JP2011196336A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】過給機に潤滑油を速やかに供給することができるエンジンを提供する。
【解決手段】過給機16と、過給機16を含むエンジン各部に潤滑油を供給する潤滑装置と、を備え、潤滑装置は、潤滑油を圧送するオイルポンプ22と、オイルポンプ22からの潤滑油をエンジン各部へと分配するメインギャラリ24と、オイルポンプ22からメインギャラリ24を経由して過給機16に至る潤滑油の通路となるメイン油路31と、を備えるエンジン1において、潤滑装置は、バイパス油路32を備え、バイパス油路32は、メイン油路31から分岐してメインギャラリ24を経由せずに過給機16に至る潤滑油の通路となるものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、過給機を備えるエンジンに関し、特に、過給機に潤滑油を速やかに供給する技術に関する。
ターボチャージャーや排気タービン式過給機等と称される過給機(以下単に「過給機」という。)を備えるエンジンは、広く一般に普及している。過給機は、同一の回転軸上に設けられるタービン及びコンプレッサと、これらを収めるハウジングと、を備えている。過給機を備えるエンジンでは、排気ガスのエネルギーによってタービンが回転し、このタービンと共に回転するコンプレッサが吸気を圧縮し、この圧縮された吸気が各シリンダへと送り込まれる。これにより、シリンダ内の吸気充填効率が向上するため、エンジンの出力が増大する。
ここで、タービン及びコンプレッサは、排気ガスのエネルギーによって高速で回転するため、回転軸を支持する軸受が非常に摩耗し易い、という問題があった。そこで、流体軸受の一種であるフローティングメタル式軸受が、回転軸の軸受として一般的に採用されている。フローティングメタル式軸受は、外輪と内輪との間が潤滑油で満たされて、金属同士が接触しないため、転がり軸受に比べて摩耗が少ないという特徴がある。フローティングメタル式軸受を潤滑する潤滑油は、エンジンに備えられる潤滑装置によって過給機に供給される。
そして、従来より、エンジンに備えられる潤滑装置によって、過給機に潤滑油を供給する技術が公知となっている。特許文献1には、オイルポンプが圧送した潤滑油を、油路によって過給機に送る過給機焼付防止装置が記載されている。特許文献1に記載の過給機焼付防止装置における油路は、オイルポンプからメインギャラリを経由して過給機に至る。
特開2006−90242号公報
しかしながら、特許文献1に記載の過給機焼付防止装置における油路は、メインギャラリを経由するため、メインギャラリ内における潤滑油の圧力損失により、過給機における潤滑油圧力の立ち上がり(潤滑油圧力の上昇)速度が遅くなり、過給機に潤滑油を速やかに供給できない、という問題があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、過給機に潤滑油を速やかに供給することができるエンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上のとおりであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、過給機と、該過給機を含むエンジン各部に潤滑油を供給する潤滑装置と、を備え、該潤滑装置は、潤滑油を圧送するオイルポンプと、該オイルポンプからの潤滑油を前記エンジン各部へと分配するメインギャラリと、前記オイルポンプから該メインギャラリを経由して過給機に至る潤滑油の通路となるメイン油路と、を備えるエンジンにおいて、前記潤滑装置は、バイパス油路を備え、該バイパス油路は、前記メイン油路から分岐して前記メインギャラリを経由せずに前記過給機に至る潤滑油の通路となるものである。
請求項2においては、前記メイン油路上には、潤滑油を冷却するオイルクーラが設けられ、前記バイパス油路は、前記オイルクーラを経由せずに前記過給機に至る潤滑油の通路となるものである。
請求項3においては、前記バイパス油路の途中には、開閉弁が設けられ、該開閉弁は、前記メインギャラリ内の油圧が所定値未満の場合は「開」となり、該メインギャラリ内の油圧が該所定値以上の場合は「閉」となるものである。
請求項4においては、前記バイパス油路及び前記メイン油路は、油路を一部共有するものである。
請求項5においては、前記バイパス油路は、前記メイン油路から分岐する流入管と、前記メイン油路と共有する油路であり、該流入管からの潤滑油を前記過給機に送る流出管と、を備え、該流入管、該流出管及び前記メインギャラリは、管継手部材を介して接続され、該管継手部材には、前記流入管と接続される第一流入孔、前記メインギャラリと接続される第二流入孔、及び前記流出管と接続される流出孔が連通可能に設けられ、該流出孔は、該第一流入孔と該第二流入孔との接続部近傍に設けられ、該第一流入孔の流路面積は、該第二流入孔の流路面積よりも大きいものである。
請求項6においては、前記管継手部材は、ボルトによって構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、バイパス油路によって潤滑油を過給機に送ることにより、メインギャラリ内における潤滑油の圧力損失を回避することができる。従って、潤滑装置によって、過給機における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機に潤滑油を速やかに供給することができる。
請求項2においては、バイパス油路によって潤滑油を過給機に送ることにより、オイルクーラ内における潤滑油の圧力損失を回避することができる。従って、オイルクーラを備えるエンジンであっても、潤滑装置によって、過給機における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機に潤滑油を速やかに供給することができる。
請求項3においては、メインギャラリ内の油圧が小さい場合(エンジンの始動直後等、潤滑油の温度が低い場合)は、開閉弁が「開」となり、バイパス油路によって潤滑油が過給機に送られる。一方、メインギャラリ内の油圧が大きい場合(エンジンの始動から一定時間経過後等、潤滑油の温度が高い場合)は、開閉弁が「閉」となってバイパス油路内の潤滑油の流れが遮断され、メイン油路によって潤滑油が過給機に送られる。従って、潤滑装置によって、潤滑油の温度が低い場合は、過給機における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機に潤滑油を速やかに供給することができると共に、潤滑油の温度が高い場合は、潤滑油をオイルクーラで冷却して、潤滑油の過度の温度上昇を防止することができる。
請求項4においては、油路の一部を共有化することにより、部品コストの増加を抑制して、エンジンの製造コストの増加を抑制することができる。
請求項5においては、流路面積が大きい第一流入孔内の油圧の方が、流路面積が小さい第二流入孔内の油圧よりも大きくなり、流入管からの潤滑油の方がメインギャラリからの潤滑油よりも流出孔側(流出管)に流れ易いため、バイパス油路内の潤滑油の流れがスムーズになる。従って、潤滑装置によって、過給機における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機に潤滑油を速やかに供給することができる。
請求項6においては、安価な部品であるボルトにより、部品コストの増加を抑制して、エンジンの製造コストの増加を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンを示す右側面図。 本発明の一実施形態に係るエンジンを示す左側面図。 本発明の一実施形態に係るエンジンを示す背面図。 過給機を示す斜視図。 潤滑装置において開閉弁が「開」の場合の潤滑油の流れを示す図。 オイルクーラを示す断面図。 開閉弁を模式的に示す断面図。 管継手ボルトを示す図。 図8におけるA−A位置での断面図。 潤滑装置において開閉弁が「閉」の場合の潤滑油の流れを示す図。 変形例に係る開閉弁を模式的に示す断面図。 変形例に係る潤滑装置を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。なお、エンジン1においてクランク軸11の架設方向を前後方向とし、図1の矢印Fで示す方向(冷却ファン18側)を「前方」、矢印Uで示す方向を「上方」、図3の矢印Lで示す方向(排気マニホールド14側)を「左方」として、以下に述べる各部材の位置や方向等を説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係るエンジン1の全体構成について、図1から図4により説明する。
図1から図3に示すように、エンジン1は、直列四気筒型のエンジンである。なお、エンジンの気筒配列及び気筒数は、本実施形態に係る直列及び四気筒に限定するものではない。エンジン1において、シリンダブロック10内には、クランク軸11が前後方向に架設される。クランク軸11の前後両端部は、それぞれシリンダブロック10の前後両側から突出する。シリンダブロック10の上側には、シリンダヘッド12が取り付けられる。
シリンダヘッド12の右側面には、吸気マニホールド13が取り付けられる。吸気マニホールド13の吸気入口側には、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置15の構成部品であるコレクタ154を介して、エアクリーナ(図示省略)が接続される。
シリンダヘッド12の左側面には、排気マニホールド14が取り付けられる。シリンダヘッド12の左側面側には、過給機16が配置される。過給機16を含むエンジン各部には、潤滑装置によって潤滑油が供給される。シリンダブロック10の下側には、潤滑油を貯溜するオイルパン17が取り付けられる。
シリンダブロック10の前面側には、ラジエータ(図示省略)に冷却風を送風する冷却ファン18が配置される。冷却ファン18には、クランク軸11前端側からベルト181を介してクランク軸11の動力が伝達される。
シリンダブロック10の後面側には、フライホイル19が配置される。フライホイル19は、クランク軸11後端側に取り付けられ、クランク軸11と一体的に回転する。フライホイル19は、フライホイルハウジング191内に収められる。
シリンダブロック10の右側面には、コモンレール式燃料噴射装置の構成部品である燃料供給ポンプ20が取り付けられる。コモンレール式燃料噴射装置は、燃料供給ポンプ20で高圧にした燃料をコモンレール(図示省略)内に蓄え、インジェクタ(図示省略)から各気筒に噴射する。なお、燃料噴射装置は、コモンレール式燃料噴射装置に代えて、機械式燃料噴射装置(燃料噴射ポンプによる燃料噴射装置)としてもよい。
EGR装置15は、EGRクーラ151と、EGR管152と、EGRバルブ153と、コレクタ154と、を備えている。EGR管152は、排気還流通路として排気マニホールド14と吸気マニホールド13とに接続される。EGRクーラ151、EGRバルブ153及びコレクタ154は、EGR管152の途中に設けられる。
そして、EGR装置15は、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系にEGR管152を介して還流させながら、コレクタ154により新気と混合し、その混合気を吸気マニホールド13に供給する。この際、EGR装置15は、EGR管152を流れるEGRガスをEGRクーラ151により冷却する共に、EGRガスの流量をEGRバルブ153により調整する。これにより、吸気中の酸素濃度が低下して燃焼温度が低くなるため、エンジン1のNOx(窒素酸化物)排出量を低減することができる。
図4に示すように、過給機16は、タービン(図示省略)を収めるタービンハウジング161と、コンプレッサ(図示省略)を収めるコンプレッサハウジング162と、を備えている。タービン及びコンプレッサが設けられる回転軸は、フローティングメタル式軸受(図示省略)によって回転可能に軸支される。タービンハウジング161又は/及びコンプレッサハウジング162には、フローティングメタル式軸受に潤滑油を供給するための油路(図示省略)が設けられる。
タービンハウジング161には、排気マニホールド14と接続される排気入口161A、及びマフラ又は排気ガス浄化装置(触媒、ディーゼルパティキュレートフィルタ等)を介して排気管(図示省略)と接続される排気出口161Bが設けられる。コンプレッサハウジング162には、エアクリーナの吸気出口側と接続される吸気入口162A、及び吸気管(図示省略)を介して吸気マニホールド13と接続される圧縮気出口162Bが設けられる。
このような構成により、排気マニホールド14からの排気ガスが、排気入口161Aからタービンハウジング161内に送り込まれ、タービンハウジング161内を流れて排気出口161Bから排出される。タービンハウジング161内を流れる排気ガスのエネルギーによってタービンが回転し、タービンと共にコンプレッサが回転する。そして、エアクリーナを通過した吸気が、吸気入口162Aからコンプレッサハウジング162内に送り込まれる。こうして、コンプレッサハウジング162内の吸気は、回転するコンプレッサによって圧縮された後、圧縮気出口162Bから吸気管へと導かれて、吸気マニホールド13から各シリンダへと送り込まれる。これにより、各シリンダ内の吸気充填効率が向上するため、エンジン1の出力が増大する。
図1に戻って、シリンダブロック10の右側面には、オイルフィルタ21が取り付けられ、オイルフィルタ21の近傍には、オイルポンプ22(図5参照)が取り付けられる。シリンダブロック10の右側面においてオイルフィルタ21の上方には、オイルクーラ23が取り付けられる。
そして、シリンダブロック10の右側部には、前後方向に伸びるメインギャラリ24が形成されると共に、オイルポンプ22からオイルクーラ23までの潤滑油の通路となる第一油路25(図5参照)、及びオイルクーラ23からメインギャラリ24までの潤滑油の通路となる第二油路26(図5参照)が形成される。第一油路25の途中には、オイルフィルタ21が設けられる。
また、潤滑油の通路となる流入管27が、シリンダブロック10の右側面に沿って配置される。具体的には、流入管27は、シリンダブロック10の右側面に沿ってオイルフィルタ21から後上方に斜めに延び、管継手部材となる管継手ボルト28を介してメインギャラリ24に至るように配置される。流入管27は、パイプ状の部材(例えば鋼管)によって構成される。流入管27の途中には、開閉弁29が設けられる。
図1から図3に示すように、潤滑油の通路となる流出管30が、シリンダブロック10の右側面、後面、左側面、及びシリンダヘッド12の左側面に沿って配置される。具体的には、流出管30は、シリンダブロック10の右側面に沿ってメインギャラリ24(管継手ボルト28)からシリンダブロック10の上部まで延びた後、シリンダブロック10の後面に沿って左右略水平方向に延びてシリンダブロック10の左側面に至り、その後、シリンダヘッド12の左側面及びシリンダヘッド12の左側面に沿って上方に延びて過給機16に至るように配置される。流出管30は、パイプ状の部材(例えば鋼管)によって構成される。流出管30の過給機16側の端部は、タービンハウジング161又は/及びコンプレッサハウジング162に設けられる前記油路(フローティングメタル式軸受に潤滑油を供給するための油路)に接続される。
次に、潤滑装置について、図5から図9により説明する。
図5に示すように、潤滑装置は、オイルポンプ22と、オイルフィルタ21と、オイルクーラ23と、メインギャラリ24と、メイン油路31と、バイパス油路32と、開閉弁29と、を備えている。
オイルポンプ22は、濾し器221及び吸入管222を介してオイルパン17内の潤滑油を汲み上げて圧送するものであり、本実施形態ではトロコイドポンプとされている。なお、オイルポンプは、トロコイドポンプに代えて、ギヤポンプとしてもよい。
オイルクーラ23は、潤滑油を冷却するものであり、本実施形態では水冷式の多板式オイルクーラとされている。図6に示すように、オイルクーラ23は、内部に潤滑油(図6中の黒塗り矢印)の通路が形成されたプレート231・231・・・が、ケース232内に複数枚重ねて設けられ、ケース232内においてプレート231・231・・・の外側を冷却水(図6中の白塗り矢印)が流れるように構成されている。なお、オイルクーラは、多板式オイルクーラに代えて、多管式オイルクーラとしてもよい。
図5に戻って、メインギャラリ24は、オイルポンプ22からの潤滑油をエンジン各部(クランク軸11、吸排気弁を駆動するカム軸33、過給機16等)へと分配する。メインギャラリ24からは、クランク軸11に至る油路241、カム軸33に至る油路242、過給機16に至る流出管30等が分岐する。
メイン油路31は、オイルポンプ22からオイルクーラ23及びメインギャラリ24を経由して過給機16に至る潤滑油の通路となる。メイン油路31は、第一油路25と、第二油路26と、流出管30と、を備えている。
バイパス油路32は、メイン油路31のオイルクーラ23及びメインギャラリ24よりも上流側であってオイルフィルタ21よりも下流側から分岐してメインギャラリ24を経由せずに過給機16に至る潤滑油の通路となる。バイパス油路32は、第一油路25から分岐する流入管27と、メイン油路31と共有する油路であり、流入管27からの潤滑油を過給機16に送る流出管30と、を備えている。流入管27と流出管30とは、管継手ボルト28を介して接続される。
流入管27は、第一油路25の分岐箇所Aから分岐する。分岐箇所Aは、第一油路25において、オイルフィルタ21の潤滑油出口側に設けられて、オイルフィルタ21とオイルクーラ23(メインギャラリ24)との間に位置する。これにより、オイルフィルタ21を通過して第一油路25内に流れ込んだ潤滑油は、オイルクーラ23(メインギャラリ24)に至る前に、分岐箇所Aにおいてオイルクーラ23側と流入管27側とに分岐する。
図7に示すように、開閉弁29の弁ケース291内には、弁体293が移動可能に設けられる。弁体293は、バネ292によってメインギャラリ24側に付勢される。弁ケース291において、弁体293を挟んでメインギャラリ24側は、メインギャラリ24と接続される一方、メインギャラリ24と反対側は、流入管27と接続される。
このような構成により、弁体293をメインギャラリ24側に付勢する力(バネ292の付勢力と流入管27内の油圧との和)よりも、メインギャラリ24内の油圧が小さい場合(潤滑油の温度が低い場合)は、弁体293がメインギャラリ24側に移動して、開閉弁29が「開」となる。一方、弁体293をメインギャラリ24側に付勢する力よりも、メインギャラリ24内の油圧が大きい場合(潤滑油の温度が高い場合)は、弁体293が反対側に移動(図7に示す二点鎖線の位置)して、開閉弁29が「閉」となって流入管27内の潤滑油の流れが遮断される。
図8及び図9に示すように、管継手ボルト28は、メインギャラリ24と連通するボルト孔(図示省略)にねじ込まれて、シリンダブロック10の右側面に取り付けられる(図1参照)。管継手ボルト28の頭部281には、流入管27が取り付けられ、軸部282には流出管30が取り付けられる。
管継手ボルト28には、第一流入孔284、第二流入孔283、及び流出孔285・285が連通可能に設けられる。第一流入孔284及び第二流入孔283は、軸部282の軸方向に沿って設けられる。流出孔285・285は、第一流入孔284及び第二流入孔283と交差して連通するように、軸部282の軸直交方向に沿って設けられる。第一流入孔284、第二流入孔283、及び流出孔285・285は、例えば、ドリルにより加工される。
なお、第一流入孔284及び第二流入孔283は、軸部282の軸方向に対して所定の角度傾斜するように設けてもよく、流出孔285・285は、軸部282の軸直交方向に対して所定の角度傾斜するように設けてもよい。また、流出孔の数は、二つに限定するものではなく、一つ又は三つ以上の複数としてもよい。
第一流入孔284は、頭部281側から軸部282中途部に至る。第一流入孔284(頭部281側)は、流入管27と接続される。第二流入孔283は、軸部282先端側から軸部282中途部(第一流入孔284)に至る。第二流入孔283(軸部282先端側)は、メインギャラリ24と接続される。
流出孔285・285は、第一流入孔284と第二流入孔283との接続部近傍に設けられる。本実施形態では、流出孔285・285は、接続部近傍において第一流入孔284側に配置される。流出孔285・285は、軸部282の軸方向から見たときに、軸部282を中心として対称(例えば、点対称)に配置される。各流出孔285の軸部282中心側の端部は、第一流入孔284と接続され、反対側の端部は、流出管30と接続される。
ここで、第一流入孔284の孔径(流路面積)は、第二流入孔283の孔径(流路面積)よりも大きい(第二流入孔283の流路面積<第一流入孔284の流路面積)。このような構成により、流路面積が大きい第一流入孔284内の油圧の方が、流路面積が小さい第二流入孔283内の油圧よりも大きくなり、流入管27からの潤滑油の方がメインギャラリ24からの潤滑油よりも流出孔285・285側(流出管30)に流れ易い。本実施形態では、流出孔285・285の流路面積(一の流出孔285の流路面積と他の流出孔285の流路面積との和)は、第二流入孔283の流路面積よりも大きく、かつ、第一流入孔284の流路面積よりも小さい(第二流入孔283の流路面積<流出孔285・285の流路面積<第一流入孔284の流路面積)。
次に、潤滑装置における潤滑油の流れについて、図5及び図10により説明する。
先ず、図5に示すように、メインギャラリ24内の油圧が小さい場合(エンジンの始動直後等、潤滑油の温度が低い場合)は、開閉弁29が「開」となり、バイパス油路32によって潤滑油が過給機16に送られる。なお、図5中の黒矢印は、潤滑油の流れを示し、黒矢印のうち太い矢印が、過給機16への潤滑油の流れを示す。
具体的には、図5に示すように、オイルポンプ22が圧送した潤滑油は、オイルフィルタ21によって潤滑油に混入している不純物(ゴミやスラッジ、金属粉等)が取り除かれた後、第一油路25内に流れ込む。そして、第一油路25内の潤滑油は、分岐箇所Aにおいてオイルクーラ23側と流入管27側とに分岐する。
オイルクーラ23側に分岐した潤滑油は、オイルクーラ23で冷却された後、第二油路26内を流れてメインギャラリ24内に流れ込む。メインギャラリ24内の潤滑油は、油路241によってクランク軸11に供給され、油路242によってカム軸33に供給される。
一方、流入管27側に分岐した潤滑油は、「開」となっている開閉弁29を通過して、管継手ボルト28の第一流入孔284内に流れ込むと共に、メインギャラリ24からの潤滑油も、管継手ボルト28の第二流入孔283内に流れ込む。そして、メインギャラリ24内の油圧が小さい結果、第一流入孔284内の油圧が第二流入孔283内の油圧よりも大きくなると、第一流入孔284内の潤滑油(流入管27からの潤滑油)が、流出孔285・285内に流れ込む(第二流入孔283内の潤滑油(メインギャラリ24からの潤滑油)は、流出孔285・285内に流れ込まない。)。従って、流出孔285・285内に流れ込んだ流入管27からの潤滑油が、流出管30内を流れて過給機16に供給される。
次に、図10に示すように、メインギャラリ内の油圧が大きい場合(エンジンの始動から一定時間経過後等、潤滑油の温度が高い場合)は、開閉弁29が「閉」となり、メイン油路31によって潤滑油が過給機16に送られる。なお、図10中の黒矢印は、潤滑油の流れを示し、黒矢印のうち太い矢印が、過給機16への潤滑油の流れを示す。
具体的には、図10に示すように、流入管27側に分岐した潤滑油は、「閉」となっている開閉弁29によって遮断されるため、管継手ボルト28側に流れない。一方、オイルクーラ23側に分岐した潤滑油は、前述の通り、メインギャラリ24内に流れ込み、クランク軸11及びカム軸33に供給される。
そして、潤滑油の温度上昇によってメインギャラリ24内の油圧が大きくなった結果、第二流入孔283内の油圧が第一流入孔284内の油圧よりも大きくなると、第二流入孔283内の潤滑油(メインギャラリ24からの潤滑油)が、流出孔285・285内に流れ込む(第一流入孔284内の潤滑油(流入管27からの潤滑油)は、流出孔285・285内に流れ込まない。)。従って、流出孔285・285内に流れ込んだメインギャラリ24からの潤滑油が、流出管30内を流れて過給機16に供給される。
以上のように、本発明の一実施形態に係るエンジン1は、過給機16と、過給機16を含むエンジン各部に潤滑油を供給する潤滑装置と、を備え、潤滑装置は、潤滑油を圧送するオイルポンプ22と、オイルポンプ22からの潤滑油をエンジン各部へと分配するメインギャラリ24と、オイルポンプ22からメインギャラリ24を経由して過給機16に至る潤滑油の通路となるメイン油路31と、を備えるエンジン1において、潤滑装置は、バイパス油路32を備え、バイパス油路32は、メイン油路31から分岐してメインギャラリ24を経由せずに過給機16に至る潤滑油の通路となるものである。
このような構成により、バイパス油路32によって潤滑油を過給機16に送ることにより、メインギャラリ24内における潤滑油の圧力損失を回避することができる。従って、潤滑装置によって、過給機16における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機16に潤滑油を速やかに供給することができる。
そして、メイン油路31上には、潤滑油を冷却するオイルクーラ23が設けられ、バイパス油路32は、オイルクーラ23を経由せずに過給機16に至る潤滑油の通路となるものである。
このような構成により、バイパス油路32によって潤滑油を過給機16に送ることにより、オイルクーラ23内における潤滑油の圧力損失を回避することができる。従って、オイルクーラ23を備えるエンジン1であっても、潤滑装置によって、過給機16における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機16に潤滑油を速やかに供給することができる。
また、バイパス油路32の途中には、開閉弁29が設けられ、開閉弁29は、メインギャラリ24内の油圧が所定値未満の場合は「開」となり、メインギャラリ24内の油圧が所定値以上の場合は「閉」となるものである。
このような構成により、メインギャラリ24内の油圧が小さい場合(エンジン1の始動直後等、潤滑油の温度が低い場合)は、開閉弁29が「開」となり、バイパス油路32によって潤滑油が過給機16に送られる。一方、メインギャラリ24内の油圧が大きい場合(エンジン1の始動から一定時間経過後等、潤滑油の温度が高い場合)は、開閉弁29が「閉」となってバイパス油路32内の潤滑油の流れが遮断され、メイン油路31によって潤滑油が過給機16に送られる。従って、潤滑装置によって、潤滑油の温度が低い場合は、過給機16における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機16に潤滑油を速やかに供給することができると共に、潤滑油の温度が高い場合は、潤滑油をオイルクーラ23で冷却して、潤滑油の過度の温度上昇を防止することができる。
さらに、バイパス油路32及びメイン油路31は、流出管30を共有するものである。
このような構成により、流出管30を共有化することにより、部品コストの増加を抑制して、エンジン1の製造コストの増加を抑制することができる。
そして、バイパス油路32は、メイン油路31から分岐する流入管27と、メイン油路31と共有する油路であり、流入管27からの潤滑油を過給機16に送る流出管30と、を備え、流入管27、流出管30及びメインギャラリ24は、管継手ボルト28を介して接続され、管継手ボルト28には、流入管27と接続される第一流入孔284、メインギャラリ24と接続される第二流入孔283、及び流出管30と接続される流出孔285・285が連通可能に設けられ、流出孔285・285は、第一流入孔284と第二流入孔283との接続部近傍に設けられ、第一流入孔284の流路面積は、第二流入孔283の流路面積よりも大きいものである。
このような構成により、流路面積が大きい第一流入孔284内の油圧の方が、流路面積が小さい第二流入孔283内の油圧よりも大きくなり、流入管27からの潤滑油の方がメインギャラリ24からの潤滑油よりも流出孔285・285側(流出管30)に流れ易いため、バイパス油路32内の潤滑油の流れがスムーズになる。従って、潤滑装置によって、過給機16における潤滑油圧力を速やかに立ち上げて、過給機16に潤滑油を速やかに供給することができる。
また、管継手部材は、管継手ボルト28によって構成されるものである。
このような構成により、安価な部品であるボルトにより、部品コストの増加を抑制して、エンジン1の製造コストの増加を抑制することができる。
なお、実施の形態は、上記に限定されるものではなく、例えば次のように変更してもよい。
図11に示すように、開閉弁29には、バネ(バネ292に相当するもの)を設けなくてもよい。
このような構成により、弁体293をメインギャラリ24側に付勢する力(流入管27内の油圧)よりも、メインギャラリ24内の油圧が小さい場合(潤滑油の温度が低い場合)は、弁体293がメインギャラリ24側に移動して、開閉弁29が「開」となる。一方、弁体293をメインギャラリ24側に付勢する力よりも、メインギャラリ24内の油圧が大きい場合(潤滑油の温度が高い場合)は、弁体293が反対側に移動(図11に示す二点鎖線の位置)して、開閉弁29が「閉」となって流入管27内の潤滑油の流れが遮断される。
図12に示すように、流入管27を管継手ボルト28に接続せずに過給機16に接続してもよい。このような構成により、開閉弁29から過給機16までの配管の長さが短くなり、バイパス油路32の送油距離を短くすることができる。従って、過給機16に潤滑油を速やかに供給することができるとともに、部品コストの増加を抑制して、エンジン1の製造コストの増加を抑制することができる。
1 エンジン
16 過給機
22 オイルポンプ
23 オイルクーラ
24 メインギャラリ
27 流入管
28 管継手ボルト(管継手部材)
29 開閉弁
30 流出管
31 メイン油路
32 バイパス油路
284 第一流入孔
283 第二流入孔
285 流出孔

Claims (6)

  1. 過給機と、該過給機を含むエンジン各部に潤滑油を供給する潤滑装置と、を備え、該潤滑装置は、潤滑油を圧送するオイルポンプと、該オイルポンプからの潤滑油を前記エンジン各部へと分配するメインギャラリと、前記オイルポンプから該メインギャラリを経由して過給機に至る潤滑油の通路となるメイン油路と、を備えるエンジンにおいて、前記潤滑装置は、バイパス油路を備え、該バイパス油路は、前記メイン油路から分岐して前記メインギャラリを経由せずに前記過給機に至る潤滑油の通路となることを特徴とするエンジン。
  2. 前記メイン油路上には、潤滑油を冷却するオイルクーラが設けられ、前記バイパス油路は、前記オイルクーラを経由せずに前記過給機に至る潤滑油の通路となることを特徴とする請求項1に記載にエンジン。
  3. 前記バイパス油路の途中には、開閉弁が設けられ、該開閉弁は、前記メインギャラリ内の油圧が所定値未満の場合は「開」となり、該メインギャラリ内の油圧が該所定値以上の場合は「閉」となることを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
  4. 前記バイパス油路及び前記メイン油路は、油路を一部共有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のエンジン。
  5. 前記バイパス油路は、前記メイン油路から分岐する流入管と、前記メイン油路と共有する油路であり、該流入管からの潤滑油を前記過給機に送る流出管と、を備え、該流入管、該流出管及び前記メインギャラリは、管継手部材を介して接続され、該管継手部材には、前記流入管と接続される第一流入孔、前記メインギャラリと接続される第二流入孔、及び前記流出管と接続される流出孔が連通可能に設けられ、該流出孔は、該第一流入孔と該第二流入孔との接続部近傍に設けられ、該第一流入孔の流路面積は、該第二流入孔の流路面積よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のエンジン。
  6. 前記管継手部材は、ボルトによって構成されることを特徴とする請求項5に記載のエンジン。
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