねじ孔522を移動させる。第3調整ボルト533を第2調
整ボルト523とは反対に回動し、トラバースシャーシ1とモータ取付板3との間が広が
るように第3ねじ孔532を移動させる。このとき、第2調整ボルト523及び第3調整
ボルト533の回動は、第2ねじ孔522及び第3ねじ孔532の変化量が同じになるよ
うに調整する。
このように第2調整ボルト523及び第3調整ボルト533を操作することでモータ取
付板3を傾け、光ディスクDsの記録面を傾けることができる。その後、第1距離調整部
51の第1ねじ孔512、第2距離調整部52の第2ねじ孔522及び第3距離調整部5
3の第3ねじ孔532が同じ両移動するように第1調整ボルト513、第2調整ボルト5
23及び第3調整ボルト533を操作し、レーザ光のレーザスポットが光ディスクDsの
記録面に適正に照射するように調整する。
このように、tan方向、rad方向に傾けて、高さ調整をすることで、光ヘッド4の
対物レンズ42から出射されるレーザ光の光軸の光ディスクDsの記録面に対する角度が
適正な角度になるとともに焦点位置を合わせることができる。これにより、光ディスクD
sに記録されているデータの読み出しや、光ディスクへのデータの書き込みの精度が高く
なる。
本実施例では第1距離調整部51、第2距離調整部52及び第3距離調整部53の距離
調整方法として、トラバースシャーシ1の第1雌ねじ孔511、第2雌ねじ孔521及び
第3雌ねじ孔531の雌ねじを貫通孔とし、第1調整ボルト513、第2調整ボルト52
3及び第3調整ボルト533のトラバースシャーシ1から突出した部分をナットにて螺合
するものであってもよい。この場合、ナットをトラバースシャーシ1に回転止めされてい
るものが好ましい。
第1距離調整部51からX軸までの距離と第2距離調整部52及び第3距離調整部53
からX軸までの距離が等しくなくてもよい。この場合、距離に合わせて調整量を適正な量
になるようにすることで、本実施例と同様にモータ取付板3を傾倒することができる。ま
た、第2距離調整部52と第3距離調整部53とY軸との距離が等しくなくてもよい。こ
の場合も同様に、Y軸からの距離にあわせて調整量を適正な量になるようにすることで、
本実施例と同様にモータ取付板3を傾倒することができる。
第2距離調整部52及び第3距離調整部53をX軸上に配置するものであってもよい。
この場合、モータ取付板3をtan方向に傾倒するときに、第1距離調整部51のみの調
整だけで行うことが可能である。
(第2の実施例)
図5に本発明にかかる光ディスクローディング装置の要部の平面図を、図6に図5に示
す光ディスクローディング装置の要部の正面図を、図7に図5に示す光ディスクローディ
ング装置の要部の側面図を示す。第2の実施例にかかる光ディスクローディング装置Bは
、第1距離調整部61、第2距離調整部62及び第3距離調整部63の位置が異なる以外
は、第1の実施例にかかる光ディスクローディング装置Aと同じであり、実質上同じ部分
には同一の符号を付してある。
図5、6、7に示すようにモータ取付板3は光ディスクDsの配置場所とトラバースシ
ャーシ1を挟んだ反対側に配置される。モータ取付板3は第1距離調整部61、第2距離
調整部62及び第3距離調整部63にてトラバースシャーシ1と連結されている。
第1距離調整部61は光ディスクDsの中心部(換言すると、スピンドルモータ21の
回転中心)から半径方向に延びるX軸上に、スピンドルモータ21を挟んで光ヘッド4と
反対側に形成される。
第2距離調整部62及び第3距離調整部63はスピンドルモータ21の回転中心をとお
り、X軸と直交するY軸上に、X軸を挟んで対称となるように配置されている。それには
限定されないが、本実施例では、図6に示すように、正面から見て左側に第2距離調整部
62が形成されている。X軸から第2距離調整部62及び第3距離調整部63までの距離
が同じ長さである。
第1距離調整部61はトラバースシャーシ1に形成される第1雌ねじ孔611と、モー
タ取付板3に形成されている第1ねじ孔612と、第1ねじ孔612を貫通し第1雌ねじ
孔611と螺合する第1調整ボルト613と、第1調整ボルト613に外嵌し前記トラバ
ースシャーシ1とモータ取付板3を互いに離れる方向に付勢する弾性部材(ここでは、ば
ね64)とを有している。
モータ取付板3をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したとき、第1雌ねじ孔6
11と第1ねじ孔612とは対応する位置に形成される。第1雌ねじ孔611と第1ねじ
孔612とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第1
調整ボルト613を第1ねじ孔612側から貫通し第1雌ねじ孔611と螺合する。
第2距離調整部62は第1距離調整部61と同様に、トラバースシャーシ1に形成され
る第2雌ねじ孔621と、モータ取付板3に形成されている第2ねじ孔622と、第2ね
じ孔622を貫通し第2雌ねじ孔621と螺合する第2調整ボルト623と、第2調整ボ
ルト623に外嵌し前記トラバースシャーシ1とモータ取付板3を互いに離れる方向に付
勢する弾性部材(ここでは、ばね64)とを有している。
モータ取付板3をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したときに第2雌ねじ孔6
11と第2ねじ孔612とが対応するように形成される。第2雌ねじ孔621と第2ねじ
孔622とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第2
調整ボルト623を第2ねじ孔622側から貫通し第2雌ねじ孔621と螺合する。
さらに第3距離調整部63も第1距離調整部61と同様にトラバースシャーシ1に形成
される第3雌ねじ孔631と、モータ取付板3に形成されている第3ねじ孔632と、第
3ねじ孔632を貫通し第3雌ねじ孔631と螺合する第3調整ボルト633と、第3調
整ボルト633に外嵌し前記トラバースシャーシ1とモータ取付板3を互いに離れる方向
に付勢する弾性部材(ここでは、ばね64)とを有している。
モータ取付板3をトラバースシャーシ1との連結場所に配置したときに第3雌ねじ孔6
31に対応する位置に第3ねじ孔632が形成されている。第3雌ねじ孔631と第3ね
じ孔632とが重なるようにトラバースシャーシ1の下面にモータ取付板3を配置し、第
3調整ボルト633を第3ねじ孔632側から貫通し第3雌ねじ孔631と螺合する。
図6を参照してモータ取付板3の傾き調整方法を説明する。図6は正面側から見た図で
あり、図6中矢線Ar3に示す方向にモータ取付板3を傾斜させる場合を考える。矢線A
r3方向は光ディスクDsの円周方向であり、ここでは、タンジェンシャル方向(tan
方向)とする。
図6中左側(第2距離調整部62が取り付けられた側)を下に傾ける場合、第2調整ボ
ルト623を回動して第2雌ねじ孔621と第2ねじ孔622との間隔が広がるように第
2ねじ孔622を移動する。第3調整ボルト633を第2調整ボルト623と反対方向に
回動させ、第3雌ねじ孔631と第3ねじ孔632との間隔が狭まるように第3ねじ孔6
32を移動する。このとき、第2調整ボルト623の回転量と第3調整ボルト633の回
転量とは同じになるように調整する。
上述のように、第2調整ボルト623及び第3調整ボルト633を回動することでモー
タ取付板3をX軸中心に傾倒することが可能である。このとき、モータ取付板3の傾倒の
中心は図6に示すαである。モータ取付板3の傾倒中心αがターンテーブル23に配置さ
れた光ディスクDsの中心の近傍になるので、ターンテーブル23に配置された光ディス
クDsの回転中心と光ヘッド4が摺動するときの対物レンズ42の中心が移動するX軸と
のずれを微小なものに抑えることが可能である。
光ヘッド4が摺動方向に傾いて取り付けられている場合もある。この場合、第1調整ボ
ルト61を用いて図7に示す矢線Ar4の方向にモータ取付板3を傾斜させる。矢線Ar
4の方向は光ディスクDsの半径方向であり、ここではラジアル方向(rad方向)とす
る。
光ディスクDsをrad方向に傾倒する場合、第1調整ボルト61のみを操作する。例
えば、光ディスクDsの中心から離れるにしたがって光ヘッド4から遠ざかるように傾け
る場合、第1調整ボルト613を回動して第1雌ねじ孔611と第1ねじ孔612との間
が縮まるように第1ねじ孔612を移動する。このとき、第2調整ボルト623及び第3
調整ボルト633は移動しないので、モータ取付板3は第2距離調整部62及び第3距離
調整部63を結んだ線、すなわち、Y軸周りに回動(傾倒)する。
このように第1距離調整部61を操作することでモータ取付板3を傾け、光ディスクD
sの記録面を傾けることができる。その後、第1ねじ孔612、第2ねじ孔622及び第
3ねじ孔632が同じ量移動するように第1調整ボルト613、第2調整ボルト623及
び第3調整ボルト633を操作し、レーザ光のレーザスポットが光ディスクDsの記録面
に適正にするように調整する。
このように、tan方向、rad方向に傾けて、高さ調整をすることで、光ヘッド○の
対物レンズ42から出射されるレーザ光の光軸の光ディスクdsの記録面に対する角度が
適正な角度になるとともに焦点位置を合わせることができる。これにより、光ディスクd
sに記録されているデータの読み出しや、光ディスクへのデータの書き込みの精度が高く
なる。
本実施例では第1距離調整部61、第2距離調整部62及び第3距離調整部63の距離
調整方法として、トラバースシャーシ1の第1雌ねじ孔611、第2雌ねじ孔621及び
第3雌ねじ孔631の雌ねじを貫通孔とし、第1調整ボルト613、第2調整ボルト62
3及び第3調整ボルト633のトラバースシャーシ1から突出した部分をナットにて螺合
するものであってもよい。この場合、ナットをトラバースシャーシ1に回転止めされてい
るものが好ましい。
第2距離調整部62及び第3距離調整部63からX軸までの距離が等しくなくてもよい
。この場合、距離に合わせて調整量を適正な量になるようにすることで、本実施例と同様
にモータ取付板3を傾倒することができる。
第2距離調整部62及び第3距離調整部63をY軸に対して第1距離調整部51の反対
側に配置するものであってもよい。
本発明の光ディスクローディング装置は、DVD、CD等の光ディスクを記録媒体とす
る光ディスク装置において適用することができる。
本発明にかかる光ディスク装置の概略配置図である。 本発明にかかる光ディスクローディング装置の要部の平面図である。 図2に示す光ディスクローディング装置の要部の正面図である。 図2に示す光ディスクローディング装置の要部の側面図である。 本発明にかかる光ディスクローディング装置の要部の平面図である。 図5に示す光ディスクローディング装置の要部の正面図である。 図5に示す光ディスクローディング装置の要部の側面図である。 従来の光ディスク装置の光ディスクローディング装置の平面図である。 図8に示す光ディスクローディング装置の平面図である。 図8に示す光ディスクローディング装置の側面図である。
符号の説明
1 トラバースシャーシ
11 貫通孔
12 ガイド軸
2 光ディスク駆動機構
21 スピンドルモータ
22 回転軸
23 ターンテーブル
3 モータ取付板
4 光ヘッド
41 係合部
42 対物レンズ
5 距離調整部
51 第1距離調整部
511 第1雌ねじ孔
512 第1ねじ孔
513 第1調整ボルト
52 第2距離調整部
521 第2雌ねじ孔
522 第2ねじ孔
523 第2調整ボルト
53 第3距離調整部
531 第3雌ねじ孔
532 第3ねじ孔
533 第3調整ボルト
61 第1距離調整部
611 第1雌ねじ孔
612 第1ねじ孔
613 第1調整ボルト
62 第2距離調整部
621 第2雌ねじ孔
622 第2ねじ孔
623 第2調整ボルト
63 第3距離調整部
631 第3雌ねじ孔
632 第3ねじ孔
633 第3調整ボルト

Claims (2)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射することで、データの記録、読出を行う光ディスク装置で
    あって、
    前記光ディスクを挿入する光ディスクローディング装置と、信号を処理するための信号
    処理装置と、前記信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表示部に接続するため
    の外部接続部と、制御部とを備えており、
    前記光ディスクローディング装置は、前記光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドと
    、前記光ディスクを回動させるディスク回動機構と、前記光ヘッド及び前記ディスク回動
    機構を支持するトラバースシャーシと、前記トラバースシャーシと連結配置され、前記デ
    ィスク回動装置を支持するモータ取付板と、前記トラバースシャーシと前記モータ取付板
    との距離を調整する3個の距離調整部とを有しており、
    前記トラバースシャーシは前記光ヘッドが摺動するときにその摺動方向をガイドする2
    本のガイド軸と、前記光ヘッドが前記ガイド軸に沿って摺動するときに光ヘッドの動作を
    妨げないようにするための摺動用貫通孔とを備えており、
    前記ディスク回動機構は駆動モータと、前記駆動モータの回転軸に固定され、前記光デ
    ィスクを載置するためのターンテーブルとを備えており、
    前記距離調整部は調整ボルトと、前記トラバースシャーシに形成され、前記調整ボルト
    それぞれと螺合し同一平面上にある雌ねじ孔と、前記モータ取付板に形成され、前記調整
    ボルトそれぞれが貫通し同一平面上にあるねじ孔と、前記調整ボルトに外嵌し、前記トラ
    バースシャーシ及び前記モータ取付板をそれぞれ離れるように付勢するばねとを有してお
    り、
    前記ターンテーブルの中心をとおり前記光ヘッドの摺動方向と同じ方向の直線をX軸、
    前記ターンテーブルの中心をとおり前記X軸と直行する方向の直線をY軸とすると、前記
    距離調整部のうち第1距離調整部は前記Y軸上で前記ターンテーブルと干渉しない場所に
    形成されており、第2距離調整部及び第3距離調整部は前記第1距離調整部とX軸に対し
    て反対側に形成されており、前記第2距離調整部と第3距離調整部とは前記Y軸を挟んで
    対称位置に配置されており、前記第1距離調整部から前記X軸までの距離と、前記第2距
    離調整部及び前記第3距離調整部と前記X軸までの距離が等しくなるように配置されてお
    り、
    前記光ディスクを円周方向に傾倒するときは前記第2距離調整部、前記第3距離調整部
    と前記第1距離調整部とを双方逆方向に調整し、半径方向に傾倒するときは前記第2距離
    調整部と前記第3距離調整部を双方逆方向に調整するように形成されたことを特徴とする
    光ディスク装置。
  2. 光ディスクにレーザ光を照射することで、データの記録、読出を行う光ディスク装置に
    おいて、
    前記光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドと、前記光ディスクを回動させるディス
    ク回動機構と、前記光ヘッド及び前記ディスク回動機構を支持するトラバースシャーシと
    、前記トラバースシャーシと連結配置され、前記ディスク回動装置を支持するモータ取付
    板と、前記トラバースシャーシと前記モータ取付板との距離を調整する3個の距離調整部
    とを有しており、
    前記トラバースシャーシは前記光ヘッドが摺動するときにその摺動方向をガイドする2
    本のガイド軸と、前記光ヘッドが前記ガイド軸に沿って摺動するときに光ヘッドの動作を
    妨げないようにするための摺動用貫通孔とを備えており、
    前記ディスク回動機構は駆動モータと、前記駆動モータの回転軸に固定され、前記光デ
    ィスクを載置するためのターンテーブルとを備えており、
    前記距離調整部は調整ボルトと、前記トラバースシャーシに形成され、前記調整ボルト
    それぞれと螺合し同一平面上にある雌ねじ孔と、前記モータ取付板に形成され、前記調整
    ボルトそれぞれが貫通し同一平面上にあるねじ孔と、前記調整ボルトに外嵌し、前記トラ
    バースシャーシ及び前記モータ取付板をそれぞれ離れるように付勢するばねとを有してお
    り、
    前記ターンテーブルの中心をとおり前記光ヘッドの摺動方向と同じ方向の直線をX軸、
    前記ターンテーブルの中心をとおり前記X軸と直行する方向の直線をY軸とすると、前記
    距離調整部のうち第1距離調整部は前記Y軸上で前記ターンテーブルと干渉しない場所に
    形成されており、第2距離調整部及び第3距離調整部は前記第1距離調整部とX軸に対し
    て反対側に形成されており、前記第2距離調整部と第3距離調整部とは前記Y軸を挟んで
    対称位置に配置されており、前記第1距離調整部から前記X軸までの距離と、前記第2距
    離調整部及び前記第3距離調整部と前記X軸までの距離が等しくなるように配置されてお
    り、
    前記光ディスクを円周方向に傾倒するときは前記第2距離調整部、前記第3距離調整部
    と前記第1距離調整部とを双方逆方向に調整し、半径方向に傾倒するときは前記第2距離
    調整部と前記第3距離調整部を双方逆方向に調整するように形成されたことを特徴とする
    光ディスクローディング装置。
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