JP2021117510A - 行動支援プログラム及びサーバ装置 - Google Patents

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Yusuke Takei
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Abstract

【課題】ユーザの行動時のチケット管理の負担を低減する。【解決手段】ユーザUが使用するユーザ端末6を、ユーザUが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービスデータD7を、通信部63によってチケットサーバ1へと送信させる利用希望サービス情報送信制御手段(制御部61)、複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係る単一化チケットデータD9を、チケットサーバ1から取得する単一化チケットデータ取得手段(通信部63)、として機能させる。【選択図】図9

Description

本発明は、行動支援プログラム及びサーバ装置に関する。
例えば、娯楽目的の旅行やビジネス目的の出張等、何らかの目的のために他の土地へと赴くことを要する行動を取る際に、使用する交通機関や訪れる施設等につき個別に検索等を行い、行動プランを策定の上行動するのは手間が掛かる。そこで、従来、システムのユーザによる行動プランの策定を容易とし、ユーザの行動を支援することを目的とするシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−143192号公報
このようなシステムによれば、行動プランの策定は容易となるものの、行動プランの策定後の実際の行動時においては、ユーザは、行動時に各行程で用いるチケットを個別に手配の上、これらを個別に所持して行動する必要があり、チケット管理に非常に手間が掛かった。
本発明の課題は、ユーザの行動時のチケット管理の負担を低減することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、行動支援プログラムにおいて、
ユーザが使用するユーザ端末を、
前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を、送信手段によってチケットサーバへと送信させる利用希望サービス情報送信制御手段、
前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、前記チケットサーバから取得する単一化チケットデータ取得手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記単一化チケットは、前記複数のサービスの利用時に所定の読み取り機によって読み取らせることができる一次元又は二次元のコードであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記ユーザ端末を、
前記ユーザが有する暗号通貨に係る情報である暗号通貨情報を、事業者が使用する事業者端末に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませるように暗号通貨サーバに指示する第一書き込み指示手段、
前記単一化チケットに係るサービスの利用に要する費用に応じて、前記ブロックチェーン台帳に書き込まれた前記暗号通貨情報を更新させるように前記チケットサーバに指示する決済指示手段、
としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記ユーザ端末を、
前記単一化チケットの所有者に係る情報を、事業者が使用する事業者端末に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませるように前記チケットサーバに指示する第二書き込み指示手段、
としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記ユーザ端末を、
前記単一化チケットの所有者の変更に応じて、前記ブロックチェーン台帳に書き込まれた前記単一化チケットの所有者に係る情報を更新させるように前記チケットサーバに指示する所有者変更指示手段、
としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、行動支援プログラムにおいて、
ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続されたサーバ装置を、
前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段、
前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、サーバ装置において、
ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続され、
前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段と、
前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの行動時のチケット管理の負担を低減することができる。
実施形態に係るチケット提供・情報管理システムの構成の概略を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおけるチケットサーバの構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおける暗号通貨サーバの構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおける行動履歴サーバの構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおけるチケット読み取り装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおける事業者端末の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおけるユーザ端末の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおける動作の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係るチケット提供・情報管理システムにおける動作時のデータの流れの概略を示すブロック図である。
以下、図1から図9に基づいて、本発明の実施形態であるチケット提供・情報管理システム100について説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されるものではない。
[第1 構成の説明]
チケット提供・情報管理システム100は、システムを利用するユーザUの行動及び事業者Bによるサービスの提供を支援するためのシステムであり、図1に示すように、チケット提供・情報管理システム100を提供する管理者たる企業等が管理する各種サーバ、すなわち、チケットの売買の管理等を行うチケットサーバ1、暗号通貨の発行等を行う暗号通貨サーバ2及びユーザUの行動履歴に係る情報の送信等を行う行動履歴サーバ3と、事業者Bがサービスを提供する各地に設定され、所定のチケットを読み取り可能に構成されたチケット読み取り装置4と、ユーザUにサービスを提供するシステムの参加者たる複数の事業者Bがそれぞれ保有する事業者端末5と、システムを利用するユーザUがそれぞれ保有するユーザ端末6と、を備えて構成されている。
なお、本発明において行動とは、例えば、娯楽目的の旅行やビジネス目的の出張等、何らかの目的のためにシステムのユーザが他の土地へと赴く必要がある場合を広く含むものとする。
また、各事業者端末5とチケットサーバ1、暗号通貨サーバ2及び行動履歴サーバ3との間、各ユーザ端末6とチケットサーバ1及び暗号通貨サーバ2との間、チケットサーバ1と暗号通貨サーバ2との間、行動履歴サーバ3とチケット読み取り装置4との間、並びに各事業者端末5の間は、図1に示すように、通信ネットワークNを介して接続されている。
なお、本実施形態においては、このように通信ネットワークNを介して接続された多数の事業者端末5を合わせてブロックチェーン情報共有基盤50という。
また、上記各サーバは、必ずしも別個に設けられていることを要せず、単一のPC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報機器が、これら複数のサーバとしての機能を兼ねていてもよい。また、反対に、上記各サーバは、必ずしもそれぞれ単一の機器であることを要せず、複数のPC、WS等の情報機器により、各サーバの機能が実現されていてもよい。
また、上記各サーバは、必ずしもチケット提供・情報管理システム100を提供する管理者たる企業等自らが保有することを要せず、例えば、クラウドサービスを提供する企業等が保有するPC、WS等の情報機器を利用してもよい。
また、本実施形態において、ユーザUとは、チケット提供・情報管理システム100を利用してチケットの提供を受け、これを使用して行動する者を指す。
また、事業者Bとは、チケット提供・情報管理システム100を介して、ユーザUに、交通機関、宿泊施設、飲食施設、保険等のサービスを販売の上、これらサービスを提供する者を指し、自然人、法人を問わない。
図1においてはB−1からB−8の8つの事業者を、図9においてはこれに新規加入事業者である事業者B−9を加えた9つの事業者を図示しているが、事業者の数は当然これに限られるものではない。なお、以下、特に特定せずにいずれかの事業者を指す場合には、単に事業者Bという。
[1 チケットサーバ]
チケットサーバ1は、例えば、PC、WS等の情報機器であり、後述のように、各事業者Bが提供するサービスの登録を受けると共に、当該サービスの提供に係るチケットをユーザUに提供する。
チケットサーバ1は、図2に示すように、例えば、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備えて構成されている。
制御部11は、チケットサーバ1の動作を制御する部分であり、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部12に記憶されたプログラムとCPUとの協働により、チケットサーバ1の各部を統括制御する。
記憶部12は、チケットサーバ1の運用に必要となる各種情報が記憶される部分であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ等により構成され、プログラムデータ等のチケットサーバ1の運用に必要となるデータを、制御部11から読み書き可能に記憶する。
記憶部12には、各事業者Bによって登録された各事業者Bが提供するサービスに係るデータである提供サービスデータD3が一覧的に記憶される提供サービスデータベース121と、新規の事業者Bの登録時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムである事業者登録プログラム122と、事業者Bによる提供サービスデータD3の登録時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムである提供サービス登録プログラム123と、新規のユーザUの登録時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムであるユーザ登録プログラム124と、ユーザUに対する単一化チケットの発行時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムであるチケット発行プログラム125と、ユーザUによる所有チケットの確認時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムである所有チケット確認プログラム126と、ユーザU間におけるチケットの譲渡時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムであるチケット譲渡プログラム127と、チケット提供・情報管理システム100による売上額の事業者B間における分配時のチケットサーバ1への指令内容が組み合わされたプログラムである分配プログラム128と、新規に事業者登録を行った事業者B及び新規にユーザ登録を行ったユーザUに送信するための各種プログラムデータ(ブロックチェーン書き込みプログラム522、ブロックチェーンデータ出力プログラム523、提供サービス登録プログラム524及びユーザ端末用アプリケーション621)が記憶されている送信用プログラムデータ記憶部129と、が備えられている。
なお、これらプログラムは、それぞれ別個のプログラムとして記憶されていることを必ずしも要せず、単一のプログラムが、これら複数のプログラムとしての指令内容を含むものであってもよい。また、反対に、これらのプログラムは、必ずしもそれぞれ単一のプログラムであることを要せず、複数のプログラムにより、各プログラムの内容が実現されていてもよい。
この点は、本実施形態における他の装置において記憶されたプログラムについても同様である。
通信部13は、チケットサーバ1と、チケット提供・情報管理システム100を構成する暗号通貨サーバ2、事業者端末5及びユーザ端末6との間の通信に用いられる部分であり、例えば、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の元、所定の通信プロトコルを用いて、通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
[2 暗号通貨サーバ]
暗号通貨サーバ2は、例えば、PC、WS等の情報機器であり、後述のように、ユーザUの口座情報に基づく暗号通貨の発行等を行う。
暗号通貨サーバ2は、図3に示すように、チケットサーバ1と同様、例えば、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、を備えて構成されている。
記憶部22には、ユーザUの銀行口座の残高からの振り替え処理を行う際の暗号通貨サーバ2への指令内容が組み合わされたプログラムである銀行口座残高振替プログラム221と、暗号通貨発行時の暗号通貨サーバ2への指令内容が組み合わされたプログラムである暗号通貨発行プログラム222と、ユーザUが有する暗号通貨の残高を確認する際の暗号通貨サーバ2への指令内容が組み合わされたプログラムである暗号通貨残高確認プログラム223と、が備えられている。
また、暗号通貨サーバ2は、図1に示すように、通信部23により、チケットサーバ1、事業者端末5及びユーザ端末6と通信ネットワークNを介して接続され、これらとの間でデータの送受信が可能とされている。
[3 行動履歴サーバ]
行動履歴サーバ3は、例えば、PC、WS等の情報機器であり、後述のように、行動履歴データD14の事業者端末5への送信等を行う。
行動履歴サーバ3は、図4に示すように、チケットサーバ1等と同様、例えば、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を備えて構成されている。
記憶部32には、ユーザUの行動履歴に係る情報である行動履歴データD14の事業者端末5への送信時の行動履歴サーバ3への指令内容が組み合わされたプログラムである行動履歴送信プログラム321と、各チケット読み取り装置4の設置事業者、設置場所、当該設置場所で提供されるサービスの種類等の各チケット読み取り装置4に係る情報が、各チケット読み取り装置4に係る後述の読み取り装置識別データD12と紐付けられたデータである読み取り装置データD13が記憶される読み取り装置データベース322と、が備えられている。
また、行動履歴サーバ3は、図1に示すように、通信部33により、チケット読み取り装置4及び事業者端末5と通信ネットワークNを介して接続され、これらとの間でデータの送受信が可能とされている。
[4 チケット読み取り装置]
チケット読み取り装置4は、事業者Bがサービスを提供する各地に設置された装置であり、後述のように、単一化チケットデータD9に基づきユーザ端末6の表示部64に表示された一次元又は二次元のコードである単一化チケット(以下、単に「単一化チケット」という。)を読み取り、コード内容データD10を取得すると共に、当該ユーザによるサービス利用の可否を判別するための装置である。
チケット読み取り装置4は、事業者Bによって提供されるサービスに応じて、適宜の場所に備えられるが、例えば、提供サービスが移動手段である場合においては、電車であれば改札、バスであればその車内等に設置されることとなる。
また、例えば、提供サービスが飲食施設である場合においては、当該施設のレジの設置場所等に設置されることとなる。
また、例えば、提供サービスがホテル等の宿泊施設である場合においては、当該宿泊施設のフロント等に設置されることとなる。
チケット読み取り装置4は、図5に示すように、チケットサーバ1等と同様、例えば、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、を備えるとともに、さらに単一化チケットを読み取るチケット読み取り部44を備えて構成されている。
チケット読み取り部44は、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの形式に合わせた読み取り機であり、例えば、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットが所定の二次元コードであれば、当該コードに合わせた読み取り機が用いられ、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットが所定の一次元コードであれば、当該コードに合わせた読み取り機が用いられる。
また、記憶部42には、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの読み取り時のチケット読み取り装置4への指令内容が組み合わされたプログラムであるチケット読み取りプログラム421と、読み取られた単一化チケットの内容に基づき、当該ユーザによるサービス利用の可否の判定を行う際のチケット読み取り装置4への指令内容が組み合わされたプログラムであるチケット認証プログラム422と、チケット読み取り部44が読み取ったデータの行動履歴サーバ3への送信時のチケット読み取り装置4への指令内容が組み合わされたプログラムである読み取りデータ送信プログラム423と、チケット読み取り装置4毎に振られた番号、ID等の各チケット読み取り装置4を識別し得る情報である読み取り装置識別データD12が記憶された識別情報記憶部424と、が備えられている。
また、チケット読み取り装置4は、図1に示すように、通信部43により、行動履歴サーバ3と通信ネットワークNを介して接続され、行動履歴サーバ3へとデータを送信可能に構成されている。
[5 事業者端末]
事業者端末5は、例えば、事業者Bのそれぞれが保有するPC、WS等の情報機器であり、後述のように、各サーバから取得した情報のブロックチェーン台帳521への記憶等を行う。
なお、事業者端末5についても、必ずしも事業者B自らが保有することを要せず、例えば、クラウドサービスを提供する企業等が保有するPC、WS等の情報機器を利用してもよい。
事業者端末5は、図6に示すように、例えば、チケットサーバ1等と同様に、制御部51と、記憶部52と、通信部53と、を備えると共に、更に、表示部54と、操作部55と、を備えて構成されている。
記憶部52には、後述のように各種データが記憶されるブロックチェーン台帳521と、ブロックチェーン台帳521への書き込み時の事業者端末5への指令内容が組み合わされたプログラムであるブロックチェーン書き込みプログラム522と、ブロックチェーン台帳521からのデータの出力時の事業者端末5への指令内容が組み合わされたプログラムであるブロックチェーンデータ出力プログラム523と、事業者Bによるチケットサーバ1への提供サービスの登録時の事業者端末5への指令内容が組み合わされたプログラムである提供サービス登録プログラム524と、が備えられている。
ブロックチェーン台帳521は、ハッシュ値を有するブロックが連結された一般的なブロックチェーンとしての構造を有する台帳であり、全ての事業者端末5に、同一の内容が記憶されている。
ブロックチェーン台帳521には、後述のように、各事業者Bの情報である事業者データD1、各事業者Bがチケットサーバ1において提供するサービスに係るデータである提供サービスデータD3、各ユーザUの情報であるユーザデータD4、各ユーザUが有する暗号通貨の情報であるユーザ暗号通貨データD6、各ユーザUが有する単一化チケットの内容に係るデータであるチケット内容データD11、各ユーザUの行動履歴に係る情報である行動履歴データD14及び各事業者Bが有する暗号通貨の情報である事業者暗号通貨データD18の内容が、全て、ブロックが順に連結されたブロックチェーンの形式で記憶されている。
また、事業者端末5は、図1に示すように、通信部53から、通信ネットワークNを介して、チケットサーバ1、暗号通貨サーバ2及び行動履歴サーバ3と接続され、これらサーバとの間でデータを送受信可能に構成されている。
表示部54は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを備え、制御部51から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
操作部55は、例えば、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーを有するキーボード等を備え、ユーザUからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部51へと出力する。操作部55は、例えば、表示部54と一体的に形成されたタッチパネル等であってもよい。
なお、操作部55は、上記のキーボード、タッチパネル等に限定されず、音声入力、テキスト入力等によってユーザUの意思を反映できるものであれば、種々の手段を用いることができる。
事業者端末5が、所謂ノードとして、通信ネットワークNを介して多数接続されていることで、多数の事業者端末内のブロックチェーン台帳521に同一の内容が記憶された、ブロックチェーン情報共有基盤50が構成されている。
なお、事業者端末5としては、表示部54及び操作部55を備えないものを用いてもよい。この場合、表示部54及び操作部55等を備えて後述のように事業者Bによる操作に使用される端末を別途設け、当該端末から事業者端末5に通信ネットワークNを介してアクセスすることで、事業者Bが事業者端末5につき操作することが可能となる。例えば、上記のように事業者端末5として、事業者B自らが保有せず、クラウドサービスを提供する企業等が保有するPC、WS等の情報機器を利用する場合には、このような構成を採ることとなる。
[6 ユーザ端末]
ユーザ端末6は、例えば、スマートフォン、タブレット等の通信端末であり、ユーザUによって携帯され、後述のように、ユーザUによる行動時に、チケットサーバ1から取得した単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの表示等を行う。
ユーザ端末6は、図7に示すように、例えば、事業者端末5と同様に、制御部61と、記憶部62と、通信部63と、表示部64と、操作部65と、を備えて構成されている。
記憶部62には、チケット提供・情報管理システム100使用時のユーザ端末6への指令内容が組み合わされたプログラムであるユーザ端末用アプリケーション621と、チケットサーバ1から受信した単一化チケットデータD9を記憶する単一化チケットデータ記憶部622と、が備えられている。
ユーザ端末6においては、後述のように、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、制御部61によって、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの表示部64における表示等の処理が行われる。
また、ユーザ端末6は、図1に示すように、通信部63から、通信ネットワークNを介して、チケットサーバ1及び暗号通貨サーバ2と接続され、これらサーバとの間でデータを送受信可能に構成されている。
[7 通信ネットワーク]
通信ネットワークNは、例えば、インターネット、電話回線網、携帯電話通信網、無線LAN通信網等であり、図1に示すように、各事業者端末5とチケットサーバ1、暗号通貨サーバ2及び行動履歴サーバ3との間、各ユーザ端末6とチケットサーバ1及び暗号通貨サーバ2との間、チケットサーバ1と暗号通貨サーバ2との間、行動履歴サーバ3とチケット読み取り装置4との間、並びに各事業者端末5の間を接続する。
通信ネットワークNとしては、上記のように各装置間を繋ぎ、これらの間でデータの送受信を行うことが可能なものであれば特に限定されない。
[第2 動作の説明]
以下、実施形態に係るチケット提供・情報管理システム100の使用時の流れについて説明する。チケット提供・情報管理システム100の動作は、図8に示すようにステップS1からS8の8つのステップからなり、図9に示すように各サーバ、端末間でデータの送受信が行われる。
[1 ステップS1:加盟事業者登録]
チケット提供・情報管理システム100への参加を希望する事業者B(図9における事業者B−9)は、まず、加盟事業者登録を行う。
具体的には、事業者B−9(法人である場合は、その担当従業員)は、事業者端末5の操作部55を用いて、事業者名、代表者名等の当該事業者を特定するための所定の情報である事業者情報データD1−1及び当該事業者が使用する事業者端末5にアクセスするためのアドレス等からなる事業者端末5の情報である事業者端末データD1−2を含むデータである事業者データD1を入力する。
事業者データD1が入力されると、事業者B−9の事業者端末5においては、制御部51が、入力されたデータを、通信部53から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、チケットサーバ1に送信する。
通信部13によってこれを受信したチケットサーバ1においては、所定の承認処理を経て、これを通過した場合に、制御部11が、事業者登録プログラム122に従い、受信した事業者データD1を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521に書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、既存の全ての事業者B(図9における事業者B−1からB−8)の事業者端末5へと送信する。
なお、承認処理としては、例えば、全ての既存の事業者Bの承認を要するようにする、システム提供者の承認のみで足りることとする等、任意の方法を採ることができる。
通信部53によって事業者データD1を受信した事業者B−1からB−8の事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、事業者データD1を、ブロックチェーン台帳521に記憶する。
これによって、新たな事業者Bが加盟事業者登録を行うたびに、加盟した事業者Bに係る事業者データD1が、各事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
なお、事業者Bによる事業者データD1の入力を要するのは、システムへの参加時の一度のみであり、それ以降事業者Bは、事業者データD1に含まれる情報に変更があった場合にのみ、変更部分につき入力すればよい。
続いて、チケットサーバ1においては、制御部11が、事業者登録プログラム122に従って、通信部13から通信ネットワークNを介して、ブロックチェーン台帳521の全記憶内容を送信させる旨の指示に係るデータであるブロックチェーン台帳送信指示データD2を、所定の既存の事業者Bの事業者端末5へと送信する。なお、このような所定の事業者端末5としては、例えば、ブロックチェーン情報共有基盤50を構成する複数の事業者端末5から、チケットサーバ1等への情報の送信を行うものを予め定めた上で、当該事業者端末5の情報をチケットサーバ1に記憶しておけばよい。
通信部53によってブロックチェーン台帳送信指示データD2を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーンデータ出力プログラム523に従い、ブロックチェーン台帳521の全記憶内容を、通信部53から通信ネットワークNを介して、チケットサーバ1へと送信する。
通信部13によって、ブロックチェーン台帳521の全記憶内容を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、事業者登録プログラム122に従って、通信部13から通信ネットワークNを介して、ブロックチェーン台帳521の全記憶内容を、送信用プログラムデータ記憶部129に記憶された各種プログラム(ブロックチェーン書き込みプログラム522、ブロックチェーンデータ出力プログラム523及び提供サービス登録プログラム524)と共に、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように事業者データD1を送信した事業者端末5(図9における事業者B−9の事業者端末5)に送信し、通信部53によってこれらデータを受信した事業者端末5においては、制御部51が、受信したブロックチェーン台帳521の全記憶内容、ブロックチェーン書き込みプログラム522、ブロックチェーンデータ出力プログラム523及び提供サービス登録プログラム524を、記憶部52に記憶する。
なお、本実施形態においては、このような加盟事業者登録の処理をチケットサーバ1において行う場合につき説明したが、これに限られず、例えば、チケットサーバ1とは別個の専用のサーバを設け、当該サーバにおいて上記処理を行うようにしてもよい。
[2 ステップS2:提供サービスの登録]
事業者Bは、自らが提供するサービスを、チケット提供・情報管理システム100によってユーザUに提供したい場合には、当該サービスにつきチケットサーバ1への登録を行う。
具体的には、事業者Bは、事業者端末5の操作部55を用いて、サービス種別データD3−1、サービス内容データD3−2、価格データD3−3、提供事業者データD3−4を含む提供サービスデータD3を入力する。
サービス種別データD3−1は、例えば、交通機関、飲食施設、宿泊施設、保険等の提供するサービスの種別に係るデータであり、交通機関である場合には、さらに、電車、バス、飛行機等の具体的な手段のデータも含む。
サービス内容データD3−2は、提供するサービスの具体的内容に係るデータである。例えば、交通機関であれば、ある駅からある駅までの電車の乗車、ある空港からある空港までの飛行機の搭乗、電車・バス等の所定の交通機関の所定の期間内の乗り放題といった内容が登録され、飲食施設であれば、特定のメニューの提供といった内容が登録され、宿泊施設であれば、特定のプランによる特定の客室への宿泊といった内容が登録され、保険であれば特定の補償内容の傷害保険といった内容が含まれる。
価格データD3−3は、提供する各サービスに要する費用に係るデータである。
提供事業者データD3−4は当該サービスを提供する事業者の名称等に係るデータであり、事業者Bは通常自らに係る情報を入力することとなる。
これらのデータの入力は、例えば、提供サービス登録プログラム524に従って、制御部51が、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームを表示部54に表示するようにし、事業者B(法人である場合は、その担当従業員)が当該入力フォームに入力することによって行われるようにすればよい。
これらのデータが入力されると、事業者端末5においては、制御部51が、提供サービス登録プログラム524に従って、入力されたデータを、通信部53から通信ネットワークNを介して、図9に示すようにチケットサーバ1に送信し、通信部13によってこれらのデータを受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、提供サービス登録プログラム123に従い、受信したデータを、記憶部12の提供サービスデータベース121に記憶する。
提供サービスデータD3を記憶部12の提供サービスデータベース121に記憶すると、制御部11は、提供サービス登録プログラム123に従い、受信した提供サービスデータD3を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521に書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によって提供サービスデータD3を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、提供サービスデータD3を、ブロックチェーン台帳521に記憶する。
これによって、事業者Bが提供サービスデータD3をチケットサーバ1に登録するたびに、新たに登録された提供サービスデータD3が、各事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
なお、事業者Bによる提供サービスデータD3の登録は、事業者Bが新たなサービスの提供を希望する任意の時点で行うことができる。また、一度に複数のサービスに係る提供サービスデータD3を登録し、又は複数回提供サービスデータD3の登録を行うことで、複数の提供サービスデータD3を登録してもよい。
また、提供サービスデータD3としては、複数の事業者Bが提供するサービスを一括したもの、例えば、複数の事業者Bが運営する交通機関で共通に利用できる乗車券や、複数の事業者Bが運営する飲食店で共通に利用できる食事券等についてのデータを登録することも可能である。この場合、例えば、代表する事業者Bにより、提供事業者データD3−4として複数の事業者Bのデータを入力する形で登録するようにすればよい。
[3 ステップS3:ユーザ登録]
チケット提供・情報管理システム100の利用を希望するユーザUは、システムの利用開始前に、まず、ユーザ登録を行う。
具体的には、ユーザUは、まず、ユーザ端末6から、通信ネットワークNを介してチケットサーバ1にアクセスの上、チケットサーバ1の記憶部12の送信用プログラムデータ記憶部129に記憶されたユーザ端末用アプリケーション621のダウンロードを行う。ダウンロードされたユーザ端末用アプリケーション621は、制御部61によって、記憶部62に記憶される。
ユーザ端末用アプリケーション621のダウンロードが完了した後、ユーザUは、続いて、ユーザ端末6の操作部65を用いて、氏名等からなるユーザUの情報に係るデータである個人情報データD4−1及びチケット提供・情報管理システム100使用時に用いる所定のIDに係るデータであるユーザIDデータD4−2を含むデータであるユーザデータD4を入力する。
ユーザデータD4が入力されると、ユーザ端末6においては、制御部61が、ユーザ端末用アプリケーション621に従い、入力されたデータを、通信部63から通信ネットワークNを介して、図9に示すようにチケットサーバ1に送信する。
通信部13によってこれを受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、ユーザ登録プログラム124に従い、受信したユーザデータD4を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521に書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によってユーザデータD4を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、ユーザデータD4を、ブロックチェーン台帳521に記憶する。
これによって、新たなユーザUがユーザ登録を行うたびに、ユーザ登録を行ったユーザUに係るユーザデータD4が、各事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
なお、ユーザUによるユーザ端末用アプリケーション621のダウンロード及びユーザデータD4の入力を要するのは、初回のシステム利用開始前の一度のみであり、それ以降ユーザUは、個人情報データD4−1に含まれる情報に変更があった場合やユーザIDデータD4−2に係るIDの変更を希望する場合等にのみ、変更部分につき入力すればよい。
なお、本実施形態においては、このようなユーザ登録の処理をチケットサーバ1において行う場合につき説明したが、これに限られず、例えば、チケットサーバ1とは別個の専用のサーバを設け、当該サーバにおいて上記処理を行うようにしてもよい。
[4 ステップS4:暗号通貨の発行]
ユーザ登録が完了すると、続いて、ユーザUは、暗号通貨の発行を受ける。
具体的には、ユーザUは、ユーザ端末6の操作部65を用いて、発行希望金額データD5−1及び振替元銀行口座データD5−2を含む暗号通貨発行希望データD5を入力する。
発行希望金額データD5−1は、ユーザUが暗号通貨の発行を受ける希望金額に係るデータである。また、振替元銀行口座データD5−2は、ユーザUが暗号通貨の発行を受ける際に、振替元として利用する銀行口座の金融機関名、口座番号等に係るデータである。
これらのデータの入力は、例えば、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、制御部61が、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームを表示部64に表示し、ユーザUが当該入力フォームに入力することによって行われるようにすればよい。
暗号通貨発行希望データD5が入力されると、ユーザ端末6においては、制御部61が、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、入力されたデータを、暗号通貨を発行し事業者端末のブロックチェーン台帳521に書き込ませる旨の所定の指令を付して、通信部63から通信ネットワークNを介して、図9に示すように暗号通貨サーバ2に送信する。
通信部23によって暗号通貨発行希望データD5を受信した暗号通貨サーバ2においては、制御部21が、銀行口座残高振替プログラム221に従い、受信した振替元銀行口座データD5−2に係る口座から、発行希望金額データD5−1に係る金額分の預金につき、所定の振替処理を行う。
上記の振替処理が行われると、制御部21は、暗号通貨発行プログラム222に従い、所定の暗号通貨の発行処理を行い、これが完了すると、発行された暗号通貨に係るデータ(ユーザ暗号通貨データD6)を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部23から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によってユーザ暗号通貨データD6を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、受信したユーザ暗号通貨データD6を、記憶部52に備えられたブロックチェーン台帳521に記憶する。
なお、このような暗号通貨の具体的な発行処理としては、公知の暗号通貨に係る任意の処理方法を用いることができ、特に限定されるものではない。
これによって、ユーザUが暗号通貨の発行を受けるたびに、発行を受けた暗号通貨に係るデータが、各事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
なお、事業者Bについても、事業者端末から暗号通貨サーバにアクセスすることで、ユーザUと同様に暗号通貨の発行を受けることができる。
発行された暗号通貨に係るデータ(事業者暗号通貨データD18)は、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部23から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信され、通信部53によって事業者暗号通貨データD18を受信した事業者端末5において、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、受信した事業者暗号通貨データD18を、記憶部52に備えられたブロックチェーン台帳521に記憶することとなる。
[5 ステップS5:チケットの購入]
チケット提供・情報管理システム100のユーザであるユーザUは、娯楽目的の旅行やビジネス目的の出張等の何らかの行動予定が近づくと、チケットサーバ1にアクセスの上、当該行動において使用するチケットを購入する。具体的には、以下の通りである。
[(1) ステップS5−1:サービス選択]
ユーザUは、まず、ユーザ端末6から、通信ネットワークNを介してチケットサーバ1にアクセスの上、提供サービスデータベース121に記憶された多数の提供サービスデータD3を閲覧の上、その中から、当該行動において利用したい複数のサービスに係る提供サービスデータD3を選択する。
当該選択は、例えば、チケットサーバ1より、通信ネットワークNを介して、利用可能な提供サービスデータD3に係るサービスの一覧が記載された所定の選択画面に係るデータをユーザ端末6へと送信させ、これを受信したユーザ端末6において、制御部61が、当該画面を表示部64に表示させ、当該画面を確認したユーザUが、操作部65を用いて、利用を希望する提供サービスデータD3に係るサービスを選択することにより行えばよい。
ユーザUによる選択が完了すると、制御部61は、ユーザ端末用アプリケーション621に従い、通信部63から、選択された提供サービスデータD3に係るデータ(利用希望サービスデータD7)を、単一化チケットを発行すると共に、当該単一化チケットの内容を事業者端末5のブロックチェーン台帳521に書き込ませる旨の所定の指令を付して、通信ネットワークNを介して、図9に示すようにチケットサーバ1へと送信する。
[(2) ステップS5−2:暗号通貨残高確認]
通信部13によって利用希望サービスデータD7を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、チケット発行プログラム125に従って、通信部13から通信ネットワークNを介して、当該ユーザUの暗号通貨残高を確認する旨の所定の指示に係るデータ(暗号通貨残高確認指示データD8)を、図9に示すように暗号通貨サーバ2へと送信する。
通信部23によって、暗号通貨残高確認指示データD8を受信した暗号通貨サーバ2においては、制御部21が、暗号通貨残高確認プログラム223に従って、通信部23から通信ネットワークNを介して、暗号通貨残高確認指示データD8を、図9に示すように所定の事業者端末5へと送信する。
通信部53によって暗号通貨残高確認指示データD8を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーンデータ出力プログラム523に従い、当該ユーザUに係るユーザ暗号通貨データD6をブロックチェーン台帳521から抽出の上、通信部53から通信ネットワークNを介して、図9に示すように暗号通貨サーバ2へと送信する。
通信部23によって、ユーザ暗号通貨データD6を受信した暗号通貨サーバ2においては、制御部21が、暗号通貨残高確認プログラム223に従って、通信部23から通信ネットワークNを介して、受信したユーザ暗号通貨データD6を、図9に示すようにチケットサーバ1へと送信する。
通信部13によってユーザ暗号通貨データD6を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、チケット発行プログラム125に従い、提供サービスデータベース121に記憶された提供サービスデータD3に含まれる価格データD3−3を参照の上、利用希望サービスデータD7に含まれるユーザUが利用を希望するものとして選択したサービスに要する費用の総額と、受信したユーザ暗号通貨データD6と、を対照する。
対照の結果、受信したユーザ暗号通貨データD6の額が、利用希望サービスデータD7に含まれるユーザUが利用を希望するものとして選択したサービスに要する費用の総額以上であった場合、ステップS5−3へと進む。
これに対し、対照の結果、受信したユーザ暗号通貨データD6の額が、利用希望サービスデータD7に含まれるユーザUが利用を希望するものとして選択したサービスに要する費用の総額未満であった場合、ユーザが希望するチケットの購入は不可能であることから、制御部11は、チケット発行プログラム125に従い、通信部13から通信ネットワークNを介して、その旨の通知を当該ユーザUのユーザ端末6へと送信し、処理を終了することとなる。
この場合、ユーザUはステップS4の暗号通貨の発行から再度行い、十分な金額の暗号通貨の発行を受けた上で、再度チケットの購入を行う必要がある。
[(3) ステップS5−3:単一化チケットの発行]
受信したユーザ暗号通貨データD6の額が、利用希望サービスデータD7に含まれるユーザUが利用を希望するものとして選択したサービスに要する費用の総額以上であった場合、制御部11は、チケット発行プログラム125に従い、利用希望サービスデータD7に含まれるユーザUが購入を希望するものとして選択したサービスの全てで使用するチケットを単一化した単一化チケットのデータである単一化チケットデータD9を作成する。
単一化チケットデータD9は、例えば、所定の内容を一次元又は二次元のコードとした当該コードの画像データである。具体的なコードの種類としては、例えば、QRコード(登録商標)を用いることができる。
コード化される具体的内容(コード内容データD10)としては、提供サービスデータD3に係るサービスのうち、利用希望サービスデータD7に含まれるサービスが提供される場所の全てにおいて、これをチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に読み取らせることで認証を受けることができるもの、すなわち、ユーザUが当該サービスにつき支払い済みであり、これを利用できることを示すことができるものであれば限定されないが、例えば、単一化チケットデータD9毎に振られたチケット番号に係るデータであるチケット番号データD10−1と、ユーザデータD4に含まれるユーザIDデータD4−2と一致するユーザUを識別できる情報である所有ユーザ識別データD10−2と、利用希望サービスデータD7に含まれる各サービスにつき、これを利用できる旨を示す所定の認証情報である認証データD10−3と、を含む。
ユーザUが利用を希望するサービスに係る利用希望サービスデータD7には、上記のように、例えば、交通機関、宿泊施設、飲食施設等、提供サービスデータD3のサービス種別データD3−1に係るサービスの種類の異なる複数のサービスに係るデータが含まれ得ることとなるが、制御部11は、このように複数種類のサービスで用いるチケットにつき、単一のチケットとしてまとめることとなる。
なお、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットにおいて使用する具体的なコードの種類及びデータのコード化の具体的手法については、必要なデータをコード化できるものであれば特に限定されない。
また、単一化チケットデータD9としては、上記のように一次元又は二次元のコードの画像データが好ましいものの、これに限られず、例えば、ユーザ端末6に所定のICチップを搭載した上で、当該ICチップに記憶させることができると共に所定の接触型又は非接触型の読み取り機で読み出すことができるデータとして、単一化チケットデータD9を構成してもよい。
この場合、チケット読み取り装置4のチケット読み取り部44としても、これに対応した読み取り機を用い、ユーザUは、ユーザ端末6をこれにかざす所謂タッチ操作により、当該ICチップの記憶内容をチケット読み取り部44に読み取らせることとなる。
また、単一化チケットデータD9が、各チケット読み取り装置4での認証に要するデータの全てを含むことは必須ではなく、例えば、チケット番号データD10−1及び所有ユーザ識別データD10−2のみを含むようにし、認証データD10−3を所定のサーバに格納した上で、各チケット読み取り装置4が、当該サーバにアクセスしてチケット番号データD10−1及び所有ユーザ識別データD10−2に基づいて、対応する認証データD10−3を取得して認証処理を行うようにしてもよい。
単一化チケットデータD9が作成されると、続いて、制御部11は、チケット発行プログラム125に従って、単一化チケットデータD9を、当該データを記憶部62の単一化チケットデータ記憶部622に記憶させる旨のユーザ端末6への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、ユーザ端末6へと送信する。
通信部63によって単一化チケットデータD9を受信したユーザ端末6においては、制御部61が、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、単一化チケットデータD9を、記憶部62の単一化チケットデータ記憶部622に記憶する。
[(4) ステップS5−4:ブロックチェーン台帳の更新]
単一化チケットデータD9をユーザ端末6へと送信すると、続いて、チケットサーバ1の制御部11は、チケット発行プログラム125に従って、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの内容に係るデータであるチケット内容データD11を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521に書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
チケット内容データD11は、当該データに係る単一化チケットの発行を受けた所有者たるユーザUを特定できるデータ(例えば、ユーザIDデータD4−2)と、当該データに係る単一化チケットによって利用可能な提供サービスデータD3に係るサービス(ユーザUが利用希望サービスデータD7として選択したサービス)に関するデータを含む、単一化チケットデータD9に係るチケットの具体的内容に係るデータである。
通信部53によってチケット内容データD11を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、受信したチケット内容データD11を、記憶部52に備えられたブロックチェーン台帳521に、所定の代替不可能なトークンとして記憶する。
これによって、ユーザUが単一化チケットデータD9を取得するたびに、当該単一化チケットデータD9に対応したチケット内容データD11が、各事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
また、ブロックチェーン台帳521に含まれるユーザ暗号通貨データD6についても、チケット内容データD11の記憶と同時に又はその他の所定の時点において、チケットサーバ1の指令に従い、購入した単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの代金(チケット内容データD11に含まれるサービスの価格データD3−3に係る金額の合計額)に応じて引かれる形で、全ての事業者端末5において更新されることとなる。
なお、ユーザUはチケットの購入後、自らが所有する単一化チケットの内容を確認したい場合には、ユーザ端末6から通信ネットワークNを介して、所有するチケットの内容を確認したい旨の所定の指令をチケットサーバ1へと送信する。
当該指令を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、所有チケット確認プログラム126に従い、所定の事業者端末5から、当該ユーザUに係る全てのチケット内容データD11を取得の上、これをユーザ端末6へと送信し、これを受信したユーザ端末6においては、制御部61が、受信したデータに基づき、当該ユーザU所有する単一化チケットの一覧及びその内容を、表示部64に表示することとなる。
[6 ステップS6:チケットの譲渡]
ユーザUは購入した単一化チケットデータD9に係るチケットの他のユーザUへの譲渡を希望する場合、ユーザ端末用アプリケーション621に従い、ユーザ端末6の操作部65を用いて、譲渡を希望する単一化チケットの情報(例えば、チケット番号データD10−1等を含む譲渡を希望する単一化チケットデータD9に係る単一化チケットを特定できる情報)である譲渡希望チケットデータD19−1と、譲渡先となる他のユーザUの情報(例えば、当該ユーザUのユーザデータD4に含まれる個人情報データD4−1等を含むユーザUを特定できる情報)である譲渡先データD19−2と、を含むチケット譲渡希望データD19を入力する。
チケット譲渡希望データD19の入力は、例えば、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、制御部61が、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームを表示部64に表示するようにし、ユーザUが当該入力フォームに入力することによって行われるようにすればよい。
チケット譲渡希望データD19が入力されると、ユーザ端末6の制御部61は、ユーザ端末用アプリケーション621に従って、入力されたデータを、譲渡希望チケットデータD19−1に係る単一化チケットの所有者の変更の処理を行い、事業者端末5に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませる旨のチケットサーバ1への所定の指令を付して、通信部63から通信ネットワークNを介して、チケットサーバ1へと送信する。
チケット譲渡希望データD19を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、チケット譲渡プログラム127に従い、当該データを、譲渡希望チケットデータD19−1に係る単一化チケットの所有者に係るデータを、譲渡先データD19−2に従い変更するようにしてブロックチェーン台帳521の更新を行う旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によってチケット譲渡希望データD19を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従い、受信したデータに基づき、譲渡希望チケットデータD19−1に係る単一化チケットのチケット内容データD11につき、その所有者に係るデータを譲渡先データD19−2に従って変更する形で、単一化チケットを譲渡する取引につき、ブロックチェーン台帳521に記憶する。
なお、ユーザUが単一化チケットの利用前にその譲渡を希望することがなかった場合、ステップS6の処理を経ることなく、ステップS7において、当該ユーザUにより、単一化チケットが利用されることとなる。これに対し、ユーザUが単一化チケットの利用前にその譲渡を希望し、ステップS6に係る処理がなされた場合には、ステップS7において、新たに当該単一化チケットを取得したユーザUにより、単一化チケットが利用されることとなる。
[7 ステップS7:チケットの利用]
ユーザUは、娯楽目的の旅行やビジネス目的の出張等の行動予定日において、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットを利用して行動することとなる。具体的には、以下の通りである。
上記のように、本システムにおいては、事業者Bにより提供サービスデータD3に係るサービスが提供される全ての場所に、チケット読み取り装置4が設置されている。
そこで、ユーザUは、実際の行動時においては、提供サービスデータD3に係るサービスの提供を受ける際に、ステップS5において受信した単一化チケットデータD9に係る一次元又は二次元のコード(単一化チケット)を、ユーザ端末6の表示部64に表示させ、これをチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に読み取らせながら行動する。
具体的には、まず、ユーザUは、ユーザ端末6の操作部65を用いて所定の操作を行い、これに応じて、制御部61が、ユーザ端末用アプリケーション621に従い、単一化チケットデータ記憶部622に記憶された単一化チケットデータD9に基づき、当該データに係る単一化チケットを、表示部64に表示させる。
単一化チケットが表示部64に表示されると、ユーザUは、行動予定に従って行動する際に、事業者Bが提供する提供サービスデータD3に係る各種サービスを受ける際に、単一化チケットを、逐一、当該サービスの提供場所に設置されたチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44にかざし、読み取らせつつ行動する。
例えば、提供を受けるサービスが移動手段である場合においては、電車であれば改札に設置されたチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に、乗車駅及び降車駅で単一化チケットをかざし、バスであれば車内に設置されたチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に、乗車時及び降車時に単一化チケットをかざすようにする。
また、例えば、飲食施設においては、レジに設置されたチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に、入店時及び/又は退店時に単一化チケットをかざすようにする。
また、例えば、ホテル等の宿泊施設においては、フロントに設置されたチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に、チェックイン時及び/又はチェックアウト時に、単一化チケットをかざすようにする。
ユーザUによって、単一化チケットがチケット読み取り装置4のチケット読み取り部44にかざされると、チケット読み取り装置4においては、チケット読み取りプログラム421に従い、チケット読み取り部44が、自動的に単一化チケットのコードの内容(コード内容データD10)を読み取る。
チケット読み取り部44により単一化チケットの内容が読み取られると、チケット読み取り装置4においては、制御部41が、チケット認証プログラム422に従い、コード内容データD10に含まれる認証データD10−3を用いて、当該単一化チケットによるサービス利用の可否に係る判定を行う。
上記判定の結果、読み取ったコード内容データD10に含まれる認証データD10−3に、当該サービスに係るデータが含まれており、ユーザUが当該サービスを利用可能であった場合、チケット読み取り装置4においては、読み取ったコード内容データD10を、当該チケット読み取り装置4に係る読み取り装置識別データD12と共に、行動履歴サーバ3へと送信する。
なお、読み取ったコード内容データD10に含まれる認証データD10−3に、当該サービスに係るデータが含まれておらず、ユーザUが当該サービスを利用不可であった場合、チケット読み取り装置4においては、例えば電車であれば、駅の改札と連動の上、これを閉じる等、当該ユーザUによる利用を阻止する所定の措置をとることとなる。
コード内容データD10と、読み取り装置識別データD12と、を受信した行動履歴サーバ3においては、制御部31が、行動履歴送信プログラム321に従って、読み取り装置データベース322に記憶された読み取り装置データD13並びに受信したコード内容データD10及び読み取り装置識別データD12を基に、当該ユーザUに係るユーザIDデータD4−2等のユーザUを識別できる情報と、ユーザUが提供を受けたサービスの内容に係る情報と、を含むユーザUの行動履歴に係るデータである行動履歴データD14を作成する。
すなわち、上記のように、コード内容データD10には、所有ユーザ識別データD10−2が含まれることから、制御部31は、受信したコード内容データD10に基づき、使用された単一化チケットを所有するユーザUを特定することができる。
また、読み取り装置データベース322に記憶された読み取り装置データD13は、上記のように、各チケット読み取り装置4の設置事業者、設置場所、当該設置場所で提供されるサービスの種類等の情報が、各チケット読み取り装置4に係る読み取り装置識別データD12と紐付けて記憶されたデータであることから、制御部31は、受信した読み取り装置識別データD12に基づき、当該ユーザUが提供を受けたサービスの内容(サービスの提供を受けた場所、提供事業者、提供を受けたサービスの種類等)を特定することができる。
続いて、制御部31は、行動履歴送信プログラム321に従って、行動履歴データD14を、当該データを記憶部52のブロックチェーン台帳521に書き込む旨の事業者端末5への所定の指令を付して、通信部33から通信ネットワークNを介して、図9に示すように、全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によって行動履歴データD14を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、受信した行動履歴データD14を、ブロックチェーン台帳521に記憶する。
これによって、ユーザUが行動中に単一化チケットデータD9に係る単一化チケットを使用するたびに、当該ユーザUの行動履歴に係る行動履歴データD14が、全ての事業者端末5のブロックチェーン台帳521に追加されていくこととなる。
[8 ステップS8;:売上額の分配]
チケットサーバ1の制御部11は、例えば週単位、月単位等の所定の期間毎に、事業者B間でのチケット提供・情報管理システム100による売上額の分配を行う。具体的には、以下の通りである。
上記のように、各事業者端末5の記憶部52のブロックチェーン台帳521には、ステップS5において説明したように全てのチケット内容データD11が含まれ、また、ステップS7において説明したように全ての行動履歴データD14が含まれている。
したがって、チケットサーバ1においては、制御部11が、分配プログラム128に従い、所定のタイミングで、通信部13から通信ネットワークNを介して、上記所定の期間においてブロックチェーン台帳521に追加された全てのチケット内容データD11及び行動履歴データD14をチケットサーバ1へと送信させる旨の所定の指示に係るデータ(分配用データ送信指示データD15)を、図9に示すように所定の事業者端末5へと送信する。
通信部53によって分配用データ送信指示データD15を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーンデータ出力プログラム523に従い、記憶部52に記憶されたブロックチェーン台帳521から、上記所定の期間においてブロックチェーン台帳521に追加された全てのチケット内容データD11及び行動履歴データD14(これらをまとめて分配用データD16という。)を抽出の上、通信部53から通信ネットワークNを介して、チケットサーバ1へと送信する。
通信部13によって分配用データD16を受信したチケットサーバ1においては、制御部11が、分配プログラム128に従って、分配用データD16に基づき、上記所定の期間の単一化チケットの総売上額からの各事業者Bへの分配額を決定し、分配額に係るデータ(分配額データD17)を作成する。
分配額データD17の内容としては、まず、チケット内容データD11に含まれる各ユーザUが購入した提供サービスデータD3に係るサービスの代金につき、提供サービスデータD3に含まれる価格データD3−3に基づき各事業者Bに分配する。
また、例えば、チケット内容データD11に含まれる各ユーザUが購入した提供サービスデータD3に係るサービスに、複数の事業者Bが運営する交通機関で共通に利用できる乗車券、複数の事業者Bが運営する飲食店で共通に利用できる食事券等の複数の事業者Bが提供するサービスを一括したものが含まれている場合においては、当該サービスの代金につき、実際のユーザUの行動に係る行動履歴データD14を参照の上、ユーザUの行動履歴において事業者B各社において実際に生じたであろう代金に応じて按分する等の方法で分配する。なお、分配方法はこれに限られず、例えば、行動履歴データD14を参照することなく、事業者B間で事前に定めた分配比率をチケットサーバ1に登録しておき、当該分配比率に応じて分配する等の方法を用いてもよい。
分配額データD17を作成すると、制御部11は、分配額データD17に従ってブロックチェーン台帳521を更新する旨の所定の指令を付して、分配額データD17を、通信部13から通信ネットワークを介して、図9に示すように全ての事業者端末5へと送信する。
通信部53によって分配額データD17を受信した事業者端末5においては、制御部51が、ブロックチェーン書き込みプログラム522に従って、ブロックチェーン台帳521に含まれる事業者暗号通貨データD18につき、分配額データD17に係る分配額を加算する形で更新する。
[第3 効果の説明]
以下、本実施形態の効果につき、ユーザ側、事業者側に分けて説明する。
[1 ユーザ側の効果]
本実施形態に係るチケット提供・情報管理システム100によれば、ユーザUは、娯楽目的の旅行やビジネス目的の出張等の所定の行動に含まれる複数の行程において、ユーザ端末6に送信された単一化チケットデータD9に係る一つの単一化チケットを用いて行動できることから、個々の行程ごとに個別にチケットを所持して行動する必要がなくなり、ユーザUのチケット管理の負担を低減することができる。
また、チケットサーバ1にアクセスの上、提供サービスデータベース121から利用したいサービスを選択するのみで単一化チケットを取得できることから、チケットの取得も容易となる。
また、ユーザUは、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットの作成時に、チケットサーバ1の提供サービスデータベース121に提供サービスデータD3として記憶された、多数の事業者Bが提供する、交通機関、飲食施設、宿泊施設等、多様な種類のサービスから、提供を受けるサービスを選択できる。
これによって、多様な種類のサービスで用いるチケットを一括化できることから、多様な行動計画において単一化チケットを利用することが可能となる。
また、単一化チケットデータD9に係る単一化チケットは、チケット読み取り装置4のチケット読み取り部44に読み取らせることができる一次元又は二次元のコード等により構成されることから、行動中においてチケットを提示する作業も自動的に行うことができ、迅速に行うことが可能となる。
また、単一化チケットデータD9に係る代金の決済は、暗号通貨によってなされることから、ユーザUが行動中において別途支払いを行う必要性もなく、スムーズな行動が可能となる。
また、全ての事業者端末5の記憶部52のブロックチェーン台帳521に同内容が記憶される暗号通貨により決済がなされることから、信頼性の高い決済が可能となる。
また、ブロックチェーン台帳521に各ユーザが所持する単一化チケットのデータであるチケット内容データD11が、所定の代替不可能なトークンとして記憶されていることで、ユーザU間の単一化チケットの譲渡による所有者の変更も容易となる。
[2 事業者側の効果]
本実施形態に係るチケット提供・情報管理システム100によれば、ユーザUの行動履歴に係る行動履歴データD14を始めとした各種データは、ハッシュ化された上で、ブロックチェーン台帳521として、全ての事業者端末5において同一の内容のデータが保持されていることとなる。
したがって、各事業者B、システムを提供する管理者又はその他の第三者による改ざんを防止でき、信頼性の高い情報の管理を行うことが可能となる。
これによって、事業者Bは、情報の改ざんのおそれ等について憂慮することなくシステムに参加できることから、例えば逐一情報の正確性や不正の有無につき調査をおこなう必要性がなくなる。したがって、事業者Bにシステムへの参加によって生じる負担を低減でき、事業者Bによるシステムへの参加が容易となる。
また、事業者Bは、自らの提供する交通、飲食、宿泊、保険等の各種サービスを、チケットサーバ1の提供サービスデータベース121に、提供サービスデータD3として登録するのみで、ユーザUに対して提供可能となることから、幅広いユーザUに対して、容易に多様なサービスを販売可能となる。
また、新たな事業者Bが参入する際には、当該事業者Bは、事業者データD1を登録の上、事業者端末5において一括してブロックチェーン台帳521に係るデータ等を受領するのみで参入でき、新規の事業者Bの参入の際の処理も容易となる。
また、それ以前の全ての取引の履歴が、ブロックチェーン台帳521に残されていることから、参入以前に何らかの不正やデータの改ざんがなかったことも担保されており、新規参入の事業者Bにとっても、参入時のリスクを低減できる。
また、所定期間における単一化チケットの売上額につき、チケットサーバ1において分配額データD17が作成され、これを元にブロックチェーン台帳521に含まれる事業者暗号通貨データD18を更新することで、一括して各事業者にチケット提供・情報管理システム100による売上額が分配されることから、簡易に、不正の可能性の低い公正な分配を実現できる。
さらに、このような売上額の分配の方法によれば、銀行口座等を用いる場合のように手数料を掛けずに分配を実現することが可能となる。この点は、分配額が少額であり、手数料を掛けての分配が現実的でない場合において、特に大きなメリットとなる。
100 チケット提供・情報管理システム
1 チケットサーバ(サーバ装置)
11 制御部(単一化チケットデータ送信制御手段)
12 記憶部
125 チケット発行プログラム(行動支援プログラム)
13 通信部(利用希望サービス情報取得手段)
2 暗号通貨サーバ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
3 行動履歴サーバ
31 制御部
32 記憶部
321 行動履歴送信プログラム
33 通信部
4 チケット読み取り装置
41 制御部
42 記憶部
43 通信部
44 チケット読み取り部
5 事業者端末
51 制御部
52 記憶部
521 ブロックチェーン台帳
522 ブロックチェーン書き込みプログラム
524 提供サービス登録プログラム
53 通信部
54 表示部
55 操作部
6 ユーザ端末
61 制御部(利用希望サービス情報送信制御手段、第一書き込み指示手段、決済指示手段、第二書き込み指示手段、所有者変更指示手段)
62 記憶部
621 ユーザ端末用アプリケーション(行動支援プログラム)
63 通信部(送信手段、単一化チケットデータ取得手段)
64 表示部
65 操作部
U ユーザ
B 事業者
D3 提供サービスデータ
D6 ユーザ暗号通貨データ(暗号通貨情報)
D7 利用希望サービスデータ(利用希望サービス情報)
D9 単一化チケットデータ
D11 チケット内容データ
D14 行動履歴データ
D17 分配額データ
D18 事業者暗号通貨データ
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、行動支援プログラムにおいて、
ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続されたサーバ装置を、
事業者がユーザに提供することを希望するサービスに係る情報である提供希望サービス情報を複数取得する提供希望サービス情報取得手段と、
前記提供希望サービス情報に係るサービスから前記ユーザが任意に選択した、前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段、
前記利用希望サービス情報に含まれる複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記提供希望サービス情報取得手段は、複数の種別のサービスに係る前記提供希望サービス情報を取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記提供希望サービス情報取得手段は、交通機関に加えて、少なくとも飲食施設又は宿泊施設のいずれかに係る前記提供希望サービス情報を取得することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記単一化チケットは、前記複数のサービスの利用時に所定の読み取り機によって読み取らせることができる一次元又は二次元のコードであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記単一化チケットは、前記単一化チケットの識別情報と、前記単一化チケットの所有者であるユーザの識別情報と、前記利用希望サービス情報と一致する前記単一化チケットによって利用可能なサービスに係る情報と、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記サーバ装置を、
前記利用希望サービス情報と一致する前記単一化チケットによって利用可能なサービスに係る情報を、記憶手段に記憶させる記憶制御手段としてさらに機能させ、
前記単一化チケットは、前記単一化チケットの識別情報と、前記単一化チケットの所有者であるユーザの識別情報と、を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の行動支援プログラムにおいて、
前記サーバ装置を、
前記単一化チケットの所有者に係る情報を、事業者が使用する事業者端末に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませる所有者情報書き込み指示手段、
前記単一化チケットの所有者の変更に応じて、前記ブロックチェーン台帳に書き込まれた前記単一化チケットの所有者に係る情報を更新させる所有者変更指示手段、
としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、サーバ装置において、
ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続され、
事業者がユーザに提供することを希望するサービスに係る情報である提供希望サービス情報を複数取得する提供希望サービス情報取得手段と、
前記提供希望サービス情報に係るサービスから前記ユーザが任意に選択した、前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段と、
前記利用希望サービス情報に含まれる複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
100 チケット提供・情報管理システム
1 チケットサーバ(サーバ装置)
11 制御部(単一化チケットデータ送信制御手段、記憶制御手段、所有者情報書き込み指示手段、所有者変更指示手段
12 記憶部
123 提供サービス登録プログラム(行動支援プログラム)
125 チケット発行プログラム(行動支援プログラム)
127 チケット譲渡プログラム(行動支援プログラム)
13 通信部(提供希望サービス情報取得手段、利用希望サービス情報取得手段、送信手段
2 暗号通貨サーバ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
3 行動履歴サーバ
31 制御部
32 記憶部
321 行動履歴送信プログラム
33 通信部
4 チケット読み取り装置
41 制御部
42 記憶部
43 通信部
44 チケット読み取り部
5 事業者端末
51 制御部
52 記憶部
521 ブロックチェーン台帳
522 ブロックチェーン書き込みプログラム
524 提供サービス登録プログラム
53 通信部
54 表示部
55 操作部
6 ユーザ端末
61 制御
62 記憶部
621 ユーザ端末用アプリケーショ
63 通信
64 表示部
65 操作部
U ユーザ
B 事業者
D3 提供サービスデータ(提供希望サービス情報)
D6 ユーザ暗号通貨デー
D7 利用希望サービスデータ(利用希望サービス情報)
D9 単一化チケットデータ
D11 チケット内容データ
D14 行動履歴データ
D17 分配額データ
D18 事業者暗号通貨データ

Claims (7)

  1. ユーザが使用するユーザ端末を、
    前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を、送信手段によってチケットサーバへと送信させる利用希望サービス情報送信制御手段、
    前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、前記チケットサーバから取得する単一化チケットデータ取得手段、
    として機能させる行動支援プログラム。
  2. 前記単一化チケットは、前記複数のサービスの利用時に所定の読み取り機によって読み取らせることができる一次元又は二次元のコードであることを特徴とする請求項1に記載の行動支援プログラム。
  3. 前記ユーザ端末を、
    前記ユーザが有する暗号通貨に係る情報である暗号通貨情報を、事業者が使用する事業者端末に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませるように暗号通貨サーバに指示する第一書き込み指示手段、
    前記単一化チケットに係るサービスの利用に要する費用に応じて、前記ブロックチェーン台帳に書き込まれた前記暗号通貨情報を更新させるように前記チケットサーバに指示する決済指示手段、
    としてさらに機能させる請求項1又は2に記載の行動支援プログラム。
  4. 前記ユーザ端末を、
    前記単一化チケットの所有者に係る情報を、事業者が使用する事業者端末に備えられたブロックチェーン台帳に書き込ませるように前記チケットサーバに指示する第二書き込み指示手段、
    としてさらに機能させる請求項1から3のいずれか一項に記載の行動支援プログラム。
  5. 前記ユーザ端末を、
    前記単一化チケットの所有者の変更に応じて、前記ブロックチェーン台帳に書き込まれた前記単一化チケットの所有者に係る情報を更新させるように前記チケットサーバに指示する所有者変更指示手段、
    としてさらに機能させる請求項4に記載の行動支援プログラム。
  6. ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続されたサーバ装置を、
    前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段、
    前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段、
    として機能させる行動支援プログラム。
  7. ユーザが使用するユーザ端末と通信回線を介して接続され、
    前記ユーザが行動時に利用することを希望する複数のサービスに係る情報である利用希望サービス情報を取得する利用希望サービス情報取得手段と、
    前記複数のサービスの利用に要するチケットを単一化した単一化チケットに係るデータを、送信手段によって前記ユーザ端末へと送信させる単一化チケットデータ送信制御手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
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