JPH07200173A - 手書装置 - Google Patents

手書装置

Info

Publication number
JPH07200173A
JPH07200173A JP34918493A JP34918493A JPH07200173A JP H07200173 A JPH07200173 A JP H07200173A JP 34918493 A JP34918493 A JP 34918493A JP 34918493 A JP34918493 A JP 34918493A JP H07200173 A JPH07200173 A JP H07200173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erasing
head
writing
heat
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34918493A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Maruyama
解 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP34918493A priority Critical patent/JPH07200173A/ja
Priority to US08/357,864 priority patent/US5529501A/en
Publication of JPH07200173A publication Critical patent/JPH07200173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L1/00Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing
    • B43L1/002Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing chemical details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K29/00Combinations of writing implements with other articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K29/00Combinations of writing implements with other articles
    • B43K29/10Combinations of writing implements with other articles with illuminating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K8/00Pens with writing-points other than nibs or balls
    • B43K8/22Pens with writing-points other than nibs or balls with electrically or magnetically activated writing-points

Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰り返して使用可能で、取り扱いが簡単で、
いつでもきれいに文字が書ける電子式の黒板及びその付
属装置を提供することである。 【構成】 手書装置は、電子式の黒板や白板であり、書
き込み及び消去が繰り返して可能な感熱シートと、感熱
シートを支持する支持板と、書き込み用発熱ヘッドと消
去用発熱ヘッドを備えた電子ペン19を備える。電子ペ
ン19は、書き込み用発熱ヘッドH1が一端に配置さ
れ、他端に消去用発熱ヘッドH2が配置されたペン状の
ケース191と、ケース191上に配置され、使用者に
より操作される第1と第2のスイッチS1,S2を備
え、第1のスイッチS1がオンされた時にのみ書き込み
用発熱ヘッドH1を発熱させ、第2のスイッチS2がオ
ンされた時にのみ消去用発熱ヘッドH2を発熱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、黒板等と同様に会議
等で使用される電子式の手書装置に関し、特に書き換え
可能な感熱紙を用いた電子式の手書装置、及びその手書
装置で使用する書き込み消去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、打ち合わせや会議の際には、黒
板、白板(ホワイトボード)、ミーティングボード(板
面上に専用紙を挟んで使用可能なボード)等が、議事内
容や議事の進行を出席者に提示するために使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】黒板は、書いた文字を
消して繰り返し使用できるという長所があるが、チョー
ク等の筆記具により手が汚れたり、チョークの粉が体に
悪く、また、記述した文字が消えたりかすれたりする欠
点がある。ホワイトボードも、書いた文字を消して繰り
返し使用できるという長所があるが、揮発性のマーカー
を使用するため、マーカーの寿命が短く、すぐに書けな
くなってしまったり、文字がかすれたりする欠点があ
る。また、ミーティングボードは、使い捨ての専用紙を
使用するため、紙が無駄になるという欠点がある。この
ため、繰り返し使用可能で、かつ、取り扱いが簡単で、
きれいに文字が書ける手書装置が望まれている。
【0004】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、上記の欠点のない新しいタイプの手書装置(電子黒
板、電子白板)及びその手書装置で使用する書き込み消
去装置を提供することを目的とする。また、この発明
は、繰り返して使用可能で、取り扱いが簡単で、いつで
もきれいに文字が書ける電子式の黒板及びその付属装置
を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる手書装置は、データ
の書き込み及び消去が繰り返して可能な感熱シートと、
前記感熱シートにデータを記載するための書き込み用発
熱ヘッドと、前記感熱シートに記載されたデータを消去
するために前記書き込み用発熱ヘッドとは異なる温度で
発熱する消去用発熱ヘッドを備えた電子ペンとを備える
ことを特徴とする。
【0006】前記電子ペンは、例えば、前記書き込み用
発熱ヘッドが一端に配置され、他端に前記消去用発熱ヘ
ッドが配置されたペン状のケースと、前記ケース上に配
置され、この電子ペンの使用状態で使用者により操作さ
れる第1と第2のスイッチを備え、前記第1のスイッチ
がオンされた時にのみ前記書き込み用発熱ヘッドを発熱
させ、前記第2のスイッチがオンされた時にのみ前記消
去用発熱ヘッドを発熱させる。前記電子ペンは前記書き
込み用発熱ヘッド又は消去用発熱ヘッドが発熱状態にあ
る時、ヘッドが発熱状態にあることを報知する手段を備
えてもよい。
【0007】前記消去用発熱ヘッドの前記感熱紙との接
触面のサイズを前記書き込み用発熱ヘッドの前記感熱紙
との接触面のサイズよりも大きくしてもよい。前記電子
ペンに前記書き込み用発熱ヘッドと消去用発熱ヘッドに
電力を供給するための蓄電池を設け、さらに、前記手書
装置に、前記電子ペンを収納した状態で、該電子ペンの
前記蓄電池に充電電力を供給する充電手段を設けてもよ
い。
【0008】電子ペンとは別に枠状の消去用発熱ヘッド
を備えた消去装置を配置するようにしてもよい。前記消
去装置に前記消去用発熱ヘッドに電力を供給するための
蓄電池を設け、さらに、前記手書装置に、前記消去装置
を収納した状態で、該消去装置の前記蓄電池に充電電力
を供給する充電手段を設けてもよい。
【0009】また、この発明の第2の観点に係る書き込
み消去装置は、データの書き込み及び消去が繰り返して
可能な感熱シートにデータを書き込み、書き込んだデー
タを消去するためのものであって、筒状のケースと、前
記ケースの一端に配置され、前記感熱シートにデータを
書き込むための書き込み用発熱ヘッドと、前記ケースの
他端に配置され、前記感熱シートに書き込まれたデータ
を消去するために前記書き込み用ヘッドとは異なる温度
で発熱する消去用発熱ヘッドを備えることを特徴とす
る。
【0010】また、この発明の第3の観点に係る消去装
置は、データの書き込み及び消去が繰り返して可能な感
熱シートにデータを書き込み、書き込んだデータを消去
するためのものであって、使用者が把握可能なサイズ及
び形状のケースと、前記ケースの下面に配置され、枠状
の消去用発熱ヘッドと、前記ケース上に配置され、使用
者により操作されるスイッチと、前記スイッチがオンさ
れた時にのみ前記消去用発熱ヘッドを発熱させる手段
と、消去用発熱ヘッドが発熱状態にあることを報知する
手段と、前記消去用発熱ヘッドに電力を供給するための
蓄電池を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成とすることにより、この発明の第1の
観点にかかる手書装置によれば、従来の黒板や白板と同
様の効果が得られる上に、チョーク、マーカー等を用い
ないので、手が汚れたり、インクが揮発するといった問
題がない。また、書き込み・消去を繰り返すことができ
る感熱紙を使用するので、感熱紙を無駄にすることがな
く、省資源化に寄与できる。さらに、1本の電子ペンで
書き込みと消去を行えるので、非常に便利である。
【0012】また、この発明の第2の観点に係る書き込
み消去装置は、1つの書き込み消去装置で、書き込みと
消去が実行できるので、非常に便利である。また、この
発明の第3の観点に係る消去装置は、従来の黒板消しと
同様の感覚で感熱紙上に書き込まれたデータを消去でき
る。また、消去用発熱ヘッドが枠状であり、使用者がス
イッチをオンした時にのみ前記消去用発熱ヘッドを発熱
し、しかも、発熱状態にあることを報知するようにして
いるので、消費電力が少ないと共に火傷等を起こす危険
が少ない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。 (第1実施例)図1はこの発明の第1実施例にかかる手
書装置(電子黒板、電子白板)の外観構成を示す。図示
するように、この手書装置は、通常の可搬型の黒板やホ
ワイトボードに類似の外観を有しており、ロック機構付
きのキャスター(図示せず)が配置された脚部11と、
脚部11の上に配置された直立ボード13と、該直立ボ
ード13上に配置され、上辺が直立ボード13の上端部
に固定された複数枚の感熱紙(感熱シート)15と、直
立ボード13の右辺下端に配置された充電装置17と、
充電装置17上に載置された電子ペン19、直立ボード
13の下辺に沿って配置され、電子ペン19を一時的に
置いたりするための、小棚21より構成される。
【0014】感熱紙15は例えばA0版以上のサイズを
有し、任意のデータを繰り返し書き込みと消去が可能な
タイプのものである。このような感熱紙としては、例え
ば、高分子/低分子複合タイプの熱可逆性材料シートを
使用できる。図2に示すように、高分子/低分子複合タ
イプの熱可逆性材料シートは、透明又は着色されたポリ
エステルフィルム等からなるベースシート151と、ベ
ースシート151の上に配置され、高級脂肪酸等の有機
低分子物質の粒子153を含む樹脂母材155からなる
記録層157と、記録層157の上に配置された透明保
護膜159より構成される。
【0015】記録層157においては、図3(A)に示
すように、有機低分子物質が単結晶の状態では、有機低
分子物質の粒子153は比較的大きな粒子で構成される
ため、入射光は散乱されることなく透過し、記録層15
7は透明(高透過率)状態となる。一方、図3(B)に
示すように、有機低分子物質が多結晶の状態では、有機
低分子物質の各結晶の結晶軸が様々な方向を向いている
ため、入射光は結晶の界面で繰り返して屈折して散乱
し、記録層157は白濁(低透過率)状態となる。この
ため、有機低分子物質の粒子153の結晶構造を制御す
ることにより、感熱紙15上にデータを記載したり、該
データを消去したりすることができる。
【0016】図4は、高分子/低分子複合タイプの熱可
逆性材料シートからなる感熱紙15に加える温度と透過
率の関係の一例を示す。この例に示すように、感熱紙1
5は、常温で透過率が低い状態において、65℃〜90
℃程度の熱を加えると実線で示すように透過率が上昇し
(A〜B〜C)、その後、温度を下げても透過率は低下
しない(C〜D)。一方、100℃以上の熱を加える
と、透過率は50%程度の中間状態となり(D〜C〜
E)、その後、温度を下げるに従って透過率が低下する
(E〜A)。
【0017】従って、感熱紙15全体を一旦不透過状態
とし、90℃程度の熱を加えてデータを書き込み、10
0℃以上の熱を加えて書き込んだデータを消去するよう
にすれば、感熱紙15に文字、図形等のデータの書き込
み・消去を繰り返し行うことができる。
【0018】次に、上記特性を有する感熱紙15にデー
タを書き込み、書き込んだデータを消去する電子(書き
込み・消去)ペン19の構成を図5を参照して説明す
る。図5において、ペン軸191の一端は通常のペンと
同様に細くなっており、その先端には書き込み用サーマ
ルヘッド(以下、書き込みヘッド)H1と一対のリング
状接触端子193が配置されている。
【0019】ペン軸191の書き込みヘッドH1側の位
置には、書き込みスイッチS1と、書き込みライトL1
が配置されている。書き込みスイッチS1は、使用者が
文字等を書き込む際に、書き込みヘッドH1を発熱させ
るために押す(オンする)もので、使用者が電子ペン1
9を握った状態で操作しやすい位置に配置されている。
書き込みライトL1は、LED等から構成され、書き込
みスイッチS1が押されている間点灯し、火傷等を防止
するために、書き込みヘッドH1が発熱していることを
警告する。
【0020】一方、ペン軸191の他端には書き込みヘ
ッドH1より広い発熱面を有する消去用サーマルヘッド
(以下、消去ヘッド)H2が配置されている。ペン軸1
91の消去ヘッドH2側の位置には、消去スイッチS2
と、消去ライトL2が配置されている。消去スイッチS
2は、使用者が文字等を消去する際に、消去ヘッドH2
を発熱させるために押される(オンされる)もので、使
用者が電子ペン19を逆に握った状態で操作しやすい位
置に配置されている。消去ライトL2は、LED等から
構成され、消去スイッチS2が押されている期間点灯
し、火傷等を防止するために、消去ヘッドH2が発熱し
ていることを警告する。
【0021】ペン軸191内には、書き込みヘッドH1
を駆動する書き込みヘッド駆動回路195、書き込みヘ
ッドH1の発熱温度を検出する書き込み温度検出回路1
97、書き込みライトL1を駆動する書き込みライト駆
動回路199、CPUとその周辺回路等を1チップ化し
て構成され、電子ペン19全体の動作を制御する制御部
201、電源回路205内の充電池に接触端子193か
ら供給される電力を充電するための充電回路203、充
電池を含み各部に動作電圧を供給する電源回路205、
ブザー207、ブザー駆動回路209、消去ライトL2
を駆動する消去ライト駆動回路211、消去ヘッドH2
の発熱温度を検出する消去温度検出回路213、消去ヘ
ッドH2を駆動する消去ヘッド駆動回路215、を備え
る。
【0022】図6は上記構成の電子ペン19の回路ブロ
ックを示す。図示するように、書き込みスイッチS1と
消去スイッチS2のオン・オフ信号は制御部201に供
給される。制御部201は、書き込みスイッチS1から
のオン信号に応答し、書き込みヘッド駆動回路195を
制御して書き込みヘッドH1に通電し、これを発熱させ
る。さらに、制御部201は書き込み温度検出回路19
7の検出信号を入力し、書き込みヘッドH1の温度が書
き込み用の所定範囲内の値となるように書き込みヘッド
駆動回路195を制御する。
【0023】制御部201は、消去スイッチS2からの
オン信号に応答し、消去ヘッド駆動回路215を制御し
て消去ヘッドH2に通電し、これを発熱させる。さら
に、制御部201は消去温度検出回路213の検出信号
を入力し、消去ヘッドH2の温度が消去用の所定範囲内
の値となるように消去ヘッド駆動回路215を制御す
る。
【0024】制御部201は、書き込みスイッチS1の
オン・オフに応答して、書き込みスイッチS1がオンの
間、書き込みライト駆動回路199を介して書き込みラ
イトL1の点灯・消灯を制御する。また、制御部201
は、消去スイッチS2のオン・オフに応答して、消去ス
イッチS2がオンの間、消去ライト駆動回路211を介
して消去ライトL2の点灯・消灯を制御する。
【0025】制御部201は、スイッチS1又はS2が
オンした時に、ブザー駆動回路209に開始信号と終了
信号を1回ずつ供給し、ブザー207に「ピッ」という
音を発生させ、スイッチS1又はS2がオフした時に、
ブザー駆動回路209に開始信号と終了信号を3回づつ
供給し、ブザー207に「ピッピッピッ」という音を発
生させる。
【0026】充電回路203は接触端子193に接続さ
れ、接触端子193から供給される電力により、電源回
路205内の充電池を充電する。電源回路205は充電
池からの電力により、サーマルヘッドH1,H2駆動用
電圧、ライトL1,L2駆動用電圧、ブザー駆動用の電
圧、その他の電子回路駆動用の電圧等を生成し、対応箇
所に供給する。
【0027】次に、図1の直立ボード13の右辺下端に
配置された充電装置17の構成を図7を参照して説明す
る。図示するように、充電装置17は電子ペン19のペ
ン先が挿入される挿入部171と、該挿入部171内に
配置され、電子ペン19の先端が挿入された状態で接触
端子193と接触する一対のリング状接触端子173、
商用電源に電源コード175を介して接続され、商用電
力を整流・平滑化して充電用電力を生成し、これを接触
端子173に供給するAC/DC(交流/直流)変換器
177を備える。
【0028】次に、上記構成の手書装置(電子黒板)の
動作を図1〜図8を参照して説明する。なお、本実施例
では、感熱紙15は一旦100℃以上に加熱されてか
ら、常温に戻されており、感熱紙15は白濁状態にある
ものとする。このため、書き込みヘッドH1は感熱紙1
5を光透過状態に設定するため、65℃〜90℃に発熱
し、消去ヘッドH2は感熱紙15を白濁状態に設定する
ため、105℃以上に発熱するものとする。
【0029】まず、未使用状態では、電子ペン19は図
1及び図7に示すように、ペン先を下にして充電装置1
7にセットされている。この状態では、電源コード17
5を介して供給される商用交流電力はAC/DC変換器
177により直流電力に変換され、接触端子173、1
93を介して充電回路203に供給され、電源回路20
5内の充電池に充電される。
【0030】感熱紙15上に文字等を記載する場合、使
用者は電子ペン19を充電装置17から取り外し、書き
込みヘッドH1を先にして持ち、書き込みスイッチS1
を押してオンする。制御部201(図5、図6)は、書
き込みスイッチS1のオンを検出し、図8に示す処理を
開始する。まず、ブザー駆動回路209に開始信号を供
給し、一定時間(例えば、500m秒〜1秒)後終了信
号を供給し、ブザー207に発熱の開始を通知する「ピ
ッ」という音を放音させる(ステップS1)。次に、書
き込みライト駆動回路199に制御信号を送り、書き込
みライトL1を点灯する(ステップS2)。その後、書
き込みヘッド駆動回路195に制御信号を送り、書き込
みヘッドH1への通電を開始し、80℃〜90℃程度に
発熱させる(ステップS3)。制御部201は書き込み
温度検出回路197からの検出信号に基づいて書き込み
ヘッドH1の発熱温度をチェックし(ステップS4)、
必要があれば書き込みヘッドH1へ供給電力を書き込み
ヘッド駆動回路195を介して調整する(ステップS
5)。
【0031】書き込みスイッチS1を押した状態で、書
き込みヘッドH1を感熱紙15に当て、文字や図形を描
くと、感熱紙15の熱を受けた部分の有機低分子物質の
粒子153が図3(A)に示す単結晶状態となり、図4
に実線で示す透過率カーブに沿ってその透過率が高くな
る(A〜B〜C)。その後、書き込みヘッドH1が離れ
て常温に戻った後も、その透過率は維持される(C〜
D)。このため、書き込みヘッドH1の軌跡部分は透明
状態となり、他の部分(白)と異なり裏地の色となる。
このようにして、書き込みスイッチS1を押しながら、
書き込みヘッドH1を感熱紙15に押し当てて電子ペン
19を動かすことにより、任意の文字、記号、図形等の
データを白地に透明又は裏地の色で書き込むことができ
る。
【0032】直立ボード13上には、複数枚の感熱紙1
5が用意されているので、使用者は必要に応じて、感熱
紙15をめくって次の感熱紙15にデータを記載するこ
とも可能である。
【0033】使用者が、書き込みスイッチS1を離す
と、制御部201は、書き込みスイッチS1のオフを検
出し(ステップS6)、書き込みヘッド駆動回路195
に制御信号を送り、書き込みヘッドH1への通電を停止
させる(ステップS7)。次に、書き込みライト駆動回
路199に制御信号を送り、書き込みライトL1を消灯
させる(ステップS8)。また、ブザー駆動回路209
に開始信号と終了信号を交互に供給する動作を3回繰り
返し、ブザー207に発熱停止を示す「ピッピッピッ」
という音を放音させ(ステップS9)、処理を終了す
る。
【0034】一方、感熱紙15に記載した文字等を消去
する場合、使用者は消去ヘッドH2を先にして持ち、消
去スイッチS2を押す。制御部201は、消去スイッチ
S2のオンを検出し、書き込みスイッチS1がオンした
ときと類似の処理を開始する。まず、ブザー駆動回路2
09に開始信号と終了信号を順番に供給し、ブザー20
7に「ピッ」という音を放音させ(ステップS1)、消
去ライト駆動回路211を介して消去ライトL2を点灯
する(ステップS2)。次に、消去ヘッド駆動回路21
5を介して消去ヘッドH2への通電を開始し、消去ヘッ
ドH2を105℃程度に発熱させる(ステップS3)。
制御部201は消去温度検出回路213からの検出信号
に基づいて消去ヘッドH2の発熱温度をチェックし(ス
テップS4)、必要に応じて消去ヘッドH2へ供給電力
量を消去ヘッド駆動回路215を介して調整する(ステ
ップS5)。
【0035】スイッチS2を押した状態で、消去ヘッド
H2を感熱紙15に押し当てて動かすと感熱紙15の熱
を受けた部分の透過率が50%程度となり、その温度が
常温に復帰すると、有機低分子物質の粒子153が図3
(B)に示す多結晶状態となり、図4に破線で示す透過
率カーブに沿ってその透過率が低くなる(E〜A)。従
って、消去ヘッドH2の軌跡部分は他の部分と同様に白
(白濁)状態となる。このようにして、使用者は、消去
スイッチS2を押しながら、消去ヘッドH2を感熱紙1
5に押し当てて電子ペン19を動かすことにより、書き
込んだデータを消去できる。
【0036】使用者が、消去スイッチS2を離すと、制
御部201は、消去スイッチS2のオフを検出し(ステ
ップS6)、消去ヘッド駆動回路215を介して消去ヘ
ッドH2への通電を停止する(ステップS7)。その
後、消去ライトL2を消灯し(ステップS8)、ブザー
207に「ピッピッピッ」という音を放音させて(ステ
ップS9)、処理を終了する。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、
その機能は黒板や白板と同一であるが、チョークやマー
カーを使用する場合と異なり、手を汚すことなく文字を
書いたり消したりすることができる手書装置(電子黒
板)を提供できる。また、電源コンセントを商用電源に
接続しておけば、電子ペン19は非使用時に充電される
ので、揮発性インクを使用する白板と異なり、必要な時
に確実にデータを記載でき、ペンを取り替える等の煩雑
な手間を省くことができる。感熱紙15は再使用可能な
ので、資源を無駄にすることもない。
【0038】電子ペン19が充電池を備えているので、
電子ペン19に電源コード等を接続する必要がなく、電
子ペン19の取り扱いが容易である。また、電子ペン1
9の使用を終わって収納位置にセットすると、自動的に
充電が為されるので、特別な充電操作の必要がなく、操
作が容易である。また、消去ヘッドH2の発熱面(感熱
紙15と接触する面)が書き込みヘッドH1の発熱面よ
り広く形成されているので、消去を簡単に行うことがで
きる。また、書き込み又は消去ヘッドH1,H2が発熱
していることがブザー207及びライトL1,L2で報
知されるので、火傷等の危険を低減できる。
【0039】(第2実施例)第1実施例では、電子ペン
19の一端に消去ヘッドを設けたが、電子ペン19の径
には、自ずから限界があり、広い面積を消去するのには
適さない。そこで、第2実施例では、黒板消し等と同様
に広い部分を簡単に消すことのできる消去装置を備える
手書装置(電子黒板)を提供する。
【0040】第2実施例にかかる手書装置の外観構成を
図9に示す。図9から明らかなように、この実施例の手
書装置の基本構成は、消去装置25と、電子ペン19と
消去装置25を収納する充電装置29を備える点以外
は、図1に示す第1実施例の手書装置の構成と同一であ
り、同一部分には、同一符号を付す。
【0041】図10と図11は消去装置25の構成を示
す図であり、図10は一部切欠斜視図、図11は側面図
を示す。図示するように、消去装置25は、従来の黒板
消しや白板消しと同様に、使用者が手に持って使用する
のに適した形状のケース251を有し、その上面にはス
イッチS3、ライトL3、ブザー253が配置され、下
面には、枠状の消去用サーマルヘッド(以下、消去ヘッ
ド)H3と充電用の接触端子271が配置されている。
【0042】ケース251内には、消去ヘッド駆動回路
255、消去ヘッドH3の温度を検出する温度検出回路
257、ライトL3を駆動するライト駆動回路259、
ブザー駆動回路261、制御部263、充電回路26
5、充電池を含む電源回路267、回路基板269が配
置されている。消去ヘッド駆動回路255と、温度検出
回路257と、ライト駆動回路259と、ブザー駆動回
路261、制御部263とは回路基板269上に配置さ
れている。
【0043】図10、図11に示す消去装置の回路構成
は、図6に示す回路構成から書き込み関係の回路を除去
した構成に実質的に等しい。
【0044】図9に示す充電装置29は、図12に示す
ように、電子ペン収納部291と消去装置25を収納す
る消去装置収納部293とを備える。電子ペン収納部2
91はペン19の先端をその下端部に挿入してから他の
部分を収納するもので、電子ペン19の接触端子193
に接触する接触端子295と、電子ペン19を取り出し
やすくするための切り欠き部297と、電子ペン19を
保持するための磁石299とを備える。
【0045】消去装置収納部293には、消去ヘッドH
3を収納する窪み301と、収納状態で消去装置25の
接触端子271に接触する接触端子303と、消去装置
25を固定するための磁石(図示せず)とが配置されて
いる。充電装置29内にも図示せぬAC/DC変換器等
が配置され、接触端子295及び303を介して電子ペ
ン19及び消去装置25に充電用の電力を供給する。
【0046】本実施例においても、使用者は電子ペン1
9の書き込みヘッドH1及び消去ヘッドH2を用いて、
任意のデータを感熱紙15に記載し、記載したデータを
消去できる。一方、感熱紙15の広い部分を消去するよ
うな場合、使用者は消去装置25を充電装置29から取
り外し、スイッチS3を押す。
【0047】制御部263は、スイッチS3のオンを検
出し、消去スイッチS2をオンした場合と同様に、ブザ
ー駆動回路261を介してブザー253に「ピッ」とい
う音を放音させ、ライト駆動回路259を介してライト
L3を点灯する。次に、制御部263は消去ヘッド駆動
回路255に制御信号を供給し、消去ヘッドH3への通
電を開始する。これにより、消去ヘッドH3は100℃
〜120℃程度に発熱する。制御部263は温度検出回
路257を介して消去ヘッドH3の温度をモニタリング
し、その温度が上記範囲に収まるように、消去ヘッド駆
動回路255を制御する。
【0048】スイッチS3を押した状態で、消去ヘッド
H3を感熱紙15に当てて動かすと感熱紙15の熱を受
けた部分の透過率が低くなり(図4の破線D〜C〜E〜
A)、書き込んだ文字等が消去される。
【0049】使用者がスイッチS3を離すと、制御部2
63は消去ヘッド駆動回路255を制御して消去ヘッド
H3への通電を停止し、ライト駆動回路259を介して
ライトL3を消灯し、ブザー駆動回路261を介してブ
ザー253に「ピッピッピッ」という音を放音させ、処
理を終了する。
【0050】本実施例の消去装置によれば、感熱紙15
の広い部分を簡単に消去できる。消去ヘッドH3が枠状
であるので、消去ヘッドH3を所定温度に維持するため
の電力が少なくてすみ、また、発熱部分の露出面積が小
さいため、安全性を向上でき、火傷等の危険性を低減で
きる。また、コストも低くできる。
【0051】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、種々の変更が可能である。例えば、上記実施例で
は、感熱紙15の通常状態を全面白(白濁)状態とし、
書き込みヘッドH1の温度を感熱紙15を透過状態にす
る温度とし、消去ヘッドH2,H3の温度を感熱紙15
を白濁状態にする温度としたが、逆に、感熱紙15の通
常状態を全面透過状態とし、書き込みヘッドH1の温度
を感熱紙15を白濁状態にする温度とし、消去ヘッドH
2,H3の温度を感熱紙15を透過状態にする温度とし
てもよい。
【0052】また、上記実施例の感熱紙15とは異なる
温度で反応するカラー色の感熱紙にも対応できるよう
に、書き込みヘッドH1、消去ヘッドH2、H3の温度
設定を切換え可能としても良い。また、サーマルヘッド
H1,H2,H3の形状は、上記実施例に限定されず、
任意の形状でよい。例えば、消去ヘッドH2をリング状
としたり、消去ヘッドH3を平板状としてもよい。
【0053】感熱紙15の構成及び特性は図2〜図4に
示すものに限定されず、発熱ヘッドを用いて書き込み及
び消去が繰り返して可能ならば、他の構成及び特性のも
のを用いてもよい。また、上記実施例では、直立ボード
13上に複数枚の感熱紙15を配置したが、例えば、直
立ボード13を回動可能とし、直立ボード13の表面及
び裏面に1枚づつ感熱紙15を設けて、表面と裏面を必
要に応じて使い分けるようにしてもよい。また、書き込
み装置を、可搬型に限らず、部屋の壁等に据え付けたタ
イプのものとしてもよい。
【0054】上記実施例では、書き込みヘッドH1、消
去ヘッドH2,H3が外部に露出した構成を示したが、
安全性を向上するため、これらにカバーを付加したり、
ヘッドを感熱紙15に押し当てた時にのみ発熱するよう
な安全装置を設けてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、手を汚したり、記録媒体を無駄にすることなく手で
文字等のデータを書き込むことができ、黒板や白板と同
様な機能を有する電子式の黒板、即ち、電子黒板及びそ
の付属装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる手書装置(電子
黒板、電子白板)の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す感熱紙の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示す記録層の構成を示す図であり、
(A)は光透過状態の構成を示す図、(B)は光散乱状
態の構成を示す図である。
【図4】図1に示す感熱紙の印加温度と透過率の関係を
示すグラフである。
【図5】図1に示す電子ペンの構成を示す一部切欠斜視
図である。
【図6】電子ペンの回路構成を示すブロック図である。
【図7】図1に示す充電装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】図5及び図6に示す制御部の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】この発明の第2実施例にかかる手書装置(電子
黒板、電子白板)の構成を示す斜視図である。
【図10】図9に示す消去装置の構成を示す一部切欠斜
視図である。
【図11】図9に示す消去装置の構成を示す側面図であ
る。
【図12】図9に示す充電装置の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11・・・脚部、13・・・直立ボード、15・・・感熱紙、1
7・・・充電装置、19・・・電子ペン、21・・・小棚、25・
・・消去装置、29・・・充電装置、151・・・ベースシー
ト、153・・・有機低分子物質の粒子、155・・・樹脂母
材、157・・・記録層、159・・・透明保護膜、171・・
・挿入部、173・・・接触端子、175・・・電源コード、
177・・・AC/DC変換器、191・・・ペン軸、193
・・・接触端子、195・・・書き込みヘッド駆動回路、19
7・・・書き込み温度検出回路、199・・・書き込みライト
駆動回路、201・・・制御部、205・・・電源回路、20
7・・・ブザー、209・・・ブザー駆動回路、211・・・消
去ライト駆動回路、213・・・消去温度検出回路、21
5・・・消去ヘッド駆動回路、251・・・ケース、253・・
・ブザー、255・・・消去ヘッド駆動回路、257・・・温
度検出回路、259・・・ライト駆動回路、261・・・ブザ
ー駆動回路、263・・・制御部、265・・・充電回路、2
67・・・電源回路、269・・・回路基板、271・・・接触
端子 291・・・電子ペン収納部、293・・・消去装置収
納部、295・・・接触端子、297・・・切り欠き部、29
9・・・磁石、301・・・窪み、303・・・接触端子、H1・
・・書き込みヘッド、H2・・・消去ヘッド、H3・・・消去ヘ
ッド、S1・・・スイッチ、S2・・・スイッチ、S3・・・ス
イッチ、L1・・・ライト、L2・・・ライト、L3・・・ライ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データの書き込み及び消去が繰り返して可
    能な感熱シートと、 前記感熱シートにデータを記載するための書き込み用発
    熱ヘッドと、前記感熱シートに記載されたデータを消去
    するために前記書き込み用発熱ヘッドとは異なる温度で
    発熱する消去用発熱ヘッドを備えた電子ペンとを備える
    ことを特徴とする手書装置。
  2. 【請求項2】前記電子ペンは、前記書き込み用発熱ヘッ
    ドが一端に配置され、他端に前記消去用発熱ヘッドが配
    置されたペン状のケースと、前記ケース上に配置され、
    この電子ペンの使用状態で使用者により操作される第1
    と第2のスイッチを備え、前記第1のスイッチがオンさ
    れた時にのみ前記書き込み用発熱ヘッドを発熱させ、前
    記第2のスイッチがオンされた時にのみ前記消去用発熱
    ヘッドを発熱させることを特徴とする請求項1に記載の
    手書装置。
  3. 【請求項3】前記電子ペンは前記書き込み用発熱ヘッド
    又は消去用発熱ヘッドが発熱状態にある時、ヘッドが発
    熱状態にあることを報知する手段を備えることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の手書装置。
  4. 【請求項4】前記消去用発熱ヘッドの前記感熱紙との接
    触面のサイズは、前記書き込み用発熱ヘッドの前記感熱
    紙との接触面のサイズよりも大きいことを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載の手書装置。
  5. 【請求項5】前記電子ペンは前記書き込み用発熱ヘッド
    と消去用発熱ヘッドに電力を供給するための蓄電池を備
    え、 前記手書装置は、前記電子ペンを収納した状態で、該電
    子ペンの前記蓄電池に充電電力を供給する充電手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに
    記載の手書装置。
  6. 【請求項6】さらに、枠状の消去用発熱ヘッドを備えた
    消去装置を備えることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1つに記載の手書装置。
  7. 【請求項7】前記消去装置は前記消去用発熱ヘッドに電
    力を供給するための蓄電池を備え、前記手書装置は、前
    記消去装置を収納した状態で、該消去装置の前記蓄電池
    に充電電力を供給する充電手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項6に記載の手書装置。
  8. 【請求項8】データの書き込み及び消去が繰り返して可
    能な感熱シートにデータを書き込み、書き込んだデータ
    を消去するための書き込み消去装置であって、 筒状のケースと、前記ケースの一端に配置され、前記感
    熱シートにデータを書き込むための書き込み用発熱ヘッ
    ドと、前記ケースの他端に配置され、前記感熱シートに
    書き込まれたデータを消去するために前記書き込み用ヘ
    ッドとは異なる温度で発熱する消去用発熱ヘッドを備え
    ることを特徴とする書き込み消去装置。
  9. 【請求項9】前記ケース上に配置され、使用者により操
    作される第1と第2のスイッチと、前記第1のスイッチ
    がオンされた時にのみ前記書き込み用発熱ヘッドを発熱
    させ、前記第2のスイッチがオンされた時にのみ前記消
    去用発熱ヘッドを発熱させる手段と、前記書き込み用発
    熱ヘッド又は消去用発熱ヘッドが発熱状態にある時、ヘ
    ッドが発熱状態にあることを報知する手段と、前記書き
    込み用発熱ヘッドと消去用発熱ヘッドに電力を供給する
    ための蓄電池を備えることを特徴とする請求項8に記載
    の書き込み消去装置。
  10. 【請求項10】データの書き込み及び消去が繰り返して
    可能な感熱シートに書き込まれたデータを消去するため
    の消去装置であって、 使用者が把握可能なサイズ及び形状のケースと、前記ケ
    ースの下面に配置され、枠状の消去用発熱ヘッドと、前
    記ケース上に配置され、使用者により操作されるスイッ
    チと、前記スイッチがオンされた時にのみ前記消去用発
    熱ヘッドを発熱させる手段と、前記消去用発熱ヘッドが
    発熱状態にあることを報知する手段と、前記消去用発熱
    ヘッドに電力を供給するための蓄電池を備えることを特
    徴とする消去装置。
  11. 【請求項11】書き換え可能な感熱シートと、 脚部を有し、前記感熱シートを支持する支持板と、 使用者が手にもって使用するためのもので、発熱ヘッド
    と、使用者により操作されるスイッチと、充電池と、前
    記スイッチがオンされた時に前記充電池に蓄積された電
    力を前記発熱ヘッドに供給する手段と、前記発熱ヘッド
    が発熱状態にあることを報知する手段を備える発熱装置
    と、 前記発熱装置を収納すると共に収納状態で、前記蓄電池
    に充電電力を供給する充電手段を備えることを特徴とす
    る電子黒板。
JP34918493A 1993-12-28 1993-12-28 手書装置 Pending JPH07200173A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34918493A JPH07200173A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 手書装置
US08/357,864 US5529501A (en) 1993-12-28 1994-12-16 Electronic writing/erasing apparatus for rewritable heat sensitive sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34918493A JPH07200173A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 手書装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200173A true JPH07200173A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18402045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34918493A Pending JPH07200173A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 手書装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5529501A (ja)
JP (1) JPH07200173A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276942A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 電子イレイザー、電子筆記具および情報処理システム
KR100884298B1 (ko) * 2006-07-13 2009-02-18 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 필적 검출 시트 및 수기 시스템
JP2013029989A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン収容ユニット、電子ペンシステム、及びプログラム
JP2013029990A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン収容ユニット、電子ペンシステム、及びプログラム
CN108481952A (zh) * 2018-03-01 2018-09-04 钟佳 一种安装有照射灯的笔
CN108958515A (zh) * 2018-07-25 2018-12-07 朱浩东 高精度的电子智能记录笔
CN108973434A (zh) * 2018-07-25 2018-12-11 朱浩东 高精度的电子智能记录笔
JP2019500663A (ja) * 2016-01-29 2019-01-10 グーグル エルエルシー ポータブルコンピュータデバイスのヒンジ内のスタイラスの充電
JP2020089081A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社リコー 表示システムおよび充電制御方法

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2268208C (en) * 1998-04-06 2011-06-14 Smart Technologies, Inc. Method for erasing on an electronic writeboard
US6578615B1 (en) * 2000-03-17 2003-06-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Magic slate capture and display device
US6794609B2 (en) * 2003-02-21 2004-09-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Prosthetic device for use with touch-screen displays
US20060262106A1 (en) * 2005-05-20 2006-11-23 Lg Electronics Inc. Pen input device with data storage
GB2432341B (en) * 2005-10-29 2009-10-14 Hewlett Packard Development Co Marking material
TWI301590B (en) * 2005-12-30 2008-10-01 Ibm Handwriting input method, apparatus, system and computer recording medium with a program recorded thereon of capturing video data of real-time handwriting strokes for recognition
US20080008518A1 (en) * 2006-07-10 2008-01-10 Richard Poaps Accessory for a writing utensil
DE102006018828A1 (de) * 2006-04-22 2007-10-25 Bayer Cropscience Ag Alkoxyalkyl-substituierte cyclische Ketoenole
GB0614698D0 (en) * 2006-07-25 2006-08-30 The Technology Partnership Plc Hand held apparatus for activating thermal medium and suitable thermal medium
US11449158B2 (en) * 2006-12-28 2022-09-20 International Business Machines Corporation Interactive, touch-sensitive user interface device
US8358964B2 (en) * 2007-04-25 2013-01-22 Scantron Corporation Methods and systems for collecting responses
EP2382523A1 (en) 2008-12-30 2011-11-02 Sanford, L. P. Electronic rechargeable stylus and eraser system
TWM379821U (en) * 2009-10-02 2010-05-01 Waltop Int Corp Eraser system
USD646686S1 (en) 2009-12-30 2011-10-11 Sanford, L.P. Capture bar
US9563287B2 (en) * 2010-05-27 2017-02-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Calibrating a digital stylus
US9460634B2 (en) 2011-05-02 2016-10-04 University Of Vermont And State Agricultural College Systems for and methods of digital recording and reproduction of tactile drawings
US9403401B2 (en) * 2011-05-03 2016-08-02 University Of Vermont And State Agricultural College Thermal eraser for tactile drawings
KR102551568B1 (ko) 2016-07-11 2023-07-06 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
US10338700B2 (en) * 2017-04-24 2019-07-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Stylus inkwell charger including a cavity having a magnetic portion to facilitate alignment of a stylus' electrical contact with the charger's electrical contact
USD896192S1 (en) * 2018-05-22 2020-09-15 Zhuhai Runxingtai Electrical Co., Ltd. Electronic cart
USD909474S1 (en) * 2018-07-10 2021-02-02 Lg Electronics Inc. Electronic whiteboard
USD897432S1 (en) * 2018-09-24 2020-09-29 Tangerine Ideas, Inc. Whiteboard
USD939628S1 (en) * 2019-06-28 2021-12-28 Lg Electronics Inc. Electronic whiteboard
USD942542S1 (en) * 2019-06-28 2022-02-01 Lg Electronics Inc. Electronic whiteboard
USD940238S1 (en) * 2019-06-28 2022-01-04 Lg Electronics Inc. Stand for electronic whiteboard

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3886311A (en) * 1972-05-16 1975-05-27 Talos Systems Electrical writing pen and sensor
US4176273A (en) * 1976-10-19 1979-11-27 Olympus Optical Company Limited Light and heat writing pen for photosensitive material
US4523235A (en) * 1982-01-11 1985-06-11 Jan Rajchman Electronic microcopier apparatus
US4758846A (en) * 1984-02-13 1988-07-19 Regents For The University Of Oklahoma Heat pen
JP3579061B2 (ja) * 1992-08-31 2004-10-20 株式会社東芝 表示装置
JPH06183193A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Fuji Electric Co Ltd 感熱紙用ヒートペン
US5475401A (en) * 1993-04-29 1995-12-12 International Business Machines, Inc. Architecture and method for communication of writing and erasing signals from a remote stylus to a digitizing display

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276942A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 電子イレイザー、電子筆記具および情報処理システム
KR100884298B1 (ko) * 2006-07-13 2009-02-18 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 필적 검출 시트 및 수기 시스템
JP2013029989A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン収容ユニット、電子ペンシステム、及びプログラム
JP2013029990A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン収容ユニット、電子ペンシステム、及びプログラム
JP2019500663A (ja) * 2016-01-29 2019-01-10 グーグル エルエルシー ポータブルコンピュータデバイスのヒンジ内のスタイラスの充電
CN108481952A (zh) * 2018-03-01 2018-09-04 钟佳 一种安装有照射灯的笔
CN108958515A (zh) * 2018-07-25 2018-12-07 朱浩东 高精度的电子智能记录笔
CN108973434A (zh) * 2018-07-25 2018-12-11 朱浩东 高精度的电子智能记录笔
JP2020089081A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社リコー 表示システムおよび充電制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5529501A (en) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07200173A (ja) 手書装置
TWI307033B (en) Digital pen
US5739744A (en) Electronically simulated rotary-type cardfile
JP2002165632A (ja) ネイルアートプリンター
CN104002563A (zh) 美甲打印装置
JP2021524407A (ja) マーカ、タッチペン及び字消し保持器
EP3225418A1 (en) Heated writing device for use with thermochromatic ink
US4103171A (en) Portable cartridge contained electroluminescent sheet for reading and writing in the dark
JPH09101864A (ja) 情報処理装置及びその各種装置
US8350239B2 (en) Pen specific for erasable media usage
JP2010211462A (ja) マウスパッド
EP0498374A3 (en) Computer having function of resume process
JP2005074768A (ja) テープ印字装置
US8059130B2 (en) Document reservation processing operation system
JPH06342319A (ja) 情報処理装置
JP2001027933A (ja) 情報入力装置
JPH04123119A (ja) パーソナルコンピュータ
JP3185714B2 (ja) 画像作成装置及び画像作成方法
JP3082200B2 (ja) 画像作成装置
CN209700140U (zh) 便携式手写即时打印装置
JP2023025333A (ja) 個人用印刷機
JP2986344B2 (ja) 外部荷電型の液晶ボードにおける筆記および消去兼用具
JP2007290225A (ja) テープ印刷装置
JPH0564999A (ja) 電子ボード装置
JPH0255176A (ja) 電子タイプライタの表示装置