JP2006275020A - 排気温度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、燃費を低下させることなくDPFや酸化触媒の過昇温を防止することのできる制御が容易でかつ構造が簡素である排気温度制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の排気温度制御装置1は、排気通路内を流通する排気を浄化する排気浄化触媒16と、排気浄化触媒16より上流に窒素富化空気AOを供給する窒素富化空気供給手段18と、排気通路12内へ燃料Fを供給する燃料供給手段20とを備えることを特徴とする。ここで、排気浄化触媒16は、三元触媒または触媒付DPFとすることができる。また、窒素富化空気供給手段18は、吸気通路22から分岐し排気通路12の排気浄化触媒16より上流で合流する窒素富化空気流路24と、吸入空気Aを加圧して加圧空気とする加圧手段Pと、この加圧空気の気体成分を分離して加圧空気を窒素富化空気ANとする成分分離手段26と、窒素富化空気ANの排気通路12への流入を制御する制御弁28とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等に搭載される内燃機関の排気を浄化する技術に関し、特に内燃機関の排気通路に設けられた触媒やDPFの過昇温を防止する排気温度制御装置に関する。
近年、自動車に搭載される内燃機関では、排気中に含まれる有害ガス成分を十分に浄化した上で大気中に放出することが要求されている。このような要求に対し、内燃機関の排気通路に排気浄化触媒を設け、その排気浄化触媒によって排気中に含まれる有害ガス成分を浄化する技術が提案されている。
浄化触媒としては、例えば、三元触媒、吸蔵還元型NOx触媒、酸化触媒、触媒付DPFもしくは、これらの排気浄化触媒を適宜組み合わせてなる排気浄化触媒など、多種多様の排気浄化触媒が開発されている。
上記した排気浄化触媒は、いずれも所定温度以上で活性して排気中の有害ガス成分を浄化することが可能となるため、排気に燃料を添加して燃焼させることにより触媒反応を活性化している。例えば、ディーゼルエンジンでは排気中に含まれる煤などのPM(パティキュレイトマター:粒子状物質)を捕捉するために酸化触媒付きのDPF(パティキュレイトフィルタ)が排気通路中に装備されているが、特許文献1には排気中に燃料を添加してDPFの内部温度を高めることでPMを燃焼除去してDPFを再生させることが提案されている。
しかし、触媒反応が活性化して過昇温となりDPFが溶損したり、触媒の劣化や破損を惹起するおそれがある。この過昇温を防止するために、筒内に過剰に燃料を噴霧して気化熱で過昇温を防止することが行われているが、この場合には燃費が悪化するという欠点がある。
特開2004−316441号公報
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたもので、燃費を低下させることなくDPFや酸化触媒の過昇温を防止することのできる制御が容易でかつ構造が簡素である排気温度制御装置を提供することを課題とする。
本発明者は、上記の問題を解決するために、排気中の酸素濃度を低下させることに着目した。通常のディーゼルエンジンの運転状態においては、PMが自己燃焼するほど高い排気温度が得られる機会が少ないため、例えば、アルミナに白金を担持させたものに適宜の量のセリウムなどの希土類元素を添加してなる酸化触媒を一体的に担持させた触媒再生型のDPFの実用化が進められている。一般的にディーゼルエンジンから排出されるPMは触媒床温度(DPFの内部温度)を約600℃以上(t1)に上昇させることで燃焼除去することができるが、エンジンの運転状態や添加燃料の添加量によってはDPFの内部温度が上昇し過ぎて(過昇温という)ある温度(t2:例えば、1000℃)を越えるとDPFが溶損することがある。このためDPFの内部温度tは、t1<t<t2に制御しなければならない。
図2は、このような酸化触媒付DPF(以後、単にDPFという)の再生運転におけるDPFの内部温度と排気中の窒素濃度との関係を示すグラフを概念的に示した一例である。通常排気中の窒素濃度は約80%(以後、特に断らない限り%は体積%である)であるが、この場合にDPFの内部温度が溶損を開始するおそれのあるほど高い温度であっても、図2から排気中の窒素濃度を約5%増加させることで700℃近傍に、また、10%増加させれば、600℃付近にまでDPFの内部温度を低下させうることが分かる。
また、ガソリンエンジンにおける排気浄化触媒である三元触媒は、排気中の未燃焼炭化水素や一酸化炭素などを燃焼して水と炭酸ガスとに無害化するが、例えば、触媒の内部温度が900℃を越えると触媒の劣化が始まり排気中の有害物質を効果的に無害化することができなくなる。従って、触媒の内部温度を900℃以下に維持しなければならない。図7は三元触媒の内部温度と窒素濃度との関係を概念的に示したものであり、図2と同様に排気中の窒素濃度を高めることにより触媒の内部温度を低下できることを示している。
本発明は、このような知見に基づいてなされたもので、排気中の窒素濃度を高くすることにより、DPFや三元触媒などの排気浄化触媒の過昇温による破損や劣化を防止しようとするものである。
本発明の排気温度制御装置は、内燃機関に接続された排気通路と、この排気通路に介装され、排気通路内を流通する排気を浄化する排気浄化触媒と、排気通路において排気浄化触媒より上流に窒素富化空気を供給する窒素富化空気供給手段と、排気浄化触媒より上流の排気通路内へ燃料を供給する燃料供給手段とを備えることを特徴とする。ここで、排気浄化触媒は、三元触媒または触媒付DPFとすることができる。
このように構成された本発明の排気温度制御装置では、排気浄化触媒の内部温度を降下する必要がある場合には、窒素富化空気が排気浄化触媒に供給されることになる。窒素富化空気が排気浄化触媒に供給されると、供給された空気は窒素濃度が高いので排気浄化触媒における触媒反応が抑制され過昇温を防止することができる。この結果、排気浄化触媒の触媒劣化やDPFの溶損を回避することができる。
本発明の排気温度制御装置において、窒素富化空気供給手段は、内燃機関に接続された吸気通路から分岐し排気通路の排気浄化触媒より上流の部位で合流する窒素富化空気流路と、この窒素富化空気流路に介装され、吸気通路から空気を吸入し吸入空気を加圧して加圧空気とする加圧手段と、この加圧空気の気体成分を分離して加圧空気を窒素富化空気とする成分分離手段と、成分分離手段の下流に配置され窒素富化空気の排気通路への流入を制御する制御弁とを備えることが望ましい。
このように構成された窒素富化空気供給手段では、窒素富化空気を必要に応じて即座に排気浄化触媒に供給することができるので触媒内部の温度を容易に下げることができる。
本発明の排気温度制御装置においては、成分分離手段に空気中の酸素または窒素のいずれかを選択的に透過するゼオライト膜を備えている。ゼオライト膜はその細孔径を選択することで分子の大きさにより気体成分を分離する分子ふるいとしての機能を有しており、ゼオライト膜を介して酸素富化空気と窒素富化空気とを造ることができる。
また、ゼオライト膜は気体成分によって異なる吸着特性を有する。すなわち、空気中の窒素と酸素とではゼオライトへの吸着特性は大きく異なり、ゼオライト膜へ流入する空気の圧力を増加するとゼオライトへの窒素吸着量は飛躍的に増大するが、酸素の吸着量の増加は非常に小さい。つまり、空気を加圧することでゼオライト膜により酸素富化空気と窒素富化空気とを得ることができる。
さらに、成分分離手段はゼオライト膜を有するハニカム構造体であるので、単位体積当たりの気体成分の分離効率が高いので、窒素富化空気供給手段を極めてコンパクトにすることができる。
また、ハニカム構造体のセル密度は400〜900個/inch2であることが好ましい。ハニカム構造体のセル密度をこのような範囲とすることで、透過面積が大きく、かつ空気の圧力損失の少ない成分分離手段とすることができる。
ゼオライト膜は孔径が0.35〜0.7nmの細孔を有することが望ましい。このような細孔径のゼオライト膜により空気中の酸素と窒素とを効率よく分離して窒素濃度の高い窒素富化空気を得ることができる。
また、ゼオライト膜を支持しハニカム構造体を形成する基材は、多孔質のセラミックであることが望ましく、中でも、コージュライトが好適である。コージェライトは良好な成形性を有し、原料の配合や焼成方法などにより容易に所望の通気性や強度を得ることができかつ安価であるので優れた基材である。
このような基材は、径が10〜50μmの細孔を有することが望ましい。径が10〜50μmの細孔とすることで空気の圧力損失が小さくかつ所定の強度を有するハニカム構造体を形成することができる。
以下本発明の好適な実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1に本発明の第1の実施の形態である排気温度制御装置1の概略構成を示す。図1は、排気温度制御装置1を装着したディーゼルエンジンの一例である。本発明の排気温度制御装置1は、内燃機関E1に接続された排気通路12と、この排気通路12に介装され、排気通路内を流通する排気を浄化する排気浄化触媒(ここでは、排気G0中に含まれるPM(粒子状物質)、すなわち、炭素質からなる煤と、高沸点炭化水素成分からなる可溶性有機成分とを主成分とし、更に微量のミスト状硫酸成分を含んだ組成物を捕捉する触媒付DPF)16と、排気通路12においてこのDPF16より上流に窒素富化空気ANを供給する窒素富化空気供給手段18と、DPF16より上流の排気通路内へ燃料Fを供給する燃料供給手段20とを備える。
そして、窒素富化空気供給手段18は、内燃機関E1に接続された吸気通路22の部位18aで分岐し排気通路12のDPF16より上流の部位18bで合流する窒素富化空気流路24と、この窒素富化空気流路24に介装され、吸気通路22から空気Aを吸入しこの吸入空気Aを加圧して加圧空気Aとする加圧手段Pと、この加圧空気Aの気体成分を分離して加圧空気Aを窒素富化空気ANとする成分分離手段26とを備えている。成分分離手段26は窒素富化空気流路24に開口する掃気通路34に配置されており酸素富化空気AOを外部へ放出できるようになっている。また、成分分離手段26の下流には、窒素富化空気ANの排気通路12への流入を制御する制御弁28が設けられている。
なお、図中、3はシリンダ、5はピストン、7は燃焼室、9は燃料インジェクタ、11は吸気弁、15は排気弁である。また、17はDPF16から流出する排気G1の温度を測定する温度センサである。
温度センサ17は制御手段32に接続されており、排気G1の温度測定結果を入力情報として制御手段32のECUなどへ入力する。このような制御手段32は、上記の測定結果の他に冷却水の温度T1やエンジンオイルの温度T2などを入力情報として、所定の演算処理により制御弁28の開閉や加圧手段P(ポンプ)のON・OFFなどの動作を指示して排気G1の温度を制御する。
ここで、DPF16は、後述するウォールスルー型のコージェライトなどのセラミック基材の表面に、アルミナに白金を担持させたものに適宜の量のセリウムなどの希土類元素を添加してなる酸化触媒を一体的に担持させた触媒再生型のDPFを例示することができる。
以上のような構成を持つ本発明の排気温度制御装置1によれば、吸入空気Aは加圧手段であるポンプPによって窒素富化空気流路24へ流入し加圧されて成分分離手段26へ流入する。成分分離手段26はゼオライト膜側を加圧空気Aと接触するように掃気通路34に配置されているので、窒素は窒素富化流路24内に富化され、酸素富化空気AOは外部へ放出される。このようにして得られた窒素富化空気ANは必要に応じて制御弁28を開弁することで排気通路12へ供給される。排気通路12へ供給された窒素富化空気ANは、DPF16へ流入してPMなどの燃焼を抑制し、DPFの過昇温を防止する。
このような本発明の排気温度制御装置1によれば、DPFの再生運転中に排気中の窒素濃度を高めることでPMの過剰な燃焼を抑制しDPFの過昇温による溶損を回避することができる。
なお、窒素富化空気ANの窒素濃度は加圧手段Pの加圧力に比例して増加させることができるが、85〜100%であることが望ましい。窒素濃度が85%未満では効果的にPMの燃焼を抑制することができない。
次に、窒素富化空気供給手段18の成分分離手段26について図3および図4を参照しながら詳細に説明する。
成分分離手段26は、図3(a)に示すように外殻52と多数のセル54とを一体的に形成したハニカム構造体Hである。
図3(b)はハニカム構造体Hの軸方向の部分断面を模式的に示したものである。ハニカム状に形成された各セル54は、その一端側を封止し他端側は開口のままとして、ハニカム構造Hの端面Xにおいて、各セル54の封止部56と開口部58とが千鳥状に交互に並列するように形成されている。つまり、ハニカム構造体Hは、各セル54の封止部56によってハニカム構造体Hの一端X側から他端X’側への空気の自由な流通を阻止するように形成されているウォールスルー型の構造体である。
ハニカム構造体Hのセル54は、図3(c)に示すように、正方形(ア)、六角形(イ)、三角形(ウ)など適宜の形状とすることができるが、端面X、X’におけるセル密度は、400〜900個/inch2(62〜140個/cm2)であることが望ましい。セル密度が400個/inch2未満では、酸素分子の透過面積が不十分であり成分分離手段を小型化できない。また、900個/inch2を越えると流通する空気の圧力損失が大きくなるので好ましくない。より好ましくは400〜600個/inch2(62〜93個/cm2)である。
このようなハニカム構造体Hにおいて、セル隔壁60の厚さは0.05〜1.0mmであることが望ましい。セル隔壁60の厚さが0.05mm未満では強度的に不十分であり、また1.0mmを越えて厚い場合には、同じ表面積を得るためにはハニカム構造体Hが大きく重くなるので適当ではない。
図3(b)に示すように、ハニカム構造体Hの隔壁60の表面には、加圧空気A中の酸素分子O2を選択的に透過して分離するゼオライト膜62が基材(以後、隔壁と称することもある)60と一体的に形成されている。ゼオライト膜62は加圧空気Aの流れに対して隔壁60の上流側に形成されており、ゼオライト膜62を透過した酸素分子O2は多孔質の基材からなる隔壁60の通孔を通ってハニカム構造体Hの下流側に富化され、ゼオライト膜62を透過できない窒素分子N2は上流側に富化される。
ゼオライト膜62は、耐熱性の高い分子ふるい膜である。ゼオライトは分子サイズの細孔径を有した結晶性無機酸化物であり、細孔径を選択することで分子径の異なる気体成分を選別することができる。
図4は、ゼオライトの分子ふるい膜62で空気中の酸素分子O2と窒素分子N2とを分離する様子を概念的に示したものである。空気中には酸素O2、窒素N2、二酸化炭素CO2、水蒸気H2Oなど多くの気体成分が混在している。ところが、これらの各気体成分は分子レベルで大きさが異なり、周知のようにその分子径は、水蒸気<二酸化炭素<酸素<窒素の順に大きい。酸素の分子径は約0.35nmであり窒素のそれは0.37nmである。従って、分子ふるい膜(ゼオライト膜)62の細孔径を酸素の分子径よりも大きく、かつ窒素の分子径よりも小さくすることにより、酸素のみを透過して窒素と分離し、ゼオライト膜62の出側の空気を酸素富化空気AOに、また、入り側の空気を窒素富化空気ANとすることができる。酸素の透過効率などを考慮すると、具体的にはこの分子ふるい(ゼオライト膜)62の細孔径は0.35〜0.7nmであることが望ましく、より好ましくは0.35〜0.37nmである。
このようなゼオライト膜62の厚さは0.1〜100μmであることが望ましい。膜厚が0.1μm未満では強度不足やピンホール等の欠陥が発生することがあり、また、100μmを越えると透過するための圧力差が大きくなって適当ではない。より好ましくは1〜50μmである。
上記のように、多孔質の基材表面に一体的に形成した透過膜により、加圧空気A中の窒素を富化することができる。従って、基材は、透過膜の透過性を阻害しない程度の多孔質体であることが望ましい。このような多孔質体の材質は特に限定はなく、金属、金属酸化物などのセラミックス、カーボンおよび有機ポリマなどを用いることができる。強度や剛直性の観点からは、金属及び金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物などのセラミックスが好ましく、ゼオライト膜との熱膨張率の差が少ないこと、あるいはゼオライト膜との親和性が高いこと等を考慮すると金属としては、ステンレス製の燒結金属、金属酸化物としてはアルミナ、ジルコニア、シリカ、ムライト、コージェライト、チタニア、ゼオライトまたはゼオライト類似物等を挙げることができる。中でも、多孔質のセラミックであるコージェライトは良好な成形性を有し、原料の配合や焼成方法などにより容易に所望の通気性(通孔径や通孔密度など)や強度を得ることができるので好適である。このような多孔質体の平均通孔径は100μm以下が強度的に好ましく、更に好ましくは50μm以下である。
以上のような第1の実施の形態の排気温度制御装置1は、制御手段(以後、ECUという)32により図5のフローチャートに示すように排気G1の温度を制御してDPF16を再生することができる。
制御手段32(以後、ECUという)は排気の圧力上昇により運転モードを通常モードからDPF再生モードに切り替える(ステップS1)。続いて燃料Fを排気G0に添加する(ステップS2)。燃料FはDPF内で触媒反応により燃焼して排気G1の温度を上昇させる。ECUは温度センサ17によるDPFから流出する排気G1の温度情報(ステップS3)から、排気G1の温度がPMの燃焼温度(例えば、600℃)以上であるか否かを判定する(ステップS4)。排気G1の温度がPMの燃焼温度以上であると判定した場合には(ステップS4でYES)、ECUはステップS5に進んで、さらに排気G1の温度がDPFの溶損温度(例えば、1000℃)以上であるか否かを判定する。なお、ステップS4で排気G1の温度がPMの燃焼温度未満であると判定した場合には(ステップS4でNO)、ステップS2へ戻って、更に燃料Fを排気G0へ添加する。
ECUはステップS5で排気G1の温度がDPFの溶損温度以上であると判定した場合には(ステップS5でYES)、ステップS6で排気G0への燃料Fの添加を停止する。一方、排気G1の温度がDPFの溶損温度未満であると判定した場合には(ステップS5でNO:排気G1の温度はPM燃焼温度以上でDPFの溶損温度未満)、ステップS3へ戻る。
ECUはステップS6で排気G0への燃料Fの添加を停止したら、ポンプPを駆動して吸気Aを吸入すると共に、加圧して成分分離手段26へ流入させる(ステップS7)。加圧空気Aは窒素富化空気ANと酸素富化空気AOとに分離され、酸素富化空気AOは掃気通路34から外部へ放出される。
次に、ECUは制御弁28を開弁する(ステップS8)。窒素富化空気ANは排気G0に混入してDPF16内へ流入するので、ECUは温度センサ17による排気G1の温度情報から、排気G1の温度がDPFの溶損温度以上であるか否かを判定する(ステップS9)。排気G1の温度がDPFの溶損警戒温度以上である場合には(ステップS9でYES)、ポンプPの加圧力を高めることで(ステップS10)排気G0中の窒素濃度を高くして、DPFの過昇温を抑制し、排気G1の温度がDPFの溶損警戒温度未満となるまで排気G1の温度測定とポンプPの加圧力アップとを繰り返す。
排気G1の温度がDPFの溶損警戒温度未満となったら(ステップS9でNO)、ECUは制御弁28を閉弁し(ステップS11)、続いてポンプPの駆動を停止する(ステップS12)。
次いで、ECUは排気の圧力低下によってDPLの再生が終了したかを判断し(ステップS13)、DPLの再生が確認できたら(ステップS13でYES)運転モードに切り替えて通常運転とする(ステップS14)。再生が確認されない場合には(ステップS13でNO)、ステップS2へ戻って以上の動作を繰り返す。
(第2の実施の形態)
図6に本発明の第2の実施の形態である排気温度制御装置2の概略構成を示す。図6は、排気温度制御装置2を装着した筒内噴射方式のガソリンエンジンの一例である。
排気温度制御装置2は、DPF16を三元触媒16’とし、成分分離手段26を窒素富化流路24内に配置し、掃気通路34には酸素富化空気AOの外部への排出(掃気)を制御する第2の制御弁30を設けた以外は基本的に図1に示した排気温度制御装置1と同様の構成である。従って、その他の箇所については図1と同様の符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態では酸素分子を透過して窒素分子を透過しないゼオライトの分子ふるい機能を利用して窒素富化空気ANを得るようにしたが、第2の実施の形態の成分分離手段26では、酸素分子と窒素分子とのゼオライトへの吸着特性の違いを利用して窒素富化空気ANを得るようにしている。
空気は主として窒素と酸素との混合物であるが、図10に示すように元素によりゼオライトへの吸着特性が大きく異なる。つまり、ゼオライト膜を透過する空気の圧力を増加すると空気中の窒素分子N2の吸着量は飛躍的に増大するが、酸素分子O2の吸着量の増加量は小さい。例えば、差圧を800torrとすると、窒素分子N2の吸着量は、約15L/kg(ただし、Lは付着する窒素分子体積、kgはゼオライトの重量である。)であるが、酸素分子O2の吸着量は約3L/kgと非常に小さく、窒素分子N2の吸着量の約1/5.4にすぎない。例えば、ハニカム構造体Hの透過膜形成側Xを加圧空気Aと接触するように配置すると(図10では左向き)、加圧空気Aはハニカム構造体Hを高圧で透過することになる。このため酸素O2はゼオライト膜側(X側)、すなわち窒素富化流路24内に富化され、窒素富化空気ANは下流の制御弁28側に富化されることになる。
図8にゼオライト膜62の吸着特性による窒素富化作用を模式的に示す。ゼオライト膜62はセルの隔壁60の表面に形成されており、ゼオライト膜62を貫通する細孔64が多孔質からなる隔壁60の通孔66に連通している(隔壁60の通孔66は、ゼオライト膜62を貫通する細孔64よりもはるかに大径であるので図8の断面図では単に空間66としている。)。なお、加圧空気Aの圧力はゼオライト膜62の表面68側で高く隔壁60側で低くなっている。加圧空気A中の窒素分子N2(●)はゼオライトに吸着されるのでゼオライト膜表面68に濃縮される。細孔64はその径が0.3〜0.7nmと極めて小さいので、吸着された窒素はゼオライト膜前後の圧力差で細孔64の表面上を矢印Z方向に移動してゼオライト膜62を通過して窒素富化空気ANとなる。一方、酸素分子O2(○)はゼオライト膜に吸着されにくいので細孔64を通過することなく、ゼオライト膜表面68近傍に滞留する。その結果ゼオライト膜62側の加圧空気Aは酸素富化空気AOとなる。
ここで、排気浄化触媒16は、コージェライトなどのセラミック担体の表面にコーティングされた触媒層を形成し、触媒層が多数の細孔を有する多孔質のアルミナ(AL23)の表面に白金−ロジウム(Pt−Rh)系あるいはパラジウム−ロジウム(Pd−Rh)系の貴金属触媒を担持させた三元触媒を例示することができる。このような排気浄化触媒16は、所定温度以上の時に活性し、この触媒に流入する排気の空燃比が所望の空燃比近傍にあると、排気中に含まれる炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を排気中の酸素O2と反応させてH2O及びCO2へ酸化すると同時に、排気中に燃料を添加することで排気中のNOxをHCおよびCOと反応させてH2O、CO2、N2へ還元する。
以上のような構成を持つ本発明の排気温度制御装置2によれば、吸入空気Aは加圧手段であるポンプPによって窒素富化空気流路24へ導入され加圧されて成分分離手段26へ流入する。成分分離手段26はゼオライト膜側を加圧空気Aと接触するように窒素富化空気流路24に配置されているので、酸素は上流側(加圧ポンプP側)で富化され、窒素は下流側(制御弁28側)で富化される。このようにして得られた窒素富化空気ANは必要に応じて制御弁28を開弁することで排気通路12へ供給される。排気通路12へ供給された窒素富化空気ANは、高温の三元触媒(または酸化触媒)16’へ流入して触媒内の燃焼を抑制し、触媒の過昇温による劣化を回避することができる。
なお、窒素富化空気ANの窒素濃度は加圧手段Pの加圧力に比例して増加させることができるが、85〜100%であることが望ましい。窒素濃度が85%未満では効果的に触媒反応を抑制することができない。
以上のような第2の実施の形態の排気温度制御装置2では、制御手段(以後、ECUという)32は図9のフローチャートに示すよう作用する。
ECUは温度センサ17で三元触媒16’から流出する排気G1の温度を測定し(ステップS21)、排気G1の温度が予め設定した触媒劣化温度(例えば、900℃)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。排気G1の温度が触媒劣化温度以上であると判定した場合には(ステップS22でYES)、ECUは第2の制御弁30を閉弁し(ステップS23)、ポンプPを駆動して吸入空気を取り入れ加圧する(ステップS24)。ステップS23で酸素富化空気の掃気通路34が閉塞されるので成分分離手段26の入側近傍40に酸素が富化され成分分離手段26の下流に窒素が富化される。なお、ステップS22で排気G1の温度が触媒劣化温度未満であると判定した場合には(ステップS22でNO)、ステップS21へ戻って、排気G1の温度が触媒劣化温度以上となるまで温度測定を継続する。
次に、ECUは酸素濃度センサ36で成分分離手段26の上流部40の酸素濃度を測定し(ステップS25)、酸素濃度が所定の濃度(例えば、30%)以上であるかを判定する(ステップS26)。酸素濃度が所定の濃度未満である場合には(ステップS26でNO)、ECUはポンプPの能力を高めて(例えば、回転を上げる:ステップS27)、酸素濃度が所定の濃度以上になるまで繰り返す。酸素濃度が所定の濃度以上である場合には、透過後の気体の窒素富化が完了したとして(ステップS26でYES)、ECUは第1の制御弁28を開弁し(ステップS28)、窒素富化空気ANを排気通路12へ供給する。窒素富化空気ANは、排気G0と混合して三元触媒16’に流入し触媒16内の酸化反応を抑制する。
ECUは温度センサ17で排気浄化触媒16’から流出する排気G1の温度を測定し(ステップS29)、排気G1の温度が予め設定した触媒劣化温度以下であるか否かを判定する(ステップS30)。排気G1の温度が触媒劣化温度以下であると判定した場合には(ステップS30でYES)、ECUは第1の制御弁28を閉弁し(ステップS31)、ポンプPの駆動を停止する(ステップS32)とともに、第2の制御弁30を開弁して(ステップS33)、酸素富化空気AOを外部へ放出する。 その後、ECUはステップS21へ戻り排気G1の温度測定を続ける。なお、第2の実施の形態では、燃料Fは触媒の内部温度を上昇させるためではなく排気中のNOxなどの有害成分を還元して無害化する還元剤として添加するとよい。
このようにして、排気浄化触媒16’の高温による触媒劣化を回避できる。
本発明の排気温度制御装置は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更してもよい。例えば、上記の実施形態ではゼオライト膜の分子ふるい効果を利用した成分分離手段をディーゼルエンジンE1に、ゼオライト膜の吸着特性を利用した成分分離手段をガソリンエンジンE2に適用した態様を例示したが、ゼオライト膜の吸着特性を利用した成分分離手段をディーゼルエンジンE1に、ゼオライト膜の分子ふるい効果を利用した成分分離手段をガソリンエンジンE2に適用してもよい。
本発明は車両のガソリンエンジンの排気浄化触媒の過昇温による劣化やディーゼルエンジンにおけるDPFの過昇温による溶損を回避するための排気温度制御装置として好適である。
第1の実施の形態の構成を説明する概要図である。 窒素濃度とDPF内部温度との関係を示す概念図である。 ハニカム構造体Hの概要を説明する図である。(a)はハニカム構造体Hの斜視図であり、(b)はセルの部分断面模式図、(c)はハニカム構造体の一端面を模式的に示した正面図である。 ゼオライト膜による酸素分子O2と窒素分子N2の分離原理(分子ふるい効果)を説明する説明図である。 第1の実施の形態の制御を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態の構成を説明する概要図である。 窒素濃度と触媒内部温度との関係を示す概念図である。 ゼオライト膜における窒素と酸素との吸着による透過の違いを説明する断面模式図である。 第2の実施の形態の制御を説明するフローチャートである。 ゼオライト膜に対する差圧による吸着量の変化を窒素と酸素について比較して示したグラフである。
符号の説明
12:排気通路 16:触媒付DPF(排気浄化触媒) 17:温度センサ 18:窒素富化空気供給手段 20:燃料添加手段 22:吸気通路 24:窒素富化空気流路 26:成分分離手段 28、30:制御弁 32:制御手段54:セル 56:封止部 60:隔壁 62:ゼオライト膜 64:細孔
A:吸気 AO:酸素富化空気 AN:窒素富化空気 G:排気

Claims (10)

  1. 内燃機関に接続された排気通路と、
    前記排気通路に介装され、前記排気通路内を流通する排気を浄化する排気浄化触媒と、
    前記排気通路において前記排気浄化触媒より上流に窒素富化空気を供給する窒素富化空気供給手段と、
    前記排気浄化触媒より上流の前記排気通路内へ燃料を供給する燃料供給手段と、を備えることを特徴とする排気温度制御装置。
  2. 前記窒素富化空気供給手段は、前記内燃機関に接続された吸気通路から分岐し前記排気通路の前記排気浄化触媒より上流の部位で合流する窒素富化空気流路と、前記窒素富化空気流路に介装され、前記吸気通路から空気を吸入し該吸入空気を加圧して加圧空気とする加圧手段と、前記加圧空気の気体成分を分離して前記加圧空気を窒素富化空気とする成分分離手段と、前記成分分離手段の下流に配置され前記窒素富化空気の前記排気通路への流入を制御する制御弁と、を備える請求項1に記載の排気温度制御装置。
  3. 前記排気浄化触媒は、三元触媒または触媒付きDPFである請求項1又は2に記載の排気温度制御装置。
  4. 前記成分分離手段は、前記加圧空気中の酸素と窒素とを分離するゼオライト膜を基材表面に一体的に形成したハニカム構造体である請求項2に記載の排気温度制御装置。
  5. 前記ハニカム構造体は、一端側に封止部を他端側に開口部を有するセルの該開口部と該封止部とが交互に隣り合うように並列されている請求項4に記載の排気温度制御装置。
  6. 前記ハニカム構造体のセル密度は、400〜900個/inch2(62〜140個/cm2)である請求項4又は5に記載の排気温度制御装置。
  7. 前記ゼオライト膜は孔径が0.35〜0.7nmの細孔を有する請求項4〜6のいずれかに記載の排気温度制御装置。
  8. 前記基材は径が0.1〜50μmの通孔を有する多孔質体である請求項4〜7のいずれかに記載の排気温度制御装置。
  9. 前記多孔質体はセラミックである請求項8に記載の排気温度制御装置装置。
  10. 前記セラミックはコージェライトである請求項9に記載の排気温度制御装置。
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