JP2006272624A - コンクリート成形体の孔成形用ゴム型及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔内部にモルタル充填して固化させたときにモルタル充填物と孔内面との固着力を強くして、モルタル充填物が孔から抜ける恐れの無いコンクリート成形体の孔成形用ゴム型を提供する。
【解決手段】コンクリート成形用空間にセットされてゴム膨張管12内への圧力流体の導入によりゴム膨張管12を膨張させて拡径させ、コンクリート打設及び固化によるコンクリート成形体の成形時に孔を成形する孔成形用ゴム型10において、ゴム膨張管12の外周面に沿って軸方向に凹凸部32を連続的に形成し、孔内面に凹凸部32に対応した凹凸形状を付与するようになす。
【選択図】 図1

Description

この発明はゴム膨張管を膨張させた状態でコンクリート打設及び固化を行うことにより、コンクリート成形体に孔を成形するコンクリート成形体の孔成形用ゴム型及びその製造方法に関する。
従来、コンクリート構造物を構築する際に、予め成形したコンクリート成形体の孔にPC鋼線等の緊締物を通し、これを緊締することにより各コンクリート成形体を強く締結するといったことが行われている。
而してこのコンクリート成形体に孔を成形する方法として、型枠のコンクリート成形用空間にゴム膨張管を有する孔成形用ゴム型をセットし、そしてゴム膨張管を径方向に膨張拡径させた状態でコンクリート成形用空間に流動状態のコンクリートの打設及び固化を行って、コンクリート成形体を成形すると同時にそこに孔を成形することが行われている。
例えば下記特許文献1にそのための孔成形用ゴム型が開示されている。
図9及び図10はその具体例を示している。
図9において200はコンクリート成形体(ここでは側溝等を構成するためのコ字形状のコンクリート成形体)で、202はこれらコンクリート成形体200に形成された貫通の孔である。
図10において、204はこのコンクリート成形体200を成形するための型枠で、206はその型枠204に形成されたコンクリート成形用空間、208は孔202を成形するための孔成形用ゴム型(以下単にゴム型とする)で、ゴム膨張管210を有している。
このゴム型208を用いて孔202を成形するには、ゴム型208をコンクリート成形用空間206にセットして保持部212によりこれを保持し、そしてゴム膨張管210内に圧力流体を導入してこれを径方向に膨張拡径させ、その状態でコンクリート成形用空間206に流動状態のコンクリートを打設及び固化させてコンクリート成形体200を成形すると同時に、ゴム型208にて孔202を同時に成形する。
尚、成形後においてゴム型208は圧力流体を抜いてゴム膨張管210を縮径させることにより、孔202から抜き出す。
このようにして成形したコンクリート成形体200は、これを図9に示しているように複数並べて各孔202にPC鋼線等の緊締物を通し、緊締することで互いに強固に締結される。
その際、孔202内部には空隙が生じているため、通常、そこにモルタルを充填してこれを固化させる。
ところで、上記にて得た孔202の内面は平滑な面をなしていて、孔202内部にモルタルを充填して固化させたとき、そのモルタル充填物と孔202内面との固着力が必ずしも十分でなく、コンクリート成形体200と200との間に引離し方向の過大な力が作用したとき、モルタル充填物が孔202から抜ける恐れが生ずる。
実公平5−23284号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、孔内部にモルタルを充填して固化させたとき、モルタル充填物と孔内面との固着力を強くでき、モルタル充填物が孔から抜ける恐れの無いコンクリート成形体における孔成形用ゴム型を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、成形すべき孔の軸方向に延びるゴム膨張管を有し、コンクリート成形用空間にセットされて該ゴム膨張管内への圧力流体の導入により該ゴム膨張管を膨張させて拡径させ、該コンクリート成形用空間へのコンクリート打設及び固化によるコンクリート成形体の成形時に前記孔を成形するコンクリート成形体の孔成形用ゴム型であって、前記ゴム膨張管の外周面に沿って軸方向に複数の凹凸部を連続的に若しくは所定間隔をおいて形成して前記孔内面に該凹凸部に対応した凹凸形状を付与するようになしてあり、且つ該ゴム膨張管は凹部と凸部との径方向の寸法差よりも径方向の膨張能力が大となしてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記凹部及び凸部は前記ゴム膨張管の軸心周りに連続した螺旋状をなしていることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかのゴム型を製造するに際し、未加硫状態の前記ゴム膨張管の外周面に布を巻き付けた上、該布の外周側に型材を配置し、その状態で該未加硫状態のゴム膨張管を加硫処理することにより、前記凹凸部を前記ゴム膨張管の外周面に形成することを特徴とする。
請求項4のものは、請求項3において、前記布の外周側から前記型材として巻付材を該布を介して前記ゴム膨張管に巻き付け、その状態で前記加硫処理を行うことを特徴とする。
請求項5のものは、請求項3において、前記型材の更に外周側から該型材を拘束する布を前記ゴム膨張管に巻き付け、その状態で前記加硫処理を行うことを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、孔成形用ゴム型におけるゴム膨張管の外周面に沿って軸方向に複数の凹凸部を連続的に若しくは所定間隔をおいて形成したもので、本発明によれば、孔成形用ゴム型にてコンクリート成形体に孔を成形する際、詳しくはゴム膨張管の外周面にて孔内面を成形する際、ゴム膨張管の外周面の凹凸部によって、孔内面に対応した凹凸形状を付与することができる。
これにより、後においてコンクリート成形体の孔内部にモルタルを充填して固化させたとき、そのモルタル充填物と孔内面との固着力を強固なものとなすことができ、過大な力が作用した場合においてもモルタル充填物が孔から抜ける恐れを無くすことができる。
また本発明では、ゴム膨張管の径方向の膨張能力を凹部と凸部との径方向の寸法差よりも大となしてあるため、膨張状態で孔を成形した後において、ゴム膨張管を縮径させることにより上記の孔内面の凹凸形状にもかかわらず良好にゴム膨張管を孔から抜き出すことができる。
本発明において、上記凹部及び凸部はゴム膨張管の軸心周りに連続した螺旋状に形成しておくことができる(請求項2)。
凹部及び凸部をこのような螺旋状に形成すれば、かかる凹部及び凸部をゴム膨張管の外周面に容易に形成することができる。
次に請求項3は、上記ゴム型を製造するに際し、未加硫状態のゴム膨張管の外周面に布を巻き付けた上、その布の外周側に型材を配置し、その状態でゴム膨張管を加硫処理することで、ゴム膨張管の外周面に上記の凹凸部を成形するもので、このようにすれば、ゴム膨張管の外周面に簡単に凹凸部を設けることができる。
この場合において、上記型材として巻付材を布を介してゴム膨張管に巻き付け、その状態で上記の加硫処理を行うようになすことができる(請求項4)。
このようにすることで型材としての巻付材により容易にゴム膨張管の外周面に凹凸部を成形することができる。
この場合において凹部及び凸部を上記の軸心周りの連続した螺旋状となしておけば、巻付材としてロープ等の長尺の線状材を巻き付けることで容易に凹凸部を成形でき、且つ巻付材の巻付けも簡単となる。
一方請求項5は、型材の更に外周側から型材を拘束する布をゴム膨張管に巻き付け、その状態で加硫処理を行うようになしたもので、この請求項5によれば、型材を拘束する布を用いることで上記の巻付材以外の種々の型材を用いることが可能となり、ゴム膨張管の外周面に様々な形状の凹凸部を容易に成形できるようになる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態の孔成形用ゴム型(以下単にゴム型とする)で、ゴム膨張管12と、一対の端部金具(端部部材)14,16とを有している。
各端部金具14,16はゴム膨張管12の端部内側に圧入されており、外側に配置された金属製の締付スリーブ18,20とともにゴム膨張管12の各端部を内外から挟み込む状態に、ゴム膨張管12の各端部に固定されている。
ここで一方の端部金具16は閉鎖構造とされており、また他方の端部金具14にはカプラ22がねじ接続されていて、そのカプラ22の供給口24を通じて、ゴム膨張管12内に加圧エア(圧力流体)を導入するようになっている。
ゴム膨張管12は、その断面構造が内側ゴム層26と、補強層28と、外側ゴム層30との積層構造を成している。
また外周面形状は、軸方向に沿って山形状の凸部32Aと谷形状の凹部32Bとを有する凹凸部32が軸方向に連続した凹凸形状をなしている。
本実施形態では、この凹凸部32における凸部32Aと凹部32Bとの径方向の寸法差tに対し、ゴム膨張管12の径方向の膨張能力が大とされている。
また図2に示しているように、本実施形態において凸部32A及び凹部32Bは、ゴム膨張管12の軸心周りに連続して螺旋状に回曲した形状をなしている。
図3及び図4は上記ゴム型10の製造工程の要部、具体的にはゴム膨張管12の製造方法の一例を示している。
ここでは先ず図3(I)に示しているように、マンドレル33を回転させながら、その外周面に沿って内側ゴム層26用のゴムテープ26Aをスパイラル状に巻き付けて行く。
その後、(II)に示しているように補強糸を平行に引き揃えてゴムフリクションしたシート28Aを、未加硫の内側ゴム層26、詳しくはマンドレル33に巻き付けた内側ゴム層26用のゴムテープ26Aの外周面に沿ってスパイラル状に巻き付けて行く。
続いて(III)に示しているように、外側ゴム層30用のゴムテープ30Aを補強層28、具体的には補強層28用のシート28Aの外周面にスパイラル状に巻き付けて、最外層に未加硫の外側ゴム層30を形成する。
更にその後、(IV)に示しているように布テープ34を巻き付けて未加硫のゴムを押え付ける。
しかる後、(V)に示しているように布テープ34の外周面上に断面円形のロープ(型材としての巻付材)36をスパイラル状に巻き付けて行き、ロープ36を一巻きごと、布テープ34を介して未加硫状態のゴム膨張管12の内部に食い込ませるようにする。
その状態で図4(VI)に示しているように全体を加硫缶38内部に装入し、加熱下に所定時間かけて加硫処理を行う。
この加硫処理を終えたところで、(VII)に示しているように全体を加硫缶38から取り出し、更にマンドレル33から加硫後のゴム膨張管12を抜き出す。
ここにおいて外周面に凹凸部32が軸方向に連続して形成されたゴム膨張管12が得られる。
そしてその後、ゴム膨張管12の各端部に端部金具14,16を装着することで図1に示すゴム型10が得られる。
図5は上記のゴム型10を用いてコンクリート成形体44の孔46を成形する際の作用を示している。
このゴム型10を用いてコンクリート成形体44に孔46を成形するには、先ず図5(I)に示しているようにゴム型10を型枠40のコンクリート成形用空間42にセットし、続いて(II)に示しているように供給口24を通じて加圧エアをゴム膨張管12内に導入し、その圧力によってゴム膨張管12を径方向に膨張拡径させる。
その状態でコンクリート成形用空間42に流動状態のコンクリートを打設する。
その後、打設したコンクリートが固化したところで(III)に示しているようにゴム膨張管12内の加圧エアを抜いて、ゴム膨張管12を元の形状まで縮径させる。
このときゴム膨張管12は、凹凸部32の凸部32Aと凹部32Bとの径方向の寸法差tよりも大きく拡径状態から縮径する。
従ってゴム型10を、コンクリート成形体44に形成した孔46から簡単に抜き出すことができる。
このようにして成形されたコンクリート成形体44は孔46に挿し通されたPC鋼線等の緊締物による緊締によって他のコンクリート成形体44とともに締め上げられ、一体のコンクリート構造物を構築する。
その孔46には、その後図6に示しているようにモルタルが充填されて孔46が閉塞せしめられるが、このとき、孔46の内面形状はゴム膨張管12の外周面の凹凸形状(凹凸部32)に対応した凹凸形状をなしていることから、孔46内部のモルタル充填物48とコンクリート成形体44とは孔46内面で強固に固着される。
以上のような本実施形態のゴム型10を用いれば、コンクリート成形体44に孔46を成形する際、詳しくはゴム膨張管12の外周面にて孔46内面を成形する際、ゴム膨張管12の外周面に形成した凹凸形状によって孔46内面に対応した凹凸形状を付与することができる。
これにより、後においてコンクリート成形体44の孔46内部にモルタルを充填して固化させたとき、モルタル充填物48と孔46内面との固着力を強固となすことができ、過大な力が作用した場合においてもモルタル充填物48が孔46から抜ける恐れを無くすことができる。
また本実施形態ではゴム膨張管12の径方向の膨張能力を、凸部32Aと凹部32Bとの径方向の寸法差tよりも大となしてあるため、膨張状態で孔46を成形した後において、ゴム膨張管12を縮径させることにより、孔46内面の凹凸形状にもかかわらず良好にゴム膨張管12を孔46から抜き出すことができる。
更にゴム型10を製造するに際し、本実施形態の製造方法に従って未加硫状態のゴム膨張管12の外周面に布テープ34を巻き付け、その外周側からロープ36をゴム膨張管12に食い込ませるように巻き付けて、その状態でゴム膨張管12を加硫処理することで、ゴム膨張管12の外周面の凹凸形状(凹凸部32)を簡単に形成することができる。
また本実施形態では凸部32A及び凹部32Bがゴム膨張管12の軸心周りに連続した螺旋状に形成してあるため、ロープ36の巻付けも簡単に行うことができる。
図7は本発明の他の実施形態を示している。
この例は、ゴム膨張管12の外周面に、鋸歯形状の凸部32Aと対応する凹部32Bとを有する凹凸部32を軸方向に連続して形成した例である。
ここで鋸歯形状をなす凸部32A及び対応する凹部32Bを有する凹凸部32は、上記と同様に、対応する断面鋸歯形状を有するロープその他の巻付材(型材)50を、図3の工程(V)において布テープ34の上側からスパイラル状に巻き付けて行くことで、容易に形成することができる。
この凹凸部32の形状はその他にも様々な形状となすことができ、この場合、同様の断面形状を有する巻付材を布テープ34の上から巻き付けて行くことで、容易にその様々な形状の凹凸部をゴム膨張管12の外周面に形成することができる。
図8(A)はその一例を示したもので、ここでは巻付材として金属メッシュ52を用いゴム膨張管12の外周面に対応する網目状の凹凸部を成形するようになした例である。
尚この図8(A)の実施形態では、金属メッシュ52の更に外周側から布テープ34をスパイラル状に巻き付けて金属メッシュ52をこの布テープ34により拘束するとともに、布テープ34の巻付けによって金属メッシュ52をその下側の布テープ34を介してゴム膨張管12の外周面に押し付け、網目状の凹凸形状を付与するようにしている。
一方図8(B)は、布テープ34の外側に樹脂,木,金属その他の材質からなる型材54をランダムに貼り付けて更にその外側から布テープ34を巻き付けて型材54を拘束し、同時にこれを下側の布テープ34を介してゴム膨張管12の外周面に押し付けた状態とし、その状態で加硫処理を施してゴム膨張管12の外周面に型材54に対応した凹凸形状を付与するようになしたものである。
この方法によれば、連続したスパイラル状を有していない様々な凹凸形状をゴム膨張管12の外周面に容易に付与することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば本発明は、様々な形態をなすコンクリート成形体の孔成形用のゴム型として適用することができるし、また緊締物を通すための孔以外の目的でコンクリート成形体に設けられる孔の成形用として適用することも可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態,態様で構成,実施可能である。
本発明の一実施形態のコンクリート成形体の孔成形用ゴム型を示す図である。 図1のゴム膨張管の要部を示す斜視図である。 図1のゴム型の製造方法の要部工程の説明図である。 図3に続く工程の説明図である。 図1のゴム型を用いてコンクリート成形体の孔を成形する際の作用説明図である。 図5の孔の内面形状をモルタル充填物とともに示した要部拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の製造方法の要部を示す図である。 本発明の更に他の実施形態の製造方法の要部を示す図である。 コンクリート成形体の一例を示す斜視図である。 図9のコンクリート成形体の孔成形用の従来公知の孔成形用ゴム型を型枠とともに示す斜視図である。
符号の説明
10 孔成形用ゴム型
12 ゴム膨張管
32 凹凸部
32A 凹部
32B 凸部
34 布テープ
36 ロープ
42 コンクリート成形用空間
44 コンクリート成形体
46 孔
50 巻付材(型材)
52 金属メッシュ(型材)
54 型材
t 寸法差

Claims (5)

  1. 成形すべき孔の軸方向に延びるゴム膨張管を有し、コンクリート成形用空間にセットされて該ゴム膨張管内への圧力流体の導入により該ゴム膨張管を膨張させて拡径させ、該コンクリート成形用空間へのコンクリート打設及び固化によるコンクリート成形体の成形時に前記孔を成形するコンクリート成形体の孔成形用ゴム型であって、
    前記ゴム膨張管の外周面に沿って軸方向に複数の凹凸部を連続的に若しくは所定間隔をおいて形成して前記孔内面に該凹凸部に対応した凹凸形状を付与するようになしてあり、且つ該ゴム膨張管は凹部と凸部との径方向の寸法差よりも径方向の膨張能力が大となしてあることを特徴とするコンクリート成形体の孔成形用ゴム型。
  2. 請求項1において、前記凹部及び凸部は前記ゴム膨張管の軸心周りに連続した螺旋状をなしていることを特徴とするコンクリート成形体の孔成形用ゴム型。
  3. 請求項1,2の何れかのゴム型を製造するに際し、未加硫状態の前記ゴム膨張管の外周面に布を巻き付けた上、該布の外周側に型材を配置し、その状態で該未加硫状態のゴム膨張管を加硫処理することにより、前記凹凸部を前記ゴム膨張管の外周面に形成することを特徴とするコンクリート成形体の孔成形用ゴム型の製造方法。
  4. 請求項3において、前記布の外周側から前記型材として巻付材を該布を介して前記ゴム膨張管に巻き付け、その状態で前記加硫処理を行うことを特徴とするコンクリート成形体の孔成形用ゴム型の製造方法。
  5. 請求項3において、前記型材の更に外周側から該型材を拘束する布を前記ゴム膨張管に巻き付け、その状態で前記加硫処理を行うことを特徴とするコンクリート成形体の孔成形用ゴム型の製造方法。
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