JP7394202B1 - 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 - Google Patents
電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7394202B1 JP7394202B1 JP2022207381A JP2022207381A JP7394202B1 JP 7394202 B1 JP7394202 B1 JP 7394202B1 JP 2022207381 A JP2022207381 A JP 2022207381A JP 2022207381 A JP2022207381 A JP 2022207381A JP 7394202 B1 JP7394202 B1 JP 7394202B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- usage
- authority
- ticket
- code information
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 29
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 85
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 46
- 230000006870 function Effects 0.000 description 17
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 4
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 4
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 4
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 3
- 238000012558 master data management Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000029305 taxis Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
この情報処理システムは、携帯端末から取引情報を読み取ると、当該取引情報による交通機関の利用又は施設の利用権限の有無、すなわち利用の可否を判別し、利用権限があると判断された場合に取引情報と交通機関の利用に関する情報又は施設の利用に関する情報を関連付けて記憶する。
以後の説明において「チケット」という場合、電子チケットを意味するものとする。
本実施形態では、利用対象を利用しようとする度に、このようなさまざまな個別認証システムによるチケット認証を受けるために画面を出し分ける操作に対して、利用者端末の携帯者、つまり利用対象を利用しようとする利用者が抱く煩雑感を緩和する電子チケットシステムの例を説明する。
図1は、本実施形態に係る電子チケットシステム1の全体構成図である。電子チケットシステム1は、例えば、認証装置10とチケット情報管理装置20とを有し、利用者端末30を携帯して利用対象を利用しようとする者(利用者端末30の携帯者=利用者)に、チケットの快適な利用環境、例えば利用者端末30の操作入力を待つこと無く、利用対象を利用できる環境を提供する。
通信ネットワークNには、利用者端末30、あるいは利用者がアクセス可能なパーソナルコンピュータ(PC)40も接続可能である。また、チケットを個別に発行する事業者システム、あるいは、チケットの利用権限等を管理する上記の個別認証システムを含む複数の外部システム50も通信ネットワークNに接続が可能である。
なお、図1の構成に限らず、各認証装置10とチケット情報管理装置20との間は、LAN(Local Area Network)あるいはVPN(Virtual Private Network)を介して個別に接続されていてもよい。
チケット購入により、利用者には、利用対象の利用権限が付与され、当該チケットを利用するための操作を、利用者端末30から閲覧可能であるWebサイト、または利用者端末30において動作する利用者端末用APの夫々の操作画面を通じて受け付けて所要の処理を実行できるようになる。
電子チケットシステム1は、チケットを保有する利用者のチケット認証に用いる利用権限を利用対象毎に保持する利用権限保持手段を備える。
利用権限保持手段は、認証装置10及びチケット情報管理装置20がアクセス可能な論理位置に設けられる。利用権限保持手段には、1つ以上の利用対象の利用権限が付与されたチケットを識別する利用権限IDが、利用対象を識別するための対象IDやチケット券面の画像等と関連付けて、所定のストレージに更新自在に保持される。利用権限IDは、利用対象の利用権限が購入された事実を一意に証明できる情報であれば、どのようなデータ構造の情報であってもよい。例えば、利用者を識別する利用者ID(アカウント名等)あるいは利用者端末を識別する利用者端末IDであってもよい。
そのようなエビデンス情報は、利用者端末30を検知した時点で利用権限を有する利用者がその位置に存在するという情報、言い換えれば、当該時点でその位置に存在する利用者端末30の携帯者が該利用対象の利用権限を有するという情報である。エビデンス情報は、例えば、当該利用権限IDあるいはチケット券面画像に対応するコード情報としてローカル権限リストLLに保持される態様であってよい。
認証装置10の構成例について説明する。図4は、認証装置10のハードウェア構成図である。認証装置10は、情報処理装置の基本構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ14、及び通信インタフェース(I/F)15を備える。これらは、バス16を介して相互に通信可能に接続されている。
利用者端末30から利用権限IDを直接取得する場合、取得部104は、利用者端末30との間で通信ネットワークNを介して通信を行う。ローカル端末60を経由してチケット情報管理装置20から利用権限IDを取得する場合、取得部104は、ローカル端末60との間で近距離無線通信等を介して通信を行う。
チケット情報管理装置20の構成例について説明する。図5は、チケット情報管理装置20のハードウエア構成図である。チケット情報管理装置20は、情報処理装置の基本構成として、CPU21、ROM22、RAM23、ストレージ24、通信インタフェース(I/F)25、及びユーザインタフェース26を備える。ユーザインタフェース26は、例えばブラウザ画面に設けられる入力部27及び出力部28を有する。これらの構成要素は、バス29を介して相互に通信可能に接続されている。
チケットマスタデータは、マスタ権限リストMLやローカル権限リストの基礎となる対象ID、利用権限ID、利用権限の内容を含む各種データのマスタデータであり、ML管理部210やLL管理部105により所定周期で参照される。チケットマスタデータ管理部205は、ユーザインタフェース26の操作等に基づいてチケットマスタデータの新規追加、削除、変更等を行うことができる。
コード情報取得先のアクセス情報とは、例えば該チケットが外部システム50により販売された場合に、この外部システムで発行されるコード情報を取得するためのアクセス情報であり、例えば当該外部システム50からの通知により取得することができる。
LL送付先は、例えば、利用対象のチケット認証位置等に設けられる認証装置10である。チケットマスタデータ管理部205は、購入可能期間が経過することで当該チケットマスタデータを削除する。
利用者は、例えば、上述した利用者端末用APをインストールし、これにより表示されるブラウザを通じて個人情報及び決算関連情報を入力することにより、利用者情報保持部204に利用者情報を保持させて(登録して)おく。利用者による利用者情報の登録は、利用者端末30ではなく、PC40のブラウザを介して行ってもよい。その後、利用者は、ブラウザを操作して個人情報と共にチケットを購入したい旨を表す情報をチケット情報管理装置20に入力する。
利用者は、表示されたチケット一覧画面から希望するチケットの購入を指示する。図10は、利用者端末30のブラウザに表示されたチケット一覧画面の例示図である。利用者がチケット一覧画面から希望するチケットを選択すると、制御部201は、チケットマスタデータに含まれる当該チケットの購入関連画面の情報を利用者端末30へ送信して、利用者端末30購入画面を表示させる。利用者は、表示された購入画面により選択を確定し、チケットを購入する。
チケットがチケット情報管理装置20で購入された場合、上記のようにコード情報発行部209がコード情報を発行するが、チケットが外部システム50で購入された場合、コード情報発行部209は、チケットマスタデータのコード情報取得先のアクセス情報で指示されるアクセス先からコード情報を取得することができる。
図11は、生成されるチケット情報の例示図である。チケット情報は、利用対象の通称である「利用対象名」(図2参照)、該チケットの購入者の個人情報である「利用者情報」、有効期間及び必要に応じて設定される利用の条件である「有効期間等」、及び上術した「コード情報」を含む。
ML管理部210は、また、有効期間中や未利用のチケットの利用権限IDであっても、別途設定された一斉削除期限の超過等の理由によっても削除することができる。そのため、リフレッシュ後のマスタ権限リストMLは、最新のチケットの利用権限を反映したものとなる。
なお、ML管理部210は、利用権限IDを抹消前又は抹消直後に、該利用権限IDの利用者が利用する利用者端末30へマスタ権限リストMLから削除する旨を表す情報を出力するようにしてもよい。これにより、利用者が誤って利用対象に赴く事態の発生を回避することができる。
なお、マスタ権限リストMLをリフレッシュしたときは、配信済のローカル権限リストLLもまた、リフレッシュすることができる。この場合、ローカル権限リストLLも最新のチケットの利用権限を反映したものとなる。
利用者端末30の構成例について説明する。図12は、利用者端末30のハードウエア構成図である。利用者端末30は、スマートフォン等の携帯端末、タブレット端末あるいは携帯型のPC等であり、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ34、通信インタフェース(I/F)35、及びユーザインタフェース36を備える。ユーザインタフェース36は、入力部37及び出力部38を有する。これらの構成要素は、バス39を介して相互に通信可能に接続されている。
次に、上記のように構成される電子チケットシステム1の運用形態例を説明する。
図14は、利用者がチケットを購入して利用しようとするときの電子チケットシステム1における処理フローの例示図である。図14には、利用者のチケット購入から利用対象の利用開始までの処理が示されている。なお、説明の便宜上、利用者情報がチケット情報管理装置20に登録され、チケットの購入は、外部システム50ではなく、チケット情報管理装置20により行われるものとする。
通知がログイン認証の失敗を示す場合(S102:N)、利用者端末30は、再度、ログイン画面を表示する。通知がログイン認証の成功を示す場合(S102:Y)、利用者端末30は、チケット情報管理装置20から購入可能なチケットの一覧画面(図10)を取得して表示する。
利用者は、一覧画面から所望のチケットを選択する。チケットが選択されると、利用者端末30は、該チケットの購入画面を表示する。利用者は、チケットの購入画面を通じて、該チケットを購入する操作を行う(S103)。このチケット購入操作により、利用者端末30からチケット情報管理装置20へチケット購入処理に関する情報が送信される。
まず、チケット代金の決算を行い、チケット管理部207でチケット情報を生成してチケット情報保持部208に保持する。また、利用者管理部203により、チケットを購入した利用者の利用者情報の保有チケットに、新たに購入されたチケットに関するチケット情報を追加する。さらに、利用者情報を参照してその利用者の保有チケット一覧画面(図10)を生成し、その利用者の利用者端末30へ送信する。
また、ML管理部210が、チケット情報に基づく対象IDをマスタ権限リストML(図2)に追加する。また、マスタ権限リストMLに基づいてローカル権限リストLL(図3)を生成し、このローカル権限リストLLを該当する認証装置10宛に配信する。
認証装置10は、ローカル権限リストLLにアクセスして、そのローカル権限リストLLに、取得した利用権限IDが含まれているかどうかを調べる。ローカル権限リストLLに利用権限IDが含まれており、かつ現在日時が有効期間内であり、かつ利用の条件を満たす場合、つまり、チケット認証の結果が肯定的であった場合、認証装置10は、認証成功情報を利用者端末30へ送信する。また、認証成功情報を送信した旨をチケット情報管理装置20に通知する。
本実施形態では、認証装置10がローカル権限リストLLを保持し、チケット情報管理装置20がマスタ権限リストMLを保持する例について説明したが、ローカル権限リストLLをマスタ権限リストMLと共にチケット情報管理装置20が保持する構成であってもよい。また、ローカル権限リストLLを生成せず、マスタ権限リストMLだけで上記のチケット認証を行う構成であってもよい。この場合、認証装置10は、チケット情報管理装置20が保持するマスタ権限リストML又はローカル権限リストLLにアクセスしてチケット認証を行うことができる。
本実施形態ではまた、ローカル権限リストLLの一部、例えばチケットの利用条件や有効期限については、利用権限保持手段ではなく、認証装置10の制御部101あるいはチケット情報管理装置20の制御部201が管理(記録、更新、削除)し、利用権限保持手段はそれらのデータを保持するだけの態様であってもよい。このような態様では、チケットの管理が一元的となり、改竄をより有効に防止することができる。
本実施形態では、利用者端末30の現在位置は認証装置10又はローカル端末60の設置位置に基づいて認識し、現在日時は認証装置10のCPU11、チケット情報管理装置20のCPU21あるいは利用者端末30のCPU31の計時機能を用いることを前提とした。しかし、利用者がGPS信号受信機能とGPS信号を用いた日時・位置検知機能を有する利用者端末30を用いる場合、この日時・位置検知機能を用いて利用者端末30の現在位置及び現在日時を検知し、検知結果を認証装置10又はチケット情報管理装置20へ送信する構成にすることができる。
このような構成の場合、認証装置10、チケット情報管理装置20又はローカル端末60を、より簡易な構成にすることができる。
また、日時・位置検知機能を用いて、利用者端末30の所在に対応するローカル権限リストLLを随時生成し、任意の場所における利用者端末30からのチケット認証に応じる構成にしてもよい。
本実施形態では、認証装置10とチケット情報管理装置20とを別々の情報処理装置により実現した電子チケットシステム1の例を説明したが、認証装置10の機能をチケット情報管理装置20に統合してもよい。
本実施形態による開示は、以下の各態様の発明を含んでいる。
[態様1]
態様1の発明は、1つ以上の利用対象の利用権限が付与された電子チケットを識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段と、いずれかの前記利用対象における権限認証位置に存在する利用者端末から電子チケットに関連付けられたコード情報を受領し、受領したコード情報を解析する解析手段と、解析されたコード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、前記利用者端末の操作入力を待つこと無く、前記権限認証位置における認証成功情報を当該利用者端末又は前記権限認証位置に存在する認証装置へ出力する制御手段と、を備えた電子チケットシステムである。
態様1の発明によれば、利用者端末が権限認証位置に存在するときに利用権限保持手段に利用権限IDが保持されている場合、利用者端末の操作入力を待つこと無く、認証成功情報が利用者端末又は認証装置に出力されるので、利用対象の利用者は、認証を受ける度に電子チケットを出し分けることなく、ただちに利用対象を利用できるようになる。
なお、情報処理装置を態様1の電子チケットシステムとして動作させるチケット管理プログラム及び権限認証プログラム(コンピュータプログラム)もまた、本発明の一つの態様となり得る。
態様2の発明は、態様1の発明において、前記利用権限保持手段への利用対象毎の前記利用権限IDの保持、変更又は抹消を行う利用権限管理手段を備えており、前記利用権限管理手段は、電子チケットの購入者に前記コード情報と共に付与された前記利用権限ID及び前記コード情報を取得し、取得した情報を当該電子チケットを通じて利用可能な前記利用対象を識別する対象IDと関連付けて保持するとともに、前記権限認証位置に前記認証装置が存在するときは当該認証装置が前記コード情報を読み取り可能にする電子チケットシステムである。
態様2の発明によれば、電子チケットに関連付けられた一連の情報(利用対象、利用権限ID、コード情報)を統括的に管理することができる。
態様3の発明は、態様2の発明において、前記利用権限管理手段が、前記コード情報を所定周期で更新する電子チケットシステムである。
態様3の発明によれば、権限認証位置における最新のコード情報をもとにチケット認証を行うことができる。
態様4の発明は、態様2の発明において、前記電子チケットを発行する外部システムから当該電子チケットに関連付けられた前記コード情報を取得するコード情報取得手段、をさらに備え、前記利用権限管理手段は、取得した前記コード情報を前記対象IDと関連付けて保持し、前記解析手段は、前記コード情報の解析を前記外部システムへ依頼する電子チケットシステムである。
態様4の発明によれば、外部システムで発行された電子チケットのコード情報を併用することができ、利用者は利用者端末を出し分ける必要がなくなり、チケット認証時の煩雑を回避することができる。
態様5の発明は、態様2から4のいずれか一項に発明において、前記利用権限保持手段は、すべての前記利用対象についての利用権限IDを保持するマスタ権限リストと、このマスタ権限リストに基づいて前記利用対象毎に作成され当該利用者対象についての利用権限IDを保持するローカル権限リストと、を含み、前記認証装置に対して前記ローカル権限リストへのアクセスを許容する電子チケットシステムである。
態様5の発明によれば、認証装置はローカル権限リストにアクセスするだけでチケット認証を行うことができ、認証装置の構成を簡易にすることができる。
態様6の発明は、1つ以上の利用対象の利用権限が付与された電子チケットを識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段にアクセス可能な装置であって、いずれかの前記利用対象に設けられる認証装置との間に通信路を確立し、当該認証装置の権限認証位置に存在する利用者端末が保有する電子チケットに関連付けられたコード情報を当該認証装置を通じて受領する受領手段と、受領した前記コード情報を解析する解析手段と、解析された前記コード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、前記利用者端末の操作入力を待つこと無く、認証成功情報を前記認証装置へ出力する制御手段と、を備えたチケット情報管理装置である。
態様6の発明によれば、利用者端末が権限認証位置に存在するときに利用権限保持手段に利用権限IDが保持されている場合、認証成功情報が利用者端末又は認証装置に出力されるので、利用対象の利用者は、利用者端末をスタッフ又は認証装置に見せるだけで、ただちに利用対象を利用できるようになる。
なお、情報処理装置を態様6のチケット情報管理装置として動作させるチケット管理プログラム(コンピュータプログラム)もまた、本発明の一つの態様となり得る。
態様7の発明は、電子チケットを通じて1つ以上の利用対象の利用権限が付与された者を識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段にアクセス可能な装置であって、前記利用対象毎に設けられており、いずれかの前記利用対象における権限認証位置で電子チケットに関連付けられたコード情報を保有する利用者端末から前記コード情報を取得するローカル端末と、前記ローカル端末から当該コード情報を受領する受領手段と、受領した前記コード情報を解析する解析手段と、解析された前記コード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、前記利用者端末の操作入力を待つこと無く、認証成功情報を前記ローカル端末へ出力する制御手段と、を備えた認証装置である。
態様7の発明によれば、ローカル端末においてチケット認証を行うことができ、認証装置の構成を簡易にすることができる。
なお、情報処理装置を態様7の認証装置として動作させる権限認証用プログラム(コンピュータプログラム)もまた、本発明の一つの態様である。
Claims (7)
- 1つ以上の利用対象の利用権限が付与された電子チケットを識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段と、
いずれかの前記利用対象における権限認証位置に前記電子チケットに関連付けられたコード情報を保有する利用者端末が存在することを、当該利用者端末の現在位置又は当該権限認証位置で前記コード情報を受領した認証装置の設置位置に基づいて検知する検知手段と、
前記検知手段が前記利用者端末を検知した時点で、前記コード情報を前記権限認証位置に存在する前記利用者端末又は前記認証装置から受領する受領手段と、
受領したコード情報を解析する解析手段と、
解析されたコード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、認証成功情報を当該利用者端末又は前記認証装置へ出力する制御手段と、
を備えた電子チケットシステム。 - 前記利用権限保持手段への利用対象毎の前記利用権限IDの保持、変更又は抹消を行う利用権限管理手段を備えており、
前記利用権限管理手段は、電子チケットの購入者に前記コード情報と共に付与された前記利用権限ID及び前記コード情報を取得し、取得した情報を当該電子チケットを通じて利用可能な前記利用対象を識別する対象IDと関連付けて保持するとともに、前記権限認証位置に前記認証装置が存在するときは当該認証装置が前記コード情報を読み取り可能にする、
請求項1に記載の電子チケットシステム。 - 前記利用権限管理手段は、前記コード情報を所定周期で更新する、
請求項2に記載の電子チケットシステム。 - 前記電子チケットを発行する外部システムから当該電子チケットに関連付けられた前記コード情報を取得するコード情報取得手段、をさらに備え、
前記利用権限管理手段は、取得した前記コード情報を前記対象IDと関連付けて保持し、
前記解析手段は、前記コード情報の解析を前記外部システムへ依頼し、前記外部システムより前記コード情報の解析結果を取得する、
請求項2に記載の電子チケットシステム。 - 前記利用権限保持手段は、すべての前記利用対象についての利用権限IDを保持するマスタ権限リストと、このマスタ権限リストに基づいて前記利用対象毎に作成され当該利用対象についての利用権限IDを保持するローカル権限リストと、を含み、前記認証装置に対して前記ローカル権限リストへのアクセスを許容する、
請求項2から4のいずれか一項に記載の電子チケットシステム。 - 1つ以上の利用対象の利用権限が付与された電子チケットを識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段にアクセス可能な装置であって、
いずれかの前記利用対象の権限認証位置に設けられ前記電子チケットに関連付けられたコード情報を保有する利用者端末の存在を検知した認証装置から前記コード情報を受領する受領手段と、
受領した前記コード情報を解析する解析手段と、
解析された前記コード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、認証成功情報を前記認証装置へ出力する制御手段と、を備えたチケット情報管理装置。 - 1つ以上の利用対象の利用権限が付与された電子チケットを識別する利用権限IDが利用対象毎に当該電子チケットの利用可能時期に限り保持されている利用権限保持手段にアクセス可能な装置であって、前記利用対象毎に設けられており、
前記装置は、
いずれかの前記利用対象における権限認証位置で、前記電子チケットに関連付けられたコード情報を保有する利用者端末の存在を検知したときに当該コード情報を取得するローカル端末から前記コード情報を受領する受領手段と、受領した前記コード情報を解析する解析手段と、解析された前記コード情報に前記利用権限IDが含まれ且つその利用権限IDが前記利用権限保持手段に保持されているときに、認証成功情報を前記ローカル端末へ出力する制御手段と、を備えた認証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022207381A JP7394202B1 (ja) | 2022-12-23 | 2022-12-23 | 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022207381A JP7394202B1 (ja) | 2022-12-23 | 2022-12-23 | 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023200017A Division JP2024091464A (ja) | 2023-11-27 | 電子チケットの認証方法及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7394202B1 true JP7394202B1 (ja) | 2023-12-07 |
JP2024091072A JP2024091072A (ja) | 2024-07-04 |
Family
ID=89023225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022207381A Active JP7394202B1 (ja) | 2022-12-23 | 2022-12-23 | 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7394202B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003162602A (ja) | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Toshiba Corp | 電子チケット運用システム、電子チケット運用方法、電子チケット運用サーバ、および電子チケットプログラム |
JP2014153919A (ja) | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Team Lab Inc | 電子チケットシステム |
JP2017004488A (ja) | 2014-11-26 | 2017-01-05 | 株式会社ジェイティービー | 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法 |
JP2020098645A (ja) | 2016-08-17 | 2020-06-25 | 株式会社Tixplus | プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム |
JP2021117707A (ja) | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 株式会社三菱総合研究所 | 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 |
US20220222684A1 (en) | 2011-03-11 | 2022-07-14 | Bytemark Inc. | Method and system for providing visual validation of electronic tickets and payment for an additional item |
-
2022
- 2022-12-23 JP JP2022207381A patent/JP7394202B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003162602A (ja) | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Toshiba Corp | 電子チケット運用システム、電子チケット運用方法、電子チケット運用サーバ、および電子チケットプログラム |
US20220222684A1 (en) | 2011-03-11 | 2022-07-14 | Bytemark Inc. | Method and system for providing visual validation of electronic tickets and payment for an additional item |
JP2014153919A (ja) | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Team Lab Inc | 電子チケットシステム |
JP2017004488A (ja) | 2014-11-26 | 2017-01-05 | 株式会社ジェイティービー | 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法 |
JP2020098645A (ja) | 2016-08-17 | 2020-06-25 | 株式会社Tixplus | プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム |
JP2021117707A (ja) | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 株式会社三菱総合研究所 | 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7149388B2 (ja) | プログラム | |
US20170169422A1 (en) | Digital Token System for Physical Medium Digitalization and Physical Store Optimization | |
KR20230037675A (ko) | 생성 방법, 프로그램, 정보처리 장치 | |
KR102300078B1 (ko) | 범용 요금 지불 및 징수 시스템 | |
JP2019057004A (ja) | 認証システム、認証方法および情報処理装置 | |
JP2010037895A (ja) | 入退室管理システム、入退室管理方法、および受付装置 | |
US20240020678A1 (en) | System and method for using a boarding pass to facilitate financial transactions | |
JP2015049589A (ja) | 情報処理システム、売買支援サーバ、販売者端末および購入者端末 | |
JP2009199299A (ja) | 予約管理システム、予約管理装置、予約管理方法及びプログラム | |
JP7394202B1 (ja) | 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 | |
JPH10320597A (ja) | ターミナル装置、施設利用システム、施設利用情報提供方法、及び制御プログラムを記録した記録媒体 | |
WO2020123978A1 (en) | Parking meter free nfc park and pay | |
JP2019204547A (ja) | サーバ | |
JP2003109045A (ja) | 乗車券発行管理システム、乗車券発行改札処理システム、及び乗車券発行方法 | |
JP2024091072A (ja) | 電子チケットシステム、チケット情報管理装置、認証装置 | |
JP2024091464A (ja) | 電子チケットの認証方法及びコンピュータプログラム | |
JP4037819B2 (ja) | チケット管理システム | |
JP6826953B2 (ja) | クレジットカード、情報処理方法、およびプログラム | |
JP2021117510A (ja) | 行動支援プログラム及びサーバ装置 | |
JP2003167972A (ja) | チケット予約管理方法とその装置、そのためのプログラム、およびチケット予約確認方法 | |
JP2020194362A (ja) | モビリティ管理システム、モビリティ管理装置及びモビリティ管理方法 | |
JP2002150085A (ja) | チケットシステム | |
CN106030645A (zh) | 登记系统和方法 | |
JP2004326466A (ja) | 振替輸送システム、振替輸送サーバ、改札装置、プログラム、記録媒体、振替輸送方法、制御方法 | |
KR20050062003A (ko) | 이동 단말기를 이용하여 모바일 승차권 서비스를 제공하는방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230112 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7394202 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |