JP2001161679A - 検査対象物の像情報の表示方法 - Google Patents

検査対象物の像情報の表示方法

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JP2001161679A JP2000334070A JP2000334070A JP2001161679A JP 2001161679 A JP2001161679 A JP 2001161679A JP 2000334070 A JP2000334070 A JP 2000334070A JP 2000334070 A JP2000334070 A JP 2000334070A JP 2001161679 A JP2001161679 A JP 2001161679A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断層像を使用した検査対象物の像情報の表示
方法において、スタティックな断層像内に第3のディメ
ンジョンに関する情報を表示することを可能にする。 【解決手段】 ディメンジョンに関してそれらの位置が
区別される或る総数の断層像を発生する過程を含み、こ
の断層像総数の内複数の断層像を着色する過程を含み、
その都度の断層像に、カラーチャート上の位置がディメ
ンジョンに関してその都度の断層像の位置に相応する色
が対応付けられ、複数の断層像を重畳させて合成像を作
成する過程を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば各々の断
層像が他の時間重心点に、または各断層像が位置軸上の
他の位置に対応付けられていることによって、ディメン
ジョンに関するそれらの位置が相違する或る総数の断層
像が発生される過程を含んでいる、断層像を使用した検
査対象物に関する像情報の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法はたとえばコンピュータ
トモグラフィから知られており、検査対象物の内部の変
化を時間及び/又は位置の関数として表す役割をする。
その際に、時間的または位置的な変化に関する情報を取
得するためには多数の断層像が観察されなければならな
いことが欠点である。
【0003】三次元の像の発生により、または断層像の
ダイナミックな映画フィルム状の表示により前記の変化
を表すことは確かに可能であるが、このような表示の評
価は常に簡単であるとは限らない。なぜならば、特にC
T(コンピュータトモグラフィ)装置の利用者はスタテ
ィックな二次元の断層像を評価するのに慣れているから
である。
【0004】米国特許第 5 216 602号明細書から、X線
造影剤の使用のもとに検査対象物の血流をCT像のなか
に、診断上重要な像の個々の画素が基準像の画素と比較
され、そのCT数に関して基準像の相応する画素から偏
倚する診断上重要な像の画素が着色して表示され、色が
偏倚の強さに相応することにより、表すことは公知であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、スタ
ティックな断層像内に第3のディメンジョンに関する情
報を表示することを可能にする冒頭にあげた種類の方法
を提供することである。
【0006】この課題は、本発明によれば、ディメンジ
ョンに関して位置を区別される或る総数の断層像を発生
する過程を含み、この断層像総数の内複数の断層像を着
色する過程を含み、その都度の断層像に、カラーチャー
ト上の位置がディメンジョンに関してその都度の断層像
の位置に相応する色が対応付けられ、複数の着色された
断層像を重畳させて合成像を作成する過程を含んでいる
ことを特徴とする断層像を使用した検査対象物に関する
像情報の表示方法により解決される。
【0007】赤色、緑色および青色に着色された総数3
の断層像を描く場合、ディメンジョンに関して断層像間
に相違が全く存在していないと、着色された断層像の重
畳により白黒像が生ずるであろう。それに対して、3つ
の断層像においてディメンジョンに関して相違が存在し
ているならば、合成像として、ディメンジョンに関して
相違が存在している範囲内では有色であるが、ディメン
ジョンに関して相違が存在していない範囲内では白黒像
である像が生ずる。
【0008】すなわち本発明の場合にはスタティックな
断層像内に追加的なディメンジョンに関する情報が表示
かつ認識されることが明らかになる。
【0009】断層像の着色過程は、この過程が断層像の
全体に関係するものとして理解すべきである。コンピュ
ータトモグラフィにより知られている仕方でマトリック
ス状に配置された画素から構成されている断層像の場
合、このことは、たとえばその都度の画素のもともと存
在している灰色値が類似の赤色により置換されることに
よって、断層像のすべての画素が着色過程に関係してい
ることを意味する。
【0010】本発明の変形例によれば、断層像はそれぞ
れ少なくともほぼ等しい断層面を有し、断層像を区別す
るディメンジョンが時間軸上の時間重心点の位置であ
り、各断層像が他の時間重心点に対応付けられ、それぞ
れ着色すべき断層像に、カラーチャート上の位置が時間
軸上のその都度の断層像の時間重心点の位置に相応する
色が対応付けられる。すなわちこの場合、時間的変化が
色変化により表される。
【0011】時間重心点とはここで、断層像の基礎をな
すデータが取得される時間インターバル内で、断層像の
基礎をなすデータの半分が取得されている時点として理
解されるべきである。
【0012】本発明による方法は、連続的に時間的に相
次いで断層像が発生され、相次ぐ時点で断層像総数の内
それぞれ最後に発生された断層像は付け加えられ、着色
され、断層像総数の内最も早くに発生された断層像は消
し去られ、相次ぐ時点の各々で複数の着色された断層像
が重畳されて合成像を作成するように実施されてよい。
この場合、合成像は連続的に更新される定められた長さ
のそれぞれ時間窓を表す。合成像の解釈可能性を良くす
るために、相次ぐ時点の各々で断層像が、それぞれ先行
の時点で合成像の作成のために重畳された断層像の内最
も遅くに発生された断層像が発生された時点の後に位置
している時点で作成されている合成像への重畳に含めら
れることは有効である。
【0013】合成像は、相次いで合成像に重畳される断
層像の時間重心点が時間軸上でそれぞれ互いに等しい間
隔を有するときに、特に的確な解釈を可能にする。
【0014】それらに少なくともほぼ平行な断層面が相
応する断層像が発生されるならば、合成像の解釈がさら
に簡単になる。
【0015】本発明の別の実施態様によれば、断層像が
異なった断層面を有し、断層像を区別するディメンジョ
ンが位置軸上の断層面の位置であり、それぞれ着色すべ
き断層像に、カラーチャート上の位置が位置軸上のその
都度の断層像の断層面の位置に相応する色が対応付けら
れる。この場合には追加的なディメンジョンとして位置
軸上の断層面の位置が表示される。このことは、合成像
のなかで、重畳された断層像内で合致していない範囲は
有色で表示されることを意味する。それに対して、重畳
された断層像内で合致している範囲は白黒像の形式で表
示される。
【0016】断層面とはここで、断層像の基礎をなすデ
ータの取得の際に走査される検査対象物の層の中心面を
表す面として理解されるべきである。
【0017】ここでも、連続的に位置軸に沿って相次ぐ
位置において断層像が発生され、相次ぐ時点で断層像総
数の内それぞれ最後に発生された断層像は付け加えら
れ、着色され、断層像総数の内最も早くに発生された断
層像は消し去られ、相次ぐ時点の各々で複数の着色され
た断層像が重畳されて合成像を作成するように実施され
てよい。この場合には合成像は、定められた長さの位置
軸上の、連続的に更新されるそれぞれ断片を表す。合成
像の解釈可能性を良くするために、相次ぐ時点の各々で
断層像が、それぞれ先行の時点で合成像の作成のために
重畳された断層像の内最も遅くに発生された断層像が発
生された位置軸に沿う位置に対して作成されている合成
像への重畳に含められることは有効である。
【0018】本発明の別の実施態様では、断層像を区別
するディメンジョンが位置軸上の断層面の位置である場
合に対して、連続的に相次いで複数の異なる断層面に対
して、それぞれ少なくともほぼ等しい時間重心点を有す
る断層像のセットが発生され、それぞれセットの断層像
が着色され、重畳されて合成像を作成し、断層像の新し
いセットが存在すると直ちに、それぞれ新しい合成像が
作成される。この方法は特に、いわゆる多行の検出器を
有し、同時に検出器の各々の行が断層像を発生し得るC
T装置における実行に適している。その場合、合成像内
で色を手がかりにしてたとえば、CTコントロールのも
とでの侵襲の実行の際に医学器具(たとえば穿刺針)が
どの層内に位置しているかが認識される。
【0019】断層像の形態で与えられる情報を最適に利
用し得るように、本発明の変形例によれば、断層像総数
のすべての断層像が着色され、またすべての着色された
断層像が重畳される。
【0020】断層像は直接に発生されなくてもよく、本
発明の実施態様によれば、検査対象物のボリュウムが走
査され、また断層像が走査の際に取得された測定データ
からマルチプレーナ再構成法(MPR)により求められ
ることによっても発生される。この方法は、走査される
ボリュウムの範囲内で任意の断層像が重畳のために利用
されるという利点を与える。
【0021】本発明の好ましい実施態様によれば、総数
の断層像がCT装置、たとえばドイツ特許出願公開第 1
98 00 946号明細書から公知のらせんCT装置により取
得され、追加的なディメンジョンが位置軸に関する断層
面の位置である場合に対しては、位置軸がCT装置のシ
ステム軸に相応する。
【0022】CT装置が米国特許第 5,377,250号明細書
から公知の仕方で検出器要素の複数の行を有する検出器
システムを有する場合に対しては、本発明の別の好まし
い実施態様により、総数の断層像が、検出器要素の複数
の行を有する検出器システムを有するCT装置により発
生され、断層像が検出器要素の異なる行により取得さ
れ、断層像にそれぞれ相応する断層面の位置軸上の位置
がCT装置のシステム軸に関する検出器要素のその都度
の行の位置に相応するように構成されていてよい。この
場合には、たとい重畳すべき断層像がCT装置のシステ
ム軸線に関して異なる位置の断層面を有するとしても、
重畳すべき断層像が同時に、すなわち等しい時間重心点
により、発生される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施例が添付図面に示さ
れている。
【0024】図1および2には本発明による方法を実施
するのに適している第3世代のCT装置が示されてい
る。その全体として参照符号1を付されている測定ユニ
ットは全体として参照符号2を付されているX線源と、
複数の行および列の検出器要素(それらのうちの1つが
図1に参照符号4を付して示されている)の面状アレイ
として構成されている検出器システム5とを有し、X線
源2はその前方に位置する線源付近の放射絞り3(図
2)を有し、検出器システム5はその前方に位置する検
出器付近の放射絞り6(図2)を有する。放射絞り3を
有するX線源2と放射絞り6を有する検出器システム5
とは、図2から明らかな仕方で回転枠7に、CT装置の
作動中にX線源2から出発して設定可能な放射絞り3に
より絞られたピラミッド状のX線束(その縁放射が参照
符号8を付されている)が検出器システム5上に当たる
ように、互いに向かい合って取付けられている。放射絞
り6は放射絞り3により設定されたX線束の横断面に相
応して、X線束により直接的に当てられる検出器システ
ム5の範囲のみが露出されているように設定されてい
る。これらは図1および図2に示されている作動状態で
検出器要素の4つの行である。放射絞り6により覆われ
る検出器要素の別の行が存在していることは図2に点々
で示されている。
【0025】回転枠7は図示されていない駆動装置によ
り、参照符号Zを付されているシステム軸線を中心にし
て回転させられる。システム軸線Zは図1に示されてい
る空間的直交座標系のz軸に平行に延びている。
【0026】検出器システム5の列は同じくz軸の方向
に延びており、それらの幅bがz軸の方向に測られてた
とえば1mmである行はシステム軸線Zまたはz軸に垂
直に延びている。
【0027】検査対象物(たとえば患者)をX線束の放
射路内にもたらし得るように、システム軸線Zに平行
に、すなわちz軸の方向に移動可能な寝台装置9が設け
られている。
【0028】寝台装置9上に位置している検査対象物
(たとえば患者)の検査を実行するために、システム軸
線Zを中心にした測定ユニット1の運動の下に種々の投
影方向から多数の投影が撮影されることによって、検査
対象物の走査が行われる。すなわち検出器システム5か
ら供給される測定データは多数の投影を含んでいる。
【0029】検査対象物の検査中に検出器システム5の
各行の検出器要素から並列に読出される相応の測定デー
タはシーケンサ10で直列化され、像コンピュータ11
に伝達される。
【0030】像コンピュータ11の前処理ユニット12
での測定データの前処理の後に、その結果としてのデー
タストリームが断層像再構成ユニット13に到達し、こ
の断層像再構成ユニットが測定データから検査対象物の
所望の層の断層像を当業者に知られている方法に従って
再構成する。
【0031】断層像再構成ユニット13により再構成さ
れた断層像はメモリ14に記憶され、後処理ユニット1
5を介して、像コンピュータ11に接続されており断層
像を表示する表示ユニット(たとえばビデオモニタ)1
6に到達する。
【0032】X線源(たとえばX線管)2は発生器ユニ
ット17から必要な電圧および電流を供給される。これ
らをそれぞれ必要な値に設定し得るように、発生器ユニ
ット17には必要な設定を可能にするキーボード19を
有する制御ユニット18が付設されている。
【0033】CT装置のその他の操作および制御も制御
ユニット18およびキーボード19により行われる。こ
のことは,制御ユニット18が像コンピュータ11と接
続されていることにより示されている。
【0034】寝台装置9上に位置している検査対象物
(たとえば患者)の検査を実行するために、システム軸
線Zを中心にした測定ユニット1の運動の下に種々の投
影方向から多数の投影が撮影されることによって、検査
対象物の走査が行われる。すなわち検出器システム5か
ら供給される測定データは多数の投影を含んでいる。
【0035】CT装置は検査対象物の走査に関して種々
の作動形式が可能である。 a)寝台装置9が静止している際に測定ユニット1が設
定可能な期間中連続的にシステム軸線Zを中心にして回
転する。検出器システム5の単一の行から供給される測
定データから断層像再構成ユニット13が或る総数の断
層像を再構成し、これらの断層像がメモリ14に記憶さ
れる。これらの断層像は位置軸(すなわちシステム軸
Z)上のそれらの断層面の位置に関しては互いに区別さ
れないが、他のディメンジョン(すなわち時間軸上の個
々の断層像の時間重心点の位置)に関しては互いに区別
される。 b)a)のように、ただし断層像再構成ユニット13が
検出器システム5の複数の行の測定データから断層像を
計算するという相違をもって、断層像再構成ユニット1
3が断層像を計算し、これらの断層像がメモリ14に記
憶される。検出器システム5の異なる行に由来する断層
像は1つのディメンジョン(すなわちそれらの断層面の
位置)に関して、詳細にはz方向に測られた検出器シス
テムの行の互いの間隔に相応して、互いに区別される。
なぜならば、システム軸線Z上の断層像の断層面の位置
はCT装置のシステム軸線Zに関する検出器システム5
のその都度の行の位置に相応するからである。検出器シ
ステム5のそれぞれ等しい行に由来する断層像はそれぞ
れシステム軸線Z上の等しい位置を有する。しかし個々
の検出器行に対して求められた断層像は他のディメンジ
ョン(すなわち時間軸上のそれらの時間重心点の位置)
に関して互いに区別される。 c)寝台装置9が静止している際に測定ユニット1がシ
ステム軸線Zの周りを、測定ユニット1により捕捉され
た検査対象物の範囲を完全に走査するために十分な角度
だけ傾けられ、続いて、測定ユニット1が静止している
際に寝台装置9がシステム軸線Zの方向に、検出器シス
テム5の検査の際に能動的な1つの行のz方向の幅また
は検出器システム5の検査の際に能動的な複数の行のz
方向の幅に相応する寸法だけずらされ、それに続いて測
定ユニット1が、寝台装置9が静止している際に、新た
に前記の角度だけ傾けられる。これは、検査対象物の所
望のボリュウム範囲が走査され終わるまで、繰り返され
る。その際に検出器システム5から供給される測定デー
タから断層像再構成ユニット13が或る総数の断層像を
計算する。これらの断層像は、相応の測定データが測定
ユニット1に対して相対的な寝台装置9の異なる位置に
おいて取得されたこと、また場合によっては検出器シス
テム5の異なる行に由来することを顧慮して、1つのデ
ィメンジョン(すなわちシステム軸線Z上のそれらの断
層面の位置)に関して互いに区別される。断層像はさら
に、相応の測定データが測定ユニット1に対して相対的
な寝台装置9の異なる位置において取得される限りは、
別のディメンジョン(すなわち時間軸上のその時間重心
点の位置)に関して互いに区別される。 d)測定ユニット1が設定可能な期間中にシステム軸線
Zを中心にして回転し、同時に寝台装置9が測定ユニッ
ト1に対して相対的にシステム軸線Zの周囲方向に連続
的にずらされる。その際、回転枠7の回転運動と寝台装
置9の並進運動との同期は、回転枠の1回転あたりの寝
台装置の送りhに関して所望の値が選ばれることによっ
て、並進運動と回転運動との比が一定であり、この一定
の比が設定可能であるという意味で存在している。X線
源2の焦点Fは検査対象物から見て図1に参照符号Sを
付されているらせん軌道上をシステム軸線Zを中心にし
て運動する。検出器システム5から供給された測定デー
タから断層像再構成ユニット13が公知の内挿方法によ
ってプレーナなデータセットを取得し、これらのデータ
セットに基づいて断層像再構成ユニット13が断層像を
計算し、メモリ14に記憶する。これらの断層像は第1
のディメンジョン(すなわちシステム軸線Z上のそれら
の断層面の位置)に関しても、第2のディメンジョン
(すなわち時間軸上のそれらの時間重心点の位置)に関
しても互いに区別される。
【0036】通常シーケンス又はらせん走査と呼ばれる
c)、d)による進行の仕方は本発明による方法と結び
付けて特に、完全に無運動であり、または少なくとも検
査される範囲内で無運動である検査対象物または検査対
象物範囲に対して適している。なぜならば、この仮定の
もとに時間軸上の断層像位置の相違が無視され、断層像
が1つのディメンジョン(すなわちシステム軸線Z上の
それらの断層面の位置)に関してのみ互いに区別される
からである。
【0037】a)による進行の仕方の場合には、プレー
ナなデータセットのみが取得されるので、断層像は単一
の、走査過程により定められる層に関してのみ求められ
るが、このことはb)〜d)による進行の仕方の場合に
は当てはまらない。ここではすなわちb)、c)による
進行の仕方の場合には直接的な経路で、d)による進行
の仕方の場合には内挿の経路でまたはシステム軸線Zに
関するそれらの位置に関して区別されるプレーナなデー
タセットが取得され、これらのデータセットを像コンピ
ュータ11がボリュウムデータセットにまとめる。b)
ないしd)による進行の仕方の場合にはこうして、選択
的にプレーナなデータセットから相応の層の断層像を再
構成する、または公知のマルチプレーナな再構成の方法
(MPR)によりボリュウムデータセットからそれらの
断層面の任意の空間的位置を有する断層像を再構成する
可能性が存在する。
【0038】走査が個々にb)により行われたか、C)
により行われたか、またはd)により行われたか、どの
ように断層像が求められたかに無関係に、本発明による
方法の第1の実施例に相応するCT装置の第1の作動モ
ードでは、メモリ14に1つのディメンジョン(すなわ
ちシステム軸線Zに関する相応の断層面の位置)に関し
て互いに区別される或る総数の断層像が記憶される。こ
れらの像を後処理ユニット15が、それがその都度の断
層像に、像コンピュータ11に記憶されているカラーチ
ャート上の位置がディメンジョンに関してその都度の断
層像の位置に相応する色を対応付けることによって、着
色する。こうして着色された像を後処理ユニット15が
重畳させて合成像を作成し、これを表示ユニット16上
に表示する。
【0039】すべての着色かつ重畳された断層像が同一
であったならば、カラーチャートに関係して、画素が均
一の色を有する合成像が生ずるであろう。像情報は画素
のその都度の明るさに含まれている。好ましくは断層像
の着色は、同一の断層像が存在するという理論的な場合
に対して合成像として白黒像(すなわち灰色像)が生ず
るように行われる。
【0040】少なくとも生体の、特に生きている検査対
象物の場合には、断層像は実際上一般に同一ではないの
で、重畳により、断層像が同一である範囲内では白黒像
であり、少なくとも1つの断層像が他の断層像から偏倚
する範囲内では有色である合成像が生じ、従って合成像
は、通常の仕方で断層像に含まれている情報を越えて、
別のディメンジョンに関する情報(すなわちz方向の情
報)を含んでいる。
【0041】合成像の一義的な解釈は、検査対象物が総
数の断層像により捕捉された範囲内で外面的にも内面的
にも動かないときにのみ可能であることは理解される。
【0042】図3〜5は例として、断層面がシステム軸
線Zに沿う異なる位置を有する或る総数の断層像の内3
つの断層像を示し、図3はシステム軸線Zに沿うそれら
のその都度の位置に相応して分類された断層像の最初の
断層像を、図4はそれらの中間の断層像を、図5はそれ
らの最後の断層像を示す。まだ着色されていない断層像
は人間の検査対象物の腰椎20を着色前の横断面で示
す。
【0043】図6は合成像を示し、有色表示の際には強
く有色で現れるであろうが、図6の白黒表示の結果とし
て認識されなかった合成像の範囲は交叉ハッチングまた
は斜めハッチングにより示されている。交叉ハッチング
は黄ないし赤の色調に、斜めハッチングは青ないし紫の
色調に相応する。
【0044】カラーチャートは、赤ないし黄の色調が、
断層像総数の内始めに位置している断層像が捕捉されて
いる検査対象物の範囲内に重心点が位置している構造に
相応し、青ないし紫の色調が、断層像総数の内終わりに
おける断層像に現れる検査対象物の範囲に位置している
構造に相応し、他方において緑の色調が、総数の断層像
の中間の断層像に表示されている検査対象物の範囲にの
み存在している構造に相応するように選ばれている。
【0045】すなわち合成像を手がかりにして、合成像
で見ることができる2つの肋骨21が断層像の断層面へ
の適当な経過、すなわち肋骨21が断層像総数の内早い
ほうの断層像では断層像総数の内遅い方の断層像よりも
内側に現れるような経過を有していなければならないこ
とが明らかになる。さらに、左上で椎体22に接してお
り、断層像総数の内早い方の断層像では遅い方の断層像
よりも強く存在している不特定の構造23が存在してい
ることが明らかになる。
【0046】合成像の青ないし紫の範囲に関しては、一
方では、脊椎突起24が断層像総数の内遅い方の断層像
で断層像の断層面に傾けられている経過に基づいて断層
像総数の内早い方の断層像よりも明白に写像されている
ことが明らかになる。さらに合成像において、脊柱管内
に位置している脊髄26から分岐している神経束の通過
を許す椎体22の2つの開口25を見ることができる。
その際に青の着色の結果として、これらの開口25が断
層像総数の内早い断層像で捕捉され、他方において断層
像総数の内遅い断層像が既に開口25の縁範囲を示すこ
とが明らかになる。
【0047】すなわち合成像を手がかりにして、既に説
明されたように、本発明による方法によれば、断層像内
に別のディメンジョン(ここではシステム軸線Zに沿う
構造の位置)を表すことが可能であることが明らかにな
る。
【0048】本発明による方法の第2の実施例に相応す
る作動モードでは、進行の仕方a)またはb)による検
査対象物の走査の際に、時間軸上の時間重心点の位置に
関しては互いに区別されるが、システム軸線Z上のそれ
らの断層面に関しては合致している断層像が後処理ユニ
ット15により重畳されて合成像を作成し、表示ユニッ
ト16上に表示される。重畳の前に後処理ユニット15
が断層像を、同じく像コンピュータ11に記憶されてい
るカラーチャート上の位置が時間軸上のその都度の断層
像の時間重心点の位置に相応する色に着色する。
【0049】以上の説明から、合成像内で、動く構造、
従って断層像総数の少なくとも1つの断層像内で相い異
なる位置に写像されている構造がそれらの色により認識
可能であることが明らかになる。たとえばカラーチャー
トは、赤ないし黄の着色が断層像総数により捕捉される
時間の開始時のその都度の構造の位置を表し、青ないし
紫の着色が断層像総数により捕捉される時間の終了時の
構造の位置を表し、緑の着色が断層像総数により捕捉さ
れる時間の中間範囲のその都度の構造の位置を表すよう
に選ばれている。
【0050】本発明による方法の前記の両実施例のいず
れに従ってCT装置が動作するかに無関係に、説明され
た実施例の場合には、設定された期間中に連続的に時間
的に相次ぐ断層像、またはシステム軸線Zに沿うそれら
の位置が相次ぐ断層像が発生されるが、期間中に発生さ
れるすべての断層像が単一の合成像に重畳されない場合
に対して、メモリ14に相次ぐ時点でそれぞれ最後に発
生された断層像がメモリ14に記憶されている断層像総
数に付け加えられ、断層像総数の内最も早くに発生され
た断層像は消し去られる。その場合に表示ユニット14
上に表示される合成像が最新の利用可能な情報を表すよ
うに、後処理ユニット15は合成像を形成するために、
それぞれ常に最後に発生された断層像を含んでいる断層
像総数を取り入れる。
【0051】たとえばマルチプレーナな再構成の応用の
場合に対しては像コンピュータ11により、相次ぐ時点
の各々において、その時間重心点がそれぞれ先行の時点
で合成像への重畳に新たに組み入れられた時間重心点の
後に位置している断層像が合成像への重畳に新たに組み
入れられることが保証される。
【0052】同じくCT装置の現在の作動状態で応用さ
れる本発明による方法の実施例に無関係に、説明される
実施例の場合には断層像が、時間軸上及び/又は位置軸
上でそれぞれ等しい相互間隔を有するように連続的に発
生される。
【0053】本発明による方法の第3の実施例に相応す
るCT装置の第3の作動モードでは、b)による検査対
象物の走査が、連続的に相次いで複数の異なる断層面に
対して断層像のセットが発生され、それらの断層像がそ
れぞれ少なくともほぼ等しい時間重心点を有する、すな
わちセットの断層像の基礎をなす測定データは検出器シ
ステム5の異なる行に由来する。セットの断層像はメモ
リセル14に記憶され、後処理ユニット15により着色
され、後処理ユニット15はその都度の断層像に、像コ
ンピュータ11に記憶されている別のカラーチャート上
の位置がシステム軸線Z上のその都度の断層像の断層面
の位置に相応する色を対応付ける。1つのセットのこう
して着色された像を後処理ユニット15が重畳させて合
成像を作成し、それに関して断層像が互いに区別される
範囲に有色で現れる。
【0054】その場合、合成像内でたとえば穿刺針の位
置が検査対象物の走査されるボリュウムのなかで認識さ
れる。穿刺針が均一の色で表示されている場合に対し
て、このことは、穿刺針が単一の断層像にのみ現れるこ
とを意味し、針の色はシステム軸線Zに沿う針の位置を
示し、または穿刺針がそのなかに現れる断層像を示す。
合成像の穿刺針が多色で表示されているならば、穿刺針
が表示されている色列から、どの断層像に穿刺針が現
れ、位置軸に対して相対的に穿刺針がどの角度を近似的
に占めるかが認識される。
【0055】合成像を更新するために、たとえば穿刺針
の位置を連続的に監視し得るようにするため、断層像の
新しいセットが発生されると直ちに、このセットの断層
像がメモリ14に記憶され、後処理ユニット15により
着色され、重畳されて新しい更新された合成像を作成
し、この合成像が先行の合成像の代わりに表示ユニット
16上に表示される。
【0056】説明される実施例の場合には、同じくそれ
ぞれ応用される本発明による方法の実施例に無関係に、
断層像は少なくともほぼ平行な断層面を有する。これは
図1および2によるCT装置の構成により保証され、合
成像の解釈可能性を容易にする。
【0057】断層像の発生の際にマルチプレーナな再構
成の方法が使用されないならば、説明される実施例の場
合に、図1および2によるCT装置の構成により、断層
像の断層面が少なくともほぼ位置軸(すなわちシステム
軸線Z)に直角に交わる。
【0058】マルチプレーナな再構成法を応用する場
合、説明された実施例の場合に、断層像は、それらの断
層面が位置軸に少なくともほぼ直角に交わるような仕方
で発生される。しかしその場合に位置軸は必ずしもシス
テム軸線Zと同一でなくてよく、たとえばこれに対して
傾けられて延びていてよい。
【0059】本発明による方法のどの実施例に従ってC
T装置が動作するかに無関係に、像コンピュータ11に
おいてすべての発生された断層像が少なくとも一時的に
メモリ14に断層像総数の内1つの断層像として記憶さ
れている、それぞれメモリ14内に存在しているすべて
の断層像が後処理ユニット15により着色される、それ
ぞれ後処理ユニット15により着色されるすべての断層
像が重畳されて合成像を作成する作動の仕方が選ばれ
る。
【0060】しかし、それと異なって、特定の断層像が
メモリ14への記憶のために利用されない、及び/又は
メモリに記憶された特定の断層像が後処理ユニット15
により着色されない、及び/又は特定の着色された像が
合成像を作成する重畳の際に考慮に入れられない作動の
仕方も可能である。
【0061】像コンピュータ11の構成は、以上に説明
された実施例の場合には、前処理ユニット12、断層像
再構成ユニット13、メモリ14および後処理ユニット
15がハードウェア構成要素であるものとして説明され
ている。実際にもそうであってよいが、通常は上記の構
成要素は必要なインタフェースを設けられている汎用コ
ンピュータで実行されるソフトウェアモジュールにより
実現されていてよい。このコンピュータは、図1と異な
って、その場合に不必要な制御ユニット18の機能をも
引き受けることができる。
【0062】説明された実施例の場合のCT装置は、z
方向に測られた幅が等しい大きさであるたとえば1mm
の行を有する検出器システム5を有する。それと異なっ
て、相い異なる幅の行を有する検出器システムが設けら
れていてもよい。すなわちたとえば各1mm幅の2つの
内側の行と、これらの両側に2mm幅の各1つの行とが
設けられていてよい。
【0063】説明された実施例の場合には測定ユニット
1と寝台装置9との間の相対的運動はそれぞれ、寝台装
置9がずらされることにより発生される。しかし本発明
の枠内で、寝台装置9を位置固定とし、その代わりに測
定ユニット1をずらすことも可能である。さらに本発明
の枠内で、必要な相対的運動を測定ユニット1および寝
台装置9の双方をずらすことにより発生することも可能
である。
【0064】以上に説明された実施例と関連して第3世
代のCT装置、すなわち、X線源および検出器システム
が像発生中に共通にシステム軸線を中心にして移動され
るCT装置が使用される。しかし本発明は、X線源のみ
がシステム軸線を中心にして移動され、位置固定の検出
器リングと共同作用する第4世代のCT装置と関連して
も、検出器システムが検出器要素の面状アレイであるか
ぎり、使用され得る。
【0065】本発明による方法は第5世代のCT装置、
すなわち、X線放射が焦点からではなく、システム軸線
を中心にして移動される1つまたは複数のX線源の複数
の焦点から出発するCT装置においても、検出器システ
ムが検出器要素の面状のアレイを有するかぎり、使用さ
れ得る。
【0066】以上に説明された実施例と関連して使用さ
れるCT装置は長方形マトリックスの形式で配置されて
いる検出器要素を備えた検出器システムを有する。しか
し本発明は、その検出器システムが他の仕方で面状アレ
イに配置されている検出器要素を備えたCT装置と関連
しても使用され得る
【0067】本発明の応用はコンピュータトモグラフィ
に制限されていない。本発明はそれどころか他の断層像
撮影方法、たとえば磁気共鳴トモグラフィ、超音波トモ
グラフィなどと結び付けても使用され得る。
【0068】以上に説明された実施例は本発明による方
法の医学的応用に関するものである。しかし本発明は医
学のほかにたとえば荷物検査の際または材料検査の際に
も応用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方向を実行するのに適したCT装
置を示す概略図。
【図2】図1による装置の縦断面図。
【図3】本発明による方法に従って処理すべき断層像を
示す写真図。
【図4】本発明による方法に従って処理すべき断層像を
示す写真図。
【図5】本発明による方法に従って処理すべき断層像を
示す写真図。
【図6】本発明による方法に従って図3〜5による断層
像の着色および重畳により作成された合成像を示す写真
図。
【符号の説明】
1 測定ユニット 2 X線源 3 放射絞り 4 検出器要素 5 検出器システム 6 放射絞り 7 回転枠 8 縁放射 9 寝台装置 10 シーケンサ 11 像コンピュータ 12 前処理ユニット 13 断層像再構成ユニット 14 メモリ 15 後処理ユニット 16 表示ユニット 17 発生器ユニット 18 制御ユニット 19 キーボード 20 腰椎 21 肋骨 22 椎体 23 構造 24 脊椎突起 25 開口 26 脊髄 b 幅 F 焦点 h 送り S らせん Z システム軸線 x、y、z 座標系

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディメンジョンに関して位置を区別され
    る或る総数の断層像を発生する過程を含み、 この断層像総数の内複数の断層像を着色する過程を含
    み、その都度の断層像に、カラーチャート上の位置がデ
    ィメンジョンに関してその都度の断層像の位置に相応す
    る色が対応付けられ、 複数の着色された断層像を重畳させて合成像を作成する
    過程を含んでいることを特徴とする検査対象物の像情報
    の表示方法。
  2. 【請求項2】 断層像がそれぞれ少なくともほぼ等しい
    断層面を有し、断層像を区別するディメンジョンが時間
    軸上の時間重心点の位置であり、各断層像が他の時間重
    心点に対応付けられ、それぞれ着色すべき断層像に、カ
    ラーチャート上の位置が時間軸上のその都度の断層像の
    時間重心点の位置に相応する色が対応付けられることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 連続的に時間的に相次いで断層像が発生
    され、相次ぐ時点で断層像総数の内それぞれ最後に発生
    された断層像は付け加えられて、着色され、断層像総数
    の内最も早くに発生された断層像は消し去られ、相次ぐ
    時点の各々で複数の着色された断層像が重畳されて合成
    像を作成することを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 相次ぐ時点の各々で断層像が、それぞれ
    先行の時点で合成像の作成のために重畳された断層像の
    内最も遅くに発生された断層像が発生された時点の後に
    位置している時点で作成されている合成像への重畳に含
    められることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 断層像が、時間軸上でそれぞれ互いに等
    しい間隔を有するように連続的に発生されることを特徴
    とする請求項3乃至4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 断層像が、位置軸上でそれぞれ互いに等
    しい間隔を有するように連続的に発生されることを特徴
    とする請求項2乃至5の1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 少なくともほぼ平行な断層面に相応する
    断層像が発生されることを特徴とする請求項1乃至6の
    1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 断層面が少なくともほぼ位置軸に直交す
    る断層像が発生されることを特徴とする請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 断層像が異なった断層面を有し、断層像
    を区別するディメンジョンが位置軸上の断層面の位置で
    あり、それぞれ着色すべき断層像に、カラーチャート上
    の位置が位置軸上のその都度の断層像の断層面の位置に
    相応する色が対応付けられることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 連続的に位置軸に沿って相次ぐ位置に
    おいて断層像が発生され、相次ぐ時点で断層像総数の内
    それぞれ最後に発生された断層像は付け加えられ、着色
    され、断層像総数の内最も早くに発生された断層像は消
    し去られ、相次ぐ時点の各々で複数の着色された断層像
    が重畳されて合成像を作成することを特徴とする請求項
    9記載の方法。
  11. 【請求項11】 相次ぐ時点の各々で断層像が、それぞ
    れ先行の時点で合成像の作成のために重畳された断層像
    の内最も遅くに発生された断層像が発生された位置軸に
    沿う位置に対して作成されている合成像への重畳に含め
    られることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 断層像が、位置軸上でそれぞれ互いに
    等しい間隔を有するように連続的に発生されることを特
    徴とする請求項10または11記載の方法。
  13. 【請求項13】 少なくともほぼ平行な断層面に相応す
    る断層像が発生されることを特徴とする請求項9乃至1
    2の1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】 断層面が少なくともほぼ位置軸に直交
    する断層像が発生されることを特徴とする請求項12記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 断層像が、時間軸上でそれぞれ互いに
    等しい間隔を有するように連続的に発生されることを特
    徴とする請求項9乃至14の1つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 連続的に相次いで複数の異なる断層面
    に対して、それぞれ少なくともほぼ等しい時間重心点を
    有する断層像のセットが発生され、それぞれ1つのセッ
    トの断層像が着色され、重畳されて合成像を作成し、断
    層像の新しいセットが存在すると直ちに、それぞれ新し
    い合成像が作成されることを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 断層像のセットが、位置軸上でそれぞ
    れ互いに等しい間隔を有するように連続的に発生される
    ことを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 少なくともほぼ平行な断層面を有する
    断層像のセットが発生されることを特徴とする請求項1
    6又は17記載の方法。
  19. 【請求項19】 断層面が少なくともほぼ位置軸に直交
    する断層像が発生されることを特徴とする請求項16又
    は17記載の方法。
  20. 【請求項20】 断層像総数のすべての断層像が着色さ
    れることを特徴とする請求項1乃至19の1つに記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 すべての着色された断層像が重畳され
    ることを特徴とする請求項1乃至20の1つに記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 検査対象物のボリュウムが走査され、
    断層像が走査の際に取得された測定データからマルチプ
    レーナ再構成法(MPR)により求められることによっ
    て、総数の断層像が発生されることを特徴とする請求項
    1乃至21の1つに記載の方法。
  23. 【請求項23】 総数の断層像がCT装置により取得さ
    れることを特徴とする請求項1乃至22の1つに記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 総数の断層像がCT装置により取得さ
    れ、位置軸がCT装置のシステム軸に相応することを特
    徴とする請求項6乃至19の1つに記載の方法。
  25. 【請求項25】 総数の断層像が、複数の行の検出器要
    素を備えた検出器システムを有するCT装置により発生
    され、断層像が検出器要素の異なる行により取得され、
    断層像にそれぞれ相応する断層面の位置軸上の位置がC
    T装置のシステム軸に関する検出器要素のその都度の行
    の位置に相応することを特徴とする請求項23又は24
    記載の方法。
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