JP2006276197A - 光源装置及びそれを用いた表示装置、端末装置 - Google Patents

光源装置及びそれを用いた表示装置、端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 出射光の指向性を二次元的に高めることができ、薄型化が可能な光源装置、それを用いた表示装置及び端末装置を提供する。
【解決手段】 表示装置2の光源装置1において、導光板3及び円錐シート6を設け、導光板3の側面に沿って光源51を配置する。導光板3の光出射面43は平坦とし、光拡散面44には、光出射面43に対して光源51側に傾斜した斜面41を形成する。また、円錐シート6には、平板部63を設け、平板部63の光入射面上に、複数の円錐体64を二次元的に配列する。円錐体64の中心軸は相互に平行とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、出射光の指向性を高めた光源装置、それを用いた表示装置及び端末装置に関する。
近時、薄型、軽量、小型、低消費電力等の利点から、液晶を使用した表示装置は、モニタ及びテレビジョン(TV:Television)等の大型の端末装置から、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ及び自動販売機等の中型の端末装置、またパーソナルTV、PDA(Personal Digital Assistance:個人用情報端末)、携帯電話及び携帯ゲーム機等の小型の端末装置にまで広く搭載され、使用されている。これらの液晶表示装置は、使用する光源の種類に応じて、透過型、反射型、透過光と反射光とを併用する半透過型に大別できる。反射型は、表示に外光を利用できるため低消費電力化が可能である反面、透過型と比較するとコントラスト等の表示性能が劣るため、現在では透過型及び半透過型が液晶表示装置の主流となっている。透過型及び半透過型の液晶表示装置では、液晶パネルの背面に光源装置を設置し、その光源装置が発する光を利用して表示を行っている。
大型の端末装置に搭載される表示装置は、同時に多人数の視聴者が視認することが多いため、それに使用される光源装置は、広範囲において均一な輝度分布を実現するものであることが好ましい。これに対して、中型及び小型の端末装置に搭載される表示装置は、同時に少人数又は一人の視聴者が視認する頻度が高いため、それに使用される光源装置は、正面方向のみに光を照射すればよい。このため、中型及び小型の端末装置に搭載される光源装置においては、正面方向における指向性を高めて低電力化を図る試みが行われており、そのうちの一部が実用化されている。
図28は、非特許文献1に記載されている第1の従来の光源装置を模式的に示す斜視図である。図28に示すように、第1の従来の光源装置は、光源1101と、光源1101が発する光を伝搬して面状に出射する導光板1102と、導光板1102の光出射面側に配置された拡散シート1103と、拡散シート1103上に配置された2枚のプリズムシート1104及び1105と、プリズムシートの上に配置された拡散シート1106と、導光板1102の光出射面の反対側に配置された反射シート1107とから構成されている。導光板1102の表面にはドット形状が印刷されている。2枚のプリズムシート1104及び1105には夫々、一方向に延び一次元的に配列されたプリズム形状が形成されている。このプリズム形状の頂角は90度である。また、プリズムシート1104及び1105は、プリズムシート1104に形成されたプリズム形状が延びる方向と、プリズムシート1105に形成されたプリズム形状が延びる方向とが、相互に直交するように配置されている。更に、プリズムシート1104及び1105は、プリズム面が上側(導光板と反対側)に向くように配置されている。
このように構成された非特許文献1に記載の第1の従来の光源装置においては、光源1101から発した光は導光板1102にその側面から入射し、導光板1102中を伝搬する。この際に、印刷されたドット形状により一部の光が散乱され、導光板1102の光出射面から出射される。導光板1102から出射した光は、導光板1102とプリズムシート1104との間に配置された拡散シート1103により均斉度が向上し、プリズムシート1104及び1105に入射する。プリズムシート1104及び1105はその頂角が90度であるため、正面から30度の方位付近の光線が正面方向に屈折して進行し、結果として正面方向に集光され、正面輝度が向上することになる。
図29は、非特許文献1に記載されている第2の従来の光源装置を模式的に示す斜視図である。図29に示すように、第2の従来の光源装置は、光源2101と、光源2101の発する光を伝搬して面状に出射する導光板2102と、導光板2102の光出射面側に配置されたプリズムシート2103と、導光板2102の光出射面の反対側に配置された反射シート2104とから構成されている。導光板2102は、その光出射面にマット形状(図示せず)が形成され、その反対側の面である反射シート2104側の面に光源が延びる方向に直交する方向に延びるプリズム列が形成されたマットプリズム導光板である。また、プリズムシート2103は、プリズム面を導光板側に向けて配置されており、プリズム列が延びる方向は線状の光源が延びる方向に平行となり、プリズム列の配列方向は光源が延びる方向に直交する方向となっている。
このように構成された非特許文献1に記載の第2の従来の光源装置においては、光源2101から発した光は導光板2102に入射し、導光板2102中を伝搬する。この際に、導光板2102のプリズムシート側の面である光出射面に形成されたマット形状により、一部の光が全反射条件から外れ、導光板2102から出射することになる。導光板2102から出射した光は、導光板2102の全反射条件をわずかに外れた条件であるため、光源に垂直な方向において、出射面の法線から65度付近にピークを有する指向性が高い光となっている。この光はプリズムシート2103に入射するが、入射側のプリズム斜面で屈折した後に、反対側のプリズム斜面で全反射して正面方向に出射する。
前述のように、プリズムシート2103に入射する光は、光源に垂直な方向の指向性が高いため、プリズムシートから出射する光も光源に垂直な方向に対して指向性が高い。一方で、光源が延びる方向に平行な方向に関する指向性については、導光板2102の反射シート2104側の面に、光源に垂直な方向に延びるプリズム列を形成することで対応している。図30(a)及び(b)は、横軸に出射角度をとり、縦軸に光度をとって、第2の従来の光源装置の指向特性と第1の従来の光源装置の指向特性を比較した結果を示すグラフ図であり、(a)は垂直方向の指向性を示し、(b)は水平方向の指向性を示す。図30(a)及び(b)は、非特許文献1中の図14に記載のものである。図30(a)及び(b)に示すように、第2の従来の光源装置では、光源に垂直な方向のみならず、平行な方向においても指向性が高められており、第1の従来の光源装置よりも指向性が高められている。
図31は、特許文献1に記載されている第3の従来の光源装置を模式的に示す斜視図であり、図32は、図31に示す領域Aを示す一部拡大図である。図31に示すように、第3の従来の光源装置は、光源3101と、光源3101が発する光を伝搬して面状に出射する導光板3102と、導光板3102の光出射面側に配置され、光出射方向を修正する伝播方向特性修正素子3114と、導光板3102と伝播方向特性修正素子3114との間に配置され、伝播方向特性修正素子3114に入射する光線を限定的に透過させる反射パターンシート3116と、導光板3102の光出射面の反対側に配置された反射体3103とから構成されている。導光板3102は、ポリメチルメタクリレート(PMMA)からなるマトリックス中に異屈折率物質としてシリコーン系樹脂材料を一様に混入分散させた散乱性の導光体であり、その形状は光源から遠ざかるに伴って厚みが連続的に減少する楔状になっている。また、光源3101は、導光板3102の厚さが厚い側の側方に配置されている。
図32に示すように、伝播方向特性修正素子3114は、複数の円錐柱状突起3114cを備えており、円錐柱状突起3114cは二次元アレイを形成する凸部要素となっている。各円錐柱状突起3114cの先端部には平坦領域3114gが形成されている。各平坦領域3114gは、導光板3102の光出射面と平行になっている。反射パターンシート3116は、例えばPMMA等の透明樹脂材料により形成されており、伝播方向特性修正素子3114側の面に、Ag膜又はAl膜からなる正反射性の反射膜3116aが設けられている。反射膜3116aには、夫々円形又は楕円形の開口部が形成されており、窓部3116wとなっている。また、反射膜3116aにおける窓部3116w以外の部分、即ち、Ag膜又はAl膜が形成されている部分は、反射部3116rとなっている。反射パターンシート3116における窓部3116wの配列周期は、伝播方向特性修正素子3114の凸部要素3114cの配列周期と等しくなっている。また、反射部3116rの寸法と凸部要素(円錐柱状突起)3114cとの二次元的相対的位置関係は、各平坦領域3114gへの光入射を妨げず、且つ、各平坦領域3114g間の谷部への光入射を阻止するようになっている。
このように構成された特許文献1に記載の第3の従来の光源装置においては、光源3101から発した光は導光板3102に入射してその内部を伝搬し、導光板3102の光出射面から指向性を持った光束が、この光出射面の法線に対して60乃至80度程度の傾斜角で出射される。この光束の伝播方向には、ランプ直交方向断面、ランプ平行方向断面のいずれに関しても、ある程度の拡がりがある。導光板3102から出射した光束は、反射パターンシート3116の内部を透過した後、反射部3116r又は窓部3116wに入射する。反射部3116rに入射した光束は、反射パターンシート3116の内部に向けて反射される。この反射光及び窓部3116wからの少量の反射光は、反射パターンシート3116内側面による反射、導光板3102の光出射面による反射、導光板3102内への再入射、光出射面からの再出射等を経て、再度窓部3116wに入射する機会が与えられる。このように反射光はリサイクル的に利用される。
窓部3116wに直接入射するか又は上述のリサイクル過程を経て窓部3116wに入射した光の大部分は、窓部3116wを通過して、円錐柱状突起3114cの平坦領域3114gに斜めに入射する。平坦領域3114gへの斜入射時には、光束の伝播方向の平行度が改善される。平坦領域3114g間の谷部(無効領域)への入射は、反射パターンシート3116によって抑止されている。伝播方向特性修正素子3114の平坦領域3114gに斜入射した光束は、円錐柱状突起3114cの周面3114sのいずれかの部分で反射され、ほぼ正面方向へ偏向される。この反射による光束の平行度の劣化は起らない。ほぼ正面方向へ偏向された光束は、伝播方向特性修正素子3114の光出射面から略垂直に出射する。これにより、出射光に二次元的な指向性を持たせることができる光源装置が実現される。
2004年4月発行の月刊ディスプレイ4月号、第14乃至21頁 特開平9−265092号公報(図21)
しかしながら、前述の従来の技術には以下に示すような問題点がある。非特許文献1に記載の第1の従来の光源装置においては、導光板1102から出射され、拡散シート1103により均斉度が向上した光束は、2枚の直交配置されたプリズムシート1104及び1105により屈折される。この結果、正面方向の指向性は高められるが、2枚のプリズムシートは法線方向から30度方位付近の光線については正面方向に屈折させるものの、それ以外の角度の光線については、正面方向とは異なる方向に屈折させるか又は全反射するため、その指向性を高めるには限界がある。また、二次元状に指向性を高めるためには、複数枚のプリズムシートが必要となるため、光源装置の厚さが増大する。特に、携帯端末装置に搭載する場合には、厚さの増加は大きな問題となる。
また、非特許文献1に記載の第2の従来の光源装置においては、前述の第1の従来の光源装置とは異なり、使用するプリズムシートは一枚であるため、光源装置の薄型化が可能である。また、光源に垂直な方向に対しては、導光板から出射した高指向性の光束を、プリズムシートの全反射を使用して正面方向に出射しているため、第1の従来の光源装置よりも高い指向性が実現できる。一方で、光源に平行な方向に対しては、導光板の反射シート側に設けられた光源に垂直な方向のプリズム列により指向性を高めているが、光源に垂直な方向よりは指向性が低く、二次元状に指向性を高めるには限界がある。
更に、特許文献1に記載の第3の従来の光源装置においては、円状の開口部が多数設けられた反射パターンシート3116と、円錐柱状突起が多数設けられた伝播方向特性修正素子3114により、二次元状の指向性が実現されている。この方式は、前述の第2の従来の光源装置において、光源と垂直な方向の高指向化を実現する全反射の原理を二次元的に使用するものであるため、高い指向性を実現できる。しかし、伝播方向特性修正素子と反射パターンシートが必要になるため、光源装置の厚さが増大する点が大きな問題となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、出射光の指向性を二次元的に高めることができ、薄型化が可能な光源装置、それを用いた表示装置及び端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光源装置は、光源と、この光源から入射した光をこの光の入射方向とは異なる第1の方向に出射する導光部材と、この導光部材から入射した光を前記第1の方向とは異なる第2の方向に出射する光学部材と、を有し、前記光学部材は、透明材料からなる平板部と、透明材料からなり前記平板部における前記導光部材に対向する面上に形成された複数の円錐体と、を有し、前記円錐体の中心軸は相互に平行であることを特徴とする。
本発明においては、導光部材が入射方向及び第1の方向を含む平面内における光の指向性を高め、光学部材が前記平面に直交する方向における光の指向性を高めるため、光源から出射した光の指向性を、二次元的に高めて出射することができる。また、光源から出射した光の大部分を光学部材から第2の方向に出射することができるため、光の利用効率が高く、輝度が高い。更に、導光部材及び光学部材により構成されているため、薄型化が可能である。
また、前記円錐体の頂点からなる一の列の位相が、他の列の位相と異なっていてもよく、前記円錐体の頂点を結ぶ仮想的な直線が延びる方向が、前記平板部の表面に平行であり且つ相互に異なる3つの方向であることが好ましい。これにより、表示パネルと組み合わせて使用した場合にモアレの発生を低減することができる。
更に、前記第2の方向が前記平板部の表面に垂直になるように、前記円錐体の中心軸が前記平板部の表面に垂直な方向に対して傾斜していることが好ましい。これにより、出射光の輝度分布の中心を正面方向に位置させることができる。
更にまた、前記平板部における前記円錐体が形成されていない側の面に透過光を拡散させる拡散パターンが形成されていることが好ましい。これにより、出射光の均一性が向上する。また、前記光源が点光源からなり、前記導光部材の前記点光源から光が入射する面にこの光を拡散させる拡散パターンが形成されていてもよい。これにより、点光源を均一に線光源化でき、光源装置の出射光面内分布の均一性を向上できる。
更にまた、前記導光部材はその側面から前記光が入射する導光板であり、この導光板における前記光学部材に対向している光出射面の反対側の面に、前記光出射面に対して前記光源側に傾斜した傾斜面が形成されていてもよい。
更にまた、本発明に係る光源装置は、前記導光部材から見て前記光学部材が配置されている側の反対側に配置された反射シートを有していてもよい。これにより、出射光の輝度をより一層向上させることができる。
本発明に係る表示装置は、前記光源装置と、この光源装置から出射した光を透過させることによりこの光に画像を付加する表示パネルと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、光源装置から出射される光の指向性が高いため、表示装置の指向性を高めて、消費電力を低減することができる。また、光源装置を薄型化できるため、表示装置を薄型化することができる。
また、前記表示パネルの画素配列方向が、前記円錐体の配列方向に対して傾斜していることが好ましい。これにより、光源装置と表示パネルとの間で、モアレが発生することを防止できる。
本発明に係る端末装置は、前記表示装置を有することを特徴とする。また、この端末装置は、携帯電話、個人用情報端末、ゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ビデオプレーヤ、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ又は自動販売機であってもよい。
更に、本発明に係る端末装置が携帯電話である場合に、前記光源が表示画面の上側又は下側に配置されていることが好ましい。これにより、携帯電話において、表示画面の左右に光源を配置するスペースを確保する必要がなくなり、携帯電話の筐体の細身化と画面の大型化とを両立させることができる。
本発明によれば、出射光の指向性が高く、薄型化が可能な光源装置を実現することができる。これにより、消費電力が低く、薄型化が可能な表示装置及び端末装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る光源装置、それを用いた表示装置及び端末装置について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態に係る光源装置、それを用いた表示装置及び端末装置について説明する。図1は本実施形態に係る光源装置を示す斜視図であり、図2は図1に示す光源装置を用いた表示装置を示す断面図であり、図3は図2に示す表示装置を搭載した携帯端末装置を示す斜視図であり、図4は本実施形態の光源装置に使用する円錐シートを示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本第1実施形態に係る光源装置1においては、導光板3と、この導光板3の前面側、即ち、視聴者側に配置された円錐シート6と、導光板3の側面に配置された光源51とが設けられている。また、導光板3の前面、即ち円錐シート6側の面は光出射面43となっており、その反対面、即ち背面は光拡散面44となっている。光出射面43は平坦である。一方、光拡散面44には、光出射面43に対して光源51側に傾斜した斜面41が形成されている。これにより、斜面41は、光源51から出射して導光板3に入射した光により直接照射されるようになっている。光源51は、導光板3の光入射面となる側面に沿って複数個のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)がほぼ等間隔で配置されて構成されている。
なお、本明細書においては、便宜上、以下のようにXYZ直交座標系を設定する。光源51から導光板3に向かう方向を+X方向とし、その反対方向を−X方向とする。+X方向及び−X方向を総称してX軸方向という。また、導光板3の光出射面43に平行な方向のうち、X軸方向に直交する方向をY軸方向とする。更に、X軸方向及びY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向とし、このZ軸方向のうち、光拡散面44から光出射面43に向かう方向を+Z方向とし、その反対方向を−Z方向とする。+Z方向は前方、即ち、視聴者に向かう方向である。そして、+Y方向は、右手座標系が成立する方向とする。即ち、人の右手の親指を+X方向、人差指を+Y方向に向けたとき、中指は+Z方向を向くようにする。
上述の如く、XYZ直交座標系を設定すると、導光板3の光出射面43はXY平面となり、光源51は導光板3から見て−X方向に配置され、円錐シート6は+Z方向に配置されていることになる。また、光源51は拡散性の光源であり、光源51から出射した光は導光板3の内部において、少なくともXY方向に拡散する。
そして、図1及び図2に示すように、導光板3の光拡散面44には、+X方向に向かって斜面41、平坦面40がこの順に繰り返し配列されている。なお、図2においては、図を簡略化するために、斜面41は一ヶ所しか示されていない。斜面41は、光源51側、即ち、光源51から出射され導光板3の内部を+X方向に透過してきた光に照射される方向に傾斜している。斜面41の傾斜角の絶対値は例えば6度である。+X方向に向かうときに斜面41から平坦面40に移行する境界部は、Z軸方向の段差となっている。また、平坦面40、斜面41は、Y軸方向に沿って導光板3の全長に亘って延びている。
図4に示すように、円錐シート6においては、透明材料からなる平板部63が設けられており、複数の円錐体64が平板部63の背面上に形成されている。平坦部63はXY平面に平行に配置されており、円錐体64は−Z方向に、即ち、導光板3に向かって突出している。即ち、円錐体64の中心軸は相互に平行であり、Z軸方向に平行である。円錐体64の頂点は、X軸方向及びXY平面内におけるX軸方向に対して60度傾斜した2つの方向に沿って配列されている。即ち、円錐体64は平板部63の光入射面に二次元的に配列されており、円錐体64の頂点を結ぶ仮想的な直線が延びる方向は、Y軸方向及びXY平面内におけるY軸方向に対して60度傾斜した2方向の合計3方向である。これにより、相互に隣り合う3つの円錐体64の頂点を結ぶと、その一辺がY軸方向に延びる仮想的な正三角形が形成されるようになっている。
一例では、円錐体64の頂点は、Y軸方向に50μmの間隔を隔てて等ピッチに配列し、円錐体の頂点が形成する正三角形の一辺は50μmとなっている。円錐体64の頂角は70度であり、円錐体の高さは36μmである。なお、頂角とは、円錐体64の中心軸を含む断面において、2本の側辺がなす角度である。導光板3と円錐シート6の材料には、加工性の容易さから透明樹脂が好適に使用されるが、本実施形態においては、屈折率が1.5であるポリメチルメタクリレート(PMMA:polymethyl-methacrylate)が使用されている。
図2に示すように、本第1実施形態に係る光源装置1を用いた表示装置2においては、円錐シート6から見て導光板3が配置された側の反対側、即ち+Z方向側に、透過型液晶パネル7が設けられている。
図3に示すように、この表示装置2は、例えば、携帯電話9に搭載される。携帯電話の横方向及び縦方向は、夫々光源装置のY軸方向及びX軸方向となるように配置されている。即ち、携帯電話9において、光源51(図2参照)は、表示画面の上側に配置されている。なお、光源51は表示画面の下側に配置してもよい。
次に、上述の如く構成された本実施形態の光源装置1の動作について説明する。図5は光源51が点灯した場合を示す光学モデルの斜視図であり、図6は図5に示すA−A線による断面図であり、図7は図5に示すB−B線による断面図である。A−A線はX軸方向に延びており、B−B線はXY平面内において、X軸方向から30度の角度をなす方向に延びている。なお、図6及び図7においては、図を簡略化するために、斜面41は一ヶ所のみ示されている。
図6に示すA−A線による断面での光の挙動について説明する。光源51が発した光は導光板3に入射するが、空気と導光板3を形成する樹脂材料との屈折率の違いにより、導光板3に入射した後の光の進行方向と+X方向とがZ軸方向になす角度は、スネルの法則に基づき、41.8度より小さくなる。そこで、+X方向に対して+Z方向に41.8度傾斜した光線について考えることにする。
光源51から出射され、導光板3に入射した光線は、導光板3の光出射面43に到達するが、Z軸方向に対する角度が48.2度であり、臨界角41.8度より大きいため、導光板3から出射せずに全反射する。同様に、光拡散面44においても、斜面41以外の領域に入射した場合には同じ角度で全反射するので、光出射面43と光拡散面44との間で全反射を繰り返しつつ、光源51から離れる方向に伝搬することになる。この伝搬中に、光が、X軸方向に対する傾斜角が6度の斜面41に入射すると、斜面41の法線からの角度が42.2度となるが、この値は臨界角41.8度より大きいので、斜面41から導光板3外に光は出射せず全反射する。全反射後の光のZ軸方向に対する角度は36.2度となり、臨界角より小さいため、光出射面43に到達した光は導光板3から外部に出射し、出射後の角度はZ軸方向に対して62.4度となる。
前述の如く、導光板3に入射した光は、必ず入射後のX軸方向に対する角度が41.8度以下となる。このため、この入射光が導光板3の光出射面43又は光拡散面44に到達したときのZ軸方向に対する角度は48.2度以上となり、全反射する。そして、この光が光出射面43及び光拡散面44において全反射して導光板3中を伝搬する課程で、傾斜角が6度の斜面41で全反射する度に、Z軸方向に対する光の進行方向の角度が臨界角に近づくことになり、この角度が臨界角より小さくなった時点で、光出射面43又は光拡散面44の平坦面から出射する。この結果、導光板3から出射した光は、XZ平面内においては、+Z方向から60度程度傾斜した方向に強い指向性を有することになる。
導光板3からZ軸方向に対して62.4度傾斜して出射した光は、円錐シート6に入射するが、円錐体64の頂角は70度であるため、円錐体64に入射する角度は7.4度であり、円錐体64の内部に入射した光線の進行方向と円錐体入射面の法線との間の角度は4.9度となる。その後、円錐体64の反対側の側面に光は到達するが、この側面に対する角度は面法線から65.1度となるため全反射し、Z軸から11.1度の方向に進行する。その後、円錐シート6から出射する光の角度は、スネルの法則により、Z軸から16.8度の方向となる。即ち、円錐シート6から出射した光は、XZ平面内においては、Z軸から16.8度の方向に強い指向性を有することになる。
次に、図7に示すB−B線による断面での光の挙動について説明する。前述のように、光源51は少なくともXY平面内に拡散するため、B−B線による断面でもA−A線による断面の場合と全く同様の理論が成立する。この結果、円錐シート6から出射する光は強い指向性を有し、その角度は+Z方向から16.8度となる。この結果は、B−B線だけでなく、XY平面内の他の角度についても同様に発生するため、円錐シート6から出射する光は+Z方向から16.8度傾斜した方向に強い指向性を有することになる。即ち、光源装置1の照射範囲としては狭い角度範囲に限定される。
次に、本実施形態に係る表示装置2の動作について説明する。図2に示すように、光源装置1からから+Z方向に出射した指向性が高い光は、透過型液晶パネル7に入射し、透過型液晶パネル7を透過する。このとき、透過型液晶パネル7が駆動することにより、この透過光に画像が付加される。これにより、画像が表示される。
上述の設計の妥当性を検討するために、市販の光線追跡シミュレータを使用して計算機シミュレーションを行った。図8はこのシミュレーションに使用する光学モデルを示す図である。図8に示すように、導光板3のX軸方向の長さ、Y軸方向の幅、Z軸方向の高さは、夫々60mm、40mm、0.6mmに設定し、導光板3の−X方向側のYZ平面に、入射方向が+X方向になるように光源として発光面53を配置した。発光面53のY軸方向の幅は40mmとし、Z軸方向の高さは0.5mmとした。発光面はランベルト光を発するものとした。
また、導光板3の−Z方向側のXY平面には斜面41を形成した。斜面41は、+X方向から+Z方向に向かって6度の傾斜角を有し、Y軸方向に斜面が連続配置されている。また、斜面41におけるZ軸方向の深さの最大値を10μmに設定し、X軸方向におけるピッチを0.2mmに設定した。
導光板3から見て+Z方向側には、多数の円錐体が頂点を−Z方向に向けた下向きの円錐シート6を設けた。−Z方向から見た場合に円錐体の頂点が正三角形を形成するように円錐体を配列し、その一辺がY軸方向に平行となるように配置した。円錐体頂点のY軸方向におけるピッチは50μmとし、円錐体の頂点が形成する正三角形の一辺の長さを50μmとした。円錐体の頂角は70度、高さは36μmに設定した。円錐シート6の厚さは円錐体部分も含めて0.1mmとし、円錐シート6の+Z方向側に、X軸方向の長さが10mm、Y軸方向の幅が10mmの受光面55を設置した。また、導光板3からの出射光光度分布を観察する目的として、導光板3と円錐シート6の間にも同じ大きさの受光面55を設置した。なお、導光板3と円錐シート6の材質は、屈折率が1.5であるポリメチルメタクリレートとした。
次に、光源を点灯した場合の光度分布について説明する。図9は、光源を点灯した場合の導光板出射時の光度分布を示す極座標図であり、図にX方向及びY方向を示す。図10は、横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図9に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図である。また、図11は、光源を点灯した場合の円錐シート出射時の光度分布を示す極座標図であり、図にX方向及びY方向を示す。図12は、横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図11に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図であり、図13は、横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図11に示す光度分布におけるY軸方向の光度分布を示すグラフ図である。図9及び図11においては、明るさが等しい点を実線で結び、この実線で囲まれる領域を、明るい順に領域a、b、c及びdとした。即ち、最も明るい領域を領域aとし、最も暗い領域を領域dとした。後述する他の極座標図においても同様である。
図9及び図10に示すように、導光板出射時の光度分布は、+Z方向からX軸方向に−65度傾斜した方向にピークが発生する。また、Y軸方向の傾斜角は比較的均等に分布している。更に、図11乃至図13に示すように、円錐シート出射時の光度分布は、X軸方向、Y軸方向共に30度以内に集光している。即ち、光源を点灯した場合には、光源装置の照射範囲は狭い角度範囲に限定され、二次元状に集光されていることがわかる。
次に、本実施形態の効果について説明する。上述の如く、本実施形態に係る光源装置1においては、厚さ方向、即ち、Z軸方向には導光板3及び円錐シート6が配置されているだけであるため、光源装置1の薄型化が可能である。また、円錐シート6の集光作用により、光源装置1から出射される出射光について、出射方向、即ち、+Z方向に対して、X軸方向及びY軸方向の双方について指向性を高めることができる。即ち、出射光の指向性を二次元的に高めることができる。
また、本実施形態に係る表示装置においては、光源として上述の光源装置1を内蔵しているため、薄型化が可能である。また、正面方向のみに光を照射して、指向性が高い表示を行うことができる。これにより、正面方向から視認する視聴者に対して画面の輝度を維持したまま、消費電力を低減することができる。更に、本実施形態に係る携帯端末装置においては、表示装置として上述の表示装置2を搭載しているため、薄型化及び低消費電力化を図ることができる。
なお、導光板3の斜面41の傾斜角は、前述の数値に限定されるものではなく、同様の効果を発揮すれば異なる数値を選択することができる。また、導光板の材質も前述の材料に限定されるものではない。更に、斜面の深さ及びピッチも前述の数値に限定されるものではなく、導光板内で異なる値であってもよいし、斜面の傾斜角も導光板内で分布を有していてもよい。導光板内で光源に近い斜面のピッチを大きくすることにより、光源装置の出射光面内における輝度分布を均一にできる。更にまた、導光板は出射面の法線方向から60度方位に光を出射できればよいため、第2の従来の光源装置のように、出射面にマット形状が印刷された導光板を使用することもできる。更に、第3の従来の光源装置のように、楔状の散乱型導光板を使用することもできる。
円錐シートの頂角、高さ、ピッチ、厚さ等も前述の数値に限定されるものではなく、同様の効果を発揮すれば異なる数値を選択することができる。また、円錐シートの材質も前出の材料に限定されるものではない。更にまた、円錐体の頂点配置は正三角形としたが、これに限定されるものではなく、正三角形以外でもよいし、三角形の一辺がY軸と完全に平行でなくてもよい。表示パネルとの間のモアレを防止する目的で、Y軸に対して角度を付けて配置することもできる。但し、円錐体の頂点位置は、Y軸方向に関してX軸方向の位相が均一でないことが好ましい。これにより、Y軸方向に関してX軸方向の位相が均一である場合と比較して、光源点灯時に導光板より出射した光を効率良くZ軸方向に集光することができる。更にまた、円錐シートにおける円錐体が形成された面の反対側の面には、拡散パターンを設けてもよい。これにより、表示パネルとの間でモアレが発生することを防止できる。
本発明の光源装置に使用される円錐シートの円錐体の先端部は、二次元の集光効果を著しく減じない程度において丸められていてもよい。また、その形状は円錐に限定されるものではなく、微細な二次元パターンが繰り返し配置されており、二次元に集光作用を有する形状であれば同様に適用可能である。
光源は冷陰極管等の線光源を使用することもできるし、LED等の点光源を使用することもできる。特にLEDを使用する場合には、光源の薄型化が可能となるが、点光源を均一に線光源化するため、図14に示すように、導光板の光入射面に拡散パターン31を設けることが有効である。また、図15に示すように、導光板の光出射面43に二次元状パターン32を形成してもよい。二次元状パターン32は、例えば半円領域内に分布された複数の凹部である。二次元状パターン32は特に光源付近に設置した場合に、光源からの光を均一化する上で有効である。前述の如く、LEDは導光板の光入射面に複数個配置されていてもよい。
本発明において使用する表示パネルは、液晶パネルに限定されず、光源装置を使用する表示パネルであれば使用可能である。また、液晶パネルは透過型に限定されず、各画素に透過領域を有するパネルであれば使用可能であり、各画素の一部に反射領域を有する半透過型液晶パネル、微透過型液晶パネル、微反射型液晶パネルでも使用可能である。
本実施形態の表示装置は、携帯電話等の携帯端末装置に好適に適用することができる。前述の如く、本実施形態に係る表示装置は、出射光の指向性が二次元的に高められているため、低消費電力化が可能になる。携帯端末装置としては携帯電話のみならず、PDA、ゲーム機、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の各種の携帯端末装置に適用することができる。また、携帯端末装置のみならず、ビデオプレーヤ、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ、自動販売機等の各種の端末装置に適用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る光源装置について説明する。図16は本実施形態の光源装置を示す斜視図であり、図17は本実施形態の光源装置に使用する円錐シートのXZ平面による断面図である。図16及び図17に示すように、本実施形態の光源装置11は、前述の第1の実施形態に係る光源装置1(図1参照)における円錐シート6の替わりに、円錐シート61が設けられている。円錐シート61においては、円錐体64が、+X方向に10度だけ傾斜している。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、上述の如く構成された本実施形態の光源装置11の動作について説明する。本実施形態において、光源51から出射された光が導光板3を出射するまでの動作は、前述の第1の実施形態と同様である。本実施形態においては、円錐シート61の動作が前述の第1の実施形態とは異なっている。そこで、傾斜した円錐体を有する円錐シート61の動作に着目する。図18(a)乃至(g)は、本実施形態で使用する傾斜した円錐体を有する円錐シート61の光学的な動作を示すため、円錐シートに入射する光線の方向を変えて出射光の様子をシミュレーションした結果であり、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)は夫々入射角をZ軸から10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度とした結果である。図18において、矢印が付いた2本の二点鎖線は入射する光束の外縁を示し、矢印のない実線は出射する光線を示す。
図18(a)乃至(g)より、入射光の入射角度を変化させると、出射光は様々な方向に進行することがわかるが、特に、入射角がZ軸から60度及び70度の光線は、正面方向に偏向することがわかる。
上述の設計をより詳しく検討するため、前述の第1実施形態と同様に、市販の光線追跡シミュレータを使用して計算機シミュレーションを行った。光学モデルは、円錐体が+X方向に10度傾斜している点以外は、前述の第1実施形態と同様である。図19は、光源を点灯した場合の円錐シート出射時の光度分布を示す極座標図であり、図にX方向及びY方向を示す。図20は、横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図19に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図であり、図21は、横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図19に示す光度分布におけるY軸方向の光度分布を示すグラフ図である。図19乃至図21に示すように、円錐シート出射時の光度分布は、X軸方向、Y軸方向ともに30度以内に集光しており、特にその中心を正面に近づけることができる。なお、円錐体の傾斜角は10度に限定されるものではなく、同様の効果を発揮すれば異なる数値を選択することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る光源装置について説明する。図22は本実施形態の光源装置を示す斜視図である。図22に示すように、本実施形態の光源装置12においては、導光板3から見て−Z方向に、導光板3の光拡散面44に対向するように、反射板8が設置されている。反射板8は、散乱等の要因により導光板3の光拡散面44から出射した光を、導光板3に向けて反射するものである。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第2の実施形態と同様である。
上述の設計の妥当性を検討するため、前述の第1の実施形態と同様に、市販の光線追跡シミュレータを使用して計算機シミュレーションを行った。光学モデルは、導光板3の−Z方向側に反射板8が設置されている点以外は、第1の実施形態と同様である。図23及び図24は、光源を点灯した場合の導光板出射時及び円錐シート出射時の光度分布を示す極座標図であり、図にX方向及びY方向を示す。また、図25は、横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図24に示す円錐シート出射時の光度分布におけるX軸方向の輝度分布を示すグラフ図であり、図26は、横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図24に示す円錐シート出射時の光度分布におけるY軸方向の輝度分布を示すグラフ図である。
図23に示すように、導光板出射時の光度分布は、Z軸から65度方向にピークが発生し、本発明の第1実施形態と比較しても指向性の低下はない。また、図25及び図26に示すように、円錐シート出射時の光度分布は、X軸方向、Y軸方向共に30度以内に集光し、且つ、その光度は反射板を設けない本発明の第1実施形態と比較して、高くなっている。即ち、指向性を損なうことなく、光源の光をより有効に利用することができる。本実施形態における上記以外の効果は、前述の第2の実施形態と同様である。
次に、本発明の第4の実施形態に係る光源装置及びそれを用いた表示装置について説明する。図27は本第4実施形態に係る表示装置を示す断面図である。本実施形態における光源装置22は、本発明の第3実施形態で説明した光源装置12の上、即ち円錐シートの+Z側に透明・散乱切替素子122が設けられている。透明・散乱切替素子122においては、相互に平行に配置された1対の透明基板109が設けられており、各透明基板における他方の透明基板に対向する表面を覆うように、電極110が設けられている。そして、電極110間には、高分子マトリクス111aの中に液晶分子111bが分散してなるPDLC(Polymer Dispersed Liquid-Crystal:ポリマー分散液晶)層111が設けられている。1対の電極110によって、その間に挟まれているPDLC層111に電圧を印加することにより、PDLC層中の液晶分子の配向状態が変化するようになっている。PDLC層111は、例えば光硬化性樹脂と液晶材料の混合物を露光して硬化させることにより形成される。透明・散乱切替素子122は、光源装置12から入射された光を散乱又は透過して液晶パネル7に出射する。
上述の如く形成された表示装置においては、前述のように光源装置12から二次元状に指向性高い光が出射され、この分布の光が透明状態にある透明・散乱切替素子122に入射すると、指向性が高い光はそのまま透明・散乱切替素子122を透過して指向性が高い光を出射する。この光が液晶パネル7を透過して、正面付近のみでの視認が可能な狭視野角表示となる。一方で、透明・散乱切替素子122が散乱状態にある場合には、入射した光は透明・散乱切替素子122によって散乱されて指向性が低下し、広角の光となる。この広範囲に広がった分布の光は、液晶パネル7を透過した後も広い分布の状態で出射するため、広視野角で画像が表示される。
このように、本実施形態においては、光源装置12から出射される指向性が高い光を、透明・散乱切替素子122によって透過又は散乱させることにより、狭視野表示と広視野表示とを切替えることができる。これにより、表示装置の視野角を可変とすることができる。
本発明の表示装置において使用する表示パネルは、透過型液晶パネルに限定されず、光源装置を使用する表示パネルであれば使用可能であるが、特に視野角依存性が少ない液晶パネルを好適に使用することができる。そのような液晶パネルのモードの例としては、横電界モードではIPS(インプレインスイッチング)方式、FFS(フリンジ・フィールド・スイッチング)方式、AFFS(アドヴァンスト・フリンジ・フィールド・スイッチング)方式等が挙げられる。また、垂直配向モードではマルチドメイン化され視野角依存性が低減されたMVA(マルチドメイン・ヴァーティカル・アライメント)方式、PVA(パターンド・ヴァーティカル・アライメント)方式、ASV(アドヴァンスト・スーパー・ヴイ)方式等が挙げられる。更に、フィルム補償TNモードの液晶表示パネルも好適に使用することができる。
本発明の表示装置において使用する透明・散乱切替素子は、PDLC層を有するものに限定されず、透明状態と散乱状態とをスイッチングできる素子であれば好適に使用できる。一例として、ポリマーネットワーク液晶(PNLC)を使用した素子、及びダイナミック・スキャッタリング(DS)を使用した素子を挙げることができる。また、前述のPDLC層においては、電圧を印加していないときは散乱状態であり、電圧印加時には透明状態であるものを使用している。これにより、前記透明・散乱素子は、入射された光を散乱する状態のときに電力を消費しないため、バックライト光源にその分の電力を割り当てられるため、散乱状態時の光源装置の明るさを向上できる。また、電圧を印加していないときは透明状態であり、電圧印加時には散乱状態であるPDLC層を使用してもよい。このようなPDLC層は、電圧を印加しながら露光して硬化させることにより得られる。これにより、携帯情報端末において、使用頻度が高い狭視野表示において、PDLC層に電圧を印加する必要がなく、電力消費を抑制することができる。
本実施形態の光源装置は、携帯電話等の携帯端末装置に好適に適用することができ、携帯端末装置に搭載する表示装置の視野角切替表示が可能になる。特に本実施形態の光源装置を携帯電話に搭載する場合には、携帯電話の横方向及び縦方向を夫々光源装置のY軸方向及びX軸方向に設定することにより、光源を表示画面の上下方向に配置した上で、横方向の指向性を制御することができる。一般的に、携帯電話の横幅は手に持ちやすい大きさにするため限定されるが、文字情報を表示するには表示領域の横幅を大きくする方が好ましいため、携帯電話の横幅における非表示領域を小さくする傾向にある。本発明の光源装置では、表示画面の左右に光源を配置する必要がないため、表示画面の左右の非表示領域の幅を低減する上で有利である。
また、本実施形態の表示装置においては、透明・散乱切替素子の厚さの分だけ総厚が増加するが、本実施形態においては光源装置を薄型化できるため、表示装置の厚さを従来の表示装置の厚さと同等かそれ以下とすることができる。本実施形態に係る携帯端末装置としては、携帯電話のみならず、PDA、ゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ及びビデオプレーヤ等の各種の携帯端末装置に適用することができる。また、端末装置としては、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ、自動販売機等の各種の端末装置に適用することができる。
なお、透明・散乱切替素子と組み合わせて使用する光源装置は、本発明の第3実施形態に限定されるものではなく、本発明の第1又は第2の実施形態に記載の光源装置を使用してもよい。
本発明は、携帯電話、PDA、ゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ及びビデオプレーヤ等の携帯端末装置の表示装置や、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ、自動販売機等の端末装置の表示装置に好適に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態における円錐シートを示す斜視図である。 光源が点灯した場合を示す光学モデルの斜視図である。 図5に示すA−A線による断面の光学モデル図である。 図5に示すB−B線による断面の光学モデル図である。 本発明の第1の実施形態において、計算機シミュレーションを行うための光学モデル図である。 本発明の第1の実施形態において、光源点灯時のシミュレーション結果を示した図であり、導光板出射時の光度分布を示す。 横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図9に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図である。 本発明の第1の実施形態において、光源点灯時のシミュレーション結果を示した図であり、円錐シート出射時の光度分布を示す。 横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図11に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図である。 り、図13は、横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図11に示す光度分布におけるY軸方向の光度分布を示すグラフ図である。 光入射面に拡散パターンを設けた導光板を示す斜視図である。 光出射面に二次元状のパターンを設けた導光板を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における円錐シートのXZ平面による断面図である。 (a)乃至(g)は、傾斜角が10度の円錐体を備えた円錐シートの光学的な動作を示すため、円錐シートに入射する光線の方向を変えて出射光の様子をシミュレーションした結果であり、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)は夫々入射角をZ軸から10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度とした結果である。 本発明の第2の実施形態において、光源点灯時のシミュレーション結果を示した図であり、円錐シート出射時の光度分布を示す。 横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図19に示す光度分布におけるX軸方向の光度分布を示すグラフ図である。 横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図19に示す光度分布におけるY軸方向の光度分布を示すグラフ図である。 本発明の第3の実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態において、光源点灯時のシミュレーション結果を示した図であり、導光板出射時の光度分布を示す。 本発明の第3の実施形態において、光源点灯時のシミュレーション結果を示した図であり、特に円錐シート出射時の光度分布を示す。 横軸にX軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図24に示す円錐シート出射時の光度分布におけるX軸方向の輝度分布を示すグラフ図である。 横軸にY軸方向の視野角をとり、縦軸に光度をとって、図24に示す円錐シート出射時の光度分布におけるY軸方向の輝度分布を示すグラフ図である。 本第4実施形態に係る表示装置を示す断面図である。 非特許文献1に記載の第1の従来の光源装置を示す斜視図である。 非特許文献1に記載の第2の従来の光源装置を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、横軸に出射角度をとり、縦軸に光度をとって、第2の従来の光源装置の指向特性と第1の従来の光源装置の指向特性を比較した結果を示すグラフ図であり、(a)は垂直方向の指向性を示し、(b)は水平方向の指向性を示す。 特許文献1に記載されている第3の従来の光源装置を模式的に示す斜視図である。 図31に示す領域Aを示す一部拡大図である。
符号の説明
1、11、12;光源装置
2、21、22;表示装置
3;導光板
31;拡散パターン
32;二次元状パターン
40;平坦面
41;斜面
43;光出射面
44;光拡散面
51;光源
53;発光面
55;受光面
6、61;円錐シート
63;平板部
64;円錐体
7;透過型液晶パネル
8;反射板
9;携帯電話
122;透明・散乱切替素子
109;透明基板
110;電極
111;PDLC層
111a;高分子マトリクス
111b;液晶分子
1101;光源
1102;導光板
1103;拡散シート
1104、1105;プリズムシート
1106;拡散シート
1107;反射シート
2101;光源
2102;導光板
2103;プリズムシート
2104;反射シート
3101;光源
3102;導光板
3103;反射体
3114;伝播方向特性修正素子
3114c;円錐柱状突起
3114g;平坦領域
3114s;円錐柱状突起の周面
3116;反射パターンシート
3116a;反射膜
3116r;反射パターンシートの反射部
3116w;反射パターンシートの窓部
a、b、c、d;領域

Claims (15)

  1. 光源と、この光源から入射した光をこの光の入射方向とは異なる第1の方向に出射する導光部材と、この導光部材から入射した光を前記第1の方向とは異なる第2の方向に出射する光学部材と、を有し、前記光学部材は、透明材料からなる平板部と、透明材料からなり前記平板部における前記導光部材に対向する面上に形成された複数の円錐体と、を有し、前記円錐体の中心軸は相互に平行であることを特徴とする光源装置。
  2. 前記円錐体の頂点からなる一の列の位相が、他の列の位相と異なっていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記円錐体の頂点を結ぶ仮想的な直線が延びる方向が、前記平板部の表面に平行であり且つ相互に異なる3つの方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記第2の方向が前記平板部の表面に垂直になるように、前記円錐体の中心軸が前記平板部の表面に垂直な方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光源装置。
  5. 前記平板部における前記円錐体が形成されていない側の面に透過光を拡散させる拡散パターンが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記光源が点光源からなり、前記導光部材の前記点光源から光が入射する面にこの光を拡散させる拡散パターンが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 前記導光部材はその側面から前記光が入射する導光板であり、この導光板における前記光学部材に対向している光出射面の反対側の面に、前記光出射面に対して前記光源側に傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 前記導光部材から見て前記光学部材が配置されている側の反対側に配置された反射シートを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 光を透過させることによりこの光に画像を付加する表示パネルを備えた表示装置に、前記光学部材から出射した光が前記表示パネルに入射するように組み込まれるものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光源装置と、この光源装置から出射した光を透過させることによりこの光に画像を付加する表示パネルと、を有することを特徴とする表示装置。
  11. 前記表示パネルの画素配列方向が、前記円錐体の配列方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記表示パネルが液晶パネルであることを特徴とする請求項10又は11に記載の表示装置。
  13. 請求項10乃至12のいずれか1項に記載の表示装置を有することを特徴とする端末装置。
  14. 携帯電話、個人用情報端末、ゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ビデオプレーヤ、ノート型パーソナルコンピュータ、キャッシュディスペンサ又は自動販売機であることを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
  15. 携帯電話であり、前記光源が表示画面の上側又は下側に配置されていることを特徴とする請求項14に記載の端末装置。
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