JP2006274809A - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸気バルブの作動角の中心位相及びリフト特性を可変とする可変動弁機構を備えた機関において、特性ばらつきを精度良く補正する。
【解決手段】 吸気バルブの可変バルブタイミング機構及び可変リフト機構を備えるV型機関において、バンク間におけるトルク段差を求め、吸気バルブの開口面積が閾値よりも大きい領域において、前記トルク段差を縮小すべく可変バルブタイミング機構による吸気バルブのバルブタイミングを学習し、該学習が終了した後、前記開口面積が閾値よりも小さい領域において、前記トルク段差を縮小すべく可変リフト機構による吸気バルブのリフト特性を学習する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、内燃機関の吸気バルブの作動角の中心位相、及び、前記吸気バルブのリフト特性(リフト量及び/又は作動角)を可変とする可変動弁機構の制御装置に関する。
特許文献1には、機関バルブを電磁コイルにより駆動する電磁駆動バルブにおいて、機関バルブのリフト量を検出するリフトセンサのバルブ全開位置及びバルブ全閉位置での出力値を、スタータモータの通電時に学習する装置が開示されている。
また、特許文献2には、クランク軸に対するカム軸の位相差を調整することで機関バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング機構において、バルブタイミングの最遅角位置を機関の運転領域毎に学習する装置が開示されている。
特開平11−210510号公報 特開平11−82073号公報
ところで、前記特許文献1,2に開示される技術によれば、機関バルブの全閉・全開位置やバルブタイミングの最遅角位置を学習することで、可変範囲における制御位置を精度良く検知できるようになるが、可変範囲のばらつきを吸収することはできず、例えば、V型機関において、各バンクの吸気バルブに可変動弁機構をそれぞれ備える場合には、バンク間で空気量に偏差が生じてしまい、機関回転の安定性や機関の静粛性を低下させてしまう。
そこで、空気量のばらつきを学習して、各バンクの可変動弁機構に補正を加えることが望まれるが、機関バルブのリフト特性(リフト量及び/又は作動角)を可変とする可変リフト機構と、クランク軸に対するカム軸の位相差を調整する可変バルブタイミング機構とを組み合わせた可変動弁機構を備える場合には、空気量がリフト特性と作動角の中心位相との双方に影響されて変化するため、可変リフト機構と可変バルブタイミング機構とにそれぞれ適正な補正制御を加えることができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、内燃機関の吸気バルブの作動角の中心位相、及び、前記吸気バルブのリフト特性を可変とする可変動弁機構を備えた機関において、作動角の中心位相のばらつきとリフト特性のばらつきとに分離して補正制御を行わせることができる制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明は、内燃機関の吸気バルブの作動角の中心位相、及び、前記吸気バルブのリフト特性を可変とする可変動弁機構の制御装置であり、吸気バルブの中心位相に依存する空気量のばらつきと、吸気バルブのリフト特性に依存する空気量のばらつきとを、吸気系の状態量に基づき領域を分けて個別に学習する構成とした。
係る構成によると、吸気系の状態量により、吸気バルブの開口面積のばらつき影響を大きく受ける領域と、吸気バルブの作動角の中心位相(閉弁タイミング)のばらつき影響を大きく受ける領域とを判別し、ぞれぞれの領域で空気量ばらつきを分離学習する。
従って、作動角の中心位相のばらつきとリフト特性のばらつきとに分離してそれぞれ補正制御を行わせることができるようになり、例えばV型機関では、バンク間における空気量ばらつきを精度良く補正でき、機関回転の安定性や静粛性を向上させることができる。
請求項2記載の発明では、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量に基づいて、吸気バルブの作動角の中心位相に依存する空気量のばらつきを学習する領域と、吸気バルブのリフト特性に依存する空気量のばらつきを学習する領域とに分ける構成とした。
係る構成によると、吸気バルブを通過するガス量が、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量に応じて変化する領域と、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量に応じて変化しない領域とが存在するので、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量に応じて、作動角の中心位相のばらつきを学習する領域とリフト特性のばらつきを学習する領域とに分ける。
従って、作動角の中心位相のばらつきとリフト特性のばらつきとに分離して、精度良く学習させることができる。
請求項3記載の発明では、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が閾値よりも大きい領域で、吸気バルブの作動角の中心位相に依存する空気量のばらつきを学習し、吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が少なくとも前記閾値よりも小さい領域で、吸気バルブのリフト特性に依存する空気量のばらつきを学習する構成とした。
係る構成によると、吸気バルブの開口面積が小さい領域では、吸気バルブの通過ガス量が吸気バルブの開口面積に応じて変化するが、吸気バルブの開口面積が大きくなると、吸気バルブの通過ガス量が吸気バルブの開口面積に応じて変化しなくなり、吸気バルブの作動角の中心位相(閉弁タイミング)に大きく影響されて通過ガス量が変化するようになるので、吸気バルブの開口面積を閾値で区別して、作動角の中心位相のばらつきを学習する領域とリフト特性のばらつきを学習する領域とに分ける。
従って、作動角の中心位相のばらつきに依存する空気量のばらつきと、リフト特性のばらつきに依存する空気量のばらつきとをそれぞれに精度良く学習させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施形態における車両用内燃機関のシステム構成図である。
図1において、内燃機関101は、左右2つのバンクからなるV型機関である。但し、内燃機関101は水平対向機関であっても良い。
前記機関101の吸気管102には、電子制御スロットル104が介装され、該電子制御スロットル104を通過した空気は、各バンク、更に、各気筒に分配される。
各気筒では、吸気バルブ105を介して燃焼室106内に空気が吸入される。
燃焼排気は、燃焼室106から排気バルブ107を介して排出された後、バンク毎に排気が集合され、バンク毎に設けられるフロント触媒108a,108b及びリア触媒109a,109bで浄化される。
前記リア触媒109a,109bで浄化された後のバンク毎の排気は、合流してマフラーに103に流入し、その後大気中に放出される。
前記排気バルブ107は、排気側カム軸110に軸支されたカムによって一定のバルブリフト量,バルブ作動角及びバルブタイミングを保って開閉駆動される。
一方、吸気バルブ105側には、バルブリフト量をバルブ作動角と共に連続的に可変制御する可変リフト機構112a,112bがバンク毎に設けられる。
更に、吸気バルブ105側には、クランク軸に対する吸気側カム軸の回転位相を変化させることで、吸気バルブ105のバルブ作動角の中心位相を連続的に可変制御する可変バルブタイミング機構113a,113bがバンク毎に設けられる。
上記可変リフト機構112a,112b及び可変バルブタイミング機構113a,113bの組み合わせによって、吸気バルブ105の可変動弁機構が構成される。
マイクロコンピュータを内蔵する電子制御ユニット(ECU)114は、アクセル開度に対応する目標吸入空気量が得られるように、前記電子制御スロットル104,可変リフト機構112a,112b及び可変バルブタイミング機構113a,113bを制御する。
前記ECU114には、機関101の吸入空気流量を検出するエアフローメータ115、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサ116、クランク軸の回転角を検出するクランク角センサ117、スロットルバルブ103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ118、機関101の冷却水温度を検出する水温センサ119、各バンクの排気空燃比を検出する酸素センサ111a,111b等からの検出信号が入力される。
また、各気筒の吸気バルブ105上流側の吸気ポート部には、燃料噴射弁131が設けられる。
前記燃料噴射弁131には、燃料タンク132内の燃料が燃料ポンプ133により圧送され、該燃料噴射弁131が、前記ECU114からの噴射パルス信号(空燃比制御信号)によって開弁駆動されると、噴射パルス幅(開弁時間)に比例する量の燃料が噴射される。
次に前記可変リフト機構112a,112b及び可変バルブタイミング機構113a,113bの構造を、図2〜図4に基づいて説明する。
実施形態のV型機関101は、各気筒に一対の吸気バルブ105,105が設けられており、これら吸気バルブ105,105の上方に、クランクシャフトによって回転駆動される吸気駆動軸3(吸気側カム軸)が気筒列方向に沿って回転可能に支持されている。
前記吸気駆動軸3には、吸気バルブ105のバルブリフタ2aに当接して吸気バルブ105を開閉駆動する揺動カム4が相対回転可能に外嵌されている。
前記吸気駆動軸3と揺動カム4との間には、吸気バルブ105の作動角及びバルブリフト量を連続的に変更する可変リフト機構112a,112bが設けられている。
また、前記吸気駆動軸3の一端部には、クランクシャフトに対する前記吸気駆動軸3の回転位相を変化させることにより、吸気バルブ105の作動角の中心位相を連続的に変更する可変バルブタイミング機構113a,113bが配設されている。
前記可変リフト機構112a,112bは、図2及び図3に示すように、吸気駆動軸3に偏心して固定的に設けられる円形の駆動カム11と、この駆動カム11に相対回転可能に外嵌するリング状リンク12と、吸気駆動軸3と略平行に気筒列方向へ延びる制御軸13と、この制御軸13に偏心して固定的に設けられた円形の制御カム14と、この制御カム14に相対回転可能に外嵌すると共に、一端がリング状リンク12の先端に連結されたロッカアーム15と、このロッカアーム15の他端と揺動カム4とに連結されたロッド状リンク16と、を有している。
前記制御軸13は、電動アクチュエータ17(モータ)によりギア列18を介して所定の制御範囲内で回転駆動される。
上記の構成により、クランクシャフトに連動して吸気駆動軸3が回転すると、駆動カム11を介してリング状リンク12がほぼ並進移動するとともに、ロッカアーム15が制御カム14の軸心周りに揺動し、ロッド状リンク16を介して揺動カム4が揺動して吸気バルブ105が開閉駆動される。
また、前記制御軸13の回転角度を変化させることにより、ロッカアーム15の揺動中心となる制御カム14の軸心位置が変化して揺動カム4の姿勢が変化する。
これにより、吸気バルブ105の作動角の中心位相が略一定のままで、吸気バルブ105の作動角及びバルブリフト量が連続的に増減変化する。
図4は、前記可変バルブタイミング機構113a,113bを示している。
前記可変バルブタイミング機構113a,113bは、クランクシャフトと同期して回転するスプロケット25に固定され、このスプロケット25と一体的に回転する第1回転体21と、ボルト22aにより前記吸気駆動軸3の一端に固定され、吸気駆動軸3と一体的に回転する第2回転体22と、ヘリカルスプライン26により第1回転体21の内周面と第2回転体22の外周面とに噛合する筒状の中間ギア23と、を有している。
前記中間ギア23には3条ネジ28を介してドラム27が連結されており、このドラム27と中間ギア23との間にねじりスプリング29が介装されている。
前記中間ギア23は、ねじりスプリング29によって遅角方向(図4の左方向)へ付勢されており、電磁リターダ24に電圧を印加して磁力を発生すると、ドラム27及び3条ネジ28を介して進角方向(図4の右方向)へ動かされる。
この中間ギア23の軸方向位置に応じて、回転体21,22の相対位相が変化して、クランクシャフトに対する吸気駆動軸3の位相が変化し、吸気バルブ105の作動角の中心位相が連続的に変化する。
前記電動アクチュエータ17及び電磁リターダ24は、前記ECU114からの制御信号により駆動制御される。
本実施形態において、前記ECU114は、前記可変リフト機構112a,112b及び可変バルブタイミング機構113a,113bを組み合わせた吸気バルブ105の可変動弁機構のばらつきによるバンク間の空気量ばらつきを学習する機能を有する。
以下では、前記ばらつき学習の詳細を説明する。
図5のフローチャートは、バンク間のトルク段差を検出する手段の第1実施形態を示すものであり、クランク角センサ117からの検出信号に基づいてトルク段差を演算する。
まず、ステップS1では、クランク角センサ117からの検出信号に基づいて気筒間における行程位相差(4気筒で180degCA, 6気筒で120degCA)毎の基準クランク角位置を検出し、前記基準クランク角位置の周期TINTを計測する。
ステップS2では、前記周期TINTに基づいて、行程が1回転分だけずれている気筒間におけるトルク段差を示すパラメータMISCを演算する。
前記パラメータMISCの演算においては、前記周期TINATについて、最新値TINT1から所定回数前のデータTINTnまでを時系列に記憶しておく。即ち、TINTnのnは正の整数であって、2であれば前回値を示し、3であれば前々回値であることを示す。
そして、周期TINTが更新される毎に、以下の計算を行う。
「4気筒の場合」
Figure 2006274809
「6気筒の場合」
Figure 2006274809
上式でTPは、シリンダ空気量相当である基本燃料噴射量(基本噴射パルス幅)であり、MISB2はパラメータMISBの前回値、MISB3はパラメータMISBの前々回値である。
ステップS3では、前記パラメータMISCを右バンク成分と左バンク成分とに分ける。
更に、ステップS4では、バンク毎にパラメータMISCの平均値MISCRAVE,MISCLAVEを求める。
そして、ステップS5では、バンク間トルク段差BNKSTPMSを、前記平均値MISCRAVE,MISCLAVEの偏差として求める。
BNKSTPMS=MISCRAVE−MISCLAVE
図6のフローチャートは、バンク間のトルク段差を空気量段差として求める第2実施形態を示す。
この第2実施形態では、バンク毎に個別に吸入空気流量を計測する右バンク用のエアフローメータ115と左バンク用のエアフローメータ115とを備えるものとする。
ステップS11では、右バンクにおける吸入空気流量QRを右バンクに備えられたエアフローメータ115の検出信号に基づいて検出する。
ステップS12では、左バンクにおける吸入空気流量QLを左バンクに備えられたエアフローメータ115の検出信号に基づいて検出する。
ステップS13では、右バンクにおけるシリンダ空気量に相当する基本燃料噴射量(基本噴射パルス幅)TP0Rを演算する。
TP0R=K×QR/N
尚、Kは定数、Nは機関回転速度である。
ステップS14では、左バンクにおけるシリンダ空気量に相当する基本燃料噴射量(基本噴射パルス幅)TP0Lを演算する。
TP0L=K×QL/N
ステップS15では、右バンクの基本燃料噴射量TP0Rを平滑化処理し、その結果をTPRとする。
ステップS16では、左バンクの基本燃料噴射量TP0Lを平滑化処理し、その結果をTPLとする。
ステップS17では、右バンクの充填効率ITACRを、全開時の基本燃料噴射量TPMAX#を用いて演算する。
ITACR=TPR/TPMAX#
ステップS18では、左バンクの充填効率ITACLを、全開時の基本燃料噴射量TPMAX#を用いて演算する。
ITACL=TPL/TPMAX#
ステップS19では、前記右バンクの充填効率ITACR及び左バンクの充填効率ITACLを平滑化処理し、その結果を、ITACRAVE,ITACLAVEとする。
ステップS20では、右バンクの平均充填効率ITACRAVEと、左バンクの平均充填効率ITACLAVEとの偏差として、バンク間の充填効率段差BNKSTPICを演算する。
BNKSTPIC=ITACRAVE−ITACLAVE
図7のフローチャートは、バンク間のトルク段差を空燃比段差として求める第3実施形態を示す。
ステップS31では、右バンクの酸素センサ111aの検出信号を読み込む。
ステップS32では、左バンクの酸素センサ111bの検出信号を読み込む。
ステップS33では、右バンクの空燃比を目標空燃比に一致させるための燃料噴射量のフィードバック補正係数ALPHARを、前記右バンクの酸素センサ111aの検出信号に基づいて演算する。
ステップS34では、左バンクの空燃比を目標空燃比に一致させるための燃料噴射量のフィードバック補正係数ALPHALを、前記左バンクの酸素センサ111bの検出信号に基づいて演算する。
ステップS35では、右バンクの空燃比フィードバック補正係数ALPHARを平滑化処理し、その結果をAVEALPRとする。
ステップS36では、左バンクの空燃比フィードバック補正係数ALPHALを平滑化処理し、その結果をAVEALPLとする。
ステップS37では、前記右バンクの平均補正係数AVEALPRと、前記左バンクの平均補正係数AVEALPLとの偏差として、バンク間の空燃比段差BNKSTPALを演算する。
BNKSTPAL=AVEALPR−AVEALPL
図8のフローチャートは、図5のフローチャートで求められる前記トルク段差BNKSTPMSに基づいてバンク間のトルク段差を補正する制御を示す。
ステップS41では、吸気バルブ105の開口面積ValveAAを機関回転速度Ne及び排気量Volで割った値(ValveAA/Ne/Vol)が第1閾値LRNAACET#以上であるか否かを判別する。
尚、前記開口面積ValveAAは、可変リフト機構112a,112bの操作量から推定できる。
バルブ開口面積に相関する状態量であるValveAA/Ne/Volが第1閾値LRNAACET#以上である領域は、図9に示すように、吸気バルブ105の開口面積の変化に対して吸気バルブ105の通過ガス量が大きく変化しない領域(B)であって、吸気バルブ105の作動角の中心位相(閉弁タイミング)が通過ガス量に大きく影響する領域である。
ValveAA/Ne/Volが第1閾値LRNAACET#以上であるときには、ステップS42に進み、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#(<0)よりも小さいか否かを判別する。
前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#よりも小さいときには、左バンクのMISC平均値が右バンクのMISC平均値よりも大きいということであり、換言すれば、右バンクにおける中心位相が左バンクに対してより遅角しており、右バンク側で空気量がより大きくなっている状態であることを示す。
そこで、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#よりも小さいときには、ステップS43へ進み、右バンクの中心位相をより進角させるべく、右バンクの吸気バルブ105の作動角中心位相の最遅角学習値BASLRNRを所定値HSTPV#だけ減少設定する。
前記吸気バルブの作動角の中心位相は、基準クランク角位置から基準カム角位置までの位相角度として計測され、最遅角学習値BASLRNR(最遅角時における位相角度)から実測の位相角度を減算した結果が最進角位置からの進角量として算出され、該進角量が目標に一致するようにフィードバック制御される。
そして、吸気バルブの作動角の中心位相を早めて、吸気バルブの閉弁タイミングを吸気下死点前に早めることで、所謂早閉じ制御によって空気量が絞られる。
従って、最遅角学習値BASLRNRが所定値HSTPV#だけ減少設定されると、進角量がより少なく検出されることになり、該減少分を補うように進角されることになる。
右バンクの吸気バルブの中心位相を進角側に修正することで、左バンクよりも大きい右バンクの空気量が減少補正され、バンク間のトルク段差が縮小される。
尚、最遅角学習値BASLRNRを所定値HSTPV#だけ減少設定する代わりに、右バンクの吸気バルブ105の作動角中心位相の進角目標値VTCTRGRを所定値HSTPV#だけ増大補正して、より進角側に修正しても良い。
一方、前記ステップS42で前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#以上であると判断されると、ステップS44へ進む。
ステップS44では、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPML#(>0)よりも大きいか否かを判別する。
前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPML#よりも大きいときには、右バンクのMISC平均値が左バンクのMISC平均値よりも大きいということであり、換言すれば、右バンクにおける中心位相が左バンクに対してより進角しており、右バンク側で空気量がより小さくなっている状態であることを示す。
そこで、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPML#よりも大きいときには、ステップS45へ進み、左バンクの吸気バルブ105の作動角中心位相の最遅角学習値BASLRNLを所定値HSTPV#だけ減少設定するか、左バンクの吸気バルブ105の作動角中心位相の進角目標値VTCTRLを所定値HSTPV#だけ増大補正する。
これにより、左バンクの吸気バルブの中心位相がより進角側に修正され、右バンクよりも大きい左バンクの空気量が減少補正され、バンク間のトルク段差が縮小される。
上記のように、ValveAA/Ne/Volが第1閾値LRNAACET#以上であって吸気バルブ105の作動角の中心位相が通過ガス量に大きく影響する領域でのバンク間のトルク段差は、可変バルブタイミング機構113a,113bのばらつきによる左右バンクでの中心位相のばらつきが原因であると判断して、各バンクの中心位相をバンク間のトルク段差が縮小する方向に修正する。
そして、STPMR#≦BNKSTPMS≦STPML#になり、バンク間のトルク段差が充分に小さいと判断されるようになると、ステップS46へ進んで、中心位相の学習終了フラグFCNTLRNに1をセットする。
一方、前記ステップS41でValveAA/Ne/Volが第1閾値LRNAACET#よりも小さいと判断されると、ステップS47へ進む。
ステップS47では、前記フラグFCNTLRNに1をセットされているか否か、即ち、可変バルブタイミング機構113a,113b(中心位相)のばらつき学習が終了しているか否かを判別する。
そして、前記フラグFCNTLRNが0で、可変バルブタイミング機構113a,113b(中心位相)のばらつき学習が終了していない場合には、ステップS48以降のリフト学習を実行することなく、本ルーチンを終了させる。
従って、中心位相の学習が終了してから、ステップS48以降の学習が行われることになる。
ステップS47において、前記フラグFCNTLRNが1で、可変バルブタイミング機構113a,113b(中心位相)のばらつき学習が終了していると判断されると、ステップS48へ進む。
ステップS48では、ValveAA/Ne/Volが第2閾値LRNAALFT#(≦第1閾値LRNAACET#)以下であるか否かを判別する。
前記ValveAA/Ne/Volが第2閾値LRNAALFT#以下である領域は、図9に示すように、吸気バルブ105の開口面積の変化に対して吸気バルブ105の通過ガス量が変化する領域(A)であって、かつ、吸気バルブ105の作動角の中心位相によっても通過ガス量が変化する領域である。
しかし、既に、吸気バルブ105の作動角の中心位相のばらつきによる空気量のばらつきについては、学習済みであるので、係る領域でのバンク間におけるトルク段差は、前記可変リフト機構112a,112bによるリフト特性(リフト量及び作動角)のばらつきによるものであると判断される。
そこで、前記ValveAA/Ne/Volが第2閾値LRNAALFT#以下であると判断されると、ステップS49以降へ進んで、前記可変リフト機構112a,112bによるリフト特性(リフト量及び作動角)のばらつき学習を行う。
一方、前記ValveAA/Ne/Volが第2閾値LRNAALFT#よりも大きい場合には、図9に示す非学習領域(C)に該当することになり、そのまま本ルーチンを終了させる。
まず、ステップS49では、前記ステップS42と同様に、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#(<0)よりも小さいか否かを判別する。
前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#よりも小さいときには、右バンク側で空気量がより大きくなっている状態であることを示すので、ステップS50へ進み、左バンクの吸気バルブのリフト量をより大きく修正する。
具体的には、左バンクの最小リフト学習値VSLRNLを所定値HSTPL#だけ増大補正するか、左バンクのリフト量の目標値VELTRGLを所定値HSTPL#だけ増大補正する。最小リフト学習値VSLRNLを所定値HSTPL#だけ増大補正すると、実測値と最小リフト学習値VSLRNLとの偏差としてのリフト量の増大代が見かけ上減少し、リフト量をより大きくするように制御されることになる。
一方、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPMR#以上であるときには、ステップS51へ進み、前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPML#(>0)よりも大きいか否かを判別する。
前記トルク段差BNKSTPMSが閾値STPML#よりも大きい場合には、ステップS52へ進み、右バンクの吸気バルブのリフト量をより大きく修正すべく、右バンクの最小リフト学習値VSLRNRを所定値HSTPL#だけ増大補正するか、右バンクのリフト量の目標値VELTRGRを所定値HSTPL#だけ増大補正する。
図10のフローチャートは、図6のフローチャートで求められる前記トルク段差BNKSTPICに基づいてバンク間のトルク段差を補正する制御を示す。
ここで、図10のフローチャートは、図8のフローチャートに対して、ステップS62,64,69,71の部分のみが異なり、他の各ステップは、前記図8のフローチャートと同様の処理が行われる。
前記トルク段差BNKSTPICは、右バンクの空気量が左バンクに比べて大きいときにプラスの値に算出されるので、ステップS62では、トルク段差BNKSTPICが閾値STPIR#(>0)よりも大きいか否かを判別する。
そして、BNKSTPIC>STPIR#であるときに、右バンクにおける中心位相をより進角させるべく(右バンクの空気量を減少させるべく)ステップS63へ進む。
一方、ステップS64では、トルク段差BNKSTPICが閾値STPIL#(<0)よりも小さいか否かを判別することで、左バンクの空気量が右バンクに比べて大きいか否かを判別する。
そして、BNKSTPIC<STPIL#であれば、左バンクにおける中心位相をより進角させるべく(左バンクの空気量を減少させるべく)ステップS65へ進む。
同様に、ステップS69でBNKSTPIC>STPIR#であると判別されと、左バンクにおけるリフト量(空気量)を増大させるべくステップS70へ進み、ステップS71でBNKSTPIC<STPIL#であると判別されと、右バンクにおけるリフト量(空気量)を増大させるべくステップS72へ進む。
図11のフローチャートは、図7のフローチャートで求められる前記トルク段差BNKSTPALに基づいてバンク間のトルク段差を補正する制御を示す。
ここで、図11のフローチャートは、図8のフローチャートに対して、ステップS82,84,89,91の部分のみが異なり、他の各ステップは、前記図8のフローチャートと同様の処理が行われる。
前記空燃比フィードバック補正係数ALPHARは、燃料量に対して空気量が多く空燃比がリーンになるほど大きな値に設定され、前記トルク段差BNKSTPALは、右バンクの空気量が左バンクに比べて大きいときにプラスの値に算出されるので、ステップS82では、トルク段差BNKSTPALが閾値STPIR#(>0)よりも大きいか否かを判別する。
そして、BNKSTPAL>STPIR#であるときに、右バンクにおける中心位相をより進角させるべく(右バンクの空気量を減少させるべく)ステップS83へ進む。
一方、ステップS84では、トルク段差BNKSTPALが閾値STPIL#(<0)よりも小さいか否かを判別することで、左バンクの空気量が右バンクに比べて大きいか否かを判別する。
そして、BNKSTPAL<STPIL#であれば、左バンクにおける中心位相をより進角させるべく(左バンクの空気量を減少させるべく)ステップS85へ進む。
同様に、ステップS89でBNKSTPAL>STPIR#であると判別されと、左バンクにおけるリフト量(空気量)を増大させるべくステップS90へ進み、ステップS91でBNKSTPAL<STPIL#であると判別されと、右バンクにおけるリフト量(空気量)を増大させるべくステップS92へ進む。
ところで、上記実施形態では、前記可変リフト機構112a,112bのばらつきを学習させる領域と可変バルブタイミング機構113a,113bのばらつきを学習させる領域とを、吸気バルブの開口面積を基準に区別する構成としたが、開口面積に相関する状態量として、吸気バルブを通過するガス流速に基づいて学習領域を判別させることができる。
即ち、吸気バルブを通過するガス流速が音速となる領域内に、前記可変リフト機構112a,112bのばらつきを学習させる領域を設定し、ガス流速が非音速となる領域内に可変バルブタイミング機構113a,113bのばらつきを学習させる領域を設定し、前記実施形態と同様に、可変バルブタイミング機構113a,113bのばらつき学習が終了した後で、前記可変リフト機構112a,112bのばらつき学習を行わせる。
前記吸気バルブを通過するガス流速が音速であるか非音速であるかは、吸気バルブの前後圧を検出することで判定することができる。
そして、前記ValveAA/Ne/Volと閾値とを比較する各ステップを、吸気バルブを通過するガス流速が音速であるか非音速であるかを判別する処理に書き換えることで、前記可変リフト機構112a,112bのばらつきと可変バルブタイミング機構113a,113bのばらつきとを分離して学習させることができる。
また、前記ValveAA/Ne/Volと比較させる第1,第2閾値は、第1閾値LRNAACET#=第2閾値LRNAALFT#としても良いが、第2閾値LRNAALFT#<第1閾値LRNAACET#として、中間に非学習領域を設けるようにすれば、吸気バルブ105の開口面積の変化に対して通過ガス量の変化が安定しない領域で誤学習されてしまうことを回避できる。
尚、上記実施形態では、V型機関のバンク間における空気量ばらつきの補正を行ったが、例えば直列機関において、可変動弁機構の操作量から予測される吸入空気量に対する実吸入空気量の偏差を、中心位相に依存するものとリフト特性に依存するものとに領域別に分離して学習させることができ、更に、係る学習をV型或いは水平対向機関においてバンク毎に行わせることができる。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項3記載の可変動弁機構の制御装置において、前記吸気バルブの作動角の中心位相に依存する空気量のばらつき学習が終了してから、前記吸気バルブのリフト特性に依存する空気量のばらつきを学習することを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
係る構成によると、前記吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が閾値よりも大きい領域では、専ら前記中心位相に依存して空気量が変化するのに対し、前記吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が少なくとも前記閾値よりも小さい領域では、前記中心位相及びリフト特性に依存して空気量が変化するので、中心位相に依存する空気量のばらつき学習が終了し、中心位相の影響がなくなってからリフト特性のばらつきを学習させる。
(ロ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の可変動弁機構の制御装置において、
前記内燃機関が複数バンクを有してなり、バンク間のトルク段差を減少させるように、前記中心位相及びリフト特性の制御特性を各バンクで補正することを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
係る構成によると、前記中心位相又はリフト特性のばらつきによるバンク間でのトルク段差を、中心位相によるばらつき分と、リフト特性によるばらつき分とに領域を分けて学習させ、バンク間でのトルク段差を解消させる。
(ニ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の可変動弁機構の制御装置において、
前記中心位相に依存する空気量のばらつきを学習する領域と、前記リフト特性に依存する空気量のばらつきを学習する領域との間に非学習領域を設定することを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
係る構成によると、中心位相に依存して空気量が変化する領域と、中心位相及びリフト特性に依存して空気量が変化する領域との間の、特性が不安定となる領域で学習が行われることで、誤学習されることを防止する。
(ホ)請求項2又は3記載の可変動弁機構の制御装置において、
前記吸気バルブの開口面積に相関する状態量として、前記吸気バルブを通過するガス流速が音速であるか否かを判別し、該判別結果に基づいて前記中心位相に依存する空気量のばらつきを学習する領域と、前記リフト特性に依存する空気量のばらつきを学習する領域とに分けることを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
係る構成によると、ガス流速に基づいて、前記中心位相に依存する空気量のばらつきと前記リフト特性に依存する空気量のばらつきとを分離して学習させることができる。
(ヘ)請求項2又は3記載の可変動弁機構の制御装置において、
前記吸気バルブの開口面積をValveAA、機関回転速度をNeとしたときに、ValveAA/Neを前記吸気バルブの開口面積に相関する状態量として演算することを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
係る構成によると、機関回転速度の違いによる適正学習領域の変化に対応して、学習領域を精度良く設定できる。
本発明の実施形態における内燃機関の構成図。 上記実施形態における可変リフト機構の構造を示す斜視図。 前記可変リフト機構の側面図。 上記実施形態における可変バルブタイミング機構を示す断面図。 バンク間のトルク段差を検出する手段の第1実施形態を示すフローチャート。 バンク間のトルク段差を検出する手段の第2実施形態を示すフローチャート。 バンク間のトルク段差を検出する手段の第3実施形態を示すフローチャート。 バンク間の空気量ばらつきの学習制御の第1実施形態を示すフローチャート。 空気量ばらつき学習の領域区分を示す線図。 バンク間の空気量ばらつきの学習制御の第2実施形態を示すフローチャート。 バンク間の空気量ばらつきの学習制御の第3実施形態を示すフローチャート。
符号の説明
101…内燃機関、104…電子制御スロットル、105…吸気バルブ、107…排気バルブ、111a,111b…酸素センサ、112a,112b…可変リフト機構、113a,113b…可変バルブタイミング機構、114…電子制御ユニット(ECU)

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気バルブの作動角の中心位相、及び、前記吸気バルブのリフト特性を可変とする可変動弁機構の制御装置であって、
    前記中心位相に依存する空気量のばらつきと、前記リフト特性に依存する空気量のばらつきとを、吸気系の状態量に基づき領域を分けて個別に学習することを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
  2. 前記吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量に基づいて、前記中心位相に依存する空気量のばらつきを学習する領域と、前記リフト特性に依存する空気量のばらつきを学習する領域とに分けることを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構の制御装置。
  3. 前記吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が閾値よりも大きい領域で、前記中心位相に依存する空気量のばらつきを学習し、前記吸気バルブの開口面積又は該開口面積に相関する状態量が少なくとも前記閾値よりも小さい領域で、前記リフト特性に依存する空気量のばらつきを学習することを特徴とする請求項2記載の可変動弁機構の制御装置。
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