JP2006273475A - 鋼管吊具 - Google Patents

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telescopic
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Teruhisa Usui
輝久 薄井
Koji Sugano
康二 菅野
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Abstract

【課題】フックのセンタリングが的確に行え、能率良く安全に鋼管の搬送作業を行うことができる鋼管吊具を提供する。
【解決手段】フック20のセンターライン20aを挟んで左右対称となる位置にレーザ距離センサ21a、21bを配置し、距離センサ21aと距離センサ21bによる測定距離の差が所定範囲内に収まるようにフック20を移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、鋼管をクレーンで搬送する際に用いる鋼管吊具に関するものである。
鋼管をクレーンで搬送する際に用いる鋼管吊具として、メインビームの両端にその長手方向に移動可能な伸縮吊ビームを設け、この伸縮吊ビームの端部に爪装置(フック)を設けて、このフックを管端に引っ掛けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記のような鋼管吊具においては、鋼管のセンターラインとフックのセンターラインが一致していないと、確実にフックを管端に引っ掛けることが難しい。そこで、鋼管のセンターライン(鋼管の断面中心を通る左右対称線)とフックのセンターライン(メインビームの長手方向からみたフックの左右対称線)を合わせるためのセンタリング機能を有した鋼管吊具がいくつか提案されている。
例えば、特許文献2には、フックのセンターラインを挟んで設けられた一対のローラを鋼管の外周面に着座させ、それによって吊具全体を水平方向に移動させることでセンタリングを行うというものが示されている。
また、特許文献3には、フックのセンターラインを挟んで設けられた一対のローラを鋼管の外周面に着座させ、それによってフックを傾動させることでセンタリングを行うというものが示されている。
特開昭60−067386号公報 実開昭58−173684号公報 実開平04−066194号公報
しかし、特許文献2に記載の技術においては、吊具全体を水平方向に移動させる力は、専ら鋼管の外周面に倣ってローラが転動する力に依存するため、センタリングする能力には限界がある。しかも、複数本の鋼管を同時に搬送する場合に適用するのは難しい。
また、特許文献3に記載の技術においては、フックを傾動させた状態で吊上げを開始することになり、その際に鋼管のバランスが崩れやすく、場合によっては落下する危険性がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、フックのセンタリングが的確に行え、能率良く安全に鋼管の搬送作業を行うことができる鋼管吊具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]メインビームの両端にその長手方向に移動可能な伸縮吊ビームを備え、この伸縮吊ビームの端部にフックを備えた鋼管吊具であって、フックが伸縮吊ビームと直交する方向に移動可能になっているとともに、フックのセンターラインを挟んで左右対称となる位置に、フックの移動に合わせて同じ方向に移動する左右一対の距離センサが配置されており、それぞれの距離センサにより測定された鋼管外表面までの測定距離の差が所定範囲内に収まるようにフックを伸縮吊ビームと直交する方向に移動することを特徴とする鋼管吊具。
[2]測定距離が小さい距離センサ側にフックを移動することを特徴とする前記[1]に記載の鋼管吊具。
[3]伸縮吊ビームの端部に複数のフックを備えていることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の鋼管吊具。
本発明においては、フックのセンターラインを挟んで左右対称となる位置に配置された左右一対の距離センサによる測定距離の差が所定範囲内に収まるようにフックを移動するようにしているので、フックのセンタリングが的確に行え、能率良く安全に鋼管の搬送作業を行うことができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る鋼管吊具の全体構成図であり、図2は、図1のA−A矢視図、図3は、図2の部分拡大図である。また、図4は、この実施形態におけるセンタリング機能の説明図である。
図1〜図3に示すように、この実施形態に係る鋼管吊具10は、メインビーム11の両端にその長手方向(以下、長手方向)に移動可能な伸縮吊ビーム12を備え、この伸縮吊ビーム12の先端部に複数のフック20(ここでは7個)を備えた鋼管吊具であり、それぞれのフック20は伸縮吊ビーム12と直交する方向(以下、横方向)に移動可能になっている。すなわち、伸縮吊ビーム12の先端に、横方向に延びる先端横行ビーム13が設けられており、その先端横行ビーム13に、横方向に移動できるように7個のフック位置合わせブロック15が取り付けられ、各フック位置合わせブロック15の下端に、長手方向スライドブロック23とフック揺動ブロック19を介して、フック20が取り付けられている。
なお、各フック位置合わせブロック15は、先端横行ビーム13に取り付けられているラック14と、各フック位置合わせブロック15に設けられているピニオン16によるラック−ピニオン方式によって、横方向に移動するようになっており、その移動は各フック位置合わせブロック15の上端に設置されているフック位置合わせモータ17の作動によって行われる。
また、各フック位置合わせブロック15の下端に取り付けられている長手方向スライドブロック23を長手方向にスライドすることにより、各フック20を長手方向に移動させることができる。その移動は各フック位置合わせブロック15に設置されている長手方向スライドシリンダ24の作動によって行われる。
そして、各フック揺動ブロック19に、フック20のセンターライン(フックの左右対称線)20aを挟んで左右対称となる位置に左右一対のレーザ距離センサ21a、21bが配置されており、そのレーザ距離センサ21a、21bは、フック20が横方向に移動すれば一緒に横方向に移動するようになっている。
また、フック揺動ブロック19は、長手方向スライドブロック23に揺動可能に取り付けられており、鋼管を搬送中の横揺れを吸収するようになっている。
なお、図中の22は、フック20に取り付けられているタッチセンサであり、25はメインビーム下端に取り付けられている着管台である。
上記のように構成された鋼管吊具10を用いてクレーンで鋼管を搬送する場合には、以下のような手順で行う。
(1)まず、搬送する鋼管10の長さに合わせて、伸縮吊ビーム12を調整する。
(2)次に、クレーンで鋼管吊具10を鋼管10上方に移動し、着管台25を鋼管10外面に着管させる。なお、着管台25の高さは事前に調整されており、着管台25を鋼管10外面に着管すると、フック20の先端の高さ位置が鋼管10の断面中心の高さ位置になるようになっている。
(3)次に、フック揺動ブロック19に配置されているレーザ距離センサ21a、21bによって、それぞれ鋼管10の外表面までの垂直方向距離を測定する。そして、図4に示すように、一方のレーザ距離センサ21aの測定値Laと他方のレーザ距離センサ21bの測定値Lbとを比較し、LaとLbの差に基づいて、フック位置合わせモータ17を作動させて、フック20を横方向に移動し、それによってフック20と鋼管10との位置合わせ(センタリング)を行う。
すなわち、図4(a)に示すように、La>Lbならば、フック20をレーザ距離センサ21b側に移動させ、図4(c)に示すように、La<Lbならば、フック20をレーザ距離センサ21a側に移動させる。このようにして、測定距離の小さいレーザ距離センサ側にフック20を移動させることにより、最終的に、図4(b)に示すように、La=Lbとなり、フック20のセンターライン(フック20の左右対称線)20aを鋼管1のセンターライン(鋼管1の断面中心Oを通る左右対称線)1aに合わせることができる。
なお、鋼管1の真円度等を考慮して、LaとLbの差が所定範囲内(例えば、2mm以内)になれば、センタリング完了と考えて、フック20の移動を停止するようにするのが好ましい。
(4)次に、長手方向スライドシリンダ24を作動させて、フック20を鋼管1の管端に向けて長手方向に移動させる。そして、フック20に設けられているタッチセンサ22に管端が触れれば、フック20の移動を停止する。
(5)そして、クレーンが微速巻上げにて、鋼管1の吊り上げを開始する。
なお、上記においては、1個のフック20に着目して説明したが、それぞれのフック20について同様の手順をとることにより、複数の鋼管を同時に搬送することができる。
また、上記の手順は自動制御によって行うことが好ましく、必要に応じてオペレータが介入するようにしてもよい。
このようにして、この実施形態においては、フック20のセンターラインを挟んで左右対称となる位置に配置されたレーザ距離センサ21a、21bによる測定距離の差が所定範囲内に収まるようにフック20を移動するようにしているので、フック20のセンタリングが的確に行え、能率良く安全に鋼管の搬送作業を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る鋼管吊具の全体構成図である。 図1のA−A矢視図である。 図2の部分拡大図である。 本発明の一実施形態におけるセンタリング機能の説明図である。
符号の説明
1 鋼管
1a 鋼管のセンターライン
10 鋼管吊具
11 メインビーム
12 伸縮吊ビーム
13 先端横行ビーム
14 ラック
15 フック位置合わせブロック
16 ピニオン
17 フック位置合わせモータ
19 フック揺動ブロック
20 フック
20a フックのセンターライン
21a、21b レーザ距離センサ
22 タッチセンサ
23 長手方向スライドブロック
24 長手方向スライドシリンダ
25 着管台

Claims (3)

  1. メインビームの両端にその長手方向に移動可能な伸縮吊ビームを備え、この伸縮吊ビームの端部にフックを備えた鋼管吊具であって、フックが伸縮吊ビームと直交する方向に移動可能になっているとともに、フックのセンターラインを挟んで左右対称となる位置に、フックの移動に合わせて同じ方向に移動する左右一対の距離センサが配置されており、それぞれの距離センサにより測定された鋼管外表面までの測定距離の差が所定範囲内に収まるようにフックを伸縮吊ビームと直交する方向に移動することを特徴とする鋼管吊具。
  2. 測定距離が小さい距離センサ側にフックを移動することを特徴とする請求項1に記載の鋼管吊具。
  3. 伸縮吊ビームの端部に複数のフックを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼管吊具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105947867A (zh) * 2016-05-17 2016-09-21 龙丹 一种全自动多功能管桩吊具及其吊运方法
WO2019216823A1 (en) 2018-05-08 2019-11-14 Ram Smag Lifting Technologies Pte Ltd An improved pipe spreader

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