JP2006277481A - 光学情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の、読取可能な領域を示すガイド光照射機能を有する光学情報読取装置では、ガイド光の照射方向や拡がり角を調整するための機構を有しないため、焦点位置を変更した場合やオートフォーカス機能を有する光学情報読取装置に適用した場合、照射位置と照射領域サイズ共に読取可能範囲との間にずれを発生するという問題が生じていた。
【解決手段】 そこで本発明では、光学情報からの反射光をCMOSセンサーに適切に取り込むために照射するガイド光において、光源であるLD7からの照射光を光学素子8により所望のパターンへと成形するとともに、ガイド光の照射方向を調整する角度調整つまみ14と、前記光学素子8と集光レンズ9との距離調整を行ってガイド光の拡がり角を調整するピニオンギア13とにより、略焦点位置におけるCMOSセンサー4aの読取可能範囲とガイド光照射エリアを略一致させることを可能とする、光学情報読取装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばバーコードや2次元コードなどの光学情報の記載された読取対象から光学情報を読み取る光学情報読取装置に関し、特に読取口から離れた位置の読取対象も読取可能なノンコンタクト方式の光学情報読取装置に関する。
近年、バーコードよりも高密度に大量の情報を収納できる白黒交互のます目で縦横モザイク状に表示したマトリックスタイプの2次元コードが工場内の生産管理などを中心に活用されているが、今後さらに運輸、流通などの分野においてもその活用が広がりつつあり、倉庫内で荷物に貼られた2次元コードを読み取る時などでは、10cm程度の近くにあるものから50cm程度の遠く離れたものまで読み取りできることが望まれる。
このように、離れた位置の2次元コードを読み取るノンコンタクト方式の光学情報読取装置においては、コンタクト方式では容易であった2次元コードの読取範囲上への位置合わせが困難になるため、読取可能な範囲を示すガイド光を照射することが考えられており、LD(半導体レーザー)を光源として読取可能範囲に準じた形状のガイド光を照射し、利用者に対して読取可能範囲を示す光学情報読取装置が多く開発されている。
図8はLDを光源としたガイド光とLED(発光ダイオード)を照明光とした光学情報読取装置の構成図であり、26はLED、30はLD、32はミラーである。LED26より照射された光はミラー32で反射され読取対象に照射され、照明光としての機能を果たす。LD30から照射されたビームは光学素子などを介してライン状やスポット状に成形された後ミラーに反射され、読取可能領域のエッジ付近やコーナー付近に照射されガイド光としての役割を果たす(例えば特許文献1参照)。
特許第3562395号公報(第7頁)
しかしながら、前記公報記載の光学情報読取装置は、撮像光学系のレンズ位置を調整して焦点位置を変更した場合や、オートフォーカス機能を有する光学情報読取装置に適用した場合、照射位置と照射領域サイズ共に読取可能範囲との間にずれを発生するという問題が生じる。
そこで本発明は、撮像光学系の焦点変更に対応可能なガイド光照射手段を有する光学情報読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光学情報読取装置は、結像部を介し光学情報からの反射光を取り込む撮像素子と、前記光学情報にガイド光を照射するガイド光照射部と、前記反射光と前記ガイド光との各光軸が前記光学情報を含む面上で交差するように前記ガイド光の照射方向を調整する角度調整部と、焦点位置を前記撮像素子に近づけ前記反射光と前記ガイド光の各光軸が交わる角度が大きくなると、前記ガイド光の拡がり角を小さくする拡がり角調整部とを有する。
そして、以上の構成により、撮像光学系の略合焦位置において、撮像光学系とガイド光光学系の光軸が略交わるように角度調整するともに、ガイド光の拡がり角を調整して、読取可能な領域とガイド光の照射領域が略一致するようにすることとなる。
以上のように、本発明は、ガイド光の照射方向と拡がり角を調整するための機構を有することにより、読取可能な領域とガイド光の照射領域が略一致することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、2次元コード等の光学情報を読み取るための光学系とその周辺装置からなる光学モジュールの斜視図で、図2は、ガイド光モジュールのうちリード線やフレキケーブルを省略して示した分解斜視図である。
光学モジュール1は樹脂成形部品である結像レンズホルダー2と、結像レンズ3と、CMOS基板4と、ガイド光モジュール5aにより構成される。結像部である結像レンズ3は、被投光体である光学情報からの反射光を結像レンズホルダー2に固定されたCMOS基板4上の撮像素子であるCMOSセンサーに結像させる。
結像レンズ3の鏡筒部分の外周面ならびに結像レンズホルダー2の結像レンズ収納部分の内周面にはねじ加工が施されており、結像レンズ3の回転によって焦点調整可能な構造となっている。
ガイド光モジュール5aは光源と光学素子とそれらを保持するホルダー類および位置、角度の調整機構用の部品から構成される。LD固定用ホルダー6に固定されたガイド光照射部であるLD7から照射されたレーザー光は、たとえばコリメート機能を有した回折格子などのガイド光成形素子である光学素子8によって所望のビーム形状へと成形され、ガイド光集光部である集光レンズ9により集光される。
集光レンズ9が取り付けられている集光レンズホルダー10にはラック加工10aが施されており、LD固定用ホルダー6および集光レンズホルダー10を保持するガイド光光学系ホルダー11に取り付けられたシャフト12に固定されたピニオンギア13を回転させることにより、スライド運動させることが可能な構造になっていて、拡がり角調整部となる。
ガイド光光学系ホルダー11の上下には穴が設けられており、結像レンズホルダー2の内部に納められた後、結像レンズホルダー2の上下に設けられた穴から挿入される角度調整つまみ14と回転用シャフト15との間でしまりばめされる。
このとき結像レンズホルダー2と角度調整つまみ14および回転用シャフトとの間はすきまばめで回転運動可能であり、角度調整つまみを回すことにより、ガイド光モジュールの向きを調整することができ、角度調整部としてはたらく。
以上のように構成された光学情報読取装置についてその動作と作用を説明する。図3(a)は光学情報を遠距離で読み取る場合、図3(b)は光学情報を近距離で読み取る場合におけるガイド光の照射方向と照射領域を示す図である。
まず、ユーザー要望により近距離にある光学情報を読み取るように光学系のセッティングを行う場合、結像レンズ3を回転させて結像レンズ3をCMOS基板4から離す方向へと移動させる。撮像光学系とガイド光光学系の光軸がなす角度θは、焦点位置付近において両者の光軸が交わるように設定することが好ましいが、上記のように焦点位置を近くした場合においてはθをより大きくする必要がある。
また結像レンズ3の鏡筒内部にアパーチャーが内蔵されていれば、CMOSセンサー4aとアパーチャーの間の距離が大きくなることにより、撮像系の視野角はもとのセッティングに比べて小さくなるため、ガイド光拡がり角αをより小さくする必要がある。
図3(a)は結像レンズ3をCMOS基板4側に近づけて焦点距離を近距離に設定した場合において、ガイド光の調整を行う前の状態を示しており、図3(b)はガイド光の調整を行った後の状態を示している。
図3(a)で、変更前焦点位置16付近において撮像光学系とガイド光光学系の光軸は略交差しており、読取可能な領域とガイド光照射領域も略一致している。しかし、変更後焦点位置17においては撮像光学系とガイド光光学系の光軸のずれが大きく、かつ読取可能な領域とガイド光照射領域の大きさにも差異を生じるため、ユーザーに読取可能な領域を正しく示すことができなくなる。
これを補正するためには、先述のように角度調整つまみ14によりガイド光光学系全体を回転させて撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θを大きくして変更後焦点位置16付近で撮像光学系とガイド光光学系の光軸が略交差するようにし、さらにピニオンギア13を回転させることにより、光学素子8と集光レンズ9との間の距離を大きくしガイド光拡がり角αを小さくして読取可能な領域とガイド光照射領域が略一致するようにすればよい。(図3(b)参照)
逆に、ユーザー要望により遠距離にある光学情報を読み取るように光学系のセッティングを行う場合は、結像レンズ3を回転させて結像レンズ3をCMOS基板4に近づける方向へと移動させたうえで、角度調整つまみ14によりガイド光光学系全体を回転させて撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θを小さくして変更後焦点位置付近で撮像光学系とガイド光光学系の光軸が略交差するようにし、さらにピニオンギア13を回転させることにより、光学素子8と集光レンズ9との間の距離を小さくしガイド光拡がり角αを大きくして読取可能な領域とガイド光照射領域が略一致するようにすればよい。
以上のようにして、撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θおよびガイド光拡がり角αを調整後、回転軸を接着剤で固定するなどしてセッティングを完了する。
焦点位置および読取可能領域については、撮像レンズ3の仕様、アパーチャー径、撮像レンズ3とCMOS基板4間の距離の情報から、計算で求めることが可能である。
撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θの設定値に関しては、角度調整つまみ14と回転用シャフト15によって定められるガイド光モジュール5aの回転軸が固定されていることから、この回転軸の位置情報と上記焦点位置情報とから計算によって容易に求めることができる。
またガイド光拡がり角αは焦点位置付近においてガイド光照射領域の幅が読取可能領域と同等の幅となるように設定する必要があるが、これは実際には光学素子8と集光レンズ9の間の距離を調整することにより実現でき、この設定距離も光学素子8の仕様と集光レンズ9の仕様と焦点位置情報および上記の回転軸位置情報から計算で求めることが可能である。
上記、実施例では撮像レンズ3が1枚の単焦点レンズとしたが、この代わりに複数のレンズからなるズームレンズユニットを用いてもよい。ズーム機能により視野を狭くする場合はガイド光拡がり角αが小さくなるように光学素子8と集光レンズ9の間の距離を大きくすればよく、逆に視野を狭くする場合はビーム拡がり角αが大きくなるように光学素子8と集光レンズ9の距離を小さくすればよい。
さらに、集光レンズ9に関しても、この代わりに複数枚のレンズから構成されるレンズユニットを用いてもよく、これによってより大きな、あるいはより小さな拡がり角を実現することが可能となる。
(実施の形態2)
図4は、2次元コード等の光学情報を読み取るための光学系とその周辺装置からなる光学モジュールの斜視図で、図5は、ガイド光モジュールのうちリード線やフレキケーブルを省略して示した分解斜視図である。
実施の形態1との相違点は撮像光学系にオートフォーカス機能が搭載され、ガイド光モジュールに自動調整機構が搭載されている点であり、結像レンズ3がオートフォーカスモジュール18に、角度調整つまみ14が回転用ステッピングモーター19に、シャフト12がスライド用ステッピングモーター20に、それぞれ変更されており、スライド用ステッピングモーター20はモーター固定バンド21によりガイド光光学系ホルダー11に取り付けられている。
光学モジュール1は樹脂成形部品である結像レンズホルダー2と、オートフォーカスモジュール18と、CMOS基板4と、ガイド光モジュール5bにより構成される。結像部であるオートフォーカスモジュール18は、被投光体である光学情報からの反射光を結像レンズホルダー2に固定されたCMOS基板4上の撮像素子であるCMOSセンサーに結像させる。
ガイド光モジュール5bは光源と光学素子とそれらを保持するホルダー類および位置、角度の調整機構用の部品から構成される。LD固定用ホルダー6に固定されたガイド光照射部であるLD7から照射されたレーザー光は、たとえばコリメート機能を有した回折格子などのガイド光成形素子である光学素子8によって所望のビーム形状へと成形され、ガイド光集光部である集光レンズ9により集光される。
集光レンズ9が取り付けられている集光レンズホルダー10にはラック加工10aが施されており、LD固定用ホルダー6および集光レンズホルダー10を保持するガイド光光学系ホルダー11にモーター固定バンド21により取り付けられたスライド用ステッピングモーター20のシャフトに固定されたピニオンギア13を、スライド用ステッピングモーター20の駆動によって回転させることにより、スライド運動させることが可能な構造になっていて、拡がり角調整部となる。
ガイド光光学系ホルダー11の上下には穴が設けられており、結像レンズホルダー2の内部に納められた後、結像レンズホルダー2の上下に設けられた穴から挿入される回転用ステッピングモーター19のシャフトと回転用シャフト15との間でしまりばめされる。
このとき結像レンズホルダー2と回転用ステッピングモーター19のシャフトおよび回転用シャフトとの間はすきまばめで回転運動可能であり、回転用ステッピングモーター19を駆動することにより、ガイド光モジュールの向きを調整することができ、角度調整部としてはたらく。
そして、回転用ステッピングモーター19は結像レンズホルダー2あるいは光学情報読取装置の筐体などの移動や回転を行わない部品に対して固定されている。
以上のように構成された光学情報読取装置についてその動作と作用を説明する。図6は本発明による光学情報読取装置の光学系制御に関わる部分の構成例をブロック図で表したものであり、図7は読取動作の流れを表すフローチャートである。
CMOSセンサー4aに入力された画像情報は信号処理部22へと送られる(ステップS1)。信号処理部22内部のフォーカス情報検出部22aはCMOSセンサー4aに結像される2次元コード像の信号レベルを検出し、制御部23内部の中央演算部23aへと出力する(ステップS2)。
中央演算部23aは、フォーカス情報検出部22aから送られてきた信号レベルの情報をもとに合焦状態にあるか否かを判定する(ステップS3)。この判定には、たとえば信号レベル情報から求められるコントラスト情報を用いることができる。すなわち、合焦状態においては2次元コードを構成するマトリックスの黒色の部分と白色の部分とで高いコントラストが得られるが、非合焦状態においては高いコントラストは得られない。よってあるしきい値を設定しておいて、その値よりも高いコントラストが得られたときは合焦状態にあると判定し、その値よりも低いコントラストしか得られないときは合焦状態にないと判定する(ここで実際にはコントラストは電圧値の差として検出されるため、以下の文章においてコントラスト値はすなわち電圧値の差と同義とする)。
合焦状態にない場合、中央演算部23aは焦点位置を近づける方向か、あるいは遠ざける方向に動かすようにオートフォーカスモジュール18を制御し、新たな焦点位置を設定する(ステップS4)。
そして新たに得られた画像情報は信号処理部22に送られ、フォーカス情報検出部22aにより信号レベル情報が検出され、中央演算部23へと出力される。中央演算部23では先述の手順に従ってコントラスト情報から合焦判定が行われ、合焦状態にないと判定された場合は前回のコントラスト値と今回のコントラスト値との差分をとり、その符号から前回に比べて合焦状態に近づいたのか、あるいは遠のいたのかを判定し、次回の焦点位置変更の方向を決定する。
以降、この動作を合焦状態になるまで繰り返し、合焦状態と判定された時点で光学情報検出部22bによって2次元コードデータを検出し(ステップS6)、中央演算部23aへと出力してデコード処理を行う(ステップS7)。
次に、上記のオートフォーカスモジュールの焦点位置変更動作に伴う、ガイド光モジュールの動作について説明する(ステップS5に対応)。
まず、オートフォーカス機能により焦点位置が近くなる場合、実施の形態1と同様にガイド光光学系全体を回転させて、撮像光学系とガイド光光学系の光軸がなす角度θをより大きくする必要がある。
またオートフォーカスモジュール18の鏡筒内部にアパーチャーが内蔵されていれば、CMOSセンサーとアパーチャーの間の距離が大きくなることにより、撮像系の視野角はもとのセッティングに比べて小さくなるため、ガイド光拡がり角αをより小さくする必要がある。
逆に、オートフォーカス機能により焦点位置が遠くなる場合においても、実施の形態1と同様にガイド光光学系全体を回転させて撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θを小さくし、さらに光学素子8と集光レンズ9との間の距離を小さくしガイド光拡がり角αを大きくする必要がある。
焦点位置および読取可能領域については、オートフォーカスモジュール18内のレンズの屈折率や幾何形状のデータ、アパーチャー径などを予め制御部23内部のメモリ23bに記憶させておき、あわせて中央演算部23aから出力されるオートフォーカスモジュールの制御情報から、アパーチャーとレンズならびにCMOSセンサーの位置関係を都度算出しておき、これらのデータをもとに中央演算部23aで演算を行わせることにより求めることが可能である。
撮像光学系とガイド光光学系の光軸のなす角θの設定値に関しては、回転用ステッピングモーター19のシャフトと回転用シャフト15によって定められるガイド光モジュール5bの回転軸が固定されていることから、この回転軸の位置情報と上記焦点位置情報とから中央演算部23aでの演算により容易に求めることができる。
またガイド光拡がり角αは焦点位置付近においてガイド光照射領域の幅が読取可能領域と同等の幅となるように設定する必要があるが、これは実際には光学素子8と集光レンズ9の間の距離を調整することにより実現でき、この設定距離も光学素子8の拡がり角のデータと集光レンズ9の屈折率や幾何形状のデータを予めメモリ23bに記憶させておけば、このデータと上記の焦点位置情報および回転軸位置情報とにより、中央演算部23aで演算を行わせることにより求めることが可能である。
このような手順により求めた値をもとに中央演算部23aによって回転用ステッピングモーター19およびスライド用ステッピングモーター20の回転量を制御することで、所望のθ、αを実現することが可能である。
上記、実施例に示すオートフォーカスモジュールはズーム機能を有するものであってもよい。ズーム機能により視野を狭くする場合はガイド光拡がり角αが小さくなるように光学素子8と集光レンズ9の間の距離を大きくすればよく、逆に視野を狭くする場合はガイド光拡がり角αが大きくなるように光学素子8と集光レンズ9の距離を小さくすればよい。
さらに、集光レンズ9に関しても、この代わりに複数枚のレンズから構成されるレンズユニットを用いてもよく、これによってより大きな、あるいはより小さな拡がり角を実現することが可能となる。
また焦点位置調整において、たとえば超音波センサーなどの距離検出手段を用いて、装置と光学情報との距離を直接的に計測し、この距離情報を用いてオートフォーカスモジュールを制御してもよい。
本発明の光学情報読取装置は、焦点位置に対応してガイド光の照射方向と拡がり角を調整し適切な位置や領域にガイド光を照射することができ、読取口から離れた位置の読取対象も読取可能なノンコンタクト方式の光学情報読取装置などに有用である 。
本発明の実施の形態1における光学モジュールの斜視図 同実施の形態1におけるガイド光モジュールの分解斜視図 (a)同実施の形態1におけるガイド光調整前の照射領域の相違を表す図(b)同実施の形態1におけるガイド光調整後の照射領域の相違を表す図 本発明の実施の形態2における光学モジュールの斜視図 同実施の形態2におけるガイド光モジュールの分解斜視図 同実施の形態2における光学情報読取装置の構成例を表すブロック図 同実施の形態2における光学情報読取装置の読取動作を表すフローチャート (a)従来のガイド光照射機能を有する光学情報読取装置の一部を上面から見た図(b)従来のガイド光照射機能を有する光学情報読取装置の一部を側面から見た図
符号の説明
3 結像レンズ
4a CMOSセンサー
7 LD
8 光学素子
9 集光レンズ
10a ラック加工
13 ピニオンギア
14 角度調整つまみ
18 オートフォーカスモジュール
19 回転用ステッピングモーター
20 スライド用ステッピングモーター
22 信号処理部
22a フォーカス情報検出部
22b 光学情報検出部
23 制御部
23a 中央演算部
23b メモリ

Claims (6)

  1. 結像部を介し光学情報からの反射光を取り込む撮像素子と、前記光学情報にガイド光を照射するガイド光照射部と、前記反射光と前記ガイド光との各光軸が前記光学情報を含む面上で交差するように前記ガイド光の照射方向を調整する角度調整部と、焦点位置を前記撮像素子に近づけ前記反射光と前記ガイド光の各光軸が交わる角度が大きくなると、前記ガイド光の拡がり角を小さくする拡がり角調整部とを有する光学情報読取装置。
  2. 結像部を介し光学情報からの反射光を取り込む撮像素子と、前記光学情報にガイド光を照射するガイド光照射部と、前記反射光と前記ガイド光との各光軸が前記光学情報を含む面上で交差するように前記ガイド光の照射方向を調整する角度調整部と、焦点位置を前記撮像素子から遠ざけ前記反射光と前記ガイド光の各光軸が交わる角度が小さくなると、前記ガイド光の拡がり角を大きくする拡がり角調整部とを有する光学情報読取装置。
  3. 拡がり角調整部は、ガイド光照射部から照射されたガイド光を所望のビーム形状へ成形するガイド光成形素子と、前記ビーム形状に成形された前記ガイド光を集光するガイド光集光部とを備え、前記ガイド光成形素子と前記集光部との距離を変更することで光学情報に照射する前記ガイド光の拡がり角を調整する請求項1または2に記載の光学情報読取装置。
  4. ガイド光集光部は、複数枚のレンズから構成される請求項3記載の光学情報読取装置。
  5. ガイド光照射部と拡がり角調整部とが一体で固定軸を中心に回転しガイド光の照射方向を調整するとともに、前記固定軸と撮像素子との距離が一定である請求項1から4のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  6. 結像部は焦点位置を自動的に調整し、角度調整部は自動調整された前記焦点位置に対応してガイド光の照射方向を自動的に調整し、拡がり角調整部はそれぞれ自動調整された前記焦点位置と前記ガイド光の照射方向に基づき前記ガイド光の拡がり角を調整する請求項1から5のいずれかに記載の光学情報読取装置。
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