JP2006271879A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者の持ち分となった遊技媒体収納容器の数についての正確な情報を提供すること。
【解決手段】 カウンタ8上に載置される玉箱には、固有のID番号を記録したIDタグが取り付けられる。カウンタ8におけるパチンコ台1と1対1で対応された所定位置には、ここに載置された玉箱からID番号を読み取るためのタグリーダ11が設けられる。タグリーダ11が読み取ったID番号が中継器13及び島毎管理装置5を介して入力される管理装置6は、そのID番号の入力状況をパチンコ台1毎に区分して解析することにより、当該パチンコ台での遊技者の持ち分となる手持ち玉箱数を算出し、モニタ6aに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技場において遊技者が獲得した遊技媒体を運搬するために使用される遊技媒体収納容器に係る管理を行うための遊技場用管理システムに関する。
遊技に伴い遊技媒体が放出される遊技機(パチンコ台やスロットマシン)が設置された遊技場においては、遊技者が獲得した遊技媒体(パチンコ玉やメダル)を収納して持ち運ぶための遊技媒体収納容器(以下、玉箱とする)が用意されるものであるが、同一遊技者による獲得遊技媒体が多量になるのに伴い複数の玉箱を同時に使用する状況になった場合には、獲得遊技媒体を収納した玉箱を遊技者の傍らに積み上げた状態とすることが一般的になっている。このように玉箱が積み上げられた状態は、当該遊技者は勿論のこと他の遊技者にとっても、例えば積み上げられた玉箱の数に基づいて遊技媒体の獲得状況を視覚的に認識できるなど、非常に関心が高いものであり、また、遊技場側にとっても非常に関心が高いという事情がある。
従来では、遊技機者側の関心の高さに対応するために、例えば特許文献1に見られるように、計数機にて計数した遊技者側の獲得遊技媒体数を、1つの玉箱に収容できる遊技媒体数で除算することによって、積み上げられたと想定される玉箱数を算出し、その計数結果を記録したレシート上に、算出した玉箱数を視覚的に把握できる形態(玉箱を象ったマークの数により算出玉箱数を表示する形態)でプリントすることが行われている。
特開2003−62316号公報
特許文献1に記載された手段によれば、遊技者側において、プリントされた玉箱の数に基づいて獲得遊技媒体数を視覚的に把握できるため有意義であるが、割り算により算出される玉箱数と、実際に積み上げられた玉箱数との間に、以下のような理由により相違が生ずることが避けられないため、積み上げられた玉箱の数についての正確な情報を提供できないという事情があった。
即ち、遊技者が、玉箱に遊技媒体を収納する行為は大きく分けて2通りあり、このため玉箱に収納される遊技媒体の数が大きく異なってくる。上記のような行為のうちの一方は、遊技機で大当たりが1回発生する毎に玉箱を交換するケース(獲得遊技媒体を収納した玉箱を傍らに積み上げると共に、新たな玉箱を用意するケース)であり、また、他方は、玉箱が満杯になるまで獲得遊技媒体を収納し続けるケースである。この場合、前者のケースでは、遊技機において1回の大当たりで放出された遊技媒体(例えばパチンコ玉の場合、2000個程度)が収納されることになるのに対して、後者のケースでは、玉箱の最大収納可能量(例えばパチンコ玉の場合、多くの玉箱では2500個であるが、3000個の玉箱もある)まで遊技媒体が収納されることになる。このことから、実際に積み上げられた玉箱数を一義的に算出することは困難になる。この結果、遊技者や遊技場側において、積み上げられた玉箱の数についての正確な情報を把握したい、という要望が高まっているにも拘らず、このような要望に対応できないという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技者の獲得遊技媒体の収納に供するために当該遊技者の持ち分となった遊技媒体収納容器の数についての正確な情報を提供可能になる遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、固有のID番号が記録された遊技媒体収納容器と、遊技に伴う入賞に応じて遊技媒体を放出する形式の遊技機毎に設けられ、前記遊技媒体収納容器が前記遊技機と1対1で対応した所定位置にあるときに当該収納容器に記録されたID番号を読み取る読取手段と、この読取手段が読み取ったID番号が入力されるように設けられ、そのID番号の入力状況を遊技機毎に区分して解析することにより、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を算出して出力する管理手段と、この管理手段からの出力に基づいて、前記遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を表示する情報表示手段とを備えた構成としたものである。
この場合、請求項2記載の発明のように、前記遊技機が入賞率を高めた特別遊技状態を所定の確率で発生するように構成されたものであった場合には、前記管理手段を、前記遊技機が前記特別遊技状態にある期間に前記読取手段から異なるID番号が入力されたときに、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が増加した旨の判断を行う構成とすることができる。
また、請求項3記載の発明のように、前記遊技機が入賞率を高めた特別遊技状態を所定の確率で発生するように構成されたものであった場合には、前記管理手段を、前記遊技機が前記特別遊技状態以外の通常状態にある期間に前記読取手段から異なるID番号が入力され、その入力されたID番号が当該遊技機での持ち分となる手持ち収納容器に対応するID番号であったときに、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が減少した旨の判断を行う構成とすることもできる。
請求項4記載の発明のように、前記管理手段を、前記読取手段から異なるID番号が入力される毎に、当該読取手段に対応した遊技機に係る稼動データについて記録した新たなレコードを追加することにより、遊技媒体収納容器についての使用履歴データを作成する構成としても良い。
請求項5記載の発明のように、前記情報表示手段は、遊技者向けに前記手持ち収納容器数を表示する構成であっても良い。
請求項1記載の発明によれば、遊技媒体収納容器が、遊技機と1対1で対応した所定位置にあると、読取手段が、当該収納容器に記録されたID番号を読み取るようになり、そのID番号は管理手段に入力される。管理手段は、このようなID番号の入力状況を遊技機毎に区分して解析することにより、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を算出して出力するようになる。また、情報表示手段は、管理手段からの出力に基づいて、前記遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を表示するようになる。従って、例えば、遊技機での遊技により多量の遊技媒体を獲得した遊技者が、その傍らに獲得遊技媒体を収納した状態の収納容器を積み上げる状況となった場合に、各収納容器に収納された遊技媒体の数とは無関係に、遊技者の持ち分として実際に積み上げられた遊技媒体収納容器の数についての正確な情報を提供できるようになる。
請求項2記載の発明によれば、管理手段は、遊技機が特別遊技状態(入賞率を高めた状態、一般的には大当たり状態やボーナス状態など)にある期間に、読取手段から異なるID番号が入力された場合(所定位置に載置状態にあった遊技媒体収納容器が交換された場合に相当)には、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が増加した旨の判断を行うようになる。つまり、このような場合には、遊技機で特別遊技状態が1回発生するのに応じて遊技媒体収納容器が交換されたものと判断するものであり、結果的に、遊技者の持ち分となった遊技媒体収納容器の数についての情報の正確化を図り得るようになる。
請求項3記載の発明によれば、管理手段は、遊技機が特別遊技状態以外の通常状態にある期間に、読取手段から異なるID番号が入力され、その入力されたID番号が当該遊技機での持ち分となる手持ち収納容器に対応するID番号であった場合(所定位置に載置状態にあった遊技媒体収納容器が交換された場合に相当)には、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が減少した旨の判断を行うようになる。つまり、このような場合には、例えば手持ち遊技媒体数が減少し、それにより遊技媒体を収納した状態の他の遊技媒体収納容器が戻されたものと判断するものであり、結果的に、遊技者の持ち分となった遊技媒体収納容器の数についての情報の正確化を図り得るようになる。
請求項4記載の発明によれば、管理手段は、読取手段から異なるID番号が入力される毎、つまり、遊技機に対応した所定位置に載置された遊技媒体収納容器が交換される毎に、当該遊技機に係る稼動データについて記録した新たなレコードを追加することにより、遊技媒体収納容器についての使用履歴データを作成するようになる。従って、遊技場側では,この使用履歴データに基づいて、遊技媒体収納容器に係る管理を的確に行い得るようになる。
請求項5記載の発明によれば、情報表示手段において、遊技者向けに前記手持ち収納容器数が表示されるから、遊技者側の利便性を高める上で有益になる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技機場用管理システム全体の概略的構成が示されている。この図1において、遊技場内に多数台ずつ設置されたパチンコ台1(遊技機に相当)及び台間玉貸機2は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。パチンコ台1の上方には、データ送受信の中継機能を備えた呼出ランプユニット3が設けられている。特に、この呼出ランプユニット3には、本発明でいう情報表示手段として機能する液晶表示部3aが設けられている。
この場合、パチンコ台1にはそれぞれに固有の台番号が付与されており、この台番号に基づいてパチンコ台1を特定できる構成となっている。また、図1中では、パチンコ台1の各構成要素について具体的に図示していないが、このパチンコ台1は、その盤面に、それぞれ第1種パチンコ遊技機において周知のアウト口、スタート入賞口、電動役物を備えた大入賞口、図柄表示装置、通常入賞口などが設けられており、少なくとも以下(1)〜(5)のような基本機能を備えている。
(1)スタート入賞口、通常入賞口へのパチンコ玉(遊技媒体に相当)の入賞に応じて、所定個数のパチンコ玉を放出する。
(2)スタート入賞口へのパチンコ玉の入賞に応じて所定の当たり確率の大当たり抽選動作を実行すると共に、当該パチンコ玉の入賞数に応じた数の保留玉データを、大当たり抽選動作の抽選結果(「大当たり」または「ハズレ」)を付随させた状態で一時的に記憶する。
(3)上記記憶動作は、例えばFIFO形式(先入れ先出し形式)で行われるものであり、記憶した保留玉データは、付随した抽選結果の表示動作(図柄変動演出動作)が図柄表示装置において実行される毎に消化される。この場合、図柄表示装置は、前記抽選結果が「大当たり」であったときに、図柄変動演出動作の終了時点で数字列が大当たり図柄を表示するように制御され、抽選結果が「ハズレ」であったときには、ハズレ図柄をランダムに表示するように制御される。
(4)図柄表示装置に大当たり図柄が表示されたときには、大入賞口の電動役物を予め決められたモードにて所定期間(複数ラウンド)だけ開放する制御を行い、以て当該大入賞口への入賞率を極端に高めた状態(パチンコ玉の放出量を高めた状態)の大当たり(特別遊技状態に相当)を発生させる。
(5)保留玉データの最大記憶数、つまり未消化の保留玉数の上限値は、例えば4個分に限定される構成となっており、その保留玉数は周知の形態で表示される。
また、パチンコ台1には、発生したアウト玉数(打込パチンコ玉数)を示すアウト信号、発生したセーフ玉数(放出パチンコ玉数)を示すセーフ信号、図柄表示装置での表示図柄が確定(停止)したことを示すスタート信号、大当たり発生中であることを示す大当たり信号、対応する台間玉貸機2での貸出玉数を示す売上信号などを出力するための信号発生基板が設けられている。
尚、台間玉貸機2は、紙幣挿入口2aに相当価額の紙幣が挿入された状態(或いは図示しないプリペイドカード挿入口にプリペイドカードが挿入された状態)で当該挿入紙幣の金額(或いはプリペイドカードに記憶された残高金額データ)の範囲内のパチンコ玉を例えばパチンコ台1を通じて放出(貸出)する機能を備えたものである。
2台の呼出ランプユニット3につき1台ずつ設けられた中継装置4は、マイクロコンピュータを搭載した制御基板を内蔵しており、それら呼出ランプユニット3に対応したパチンコ台1に係る遊技データを、当該パチンコ台1から出力されるアウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号などに基づいて個別に演算・集計する機能、並びに呼出ランプユニット3と島毎管理装置5との間でのデータ中継機能を備えており、集計した遊技データを島毎管理装置5に与えるようになっている。
島毎管理装置5は、島全体のパチンコ台1に係る遊技データを収集する機能、並びに中継装置4と管理装置6(管理手段に相当)との間でのLAN7を介したデータ中継機能を備えている。尚、図示しないが、LAN7には、周知構成の遊技場用端末装置(遊技者向けの種々のデータを表示するための集中情報公開端末(例えばデータロボ(登録商標))、遊技者の獲得パチンコ玉を計数するためのパチンコ玉計数機、景品交換に使用するためのPOS端末など)が接続される。
管理装置6は、島毎管理装置5からの転送データに基づいて、遊技場内の全部のパチンコ台1についての遊技データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート数など)、並びに遊技場内の全部の台間玉貸機2についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能及び後述する玉箱管理に関する玉箱使用履歴データの作成機能を備えた構成となっている。
パチンコ台1群の下方には、載置台として機能するカウンタ8が設置されており、このカウンタ8上に、図2に示すような玉箱9(遊技媒体収納容器に相当)を載置するようになっている。この図2において、玉箱9の外底部のほぼ中央には、当該玉箱9を特定するための例えばRF−ID方式のIDタグ10が取り付けられている。即ち、遊技場内の全ての玉箱9には、これを特定可能なID番号が付与されており、このID番号がIDタグ10に記録されている。
ここで、パチンコ台1の設置部分を上方から見た状態の概略である図3にも示すように、カウンタ8における玉箱9の各載置部位(パチンコ台1の前方部分)には、タグリーダ11(読取手段に相当)が設けられている。このタグリーダ11は、玉箱9がカウンタ8上におけるパチンコ台1と1対1で対応した所定位置に載置されたときに、当該玉箱9側のIDタグ10に記録されたID番号を非接触方式(RF−ID方式)で読み取ると共に、ID番号の読み取りが成功したときに、当該ID番号を含む箱ID信号を出力する構成となっている。
各タグリーダ11は、例えば、カウンタ8の裏側に配線された通信線12を介して島毎に設置された中継器13に接続されている。この中継器13は、前記島毎管理装置5に接続されており、これにより各タグリーダ11から出力された箱ID信号が、中継器13及び島毎管理装置5を通じて管理装置6に入力される構成となっている。尚、各タグリーダ11を、中継装置4に対し通信線を介して接続する構成とすれば、中継器13を省略できるが、通信線の取り回し、並びに中継装置4にタグリーダ11との通信機能を付加するためのコストを考慮すると、本実施例の構成が適しているといえる。
図4〜図10には、管理装置6で行われる遊技データの演算・集計処理のうち、図11に出力例を示す玉箱使用履歴データの作成に係る処理内容が示されており、以下、これらについて関連した作用と共に説明する。
まず、図11に示す玉箱使用履歴データは、1台のパチンコ台1についてのデータ出力例に対応したものであり、例えば、管理装置6に備えられたモニタ6a(情報表示手段に相当)において、当該パチンコ台1の台番号と共に図示のようなフォーマットで表示される。
図11おいて、玉箱使用履歴データのデータ項目としては、以下に列挙した個別データを示すための「No.」、「時刻」、「箱ID」、「遊技者」、「売上玉」、「Bアウト」、「Bセーフ」、「B持玉」、「TY」、「箱数」、「大当たり回数」、「箱玉」、「最高持玉」、「最終持玉」、「移動元台番」、「移動元箱玉」、「移動元持玉」、「移動元箱数」が設定されている。尚、この玉箱使用履歴データでは、パチンコ台1での遊技者の交代(客交代)があったと判断された場合に、対応するレコード間が二重線で区分される構成となっている。
・No.:レコード番号(通し番号)、
・時刻:該当パチンコ台1の手前のカウンタ8上に玉箱9が載置された時刻、
・箱ID:載置された玉箱9のID番号(このID番号は実際にはランダムな順で記録されることになるが、図11では適宜な順番号が示されている)、
・遊技者:対応するパチンコ台1の台番号(この例では「25」)と、遊技者番号(例えば、遊技場の開店後の入場順に1人目から付与される通し番号)との組み合わせデータ、
・売上玉:台間玉貸機2を通じたパチンコ玉の貸出玉数、
・Bアウト:ベース(パチンコ台1で大当たりが発生していない通常期間)中のアウト玉数、
・Bセーフ:ベース中のセーフ玉数
・B持玉:ベース中の持ち玉数(貸出玉数+セーフ玉数−アウト玉数)、
・TY:大当たり時の出玉数(大当たり中セーフ玉数−大当たり中アウト玉数)、
・箱数:パチンコ台1の前のカウンタ8上に玉箱9が載置された時点での当該玉箱9を含む遊技者側の持ち分となる手持ち玉箱数(手持ち収納容器数に相当:尚、客交代時の箱数が該当遊技者の最終的な手持ち玉箱数に相当する)、
・大当たり回数:該当遊技者が発生させた大当たり回数、
・箱玉:カウンタ8上の玉箱9が取り替えられる時点で当該玉箱9に収納されていると想定されるパチンコ玉数(B持玉+TY)、
・最高持玉:該当遊技者に係るレコード中の最高持ち玉数、
・最終持玉:カウンタ8上の玉箱9が取り替えられる時点での該当遊技者の総持ち玉数、
・移動元台番:所謂台移動があった場合の移動元のパチンコ台1の台番号、
・移動元箱玉:台移動してきた遊技者の手持ち玉箱9に係る「箱玉」、
・移動元持玉:台移動してきた遊技者に係る「最終持玉」、
・移動元箱数:台移動してきた遊技者に係る「箱数」。
尚、上記玉箱使用履歴データにおいて、カウンタ8上に新たに載置された玉箱9内にパチンコ玉が収納されていた場合には、そのことを示す指標「※」が「箱ID」欄に記録される。
以下においては、上記玉箱使用履歴データの作成に係る処理内容(図4〜図10)について説明する。
図4に示すように、管理装置6は、アウト信号入力処理ルーチンR1、セーフ信号入力処理ルーチンR2、売上信号入力処理ルーチンR3、大当たり信号入力処理ルーチンR4、箱ID信号入力処理ルーチンR5から成るメインプログラムを反復実行する構成となっている。
図5には、アウト信号入力処理ルーチンR1の内容が示され、図6には、このルーチンR1中で実行される客移動処理ルーチンR1aの内容が示されている。
図5のアウト信号入力処理ルーチンR1では、まず、アウト信号の入力の有無を判断し(ステップA1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、アウト信号が入力されたときには、現レコードの「箱玉」及び「最終持玉」をデクリメントし(ステップA2)、大当たり中フラグがオフ状態(=0)にあるか否かを判断する(ステップA3)。尚、上記大当たり中フラグは、後述の説明から明らかになるように、パチンコ台1が大当たりにある期間にオンされるものである。
大当たり中フラグがオンの場合(ステップA3で「NO」)には、現レコードの「TY」をデクリメントするステップA4を実行した後にリターンする。これに対して、大当たり中フラグがオフの場合(ステップA3で「YES」)には、現レコードの「Bアウト」をインクリメントするステップA5、同じく「B持玉」をデクリメントするステップA6を順次実行した後に、客交代フラグがオン状態(=1)にあるか否かを判断する(ステップA7)。尚、この客交代フラグは、後述の説明から明らかになるように、パチンコ台1での遊技者が交代したと判定された場合にオンされるものである。
客交代フラグがオフの場合(ステップA7で「NO」)には、そのままリターンするが、オンの場合には、現レコードの「Bアウト」が100を超えているか否かを判断する(ステップA8)。このステップA8で「YES」と判断される状態は、「売上玉」が発生せずにパチンコ台1での遊技が行われた状態、つまり台移動があった状態(台移動してきた遊技者が移動元からパチンコ玉が入った玉箱9を持ち込んだ状態で遊技を開始した状態)に相当するものであり、このような台移動があったと判断した場合には、客移動処理ルーチンR1aを実行した後にリターンし、客交代フラグ=1の状態でBアウトが100に達していないと判断した場合には、当該ルーチンR1aをジャンプしてリターンする。尚、客交代フラグ=1の状態は、売上信号が発生するまで(後述するステップD1で「YES」と判断されるまで)保持されることになる。
上記客移動処理ルーチンR1aでは、図6に示すように、最新レコードに係るステップB1〜B9及びフラグ変更ステップB10を順次実行した後にリターンする。
この場合、ステップB1では、「遊技者」を台移動の移動元となった遊技者に係るデータ(台番号+遊技者番号)に変更する。ステップB2では、移動元のパチンコ台1についての全ての「箱ID」、「箱玉」を別の記憶領域へ記憶すると共に、自台(該当パチンコ台)と関連付ける。ステップB3では、「移動元台番」、「箱玉」を移動元の該当値に変更する。ステップB4では、移動元の「箱数」、「持玉」を移動元の最終値に変更する。ステップB5では、「箱数」を「移動元箱数」に変更する。ステップB6では、「大当たり回数」を移動元の最終値に変更する。ステップB7では、「最高持玉」を「移動元持玉」に変更する。ステップB8では、「箱玉」に「移動元箱玉」をインクリメントする。ステップB9では、「最終持玉」に「移動元持玉」をインクリメントする。ステップB10では、客交代フラグをオフ状態(=0)に戻す。
図7には、セーフ信号入力処理ルーチンR2の内容が示されている。このルーチンR2では、まず、セーフ信号の入力の有無を判断し(ステップC1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、セーフ信号が入力されたときには、現レコードの「箱玉」及び「最終持玉」をインクリメントし(ステップC2)、「最終持玉」>「最高持玉」の関係にあるか否かを判断する(ステップC3)。このステップC3で「YES」と判断したときには、現レコードの「最高持玉」を「最終持玉」に変更するステップC4を実行した後に、ステップC5へ移行するが、「NO」と判断したときには、ステップC4をジャンプする。尚、上記ステップC3及びC4は、後述する売上信号入力処理ルーチンR3でも行う構成としても良いが、大きな意味を持たないのでセーフ信号入力処理ルーチンR2でのみ行う構成としている。
ステップC5では、大当たり中フラグがオフ状態(=0)にあるか否かを判断するものであり、オンの場合には、現レコードの「TY」をインクリメントするステップC6を実行した後にリターンする。これに対して、大当たり中フラグがオフの場合には、現レコードの「Bセーフ」をインクリメントするステップC7、同じく「B持玉」をインクリメントするステップC8を順次実行した後にリターンする。
図8には、売上信号入力処理ルーチンR3の内容が示されている。このルーチンR3では、まず、売上信号の入力の有無を判断し(ステップD1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、売上信号が入力されたときには、現レコードの「売上玉」、「B持玉」、「箱玉」、「最終持玉」をインクリメントし(ステップD2)、客交代フラグがオン状態(=1)にあるか否かを判断する(ステップD3)。このステップD3で「NO」と判断した場合にはそのままリターンするが、「YES」と判断した場合、つまり、客交代フラグ=1で且つBアウトが100に達していないときに台間玉貸機2での売上が発生した状態(前の玉箱9の収納パチンコ玉がパチンコ玉計数機で計数された状態)と判断した場合には、現レコードの「遊技者」を新たな遊技者に係るデータ(台番号+遊技者番号)に変更する(ステップD4)。この後には、現レコードの「箱数」を「1」に変更するステップD5、同じく「最高持玉」、「大当たり回数」を「0」に初期化するステップD6、客交代フラグをオフ状態(=0)に戻すステップD7を順次実行した後にリターンする。
図9には、大当たり信号入力処理ルーチンR4の内容が示されている。このルーチンR4では、大当たりフラグがオフ状態(=0)にあるか否かを判断し(ステップE1)、オンの場合には、大当たり信号の入力が終了したか否かを判断する(ステップE2)。大当たり信号の入力が継続中と判断した場合にはそのままリターンするが、その入力が停止したと判断した場合には、現レコードの「大当たり回数」をインクリメントするステップE3、大当たりフラグをオフ状態に戻すステップE4を順次実行した後にリターンする。
一方、前記ステップE1で大当たりフラグがオフ状態であると判断した場合には、大当たり信号の入力の有無を判断する(ステップE5)。大当たり信号の非入力状態では、そのままリターンするが、大当たり信号が入力されたと判断したときには、大当たりフラグをオン状態(=1)とするステップE6を実行した後にリターンする。
尚、遊技者は、玉箱9内にパチンコ玉がある状態で遊技を行い、パチンコ台1で大当たりが発生したことに伴い玉箱9を交換することになる。従って、「大当たり回数」をインクリメントするタイミングが、従来の大当たり発生時であると、初回時、玉箱9内にパチンコ玉がない状態で大当たりが発生したときに、大当たり回数の1回目のカウントが行われ、パチンコ玉がある状態で再度大当たりが発生したときに2回目のカウントが行われてから、初めて玉箱9を交換する可能性があり、このため適切なデータ管理が困難になるという問題が発生する。これに対して、ステップE3のように、大当たり信号の入力停止後(大当たり終了後)にカウントする構成であれば、上記のような問題が発生する恐れがなくなる。
図10には、箱ID信号入力処理ルーチンR5の内容が示されている。このルーチンR5では、まず、箱ID信号の入力の有無を判断し(ステップF1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、箱ID信号が入力された場合、つまり、カウンタ8上の所定位置に玉箱9が載置されたときには、入力した箱ID信号により示されるID番号が現レコードの「箱ID」に対応したID番号と一致するか否かを判断し(ステップF2)、一致する場合にはそのままリターンする。
これに対して、両ID番号が不一致の場合、つまり、タグリーダ11から異なるID番号が入力されたときには、「売上玉」、「Bアウト」、「Bセーフ」、「B持玉」、「TY」を「0」とした状態の新規レコードを追加するステップF3、当該レコード中の「箱ID」を入力された箱ID信号に応じたID番号に変更するステップF4を順次実行した後に、大当たりフラグがオフ状態(=1)にあるか否かを判断する(ステップF5)。
大当たりフラグがオンの場合(ステップF5で「NO」)には、現レコードの「箱数」を前レコードの「箱数」に「1」を加えた値に変更するステップF6、現レコードの「箱玉」を「0」に初期化するステップF7、同じく「遊技者」を現遊技者に係るデータ(台番号+遊技者番号)に変更するステップF8、同じく「最高持玉」を前レコードの「最終持玉」に変更するステップF9、同じく「最終持玉」、「大当たり回数」を前レコードの該当値に変更するステップF10を順次実行した後にリターンする。
一方、大当たりフラグがオフの場合(ステップF5で「YES」)には、入力した箱ID信号により示されるID番号が、該当パチンコ台の玉箱使用履歴データ中に存在する箱IDに対応したID番号であるか否かを判断する(ステップF11)。ここで「YES」と判断した場合には、現レコードの「箱数」を前レコードの「箱数」から「1」を差し引いた値に変更するステップF12、現レコードの「箱玉」を該当レコードの値とするステップF13を順次実行した後に、前記ステップF8〜F10を順次実行してリターンする。
ステップF11で「NO」と判断した場合には、入力した箱ID信号により示されるID番号が、該当パチンコ台以外の玉箱使用履歴データ中に存在する箱IDに対応したID番号であるか否かを判断する(ステップF14)。ここで「NO」と判断した場合には、
現レコードの「遊技者」を新たな遊技者に係るデータ(台番号+遊技者番号)に変更するステップF15、同じく「箱玉」を「0」に初期化するステップF16、同じく「箱数」を「1」に変更するステップF17、同じく「最高持玉」、「最終持玉」、「大当たり回数」を「0」に初期化するステップAF18を順次実行した後にリターンする。
これに対して、ステップF14で「YES」と判断した場合には、該当履歴レコードの「箱玉」が「0」以外であるか否かを判断する(ステップF19)。ここで「NO」と判断した場合には、前記ステップF15〜F18を順次実行した後にリターンするが、「YES」と判断した場合には、客交代フラグをオン状態(=1)に切り替えるステップF20、現レコードの「箱玉」、「最終箱玉」を「0」に初期化するステップF21を順次実行した後にリターンする。
一方、呼出ランプユニット3においては、対応するパチンコ台1についての玉箱使用履歴データを管理装置6へ照会することにより、当該パチンコ台1についての遊技者向け玉箱履歴データを液晶表示部3aに表示する構成となっている。図12には、その遊技者向け玉箱履歴データの表示例が示されている。即ち、図12において、液晶表示部3aには、「玉箱履歴」のタイトル、パチンコ台1の台番号と対応付けた状態で、上記玉箱使用履歴データ(図11参照)中の「No.」、「時刻」、「遊技者」、「箱数」、「大当たり回数」、「最高持玉」、「最終持玉」の各項目データを表形式で表示すると共に、その表から抽出した最高持玉数、最高玉箱数、最高大当たり回数を表示し、さらに、台移動に係るデータを表示する構成となっている。
また、呼出ランプユニット3は、上記遊技者向け玉箱履歴データに代えて、図13に示すような遊技者向け玉箱ランキングデータを選択的に表示できる構成となっている。即ち、図13において、液晶表示部3aには、「玉箱ランキング」のタイトルと対応付けた状態で、ランキング順位を示す「No.」、該当日時及び該当台番号を示す「日時:台番号」、玉箱の積み上げ数の最高値を示す「最高箱数」と共に、持ち玉数の最高値を示す「最高持玉」、大当たり発生回数の累計を示す「大当たり回数」、最終的な持玉数を示す「最終持玉」、玉箱の最終的な積み上げ数を示す「最終箱数」の各項目データを表形式で表示する構成となっている。
尚、呼出ランプユニット3の液晶表示部3aでの表示能力の関係で、当該液晶表示部3aに対して、上記のような遊技者向け玉箱履歴データ及び遊技者向け玉箱ランキングデータの表示が困難な場合には、それらの遊技者向けのデータを、LAN7に接続された図示しない集中情報公開端末で表示する構成としたり、或いは、台間玉貸機2に別途設置された比較的表示能力が高い表示端末にて表示したりする構成とすれば良い。また、呼出ランプユニット3の液晶表示部3aでは、対応パチンコ台1の玉箱状況(過去の遊技者向け玉箱履歴データでの最高玉箱数、本日の最高玉箱数、現在の玉箱数など)を表示する構成としても良い。
以上説明した実施例によれば、以下に述べるような作用・効果を奏することができる。
要するに、本実施例によれば、玉箱9がカウンタ8上におけるパチンコ台1と1対1で対応した所定位置に載置されると、タグリーダ11が、当該玉箱9側のIDタグ10に記録されたID番号を読み取るようになり、その読み取りが成功したときには、当該ID番号を含む箱ID信号を管理装置6へ出力するようになる。管理装置6は、箱ID信号の入力状況をパチンコ台1毎に区分して解析することにより、当該パチンコ台1での遊技者の持ち分となる手持ち玉箱数を算出し、その算出結果及びパチンコ台1に係る遊技データを含む玉箱使用履歴データ(図11参照)としてモニタ6aへ出力して表示するようになる。また、パチンコ台1と対応した呼出ランプユニット3では、上記玉箱使用履歴データに基づいて、上述のように算出された手持ち玉箱数に係るデータを含む遊技者向け玉箱履歴データ(図12参照)を液晶表示部3aにおいて表示するようになる。従って、例えば、パチンコ台1での遊技により多量のパチンコ玉を獲得した遊技者が、その傍らに獲得パチンコ玉を収納した状態の玉箱9を積み上げる状況となった場合に、各玉箱9に収納されたパチンコ玉の数とは無関係に、遊技者の持ち分として実際に積み上げられた玉箱9の数についての正確な情報を提供できるようになる。
特に、上述のように呼出ランプユニット3の液晶表示部3aにおいて、管理装置6において算出された手持ち玉箱数に係るデータを含む遊技者向け玉箱履歴データが表示される構成、つまり、当該パチンコ台1での遊技者に係る正確な手持ち玉箱数が表示されるから、遊技者側の利便性を高める上で有益になる。
この場合、管理装置6は、パチンコ台1で大当たりが発生した状態で、タグリーダ11からID番号が異なる箱ID信号が入力された場合(パチンコ台1手前の所定位置に載置状態にあった玉箱9が交換された場合)には、当該パチンコ台1での遊技者の持ち分となる手持ち玉箱数が増加した旨の判断を行うようになる。つまり、このような場合には、パチンコ台1で大当たりが1回発生するのに応じて玉箱9が交換されたものと判断するものであり、結果的に、遊技者の持ち分となった手持ち玉箱数についての情報の正確化を図り得るようになる。
また、管理装置6は、パチンコ台1が大当たり以外の通常状態にある期間に、タグリーダ11からID番号が異なる箱ID信号が入力された場合(パチンコ台1手前の所定位置に載置状態にあった玉箱9が交換された場合)には、当該パチンコ台1での遊技者の持ち分となる手持ち玉箱数が減少した旨の判断を行うようになる。つまり、このような場合には、例えば遊技者の手持ちパチンコ玉数が減少し、それによりパチンコ玉を収納した状態の他の玉箱9が戻されたものと判断するものであり、結果的に、遊技者の持ち分となった手持ち玉箱数についての情報の正確化を図り得るようになる。
さらに、管理装置6は、タグリーダ11からID番号が異なる箱ID信号が入力される毎、つまり、パチンコ台1に対応した所定位置に載置された玉箱9が交換される毎に、当該パチンコ台1に係る稼動データについて記録した新たなレコードを追加することにより、前記玉箱使用履歴データを作成するようになる。従って、遊技場側では,この玉箱使用履歴データに基づいて、玉箱9に係る管理を的確に行い得るようになる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
遊技媒体収納容器の例として、パチンコ玉を収納するための玉箱9を挙げたが、遊技機としてのスロットマシンで使用されるメダル(遊技媒体)を収納するためのメダル貯留箱に適用しても良いことは勿論である。尚、スロットマシンの場合には、カウンタ上にメダル貯留容器を複数個載せることが一般的になっており、タグリーダから複数の箱ID信号が同時に出力された状態となる可能性が高くなる。従って、このような場合には、新しく出力された箱ID信号に対応した新規レコードを玉箱使用履歴データ中に作成し、メダル貯留箱が減るという判断を、タイムアップ或いは該当玉箱がなくなったこと(箱ID信号の非入力状態になったこと)で行う構成とすれば良い。
パチンコ台1が特別遊技状態(大当たり)にあるときに玉箱9が交換された場合に空の玉箱9が追加されたものとして取り扱う構成としたが、玉箱9が交換された後の遊技者側の持ち玉の増加・減少状態を調べることにより追加された玉箱が空であるか否かを判断する構成とすることも可能である。
パチンコ台1での特別遊技状態として、大当たりを例に挙げたが、確変、時短なども特別遊技状態として取り扱う構成としても良い。
玉箱9が持ち込まれた場合(タグリーダ11から箱ID信号が出力された場合)に、「アウト玉数(Bアウト)が100を超えるまでに売上玉が発生したか否かに基づいて当該玉箱9が空であるか否かを判断するようにしたが、そのアウト玉数の値を適宜に変更したり、セーフ玉数が所定値以上増えたか、または、持ち玉の増加・減少に基づいて判断する構成も可能である。
LAN7に接続された図示しないパチンコ玉計数機にタグリーダを設け、そのタグリーダを利用して玉箱9内のパチンコ玉を当該計数機で計数したことを判断するようにしても良い。この場合、計数に供された玉箱9に係る「箱玉」を参照すれば、その計数結果と遊技者側の持ち玉数とを照合できることになる。また、パチンコ玉計数機にてID番号が読み取られた玉箱9については「箱玉」=0とすれば、台移動に係る処理を簡素化することが可能になる。
玉箱9にID番号を記録する手段としてRF−ID方式のIDタグ10を利用する構成としたが、これに代えて、玉箱9に対してのID番号の記録を、バーコードや2次元コードなどの光学的手段、或いはその他の手段により行う構成とすることも可能である。
タグリーダ11は、呼出ランプユニット3や台間玉貸機2に付随した機器として設ける構成としても良く、この構成によれば中継器13が不要になる。
本発明の一実施例を示すシステム全体の概略的構成図 玉箱の斜視図 パチンコ台の設置部分を上方から見た状態を概略的に示す図 管理装置での制御内容を示すフローチャートその1 管理装置での制御内容を示すフローチャートその2 管理装置での制御内容を示すフローチャートその3 管理装置での制御内容を示すフローチャートその4 管理装置での制御内容を示すフローチャートその5 管理装置での制御内容を示すフローチャートその6 管理装置での制御内容を示すフローチャートその7 玉箱使用履歴データの出力例を示す図 遊技者向け玉箱履歴データの表示例を示す図 遊技者向け玉箱ランキングデータの表示例を示す図
符号の説明
1はパチンコ台(遊技機)、2は台間玉貸機、3は呼出ランプユニット、3aは液晶表示部(情報表示手段)、6は管理装置(管理手段)、6aはモニタ(情報表示手段)、8はカウンタ、9は玉箱(遊技媒体収納容器)、10はIDタグ、11はタグリーダ(読取手段)を示す。

Claims (5)

  1. 固有のID番号が記録された遊技媒体収納容器と、
    遊技に伴う入賞に応じて遊技媒体を放出する形式の遊技機毎に設けられ、前記遊技媒体収納容器が前記遊技機と1対1で対応した所定位置にあるときに当該収納容器に記録されたID番号を読み取る読取手段と、
    この読取手段が読み取ったID番号が入力されるように設けられ、そのID番号の入力状況を遊技機毎に区分して解析することにより、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を算出して出力する管理手段と、
    この管理手段からの出力に基づいて、前記遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数を表示する情報表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記遊技機が入賞率を高めた特別遊技状態を所定の確率で発生するように構成されたものであった場合に、前記管理手段は、前記遊技機が前記特別遊技状態にある期間に前記読取手段から異なるID番号が入力されたときに、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が増加した旨の判断を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記遊技機が入賞率を高めた特別遊技状態を所定の確率で発生するように構成されたものであった場合に、前記管理手段は、前記遊技機が前記特別遊技状態以外の通常状態にある期間に前記読取手段から異なるID番号が入力され、その入力されたID番号が当該遊技機での持ち分となる手持ち収納容器に対応するID番号であったときに、当該遊技機での遊技者の持ち分となる手持ち収納容器数が減少した旨の判断を行うことを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記読取手段から異なるID番号が入力される毎に、当該読取手段に対応した遊技機に係る稼動データについて記録した新たなレコードを追加することにより、遊技媒体収納容器についての使用履歴データを作成することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用管理システム。
  5. 前記情報表示手段が、遊技者向けに前記手持ち収納容器数を表示することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の遊技場用管理システム。
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