JP2006274888A - 軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン - Google Patents

軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン Download PDF

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Hiroki Murata
宏樹 村田
Isao Matsumoto
功 松本
Genichi Murakami
元一 村上
Masahiro Nagae
正浩 長江
Tomoyuki Ono
智幸 小野
Taro Aoyama
太郎 青山
Yoshinobu Hashimoto
佳宜 橋本
Akira Yamashita
晃 山下
Hiromasa Nishioka
寛真 西岡
Soichi Matsushita
宗一 松下
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Abstract

【課題】 エンジン潤滑系等を潤滑し、すす等の汚れ成分が混入することが懸念される燃料を早期に消費すると共に、より効率的な排気浄化を実現できる軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンを提供することを課題とする。
【解決手段】 軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン(1)は、排気系に配置されたディーゼル触媒(24)に燃料を添加する燃料添加手段(燃料添加弁25)を備えている。この燃料添加手段(25)により添加した燃料は、ディーゼル触媒(24)でNOx還元用添加剤又は触媒昇温用添加剤として作用する。これにより、軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン(1)のエンジン本体(7)に供給され、すす等を含む燃料を早期に消費することができ、噴射ポンプや燃料噴射弁といった噴射系の構成要素に対する影響を緩和することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンに関するものである。
従来、燃料タンクとディーゼルエンジンとの間に気泡分離を行うリザーバを配設し、そのリザーバとエンジンとの間に潤滑系燃料循環回路と、燃焼系燃料循環回路とを構成した軽油潤滑式ディーゼルエンジンが開示されている(特許文献1)。このような軽油潤滑式ディーゼルエンジンでは、燃料となる軽油がエンジン各部の潤滑剤としても用いられ、エンジン各部を循環する。このため、潤滑専用のオイルは不要であり、オイル交換の手間も省くことができる。
図4は、特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100の主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、燃料タンク101、リザーバタンク102、オイルパン103を備えている。燃料タンク101とリザーバタンク102とは、セジメンタ(油水分離器)104、供給ポンプ(送油ポンプ)105を備えた油路106により連通している。
燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン各部107へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料循環回路108を有している。この潤滑系燃料供循環回路108には、冷却器112、フィルタ109、潤滑ポンプ110が配設されており、潤滑ポンプ110を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げてエンジン各部107へ供給している。エンジン各部107へ供給された後の燃料は、オイルパン103内へ流下し、スカベンジポンプ111により吸い上げられて再びリザーバタンク102へ戻されるようになっている。
また、燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、筒内へ燃料を噴射する噴射系114へ燃料を供給する燃焼系燃料循環回路113を有している。この燃焼系燃料循環回路113には、前記潤滑系燃料循環回路108と共通の冷却器112、フィルタ115、噴射ポンプ116が配設されており、噴射ポンプ116を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げて噴射系114へ供給している。噴射系114に供給された燃料のうち、燃焼に供されなかった燃料は再びリザーバタンク102へ戻される。
このように特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑系燃料循環回路108と燃焼系燃料循環回路113の二系統の燃料循環回路を有している。
一方、従来のディーゼルエンジンでは、排気ガスを浄化するため触媒の機能を高める機構として、触媒に燃料を添加して温度を高め、触媒の機能を向上させるディーゼル触媒(排気浄化装置)の提案がされている(特許文献2)。
実開昭60−194112号公報 特開2001−65333号公報
しかしながら、前記のような軽油潤滑式ディーゼルエンジン100では、潤滑系燃料循環回路108を流通した燃料と、燃焼系燃料循環回路113を流通した燃料とが同一のリザーバタンク102へ戻され、燃料タンク101から新たに供給された燃料と混合されて、再び潤滑系燃料循環回路108、燃焼系燃料循環回路113へ供給される構成となっていることから、以下のような不都合が生じると考えられる。
潤滑系燃料循環回路108を流通した燃料、燃焼系燃料循環回路113を流通した燃料は一旦リザーバタンク102内に戻されることから、早期のうちに噴射系114で消費されず何度も循環することが考えられる。また、潤滑系燃料循環回路108を流通した燃料、燃焼系燃料循環回路113を流通した燃料は程度の差こそあれ各回路を流通しているうちに汚れが生じるため、時間が経つにつれ汚れの度合いが進行した燃料が噴射系114に供給されるおそれが高まる。あまりに汚れた燃料を噴射系114に供給することは噴射弁の噴射性能等に悪影響を及ぼすことが懸念される。
一方、特許文献2に記載されたような排気浄化装置は、効率的な排気浄化を実現すべく、更なる改良の余地がある。
そこで、本発明は、エンジン潤滑系等を潤滑し、すす(スーツ分)等の汚れ成分が混入することが懸念される燃料を早期に消費すると共に、より効率的な排気浄化を実現できる軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンを提供することを課題とする。
かかる課題を達成するための、本発明の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンは、軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンであって、排気系に配置されたディーゼル触媒に燃料を添加する燃料添加手段を備え、当該燃料添加手段により添加した燃料を前記ディーゼル触媒におけるNOx還元用添加剤又は触媒昇温用添加剤として作用させることを特徴としている(請求項1)。ここで、前記燃料添加手段により添加する燃料は、エンジン潤滑系へ供給した後のリターン燃料とすることができる(請求項2)。このような構成とすることにより、エンジン潤滑系を潤滑し、すす等の汚れ成分を含んで汚れているおそれのある燃料を早期に消費することができる。エンジン潤滑系を潤滑した燃料は、前記のようにスーツ等の汚れ成分が混入して汚れている可能性があり、その汚れ成分が筒内へ燃料を噴射する噴射ポンプや噴射弁の微小な噴射孔に詰まる等、噴射系に悪影響を与ることが懸念される。しかし、本発明のような構成とし、このような汚れ成分を含む燃料をディーゼル触媒へ燃料添加手段を介して消費するようにすれば、噴射系への影響を回避することができる。また、汚れ成分を含む燃料を溜め込むことなく次々に消費するので、燃料の汚染、劣化の進行を回避、軽減することができる。
なお、本発明におけるディーゼル触媒とは、従来用いられている種々の形式の触媒を含み、軽油等の燃料をNOx還元用添加剤又は触媒昇温用添加剤として使用するものであれば、どのようなものであってもよい。
このようなディーゼル触媒への燃料の添加は、ディーゼル触媒へ燃料を直接添加する構成とすることもできるし、当該ディーゼル触媒の上流側の排気通路へ燃料を添加する構成とすることもできる。
また、一旦潤滑系に供給された燃料は高温となり、このような高温となった燃料を再びエンジン潤滑系や噴射系に供給することは望ましくない場合があるが、本発明の構成とすれば、一旦エンジン潤滑系に供給されて高温となった燃料は、デューゼル触媒で消費されるので、高温となった燃料がエンジン潤滑系や噴射系に再び供給されるおそれを軽減することができる。
なお、このような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、エンジン潤滑系へ供給した後のリターン燃料だけでなく、噴射系のリターン燃料もディーゼル触媒に供給するように構成することもできる。
このような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、ターボ過給器を装着し、前記燃料添加手段を当該ターボ過給器の上流に配設した構成とすることができる(請求項3)。このようにターボ過給器を装着した構成とし、燃料添加手段をターボ過給器の上流に配設すれば、燃料添加手段によって添加された燃料をターボ過給器によって撹拌して微粒化し、排気ガスとの混合を促進することができる。燃料と排気ガスとの混合を促進することができれば、ディーゼル触媒における燃料の反応性を高めることができ、ディーゼル触媒の浄化機能を向上させることができる。また、このようにターボ過給器の上流に配設する燃料添加手段は、シリンダヘッドに配設することが可能となり、このような燃料添加手段を、ウォータジャケットを流通するエンジン冷却水により冷却することができる。
また、上記のような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、ターボ過給器を装着し、前記燃料添加手段は当該ターボ過給器と前記ディーゼル触媒との間に配設した構成とすることもできる(請求項4)。すなわち、前記のように燃料添加手段をターボ過給器の上流に配設するのではなく、ターボ過給器の下流に配設し、排気ガス流路の上流側から順にターボ過給器、燃料添加手段、ディーゼル触媒の順に配設することもできる。このような構成とした場合であっても、ターボ過給器の下流に添加する燃料は潤滑後のものであり、高温となっていることから霧化は良好である。従って、排気ガスとの混合も良好であり、ディーゼル触媒における燃料の反応性、ディーゼル触媒における高い浄化機能を確保することができる。また、ターボ過給器の下流に燃料を添加するようになるため、添加した燃料がEGR系に回り込むことがなくターボインペラや、可変ノズル(VN)へのデポジット付着等を抑制することができる。また、これに伴って、排気系の設計自由度が増すという利点もある。
また、ターボ過給器の上流側に燃料添加手段を配設した場合と比較して、ディーゼル触媒により近い位置で燃料を添加することになるので、ディーゼル触媒への燃料添加のタイミングが制御し易く、燃料添加のレスポンスも向上し、触媒床温の管理、例えば、F/B制御等が容易となる。
このような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、エンジン潤滑系から戻された燃料を前記燃料添加手段へ供給する添加燃料供給経路にフィルタを配設し、当該フィルタにより浄化した燃料を噴射系及び/又は前記エンジン潤滑系に供給すると共に、前記フィルタにより捕捉した汚れ成分を含む燃料を前記燃料添加手段に供給する構成とすることもできる(請求項5)。このように構成した軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、フィルタで捕捉したすす等の汚れ成分が含まれる燃料が燃料添加手段によってディーゼル触媒に添加されることになるが、燃料共存のすす分が起爆剤の役割を果たすことが期待され、汚れ成分を含んでいない燃料のみを添加する場合と比較して、触媒温度の早期昇温が可能となる。
本発明によれば、軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおける燃料、特にエンジン潤滑系へ供給した後のリターン燃料をディーゼル触媒に添加して早期に消費するようにしたので、エンジン潤滑系や噴射系に供給される燃料の汚れ、劣化を抑制することができる。これにより、筒内に供給される燃料、潤滑油としてエンジン潤滑系に供給される燃料を劣化比率の低い状態で利用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、実施例1の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)1の概略構成を示した説明図である。エンジン1は、燃料タンク2、オイルパン3を備えている。燃料タンク2とオイルパン3とは燃料供給経路4によって連通している。この燃料供給経路4にはセジメンタ5、電動供給ポンプ6が配設されており、この電動供給ポンプ6により燃料タンク2からオイルパン3へ燃料が供給されるようになっている。ここで、オイルパン3は、シリンダブロックの下部に一体的に設けられたものを指すが、別置きのオイルタンクであってもよい。
エンジン1は、エンジン潤滑系、すなわち潤滑剤の供給を必要とするエンジン本体7の各部、例えば、クランク軸周りや、シリンダヘッド周りへ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料供給経路8を有している。この潤滑系燃料供給経路8にはフィルタ9、50〜400kPa程度の圧力で燃料を圧送可能な潤滑ポンプ10が配設されており、潤滑ポンプ10を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げてエンジン本体7の各部へ供給している。
また、エンジン1は、潤滑系燃料供給経路8を通じてエンジン本体7の各部へ供給された燃料をオイルパン3へ戻す潤滑系燃料リターン経路11を有している。
さらに、エンジン1は、コモンレール12を介してオイルパン3内の燃料を筒内へ噴射させるための噴射系燃料供給経路13を有している。この噴射系燃料供給経路13には、フィルタ14、10MPa以上の高圧で燃料を圧送可能な噴射ポンプ15が配設されており、噴射ポンプ15を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げてコモンレール12へ供給している。
また、エンジン1は、エキゾーストマニホールド(エキマニ)から延びる配管16にEGRクーラ17、EGR弁18を備えており、EGRガスを再びエンジン本体7の筒内へ噴射するようになっている。
また、エンジン1は、ターボ過給器19を備えており、このターボ過給器19の吸気タービン19a側から延びる配管20には、インタークーラ21、スロットル弁22が配設されており、エンジン本体7のインテークマニホールド(インマニ)に加給された新気が供給されるようになっている。一方、ターボ過給器19の排気タービン19b側から延びる配管23には、排気ガスの浄化を行うディーゼル触媒24が装着されている。また、配管23には、ターボ過給器19とディーゼル触媒24との間、すなわちターボ過給器19の下流側に、本発明における燃料添加手段をなす燃料添加弁25が装着されている。この燃料添加弁25には、オイルパン3から燃料を吸い上げるフィードポンプ26が接続されて添加燃料供給経路27が形成されており、このフィードポンプ26によって吸い上げられた燃料が燃料添加弁25を介してディーゼル触媒24に供給されるようになっている。燃料添加弁25から添加された燃料は、NOx還元用添加剤又は触媒昇温用添加剤として作用するもので、ディーゼル触媒24における排気ガスの浄化作用を向上させることができる。
ここで、燃料添加弁25により添加される燃料には、すす(スーツ分)が混入している。これは、エンジン1は、オイルパン3内の燃料を潤滑剤としてエンジン本体7の各部に供給し、潤滑後の潤滑系リターン燃料を、潤滑系燃料リターン経路11を通じて再びオイルパン3へ戻しているためである。このようにオイルパン3内にはエンジン本体7の各部を潤滑し、汚れた燃料が貯留されることとなるが、燃料添加弁25を通じて順次ディーゼル触媒24で消費するので、噴射ポンプ15や図示しない噴射弁への影響を軽減、回避することができる。また、燃料の汚染、劣化の進行を回避、軽減することができる。
このような燃料添加弁25は、エンジン本体7の筒内へ噴射する噴射弁と比較して噴射孔の径は大きくて良く、すすが噴射孔に詰まるなどして噴射性能、噴射効率が低下するおそれは少ない。
また、一旦エンジン本体7の各部に供給されて高温となった燃料は次々とディーゼル触媒24で消費され、オイルパン3には燃料タンク2内の温度の低い燃料が供給されるようになるから、オイルパン3内の燃料の温度が過上昇することを回避することができる。
但し、オイルタンク3内の燃料は適度に高温となるので燃料添加弁25から添加される燃料の霧化は良好であり、排気ガスとよく混合された状態となり、ディーゼル触媒24における燃料の反応性、ディーゼル触媒における高い浄化機能を確保することができる。
次に、本発明の実施例2について図2を参照しつつ説明する。実施例2のエンジン30が、実施例1のエンジン1と異なる点は、エンジン30が、実施例1における添加燃料供給経路27のフィードポンプ26と燃料添加弁25との間にフィルタ31が配設されている点、このフィルタ31から潤滑系燃料供給経路32が分岐している点である。
このような構成のエンジン30では、フィルタ31により浄化した燃料をエンジン本体7の各部(エンジン潤滑系)に供給し、一方、フィルタ31により捕捉した汚れ成分を多く含む燃料を、燃料添加弁25を介してディーゼル触媒24に供給することとなる。
このような構成とすることにより、フィルタ31で捕捉したすすが起爆剤の役割を担い、ディーゼル触媒24の早期昇温が可能となる。
なお、他の構成については実施例1のエンジン1と同様であるので、共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例3について図3を参照しつつ説明する。実施例3のエンジン35が、実施例1のエンジン1と異なる点は、燃料添加弁36をターボ過給器19の上流側に配置した点である。
このようにターボ過給器19の上流側に配置された燃料添加弁36から添加される燃料はターボ過給器19から延びる配管23を通じてディーゼル触媒24に供給される。このとき、燃料は、排気タービン19bにより撹拌、微粒化され、排気ガスと混合されてディーゼル触媒24に供給されることになるから、ディーゼル触媒24の浄化機能を向上させることができる。
他の構成は、実施例1のエンジン1と同様であるので、共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
実施例1の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの概略構成を示した説明図である。 実施例2の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの概略構成を示した説明図である。 実施例3の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの概略構成を示した説明図である。 従来の燃料潤滑式ディーゼルエンジンの主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。
符号の説明
1、30、35 エンジン
2 燃料タンク
3 オイルパン
4 燃料供給経路
5 セジメンタ
6 電動供給ポンプ
7 エンジン本体
8 潤滑系燃料供給経路
9、14、31 フィルタ
10 潤滑ポンプ
11 潤滑系リターン経路
12 コモンレール
13 噴射系燃料供給経路
15 噴射ポンプ
17 EGRクーラ
18 EGR弁
19 ターボ過給器
21 インタークーラ
22 スロットル弁
24 ディーゼル触媒
25、36 燃料添加弁
26 フィードポンプ

Claims (5)

  1. 軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンであって、
    排気系に配置されたディーゼル触媒に燃料を添加する燃料添加手段を備え、
    当該燃料添加手段により添加した燃料を前記ディーゼル触媒におけるNOx還元用添加剤又は触媒昇温用添加剤として作用させることを特徴とした軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  2. 請求項1記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    前記燃料添加手段により添加する燃料は、エンジン潤滑系へ供給した後のリターン燃料であることを特徴とする軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  3. 請求項1又は2記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    ターボ過給器を装着し、前記燃料添加手段は当該ターボ過給器の上流に配設したことを特徴とする軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  4. 請求項1又は2記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    ターボ過給器を装着し、前記燃料添加手段は当該ターボ過給器と前記ディーゼル触媒との間に配設したことを特徴とする軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    エンジン潤滑系から戻された燃料を前記燃料添加手段へ供給する添加燃料供給経路にフィルタを配設し、当該フィルタにより浄化した燃料を噴射系及び/又は前記エンジン潤滑系に供給すると共に、前記フィルタにより捕捉した汚れ成分を含む燃料を前記燃料添加手段に供給することを特徴とした軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031675A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Aisan Ind Co Ltd 燃料添加装置
JP2016142242A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 日本ガスケット株式会社 ガスケット

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