JP2006277438A - チケットサービスシステム、チケットセンターサーバ、タクシー車載装置、及びプログラム - Google Patents

チケットサービスシステム、チケットセンターサーバ、タクシー車載装置、及びプログラム Download PDF

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JP2006277438A JP2005096789A JP2005096789A JP2006277438A JP 2006277438 A JP2006277438 A JP 2006277438A JP 2005096789 A JP2005096789 A JP 2005096789A JP 2005096789 A JP2005096789 A JP 2005096789A JP 2006277438 A JP2006277438 A JP 2006277438A
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Chuichi Horiuchi
宙一 堀内
Michio Tanaka
美智男 田中
Michio Wakatsuki
三知夫 若月
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Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
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Mitsubishi Electric Information Systems Corp
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Abstract

【課題】 利用者の要求に応じてタクシーのチケットを発行し、利用者がタクシーでチケ
ットを使用した場合にクレジットによる支払いを仲介するチケットサービスシステムに係
り、行先の指示を簡便化し、更にチケットの悪用を防止することを課題とする。
【解決手段】 利用者は、利用者端末2からクレジット番号のほか、行先を特定して、チ
ケットの発行を求める。チケットセンターサーバ1は、チケット番号と行先を含むバーコ
ード情報を返信し、利用者は、このバーコードを印刷し、あるいは携帯装置等に表示させ
て、チケットとして用いる。タクシー車載装置4は、チケットのバーコードから行先を得
て、運転手はその行先への移動にのみチケット使用を認める。チケットセンターサーバ1
も、チケット番号と行先を確認の上、クレジット会社サーバへ支払いを求める。他に、チ
ケットパスワード、時間的条件、乗車予定地などによるチケット使用の制限を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者の要求に応じてタクシーのチケットを発行し、利用者がタクシーでチ
ケットを使用した場合にクレジットによる支払いを仲介するチケットサービスシステムに
係り、行先の指示を簡便化し、更にチケットの悪用を防止する技術に関する。
従来のタクシーチケットでは、サイン等により本人の確認を行なっていたが、成りすま
しによる悪用を完全には防止しきれていない。
特に、チケットの使用条件は限定されていないため、悪意を有する者が、自由な範囲(
地域や時間)で使用しやすく、悪用を誘発させるという面もある。
また、利用者がタクシーの運転手に行先を指示することが、困難な場合もある。例えば
、不慣れな地域や複雑な地理事情で指示する場合や、利用者の説明能力が未熟である場合
などが考えられる。
特開2004−341920号公報 特開2004−341918号公報
そこで、本発明は、このような問題を解決することを主な目的とし、チケットを利用す
る場合の行先の指示を簡便化するとともに、チケットの悪用を防止することを課題とする
本発明に係るチケットサービスシステムは、互いに通信可能なチケットセンターサーバ
とタクシー車載装置からなるチケットサービスシステムであって、
チケットセンターサーバは、
(1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
信部と、
(2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求部と、
(3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成部と

(4)チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶するチケット情報記憶部
と、
(5)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信部とを有し

タクシー車載装置は、
(A)チケットからバーコード情報を読み取り、バーコード情報から行先とチケット番号
を取得するバーコード情報読取部と、
(B)バーコード情報から取得した行先を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を
受け付ける行先確認部と、
(C)処理続行の指示を受け付けた場合に、バーコード情報から取得したチケット番号と
行先と料金、及び予め記憶しているタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を送
信するチケット使用要求部とを有し、
チケットセンターサーバは、更に、
(6)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
信するチケット使用依頼受信部と、
(7)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
チケット情報確認部と、
(8)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
送信するクレジット支払要求部とを有することを特徴とする。
(1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、チケ
ットパスワードを受信し、
(3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けてチケットパスワードをチケット情報部に記憶させ、
(4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けてチケットパスワードを記憶し、
(5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、チケットパスワード
を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を利用
者の端末へ返信し、
(A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
ド情報から行先とチケット番号に加えて、チケットパスワードを取得し、
(B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、チケットパスワー
ドを表示し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
(C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得したチケットパ
スワードを含むチケット使用依頼を送信し、
(6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
情報に加えて、チケットパスワードを含むチケット使用依頼を受信し、
(7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先とチ
ケットパスワードの組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されている場合に、チケッ
ト使用依頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする。
(1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、チケ
ット使用の時間条件を受信し、
(3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けてチケット使用の時間条件をチケット情報部に記憶させ、
(4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けてチケット使用の時間条件を記憶し、
(5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、チケット使用の時間
条件を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を
利用者の端末へ返信し、
(A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
ド情報から行先とチケット番号に加えて、チケット使用の時間条件を取得し、
(B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、チケット使用の時
間条件を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
(C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得したチケット使
用の時間条件を含むチケット使用依頼を送信し、
(6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
情報に加えて、チケット使用の時間条件を含むチケット使用依頼を受信し、
(7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先とチ
ケット使用の時間条件の組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されており、更にチケ
ット情報確認部によるこの処理の時刻が、チケット使用の時間条件を満たす場合に、チケ
ット使用依頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする。
(1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、乗車
予定地を受信し、
(3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けて乗車予定地をチケット情報部に記憶させ、
(4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
付けて乗車予定地を記憶し、
(5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、乗車予定地を含む情
報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を利用者の端末
へ返信し、
(A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
ド情報から行先とチケット番号に加えて、乗車予定地を取得し、
(B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、乗車予定地を表示
し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
(C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得した乗車予定地
を含むチケット使用依頼を送信し、
(6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
情報に加えて、乗車予定地を含むチケット使用依頼を受信し、
(7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先と乗
車予定地の組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されている場合に、チケット使用依
頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする。
本発明に係るチケットセンターサーバは、以下の要素を有することを特徴とする
(1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
信部
(2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求部
(3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成部
(4)チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶するチケット情報記憶部
(5)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信部
(6)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
信するチケット使用依頼受信部
(7)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
チケット情報確認部
(8)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
送信するクレジット支払要求部。
本発明に係るタクシー車載装置は、以下の要素を有することを特徴とする
(A)チケットからバーコード情報を読み取り、バーコード情報から行先とチケット番号
を取得するバーコード情報読取部
(B)バーコード情報から取得した行先を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を
受け付ける行先確認部
(C)処理続行の指示を受け付けた場合に、バーコード情報から取得したチケット番号と
行先と料金、及び予め記憶しているタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を送
信するチケット使用要求部。
本発明に係るプログラムは、チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶
するチケット情報記憶部を有するチケットセンターサーバとなるコンピュータに、以下の
手順を実行させることを特徴とする
(1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
信手順
(2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求手順
(3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成手順
(4)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信手順
(5)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
信するチケット使用依頼受信手順
(6)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
チケット情報確認手順
(7)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
送信するクレジット支払要求手順。
本発明によれば、チケットに表示されるバーコード情報に、行先を含めるので、乗車時
の行先の指示が簡便になる。例えば、年少者や高齢者がチケットを使用して、所定の場所
へ移動する場合などに、便利となる。また、説明が困難な場所への誘導も簡単になる。
更に、行先を限定しているので、他者が悪用する利便性が損なわれ、悪用の機会が減る
と期待される。行先のほか、チケットパスワードによる本人の確認によって更に、安全性
が高まる。また、使用の時間的条件や乗車予定地を限定することにより、悪用の機会を更
に減らすことができる。
実施の形態1.
図1は、チケットサービスシステムのネットワーク構成を示す図である。チケットセン
ターサーバ1は、クレジットネットワークを介してクレジット会社サーバ3と接続してい
る。利用者端末2は、インターネットを介してチケットセンターサーバ1に接続できる。
また、タクシー車載装置4も、インターネットを介してチケットセンターサーバ1に接続
できるように構成されている。クレジットネットワークは、クレジット会社の専用ネット
ワークである。例えば、専用線によるネットワークや、セキュリティ手段を講じたインタ
ーネットなどにより構成される。
チケットセンターサーバ1は、利用者からの要求に応じて、利用者が契約しているクレ
ジット会社のクレジットカードを用いた支払いを前提とするチケットを発行し、またタク
シー車載装置4からの要求に応じて、チケットを用いたクレジットカードによる支払いを
処理するサーバである。
利用者端末2は、チケットを利用してタクシーに乗車する予定の利用者が、チケットセ
ンターサーバ1に対してチケットの発行を求める際に用いられる端末である。パーソナル
コンピュータのほか、携帯電話端末などでもよい。利用者端末2は、インターネットに接
続可能な通信インターフェースを備えている。また、チケットにバーコードを印刷する形
態においては、バーコードを印刷する印刷手段も備えている。端末自身がチケットとして
バーコードを表示する形態においては、バーコードを表示する表示手段も備えている。な
お、バーコードは、従来のバーコードの他、2次元バーコードでもよい。
タクシー車載装置4は、タクシーの運転手が操作し、チケットからバーコードを読み取
り、その情報をチケットセンターサーバ1に送信し、チケットの使用を求めるための装置
である。本装置は、料金算出装置と接続し、料金の情報を取得できる。また、チケットか
らバーコードを読み取るバーコードスキャナーと、インターネットに接続可能な通信イン
ターフェースを備えている。
まず、利用者の要求に応じて、チケットセンターサーバ1よりチケットを発行する処理
について説明する。
図2は、チケットセンターサーバの構成のうちチケット発行に係る部分を示す図である
。チケットセンターサーバ1は、利用者情報受信部201、クレジット番号確認要求部2
02、チケット情報生成部203、チケット情報記憶部204、及びバーコード情報送信
部205を有している。
図3は、チケットセンターサーバによるチケット発行処理フローを示す図である。利用
者は、利用者端末2のブラウザからチケットセンターサーバ1にアクセスし、チケット発
行要求画面を取得する。そして、その画面で行先、クレジット会社、クレジット番号(ク
レジットカード番号)を入力して、返信する。利用者情報受信部201による利用者情報
受信処理(S301)では、アクセスしてきた利用者端末2に対して、行先、クレジット
会社、クレジット番号の入力を促すチケット発行要求画面を送信し、その返信として行先
、クレジット会社、クレジット番号を受け付ける。
次に、クレジット番号確認要求部202によるクレジット番号確認要求処理(S302
)を行なう。この処理では、クレジット番号が正当なものであるかを確認する。利用者情
報受信部201で受け付けたクレジット会社のクレジット会社サーバ3に対して、利用者
情報受信部201で受け付けたクレジット番号を送信し、そのクレジット番号が正当であ
るか否かの確認を依頼する。確認結果が、正当であった場合のみ以下の処理を継続し、不
当である場合には、処理を中断するか、あるいは再び利用者情報受信処理(S301)を
行なう。
次に、チケット情報生成部203によるチケット情報生成処理(S303)を行なう。
図4は、このチケット情報生成処理のフローを示す図である。まず、新たなチケット番号
を生成する(S401)。チケット番号は、チケット毎に個別に付与される番号である。
そして、チケット番号に対応付けて、行先とクレジット会社IDとクレジット番号をチケ
ット情報記憶部204に記憶させる(S402)。
ここで、チケット情報記憶部204の構成について説明する。図5は、チケット情報記
憶部の構成例を示す図である。発行するチケット毎にレコード(チケット情報)を設け、
チケット番号と、行先と、クレジット会社IDと、クレジット番号と、タクシー会社ID
と、タクシー車両IDの項目を対応付けて記憶するように構成されている。この例では、
行先として施設名を記憶しているが、住所や緯度経度であってもよい。
クレジット会社IDは、図示しないクレジット会社テーブルで、クレジット会社の情報
を管理するために用いられる識別情報である。クレジット会社テーブルでは、クレジット
会社IDに対応付けて、クレジット会社名、クレジット会社サーバのアドレス等を記憶し
ている。タクシー会社IDは、図示しないタクシー会社テーブルで、タクシー会社の情報
を管理するために用いられる識別情報である。タクシー会社テーブルでは、タクシー会社
IDに対応付けて、タクシー会社名、取引銀行口座等を記憶している。タクシー車両ID
は、タクシーの車両を識別するための情報である。
チケットが発行されると、レコードが生成され、当該チケットが使用されると、タクシ
ー会社IDとタクシー車両IDが記憶される。チケットが発行された段階では、タクシー
会社IDとタクシー車両IDは、初期値として未使用の情報が記憶されている。
図3のチケット発行処理の最後に、バーコード情報送信部205によるバーコード情報
送信処理(S304)を行なう。この処理では、少なくともチケット番号と行先を含む情
報をバーコード化して、バーコード情報を生成し、このバーコード情報を、チケット発行
を要求してきた利用者端末2に返信する。
利用者端末2では、バーコード情報を受信して一旦記憶し、これを印刷してチケットと
する。利用者端末2で、直接バーコードを表示する場合には、受信したバーコード情報を
記憶しておくだけで足りる。
次に、利用者がチケットを用いて実際にタクシーを利用する際の処理について説明する
。タクシーには、タクシー車載装置4が搭載されている。
図6は、タクシー車載装置の構成を示す図である。タクシー車載装置4は、バーコード
読取部601、行先確認部602、料金取得部603、チケット使用要求部604、クレ
ジット支払記録印刷部605、及び使用不可通知表示部606を備えている。
図7は、タクシー車載装置の処理フローを示す図である。バーコード読取部601によ
るバーコード情報読取処理(S701)を行なう。この処理では、利用者から提示された
チケットあるいは利用者端末2の表示画面からバーコード情報を読み取る。そして、バー
コード情報からチケット番号と行先を取得する。次に、行先確認部602による行先確認
処理(S702)を行なう。この処理では、行先を表示手段に表示させる。運転手は、利
用者が申し出た行先が、表示された行先と異なる場合には、チケットが不正であると判断
して、チケットの使用を拒否し、処理終了の指示を入力する。行先が一致すると運転手が
判断した場合には、処理続行の指示を入力する。次に、料金取得部603による料金取得
処理(S703)を行なう。この処理では、料金算出装置から走行に応じて算出される料
金の情報を取得する。次に、チケット使用要求部604によるチケット使用要求処理(S
704)を行なう。この処理では、チケットセンターサーバ1に対してチケットの使用依
頼を送信する。チケット使用依頼には、バーコード情報から取得したチケット番号と行先
、料金の他に、タクシー車載装置内部で予め記憶しているタクシー会社IDとタクシー車
両IDを含める。チケットの使用が認められた場合には(S705)、チケット使用要求
部604でクレジット支払記録(支払日、クレジット会社、支払い金額等を含む。)を受
信し、クレジット支払記録印刷部605によるクレジット使用記録印刷処理(S706)
で、このクレジット支払記録を印刷する。クレジット支払記録は、運転手から利用者に渡
される。チケットの使用が認められなかった場合には(S705)、チケット使用要求部
604で使用不可通知を受信し、使用不可通知表示部606による使用不可通知表示処理
(S707)で、この使用不可通知を表示手段に表示させる。この場合、運転手からチケ
ットの使用が認められなかったことが、利用者に告げられ、他の方法による支払い(例え
ば、現金による支払い)が行なわれる。
一方、タクシー車載装置4からチケット使用依頼を受信した際のチケットセンターサー
バの動作について説明する。図8は、チケットセンターサーバの構成のうちチケット使用
に係る部分を示す図である。チケットセンターサーバ1は、本動作の為、チケット使用依
頼受信部801、チケット情報確認部802、クレジット支払要求部803、及びチケッ
ト使用結果送信部804を備える。
図9は、チケットセンターサーバによるチケット使用処理フローを示す図である。まず
、チケット使用依頼受信部801によるチケット使用依頼受信処理(S901)で、前述
のチケット使用依頼を受信する。そして、チケット情報確認部802によるチケット情報
確認処理(S902)を行なう。この処理では、チケット使用依頼が正当なものであるか
を判定する。
チケット情報確認処理(S902)について詳述する。図10は、チケット情報確認処
理フローを示す図である。まず、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と一致するチ
ケット情報(レコード)を、チケット情報記憶部204から取得する(S1001)。チ
ケット使用依頼に含まれる行先と、チケット情報に含まれる行先が一致するか判定し(S
1002)、一致する場合には、正当なチケット使用依頼と判断し、チケット使用依頼に
含まれるタクシー会社IDとタクシー車両IDを、チケット番号と対応付けてチケット情
報記憶部204に記憶させ(S1003)、終了ステータスを成功として(S1004)
、終了する。一致しなかった場合には、不正なチケット使用依頼と判断し、終了ステータ
スを失敗として(S1005)、終了する。つまり、チケット使用依頼に含まれるチケッ
ト番号と行先の組み合わせが、チケット情報記憶部204で記憶されている場合に、チケ
ット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する。
チケット情報確認処理(S902)の終了ステータスが成功の場合には、図9に示すよ
うに、クレジット支払要求部803によるクレジット支払要求処理(S903)を行なう
。この処理では、クレジット会社サーバ3に対して、クレジットカードによる支払いを依
頼する。その為、まずチケット使用依頼に含まれるチケット番号に対応するクレジット会
社IDとクレジット番号を、チケット情報記憶部204から取得する。次に、このクレジ
ット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金とタクシー会社IDを含むクレジット支払
依頼の情報を生成する。そして、前述のクレジット会社IDに対応するクレジット会社サ
ーバに対して、生成したクレジット支払依頼を送信する。クレジット会社サーバは、前述
のクレジット会社テーブルで対応付けられているアドレスにより特定できる。また、タク
シー会社IDは、タクシー会社を特定する情報の例であって、前述のタクシー会社テーブ
ルでタクシー会社IDに対応付けられているタクシー会社名あるいは取引銀行口座(当該
タクシー会社への支払い先を特定できる情報の例)を用いてもよい。クレジット支払要求
部803は、クレジット会社サーバ3から返信されたクレジット支払記録(支払日、クレ
ジット会社、支払い金額等を含む。)を受信する。そして、チケット使用結果送信部80
4によるチケット使用結果送信処理(S904)で、チケット使用依頼を送信してきたタ
クシー車載装置4に、このクレジット支払記録を転送する。
図9のチケット情報確認処理(S902)の終了ステータスが失敗の場合には、クレジ
ット支払要求処理(S903)を行なうことなく、チケットが不正であることを意味する
使用不可通知を、チケット使用依頼を送信してきたタクシー車載装置4に返信する。
上述の例では、チケット使用依頼に、タクシー車両IDを含めたが、料金の支払いの為
には、必ずしも要しないので省略することも可能である。但し、チケット使用の履歴とし
ては、有効である。
実施の形態2.
上述の形態では、チケットの確認を行先により行なったが、更にチケットパスワードを
用いることもできる。
本実施の形態では、利用者情報受信部201による利用者情報受信処理(S301)で
、アクセスしてきた利用者端末2に対して、行先、クレジット会社、クレジット番号に加
えて、チケットパスワードの入力を促すチケット発行要求画面を送信し、その返信として
行先、クレジット会社、クレジット番号に加えて、チケットパスワードを受け付ける。
そして、チケット情報生成部203によるチケット情報生成処理(S303)で、行先
とクレジット会社IDとクレジット番号に加えて、チケットパスワードをチケット情報記
憶部204に記憶させる(S402)。チケット情報記憶部204は、チケット番号に対
応付けて、更にチケットパスワードを記憶する。
バーコード情報送信部205によるバーコード情報送信処理(S304)では、チケッ
ト番号と行先に加えて、チケットパスワードを含む情報をバーコード化して、バーコード
情報を生成して、送信する。
タクシー車載装置側では、バーコード情報読取処理(S701)では、バーコード情報
からチケット番号と行先に加えて、チケットパスワードを取得し、行先確認部602によ
る行先確認処理(S702)の際に、行先に加えて、チケットパスワードを表示する。運
転手は、利用者に対してチケットパスワードを問い、返答として利用者が伝えたチケット
パスワードが、表示されたチケットパスワードと異なる場合には、チケットが不正である
と判断して、チケットの使用を拒否する。
また、チケット使用要求部604によるチケット使用要求処理(S704)で送信する
チケット使用依頼にチケットパスワードを含める。
チケット使用の際のチケットセンターサーバ1では、チケット使用依頼受信部801に
よるチケット使用依頼受信処理(S901)で、チケットパスワードを含むチケット使用
依頼を受信し、チケット情報確認部802によるチケット情報確認処理(S902)で、
チケット使用依頼に含まれる行先と、チケット情報に含まれる行先が一致するかに加えて
、チケット使用依頼に含まれるチケットパスワードと、チケット情報に含まれるチケット
パスワードが一致するかも判定する(S1002)。そして、行先及びチケットパスワー
ドが一致する場合に、チケットを正当と判断する。つまり、チケット使用依頼に含まれる
チケット番号と行先とチケットパスワードの組み合わせが、チケット情報記憶部204で
記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する。
実施の形態3.
チケット使用日付(チケットを使用する日付の条件)あるいはチケット使用日時(チケ
ットを使用する日付に加えて時間の範囲を指定した条件)を限定させて、チケットを発行
させることもできる。チケット使用日付あるいはチケット使用日時は、チケット使用の時
間条件の例である。
本実施の形態では、利用者情報受信部201による利用者情報受信処理(S301)で
、アクセスしてきた利用者端末2に対して、行先、クレジット会社、クレジット番号に加
えて、チケット使用日付あるいはチケット使用日時の入力を促すチケット発行要求画面を
送信し、その返信として行先、クレジット会社、クレジット番号に加えて、チケット使用
日付あるいはチケット使用日時を受け付ける。
そして、チケット情報生成部203によるチケット情報生成処理(S303)で、行先
とクレジット会社IDとクレジット番号に加えて、チケット使用日付あるいはチケット使
用日時をチケット情報記憶部204に記憶させる(S402)。チケット情報記憶部20
4は、チケット番号に対応付けて、更にチケット使用日付あるいはチケット使用日時を記
憶する。
バーコード情報送信部205によるバーコード情報送信処理(S304)では、チケッ
ト番号と行先に加えて、チケット使用日付あるいはチケット使用日時を含む情報をバーコ
ード化して、バーコード情報を生成して、送信する。
タクシー車載装置側は、バーコード情報読取処理(S701)で、バーコード情報から
チケット番号と行先に加えて、チケット使用日付あるいはチケット使用日時を取得し、行
先確認部602による行先確認処理(S702)の際に、行先に加えて、チケット使用日
付あるいはチケット使用日時を表示する。運転手は、利用者が利用する日付あるいは日時
が、表示されたチケット使用日付あるいはチケット使用日時と異なる場合には、チケット
が不正であると判断して、チケットの使用を拒否する。
また、チケット使用要求部604によるチケット使用要求処理(S704)で送信する
チケット使用依頼に、チケット使用日付あるいはチケット使用日時を含める。
チケット使用の際のチケットセンターサーバ1では、チケット使用依頼受信部801に
よるチケット使用依頼受信処理(S901)で、チケット使用日付あるいはチケット使用
日時を含むチケット使用依頼を受信し、チケット情報確認部802によるチケット情報確
認処理(S902)で、チケット使用依頼に含まれる行先と、チケット情報に含まれる行
先が一致するかに加えて、チケット使用依頼に含まれるチケット使用日付あるいはチケッ
ト使用日時と、チケット情報に含まれるチケット使用日付あるいはチケット使用日時が一
致するかも判定する。更に、チケットセンターサーバ1による本処理の当日が、チケット
使用日付であるか、あるいは同じく本処理の当日現在時刻が、チケット使用日時に含まれ
るかを判定する(S1002)。そして、行先及びチケットパスワードが一致し、更にチ
ケット使用日付あるいはチケット使用日時の条件を満たす場合に、チケットを正当と判断
する。つまり、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先とチケット使用の時間条
件の組み合わせが、チケット情報記憶部204で記憶されており、更に当該処理の時刻が
、チケット使用の時間条件を満たす場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であ
ると判断する。
実施の形態4.
乗車予定地を限定させて、チケットを発行させることもできる。
本実施の形態では、利用者情報受信部201による利用者情報受信処理(S301)で
、アクセスしてきた利用者端末2に対して、行先、クレジット会社、クレジット番号に加
えて、乗車予定地の入力を促すチケット発行要求画面を送信し、その返信として行先、ク
レジット会社、クレジット番号に加えて、乗車予定地を受け付ける。
そして、チケット情報生成部203によるチケット情報生成処理(S303)で、行先
とクレジット会社IDとクレジット番号に加えて、乗車予定地をチケット情報記憶部20
4に記憶させる(S402)。チケット情報記憶部204は、チケット番号に対応付けて
、更に乗車予定地を記憶する。
バーコード情報送信部205によるバーコード情報送信処理(S304)では、チケッ
ト番号と行先に加えて、乗車予定地を含む情報をバーコード化して、バーコード情報を生
成して、送信する。
タクシー車載装置側では、バーコード情報読取処理(S701)では、バーコード情報
からチケット番号と行先に加えて、乗車予定地を取得し、行先確認部602による行先確
認処理(S702)の際に、行先に加えて、乗車予定地を表示する。運転手は、利用者が
乗車してきた位置が、表示された乗車予定地と異なる場合には、チケットが不正であると
判断して、チケットの使用を拒否する。
また、チケット使用要求部604によるチケット使用要求処理(S704)で送信する
チケット使用依頼に、乗車予定地を含める。
チケット使用の際のチケットセンターサーバ1では、チケット使用依頼受信部801に
よるチケット使用依頼受信処理(S901)で、乗車予定地を含むチケット使用依頼を受
信し、チケット情報確認部802によるチケット情報確認処理(S902)で、チケット
使用依頼に含まれる行先と、チケット情報に含まれる行先が一致するかに加えて、チケッ
ト使用依頼に含まれる乗車予定地と、チケット情報に含まれる乗車予定地が一致するかも
判定する(S1002)。そして、行先及び乗車予定地が一致した場合に、チケットを正
当と判断する。つまり、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先と乗車予定地の
組み合わせが、チケット情報記憶部204で記憶されている場合に、チケット使用依頼に
係るチケットが正当であると判断する。
チケットセンターサーバ1、利用者端末2、クレジット会社サーバ3、及びタクシー車
載装置4は、いずれもコンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行するこ
とができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み
取られるようにすることができる。
図11は、チケットセンターサーバのハードウェア構成を示す図である。バスに、演算
装置1101、データ記憶装置1102、メモリ1103、通信インターフェース110
4が接続されている。データ記憶装置1102は、例えばROM(Read Only Memory)や
ハードディスクである。メモリ1103は、通常RAM(Random Access Memory)である
。プログラムは、通常データ記憶装置1102に記憶されており、メモリ1103にロー
ドされた状態で、順次演算装置1101に読み込まれ処理を行う。通信インターフェース
1104は、クレジットネットワークへの接続及びインターネットへの接続に用いられる
チケットサービスシステムのネットワーク構成を示す図である。 チケットセンターサーバの構成のうちチケット発行に係る部分を示す図である。 チケットセンターサーバによるチケット発行処理フローを示す図である。 チケット情報生成処理フローを示す図である。 チケット情報記憶部の構成例を示す図である。 タクシー車載装置の構成を示す図である。 タクシー車載装置の処理フローを示す図である。 チケットセンターサーバの構成のうちチケット使用に係る部分を示す図である。 チケットセンターサーバによるチケット使用処理フローを示す図である。 チケット情報確認処理フローを示す図である。 チケットセンターサーバのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1 チケットセンターサーバ、2 利用者端末、3 クレジット会社サーバ、4 タク
シー車載装置、201 利用者情報受信部、202 クレジット番号確認要求部、203
チケット情報生成部、204 チケット情報記憶部、205 バーコード情報送信部、
601 バーコード読取部、602 行先確認部、603 料金取得部、604 チケッ
ト使用要求部、605 クレジット支払記録印刷部、606 使用不可通知表示部、80
1 チケット使用依頼受信部、802 チケット情報確認部、803 クレジット支払要
求部、804 チケット使用結果送信部。

Claims (7)

  1. 互いに通信可能なチケットセンターサーバとタクシー車載装置からなるチケットサービ
    スシステムであって、
    チケットセンターサーバは、
    (1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
    して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
    信部と、
    (2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
    報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求部と、
    (3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
    対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成部と

    (4)チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶するチケット情報記憶部
    と、
    (5)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
    成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信部とを有し

    タクシー車載装置は、
    (A)チケットからバーコード情報を読み取り、バーコード情報から行先とチケット番号
    を取得するバーコード情報読取部と、
    (B)バーコード情報から取得した行先を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を
    受け付ける行先確認部と、
    (C)処理続行の指示を受け付けた場合に、バーコード情報から取得したチケット番号と
    行先と料金、及び予め記憶しているタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を送
    信するチケット使用要求部とを有し、
    チケットセンターサーバは、更に、
    (6)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
    信するチケット使用依頼受信部と、
    (7)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
    憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
    チケット情報確認部と、
    (8)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
    ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
    クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
    送信するクレジット支払要求部とを有することを特徴とするチケットサービスシステム。
  2. (1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、チケ
    ットパスワードを受信し、
    (3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けてチケットパスワードをチケット情報部に記憶させ、
    (4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けてチケットパスワードを記憶し、
    (5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、チケットパスワード
    を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を利用
    者の端末へ返信し、
    (A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
    ド情報から行先とチケット番号に加えて、チケットパスワードを取得し、
    (B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、チケットパスワー
    ドを表示し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
    (C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
    行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得したチケットパ
    スワードを含むチケット使用依頼を送信し、
    (6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
    情報に加えて、チケットパスワードを含むチケット使用依頼を受信し、
    (7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先とチ
    ケットパスワードの組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されている場合に、チケッ
    ト使用依頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする請求項1記載のチケ
    ットサービスシステム。
  3. (1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、チケ
    ット使用の時間条件を受信し、
    (3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けてチケット使用の時間条件をチケット情報部に記憶させ、
    (4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けてチケット使用の時間条件を記憶し、
    (5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、チケット使用の時間
    条件を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を
    利用者の端末へ返信し、
    (A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
    ド情報から行先とチケット番号に加えて、チケット使用の時間条件を取得し、
    (B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、チケット使用の時
    間条件を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
    (C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
    行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得したチケット使
    用の時間条件を含むチケット使用依頼を送信し、
    (6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
    情報に加えて、チケット使用の時間条件を含むチケット使用依頼を受信し、
    (7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先とチ
    ケット使用の時間条件の組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されており、更にチケ
    ット情報確認部によるこの処理の時刻が、チケット使用の時間条件を満たす場合に、チケ
    ット使用依頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする請求項1記載のチ
    ケットサービスシステム。
  4. (1)のチケット利用者情報受信部は、行先と利用者のクレジット番号に加えて、乗車
    予定地を受信し、
    (3)のチケット情報生成部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けて乗車予定地をチケット情報部に記憶させ、
    (4)のチケット情報記憶部は、行先とクレジット番号に加えて、チケット番号と対応
    付けて乗車予定地を記憶し、
    (5)のバーコード情報送信部は、チケット番号と行先に加えて、乗車予定地を含む情
    報をバーコード化してバーコード情報を生成し、生成したバーコード情報を利用者の端末
    へ返信し、
    (A)のバーコード情報読取部は、チケットからバーコード情報を読み取り、バーコー
    ド情報から行先とチケット番号に加えて、乗車予定地を取得し、
    (B)の行先確認部は、バーコード情報から取得した行先に加えて、乗車予定地を表示
    し、処理を続行するか終了するかの指示を受け付け、
    (C)のチケット使用要求部は、処理続行の指示を受け付けた場合に、チケット番号と
    行先と料金とタクシー会社の識別情報に加えて、バーコード情報から取得した乗車予定地
    を含むチケット使用依頼を送信し、
    (6)のチケット使用依頼受信部は、チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別
    情報に加えて、乗車予定地を含むチケット使用依頼を受信し、
    (7)のチケット情報確認部は、チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先と乗
    車予定地の組み合わせが、チケット情報記憶部で記憶されている場合に、チケット使用依
    頼に係るチケットが正当であると判断することを特徴とする請求項1記載のチケットサー
    ビスシステム。
  5. 以下の要素を有することを特徴とするチケットセンターサーバ
    (1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
    して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
    信部
    (2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
    報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求部
    (3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
    対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成部
    (4)チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶するチケット情報記憶部
    (5)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
    成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信部
    (6)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
    信するチケット使用依頼受信部
    (7)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
    憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
    チケット情報確認部
    (8)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
    ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
    クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
    送信するクレジット支払要求部。
  6. 以下の要素を有することを特徴とするタクシー車載装置
    (A)チケットからバーコード情報を読み取り、バーコード情報から行先とチケット番号
    を取得するバーコード情報読取部
    (B)バーコード情報から取得した行先を表示し、処理を続行するか終了するかの指示を
    受け付ける行先確認部
    (C)処理続行の指示を受け付けた場合に、バーコード情報から取得したチケット番号と
    行先と料金、及び予め記憶しているタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を送
    信するチケット使用要求部。
  7. チケット番号と対応付けて、行先とクレジット番号を記憶するチケット情報記憶部を有
    するチケットセンターサーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプロ
    グラム
    (1)タクシーのチケットの発行を求める利用者の端末から、タクシーのチケットを利用
    して乗車するときの行先と、利用者のクレジット番号とを受信するチケット利用者情報受
    信手順
    (2)クレジット会社サーバへ、クレジット番号が正当であるか否かの確認を依頼する情
    報を送信し、確認結果を受信するクレジット番号確認要求手順
    (3)クレジット番号が正当であった場合に、チケット番号を割り当て、チケット番号と
    対応付けて、行先とクレジット番号をチケット情報部に記憶させるチケット情報生成手順
    (4)少なくともチケット番号と行先を含む情報をバーコード化してバーコード情報を生
    成し、生成したバーコード情報を利用者の端末へ返信するバーコード情報送信手順
    (5)チケット番号と行先と料金とタクシー会社の識別情報を含むチケット使用依頼を受
    信するチケット使用依頼受信手順
    (6)チケット使用依頼に含まれるチケット番号と行先の組み合わせが、チケット情報記
    憶部で記憶されている場合に、チケット使用依頼に係るチケットが正当であると判断する
    チケット情報確認手順
    (7)チケットが正当である場合に、当該チケット番号に対応するクレジット番号をチケ
    ット情報記憶部から取得し、クレジット番号と、チケット使用依頼に含まれる料金と、タ
    クシー会社の識別情報による当該タクシー会社を特定する情報をクレジット会社サーバへ
    送信するクレジット支払要求手順。
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