JP2006271484A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 MPR等の2次元画像上の各部位の動き量や移動方向を容易に把握することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 所定の時間間隔(t)で2次元画像データを順次入手し、時間軸方向に前後する2つの2次元画像のピクセルデータの差分値を計測し、計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出して差分画像を順次作成する。さらに順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像と時間的に遡った差分画像との濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成してディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、医療分野等の画像形成装置に係り、X線CT装置やMRI装置等の断層撮影装置で撮影された画像データを基に、心臓など周期的に動きのある断層像を再構成して、時系列的に変化する画像の各部位の動き量や、その動きの移動方向を把握できるようにした画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、医用診断のためにX線CT装置やMRI装置(磁気共鳴イメージング装置)等の断層撮影装置が利用されている。例えばX線CT装置は、X線を被検体に照射し、スキャンすることで被検体の投影データを収集するもので、この投影データをもとに画像形成処理を行うことで被検体の断層像を再構成することができる。再構成された多数の断層像を一定間隔で位置をずらして垂直方向に積み重ねることで断面画像(MPR画像)が構成される。尚、MPRは、Multiple Planar Reconstructionの略であり、医療分野で一般的に採用されている技術である。
しかしながら、MPR画像の表示は動画データに対応していないため、MPR断面上の時間的変化を表示することはできなかった。特に心臓など周期的に拡張・伸縮を繰り返す撮影対象の断層像を表示する場合は、MPR断面上の複数領域の動き量を比較したり、各領域がどの向きに移動しているかを把握することは難しい状況にある。これは、それぞれの時刻のMPR画像を連続的に表示しただけでは、各領域が一定時間あたりにどれだけ動いたか、どの向きに膨張や収縮しているのかを把握できないからである。
また、特許文献1には、心臓等の周期的に変化する撮影対象についての画像形成技術が記載されており、CTスキャナで撮影された複数の横断画像から生成される冠状断面画像を再構成する場合に、断面画像の輪郭を抽出し、その輪郭の極大ピーク又は極小ピークのいずれか一方の輪郭を基準にしてピーク補間することで、拡張時と縮小時に相当するMPR画像を得るようにしている。
特開2001−340330号公報
一般的なMPR画像表示や、特許文献1に記載の技術では、MPR断面上の複数領域の動き量を確認したり、各領域がどの向きに移動しているかを把握することができないという不都合があった。
本発明は、MPR画像上の各部位の動き量や移動方向を容易に把握することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1によれば、所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手する2次元画像データ入手装置と、前記2次元画像データ入手装置から入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測する差分値計測装置と、前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出し、差分画像を順次作成する差分画像作成装置と、前記差分画像作成装置によって順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像と時間的に遡った差分画像との濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成する差分連続画像作成装置とを具備し、前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
又、本発明の請求項7によれば、所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手する2次元画像データ入手装置と、前記2次元画像データ入手装置から入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測する差分値計測装置と、前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出する閾値処理装置と、前記2次元画像中の複数の部位を特定し、前記抽出したピクセルにそれぞれ前記部位毎に異なる着色処理を施し、複数の色で表現された差分画像を順次作成する差分画像作成装置と、前記差分画像作成装置によって順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像の色と時間的に遡った差分画像の色の濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成する差分連続画像作成装置とを具備し、前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、MPR断面上の複数領域の動きと、その動きの移動方向と、一定時間あたりの移動距離と、その領域がどの部位なのかを容易に判断可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の画像形成装置の全体構成を示す構成図、図2は本発明の主要部の構成を説明するためのブロック図である。
図1において、10は断層撮影装置であり、X線CT装置を例に示している。X線CT装置10は、ガントリ11を有し、このガントリ11内には回転リング12が設けられ、図示しない回転機構によって回転する。回転リング12内には、X線管13と、X線検出器14が対向して配置されており、回転リング12の中心部分は開口して、そこに寝台の天板15に載置された被検体Pが挿入される。
被検体Pを透過したX線はX線検出器14で電気信号に変換され、データ収集部16で増幅され、デジタルデータに変換され、データ伝送装置17を介して投影データが伝送される。また、ガントリ11には、ガントリ駆動部18及びX線制御部19が設けられている。
20はコンピュータシステムであり、データ伝送装置17からのデータが前処理部21に送られる。前処理部21では、信号強度の補正や信号欠落の補正等の処理を行い、投影データをバスライン201上に出力する。バスライン201にはシステムコントローラ22、キーボード等の入力部23、データ記憶部24、再構成処理部25、MPR作成部26等が接続されている。
システムコントローラ22は、コンピュータシステム20の各部の動作や、ガントリ駆動部18及びX線制御部19を制御するものであり、データ記憶部24は、断層画像等のデータを記憶するものであり、再構成処理部25は、投影データに基づいて断層画像データを再構成するものである。また、MPR作成部26は、再構成された断層画像を一定間隔で位置をずらして横断面と垂直方向に積み重ねて断面画像(以下MPR画像)を構成するためのものである。
また、MPR作成部26からの画像データは、本発明の特徴部分である軌跡表示処理部30に供給され、この軌跡表示処理部30では、MPR画像上の各部位の変化領域の軌跡を表示するための処理を行い、ディスプレイ装置40に出力する。ディスプレイ装置40は、システムコントローラ22の制御のもとにMPR作成部26からの画像や、軌跡表示処理部30からの画像を表示することができる。
また、ガントリ11内の被検体Pには、ECG(Electrocardiogram)センサ50が取り付けられ、被検体Pの電気的なECG信号を出力して軌跡表示処理部30に供給するようにしている。
次に本発明の主要部である軌跡表示処理部30の構成を図2を参照して説明する。図2において、31は、画像データ入手装置であり、MPR作成部26からの画像データが入力され、それぞれ時間軸の異なる断層画像データを得るもので、所定の時間間隔(t)ずつ順次異なる2次元画像データを時系列に出力し、各2次元画像データに基づく出力画像をそれぞれT0,T1,T2,T3,T4として表している。例えば現時点の画像T0を基準にすると、T1はT0よりも時間(t)だけ前の画像であり、T2はT0よりも時間(2t)だけ前の画像であり、同様にT3,T4は(3t)及び(4t)だけ前の画像である。
また、32は差分値計測装置であり、前記時間間隔(t)ずつ前後にずれた第1と第2の画像データのピクセル差分値を計測するもので、画像T0とT1のピクセル差分値、T1とT2のピクセル差分値、T2とT3のピクセル差分値、T3とT4のピクセル差分値をそれぞれ計測するものである。この差分値計測装置32の出力は閾値処理装置33に供給され、閾値処理を行い差分値の大きいピクセルを抽出する。
34は、差分画像作成装置であり、閾値処理されたピクセル差分値を基に、それぞれ時間間隔(t)ずつずれた差分画像データを形成するものである。差分画像作成装置34からは、それぞれ差分画像データが出力され、それら差分画像データに基づく差分画像をT11,T12,T13,T14として示している。差分画像T12はT11よりも時間(t)だけ前の差分画像であり、T13はT11よりも時間(2t)だけ前の差分画像、T14はT11よりも(3t)だけ前の差分画像である。
また、35は差分連続画像作成装置であり、差分画像作成装置34から出力されたそれぞれの差分画像を重ね合わせ、かつ差分画像の濃淡を変えて連続的に表示するための処理を行うもので、例えば最新の差分画像を濃く、過去に遡るに従って淡くなるような処理を行い、差分連続画像データを出力して前記ディスプレイ装置40に供給するものである。この場合、差分連続画像をT21,T22,T23,T24として示し、差分連続画像T22はT21よりも時間(t)だけ前の差分連続画像であり、T23はT21よりも時間(2t)だけ前の差分連続画像、T24はT21よりも(3t)だけ前の差分連続画像である。
つまり、差分画像T11と連続差分画像T21は同一のものであり、差分画像T12に差分連続画像T21が重なって差分連続画像T22となる。以下同様に差分画像T13に差分連続画像T22が重なって差分連続画像T23となり、差分画像T14に差分連続画像T23が重なって差分連続画像T24となる。
次に図3〜図6を参照して、図2の軌跡表示処理部30の各部の動作を説明する。図3は、差分値計測装置32の動作を説明するもので、差分値計測装置32により、時間(t)だけ前後にずれた画像T0と画像T1のピクセル毎の差分値が計測され、同様に画像T1と画像T2、画像T2と画像T3、及び画像T3と画像T4のピクセル毎の差分値が計測される。図3では画像T0と画像T1のピクセル毎の差分値の計測結果を例示している。
図4は、閾値処理装置33の動作を説明するもので、差分値計測装置32の計測結果を基に、差分値の大きいピクセルを抽出する。例えば閾値を−30に設定した場合、図4で示すように−30以下のピクセルのみが抽出される。
図5は、差分画像作成装置34の動作を説明するもので、閾値処理装置33からの抽出結果を基に図5に示す差分画像を作成する。つまり、図4で抽出されたピクセルを塗りつぶすことで差分の大きい部分のみを示す画像が作成される。
図6は、差分連続画像作成装置35の動作を説明するものである。差分連続画像作成装置35は、差分画像作成装置34で作成された差分画像T14に、順次T13,T12,T11を重ね合わせ、かつ濃淡処理を行って差分連続画像を作成するもので、最新の差分画像を濃くし、時間的に前の差分画像ほど淡くなるような処理を行う。
例えば図6のように、2つの差分画像を重ね合わせた場合を説明すると、最新の差分画像aは濃く、時間(t)だけ前の差分画像bは淡く表示するための濃淡処理を行う。したがって、時間的に前にある差分画像は徐々に淡くなり、最終的には消えていく。尚、ディスプレイ装置での濃淡の表現は、画像の輝度信号レベル又は、RGB信号のレベルを制御すれば良い。
以上述べた差分画像T14〜T11により、ディスプレイ装置40にどのように差分連続画像が表示されるか図7を用いて説明する。図7は(a)は前述した差分画像T14〜T11を示し、(b)は時間の経過にしたがって、差分連続画像の表示状態がどのように変化するかを示したものである。即ち、図7(b)で示すように、最初は1つの差分画像がそのまま差分連続画像として濃く表示されるが、次の時間(t)の経過後は、新たな差分画像が重ねて表示され、前の差分画像は少し淡くなり、新たな差分画像が濃くなるように合成される。かくして、順次、新たな差分画像が合成される都度、古い差分画像は漸次淡く表示され、最後には消えていくようになる。つまり、MPR画像の差分の変化量が大きい部分の軌跡をリアルタイムに表示することができる。
従って、最新の連続差分画像により、MPR断面上のどの領域がどのように動いたかを的確に目視することができ、断層撮影装置10で撮影した被検体Pの複数の領域の動き量を確認したり、どの向きに移動しているかを把握することが容易にでき、例えば心臓部や血管部が一定時間あたりにどれだけ動いたかを確認することが可能となり、医療診断をする上で有効になる。
図8は本発明の画像形成装置の別の実施形態を示すもので、図2の構成と異なる点は、部位別色分け装置36を追加した点にある。この部位別色分け装置36は、閾値処理装置33で閾値処理を行い、差分値の大きいピクセルを抽出し、その抽出したピクセルに対して色付け処理を行うもので、画像データ入手装置31から取得した画像T0〜T3を基に、画像の部位、例えば心臓、肺、血管等の部位をそれぞれ異なった色で表示するためのものである。
部位の判別は、画像データT0〜T3のピクセル値を判別することによって可能である。即ち、X線CT装置で被検体Pを撮影した場合、例えば心臓部分と肺の部分とでは透過率が異なるため、撮影した画像のピクセル値が各部位によって異なってくる。一般的に、心臓部分に比べて肺部分の透過率の方が高いため、肺部分ではピクセル値が高く、心臓部分はピクセル値が低い。
したがってこのピクセル値の判別結果に基づいて、差分値の大きいピクセルに対して色分けを行うことができる。例えば、心臓部分を赤色系とし、肺の部分を青色系に着色すれば、各部位の識別が容易になる。又、心臓部と血管部とをそれぞれ異なる色で区分するようにしても良い。
図9は、各部位の色分けを行ったときの差分画像の例を示し、図10は差分連続画像を示している。図9,図10では、例えば左側の領域が赤色系で表示され、右側の領域が青色系で表示された例を示している。これにより、心臓部や血管部等が一定時間あたりにどれだけ動いたか、どのように膨張や収縮しているかを色で区分表示することが可能となり、医療診断する上でより有効になる。例えば心臓部を示すピクセルを赤色、肺を示すピクセルを青色に設定したり、心臓部を示すピクセルを紫色、血管部を示すピクセルを赤色等のように色分けすることが可能となる。
尚、上記のように色分けする場合であっても、最新の差分画像を濃く表示し、前の差分画像を淡く表示する点は、先の実施例と同様であり、濃い赤色や淡い赤色等で区分することにより、動き量が大きい部分の軌跡をリアルタイムに表示することができる。
又、心臓部を撮影する場合、心臓は周期的に膨張と収縮を繰り返すため、前記差分値計測装置32での時間差(t)が適正に設定されていないと膨張時と収縮時の差分を計測してしまい、差分画像が粗くなり、細部領域での差分画像を得ることができなくなってしまう。そこで、これを解決するためには、例えばECGセンサ50(図1)からのECG信号を利用して、前記時間(t)を設定するようにすれば良い。
図11は、典型的なECG信号波形(心電図)を示している。図12において、心拍周期は心拍数によって決まり、1心拍周期の期間にP波、Q波、RS波、T波、U波が現れる。心電波形のP波やQ波、RS波の期間は心臓が大きく動いているため、例えばR波の期間の画像とT波の期間の画像との差分をとると適正な差分画像とはならず虚像が発生してしまう。
したがって、ECG信号を利用してタイムスケールを合わせれば適正な差分画像を得ることができる。例えば、比較的緩やかなU波の発生周期に合わせたタイミングで画像データを入手するように前記時間間隔(t)を設定すれば、差分画像は細部の領域での動きを計測可能となる。また、画像データの入手タイミングをR波の発生周期に合わせても良い。このようにECG信号を利用することで、より一層診断のサポートを向上することができる。
尚、場合によっては一部の画像データが欠け、差分抽出用の一方の画像が存在しない場合もあり画像品位が低下することがある。特に同じタイミングの画像データ(例えばU波の周期に一致した画像データ)の一方が存在しないような場合は、的確に差分を抽出することができなくなる。そのような場合は、前後の画像データを用いて補間処理を行い、欠けた画像を再現すればよい。この場合、差分連続画像の表示更新の間隔を一定に保ち、その間隔内で補間処理が終了するようにタイミング調整すると、より一層画像品位が向上する。
このように本発明では、時間的変化領域の軌跡表示を示す差分連続画像をMPR上に連続して表示することができる。
尚、以上の説明に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、ディスプレイ装置40には差分連続画像のみを表示する例を述べたが、画面の左側にMPR画像を表示し、画面の右側に差分連続画像を表示するといった、差分連続画像と他の画像との2画面表示も可能である。又、断層撮影装置として、X線CT装置を利用した例を述べたが、MRI装置等の他の装置も利用可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の実施形態が考えられる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を説明する全体構成図。 同実施形態における軌跡表示処理部の構成を説明するブロック図。 図2の差分値計測装置の動作を説明する説明図。 図2の閾値処理装置の動作を説明する説明図。 図2の差分画像作成装置の動作を説明する説明図。 図2の差分連続画像作成装置の動作を説明する説明図。 図2の軌跡表示処理部の動作を時間の経過に沿って説明する説明図。 本発明の画像形成装置の他の実施形態における軌跡表示処理部の構成を説明するブロック図。 他の実施形態における差分画像作成装置の動作を説明する説明図。 他の実施形態における差分連続画像作成装置の動作を説明する説明図。 ECG信号の波形を説明する波形図。
符号の説明
10…断層撮影装置、
17…データ伝送装置、
20…コンピュータシステム、
21…前処理部、
22…システムコントローラ、
25…再構成処理部、
26…MPR作成部、
30…軌跡表示処理部、
31…画像データ入手装置、
32…差分値計測装置、
33…閾値処理装置、
34…差分画像作成装置、
35…差分連続画像作成装置、
36…部位別色分け装置、
40…ディスプレイ装置、
50…ECGセンサ、
P…被検体。

Claims (12)

  1. 所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手する2次元画像データ入手装置と、
    前記2次元画像データ入手装置から入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測する差分値計測装置と、
    前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出し、差分画像を順次作成する差分画像作成装置と、
    前記差分画像作成装置によって順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像と時間的に遡った差分画像との濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成する差分連続画像作成装置とを具備し、
    前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記2次元画像データは、MPR画像であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記差分連続画像作成装置は、時間的に新しい差分画像ほど濃く表現し、時間的に遡るにしたがって差分画像を淡く表現するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記差分連続画像作成装置は、時間的に新しい差分画像ほど濃い色で表現し、時間的に遡るにしたがって差分画像を同色系の淡い色で表現するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記2次元画像データは断層撮影装置によって被検体を撮影した画像データをもとに入手したものであって、前記所定の時間間隔を前記被検体からのECG信号を利用して設定したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記差分連続画像と、前記2次元画像データによる画像とを同時に前記ディスプレイ装置に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手する2次元画像データ入手装置と、
    前記2次元画像データ入手装置から入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測する差分値計測装置と、
    前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出する閾値処理装置と、
    前記2次元画像中の複数の部位を特定し、前記抽出したピクセルにそれぞれ前記部位毎に異なる着色処理を施し、複数の色で表現された差分画像を順次作成する差分画像作成装置と、
    前記差分画像作成装置によって順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像の色と時間的に遡った差分画像の色の濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成する差分連続画像作成装置とを具備し、
    前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記2次元画像データはX線CT装置で被検体を撮影した画像データをもとに入手したものであって、X線を被検体に投影したときの透過率の相違によって前記複数の部位を特定することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記差分連続画像作成装置は、前記差分画像を複数の部位毎に異なる系統の色で表現し、かつ時間的に新しい差分画像ほど濃い色で表現し、時間的に遡るにしたがって差分画像を淡い色で表現するようにしたことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 前記2次元画像データは断層撮影装置によって被検体を撮影した画像データをもとに入手したものであって、前記所定の時間間隔は、前記被検体からのECG信号を利用して設定したことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  11. 所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手し、
    前記入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測し、
    前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出して差分画像を順次作成し、
    前記順次作成された差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像と時間的に遡った差分画像との濃淡を漸次変化させて差分連続画像を作成し、
    前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示して軌跡表示を行うことを特徴とする画像形成方法。
  12. 所定の時間間隔で2次元画像データを順次入手し、
    前記入手した、時間軸方向に前後する第1,第2の2次元画像のピクセルデータの差分値を計測し、
    前記計測した差分値が予め設定した閾値を超えるピクセルを抽出し、
    前記2次元画像中の複数の部位を特定して前記抽出したピクセルにそれぞれ前記部位毎に異なる着色処理を施し、複数の色で表現された差分画像を順次作成し、
    前記順次作成された前記差分画像を合成し、時間的に新しい差分画像の色と時間的に遡った差分画像の色の濃淡を漸次変化させた差分連続画像を作成し、
    前記差分連続画像をディスプレイ装置に表示することで軌跡表示を行うことを特徴とする画像形成方法。
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