JP2006276942A - 電子イレイザー、電子筆記具および情報処理システム - Google Patents

電子イレイザー、電子筆記具および情報処理システム Download PDF

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和彦 柳田
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Abstract

【課題】 手書き情報を電子情報として記録するための入力デバイスにおいて、手書きイメージが確実に消去されたことを認識して電子情報に反映させる。
【解決手段】 所定の画形材でコード画像が記録され、熱または特定の光に反応して消色する消色インクが付着された媒体に対して加熱あるいは特定の光を照射するためのヘッド11と、コード画像を検知するコード検知部12と、消色インクで媒体上に記された画像を可視光域で検知するイメージ検知部13と、コード検知部12によるコード画像の検知結果に基づいて媒体上の位置を特定し、イメージ検知部13による検知結果に基づいて媒体上の特定の位置における消色インクで記された画像が消去されたことを判断する消去判断部14とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ペンによる手書き情報を電子情報として記録するための入力デバイスに関し、特に手書き情報を消去した場合にかかる消去情報を入力するデバイスに関する。
電子ペンは、紙等の媒体にペンで記入することにより、その手書きイメージや記入操作を電子情報として入力可能な入力デバイスである。手書き入力を実現する仕組みとして、媒体表面にコード画像を記録しておき、このコード画像を光学的に読み取ることでペン先の位置およびペン先が動いた軌跡を認識するシステムがある。
ところで、ペンによる手書きを行った場合、誤記の修正等のために、一度書かれた線図を消したい場合がある。このような場合、手書きイメージが電子情報としても入力される電子ペンでは、実際に媒体表面に書かれたイメージと電子的に入力されたイメージデータとを共に消去することが必要となる。電子ペンで手書きされたイメージを消去するための従来技術としては、用紙に手書きされたイメージを消しゴムで消し、その消しゴムが動いた用紙上の軌跡を読み取って電子情報を取得する技術がある(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、用紙に記録された位置情報を表すドットを撮影し、撮影されたドットの動きから消しゴムの移動軌跡を認識している。
また、他の従来技術として、修正インクを紙面に塗布することで紙面上の手書きイメージを消し、この修正インクを塗布する際のペン先の移動軌跡を読み取って電子情報を取得する技術がある(例えば、特許文献2参照)。この技術では、紙面に赤外線を吸収する材料で位置コードを記録しておき、修正インクとして赤外線を透過する材料を用いる。そして、修正インクを塗布しながら赤外線で位置コードを読み取ることにより、ペン先の移動軌跡を認識している。
特開2004−94558号公報 特開2003−308163号公報
上述したように、電子ペンで手書きされたイメージを消す場合、媒体表面に手書きされたイメージを消すと共に、そのイメージの電子情報も消去する必要がある。しかし、上述したこの種の従来のデバイスは、手書きイメージを消す動作(消去動作)が行われたことを検知し、かつ消しゴムやペン先の移動軌跡を読み取ることによって、手書きイメージが消されたと認識する。そのため、実際には手書きイメージが消えていない場合でも、デバイスが消去動作を検知して手書きイメージが消されたと認識してしまう可能性があった。
さらに、消しゴムによって手書きイメージを消す特許文献1の従来技術では、消しゴムで用紙を擦ることで手書きイメージを消すため、位置情報を表すドットも一緒に消してしまうおそれがあった。また、消しゴムのかすによってドットが隠されてしまった場合、前後のドットの情報から認識できなかったドットを推測することが記載されているが、このときに誤った推測を行ってしまう可能性もなしとは言えない。
また、修正インクを塗布する特許文献2の従来技術では、修正インクとして赤外線を透過する材料を用い、手書きイメージが修正インクの塗布により視認できなくなっても、赤外線吸収材で記録された位置コードは読み取れるようにしている。しかし、可視の波長の光を反射し、赤外線を透過するインクの材料(顔料)が具体的に開示されていないため、実現できない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、手書きイメージが確実に消去されたことを認識して電子情報に反映させることができるデバイスを提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、次のような電子デバイスとして実現される。このデバイスは、媒体上に記された画像(手書きイメージ)を消去すると共に、その画像の電子情報に対しても消去を反映させるためのデバイスであり、所定の画形材でコード画像が記録され熱に反応して消色する消色インクが付着された媒体を加熱するためのヘッドと、コード画像を検知する第1の検知部と、消色インクで媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて媒体上の位置を特定し、第2の検知部による検知結果に基づいて媒体上の特定の位置における消色インクで記された画像の有無を判断する判断部とを備える。
より好ましくは、このヘッドは、可視光に対する透過性を有する発熱体、例えばネサガラスで構成される。この場合、第2の検知部は、ヘッドの後方に設けられ、ヘッドを通して媒体上に記された画像を検知することが好ましい。また、赤外線発光器からヘッドを通して赤外線を消色インクに照射することで消色を実現しても良い。この場合、赤外線発光器が発する赤外光は、媒体を加熱するのに適した波長および光量が選ばれるべきである。また、赤外線を照射する際の光軸と第2の検知部の光軸とを、光学系の一部を共用する等の手段により、一致させることが好ましい。
また、本発明の電子デバイスは、次のように構成することもできる。このデバイスは、所定の画形材でコード画像が記録され特定の光に反応して消色する消色インクが付着された媒体に対して特定の光を照射するための発光器およびヘッドと、コード画像を検知する第1の検知部と、消色インクで媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて媒体上の位置を特定し、第2の検知部による検知結果に基づいて媒体上の特定の位置における消色インクで記された画像の有無を判断する判断部とを備える。
より好ましくは、発光器から発射された光を媒体へ導くヘッドの光軸と第2の検知部の光軸とが一致するように構成すべきである。また、発光器としては、消色インクが反応する光(赤外光、紫外光等)に応じて、赤外線発光器や紫外線発光器等が適宜選択される。この場合、ヘッドの部材としては、発光器の種類に合わせて、赤外線を透過する部材や紫外線を透過する部材が適宜選択される。
これらの電子デバイスにおいて、より詳細には、判断部は、媒体上の特定の位置で、所定の時点において消色インクで記された画像が有ると判断し、その後の所定の時点において画像がないと判断した場合に、消色インクで記された画像が消去されたと判断する。あるいは、この判断部は、媒体上の特定の位置において消色インクで記された画像がないと判断した場合に、この特定の位置に関する画像の電子情報を取得して照合し、照合結果に基づいて消色インクで記された画像が消去されたか否かを判断する。この電子情報は、予めデバイスに設けられたメモリに格納しておいた情報を読み出して用いても良いし、外部のサーバに問い合わせて取得しても良い。
また、上記の目的を達成する他の本発明は、次のような電子デバイスとしても実現できる。このデバイスは、熱に反応して消色する消色インクを格納したカートリッジと、カートリッジに格納された消色インクを所定の画形材でコード画像が記録された媒体に付着させるペン先と、この媒体を加熱するためのヘッドと、コード画像を検知する第1の検知部と、消色インクで媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて媒体上の位置を特定し、第2の検知部による検知結果に基づいて媒体上の特定の位置における消色インクで記された画像の有無を判断する判断部とを備える。そして、この判断部は、媒体上の特定の位置で、所定の時点において消色インクで記された画像が有ると判断し、その後の所定の時点において画像がないと判断した場合に、消色インクで記された画像が消去されたと判断する。
さらに、他の本発明は、次のような情報処理システムとしても実現される。このシステムは、媒体上に記録されたコード画像を検知して、かかる媒体上の位置情報を読み取る第1の読み取り手段と、この媒体上のイメージ画像を可視光域で検知し、位置情報により特定される媒体上の位置に対応付けてイメージ画像を認識する第2の読み取り手段と、第2の読み取り手段によって認識されたイメージ画像の電子情報を保持するデータ保持手段と、第2の読み取り手段によって認識されたイメージ画像とデータ保持手段から取得した電子情報とに基づき、媒体上の特定の位置で、所定の時点でイメージ画像が有ると判断され、その後の所定の時点においてイメージ画像がないと判断される場合に、イメージ画像が消去されたと判断する判断手段とを備える。
以上のように構成された本発明によれば、媒体の特定の場所におけるイメージの有無を可視光によって検知し、その結果に基づいて消色インクの色が消去されたことを判断するため、イメージが媒体上で確実に消去されたことを認識し、その結果を電子情報に反映させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
本実施形態では、紙等の媒体表面に位置を示すコード画像が記録されており、所定のデバイスを媒体上で移動させながらこのコード画像を読み取ることにより、デバイスの移動軌跡を電子情報として取得するシステムを考える。ここで、コード画像は、例えば赤外線を吸収する不可視の画形材(トナー等)で記録されており、デバイスは媒体表面に赤外線を照射し赤外線センサにて反射を検知することにより読み取ることができる。以下の説明では、コード画像を形成する画形材は、いわゆる近赤外光領域の800nm(ナノメートル)〜900nmの波長域に吸収ピークを有する材料を用いるものとする。また、本実施形態では、手書きイメージを書くためのインク(筆記具用水性インク組成物)として、熱に反応して消色する消色インクを用いる。そして、本実施形態の手書きイメージ消去デバイスである電子イレイザーは、消色インクでイメージが書かれた媒体表面を加熱することにより、消色インクを変性させ、イメージを消去する。なお、消色インクの詳細については後述する。
図1は、本実施形態の手書きイメージ消去デバイスである電子イレイザーの構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の電子イレイザー10は、媒体表面に書かれたイメージを消去するためのヘッド11と、コード画像を検知するためのコード検知部12と、媒体表面に書かれたイメージを可視光で検知するイメージ検知部13とを備える。また、コード検知部12およびイメージ検知部13の検知結果に基づいてイメージの消去を判断する消去判断部14と、消去判断部14の判断結果をサーバへ送信する通信部15と、電力を供給する電源16とを備える。これら電子イレイザー10の構成は、例えばペン型のケースに収納される。
ヘッド11は、通電することで発熱する発熱体にて実現され、媒体を加熱することにより媒体に付着された消色インクを変性させて消去する。ヘッド11を構成する発熱体としては、後述するイメージ検知部13と位置を合わせるために、可視光領域の透過性を有する部材で形成することが好ましい。具体的には、例えば表面が導電性を有し透明電極として用いられるネサガラス(SnO2)を用いることができる。ネサガラスによる透明電極を用いることにより、イメージ検知部13をヘッド11の後方に位置させ、ヘッド11を通して媒体に書かれたイメージ(媒体表面に付着した消色インク)を検知することが可能となる。ヘッド11の電力は電源16から供給される。また、電力供給の制御は、例えば電子イレイザー10のケースの外部にスイッチを設け、ユーザがスイッチのオン・オフを切り換えて制御することができる。また、電子イレイザー10におけるヘッド11を設けた位置に圧力センサを設けておき、ヘッド11が媒体表面に押圧されたことを圧力センサが感知して電力供給が開始されるようにしても良い。
コード検知部12は、赤外光を発光する発光ダイオードと赤外光を感知するセンサとで実現され、媒体表面に赤外線を照射し、その反射光を感知して媒体表面に記録されているコード画像を検知する。したがって、コード検知部12が発光し感知する赤外光は、コード画像を形成する画形材によって吸収される波長域(800nm〜900nm)の光である。また、イメージを消すという電子イレイザー10の使用目的から、コード検知部12は、媒体表面に近接した状態でコード画像の検出を行うので、赤外光の発光量は微量で良い。なお、コード画像から得られる位置情報は容易にオフセット補正できるので、コード検知部12により検知されるコード画像の位置は、必ずしもヘッド11によりイメージを消す位置と一致していなくても良い。
イメージ検知部13は、可視光を感知するセンサで実現され、媒体表面からの反射光を感知して、媒体表面における消色インクの色(以下、適宜インク色と略記する)の有無(イメージが書かれているか否か)を検知する。イメージ検知部13において感知する光の波長は、可視光全域であっても良いし、インク色に特化しても良い。イメージ検知部13は、上述したように、ヘッド11の後方に、ヘッド11を通して可視光を感知するように設けられる。これにより、ヘッド11で加熱した場所をモニターすることが可能となり、ヘッド11で加熱することによって消色インクの色が消えたことを認識することが可能となる。
消去判断部14は、所定のデータ処理を行うプロセッサとメモリで実現され、コード検知部12およびイメージ検知部13の検知結果に基づき、媒体上に付着された消色インクの色が消去されたか否かの判断を行う。すなわち、コード検知部12およびイメージ検知部13と消去判断部14とで、媒体に書かれたイメージを読み取るイメージ読み取り手段として機能する。消色インクの色が消去されるとは、媒体上の特定の場所でイメージ検知部13による検知結果がインク色有りの状態からインク色なしの状態に変化することを意味する。したがって、消去判断部14は、媒体上の位置を特定し、その位置におけるイメージ検知部13による検知結果を解析し、時間的な変化(すなわち、以前はインク色が検知されたが現在は検知されなくなったという変化)があったか否かを判断する。消色インクの有無については、例えば、消色インクの色の濃度に対して予め閾値を設けておき、イメージ検知部13の検知結果において、消色インクの色が閾値以上の濃度で感知されれば消色インクが付着していると判断し、それ以外の場合は消色インクが付着していない、または変性して色が消えたと判断することができる。
また、消去判断部14は、消色インクの色の消去に対する判断処理を行うため、コード検知部12の検知結果に基づいて媒体上の位置の特定を行う。すなわちこの場合、コード検知部12と消去判断部14とで、コード画像により特定される媒体上の位置を認識するコード読み取り手段として機能する。具体的には、消去判断部14は、まずコード検知部12により得られた画像データを整形し、整形された画像からコード画像におけるビットパターンを抽出する。そして、抽出されたビットパターンを解析して同期コードを検出する。次に、消去判断部14は、検出された同期コードの位置を基準として、コード画像に記述されている2次元コードを検出しコード情報を読み取る。そして、読み取ったコード情報を復号し、元の情報を復元する。この復元された元の情報には、媒体上の位置を特定する座標情報が含まれている。この座標情報により、消去判断部14は、ヘッド11が接している媒体上の位置を認識することができる。なお、上述したように、コード検知部12により検知されるコード画像の位置がヘッド11の接している位置からずれている場合は、必要に応じて復元された座標情報を補正することにより、正確なヘッド11の位置を得ることができる。
図2は、消去判断部14による消色インクの色の消去に対する判断処理を示すフローチャートである。
図2に示すように、消去判断部14は、ヘッド11に電力供給が開始されると、この時点でのコード検知部12およびイメージ検知部13の検知結果を取得し、メモリに格納して保持する(ステップ201)。そして、ヘッド11への電力供給が遮断された場合(ステップ202)、または一定時間が経過した後に(ステップ203)、再度コード検知部12およびイメージ検知部13の検知結果を取得する(ステップ204)。
次に、消去判断部14は、メモリに保持しているヘッド11への電力供給開始時の検知結果(ステップ201で取得した検知結果)を読み出し、ステップ204で取得した検知結果と比較する(ステップ205)。ここで、コード検知部12による検知結果が同一であれば、イメージ検知部13の検知結果が媒体の同一の場所に対する検知結果であることがわかる。そして、イメージ検知部13の検知結果が異なっていれば、コード検知部12の検知結果から特定される媒体上の場所で、消色インクの状態が変化したことがわかる。したがって、コード検知部12による検知結果が同一(媒体上の同じ位置)であって、かつイメージ検知部13の検知結果がインク色有りの状態からインク色なしの状態に変化していれば(ステップ206)、消去判断部14は、媒体上の特定の場所に付着していた消色インクの色が消去されたと判断する(ステップ207)。
通信部15は、外部装置であるサーバと接続するための通信インターフェイスにより実現され、消去判断部14による判断結果、すなわちコード画像から得られた位置情報(座標情報)と、この位置で消色インクによるイメージが消去されたことを示す情報とをサーバへ送信する。サーバでは、この情報に基づいて、電子ペンによる手書きイメージの電子情報が更新される。通信部15とサーバとの接続には、例えばUSB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
電源16は、ヘッド11を通電して加熱させるための電力を供給すると共に、コード検知部12、イメージ検知部13、消去判断部14および通信部15が動作するための電力を供給する。電源16としては、電子イレイザー10の内部にバッテリを装着して用いても良いが、通信部15とサーバとの接続にUSBが用いられている場合は、USBポートから電力供給を受けることが可能である。
ところで、上述した消去判断部14による消色インクの色の消去に対する判断は、媒体の特定の場所におけるインク色の有無を判断することと、インク色がないと判断された場所において以前はインク色が検知されたか否かを認識することに分けて考えることができる。このように考えれば、上記のようにヘッド11による消色インクの色を消去する動作と連動することなく、所定の時点におけるイメージ検知部13の検知結果を取得することによって、消色インクの色が消去されたか否かを判断することができる。この場合、イメージ検知部13の検知結果を得た媒体上の場所において、以前に手書きイメージが書かれていたか否かを知るには、通信部15によりサーバにアクセスし、該当場所の情報を取得すれば良い。
図3は、この場合の消去判断部14による判断処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、消去判断部14は、所定の時点でコード検知部12およびイメージ検知部13の検知結果を取得し、メモリに格納して保持する(ステップ301)。検知結果の取得は、電子イレイザー10のケースの外部にスイッチを設けておき、ユーザによるこのスイッチの操作をトリガーとして行うことができる。また、ヘッド11が媒体表面に押圧されたことを電子イレイザー10の内部に設けられた圧力センサが感知して、その時点の検知結果を取得するようにしても良い。
次に、消去判断部14は、ステップ301で取得したコード検知部12の検知結果をデコードし、媒体上の位置を表す座標情報を得る(ステップ302)。次に、消去判断部14は、通信部15を介して座標情報をサーバへ送り、蓄積されている手書きイメージの電子情報から、この座標におけるイメージの情報を取得する(ステップ303)。本実施形態は、電子ペンにより手書きされたイメージを消去することを目的としている。そのため、消去対象であるイメージは、電子ペンによって書かれた際に、その電子ペンの機能により電子情報としてサーバに送信され、蓄積されている。そのため、コード検知部12の検知結果から得られた座標と同じ座標における、以前の情報をサーバから取得することができる。
この後、消去判断部14は、サーバから取得したイメージの情報と、ステップ301で取得したイメージ検知部13の検知結果とを比較する(ステップ304)。二つの情報が得られた座標は同一であるので、比較した情報が相互に異なっていれば、当該座標で特定される場所で、消色インクの状態が変化したことがわかる。したがって、サーバから取得した情報においてインク色有りの状態であったものが、イメージ検知部13の検知結果においてインク色なしの状態に変化していれば(ステップ305)、媒体上の特定の場所に付着していた消色インクの色が消去されたと判断することができる(ステップ306)。
次に、本実施形態で使用される消色インクについて説明する。
本実施形態では、手書きイメージを書くためのインク(筆記具用水性インク組成物)として、熱に反応して消色する消色インクを用いることを前提としている。この消色インクは、ロイコ染料、顕色剤及び消色剤を含むマイクロカプセルまたはロイコ染料、顕色剤、消色剤及び樹脂を含む微粉体を含む着色剤の水分散体であって、筆記後に消色を可能とする。この消色インクは、予めロイコ染料と顕色剤を化学的に結合させた状態、つまり発色状態にある着色剤を筆記時のインクとして用いる。そして、消色時には、溶剤の膨潤または加熱による着色剤の擬溶融状態における、擬液相反応によって、ロイコ染料と顕色剤の化学結合が切れ、着色剤中に含有させておいた消色剤と顕色剤が新たに強い化学結合を形成することによって、再発色することなく筆記線を消色することが可能である。この種の消色インクとしては、例えば、特開2001−247807号公報に記載されたボールペン用インク組成物を用いることができる。
以上説明した実施形態では、消色インクでイメージが書かれた媒体表面を加熱するヘッド11として、通電することで発熱する発熱体を用いた。しかしながら、媒体表面を加熱して消色インクで書かれたイメージを消色させる方法は、上述した発熱体を用いるものに限定されない。例えば、赤外線を媒体に照射して加熱することもできる。
図4は、赤外線レーザを用いて媒体を加熱する場合の電子イレイザーの構成を示す図である。
図4に示すように、本実施形態の電子イレイザー20は、赤外線を媒体表面に照射して加熱し、媒体に書かれたイメージを消去するためのヘッド21および赤外線レーザ22を備える。また、図1に示した実施形態の電子イレイザー10と同様のコード検知部12、イメージ検知部13、消去判断部14、通信部15および電源16を備える。ヘッド21および赤外線レーザ22以外の構成要素は、図1に示したものと同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
ヘッド21は、可視光領域および赤外域の光の透過性を有する部材で形成されている。
また、赤外線レーザ22は、半導体レーザ等で実現され、所定の光学系(レンズ、プリズム等)およびヘッド21を通して赤外線を媒体上に照射し加熱し、媒体に付着された消色インクを変性させて消去する。赤外線レーザ22が照射する赤外線は、加熱に適する900nm〜1200nmの長波長域の赤外線(遠赤外線)とする。なお、上述したように、コード検知部12は、赤外光の反射を検知してコード画像を検知するのであるが、コード検知部12が用いる赤外光は800nm〜900nmの波長域の光であり、かつ発光量も微量であるので、媒体が加熱してしまうことはない。したがって、コード検知部12の検知動作によって消色インクの色が消えてしまうことはない。
また、図4に示すように、赤外線レーザ22から発射されたレーザ光をヘッド21へ導く光学系は、イメージ検知部13の光学系と共用としている。これにより、赤外線レーザ22から発射されるレーザ光の光軸とイメージ検知部13の光軸とを一致させることができる。このような構成とすれば、ヘッド21から照射される赤外線により加熱した場所をイメージ検知部13でモニターすることが可能となり、ヘッド21で加熱することによって消色インクの色が消えたことを認識することが可能となる。
ところで、本実施形態は、電子ペンにより手書きされたイメージを、媒体上でも電子的にも消去することを目的としている。したがって、その使用態様としては、電子ペンとセットで使用される場合が多いと考えられる。そこで、本実施形態の電子イレイザーと電子ペンとを一体にした電子筆記具を考えることができる。
図5は、電子ペンと電子イレイザーとを一体に構成した電子筆記具の構成を示す図である。
図5を参照すると、この電子筆記具30は、消色インクを格納したカートリッジ31と、カートリッジ31に格納されている消色インクを媒体に付着させるペン先32とを備える。また、この電子筆記具30は、媒体に記録されているコード画像を検知するためのコード検知部33と、コード検知部33の検知結果に基づいて手書きイメージの電子情報を生成する情報処理部34とを備える。さらに、この電子筆記具は、媒体表面に消色インクによって書かれたイメージを消去するための構成を備える。このイメージ消去用の構成は、図1に示した電子イレイザー10と同様であり、ヘッド11、コード検知部12、イメージ検知部13、消去判断部14、通信部15および電源16を備える。なお、電子筆記具30における電源16は、コード検知部33にも電力を供給する。また、情報処理部34により生成された手書きイメージの電子情報は、通信部15によりサーバへ送られ、サーバの記憶装置(磁気ディスク装置等)に保存される。
上記構成において、カートリッジ31およびペン先32は、一般的なボールペン等の筆記具におけるカートリッジおよびペン先と同様の構造である。ただし、ペン先32には圧力センサが設けられており、ペン先32が媒体に接触するとその圧力を検知する。
コード検知部33は、電子イレイザー10のコード検知部12と同様に、赤外光を発光する発光ダイオードと赤外光を感知するセンサとで実現され、媒体表面に赤外線を照射し、その反射光を感知して媒体表面に記録されているコード画像を検知する。また、コード検知部33は、ペン先32に設けられた圧力センサがペン先32の媒体への接触を感知すると、コード画像の検知動作を実行する。
情報処理部34は、コード検知部33の検知結果に基づいて媒体上の位置の特定を行う。具体的には、情報処理部34は、まずコード検知部33により得られた画像データを整形し、整形された画像からコード画像におけるビットパターンを抽出する。そして、抽出されたビットパターンを解析して同期コードを検出する。次に、情報処理部34は、検出された同期コードの位置を基準として、コード画像に記述されている2次元コードを検出しコード情報を読み取る。そして、読み取ったコード情報を復号し、元の情報を復元する。この復元された元の情報には、媒体上の位置を特定する座標情報が含まれている。この座標情報により、情報処理部34は、ペン先32が接している媒体上の位置を認識することができる。なお、コード検知部33により検知されるコード画像の位置がペン先32の接している位置からずれている場合は、必要に応じて復元された座標情報を補正することにより、正確なペン先32の位置を得ることができる。
図5に示すように構成された電子筆記具30において、ペン先32を媒体に接触させるとカートリッジ31に格納されている消色インクが媒体表面に付着される。そして、このまま電子筆記具30を移動することにより、媒体表面に消色インクによる手書きイメージが記されることとなる。このとき、ペン先32の媒体への接触が圧力センサによって感知されるため、コード検知部33は、コード画像の検知動作を実行する。したがって、手書きイメージを記す際のペン先32の移動に伴って、コード検知部33により検知される位置情報が蓄積されることとなる。情報処理部34は、蓄積された位置情報を解析して、手書きイメージを記す際のペン先32の移動軌跡を認識し、手書きイメージの電子情報を生成する。生成された手書きイメージの電子情報は、通信部15からサーバに送信され、サーバの記憶装置に保存される。
上記のようにして手書きされたイメージを消去する場合、電子筆記具30のヘッド11を媒体に接近させ、あるいは接触させて加熱し、消色インクを変性させて色を消す。この際のヘッド11、コード検知部12、イメージ検知部13および消去判断部14の動作は図1乃至図3を参照して、上述したとおりである。消去判断部14により消色インクの色が消去されたと判断されたならば、その判断結果、すなわちコード画像から得られた位置情報(座標情報)と、この位置で消色インクによるイメージが消去されたことを示す情報とが通信部15からサーバへ送信される。サーバでは、この情報に基づいて、先に保存した電子筆記具30による手書きイメージの電子情報を更新する。
以上説明したように、本実施形態は、媒体の特定の場所におけるイメージの有無を可視光によって検知し、その結果に基づいて消色インクの色が消去されたことを判断する。このため、イメージが媒体上で確実に消去された(視認されなくなった)ことを認識し、その結果を電子情報に反映させることができる。
なお、本実施形態では、手書きイメージを書くためのインクとして、熱に反応して消色する消色インクを用いたが、特定の光に反応して消色するインクを用いた実施形態とすることも可能である。例えば、特定波長の紫外線に対して退色性の強いインクを消色インクとして用いれば、当該消色インクを退色させる波長の紫外線を照射することにより、当該消色インクで書かれたイメージを消去することができる。かかる実施形態では、手書きイメージ消去デバイスとして、図4に示した構成と同様の電子イレイザー20を用いることができる。ただし、赤外線レーザ22の代わりに紫外線レーザを用いる。これにより、媒体の所望の場所に紫外線を照射し、消色インクの色を消去することが可能となる。この観点に立つならば、図4に示した電子イレイザー20自体も、特定の光(赤外光)を照射して消色インクの色を消去させる実施形態として把握することができる。
本実施形態の手書きイメージ消去デバイスである電子イレイザーの構成を示す図である。 本実施形態の消去判断部による消色インクの色の消去に対する判断処理を示すフローチャートである。 本実施形態の消去判断部による消色インクの色の消去に対する判断処理の他の例を示すフローチャートである。 本実施形態における、赤外線レーザを用いて媒体を加熱する場合の電子イレイザーの構成を示す図である。 電子ペンと本実施形態の電子イレイザーとを一体に構成した電子筆記具の構成を示す図である。
符号の説明
10、20…電子イレイザー、11、21…ヘッド、12、33…コード検知部、13…イメージ検知部、14…消去判断部、15…通信部、16…電源、22…赤外線レーザ、30…電子筆記具、31…カートリッジ、32…ペン先、34…情報処理部

Claims (13)

  1. 所定の画形材でコード画像が記録され熱に反応して消色する消色インクが付着された媒体を加熱するためのヘッドと、
    前記コード画像を検知する第1の検知部と、
    前記消色インクで前記媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、
    第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて前記媒体上の位置を特定し、前記第2の検知部による検知結果に基づいて当該媒体上の特定の位置における前記消色インクで記された画像の有無を判断する判断部と
    を備えることを特徴とする電子イレイザー。
  2. 前記判断部は、前記媒体上の特定の位置で、所定の時点において前記消色インクで記された画像が有ると判断し、その後の所定の時点において当該画像がないと判断した場合に、前記消色インクで記された画像が消去されたと判断することを特徴とする請求項1に記載の電子イレイザー。
  3. 前記判断部は、前記媒体上の特定の位置において前記消色インクで記された画像がないと判断した場合に、当該特定の位置に関する画像の電子情報を取得して照合し、照合結果に基づいて当該消色インクで記された画像が消去されたか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の電子イレイザー。
  4. 前記ヘッドは、可視光に対する透過性を有する発熱体であり、
    前記第2の検知部は、前記ヘッドを通して前記媒体上に記された画像を検知することを特徴とする請求項1に記載の電子イレイザー。
  5. 赤外線を発射する赤外線発光器をさらに備え、
    前記ヘッドは、赤外線を透過する部材で形成され、前記赤外線発光器から発射された赤外線を前記媒体に照射することを特徴とする請求項1に記載の電子イレイザー。
  6. 特定の光を発射する発光器と、
    所定の画形材でコード画像が記録され前記特定の光に反応して消色する消色インクが付着された媒体に対して、前記発光器から発射された前記特定の光を照射するためのヘッドと、
    前記コード画像を検知する第1の検知部と、
    前記消色インクで前記媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、
    第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて前記媒体上の位置を特定し、前記第2の検知部による検知結果に基づいて当該媒体上の特定の位置における前記消色インクで記された画像の有無を判断する判断部と
    を備えることを特徴とする電子イレイザー。
  7. 前記ヘッドの光軸と前記第2の検知部の光軸とが一致していることを特徴とする請求項6に記載の電子イレイザー。
  8. 前記発光器は赤外線発光器であり、
    前記ヘッドは、赤外線を透過する部材で形成され、前記赤外線発光器から発射された赤外線を前記媒体に照射することを特徴とする請求項6に記載の電子イレイザー。
  9. 前記発光器は紫外線発光器であり、
    前記ヘッドは、紫外線を透過する部材で形成され、前記紫外線発光器から発射された紫外線を前記媒体に照射することを特徴とする請求項6に記載の電子イレイザー。
  10. 前記判断部は、前記媒体上の特定の位置で、所定の時点において前記消色インクで記された画像が有ると判断し、その後の所定の時点において当該画像がないと判断した場合に、前記消色インクで記された画像が消去されたと判断することを特徴とする請求項6に記載の電子イレイザー。
  11. 前記判断部は、前記媒体上の特定の位置において前記消色インクで記された画像がないと判断した場合に、当該特定の位置に関する画像の電子情報を取得して照合し、照合結果に基づいて当該消色インクで記された画像が消去されたか否かを判断することを特徴とする請求項6に記載の電子イレイザー。
  12. 熱に反応して消色する消色インクを格納したカートリッジと、
    前記カートリッジに格納された前記消色インクを所定の画形材でコード画像が記録された媒体に付着させるペン先と、
    前記媒体を加熱するためのヘッドと、
    前記コード画像を検知する第1の検知部と、
    前記消色インクで前記媒体上に記された画像を可視光域で検知する第2の検知部と、
    第1の検知部によるコード画像の検知結果に基づいて前記媒体上の位置を特定し、前記第2の検知部による検知結果に基づいて当該媒体上の特定の位置における前記消色インクで記された画像の有無を判断する判断部とを備え、
    前記判断部は、前記媒体上の特定の位置で、所定の時点において前記消色インクで記された画像が有ると判断し、その後の所定の時点において当該画像がないと判断した場合に、前記消色インクで記された画像が消去されたと判断することを特徴とする電子筆記具。
  13. 媒体上に記録されたコード画像を検知して当該媒体上の位置情報を読み取る第1の読み取り手段と、
    前記媒体上のイメージ画像を可視光域で検知し、前記位置情報により特定される当該媒体上の位置に対応付けて当該イメージ画像を認識する第2の読み取り手段と、
    前記第2の読み取り手段によって認識されたイメージ画像の電子情報を保持するデータ保持手段と、
    前記第2の読み取り手段によって認識されたイメージ画像と前記データ保持手段から取得した電子情報とに基づき、前記媒体上の特定の位置で、所定の時点でイメージ画像が有ると判断され、その後の所定の時点において当該イメージ画像がないと判断される場合に、当該イメージ画像が消去されたと判断する判断手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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