JP4408166B2 - 指向性拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指向性拡散フィルムに関し、特に光の拡散状態を制御した指向性拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、面光源装置には、光拡散フィルムが設けられていた。この光拡散フィルムは、面光源装置の出光面側に設けられ、光源からの照明光を拡散させるために使用されていた。
従来の光拡散フィルムは、透明樹脂基材中に、有機又は無機ビーズを光拡散剤として分散混入したものや、透明樹脂基材上に、有機又は無機ビーズを拡散剤として含有するインキをコーティングしたものが使用されていた。
【0003】
図8は、従来の光拡散フィルムを用いた面光源装置の一例として、エッジ型平面光源である面光源装置120を設けた液晶表示装置135の断面図である。
面光源装置120は、2つの光源121、導光板122、反射フィルム124、3枚の光拡散フィルム110−1,110−2,110−3等からなっている。ここで、光拡散フィルム110−1,110−2,110−3は、同じ諸元を有する光拡散フィルムである。
導光板122は、面投光手段であって、対向する側端部面に各々光源121を備え、光源121からの光を拡散させて出光方向に向けるためのドットパターン123を出光面122aと対向する非出光面に設けている。反射フィルム124は、導光板122の非出光面側に設けられ、不要な方向へ出光する光線を遮るとともに、所定の方向に光線を反射して戻す役割を果たしている。
【0004】
導光板122の出光面122a側には、光を拡散することにより、面光源装置から出光する光の均一性を高め、また、ドットパターン123の隠蔽も兼ねる拡散フィルム110−1,110−2,110−3が設けられている。光拡散フィルムが3枚設けられているのは、1枚のみでは、十分な拡散が行われず、むらが生じるためであり、かつ、正面方向の輝度を向上させるために、3枚程度の枚数が通常必要であった。
面光源装置120の出光側には、下基板132と上基板131とに挟まれた液晶層130からなる透過型の液晶表示素子133が設けられており、面光源装置120は、液晶表示素子133を裏面から照明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の装置は、ビーズを拡散剤として使用しているため、ビーズ自体の粒度分布が不均一であったり、分散混入時又はコーティング時におけるビーズの分散が不十分であったりして、拡散特性を狙いの特性としたり、外観を良好に保つことが難しく、生産性が低かった。
また、面光源装置に必要な寸法に打ち抜き又は断裁するとき、及び、その後の組立作業中等に、ビーズが端部から脱落して、ゴミ、異物の原因となっていた。
更に、ビーズによる光の拡散は、全方向に対して行われるので、光の内部吸収による損失があったり、導光板122側へ反射する光があったりするので、法線方向(正面方向)に出光する光が少なく、光源121が発光する光の利用効率が低く、面光源装置120の輝度が低かった。
【0006】
本発明の課題は、光の利用効率が高く、ゴミ、異物の心配もなく、生産性が高い、指向性拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液晶表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、面光源装置(20)に用いる指向性拡散フィルム(10)において、少なくとも一面に、凸形状である指向性付与部(12)が規則的に多数設けられており、前記指向性付与部の第1の断面の形状は、略三角形形状であり、前記指向性付与部の頂点を通り前記第1の断面に直交する第2の断面の形状は、ひとつの前記指向性付与部を1周期とする略正弦波の波形形状であることを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の指向性拡散フィルム(10)において、前記第1の断面の形状は、略二等辺三角形形状であることを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の指向性拡散フィルム(10)において、前記略三角形形状の先端の角度は、80〜100°であることを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルム(10)において、前記略三角形形状の先端は、丸められた、及び/又は、所定量カットされた形状であることを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルム(10)において、前記指向性付与部(12)は、出光面側に設けられており、入射角70〜80°の入射光を、出射角25〜40°の範囲に最大値を有する光として出光することを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルム(10)において、入射面側から光を入射させたときのヘーズ値が70〜90の範囲にあることを特徴とする指向性拡散フィルムである。
【0015】
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムを製造する製造方法であって、前記指向性付与部(12)に対応した型形状を有するシリンダ版(88)を用いて、樹脂(82)に形状を賦型する賦型工程を備えた指向性拡散フィルムの製造方法である。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムを製造する製造方法であって、前記指向性付与部(12)に対応した型形状を有するシリンダ版(88)を用いて、電離放射線硬化型樹脂(82)に形状を賦型する賦型工程と、前記電離放射線硬化型樹脂に電離放射線を照射して、前記電離放射線硬化型樹脂を硬化(81)させる硬化工程とを備えた指向性拡散フィルムの製造方法である。
【0017】
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載の指向性拡散フィルムの製造方法において、前記シリンダ(88)版は、先端が80〜100°のダイヤモンドスタイラス(90)を用いて、電子彫刻機によりセル彫刻されて、前記型形状を設けられることを特徴とする指向性拡散フィルムの製造方法である。
【0018】
請求項10の発明は、請求項9に記載の指向性拡散フィルムの製造方法において、前記ダイヤモンドスタイラス(90)は、先端の形状が丸められている、及び/又は、所定量カットされていることを特徴とする指向性拡散フィルムの製造方法である。
【0019】
請求項11の発明は、光源(21)と、前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投光手段(22)と、前記投光面側に1枚以上配置された請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルム(10)とを備える面光源装置(20)である。
【0020】
請求項12の発明は、光源(21)と、前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投光手段(22)と、前記投光面側に1枚以上配置された請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルム(10)と、前記指向性拡散フィルムの出光面側に配置された、透過型の液晶表示素子(33)とを備える液晶表示装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(指向性拡散フィルム)
図1は、本実施形態における指向性拡散フィルム10の部分拡大図である。図1(a)は、図1(b)中のB方向を正面とした図であり、図1(b)は、図1(a)中のA方向を正面とした図である。
指向性拡散フィルム10は、基材フィルム11と、指向性付与部12とを有している。尚、図1では、説明のため、指向性付与部12を誇張して大きく示したが、実際には、非常に微細な凸形状である。
【0022】
基材フィルム11は、ベースとなる透明樹脂基材であり、セルローストリアセテート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリメタアクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂の延伸又は未延伸フィルムを使用することができる。基材フィルム11の厚みは、フィルムがもつ剛性にもよるが、50〜200μmのものが、加工性等の取扱い面からいって好ましい。また、指向性付与部12を設ける面は、コロナ放電処理等の易接着処理を施すことが、積層する指向性付与部12との接着を強固に安定化するために好ましい。
【0023】
図2は、指向性拡散フィルム10の平面図及び断面図を示す図である。図2(a)は、出光側を正面とした図であり、図2(b)は、B方向の断面である断面CCを示し、図2(c)は、A方向の断面である断面DDを示している。尚、図2(a)において、指向性付与部12を正面から観察した場合の稜線12aは、緩やかな曲線であるが、これは、後述するシリンダ版88の加工方法条件等により異なり、直線であってもよい。
【0024】
指向性付与部12は、B方向の断面形状が、頂角α=90°である二等辺三角形の形状をしている。断面CCは、頂点を通る断面であるが、頂点以外の部分におけるB方向の断面であっても、高さが低くなるが、同形状の二等辺三角形の断面形状である。
尚、ここでは、指向性付与部12は、B方向の断面形状が、二等辺三角形として説明したが、三角形状であれば二等辺でなくてもよい。
一方、指向性付与部12の頂点を通る断面DDの形状は、稜線12aの軌跡と一致しており、略正弦波の形状をしている。指向性付与部12の凸形状は、B方向の断面で示した二等辺三角形を、この略正弦波に沿って掃引した形状である。
【0025】
指向性付与部12の各部の寸法は、頂角α=80〜100°,高さH=15〜120μm,底部寸法L1,L2=40〜200μmの形状とし、これを間隔D1,D2が15μm以下で、可能な限り小さくなるように配置されていることが望ましい。L1,L2,Hとの関係は、後述する電子彫刻機の条件によって決まるが、頂角αが上記範囲外となると、正面方向の輝度が著しく低下するので、頂角αは、上記条件が望ましい。
また、図2では、L1とL2がほぼ等しく示されているが、L1とL2は、必ずしも等しくなくてよく、様々な値をとることができる。
更に、指向性付与部12の頂部は、場合により先端が丸められ、及び/又は、所定量カットされていてもよい。ただし、このようにする場合には、輝度が低下する傾向があるので、必要最小限にすることが必要である。
【0026】
指向性付与部12は、多価アルコール等の多官能化合物の(メタ)アクリレート(以下、本明細書では、アクリレートとメタアクリレートとを、(メタ)アクリレートと記載する。)等のオリゴマー又はプレポリマー及び反応性の希釈剤を比較的多量に含むものから構成する。上記希釈剤としては、エチル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、スチレン、ビニルトルエン、N−ビニルピロリドン等の単官能モノマー、並びに多官能モノマー、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等がある。
【0027】
更に、上記の電離放射線硬化型樹脂を紫外線硬化型樹脂として使用するときは、これらの中に光重合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、αーアミロキシムエステル、チオキサントン類や、光増感剤としてn−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリn−ブチルホスフィン等を混合して使用する。
【0028】
上記の電離放射線硬化型樹脂には、次の反応性有機ケイ素化合物を含ませることもできる。Rm Si(OR′)n で表せる化合物であり、ここでR、R′は、炭素数1〜10のアルキル基を表し、m+n=4であり、そしてm及びnは、それぞれ整数である。更に具体的には、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テトラ−tert−ブトキシシラン、テトラペンタエトキシシラン、テトラペンタ−iso−プロポキシシラン、テトラペンタ−n−プロポキシシラン、テトラペンタ−n−ブトキシシラン、テトラペンタ−sec−ブトキシシラン、テトラペンタ−tert−ブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、ジメチルメトキシシラン、ジメチルプロポキシシラン、ジメチルブトキシシラン、メチルジメトキシシラン、メチルジエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン等があげられる。
【0029】
指向性付与部12は、上記の反応硬化型樹脂ばかりでなく、熱可塑性樹脂を用いて形成することもできる。例えば、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート等のアクリル樹脂、、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネートや、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリハイドロカーボン、6,6ナイロン、6ナイロン等のポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリイミド、ポリスルホン、ポリ塩化ビニル、アセチルセルロース等の熱可塑性樹脂から選択できる。
【0030】
本実施形態では、基材フィルム11、指向性付与部12について、上記素材の中から、以下のものを選択して使用した。
基材フィルム11は、PETフィルム:A4300(東洋紡績社製)の厚さt=100μmを使用した。
指向性付与部12は、紫外線硬化型樹脂:RC19−793(大日本インキ化学工業株式会社製)を使用した。
【0031】
(指向性拡散フィルムの製造方法)
指向性拡散フィルム10は、基材フィルム11上に、指向性付与部12を形成することにより製造した。
図3は、指向性付与部12を形成する工程の概略を説明する図である。最初に、指向性付与部12の集合である規則的に配置された凹形状88aを形成してあるシリンダ版88に、ポンプ87で電離放射線硬化型樹脂82をダイヘッド86に送り、シリンダ版88に電離放射線硬化型樹脂82を均一に押し込む。そして、基材フィルム11の面とシリンダ版88とを入口ニップ83で密着(賦型工程)したものに、電離放射線照射装置85〔Dバルブ紫外線ランプ(フュージョン社製)〕により電離線を照射し、硬化した電離放射線硬化型樹脂81とするとともに基材フィルム11との接着を行う(硬化工程)。そして、出口ニップ84でシリンダ版88から基材フィルム11に形成した指向性付与部12を剥離し、指向性拡散フィルム10を形成した。
【0032】
図4は、シリンダ版88に指向性付与部12に対応した凹形状88aを形成する方法を説明する図である。尚、図4中の方向A,方向Bは、図1及び図2中の方向A,方向Bに対応して示してある。
シリンダ版88は、先端角度α=90°(ダブルネガティブ)のダイヤモンドスタイラスを用いたグラビア電子彫刻機(ハイデルベルクジャパン社製)を使用したセル彫刻法により、指向性付与部12に対応した凹形状88aを形成した。
【0033】
ダイヤモンドスタイラス90は、支点90aを中心として先端が数千ヘルツの微細な振動を行う。この振動の振幅をシリンダ版88の回転量に応じて正弦波となるように制御して加工を行い、指向性付与部12に対応した凹形状88aを形成した。尚、本実施形態では、ダイヤモンドスタイラス90の先端は、加工中の針欠損防止のために、5μmカットしたものを使用して、100線/cm,角度4°の条件で、シリンダ版88の加工を行った。
【0034】
(面光源装置及び液晶表示装置)
図5は、本実施形態の指向性拡散フィルム10を用いた面光源装置20を設けた液晶表示装置35を示す断面図である。
面光源装置20は、光源21、導光板22、反射フィルム24、指向性拡散フィルム10A,10B等からなっている。ここで、指向性拡散フィルム10A,10Bは、共に同じ諸元の指向性拡散フィルム10であり、いずれも、指向性付与部12の底面の各辺の方向が、導光板22の長方形の4辺の方向(ランプ垂直方向及びランプ水平方向)と約45度の角度を有するように配置されている。導光板22は、対向する両端面に蛍光ランプの光源21を備え、光源21からの光を拡散させて出光方向に向けるためのドットパターン23を出光面22aと対向する面に設けた面投光手段である。面光源装置20の出光側には、下基板32と上基板31に挟まれた液晶層30からなる透過型の液晶表示素子33が設けられており、面光源装置20は、液晶表示素子33を裏面から照明する。
【0035】
(評価試験)
以上のようにして作製した指向性拡散フィルム10及びこれを用いた面光源装置20の評価を、正面輝度、粒子脱落の有無、配光特性について、従来品を比較例とした対比により行った。
比較例は、従来技術の説明に使用した図8と同様な形態の面光源装置120であり、指向性拡散フィルム110−1,110−2,110−3として指向性拡散フィルムD121(ツジデン社製)を3枚重ねたものである。
【0036】
光を拡散するレベルを示す指標として、物体の輝度とそれを散乱媒質を通して見た場合の輝度との比として示すヘーズ値が用いられるが、本実施形態で作製した指向性拡散フィルム10のヘーズ値(1枚時)は、70〜90であることが望ましい。
【0037】
正面輝度は、光源21を点灯させた状態で、トプコン製輝度計BM−7(視野角度2°)を用いて、各面光源装置の正面法線方向から、面光源装置の表面の輝度を測定した。
粒子脱落の有無については、両指向性拡散フィルムを所定の寸法に裁断して面光源装置に組み立てて異物の発生頻度を調査した。
正面輝度及び粒子脱落の有無についての評価結果を、表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
本実施形態では、正面輝度が約2%向上している。また、比較例には、樹脂及び微粒子の脱落が発生したが、本実施形態では、これらは、発生しなかった。
【0040】
配光特性は、光源21を点灯させた状態で、トプコン製輝度計BM−7(視野角度2°)を用いて、各面光源装置の直交する2方向の輝度を1°刻みで−80°〜80°の範囲で測定した。
図6は、配光特性を測定する方向を示す図である。ここでは、光源21が対向している方向(矢印Vの方向)を、ランプ垂直方向とし、これと直交する方向(矢印Hの方向)を、ランプ水平方向として、これら2方向について、配光特性の測定を行った。
図7は、測定した配光特性のグラフである。図7(a)は、ランプ垂直方向の配光特性を示し、図7(b)は、ランプ水平方向の配光特性を示している。
ランプ垂直方向では、正面方向(0°方向)を中心として±40°の範囲内において、本実施形態の輝度が比較例の輝度よりも向上している。
ランプ水平方向では、ほぼ全方向で、本実施形態の輝度が比較例の輝度よりも向上している。
【0041】
本実施形態によれば、指向性拡散フィルムの表面を微細な指向性付与部の集合により形成したので、光の拡散性を高く維持したまま、拡散する方向に指向性を付与することができ、必要な範囲に拡散光の密度を高くすることができる。したがって、必要な範囲内の輝度が、従来に比べて高く、均一な面光源装置を、従来よりも少ない枚数の指向性拡散フィルムにより、製造することができる。よって、これを用いた液晶表示装置も、従来よりも薄型であっても、鮮明な画像を表示することができ、しかも、より低価格にすることができる。
【0042】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施形態において、面光源装置20は、指向性拡散フィルム10を2枚必要とした例を示したが、これに限らず、例えば、1枚でもよいし、3枚以上であってもよい。
【0043】
(2)本実施形態において、面光源装置20は、導光板22の上に指向性拡散フィルム10を2枚配置した例を示したが、これに限らず、例えば、偏光分離フィルムを組み合わせてもよい。
【0044】
(3)本実施形態において、指向性付与部12は、二等辺三角形を略正弦波の波形に沿って掃引した形状としたが、これに限らず、例えば、正弦波に沿わさず、連続する二等辺三角形に沿わせてもよい。
【0045】
(4)本実施形態において、指向性付与部12は、底面の各辺の方向が、ランプ垂直方向及びランプ水平方向に対して約45度の角度を有するように配置した例を示したが、これに限らず、例えば、指向性付与部12の底面の各辺の方向が、ランプ垂直方向及びランプ水平方向に揃うようにしてもよいし、任意の角度を有するように配置してもよい。
【0046】
(5)本実施形態において、指向性付与部12の大きさを全て等しくした例を示したが、これに限らず、例えば、光源21からの距離に応じて大きくしたり、その逆に小さくするなどして、拡散状態を変化させてもよい。
【0047】
(6)本実施形態において、指向性付与部12を正面から観察した場合の底面の形状は、略正方形である例を示したが、これに限らず、例えば、菱形であってもよいし、L1とL2の長さが異なっていてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、指向性拡散フィルムの少なくとも一面に、凸形状である指向性付与部を規則的に多数設けたので、光の拡散性を高く維持したまま、拡散する方向に指向性を付与することができ、光の利用効率を高くすることができる。
【0049】
また、指向性付与部は、出光面側に設けられており、入射角70〜80°の入射光を、出射角25〜40°の範囲に最大値を有する光として出光するので、出光しにくい光を効率よく正面方向に出光させることができる。
【0050】
更に、指向性拡散フィルムのヘーズ値が70〜90の範囲にあるので、必要な範囲に拡散光の密度を高くすることができる。
【0051】
指向性拡散フィルムは、シリンダ版を用いて、型樹脂に形状を賦型する賦型工程を有し、特に、電離放射線硬化型樹脂に形状を賦型する賦型工程と、電離放射線硬化型樹脂を硬化させる硬化工程を備えた製造方法により製造されるので、従来の指向性拡散フィルムより製造コストが高くなることもなく、形状再現性が優れており、生産性を高くすることができる。
したがって、このような指向性拡散フィルムを用いた面光源装置及び液晶表示装置は、従来よりも指向性拡散フィルムの枚数を少なくしても、実用範囲内における輝度を効率よく高め、この範囲の輝度が向上し、鮮明な表示をすることができ、より薄型、低価格とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における指向性拡散フィルム10の部分拡大図である。
【図2】指向性拡散フィルム10の平面図及び断面図を示す図である。
【図3】指向性付与部12を形成する工程の概略を説明する図である。
【図4】シリンダ版88に指向性付与部12に対応した凹形状88aを形成する方法を説明する図である。
【図5】本実施形態の指向性拡散フィルム10を用いた面光源装置20を設けた液晶表示装置35を示す断面図である。
【図6】配光特性を測定する方向を示す図である。
【図7】測定した配光特性のグラフである。
【図8】従来の光拡散フィルムを用いた面光源装置120を示す図である。
【符号の説明】
10 指向性拡散フィルム
11 基材フィルム
12 指向性付与部
20 面光源装置
21 光源
22 導光板
24 反射フィルム
33 液晶表示素子
88 シリンダ版
90 ダイヤモンドスタイラス
Claims (12)
- 面光源装置に用いる指向性拡散フィルムにおいて、
少なくとも一面に、凸形状である指向性付与部が規則的に多数設けられており、
前記指向性付与部の第1の断面の形状は、略三角形形状であり、
前記指向性付与部の頂点を通り前記第1の断面に直交する第2の断面の形状は、ひとつの前記指向性付与部を1周期とする略正弦波の波形形状であること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1に記載の指向性拡散フィルムにおいて、
前記第1の断面の形状は、略二等辺三角形形状であること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1又は請求項2に記載の指向性拡散フィルムにおいて、
前記略三角形形状の先端の角度は、80〜100°であること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムにおいて、
前記略三角形形状の先端は、丸められた、及び/又は、所定量カットされた形状であること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムにおいて、
前記指向性付与部は、出光面側に設けられており、入射角70〜80°の入射光を、出射角25〜40°の範囲に最大値を有する光として出光すること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムにおいて、
入射面側から光を入射させたときのヘーズ値が70〜90の範囲にあること、
を特徴とする指向性拡散フィルム。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムを製造する製造方法であって、
前記指向性付与部に対応した型形状を有するシリンダ版を用いて、樹脂に形状を賦型する賦型工程を備えた指向性拡散フィルムの製造方法。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムを製造する製造方法であって、
前記指向性付与部に対応した型形状を有するシリンダ版を用いて、電離放射線硬化型樹脂に形状を賦型する賦型工程と、
前記電離放射線硬化型樹脂に電離放射線を照射して、前記電離放射線硬化型樹脂を硬化させる硬化工程と、
を備えた指向性拡散フィルムの製造方法。 - 請求項7又は請求項8に記載の指向性拡散フィルムの製造方法において、
前記シリンダ版は、先端が80〜100°のダイヤモンドスタイラスを用いて、電子彫刻機によりセル彫刻されて、前記型形状を設けられること、
を特徴とする指向性拡散フィルムの製造方法。 - 請求項9に記載の指向性拡散フィルムの製造方法において、
前記ダイヤモンドスタイラスは、先端の形状が丸められている、及び/又は、所定量カットされていること、
を特徴とする指向性拡散フィルムの製造方法。 - 光源と、
前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投光手段と、
前記投光面側に1枚以上配置された請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムと、
を備える面光源装置。 - 光源と、
前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投光手段と、
前記投光面側に1枚以上配置された請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の指向性拡散フィルムと、
前記指向性拡散フィルムの出光面側に配置された、透過型の液晶表示素子と、
を備える液晶表示装置。
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