JP2006274703A - 水中排水工法、及び水中排水装置 - Google Patents

水中排水工法、及び水中排水装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 スカート部の直下の空間での汚濁防止が可能で、スカート部のてっ去作業等も不要な排水工法及び装置を提供する。
【解決手段】 土砂を含んだ排出水M1を水中に排出する水中排水装置101であって、排出水M1を送出する泥水排出ポンプ201に接続された排出管202の排出口203に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材1を設け、このシート部材1と海底Bの間のシート内空間Cを複数の区画空間V1等に区分する中仕切り防水シート部材21等を設け、海底Bに固定された主重錘部材5によりシート部材1を海底B上方に支持し排出口203から排出水M1を排出し、排出水M1が区画空間V1等を流動するうちに流速を減少させて土砂をシート部材1の下方の海底B上に沈積させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、土砂を含んだ汚濁水等である排出水を水中に排出する水中排水工法及び水中排水装置に関し、特に、排出水が周囲の水塊と混合し拡散することを防止する水中排水工法及び水中排水装置に関するものである。
従来、浚渫工事等において発生する土砂を含んだ汚濁水は、排出管の排出口から水中に直接排水されていた。そのため、汚濁水中の土砂が、周囲の水中に拡散し、これにより周囲の水に汚濁が拡散していた。このため、汚濁水が排出される水域を密閉構造部材等で周囲の水と隔離し、汚濁の拡散を防止する対策などが実施されていた。
しかし、上記した密閉構造部材等を施工することは困難であり、工事費用が高い、という問題があった。また、環境浄化対策として、海面付近の溶存酸素量の多い表層水を、ポンプにより、海底付近の酸素の少ない貧酸素水塊へ送り放出することも検討されているが、表層水は、海底付近の水よりも暖かいため密度が小さく、海底付近の貧酸素水塊の中へ放出しても、周囲の貧酸素水塊とほとんど混合することなく海面方向へ浮上してしまう、という問題もあった。
これに対する対策として、排水管の下端に円形のスカート部を設け、このスカート部と水底との間の空間に泥水を流すようにして土砂を水底に沈降させる泥水の水中放出用汚濁拡散防止装置が提案されている(特許文献1を参照)。
しかしながら、上記の汚濁拡散防止装置では、スカート部と水底に囲まれた空間は、1つの大きな略円盤状の空間となっている。そのため、スカート部に波や潮流等が作用して、この大きな略円盤状の空間内の泥水が攪乱した場合には、沈降途中の土粒子や、すでに水底に沈積した土粒子が再度浮上して、流れている泥水本流に合流して混ざり、土粒子の沈降効果が果たせない、という問題がある。
また、上記の汚濁拡散防止装置では、泥水を複数回に分けて何度か投入する場合には、先に投入され既に土粒子が水底に沈積したため「上ずみ」状態となったスカート部と水底に囲まれた大きな略円盤状の空間の中の水に、新たに投入された泥水が、大きな略円盤状の空間の中で混合し、土粒子の沈降効果が低下する、という問題もある。
また、上記の汚濁拡散防止装置では、泥水投入作業が終了した後は、スカート部を移動又はてっ去する必要があり、スカート部の移動作業又はスカート部のてっ去作業が必用である。また、それらの作業の際に、スカート部の直下の水底に既に沈積した土粒子を攪乱させ汚濁を発生させるおそれがある。
実開昭52−42538号公報
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、スカート部の直下の空間での汚濁防止が可能で、スカート部のてっ去作業等も不要な排水工法及び装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る水中排水工法は、
土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出する水中排水工法であって、前記排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設けるとともに、このスカート状防水シート部材と水底の間の薄い略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設け、水底に固定されたシート支持手段により前記スカート状防水シート部材を水底の上方に支持して前記排出口から前記排出水を排出し、当該排出水が前記水底と前記スカート状防水シート部材の間の水中を流動するうちにその流速を減少させて前記土砂を前記スカート状防水シート部材に被覆された領域の水底の上に沈積させ、又は前記スカート状防水シート部材の外部の水と前記排出水が混合することを防止することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る水中排水工法は、
請求項1記載の水中排水工法において、
前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材は、生分解性材料により作製され、前記排水作業の終了後、第1期間の経過により分解されることにより、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業を不要とさせ、かつ、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業時の水質汚濁の発生を防止すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る水中排水装置は、
土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出するための水中排水装置であって、前記排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設けるとともに、このスカート状防水シート部材と水底の間の薄い略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設け、水底に固定されたシート支持手段により前記スカート状防水シート部材を水底の上方に支持して前記排出口から前記排出水を排出し、当該排出水が前記水底と前記スカート状防水シート部材の間の水中を流動するうちにその流速を減少させて前記土砂を前記スカート状防水シート部材に被覆された領域の水底の上に沈積させ、又は前記スカート状防水シート部材の外部の水と前記排出水が混合することを防止することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る水中排水装置は、
請求項3記載の水中排水装置において、
前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材は、生分解性材料により作製され、前記排水作業の終了後、第1期間の経過により分解されることにより、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業を不要とさせ、かつ、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業時の水質汚濁の発生を防止すること
を特徴とする。
本発明に係る水中排水工法、及び水中排水装置においては、土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出するための水中排水装置であって、排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設け、スカート状防水シート部材と水底の間の略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設けるように構成したので、水底に固定されたシート支持手段によりスカート状防水シート部材を水底の上方に支持し排出口から排出水を排出し、排出水が区画空間を流動するうちに流速を減少させて土砂をスカート状防水シート部材の下方の水底の上に沈積させ、スカート状防水シート部材の外部の水と排出水が混合することを防止することができる、という利点を有している。
以下に説明する実施例は、土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出するための水中排水装置であって、排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設け、スカート状防水シート部材と水底の間の略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設けるように構成したので、水底に固定されたシート支持手段によりスカート状防水シート部材を水底の上方に支持し排出口から排出水を排出し、排出水が区画空間を流動するうちに流速を減少させて土砂をスカート状防水シート部材の下方の水底の上に沈積させ、スカート状防水シート部材の外部の水と排出水が混合することを防止することができ、本発明を実現するための構成として最良の形態である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。図1は、本発明の第1実施例である水中排水装置の構成を示す側断面図である。また、図2は、本発明の第1実施例である水中排水装置の構成を示す上面図である。
図1及び図2に示すように、第1実施例の水中排水装置101は、スカート状防水シート部材1と、中仕切り防水シート部材2と、主浮子部材4と、主重錘部材5と、ワイヤー8と、排出管202と、泥水排出ポンプ202を備えて構成されている。泥水排出ポンプ201は、水面S上の工事船200に配設されている。また、排出管202は、その上端が泥水排出ポンプ201に接続されており、水中では、排出管202の本体が略鉛直上方から下方に垂下するような状態となっている。排出管202の下端は開口した排出口203となっており、排出口203は海底Bの付近の上方まで達している。ここに、泥水排出ポンプ201は、特許請求の範囲における排出水送出手段に相当している。
排出口203の付近(図1における排出口203よりやや上方の位置)には、スカート状防水シート部材1が取り付けられている。このスカート状防水シート部材1は、柔らかい可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリエチレン等から形成されており、平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状に形成された部材である。スカート状防水シート部材1の上面形状の円の半径は、例えば、10メートル以上の値となるように設定されている。
また、スカート状防水シート部材1の中央の頂部には、漏斗状部11と排出口保持部12を有する開口が形成されている。漏斗状部11は、鉛直下方に向かうにつれて径が小さくなる略逆円錐台の側面のような形状に形成されており、上端と下端が開放されている。漏斗状部11の上端の縁部には、主浮子部材4が取り付けられている。主浮子部材4は、例えば、複数の略球状のフロート(浮子)でもよいし、略リング状(略ドーナツ状)で漏斗状部11の上端の縁部全体に取り付けられるフロート(浮子)でもよい。
排出口保持部12は、その上端が漏斗状部11の下端開口に接続して連通する略円筒状に形成され、下端も開放されている。排出口保持部12の下端開口は、スカート状防水シート部材1の円錐状部13の内側の開口部(内部のシート内中央空間Cの上端)に連通している。排出管202の下部は、漏斗状部11からさらに下方の排出口保持部12を挿通してシート内中央空間Cの上端にまで差し込まれている。排出管202は、排出口保持部12の付近で、例えば、外側からワイヤー(図示せず)等によって縛り付けられたり、排出口保持部12の内壁又は排出管202の外壁若しくは両者に接着剤等が塗布されるなどして、スカート状防水シート部材1に取り付けられている。あるいは、後述するように、漏斗状部11の上端の縁部に略ドーナツ状の主浮子部材4を設けておき、この主浮子部材4に空気出入パイプ(図示せず)を用いて空気を注入することにより浮力を与えて浮上させるとともに、空気が入っている主浮子部材4から空気出入パイプ(図示せず)を用いて空気を抜き取ることによりしぼませるとともに、排出管202の周囲を絞って締め付け、これにより、排出管202をスカート状防水シート部材1の略中央部に差し込んだ状態で固定するようにしてもよい。
また、図1には図示していないが、図2に示すように、スカート状防水シート部材1の円周状の外縁の付近の複数の箇所には、ワイヤー8の上端が取り付けられ、ワイヤー8の下端は、主重錘部材5に取り付けられている。主重錘部材5としては、海底Bに固定されたコンクリート塊等が用いられる。
ワイヤー8は、ある程度ゆるんだ状態で、主重錘部材5に取り付けられている。これにより、スカート状防水シート部材1は、海底Bの付近の上方位置で、ある程度の余裕をもって上下移動可能な状態で、海底B付近に支持されている。ここに、主重錘部材5とワイヤー8は、特許請求の範囲におけるシート支持手段に相当している。
また、スカート状防水シート部材1の下表面13bには、スカート状防水シート部材1と海底Bの間の薄い略円錐状のシート内空間Cを複数の区画空間(例えば、図1及び図2における略環状の区画空間であるシート内第1外周区画空間V1及びシート内第2外周区画空間V2。あるいは、図2における略扇状のシート内第1外周区画空間V11及びシート内第2外周区画空間V12。)に区分する中仕切り防水シート部材2(例えば、図1及び図2における略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22。あるいは、図2における略放射状の第3中仕切り防水シート部材23。)が取り付けられている。
これらの中仕切り防水シート部材2(例えば、図1及び図2における略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22。あるいは、図2における略放射状の第3中仕切り防水シート部材23。)は、図1に示すように、略帯状の防水シート部材であり、その鉛直下端には仕切り重錘部材(第1中仕切り防水シート部材21における符号W1又は第2中仕切り防水シート部材22における符号W2。コンクリート部材又は鋼製チェーンなど。)が取り付けられ、その鉛直上端には仕切りフロート部材(第1中仕切り防水シート部材21における符号F1又は第2中仕切り防水シート部材22における符号F2)が取り付けられている。このような構成により、中仕切り防水シート部材2(例えば、図1及び図2における略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22。あるいは、図2における略放射状の第3中仕切り防水シート部材23。)は、下端の仕切り重錘部材(第1中仕切り防水シート部材21における符号W1又は第2中仕切り防水シート部材22における符号W2)が海底Bにほぼ乗っており、また、その上端は浮上するため、中仕切り防水シート部材2(例えば、図1及び図2における略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22。あるいは、図2における略放射状の第3中仕切り防水シート部材23。)は、ほぼ直立した状態で保持される。
この際、上端の仕切りフロート部材(第1中仕切り防水シート部材21における符号F1又は第2中仕切り防水シート部材22における符号F2)と、スカート状防水シート部材1の下表面13bとの間には、別の支持又は連結用の部材(後述)によりつながれている。このため、略直立状態の中仕切り防水シート部材2(例えば、図1及び図2における略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22。あるいは、図2における略放射状の第3中仕切り防水シート部材23。)の上端と、スカート状防水シート部材1の下表面13bとの間には、仕切り上方開口(25又は26)が形成されている。なお、上記した略放射状の第3中仕切り防水シート部材23は、必用に応じて設置すればよく、略環状の第1中仕切り防水シート部材21と第2中仕切り防水シート部材22のみを設けるだけでもよい。また、同心円状に設けられる略環状の中仕切り防水シート部材の個数は、3以上であってもよいし、略放射状の中仕切り防水シート部材の個数は、第1実施例における個数4より多くても少なくても(例えば半円に区画するように2個設ける例。)よい。
また、海底Bに固定された主重錘部材5により、スカート状防水シート部材1は海底Bの上方に浮かぶように支持されている。この状態で、排出口203から、排出水M1を略鉛直下方へ排出する。その後、当該排出水M1は、海底Bとスカート状防水シート部材1の間の水中を流動するうちに、排出水の流れは、図1及び図2において符号M2及びM3で示すようになり、排出水の流速はじょじょに減少させられ、土砂をスカート状防水シート部材1に被覆された領域の海底Bの上に沈積させる。この際、スカート状防水シート部材1の外部の水と排出水M1(又はM2若しくはM3)が混合することは防止される。
次に、上記した第1実施例の水中排水装置101の作用について説明する。泥水排出ポンプ201によって送出された排出水M1は、排出管202を通って下降し、排出口203から排出される。
排出口203の周囲は、スカート状防水シート部材1の排出口保持部12によって覆われ、緊結されている。このため、排出水M1は、スカート状防水シート部材1の外部の水中には漏れ出さずに、スカート状防水シート部材1の内部の薄い略円錐状のシート内空間Cの中央部付近の頂部付近に排出される。この薄い略円錐状のシート内空間Cの中央部付近の空間においても、図1及び図2に示すように、周囲の側部に略環状の第1中仕切り防水シート部材21と略放射状の第3中仕切り防水シート部材23、23が略直立状態で保持されているため、排出水M1がこの中仕切り防水シート部材のいずれかに当たり、排出水M1の水の速度が低下し、海底Bへの土砂等の沈積が起こり、少し土砂分が減少して排出水M2となる。
次に、排出水M2は、第1中仕切り防水シート部材21の上部に開設された仕切り上方開口25を通って、次の空間V1(略環状の第1中仕切り防水シート部材21及び第2中仕切り防水シート部材22と略放射状の第3中仕切り防水シート部材23、23によって仕切られた空間)へ入る。この空間V1においても、周囲の側部に第1中仕切り防水シート部材21と第2中仕切り防水シート部材22と第3中仕切り防水シート部材23が略直立状態で保持されているため、排出水M2が中仕切り防水シート部材のいずれかに当たり、排出水M2の水の速度が低下し、海底Bへの土砂等の沈積が起こり、少し土砂分が減少して排出水M3となる。
次に、排出水M3は、第2中仕切り防水シート部材22の上部に開設された仕切り上方開口26を通って、次の空間V2(略環状の第2中仕切り防水シート部材22と略放射状の第3中仕切り防水シート部材23、23によって仕切られた空間)へ入る。この空間V2においても、周囲の側部に第2中仕切り防水シート部材22と第3中仕切り防水シート部材23が略直立状態で保持されているため、排出水M3が中仕切り防水シート部材のいずれかに当たり、排出水M3の水の速度が低下し、海底Bへの土砂等の沈積が起こり、少し土砂分が減少して排出水M4となる。この排出水M4は、スカート状防水シート部材1の最外周の開口である外縁開口14から外部の水中へ排出される。この時点では、排出水M4は、土砂分のほとんどない「上澄み」に近い状態となっており、周囲に汚濁を拡散させることはない。
したがって、スカート状防水シート部材1の大きさ(海底Bを被覆する面積)が十分に大きな場合には、スカート状防水シート部材1の外縁において、外部の水と触れる時点では、汚濁水の中の土砂成分の大部分が沈積によって減少しており、かつ水流の流速も非常に小さくなっている。これにより、スカート状防水シート部材1の外縁における汚濁水の拡散は抑制されることとなる。
また、汚濁水の中の土砂の密度は、スカート状防水シート部材1の外部の水の密度よりも大きい。このため、スカート状防水シート部材1の外縁における汚濁水は、海底Bに非常に静かに置かれたような状態となり、濁りが海面Sの方向(上方)へ拡散することが防止される。
上記した第1実施例の水中排水装置101において、排出口203の直下付近の海底B1には、シート状部材又は板状部材を設置しておくようにしてもよい。このようにすれば、排出口203から下方に向けて排出された排出水が直接海底Bに衝突することによる海底土砂の舞い上がりを防止し、濁りをさらに小さくすることができる。
本発明は、上記した第1実施例の水中排水装置以外の構成によっても実現可能である。以下に、本発明の第2実施例である水中排水装置について説明する。参照する図は、第1実施例の水中排水装置101の場合の図と同一である。
第2実施例の水中排水装置は、スカート状防水シート部材1と、中仕切り防水シート部材2と、主浮子部材4と、主重錘部材5と、ワイヤー8と、排出管202と、泥水排出ポンプ202を備えて構成されている。第2実施例の水中排水装置では、これらの構成要素のうち、スカート状防水シート部材1と、中仕切り防水シート部材2と、主浮子部材4と、主重錘部材5のうちの全部又は一部を、生分解性材料により作製する点に特徴がある。特に、スカート状防水シート部材1と、中仕切り防水シート部材2を生分解性材料により作製すると、水中排水装置のほとんど大部分の構成要素が、生分解性材料製となる。生分解性材料は、水中で所定の期間が経過すると、水中の微生物等により分解される公知の材料である。
このように構成することにより、本発明の第2実施例である水中排水装置では、排水作業の終了後、第1期間の経過により微生物等によって分解されることにより、スカート状防水シート部材1及び中仕切り防水シート部材2のてっ去作業が不要となり、かつ、スカート状防水シート部材1及び中仕切り防水シート部材2のてっ去作業時の水質汚濁の発生が防止される。
なお、主重錘部材5として、生分解性材料からなるシートを袋状に形成した袋体の中に、土砂等を詰め込んで土嚢状としたものを用いれば、主重錘部材5も、排水作業の終了後、第1期間の経過により微生物等によって分解され、てっ去作業が不要となり、かつ、てっ去作業時の水質汚濁の発生が防止される。
さらに、主浮子部材4として、生分解性材料からなるシートを袋状に形成した袋体の中に、空気を封入した浮子を用いれば、主浮子部材4も、排水作業の終了後、第1期間の経過により微生物等によって分解され、てっ去作業が不要となり、かつ、てっ去作業時の水質汚濁の発生が防止される。
本発明は、上記した第1、2実施例の水中排水装置以外の構成によっても実現可能である。以下に、本発明の第3実施例である水中排水工法について説明する。参照する図は、第1実施例の水中排水装置101の場合の図と同一である。しかし、第3実施例は、「方法の発明」であり、その手順、又は順序に特徴がある。以下、本発明の第3実施例である水中排水工法の手順を順を追って詳細に説明する。
まず、図1の海面S上で、下方に中仕切り防水シート部材2を取り付けた状態のスカート状防水シート部材1の外縁に主重錘部材5が付けて略円形に拡げた状態で、略ドーナツ状の中空袋からなる主浮子部材4が上方にくるようにして、海中に静かに沈め、海底Bにゆっくりと着底させる。この着底状態では、スカート状防水シート部材1の円錐状部の下表面13bは、海底Bに当接している。
次に、略ドーナツ状の中空袋からなる主浮子部材4にあらかじめ下端が差し込んであった空気出入パイプ(図示せず)の上端を水上の工事船200等に搭載された空気ポンプ(図示せず)に接続し、空気ポンプ(図示せず)を作動させ、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4に空気を注入して膨らませる。これにより、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4は浮力を得るから、折り畳まれていた漏斗状部11が、図1に示すような略漏斗状になって開口し浮上する。
次に、排出管202の下端を降下させ、漏斗状部11に挿入した後、さらに下方へ降下させ、排出口保持部12を挿通させ、シート内中央空間Cの上端にまで差し込む。
次に、この状態で、空気出入パイプ(図示せず)の上端を水上の工事船200等に搭載された排気ポンプ又は真空ポンプ(図示せず)に接続し、排気ポンプ又は真空ポンプ(図示せず)を作動させ、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4の中の空気を吸引して抜き取りしぼませ、さらに空気吸引を行って、小さく収縮した略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4により、排出管202の周囲を締め付け、排出管202を、スカート状防水シート部材1の中央上端付近に固定する。
次に、排出管202の上端を、水上の工事船200等に搭載された泥水排出ポンプ201に接続し、泥水排出ポンプ201を作動させ、排出水(泥水)M1を排出管202に送り込む。
排水M1は、排出口203から、スカート状防水シート部材1の中央上端付近の内部に流入し、スカート状防水シート部材1の円錐状部13が膨らみはじめ、スカート状防水シート部材1の円錐状部13の上表面13aがじょじょに上昇していく。
スカート状防水シート部材1の円錐状部13への排出水M1の流入が進行すると、中仕切り防水シート部材2の各部材が、仕切りフロート部材F1、F2等の浮力によって海底Bから立ち上がるようになる。また、仕切り上方開口25、26も開くから、排出水M1は、じょじょに土砂を海底Bに沈積させ、やや上澄みに近くなった部分が排出水M2となって、その流速を緩めて隣接するシート内第1外周区画空間V1へ流入していく。
スカート状防水シート部材1の円錐状部13への排出水M1の流入がさらに進行すると、上記と同様にして、排出水M2は、じょじょに土砂を海底Bに沈積させ、さらに上澄みに近くなった部分が排出水M3となって、その流速を緩めて隣接するシート内第2外周区画空間V2へ流入していく。最後に、ほとんど上澄みとなった排出水M4は、スカート状防水シート部材1の外縁の開口14から外部の海中へ排出される。
排出水(泥水)の投入が終了した後は、排気ポンプ又は真空ポンプ(図示せず)を逆に作動させ、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4の中に空気を少量送り込む。これにより、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4は、排出管202を締め付け固定しなくなる。
次に、排出管202を漏斗状部11から鉛直上方へ引き抜く。
次に、排気ポンプ又は真空ポンプ(図示せず)を作動させ、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4の中から空気を抜き取る。これにより、略ドーナツ状中空袋式主浮子部材4は、小さく収縮し、スカート状防水シート部材1の上部の開口は閉塞される。
その後、スカート状防水シート部材1の下部の泥水は、スカート状防水シート部材1の自重だけの小さな圧力を上方から受けるため、上澄み水は、ゆっくりとした速度で、隣接する区画空間へ移動していく。
スカート状防水シート部材1の下部の上澄み水は、スカート状防水シート部材1の外縁開口14から周囲の外部へすべて排出される。その後、スカート状防水シート部材1は、沈積した土粒子を覆う状態で海底に着底する。
この後、スカート状防水シート部材1を移動又はてっ去する必用がある場合には、スカート状防水シート部材1の外縁付近の主重錘部材5を静かに引き上げたのち、スカート状防水シート部材1に他のフロート等(図示せず)を装着し、全体を静かに浮上させ、移動又はてっ去を行う。スカート状防水シート部材1や中仕切り防水シート部材2が生分解性材料で作製されている場合には、着底状態のままで、動かさない。
上記した本発明の第3実施例である水中排水工法には、2つの運用形態がある。第1の運用形態は、排出水(泥水)を連続的に投入する場合である。この泥水連続投入運用形態の場合には、スカート状防水シート部材1の各区画空間は、期間中はほぼ泥水で満たされている。したがって、新たに投入された泥水により、各空間の上澄み水を一つ外隣の区画空間へ押し出すような状態で運用する。
第2の運用形態は、非連続的に排出水(泥水)を投入する場合である。この泥水非連続投入運用形態の場合には、1回で投入される泥水をすべてスカート状防水シート部材1の下の各区画空間で受け入れ、あとは、スカート状防水シート部材1の自重の圧力で、水をゆっくりと外隣の区画空間へ移動させ、土粒子を沈降させる、という状態で運用する。
また、排出水(泥水)の土砂分の濃度、土砂量、土粒子の粒径等により、排出水(泥水)を処理、すなわち土粒子を海底Bに沈積させて上澄み水を周囲の外部へ排出する、という処理を完了するための時間は変化する。この処理時間は、スカート状防水シート部材1の水中重量、あるいは中仕切り防水シート部材2の仕切り上方開口25又は26の面積を適宜に調整し、スカート状防水シート部材1の下方の空間に上方からかかる圧力と流水部断面積を制御することにより、排出水(泥水)のスカート状防水シート部材1の下方の空間の滞留時間を、短縮又は長期化するようにコントロールすることが可能である。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではない。上記各実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、上記実施例においては、水中排水装置(例えば101)のスカート状防水シート部材(例えば1)が構築される箇所が海底付近である例について説明したが、本発明はこれには限定されず、他の箇所、例えば、海底以外の他の箇所、例えば、湖、池、沼等の内水部の水底付近に構築されるようにしてもよい。
また、スカート状防水シート部材(例えば1)の平面形状は、略円形状だけでなく、扇形状であってもよい。
また、上記したスカート状防水シート部材1の下表面13bの下方に取り付けられる中仕切り防水シート部材2は、上記した実施例以外の各種の構成をとることが可能である。例えば、図3(A)に示す実施例の水中排水装置102のように、第1中仕切り防水シート部材21Aは、鋼製ワイヤー6Aによってスカート状防水シート部材1Aの下表面13b1に取り付けられるように構成してもよい。この場合、ワイヤー6Aどうしの中間の空間が仕切り上方開口25Aとなる。F1Aは、略ボール状の仕切りフロート部材であり、W1Aは、略球状の仕切り重錘部材である。また、符号31aは、仕切り重錘部材W1Aを第1中仕切り防水シート部材21Aに取り付けるワイヤーであり、また、符号31bは、フロートF1Aを第1中仕切り防水シート部材21Aに取り付けるワイヤーである。
あるいは、図3(B)に示す実施例の水中排水装置103のように、第1中仕切り防水シート部材21Bは、帯状シート部材6B(シート部材21Bの一部でもよい)によってスカート状防水シート部材1Bの下表面13b2に取り付けられるように構成してもよい。この場合、帯状シート部材6Bどうしの中間の空間が仕切り上方開口25Bとなる。F2Bは、略ボール状の仕切りフロート部材であり、W1Bは、略直方体型のブロック(塊)状の仕切り重錘部材である。また、符号31cは、仕切り重錘部材W1Bを第1中仕切り防水シート部材21Bに取り付けるワイヤーである。
あるいは、また、図3(C)に示す実施例の水中排水装置104のように、第2中仕切り防水シート部材22Cは、網状(ネット状)部材6Cによってスカート状防水シート部材1Cの下表面13b3に取り付けられるように構成してもよい。この場合、網状(ネット状)部材6Cどうしの中間の空間が仕切り上方開口26Cとなる。F2Cは、略パイプ(ホース)状の仕切りフロート部材であり、W1Cは、小さなブロック(塊)状の仕切り重錘部材である。また、符号31dは、仕切り重錘部材W1Cを第2中仕切り防水シート部材22Cに取り付けるワイヤーである。
本発明は、水域や港湾等の運営・管理を行う事業者、水域において浚渫等の工事を行う土木・建設業等で実施可能であり、これらの産業で利用可能である。
本発明の第1実施例である水中排水装置の構成を示す側断面図である。 本発明の第1実施例である水中排水装置の構成を示す上面図である。 本発明の他の実施例である水中排水装置におけるスカート状防水シート部材と中仕切り防水シート部材の付近の構成を示す図である。
符号の説明
1〜1C スカート状防水シート部材
2〜2C 中仕切り防水シート部材
4 主浮子部材
5 主重錘部材
6A ワイヤー
6B 帯状シート部材
6C 網状部材
7a、7b 取付具
8 ワイヤー
11 漏斗状部
12 排出口保持部
12a 挿通開口
13 円錐状部
13a 上表面
13b〜13b3 下表面
14 外縁開口
21、21A 第1中仕切り防水シート部材
22 第2中仕切り防水シート部材
23 第3中仕切り防水シート部材
25〜25B 仕切り上方開口
26、26C 仕切り上方開口
31a〜31d ワイヤー
101 水中排水装置
200 工事船
201 泥水排出ポンプ
202 排出管
203 排出口
B 海底
C シート内中央空間
D 海底沈積土砂
F1〜F2C 仕切りフロート部材
M1〜M4 排出水
S 海面
V1 シート内第1外周区画空間
V2 シート内第2外周区画空間
W1〜W2C 仕切り重錘部材

Claims (4)

  1. 土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出する水中排水工法であって、前記排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設けるとともに、このスカート状防水シート部材と水底の間の薄い略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設け、水底に固定されたシート支持手段により前記スカート状防水シート部材を水底の上方に支持して前記排出口から前記排出水を排出し、当該排出水が前記水底と前記スカート状防水シート部材の間の水中を流動するうちにその流速を減少させて前記土砂を前記スカート状防水シート部材に被覆された領域の水底の上に沈積させ、又は前記スカート状防水シート部材の外部の水と前記排出水が混合することを防止することを特徴とする水中排水工法。
  2. 請求項1記載の水中排水工法において、
    前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材は、生分解性材料により作製され、前記排水作業の終了後、第1期間の経過により分解されることにより、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業を不要とさせ、かつ、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業時の水質汚濁の発生を防止すること
    を特徴とする水中排水工法。
  3. 土砂を含んだ汚濁水である排出水を水中に排出するための水中排水装置であって、前記排出水を送出する排出水送出手段に接続された排出管の排出口に平面形状が略円形状で側面形状が薄い略円錐状のスカート状防水シート部材を設けるとともに、このスカート状防水シート部材と水底の間の薄い略円錐状のシート内空間を複数の区画空間に区分する中仕切り防水シート部材を設け、水底に固定されたシート支持手段により前記スカート状防水シート部材を水底の上方に支持して前記排出口から前記排出水を排出し、当該排出水が前記水底と前記スカート状防水シート部材の間の水中を流動するうちにその流速を減少させて前記土砂を前記スカート状防水シート部材に被覆された領域の水底の上に沈積させ、又は前記スカート状防水シート部材の外部の水と前記排出水が混合することを防止することを特徴とする水中排水装置。
  4. 請求項3記載の水中排水装置において、
    前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材は、生分解性材料により作製され、前記排水作業の終了後、第1期間の経過により分解されることにより、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業を不要とさせ、かつ、前記スカート状防水シート部材及び前記中仕切り防水シート部材のてっ去作業時の水質汚濁の発生を防止すること
    を特徴とする水中排水装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103744829A (zh) * 2014-01-02 2014-04-23 环境保护部环境规划院 一种地下水污染防治区划分的方法
CN113356853A (zh) * 2021-06-23 2021-09-07 金奥深海装备技术(深圳)有限责任公司 一种水下扩散装置及采矿车

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