JP2006277400A - 盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置 - Google Patents

盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置 Download PDF

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文幸 池田
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Abstract

【課題】盗難判定の精度を向上させた盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置を提供すること。
【解決手段】水平方向の移動を検知するX軸加速度センサ101とY軸加速度センサ10
2を装置内に設け、双方の加速度センサで検出された加速度データから、水平方向での加速度、速度、変位量を求め、変位量の大きさにより、装置の移動が盗難によるものか、盗難以外の地震などによるものかを識別する。特に、高速フーリエ変換を行うX軸周波数変
換部119、Y軸周波数変換部120、およびX軸フーリエ振幅スペクトル変換部122、Y軸フーリエ振幅スペクトル変換部123により変換された各成分波の振幅特性を用いて、不規則波の振幅がどの振動成分に寄与しているかを端的に表現させることにより、装置の移動が地震によるものか、人間の歩行などによるものかを極めて高い精度で識別できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、盗難探知機能を備えた耐タンパセキュアモジュール装置に関する。
近年、物品購入端末や決済端末(POS連動型もある)など、さまざまな電子マネー(金銭と対価な電子データ)対応装置が普及してきている。これに伴い、電子マネー対応装置が盗難されるおそれも日々高まってきている。電子マネー対応装置は、その内部に暗号鍵やソースコードなど偽造・複製された場合に多大な被害の発生が想像される重要なデータが格納されている。そこで、電子マネー対応装置が盗難された場合に、盗難されたことをいち早く検知し、装置内に格納されている重要なデータである暗号鍵やソースコードなどを消去できれば、被害を最小限に抑えることが可能になる。このような機能に特化した技術は現時点では存在しないが、たとえば下記特許文献1に開示された技術を応用することで実現できる。
図12は、下記特許文献1に開示された技術を用いた盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の構成例を示すブロック図である。
図12において、X軸回転角速度センサ1201、Z軸回転角速度センサ1202は、図13に示すように、筐体が置かれる位置に対してX軸に沿う方向とZ軸に沿う方向に取
り付けられ、二次元的垂直移動範囲(Y軸の水平方向は検知しない)で筐体の角度位置を検出する。増幅回路1203,1204は、マイクロコントローラ1300内部のA/D変換部1301の基準電圧が適正電圧になるように、A/D変換部1301の分解能精度を高めるため、X軸回転角速度センサ1201、Z軸回転角速度センサ1202から出力される電圧を調整する。HPF(ハイパスカットフィルタ)1205,1206は、低周波の遮断周波数で0.3Hz程度でセンサ自身の温度ドリフトやその他の外乱要因のノイズを除去する。LPF(ローパスカットフィルタ)1207,1208は、応答周波数成分以上の高周波成分を除去する。以上のフィルタを介したX軸に沿う方向およびZ軸に沿
う方向のセンサ値が、A/D変換部1301においてそれぞれ10msごとにサンプリングされ、X軸角度変換部1302、Z軸角度変換部1303において電圧値の積分値が求められ、角度が計測される。
X軸Z軸合成部1304は、X軸に沿う方向の二乗値とZ軸に沿う方向の二乗値のルー
トミーンスクエア計算を行い、装置の角度を二次元的な数値で求める。盗難判定部1305は、装置が一定以上傾くと、メモリ消去部1306に指令を出し、メモリ1307に記憶されている各種データ(暗号鍵、プログラムコード、売上明細データなど)を消去する。これにより、暗号鍵、プログラムコードを引き出して実行処理する電子マネー処理部1308が動作不能となりICカード1400などとの動作確認ができないことになり、リバースエンジニアリング(装置内部の仕組みを解析し、複製・変造すること)が不可能となる。すなわち、装置が一定以上傾いた場合に、装置が盗難されたと判定され、リバースエンジニアリング防止処理が実行される。
また、営業停止時は、通常、装置の電源1209が切断される。したがって、電源切断時には、X軸回転角速度センサ1201、Z軸回転角速度センサ1202とマイクロコントローラ1300を、バックアップバッテリ1210から供給される電流で動作させる。この構成は、営業時間内にACケーブルなどが引き抜かれて装置が盗難された場合の処理にも有効である。
また、マイクロコントローラ1300は、消費電流の少ないスリープモード(数μA程度)で動作させないとバックアップバッテリ1210の動作時間が限定される。このため、X軸回転角速度センサ1201およびZ軸回転角速度センサ1202のLPF出力値(誤動作防止)に対して所定のしきい値を設定するコンパレータ1211を設け、当該しきい値を超えた場合に、そのLPF出力値をマイクロコントローラ1300の起動部1309へ提供し、スリープモードを脱して上記盗難判定動作を開始する。
特開平7−313649号公報
しかしながら、上記従来技術では、単に装置の傾きが一定以上になった場合に盗難判定が行われるため、たとえば、地震の影響で装置が大きく揺れたり、人間が誤って装置を移動落下させたりした場合に、それを盗難と判定してしまうという問題が発生する。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、盗難識別判定の精度を向上させた盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明の請求項1にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、X軸に沿う方向に配置されたX軸加速度センサと、Y軸に沿う方向に配置されたY軸加速度センサと、前記二つの加速度センサが検出した加速度値の増減に対し直線的に電圧を変化させる電圧制御手段と、前記二つの加速度センサが検出した加速度値が所定の値を超えるか否かを判定するコンパレータ手段と、前記コンパレータ手段の判定結果により所定の計測を開始させる計測開始起動手段と、前記二つの加速度センサが検出した加速度値に対してA/D変換を実行するA/D変換手段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された、X軸に沿う方向の加速度およびY軸方向に沿う方向の加速度それぞれの二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成加速度を求める第1の合成手段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された、X軸に沿う方向の加速度に対して時間積分を行い、X軸に沿う方向の速度を測定するX軸速度変換手段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された、Y軸に沿う方向の加速度に対して時間積分を行い、Y軸に沿う方向の速度を測定するY軸速度変換手段と、前記X軸速度変換手段および前記Y軸速度変換手段それぞれの出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成速度を求める第2の合成手段と、前記X軸速度変換手段の出力値に対して時間積分を行い、X軸に沿う方向の変位量を測定するX軸変位量変換手段と、前記Y軸速度変換手段の出力値に対して時間積分を行い、Y軸に沿う方向の変位量を測定するY軸変位量変換手段と、前記X軸変位量変換手段および前記Y軸変位量変換手段それぞれの出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成変位量を求める第3の合成手段と、前記X軸変位量変換手段の出力値に対して高速フーリエ変換を行い、X軸に沿う方向の周波数を求めるX軸周波数変換手段と、前記Y軸変位量変換手段の出力値に対して高速フーリエ変換を行い、Y軸に沿う方向の周波数を求めるY軸周波数変換手段と、前記X軸周波数変換手段の出力値の各成分波の振幅の絶対値に対して所定の解析時間を乗じてX軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムを求めるX軸フーリエ振幅スペクトル変換手段と、前記Y軸周波数変換手段の出力値の各成分波の振幅の絶対値に対して所定の解析時間を乗じてY軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムを求めるY軸フーリエ振幅スペクトル変換手段と、前記X軸フーリエ振幅スペクトル変換手段および前記Y軸フーリエ振幅スペクトル変換手段のそれぞれ出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成フーリエ振幅スペクトルを求める第4の合成手段と、前記第1〜第4の合成手段の出力値に基づいて、装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定する盗難識別判定手段と、を備えていることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定する精度を向上させることができる。
また、請求項2にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、請求項1に記載の発明において、前記第2の合成手段の出力値から速度持続時間を求め、この速度持続時間に基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する合成速度検出記憶手段と、前記第3の合成手段の出力値から変位量持続時間を求め、この変位量持続時間に基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する変位量検出記憶手段と、前記第4の合成手段の出力値からフーリエ振幅パワースペクトラムを求め、このフーリエ振幅パワースペクトラムに基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶手段と、を備え、前記盗難識別判定手段が、前記合成速度検出記憶手段、前記変位量検出記憶手段、および前記合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶手段の出力値を用いて装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定することを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、盗難判定の精度をより向上させることができる。
また、請求項3にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、請求項1または2に記載の発明において、さらに、充電式バッテリバックアップ手段を備えていることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、何らかの原因で電源が切断された場合であっても、正常に盗難判定を行うことができる。
また、請求項4にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、電子マネーに関する各種データを記憶するメモリ手段と、前記盗難識別判定手段により装置の移動が盗難によるものであることが判定された場合に、前記メモリ手段に記憶されている電子マネーに関する各種データを消去するメモリ消去手段と、を備えていることを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、装置が盗難された場合、すばやく電子マネーに関する各種データが消去され、暗号鍵やソースコードなどの偽造・複製を防止できる。
また、請求項5にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、筐体が有色樹脂により封入されていることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、装置内部の各手段が破壊されるような不法行為を防止できる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定する精度を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明によれば、盗難判定の精度をより向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明によれば、何らかの原因で電源が切断された場合であっても、正常に盗難判定を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明によれば、装置が盗難された場合、すばやく電子マネーに関する各種データが消去され、暗号鍵やソースコードなどの偽造・複製を防止できるという効果を奏する。
また、請求項5に記載の発明によれば、装置内部の各手段が破壊されるような不法行為を防止できるという効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の構成を示すブロック図である。この盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、従来のような角度を求める方式ではなく、加速度センサを用いて最終的に装置の移動距離(変位量)を検出することで、盗難か地震かの判定を行う方式を採用している。
図1において、X軸加速度センサ101、Y軸加速度センサ102は、図2に示すように、装置筐体が置かれる位置に対してX軸に沿う方向とY軸に沿う方向に取り付けられ、
二次元的範囲で筐体の移動速度ないし、変位量(移動距離)を検出する。なお、ここでは増幅回路を省略してあるが、精度を高めたい場合は、従来装置に備えられているような増幅回路を追加しても良い。ただし、この実施の形態では、変位量などにそれほどの精度が要求されないため省略している。
X軸加速度センサ101、Y軸加速度センサ102が0.05m/s2以上の加速度(震度3以上、もしくは人間の歩行開始最低速度)を検出すると、しきい値判別のためのコンパレータ103が作動する。電源切断の場合はトリガとしてスリープしていたマイクロコントローラ110を起動し、計測開始起動部128に指令を送り計測を開始させる。
X軸加速度センサ101、Y軸加速度センサ102で測定されたX軸に沿う方向の加速度値、Y軸に沿う方向の加速度値は、マイクロコントローラ110内部のA/D変換部111に入力される。このA/D変換部111では、3msごとにサンプリングされた値を出力する。なお、このサンプリング値は一例で、たとえば、図3−1〜図3−4に示すように、地震の周波数帯域を30Hz程度まで計測するため、標本化定理からデジタルサンプリング誤差を考慮して、10倍程度のサンプリング周期として3msとしている。そして、X軸Y軸合成部112で、X軸に沿う方向の加速度の二乗値とY軸に沿う方向の加速度の二乗値のルートミーンスクエア計算を行い、現在の装置筐体の加速度を二次元的な数値で求める。ここで求められた値は、合成加速度検出記憶部113に3msごとのシーケンシャルで記憶される。また、その値は、計測開始時刻とともにログデータとして記憶される。
その計測開始時刻は、合成速度検出記憶部116や変位量検出記憶部121、合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶部124へ伝達される。そして、計測の開始同期時刻合わせとそのときの各時刻ログデータの時刻を比較し、盗難識別判定部125の判断シーケンスプログラムに利用する。
次に、X軸速度変換部114は、A/D変換部111から出力された加速度値を積算(時間積分)し、X軸に沿う方向の速度を計測する。同様に、Y軸速度変換部115は、A/D変換部111から出力された加速度値を積算(時間積分)し、Y軸に沿う方向の速度を計測する。そして、X軸Y軸合成部129が、X軸に沿う方向の速度の二乗値とY軸に沿う方向の速度の二乗値のルートミーンスクエア計算を実行し、現在の装置筐体の速度を二次元的な数値で求める。ここで求められた値は、合成速度検出記憶部116に3msごとのシーケンシャルで記憶される。
さらに、X軸速度変換部114からの出力である速度値は、X軸変位量変換部117に
入力される。このX軸変位量変換部117は、入力された速度値を積算(時間積分)し、
X軸に沿う方向の変位量を計測する。同様に、Y軸速度変換部115からの出力である速度値が、Y軸変位量変換部118に入力される。このY軸変位量変換部118は、入力された速度値を積算(時間積分)し、Y軸に沿う方向の変位量を計測する。そして、X軸Y軸合成部130が、X軸に沿う方向の変位量の二乗値とY軸に沿う方向の変位量の二乗値のルートミーンスクエア計算を実行し、現在の装置筐体の変位量を二次元的な数値で求める。ここで求められた値は、変位量検出記憶部121に記憶される。
X軸に沿う方向の変位量は、所定のサンプリング周期で取得された標本数がX軸周波数
変換部119へ入力され、ここで周期離散データに対する高速フーリエ変換計算が実行される。ここで、たとえば、図4に示すように加速度0.05m/s2以上が30秒間持続したとすると、サンプリング数は30s/3ms=10000サンプルとなる。ただ、高速フーリエ変換(FFT)をより高速に実行するため標本数を8192点と簡略間引きする場合もある。一方、Y軸に沿う方向の変位量も、所定のサンプリング周期で取得された標本数がY軸周波数変換部120へ入力され、ここで周期離散データに対する高速フーリエ変換計算が実行される。そして、X軸周波数変換部119からの出力値は、X軸フーリ
エ振幅スペクトル変換部122へ入力され、X軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムが求められる。
ここでは、高速フーリエ変換された各成分波の振幅の絶対値にTd/2(Td:N×Δt:Nはサンプリング標本数でΔtはサンプリング周期)の解析時間が乗じられ、振動周波数ごとに並べられる。一方、Y軸周波数変換部120からの出力値は、Y軸フーリエ振幅スペクトル変換部123へ入力され、Y軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムが求められる。ここでは、高速フーリエ変換された各成分波の振幅の絶対値にTd/2(Td:N×Δt:Nはサンプリング標本数でΔtはサンプリング周期)の解析時間が乗じられて、振動周波数ごとに並べられる。なお、これらX軸フーリエ振幅スペクトル変換部122、Y軸フーリエ振幅スペクトル変換部123で求められるものは、各成分波の振幅特性を表しており、不規則波の振幅がどの振動成分に寄与しているかを端的に表現するものであり、地震波か(図3−1〜図3−4を参照)、人間の歩行振動波(図5、図6を参照)を識別するために利用される。
そして、X軸Y軸合成部131が、X軸フーリエ振幅スペクトル変換部122からの出力値とY軸フーリエ振幅スペクトル変換部123からの出力値とから、フーリエ振幅スペクトルの合成値を求める。この合成値は合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶部124に計測開始時刻とともにログデータとして記憶される。
そして、X軸に沿う方向の変位量とY軸に沿う方向の変位量が一旦0となり、5分以上変位量の変化がない状態が継続するまで計測したのち、合成加速度検出記憶部113、合成速度検出記憶部116、変位量検出記憶部121、および合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶部124の同期をとり、盗難識別判定部125が判定を開始する。
盗難識別判定部125は、変位量が一定になると、メモリ消去部126に指令を出してメモリ127に記憶されている各種データ(暗号鍵、プログラムコード、売上明細データなど)を消去する。これにより、暗号鍵、プログラムコードを引き出して実行処理する電子マネー処理部132が動作不能となりICカード133などとの動作確認ができないことになり、リバースエンジニアリング(装置内部の仕組みを解析し、複製・変造すること)が不可能となる。
また、営業停止時は、通常、装置の電源134が切断される。したがって、電源切断時には、X軸加速度センサ101,Y軸加速度センサ102とマイクロコントローラ110を、バックアップバッテリ135から供給される電流で動作させる。この構成は、営業時間内にACケーブルなどが引き抜かれて装置が盗難された場合の処理にも有効である。
また、この盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の筐体を有色樹脂で封入すれば、装置内部の各手段が破壊されるような不法行為を防止することができる。
次に、盗難識別判定部125で用いられるアルゴリズムについて説明する。図7は、このアルゴリズムを作成する上での、盗難と地震との識別条件を示す図表である。また、図8は、図7に示した各条件から盗難ないし大地震で装置が電源切断状態になった場合の盗難と地震の識別条件マトリックスを示す図表である。なお、地震の震度と加速度との関係は、図9に示す図表のとおりである。
この実施の形態では、図8の判別条件(a)〜(c)では盗難か、地震かは判別不能とした。一方、図8の判別条件(d)〜(h)は、盗難識別判定部125におけるアルゴリズムとして有効なものと考えられる。特に、(h)変位量持続時間が盗難と地震では大きく異なる。また、(g)変位量も大きく異なるものと推定できる。また、盗難の場合は、最初は人間が装置筐体を移動させ、そのまま自動車まで持ち歩いて運ぶか、一旦台車に移して移動させ、車、バイク、自転車、徒歩などで持ち去ると思われる。変位量が100m以上となるかは審議が分かれるが、盗難者の心理を踏まえ、設置場所から100m以内にとどまる移動は常識的に考えにくい。しかも、100m以内であれば、捜査範囲として限定できる。また(e)フーリエ振幅帯域も歩行や自動車と地震では明らかに違いをみせると判断でき、(f)フーリエ振幅パワースペクトラムも大幅な違いをみせると判断できる。なお、保守点検では、一旦重要データはすべて消去する仕組み(保守者がデータを盗み取ることを防止するため)としているため、アルゴリズムから除外している。
以上を踏まえ、盗難識別処理の手順を示す。図10は、この盗難識別判定処理の手順を示すフローチャートである。
図10に示すフローチャートにおいて、加速度が0.25m/s2より大きいか否かを検出する(ステップS1001)。ここで、加速度が0.25m/s2より大きくない場合(ステップS1001:No)は、再度ステップS1001の処理を実行する。一方、加速度が0.25m/s2より大きい場合(ステップS1001:Yes)は、各種計測処理を実行する(ステップS1002)。変位量0の状態が5分継続したか否かを検出する(ステップS1003)。ここで、変位量0の状態が5分継続していない場合(ステップS1003:No)は、ステップS1002へ戻る。
変位量0の状態が5分継続した場合(ステップS1003:Yes)は、合成速度検出記憶部116の内容である速度持続時間が60秒以上か否かを検出する(ステップS1004)。速度持続時間が60秒未満である場合(ステップS1004:No)は、処理を終了する。一方、速度持続時間が60秒以上である場合(ステップS1004:Yes)は、変位量検出記憶部121の内容である変位時間が120秒以上であるか否かを検出する(ステップS1005)。変位時間が120秒未満である場合(ステップS1005:No)は、処理を終了する。一方、変位時間が120秒以上である場合(ステップS1005:Yes)は、続いて変位量検出記憶部121の内容である変位量が100m以上であるか否かを検出する(ステップS1006)。変位量が100m未満である場合(ステップS1006:No)は、処理を終了する。
一方、変位量が100m以上である場合(ステップS1006:Yes)は、続いて合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶部124の内容であるフーリエ振幅パワースペクトラムが0〜5Hz<90パーセント以下であるか否かを検出する(ステップS1007)。フーリエ振幅パワースペクトラムが0〜5Hz<90パーセント以下でない場合(ステップS1007:No)は、処理を終了する。一方、フーリエ振幅パワースペクトラムが0〜5Hz<90パーセント以下である場合(ステップS1007:Yes)は、盗難発生と判定し、メモリ127の内容を消去し(ステップS1008)、処理を終了する。
また、電源が切断されていない状態を作出して装置が盗難される場合もありうる。たとえば、盗難者がUPS(無停電電源装置)を用いるような場合である。図11は、このような電源稼動時における装置筐体の盗難と地震との識別条件マトリックスを示す図表である。この場合においても処理手順は図10に示したフローチャートと同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、水平方向の移動を検知するX軸加速度センサ101とY軸加速度センサ102を装置内に設け、双方の加速度センサ101,102で検出された加速度データから、水平方向(X軸、Y軸の合成量)での加速度、速度、変位量(移動距離)を求め、
変位量の大きさにより、装置の移動が盗難によるものか、盗難以外の地震などによるものかを識別する。特に、高速フーリエ変換を行う周波数変換手段(X軸周波数変換部119
、Y軸周波数変換部120)およびフーリエ振幅スペクトル変換手段(X軸フーリエ振幅スペクトル変換部122、Y軸フーリエ振幅スペクトル変換部123)により変換された各成分波の振幅特性を用いて、不規則波の振幅がどの振動成分に寄与しているかを端的に表現させることにより、装置の移動が地震によるものか、人間の歩行などによるものかを極めて高い精度で識別できる。
以上のように、この発明にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置は、各種電子マネー対応装置に有用であり、特に、盗難の危険性が高い電子マネー対応装置に適している。
この発明の実施の形態にかかる盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の構成を示すブロック図である。 加速度センサの取り付け位置を示す図である。 各震度レベルの地震時のフーリエ振幅スペクトルの一例を示す図である。 各震度レベルの地震時のフーリエ振幅スペクトルの一例を示す図である。 各震度レベルの地震時のフーリエ振幅スペクトルの一例を示す図である。 各震度レベルの地震時のフーリエ振幅スペクトルの一例を示す図である。 マグニチュード7クラスの地震時の加速度と時刻歴の一例を示す図である。 歩行開始時の進行方向体重心速度例と概算歩行速度の関係を示す図である。 歩行開始時の近似速度曲線例と概算加速度の関係を示す図である。 盗難と地震の識別条件を示す図表である。 盗難ないし大地震で装置が電源切断状態になった場合の盗難と地震の識別条件マトリックスを示す図表である。 地震の震度と加速度の関係を示す図表である。 盗難識別判定処理の手順を示すフローチャートである。 電源稼動時における装置筐体の盗難と地震の識別条件マトリックスを示す図表である。 従来の盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置の構成を示すブロック図である。 回転角速度センサの取り付け位置を示す図である。
符号の説明
101 X軸加速度センサ
102 Y軸加速度センサ
103 コンパレータ
110 マイクロコントローラ
111 A/D変換部
112,129,130,131 X軸Y軸合成部
113 合成加速度検出記憶部
114 X軸速度変換部
115 Y軸速度変換部
116 合成速度検出記憶部
117 X軸変位量変換部
118 Y軸変位量変換部
119 X軸周波数変換部
120 Y軸周波数変換部
121 変位量検出記憶部
122 X軸フーリエ振幅スペクトル変換部
123 Y軸フーリエ振幅スペクトル変換部
124 合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶部
125 盗難識別判定部
126 メモリ消去部
127 メモリ
128 計測開始起動部
132 電子マネー処理部
133 ICカード
134 電源
135 バックアップバッテリ

Claims (5)

  1. X軸に沿う方向に配置されたX軸加速度センサと、
    Y軸に沿う方向に配置されたY軸加速度センサと、
    前記二つの加速度センサが検出した加速度値の増減に対し直線的に電圧を変化させる電圧制御手段と、
    前記二つの加速度センサが検出した加速度値が所定の値を超えるか否かを判定するコンパレータ手段と、
    前記コンパレータ手段の判定結果により所定の計測を開始させる計測開始起動手段と、
    前記二つの加速度センサが検出した加速度値に対してA/D変換を実行するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段によりA/D変換された、X軸に沿う方向の加速度およびY軸方向に沿う方向の加速度それぞれの二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成加速度を求める第1の合成手段と、
    前記A/D変換手段によりA/D変換された、X軸に沿う方向の加速度に対して時間積分を行い、X軸に沿う方向の速度を測定するX軸速度変換手段と、
    前記A/D変換手段によりA/D変換された、Y軸に沿う方向の加速度に対して時間積分を行い、Y軸に沿う方向の速度を測定するY軸速度変換手段と、
    前記X軸速度変換手段および前記Y軸速度変換手段それぞれの出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成速度を求める第2の合成手段と、
    前記X軸速度変換手段の出力値に対して時間積分を行い、X軸に沿う方向の変位量を測定するX軸変位量変換手段と、
    前記Y軸速度変換手段の出力値に対して時間積分を行い、Y軸に沿う方向の変位量を測定するY軸変位量変換手段と、
    前記X軸変位量変換手段および前記Y軸変位量変換手段それぞれの出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成変位量を求める第3の合成手段と、
    前記X軸変位量変換手段の出力値に対して高速フーリエ変換を行い、X軸に沿う方向の周波数を求めるX軸周波数変換手段と、
    前記Y軸変位量変換手段の出力値に対して高速フーリエ変換を行い、Y軸に沿う方向の周波数を求めるY軸周波数変換手段と、
    前記X軸周波数変換手段の出力値の各成分波の振幅の絶対値に対して所定の解析時間を乗じてX軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムを求めるX軸フーリエ振幅スペクトル変換手段と、
    前記Y軸周波数変換手段の出力値の各成分波の振幅の絶対値に対して所定の解析時間を乗じてY軸に沿う方向のフーリエ振幅パワースペクトラムを求めるY軸フーリエ振幅スペクトル変換手段と、
    前記X軸フーリエ振幅スペクトル変換手段および前記Y軸フーリエ振幅スペクトル変換手段のそれぞれ出力値の二乗値に対してルートミーンスクエア計算を行い、合成フーリエ振幅スペクトルを求める第4の合成手段と、
    前記第1〜第4の合成手段の出力値に基づいて、装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定する盗難識別判定手段と、
    を備えていることを特徴とする盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置。
  2. 前記第2の合成手段の出力値から速度持続時間を求め、この速度持続時間に基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する合成速度検出記憶手段と、
    前記第3の合成手段の出力値から変位量持続時間を求め、この変位量持続時間に基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する変位量検出記憶手段と、
    前記第4の合成手段の出力値からフーリエ振幅パワースペクトラムを求め、このフーリエ振幅パワースペクトラムに基づき装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判別する合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶手段と、
    を備え、
    前記盗難識別判定手段は、前記合成速度検出記憶手段、前記変位量検出記憶手段、および前記合成フーリエ振幅スペクトル変換記憶手段の出力値を用いて装置の移動が盗難によるものか、その他の要因によるものかを判定することを特徴とする請求項1に記載の盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置。
  3. さらに、充電式バッテリバックアップ手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置。
  4. 電子マネーに関する各種データを記憶するメモリ手段と、
    前記盗難識別判定手段により装置の移動が盗難によるものであることが判定された場合に、前記メモリ手段に記憶されている電子マネーに関する各種データを消去するメモリ消去手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置。
  5. 筐体が有色樹脂により封入されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の盗難探知機能付耐タンパセキュアモジュール装置。

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