JP2006273463A - 巻取り用のコア取出し供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
コアコンテナ2内に降下してコア1を把持するコア把持具5、コア把持具5で把持されて上昇されたコア1の下方に来てコア把持具5で把持されているコア1の下方に位置しコア把持具5からコア1を受け取る位置Bとそれに直角となる位置Aとの間を往復動可能に構成されたコア旋回装置10、及びコア1を受け取って位置Aに来たコア旋回装置10からコア1を排出させる蹴り出し用エアシリンダ22、及び蹴り出し用エアシリンダ22から排出されたコア1を軸方向に移送する水平コンベア30を有している。
【選択図】 図2
Description
コア取出し装置100は、エアシリンダ103を具えていて、エアシリンダ103のピストンが変位することによってロッド104が伸縮し、ロッド104の下端に取り付けられているコア把持具105が昇降されるように構成されている。
このようにして、エアシリンダ103が伸縮されるとラック109が互いに同調して昇降するので、昇降フレーム108は水平状態を保って昇降され、これによってコア把持具105は共に同じ上下位置を取って変位することとなる。
図示したものでは、昇降フレーム108には、8個のコア把持具105が取付けられている。8個のコア保持具のうち、両端のコア把持具105はお互いに近接して取付けられており、図示してあるように、これによって短いコアを把持できるようになっている。
114は、係合片113が把持しているコア1を下方に押して係合片113からコア1を離脱させて排出させるための押出し用エアシリンダである。押出し用エアシリンダ114によって上下方向に伸縮されるピストンロッドの下端には押出しバー115が取り付けられている。
図12において(a)図は係合片113の間に把持されているコア1を排出する前の状態、(b)図は押出しバー115が下方へ伸張されて係合片113の間に把持されているコア1を排出した後の状態を示している。
コアコンテナ2の配置数が多くなると、コア取出し装置100の往復移動時間が長くなりコア供給のタイムサイクルが長くなるという問題があった。
また、コア取出し装置100はそのコア把持具105がコア1を把持した状態で長い距離を移動するので、移動中のコア把持具105からコア1が落下する危険性があった。
更に、コア取出し装置100の移動が頻繁に行われるため、コア取出し装置100に接続されている電気ケーブルの切断事故や移動部材の機械的磨耗による故障発生が多いという問題もあった。
また、本発明は、コアを把持した把持具が長い距離を移動して把持具に把持されているコアを移動中に落下させる危険がないとともに、コア取出し装置を長い距離を移動させないようにすることによって、コア取出し装置に接続されている電気ケーブルの切断事故や移動部材の機械的磨耗による故障発生を起こす危険が少ないコア取出し供給装置を提供することを課題としている。
更にまた、本発明は、把持すべきコアの軸心に対して整合された状態になってコアの把持を確実、円滑に行いうるように構成されたコア把持具を採用したコア取出し供給装置を提供することを課題としている。
本発明の一実施形態によるコア取出し供給装置の全体構成を示す図1において、6はコア取出し装置であって、コア取出し装置6はレール架台101のレール上を車輪102が転動することによって移動可能に構成されている。
コア取出し装置6は、エアシリンダ3を具えていて、エアシリンダ3のピストンが変位することによってロッド4が伸縮し、ロッド4の下端に取り付けられているコア把持具5が昇降されるように構成されている。
図2に示すコア把持具5は、スライドベアリング7を介して軸8に摺動自在に支持されているが、スライドベアリング7はセンタリング用コイルばね9によって軸8の中央部に位置するよう付勢されている。
この構成によって、コア把持具5を軸8に沿って変位可能なように浮動的に支持し、これによってコア把持具5は、コア1を図2に示すようにコア1の軸心部で両側から確実、かつ、円滑に把持できるものとなる。
コア旋回装置10は、図3〜図5に見られるようにコア取出し装置6の側部に配置されている。コア旋回装置10は、図5の平面図に示されているように、一端部を旋回軸11に枢着されて、そのまわりに、矢印付き円弧軌跡で示すように水平面内を回動可能な旋回フレーム12を有している。
旋回軸11のまわりに回動可能な旋回フレーム12は、レール架台101上をコア取出し装置6が移動する方向に伸びた状態の位置(図3、図4の位置及び図5において横方向に伸びている仮想線のA位置)と、それに直角になる位置(図5に示された状態の上下方向に伸びているB位置)の間を旋回軸11のまわりに、矢印付きの円弧軌跡で示すように90°回動可能となっている。
図7において、旋回用エアシリンダ13が縮小された破線状態になっているとき、旋回フレーム12は、図7に示したB位置をとり、旋回用エアシリンダ13が伸長された実線状態になっているとき、旋回フレーム12は、図7示したA位置を取る。
蹴り出し用エアシリンダ22のピストンロッド25の先端はコア受け19に枢着されている。従って、蹴り出し用エアシリンダ22のピストンロッド25が伸張されると、コア受け19はピン21を回転中心として図8で時計回り又は反時計回りに廻されて傾動される(傾動の状態が後で説明する図9に示されている)。
図5に戻って、30は水平コンベアであって、レール架台101におけるレールの長さ方向、すなわち、レール架台101上におけるコア旋回装置10の移動方向と平行に、レール架台101の側方に伸びて配置されている。水平コンベア30の構成を図9に示してある。図9において、31はチェーンで、水平コンベア30に沿って図9の紙面に垂直な方向に走行可能なように無端状にチェーンフレーム32に掛け渡されている。
チェーン31にはドグ33がとりつけられていて、走行されるチェーン31に伴って移動される。
水平コンベア30は以上の構成を有していて、この水平コンベア30のレール35上には後記するように、コア旋回装置10における旋回フレーム12が水平コンベア30と平行になるA位置に来た状態で旋回フレーム12上のコア受け19からコア1が受け渡される。レール35上に受け渡されたコア1は、後記するように後端がチェーン31に取り付けられたドグ33に当接されて押され、チェーン31の動きによってレール35上をコア1の軸方向に移送される。
まず、コア取出し装置6は自動供給すべき寸法のコア1が収納されているコアコンテナ2の上にレール架台101に沿って移動された後、エアシリンダ3が伸張され、その下端のコア把持具5がコアコンテナ2内に降下され、係合片113の間に1個又は複数個のコア1を把持し、その後、エアシリンダ3が縮小されてコア1を把持したコア把持具5が上昇される。
その後、コア把持具5のエアシリンダ114が伸張されることによって押出しバー115が下降され、コア把持具5によって把持されているコア1を落下させ、上記したようにコア把持具5の下方に位置されているコア旋回装置10の上のコア受け19に載せる。コア受け19にコア1が載置されると、コア旋回装置10の旋回用エアシリンダ13が伸張され、旋回フレーム12は、コア取出し装置6の移動方向に沿うA位置(図4、図5)になる。
A位置に来た旋回装置10の旋回フレーム12では、蹴り出し用エアシリンダ22が伸張されて旋回フレーム12上のコア受け19を図9に示すようにピン21の回りに傾動させ、コア受け19上のコア1を側部に配置されている水平コンベア30のレール台34上のレール35に載せ換える。
2 コアコンテナ
3 エアシリンダ
4 ロッド
5 コア把持具
6 コア取出し装置
7 スライドベアリング
8 軸
9 センタリング用コイルばね
10 コア旋回装置
11 旋回軸
12 旋回フレーム
13 旋回用エアシリンダ
14 ピン
15 旋回リンク
16 ピン
17 軸受
18 軸受
19 コア受け
20 ブラケット
21 ピン
22 蹴り出し用エアシリンダ
23 ブラケット
24 ピン
25 ピストンロッド
30 水平コンベア
31 チェーン
32 チェーンフレーム
33 ドグ
34 レール台
35 レール
100 コア取出し装置
101 レール架台
102 車輪
103 エアシリンダ
104 ロッド
105 コア把持具
106 コア取出しテーブル
107 台車フレーム
108 昇降フレーム
109 ラック
110 ピ二オン
111 同調軸
112 ベアリングユニット
113 係合片
114 押出し用エアシリンダ
115 押出しバー
116 ガイドバー
117 リニアベアリング
Claims (5)
- シート巻取り装置において多数のコアが収納されているコアコンテナからコアを少なくとも1本ずつ取り出して送り出すように構成した巻取り用のコア取出し供給装置であって、前記コンテナ内に降下して内部に収納されているコアの少なくとも1本を把持するコア把持具、同コア把持具を上下方向に移動させる昇降装置、前記コア把持具で把持されて前記コンテナ内から上昇されたコアの下方に来て前記コア把持具で把持されているコアの軸心に沿って位置し前記コア把持具からコアを受け取る位置とその位置に直角となる位置との間を往復回動可能に構成されたコア旋回装置、及び前記コアを受け取って前記受け取り位置に直角となる位置に来た前記コア旋回装置から前記コアを排出させるコア排出手段、及び前記コア排出手段から排出されたコアをコア軸心方向に移送するコア搬送装置を有することを特徴とする巻取り用のコア取出し供給装置。
- 前記コア搬送装置が、前記コア旋回装置の側部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の巻取り用のコア取出し供給装置。
- 前記コア搬送装置が、前記コア旋回装置から排出されたコアの後端と当接されて同コアを移送するドグが設けられた水平コンベアで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻取り用のコア取出し供給装置。
- 前記コア旋回装置が、前記コア把持具からコアを受け取るコア受けを有し、同コア受けは傾動されてその上のコアを前記コア搬送装置へ排出するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻取り用のコア取出し供給装置。
- 前記コア把持具が、把持すべきコアの軸心に対し直交する方向に変位可能な浮動式としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の巻取り用のコア取出し供給装置。
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CN108128650A (zh) * | 2017-12-24 | 2018-06-08 | 瑞安市德冠机械有限公司 | 一种纸管芯的上料机构 |
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