JP2007164829A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1個の対物レンズで複数波長に対応する光ピックアップ装置において、複数波長の何れを使用する場合でも、最適な特性が得られる可動範囲でレンズアクチュエータを使用できるようにする。
【解決手段】 光ディスクにレーザ光を照射してデータの読出し又は書込みを行う光ピックアップ装置1である。そして、レーザ光を光ディスクの記録面に集束させる対物レンズ21と、前記対物レンズ21を保持するレンズホルダ22を電磁力により微小変位させるレンズアクチュエータ20と、該レンズアクチュエータ20が固定されるスキューベース30と、スキューベース30をキャリッジベース10に対して昇降移動可能とする昇降機構(40,35A〜35C)と、昇降機構を駆動してスキューベース30を昇降移動させる駆動手段(50,51)と、を備えた構成とした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ディスクにレーザ光を照射してデータの読出し又は書込みを行う光ピックアップ装置に関する。
近年、開口数(NA)の大きな対物レンズの開発により、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)、青紫色レーザ用光ディスク(例えば、HD−DVD:高密度デジタル多用途ディスク)の、3種類の光ディスクに対して1つの対物レンズでデータの読出し又は書込みを行うことの可能な光ピックアップが実現されている。すなわち、CD用の785nm波長のレーザ光、DVD用の660nm波長のレーザ光、青紫色レーザ用光ディスクの405nm波長のレーザ光を、それぞれ1つの対物レンズにより各光ディスクの記録面に集束させてデータの読出し又は書込みが可能となっている。
また、従来、2種類の対物レンズを用いて3波長の光ディスクに対応させた光ピックアップ装置の提案もなされている(例えば特許文献1)。
光ピックアップには、対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に微小量だけ高速に変位させるレンズアクチュエータが搭載されるのが一般であり、このレンズアクチュエータの作用により高速回転する光ディスクの記録面にレーザ光の焦点が合わせられるとともに、このレーザ光の焦点が光ディスクのデータトラックに追従するようにされる。
特開2005−056497号公報
使用されるレーザ波長の異なる複数種類の光ディスクに対して1個の対物レンズでデータの読み書きを行う場合、レーザ光の焦点を光ディスクの記録面に合わせたときの対物レンズの高さは、光ディスクの種類に応じて異なってくる。
しかしながら、このような対物レンズの高さの調整を、レンズアクチュエータのフォーカス駆動によってのみ行う場合、レンズアクチュエータの可動範囲を大きく設定しなければならない。また、光ディスクの種類によっては対物レンズを常に静止状態と異なる高さに維持するために、レンズアクチュエータのフォーカス駆動コイルにバイアス電流を常に流し続けなければならない。この場合、光ディスクの種類に応じてフォーカス駆動コイルのバイアス電流値が異なってくるため、フォーカス駆動コイルの特性を1種類の光ディスクに対して最適化したときに、他の種類の光ディスクでは最適な特性が得られないといった不都合が生じる。
また、青紫色レーザに対応した開口数の高い対物レンズを用いる場合、各種類の光ディスクにレーザ光の焦点を合わせたときに、光ディスクと対物レンズとの間隔(作動距離と云う)が非常に短くなる。そのため、何らの対策を講じないと、サーボエラーにより対物レンズが光ディスクに衝突する可能性がある。そこで、このような衝突を回避するために、衝突のおそれが生じたときに対物レンズを急激に降下させる制御を行う必要があるが、このような制御をレンズアクチュエータを用いて行う場合、レンズアクチュエータの駆動コイルに大きな電流を流す必要が生じるため、駆動コイルの定格電流を比較的大きく設定しなければならない。定格電流の大きな駆動コイルでは、その分、微細電流の制御に対して反応が鈍るという問題が生じる。
この発明の目的は、1個の対物レンズで複数波長に対応する光ピックアップ装置において、複数波長の何れを使用する場合でも、最適な特性が得られる可動範囲でレンズアクチュエータを使用することのできる光ピックアップ装置を提供することにある。
この発明のその他の目的は、レンズアクチュエータの駆動を用いないで対物レンズと光ディスクとの衝突を回避する制御が可能な光ピックアップ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、光ディスクにレーザ光を照射してデータの読出し又は書込みを行う光ピックアップ装置であって、レーザ光を光ディスクの記録面に集束させる対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダをフォーカス方向およびトラッキング方向に変位させるレンズアクチュエータと、該レンズアクチュエータが固定される第1ベースと、前記第1ベースを光ピックアップ装置の本体ベースに対して昇降移動可能とする昇降機構と、前記昇降機構を駆動して前記第1ベースを昇降移動させる駆動手段と、を備えた構成とした。
このような手段によれば、光ディスクの種類に応じた対物レンズの高さの調整を昇降機構に担わせることで、レンズアクチュエータのフォーカス駆動をフォーカスサーボ制御のためだけに特化させることが出来る。そして、レンズアクチュエータのフォーカス駆動を何れの種類の光ディスクに対しても最適な可動範囲で行わせることが出来る。
具体的には、前記昇降機構は、前記第1ベースを昇降方向にスライド移動させるガイド機構と、段差部を有し前記第1ベースと前記本体ベースとの間に介在してこの間で摺動可能にされた摺動体と、前記第1ベースを前記摺動体の側に付勢する付勢手段とを備え、前記本体ベース又は前記第1ベースの一部が前記摺動体の前記段差部に当接されるように固定され、前記摺動体が移動して前記本体ベース又は前記第1ベースの一部が接触される前記段差部の位置がずれることで、前記第1ベースが前記本体ベースに対して昇降するように構成すると良い。
このような構成により、コンパクトな構成で昇降手段を実現することが出来る。光ピックアップ装置は小型化が求められるので、このような構成は特に有効である。
さらに具体的には、前記本体ベースには、レーザ光を通過させるレーザ挿通孔と、前記摺動体を回動可能に固定するための軸受孔とが設けられ、前記摺動体には、前記段差部が3箇所にそれぞれ形成されるとともに、前記本体ベースの前記軸受孔に挿入される回転軸と、前記回転軸を中心とした同一半径上にギヤ溝が形成された従動ギヤとが設けられ、前記第1ベースには、前記3箇所の段差部にそれぞれ当接される3つの突出部と、前記本体ベースの前記レーザ挿通孔に継合されて当該レーザ挿通孔に沿って摺動する管体と、該管体を中心に当該第1ベースが回転しないように前記本体ベースに引掛けられる回転防止ピンとが設けられ、前記駆動手段は、駆動ギヤを回転させて前記摺動体の前記従動ギヤを動かす駆動モータからなり、前記駆動モータが回転駆動することで、前記摺動体が前記回転軸を中心に回転して前記第1ベースの前記3つの突出部が接触している前記3箇所の段差部の位置がそれぞれずれるように構成すると良い。
このような構成により、レンズアクチュエータや対物レンズが安定的に固定され、昇降駆動により光軸がずれたり傾いたりするのを防止することが出来る。
さらに具体的には、前記段差部は、前記対物レンズを光ディスクの種類に応じた高さ位置に合わせる段と、前記対物レンズと光ディスクとが衝突しそうになった際に対物レンズを降下させて退避させる退避用段とを備えたものである。
このような構成により、対物レンズと光ディスクの衝突回避の駆動も昇降機構により行わせることができ、レンズアクチュエータのフォーカス駆動の構成に衝突回避動作を行わせる必要がなくなるので、その分、このフォーカス駆動の構成として微細電流の制御に対して応答性の高い電磁コイルを用いることが出来る。
以上説明したように、本発明に従うと、1個の対物レンズで複数波長に対応する光ピックアップ装置において、何れの波長のレーザ光を使用する場合でも、特性が最適となる可動範囲でレンズアクチュエータを使用することが出来る。
また、レンズアクチュエータの駆動を用いないで対物レンズと光ディスクとの衝突を回避する制御が可能であり、レンズアクチュエータに急激で大きな駆動が求められることがないので、微細電流で高い応答性を実現する駆動手段をレンズアクチュエータに適用することが出来る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この実施の形態の光ピックアップ装置のレンズアクチュエータと昇降機構の部分を示す斜視図、図2はこの部分の側面図、図3はレンズアクチュエータを除いたこの部分の分解斜視図である。
この実施の形態の光ピックアップ装置1は、CD、DVD、HD−DVD等、使用されるレーザ波長の異なる3種類の光ディスクに対応して、これら光ディスクに対してデータの読出し又は書込みを行うものである。
この光ピックアップ装置1は、光学部品が内部に搭載されたキャリッジベース10と、対物レンズ21をフォーカス方向およびトラッキング方向に高速に微小変位させるレンズアクチュエータ20と、このレンズアクチュエータ20を傾きの調整を可能な状態で固定するスキューベース30と、このスキューベース30とキャリッジベース10との間に介在されてスキューベース30を昇降させる摺動体としての昇降板40と、この昇降板40を駆動する駆動モータ50等を備えている。これらのうち、キャリッジベース10が本体ベースを、スキューベース30が第1ベースをそれぞれ構成する。
キャリッジベース10は、光ピックアップ装置1の土台となるもので、例えばダイカスト成型されたアルミブロックなどから構成される。光ピックアップ装置1は、このキャリッジベース10が光ディスクの半径方向にスライド移動させる機構に連結されるように光ディスク装置に搭載される。
キャリッジベース10の内部には、レーザ光を通過させる経路や種々の光学部品を搭載する空間が設けられ、そこに複数の光学部品が搭載されている。光学部品としては、3種類の波長のレーザ光を出力する複数の半導体レーザ、レーザ光を3ビームにする回折格子、コリメータレンズ、レーザ光を立ち上げて対物レンズ21に送る立上げミラー12、光ディスクからの反射ビームを波長に応じて分離させるビームスプリッタ、分離した反射ビームを測定する光センサなどが含まれる。
キャリッジベース10の上面側には、図3に示すように、対物レンズ21の下方位置に円筒状に設けられたレーザ挿通孔14と、昇降板40の回転軸41が挿入される軸受孔15と、スキューベース30の回転防止ピン31と摺動可能に継合される継合孔16とが設けられている。その他、キャリッジベース10の底面側からレンズアクチュエータ20の角度調整用ネジ27,28までドライバーを差し込むための挿通孔17,18も設けられている。
レンズアクチュエータ20は、対物レンズ21を保持するレンズホルダ22と、このレンズホルダ22を支持する複数のワイヤーWと、レンズアクチュエータ20の土台となるアクチュエータベース24と、複数のワイヤーWの一端側が固定される固定ブロック25と、レンズホルダ22の側面に対向配置された磁石26,26と、レンズホルダ22の側面に固着された図示略の電磁コイル等を備えている。そして、複数のワイヤーWを介してレンズホルダ22の電磁コイルに電流が流されることで、磁石26,26と電磁コイルとの電磁作用によりレンズホルダ22がフォーカス方向やトラッキング方向に微小変位するようになっている。
図示は省略するが、アクチュエータベース24の対物レンズ21の下方位置にはレーザ光を通過させる円筒形状の孔が設けられており、この孔の円周部3点に下方に突出した凸部が形成されている。この凸部はレンズアクチュエータ20をスキューベース30に3点固定するためのものである。また、固定ブロック25のワイヤーWの固定部にはワイヤーWの共振を減衰させるゲルなどの緩衝材が詰められ、レンズホルダ22には上下に伸びる貫通穴22a,22aが設けられ、この貫通穴22a,22aにアクチュエータベース24から伸びたヨーク24a,24aが通されている。なお、レンズホルダ22の駆動方向はフォーカス方向とトラッキング方向に加えて光ディスクの反りに対応するチルト角方向も含まれるようにしても良い。
スキューベース30は、レンズアクチュエータ20を角度調整可能な状態で3点支持するものである。スキューベース30の対物レンズ21の下方位置には円筒状のレーザ挿通孔32が設けられ、このレーザ挿通孔32の上部周縁はコーン形状にされてスキュー面32aを構成している。このスキュー面32aはスキューベース30の上面より上方に突出され、アクチュエータベース24の底面に設けられた3つの凸部がこのスキュー面32aに当接した状態でアクチュエータベース24が固定される。コーン形状のスキュー面32aで3つの凸部を受けるため、この3点支持を維持したままアクチュエータベース24の傾きを変更することが可能になっている。
さらに、このスキューベース30には、アクチュエータベース24を下方に付勢するバネ36a(図1)および固定ネジ36bを固定するためのネジ孔36cと、角度調整用ネジ27,28の頭部が位置決めされるネジ挿通孔37,38が設けられている。角度調整用ネジ27,28はアクチュエータベース24と螺合され、これら角度調整用ネジ27,28の締め量を変更することで、アクチュエータベース24の傾きが変更されるようになっている。
また、このスキューベース30には、該スキューベース30を上下にスライド移動可能とするため、レーザ挿通孔32の下側に円筒形状の継手32bが設けられている。この継手32bは、キャリッジベース10のレーザ挿通孔14と摺動可能に継合されるもので、この継手32bとレーザ挿通孔14によりガイド機構が構成される。また、レーザ挿通孔32から離れた箇所にはキャリッジベース10の継合孔16と摺動可能に継合する回転防止ピン31が設けられている。
さらに、スキューベース30には、2つのバネ受け33,34と、底面側に突出した3つの突出部35a〜35cとが設けられている。バネ受け33,34には、スキューベース30を下方に付勢する付勢手段としての板バネ19,19の先端部が接触される。突出部35a〜35cは、昇降板40上に3点支持されるために昇降板40の段差部44A〜44Cに当接されるものであり、特に制限されないが、この実施の形態では、ネジ35A〜35Cの先端により構成している。このネジ35A〜35Cの少なくとも先端部は滑りやすい材質(例えばフッ素樹脂など)により形成されている。
図4には昇降板40の平面図を、図5には昇降板40の段差部の断面図を、それぞれ示す。
昇降板40は、キャリッジベース10の軸受孔15に挿入される回転軸41と、駆動ギヤ51と噛み合って駆動力を伝達する回転軸41を中心とした同一半径位置に形成されたギヤ42と、スキューベース30の3つの突出部35a〜35cが当接される位置に設けられた段差部44A〜44Cとを備えている。
また、昇降板40は、図4にも示すように、ギヤ42にわたる所定角度分回動した場合でもレーザ挿通孔14を塞がないような形状にされている。また、少なくとも段差部44A〜44Cの部分は金属により構成されている。
段差部44A〜44Cは、図5にも示すように、段の高さが異なる4段の水平面を有し、これら水平面の間をなだらかな傾斜で接続したものである。4つの水平面のうち、一番高い方から3つの水平面の高さは、例えば、CD、DVD、HD−DVDの各種類の光ディスクの作動距離に対応した高さに設定されている。一番低い水平面は、二番目に低い水平面を用いている場合で対物レンズが光ディスクに衝突しそうになったときに、対物レンズを低い位置に回避させるためのものである。
スキューベース30の底面側に設けられた3つの突出部35a〜35cは、昇降板40の3つの段差部44A〜44Cのうち何れも同じ高さの水平面に当接されるように配置され、さらに、昇降板40が回転軸41を中心に回動することで、これら突出部35a〜35cが当接される水平面の段が共にずれていくようになっている。
駆動モータ50は、駆動ギヤ51を介して昇降板40を回動駆動させるものであり、例えばステッピングモータなどから構成され、その回動量すなわちスキューベース30の突出部35a〜35cがどの水平面に載っているかを検出することが可能になっている。なお、ステッピングモータの替わりに通常のモータを適用するとともに、昇降板40の回動量を検出したり或いはスキューベース30の昇降量を検出するセンサを設け、このセンサの信号に基づきモータの駆動制御を行うようにしても良い。
以上のように構成された光ピックアップ装置1によれば、光ディスクの種類に応じて異なる波長のレーザ光を使用する場合に、昇降板40を回動させることでレンズアクチュエータ20を光ディスクに対応した高さに合わせることが出来る。すなわち、レンズアクチュエータ20の最適な可動範囲の中心位置に対物レンズ21を位置させた状態で、対物レンズ21の焦点が光ディスクの記録面にほぼ合うような高さに合わせることが出来る。
従って、何れの波長のレーザ光を使用する場合でも、特性が最適となる可動範囲でレンズアクチュエータ20を使用することが出来る。
また、光ディスクと対物レンズ21とが衝突しそうになった場合には、駆動モータ50の駆動により昇降板40を回動させることで対物レンズ21を一段低い位置に回避させることが出来るので、衝突回避時におけるレンズアクチュエータ20への負担を軽減することが出来る。従って、レンズアクチュエータ20の電磁コイルの特性をサーボ駆動用に特化させることができ、その結果として、レンズアクチュエータ20の動作特性の向上を図ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、段差部44A〜44Cを有する昇降板40を回動させることで段差部44A〜44Cの位置をずらしてスキューベース30を昇降させるように構成しているが、昇降板を所定方向にスライド移動させることで段差部をずらしてスキューベース30を昇降させるように構成することも出来る。また、段差部の段数も4段に限られず、2種類の光ディスクに対応させる場合は2段や3段としても良いし、また、通常処理用の段と退避用の段の2段のみとしても良い。
また、上記実施の形態では、昇降板40の上面側に段差部44A〜44Cを露出させて、スキューベースの突出部35a〜35cが段差部に当接するように構成しているが、昇降板の上下を逆にするとともに、キャリッジベース10に3つの突出部を設けて、キャリッジベース10の突出部が昇降板の段差部に当接するように構成することで、相対的にスキューベースが昇降させるように構成ことも出来る。
その他、レンズアクチュエータの駆動方式やその構造、スキューベースの有無、対応する光ディスクの種類など、実施の形態で具体的に示した細部詳細は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態の光ピックアップ装置のレンズアクチュエータと昇降機構の部分を示す斜視図である。 同、光ピックアップ装置のレンズアクチュエータと昇降機構の部分を示す側面図である。 スキューベースと昇降板とキャリッジベースとの分離斜視図である。 昇降板を示す平面図である。 昇降板の段差部を示す断面図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
10 キャリッジベース(本体ベース)
14 レーザ挿通孔
15 軸受孔
16 継合孔
19 板バネ(付勢手段)
20 レンズアクチュエータ
21 対物レンズ
22 レンズホルダ
30 スキューベース(第1ベース)
31 回転防止ピン
32b 継手(管体)
33,34 バネ受け
35a〜35c 突出部
40 昇降板(摺動体)
41 回転軸
42 ギヤ
44A〜44C 段差部
50 駆動モータ(駆動手段)
51 駆動ギヤ

Claims (5)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射してデータの読出し又は書込みを行う光ピックアップ装置であって、
    レーザ光を光ディスクの記録面に集束させる対物レンズと、
    前記対物レンズを保持するレンズホルダを電磁力によりフォーカス方向およびトラッキング方向に変位させるレンズアクチュエータと、
    該レンズアクチュエータが固定されるとともに底面側に3つの突出部を有する第1ベースと、
    光ピックアップ装置の本体ベースに対して前記第1ベースを昇降可能とする昇降機構と、
    前記昇降機構を駆動して前記第1ベースを昇降移動させる駆動手段とを備え、
    前記昇降機構は、
    前記第1ベースを昇降方向にスライド可能とするガイド機構と、
    3箇所にそれぞれ段差部が設けられ前記第1ベースと前記本体ベースとの間で回転軸を中心に回動可能にされた摺動体と、
    前記第1ベースを前記摺動体の側に付勢する付勢手段とを有し、
    前記第1ベースの前記3つの突出部が前記摺動体の前記3箇所の段差部にそれぞれ当接されることで前記第1ベースが固定され、前記摺動体が回動して前記突出部が当接される前記段差部の位置がずれることで、前記第1ベースが前記本体ベースに対して昇降するように構成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 光ディスクにレーザ光を照射してデータの読出し又は書込みを行う光ピックアップ装置であって、
    レーザ光を光ディスクの記録面に集束させる対物レンズと、
    前記対物レンズを保持するレンズホルダをフォーカス方向およびトラッキング方向に変位させるレンズアクチュエータと、
    該レンズアクチュエータが固定される第1ベースと、
    前記第1ベースを光ピックアップ装置の本体ベースに対して昇降移動可能とする昇降機構と、
    前記昇降機構を駆動して前記第1ベースを昇降移動させる駆動手段と、
    を備えていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 前記昇降機構は、
    前記第1ベースを昇降方向にスライド移動させるガイド機構と、
    段差部を有し前記第1ベースと前記本体ベースとの間に介在してこの間で摺動可能にされた摺動体と、
    前記第1ベースを前記摺動体の側に付勢する付勢手段とを備え、
    前記本体ベース又は前記第1ベースの一部が前記摺動体の前記段差部に当接されるように固定され、前記摺動体が移動して前記本体ベース又は前記第1ベースの一部が接触される前記段差部の位置がずれることで、前記第1ベースが前記本体ベースに対して昇降するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記本体ベースには、レーザ光を通過させるレーザ挿通孔と、前記摺動体を回動可能に固定するための軸受孔とが設けられ、
    前記摺動体には、前記段差部が3箇所にそれぞれ形成されるとともに、前記本体ベースの前記軸受孔に挿入される回転軸と、前記回転軸を中心とした同一半径上にギヤ溝が形成された従動ギヤとが設けられ、
    前記第1ベースには、前記3箇所の段差部にそれぞれ当接される3つの突出部と、前記本体ベースの前記レーザ挿通孔に継合されて当該レーザ挿通孔に沿って摺動する管体と、該管体を中心に当該第1ベースが回転しないように前記本体ベースに引掛けられる回転防止ピンとが設けられ、
    前記駆動手段は、駆動ギヤを回転させて前記摺動体の前記従動ギヤを動かす駆動モータからなり、
    前記駆動モータが回転駆動することで、前記摺動体が前記回転軸を中心に回転して前記第1ベースの前記3つの突出部が接触している前記3箇所の段差部の位置がそれぞれずれるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記段差部には、前記対物レンズを光ディスクの種類に応じた高さ位置に合わせる段と、前記対物レンズと光ディスクとが衝突しそうになった際に対物レンズを降下させて退避させる退避用段とが含まれていることを特徴とする請求項3又は4に記載の光ピックアップ装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008117490A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Kenwood Corp 光ディスク装置および光ディスク再生方法

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