JP2006276151A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速のシステム領域にあっても確実に粉煙の飛散を防止するとともに、現像剤が粉煙流出防止シート等に凝集することを防止する技術を提供する。
【解決手段】 無端状の現像剤担持面に粉体現像剤34を担持する現像剤担持体35と、現像剤坦持面に所定の間隔をあけて対向し、現像剤坦持体で搬送される現像剤の量を規制する規制部40と、現像剤担持面の移動方向に関して規制部の下流側で現像剤担持体に所定の間隔をあけて対向する現像剤飛散防止部30aと、現像剤担持面の移動方向に関して現像剤飛散防止部の下流側に配置され、一端の固定端部を現像剤飛散防止部に固定し、他端の自由端部を現像剤担持面に接触させた粉煙防止部材42を備え、粉煙防止部材によって現像剤担持体と現像剤飛散防止部との隙間41からの現像剤の飛散を防止する現像装置において、現像剤飛散防止部の隙間に対向する部分に粉煙排出開口部30bを形成し、粉煙排出開口部を粉煙吸引回収手段(ファン50)に接続した。
【選択図】図5

Description

本発明は、粉体現像剤を用いて画像を再生する複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を複合的に備えた複合機に適用される現像装置、およびこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、粉体現像剤を用いて画像を再生する電子写真式画像形成装置では、静電潜像担持体に形成されている静電潜像に対して粉体現像剤を供給してこれを可視像化する現像装置から粉体現像剤が飛散するのを防止するために種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、現像剤であるトナーを担持する現像スリーブの近傍で且つ現像スリーブによって搬送されるトナーの量を規制する規制板の下流側にシートを設け、このシートを現像スリーブ上の現像剤に接触させる技術が開示されている。また、特許文献2には、現像スリーブに対向する飛散防止カバーの先端から、現像スリーブと感光体が対向する現像領域の直前まで、先端が現像スリーブ上の現像剤に接するように絶縁シートを配置する技術が開示されている。さらに、特許文献3には、現像スリーブによって搬送される現像剤の量を規制する規制部材に、現像スリーブと規制部材との間をシールするシール部材を設ける技術が開示されている。
実開平7−32663号公報 特開平11−174978号公報 特開2000−284690号公報
しかし、これらの技術では、年々高まるシステム速度の高速化とともに、粉煙となって飛散する現像剤の量が増え、そのために粉煙の流出を規制するシートや部材に現像剤が凝集し、その凝集した現像剤が現像スリーブ上に落下して画像ノイズの原因となる恐れがあった。
そこで、本発明は、高速のシステム領域にあっても確実に粉煙の飛散を防止するとともに、現像剤が粉煙流出防止シート等に凝集することを防止する技術を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、無端状の現像剤担持面に粉体現像剤を担持する現像剤担持体と、上記現像剤坦持面に所定の間隔をあけて対向し、上記現像剤坦持体で搬送される現像剤の量を規制する規制部と、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記規制部の下流側で上記現像剤担持体に所定の間隔をあけて対向する現像剤飛散防止部と、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記現像剤飛散防止部の下流側に配置され、一端の固定端部を上記現像剤飛散防止部に固定し、他端の自由端部を上記現像剤担持面に接触させた粉煙防止部材を備え、上記粉煙防止部材によって上記現像剤担持体と上記現像剤飛散防止部との隙間からの現像剤の飛散を防止する現像装置及びこの現像装置を備えた画像形成装置において、上記現像剤飛散防止部の上記隙間に対向する部分に粉煙排出開口部を形成し、上記粉煙排出開口部を粉煙吸引回収手段に接続したことを特徴とする。
この現像装置及び画像形成装置では、上記粉煙排出開口部は、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記隙間の上流側において上記隙間に接続することが好ましい。
また、上記粉煙排出開口部は、上記現像剤坦持体の中心軸と平行な方向に所定の間隔をあけて複数形成することが好ましい。
さらに、上記粉煙防止部材は、上記隙間に連通する空気流入口が形成されていることが好ましい。
さらにまた、上記空気流入口は、上記現像剤坦持体の中心軸と平行な方向に関して上記粉煙防止部材の一端側又は他端側若しくは両端側に形成されていることが好ましい。
そして、上記粉煙吸引回収手段は上記現像剤を捕獲するフィルタを備えていることが好ましい。
このような構成を備えた現像装置及び画像形成装置によれば、現像剤担持体と現像剤飛散防止部との隙間に存在する粉煙現像剤は、粉煙排出開口部を通じて、粉煙吸引回収手段に吸引されて回収される。したがって、粉煙防止部材に現像剤粉煙が堆積することはない。その結果、粉煙防止部材に堆積した粉煙の塊が現像剤担持面に落下してこれが画質を低下させるという問題もない。
以下、添付図面を参照して本発明に係る現像装置及びこの現像装置を搭載した画像形成装置の実施形態を説明する。なお、以下の図面を参照した説明では、図面に表された具体的な構成や配置を説明する際に特定の方向を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「時計回り方向」、「反時計回り方向」及びそれらの用語を含む派生語)を用いるが、それらの用語は発明の理解を容易にするために使用するのであって、それらの用語によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるべきものではない。
図1は、本発明に係る現像装置及びこの現像装置を搭載した画像形成装置の概略構成を示している。図面から理解できるように、実施の形態で説明する画像形成装置は、シート上にフルカラーの画像を作成するフルカラープリンタ10である。ただし、本発明の適用はプリンタに限るものでなく、複写機、ファクシミリ、複合機などの他の種類の画像形成装置にも同様に適用可能である。
プリンタ10は、その外観を構成している筐体11の内部に、4色の現像剤を用いてフルカラーの現像剤像を作成する画像作成部12を有する。画像作成部12の下にはシート供給部13が配置されている。画像作成部12の右側には、シート供給部13から排出されたシート(図示せず)を点線で示すシート搬送経路14に沿って上方に搬送するシート搬送部15が配置されている。シート搬送経路14には、画像作成部12で作成された現像剤像をシートに転写する転写装置(二次転写部)16と、シートに転写された現像剤を加熱してシートに定着する定着装置17が設けてある。そして、画像作成部12の上には、現像剤が定着されたシートを排出するシート排出部18が設けてある。
画像作成部12は転写ベルト19を有する。転写ベルト19は、無端状のベルトで構成されており、図上左右に配置された一対のローラ20,21に巻回されており、図示しないモータの駆動に基づいて図上反時計回り方向に回転するようにしてある。転写ベルト19の下には、左側のローラ20から右側のローラ21に向かって移動するベルト部分に対向して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を個々に作成する4つのイメージングユニット22(22Y,22M,22C,22K)が配置されている。実施の形態において、左側から右側に向かって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応するイメージングユニット22(22Y,22M,22C,22K)が順番に配置されている。図上最も左側に配置されているイメージングユニット22(22Y)の構成に関してのみ示されている符号を参照すると、各イメージングユニット22は、転写ベルト19に対向する円筒状の感光体(静電潜像担持体)23と、感光体23の外周面を帯電する帯電装置24と、後述する画像露光装置25によって帯電後の感光体外周面を露光することにより該感光体外周面に形成される静電潜像を現像剤で現像(可視像化)する現像装置26と、可視像化された現像剤を転写ベルト19に転写した後に感光体外周面に残存する現像剤を回収する回収装置27を一体的に備えており、プリンタ10に着脱自在としてある。各イメージングユニット22の下には露光装置25が配置されており、帯電装置24と現像装置26の間から感光体外周面に、再現すべき画像に対応した光が露光されるようにしてある。転写ベルト19の内側には、各イメージングユニット22の感光体23に対向して転写ローラ28が配置されている。転写ベルト19の上には各イメージングユニット22の現像装置26に対して現像剤(実施の形態では後述するトナー)を補充する現像剤補充部29が配置されており、転写ベルト19の左側には、ローラ20に対向して回収部30が配置されている。
このように構成されたプリンタ10の動作を説明する。画像作成部12では、図示しないプリント指令装置(パーソナルコンピュータ、ネットワーク等)から出力されたプリント信号に基づき、必要なイメージングユニット22において、感光体23が時計回り方向し、帯電装置24によって感光体外周面が所定の電位に帯電される。次に、帯電された感光体23の外周面には、再現すべき画像に応じた光が露光装置25によって露光されて静電潜像が形成される。続いて、静電潜像は現像装置26から供給される現像剤によって可視像化され、再現すべき画像に対応した現像剤の像が形成される。続いて、現像剤の像は、転写ローラ28との対向部(一次転写領域)で転写ベルト19の外周面に転写される。転写ローラ28の対向部を通過した感光体23は、回収装置27との対向部に移動し、そこで未転写の現像剤が回収されて次の画像形成に備える。
2つ以上の色からなるカラー画像を形成する場合、画像形成に関与した各イメージングユニット22から転写ベルト19に転写された現像剤像は転写ベルト19上で順次重ね合わされる。そして、シート供給部13から供給されたシートはシート搬送経路14に沿って搬送されており、転写装置16との対向部(二次転写領域)で転写ベルト19からシートに現像剤像が転写される。次に、シートは定着装置17に搬送され、そこで現像剤像が加熱されてシートに定着される。最後に、現像剤像が定着されたシートは、シート排出部18に排出される。
図2は各イメージングユニット22に搭載されている現像装置26の斜視図、図3,4,5は図2に示す現像装置26のIII-III線、IV-IV線、V-V線断面図である。特に図3に示すように、現像装置26のハウジング30の内部には、感光体23に対向して形成された開口部31に現像ローラ32が配置されており、現像ローラ32の下方に供給スクリュー33が配置されている。ハウジング30の中には、現像剤34が収容されている。実施の形態において、現像剤34は二成分現像剤が使用されており、上述した画像形成によって消費される非磁性トナーと、トナーを所定の極性に帯電させるための磁性キャリアで構成されている。したがって、イメージングユニット22(22Y,22M,22C,22K)に収容されているトナーが、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を有し、これらのトナーが画像作成時に感光体23に供給されて静電潜像を可視像化した後、転写ベルト19を通じてシートに転写される。
現像ローラ32は、円筒状の現像剤担持体である現像スリーブ35と、現像スリーブ35の内部に配置されている磁石体36を有する。現像スリーブ35は、図示しないモータに駆動連結されており、時計回り方向に回転するようにしてある。磁石体36は、回転しないように固定されており、現像スリーブ35の内面に対向する部分に複数の磁極が配置されている。例えば、磁極S1(搬送極)とN1(現像極)が、現像ローラ32と感光体23の対向領域(現像領域37)の上流側と下流側にそれぞれ配置されている。また、磁極S2(封止極)とS3(キャッチ極)が、現像ローラ32と供給スクリュー33との対向領域(供給領域38)の上流側と下流側にそれぞれ配置されている。磁極N2(規制極)は、磁極S3とS1の間に配置されており、この磁極N2に対向するように、ハウジング30に支持されている現像剤返し部材39と規制部材40の先端が、現像スリーブ35の外周面(現像剤担持面)にそれぞれ所定の間隔をあけて対向している。
このように構成された現像装置26では、供給スクリュー33等の混合撹拌作用に基づいて現像剤34のトナーとキャリアが混合撹拌され、これらトナーとキャリアは相互の摩擦接触により所定の極性に帯電される(例えば、トナーは負極、キャリアは正極)。帯電された現像剤34は、供給領域38で供給スクリュー33から現像スリーブ35の外周面に供給される。現像スリーブ35に供給された現像剤34は磁石体36の磁力によって現像スリーブ35の外周面に保持され、現像スリーブ35の回転と共に時計回り方向に搬送される。現像スリーブ35で搬送される現像剤34は、現像剤返し部材39と規制部材40によって一定量に規制された後、現像領域37で感光体23の外周面に接触して静電潜像を現像する。その後、現像領域37を通過した現像剤34は、供給領域38の手前で現像スリーブ35の外周面から分離し、供給スクリュー33によって撹拌されている現像剤34に混合される。
現像スリーブ35の外周面に保持されている現像剤34のうち、磁性キャリアは磁石体36の磁力によって現像スリーブ35の外周面に安定的に保持される。一方、非磁性トナーは磁性キャリアとの摩擦接触によって両者の間に付与された静電気力によって磁性キャリアに保持されている。しかし、すべてのトナーが十分に帯電されるわけではない。そして、このように十分帯電されていないトナーは現像装置ハウジング30の内部を浮遊し、その一部が現像スリーブ35の回転に基づいてその外周に形成される気流に乗って外部に流出することがある。特に、実施の形態では、図6に示すように、規制部材40に対向して磁極(規制極)N2が配置されており、その近傍では規制部材40に向かって磁力線が形成されている(図6において点線の楕円40aで囲む部分に形成されている磁力線)。そして、現像スリーブ35の外周面に保持されている現像剤はこの磁力線に沿って現像剤穂を形成しており、規制部材40との衝突によって粉煙を発生する。そこで、現像装置26では、図2,3に示すように、規制部材40の下流側でハウジング30と現像スリーブ35との間に形成されている隙間41の下流側端部は、粉煙防止部材である粉煙防止シート42によって塞がれている。
粉煙防止シート42は、薄い合成樹脂等のシートから構成されており、一端側がハウジング30に貼り付けられて固定されており、他端の自由端部が現像スリーブ35の外周面に軽く接触している。粉煙防止シート42を構成する材料は特に限定的ではないが、例えば、ウレタン、PETなどの任意の材料が使用可能である。ただし、ウレタン等の腰の弱い材料は、現像スリーブ35に接触して滑らかに曲がるが、PET等のウレタンよりも腰の強い材料はほぼまっすぐな状態で現像スリーブ35に接触する。したがって、ウレタンシートを使用するときは約0.2mmのものを選択し、PETシートを使用するときは約0.05mmのものを選択する。また、粉煙防止シート42の長さ(ハウジングから突出する長さ)は現像装置26や現像スリーブ35の大きさ等によって異なるが、短過ぎると現像スリーブ35による現像剤のスムーズな搬送を阻害し、長過ぎるとその先端が感光体23に接触することがあることから、長さの設定には十分配慮する必要がある。なお、実施の形態では、突出長さが4.7mm程度に設定されている。ただし、粉煙防止シート42の材料、厚み、突出長は特に限定的ではなく、以上の点を考慮して適当に選択できる。
本発明において特徴的な点として、現像スリーブ35の中心軸と平行な方向(図2に矢印Xで示す方向)に関して、現像スリーブ35の両端部近傍(好ましくは、磁極の存在しない領域(非着磁領域)の近傍)には、粉煙防止シート42が存在せず、粉煙防止シート42の内側にある隙間41は、粉煙防止シート42の両端外側に形成された空気流入口43を通じて、粉煙防止シート42の外側に位置する空間44に連通させてある。また、隙間41に対向するハウジング部分(現像剤飛散防止部)30aには、現像スリーブ35と平行な方向に伸びる粉煙回収室45と、この粉煙回収室45と隙間41を連通する粉煙回収開口部(粉煙吸引口)30b(図5参照)が形成されている。実施の形態では、粉煙回収開口部30bは、現像スリーブ36の移動方向に関して隙間41の上流側(すなわち、規制部材40の近傍)に形成されている。ただし、粉煙回収開口部30bを形成する位置は、その位置に限定されるものでない。また、粉煙回収開口部30bは現像装置26の長手方向中央部に形成されているが、粉煙回収開口部30bを設ける場所は限定的ではないし、現像スリーブ35の中心軸と平行な方向に所定の間隔をあけて現像スリーブ35のほぼ全域に複数の粉煙回収開口部30bを配置してもよい。さらに、図2に示すように、粉煙回収室45が粉煙回収装置47に接続されている。粉煙回収装置47は、粉煙回収路(ダクト)48を有し、この粉煙回収路48に粉煙回収手段であるフィルタ49とファン50に接続されている。フィルタ49は交換可能であり、必要に応じて新しいものと交換できる。実施の形態では粉煙回収室45の一端部が粉煙回収路48に接続されているが、粉煙回収路48は粉煙回収室45の他端部又は中央部若しくは複数の箇所に接続してもよい。
このような構成によれば、ファン50が駆動すると、外部空間44の空気が空気流入口43を介して隙間41に吸引される。また、隙間41の空気が粉煙回収開口部30bを通じて粉煙回収室45に吸引される。そして、粉煙回収室45の空気が粉煙回収路48からフィルタ49を介して外部に排出される。これにより、外部空間44から空気流入口43、隙間41、粉煙回収開口部30b、粉煙回収室45、粉煙回収路48を経由する空気の流れが形成され、この空気の流れに乗って、隙間41に存在する粉煙及び規制部材40の近傍で発生した粉煙がフィルタ49に捕獲されて回収される。したがって、トナー粉煙が現像剤飛散防止部30a、規制部材40の背面(現像スリーブ移動方向に関して下流側に位置する面)または粉煙防止シート42に付着して堆積することがなく、そのような堆積したトナーが塊となって現像スリーブ35に落下して画質に悪影響を及ぼすということはない。なお、規制部材40の前面は、上述のように、磁力線に沿って起立している現像剤穂が接触することにより、トナー付着の問題はない。
なお、粉煙防止シート42の両端外側に形成される粉煙排出開口部43は、粉煙防止シート42の一部を切除又は加工(例えば、曲げ加工)して形成することもできるし、粉煙防止シート42とは弾性や厚み等の異なる別のシートとの間に、それらの弾性変形の違いに基づいて両者の間に隙間を形成することで設けてもよい。
また、複数の現像装置を内蔵した画像形成装置では、複数の現像装置で一つの粉煙回収装置47を共用してもよいし、複数の現像装置にそれぞれ粉煙回収装置を設けてもよい。
さらに、以上の説明では、ハウジング30の一部に粉煙回収室45を形成し、この粉煙回収室45を通じて粉煙回収開口部30bからトナー粉煙を吸引したが、粉煙回収開口部30bから吸引排出された粉煙をフィルタ49に導く経路は上述の構成に限定されるものでない。
さらにまた、以上の説明では、現像装置及び画像形成装置で使用する現像剤は二成分現像剤としたが、いわゆる一成分現像剤を用いた現像装置及び画像形成装置にも本発明は適用可能である。
本発明に係る画像形成装置の実施形態であるプリンタの断面図。 図1に示すプリンタに内蔵された現像装置の斜視図。 図2に示す現像装置のIII-III線断面図。 図2に示す現像装置のIV-IV線断面図。 図2に示す現像装置のV-V線断面図。 規制部材近傍の磁力分布及び磁力線の状態を示すグラフ。
符号の説明
10:プリンタ(画像形成装置)、11:筐体、12:画像作成部、13:シート供給部、14:シート搬送経路、15:シート搬送部、16:転写装置、17:定着装置、18:シート排出部、19:転写ベルト、20,21:ローラ、22:イメージングユニット、23:感光体(静電潜像担持体)、24:帯電装置、25:露光装置、26:現像装置、27:回収装置、28:転写ローラ、29:現像剤補充部、30:ハウジング、30a:現像剤飛散防止部、30b:粉煙回収開口部、31:開口部、32:現像ローラ、33:供給スクリュー、34:現像剤、35:現像スリーブ、36:磁石体、37:現像領域、38:供給領域、40:規制部材、41:隙間、42:粉煙防止シート、43:粉煙排出開口部、44:外部空間、45:粉煙回収室、46:粉煙回収開口部、47:粉煙回収装置、48:粉煙回収路、49:フィルタ、50:ファン、51:粉煙防止シート、52:浮き上がり部(変形部)。

Claims (7)

  1. 無端状の現像剤担持面に粉体現像剤を担持する現像剤担持体と、上記現像剤坦持面に所定の間隔をあけて対向し、上記現像剤坦持体で搬送される現像剤の量を規制する規制部と、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記規制部の下流側で上記現像剤担持体に所定の間隔をあけて対向する現像剤飛散防止部と、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記現像剤飛散防止部の下流側に配置され、一端の固定端部を上記現像剤飛散防止部に固定し、他端の自由端部を上記現像剤担持面に接触させた粉煙防止部材を備え、上記粉煙防止部材によって上記現像剤担持体と上記現像剤飛散防止部との隙間からの現像剤の飛散を防止する現像装置において、
    上記現像剤飛散防止部の上記隙間に対向する部分に粉煙排出開口部を形成し、上記粉煙排出開口部を粉煙吸引回収手段に接続したことを特徴とする現像装置。
  2. 上記粉煙排出開口部は、上記現像剤担持面の移動方向に関して上記隙間の上流側において上記隙間に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 上記粉煙排出開口部は、上記現像剤坦持体の中心軸と平行な方向に所定の間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の現像装置。
  4. 上記粉煙防止部材は、上記隙間に連通する空気流入口が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 上記空気流入口は、上記現像剤坦持体の中心軸と平行な方向に関して上記粉煙防止部材の一端側又は他端側若しくは両端側に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 上記粉煙吸引回収手段は上記現像剤を捕獲するフィルタを備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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