JP2006271056A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同心状に配置された複数の電機子の位相を変えることで可変速制御を容易に行えるとともに、比較的簡単な構成でもって回転子5の両端を確実に支持して剛性を高めた回転電機を提供する。
【解決手段】 複数相の電機子巻線12,22を有する複数の電機子1,2と、永久磁石53を有する回転子5とを備え、各電機子1,2は、互いに同心状に配置されるとともに、周方向の電気的位相が互いに変化するように相対的に回動可能に設けられ、かつ、各相毎の電機子巻線12,22が各電機子1,2間で直列に接続されており、これらの電機子1,2よりも内側に回転子5が同心状に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可変速永久磁石式の回転電機に関する。
従来、可変速永久磁石式の回転電動機として、電機子の電気的位相を変えるために、回転子を挟むように回転子の内周側と外周側にそれぞれ電機子を設置したダブルアマチュア方式のものが提供されている(例えば特許文献1参照)。
すなわち、この特許文献1では、回転子の内周側と外周側にそれぞれ電機子を同心状に配置し、これらの電機子の周方向の相対的な位置を可変にして、電機子上で鎖交する磁界の合成値が、最大値とならず互いに弱め合うように制御する、いわゆる弱め磁界制御により、高速度域で電機子巻線に誘起される合成電圧を下げて印加可能な電圧値を越えないように運転できるようにし、これによって、可変速運転制御を容易に行うとともに、電気的制約を少なくして設計の自由度を高めるようにしている。
特開2003−9486号公報
従来、このような2つの電機子を有するダブルアマチュア方式の回転電機にあっては、回転子の外周側のみならず内周側にも固定子側の電機子が存在するので、通常、回転子を片持ち支持した構造となっている。そのため、回転子の回転を安定保持することが難しい。つまり、回転子の軸長の短い場合にはこのような片持ち支持構造を適用することが容易であるが、回転子の軸長が長くなると安定保持が難しい。そこで、従来技術では、回転子の回転を安定保持するために、回転子の両端にベアリング等の軸受けを設けて支持する構造とすることも試みられているが、支持構造が極めて複雑になるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、複数の電機子の電気的位相を相対的に変化させることで可変速制御を容易に行えるとともに、比較的簡単な構成でもって回転子の両端を確実に支持して剛性を高めることが可能な回転電機を提供することを目的とする。
本発明に係る回転電機は、永久磁石を用いた可変速の回転電機であって、複数相の電機子巻線を有する複数の電機子と、永久磁石を有する回転子とを備え、上記各電機子は、互いに同心状に配置されるとともに、周方向の電気的位相が変化するように相対的に回動可能に設けられ、かつ、上記各相毎の電機子巻線が各電機子間で直列に接続されており、これらの電機子よりも内側に上記回転子が同心状に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、同心状に配置された複数の電機子の周方向の電気的位相を相対的に変化させることで可変速制御を容易に行うという利点をそのまま維持しながら、回転子の両軸で軸受け等を用いた支持構造を採用できるため、回転子の剛性が高くなり、一般的な回転電機である軸長の長いものにも容易に適用することが可能になる。
以下、本発明を可変速永久磁石式の回転電動機に適用した場合の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における可変速永久磁石式の回転電動機を示す横断面図、図2は同回転電動機の縦断面図である。
この実施の形態1の可変速永久磁石式の回転電動機は、第1の電機子1と、その内側の第2の電機子2とを有し、これらの電機子1,2が僅かな隙間3を介して互いに同心状に配置されるとともに、これらの電機子1,2のさらに内側に磁気的空隙4を介して回転子5が同心状に配置されている。なお、ここでの回転電動機は、8極6スロットのものであるが、本発明は、このような極数やスロット数に限定されるものではない。
第1の電機子1は、円筒状のコアバック11aの内周面の周方向に沿って所定ピッチでティース11bが形成されてなる電機子鉄心11を有し、各ティース11b間には各相毎に電機子巻線12が配置されて構成されている。そして、この第1の電機子1は、ハウジング6の内面周に固定されている。
また、第2の電機子2は、複数相の電機子巻線22を有しており、これらの電機子巻線22は例えばモールド樹脂などの非磁性で非導電体の材料を用いて一体化されている。そして、この第2の電機子2は、ハウジング6内に設けられたプラスチック等のような非磁性で非導電体でできた支持円筒7の外周面に固定されている。そして、この支持円筒7は、ハウジング6の左右のブラケット61に設けた各軸受け8によって回転自在に支持されるとともに、所定の機械角分を有するフェースギア9が取り付けられている。また、このフェースギア9はハウジング6の外部に設けた平歯車15と噛み合わされ、この平歯車15に駆動モータ16が取り付けられている。
したがって、駆動モータ16を駆動して平歯車15を介してフェースギア9を所定の機械角分回動させると、これに伴い、第2の電機子2が支持円筒7と共に所定角度分だけ回動し、これによって、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相が相対的に変化される。なお、このように、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気角を相対的に変えることによりそれらの合成電圧を可変できることは周知の技術であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
さらに、第1、第2の電機子1,2の電機子巻線12,22は、各相毎に電機子1,2間で直列に接続されている。なお、この場合、第1、第2の電機子1,2間の各相毎の電機子巻線12,22を接続するための図示しないケーブルは、第2の電機子2が周方向に所定角度分だけ回動された場合でも切断されないように、ある程度の余裕をもった長さに設定されている。
また、上記の回転子5は、界磁鉄心51の中央にシャフト52が設けられとともに、外周面には周方向に沿って所定ピッチで永久磁石53が取り付けられている。そして、シャフトの両端は、ハウジング6のブラケット61に取り付けられた軸受け17により回転自在に支持されている。このように、回転子5が固定されたシャフト52の両端を軸受け17で支持する構造は、一般的な回転電機と同様の支持構造であって機械的に強固であるので、一般的な軸長の長い回転子5を有する場合にも適用することができる。
図3は、図1および図2に示した構成の回転電動機において、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線12,22に誘起される電圧を合成した合成電圧を電磁界解析により求めた特性図である。ここに、横軸には第1、第2の電機子1,2の周方向の相対電気角を示し、縦軸は第1、第2の電機子1,2の合成電圧を規格化して示している。
図3から分かるように、この実施の形態1の構成を有する回転電動機においては、第1、第2の電機子1,2の電気角を相対的に変えることにより合成電圧を可変することができる。このため、弱め磁界制御により可変速運転制御を容易に行うことができ、しかも、電気的制約を少なくして設計の自由度を高めることが可能である。
なお、図3に示したように、2つの電機子1,2が同心状に配置された場合には、合成電圧を略ゼロとするためには、第1の電機子1と第2の電機子2の相対電気角が180度であることが必要であるが、例えば3つの電機子が同心状に配置された構成の場合には、それぞれの相対電気角が120度であれば、それぞれのベクトル和を略ゼロすることができる。
また、この実施の形態1では、図1および図2に示したように、第1の電機子1は、径方向最外方に位置し、かつ、電機子鉄心11を有していることから、第2の電機子2と比較すると重量が重たい。第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を変化させるためには、重量の軽い方が慣性モーメントが小さくて素早く移動させる点で有利である。したがって、この実施の形態1のように、重量の重い第1の電機子1を固定とし、第2の電機子2を回動させる方がこの点でも有利である。
図4は、回転子5に発生するトルクに対して、第2の電機子2が受けるトルク反力の大きさを、第2の電機子2にティース(コア)がない場合と、ティースがある場合とのそれぞれについて調べた結果を示す特性図である。ここに、横軸は回転子5に発生するトルクを表し、縦軸は第2の電機子2が受けるトルク反力を示している。なお、第2の電機子2が受けるトルク反力は、第1、第2の電機子1,2の相対電気角によって異なるので、図中にはそれらを斜線で示す範囲によって表している。
図4から分かるように、第2の電機子2にティースがない場合の方が、ティースがある場合に比べて第2の電機子2が受けるトルク反力の絶対値が相対的に小さい。この実施の形態1では、図1および図2に示したように、第1の電機子1にはティース11bを形成しているが、第2の電機子2にはティース(コア)を設けていないので、第2の電機子2の受けるトルク反力が小さい点で有利であり、重量の重い第1の電機子1を固定している点と相俟って、第2の電機子2の支持構造を簡単に構成できるという効果が得られる。
このように、この実施の形態1の可変速永久磁石式の回転電動機によれば、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を変化させることにより、合成電圧を可変して可変速運転制御を容易に行えるという利点を維持しながら、簡単な構成でもって回転子5の両端を軸受け17により支持できるため、回転子5の剛性が高くなり、一般的な回転電機である軸長の長いものにも容易に適用することが可能になる。
また、この実施の形態1では、第1の電機子1を固定し、第2の電機子2を回動させ、また、第2の電機子2にはティースを省いた構成としているので、慣性モーメントやトルク反力が小さく、第1、第2の電機子1,2の電気的位相を迅速に変化させることができるという利点がある。
なお、この実施の形態1では、2つの電機子1,2が同心状に配置された構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上の電機子が同心状に配置された構成の回転電動機であってもよく、同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2における可変速永久磁石式の回転電動機を示す横断面図であり、図1および図2に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態2における回転電動機の特徴は、第2の電機子2に複数相の電機子巻線22が設けられるとともに、これらの電機子巻線22の間にティース(コア)23が設けられていることである。そして、これらの電機子巻線22とティース23とは、例えばモールド樹脂などの非磁性で非導電体の材料を用いて一体化されている。
この実施の形態2のように、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,23を設けた場合には、実施の形態1(図1)のように第2の電機子2にティースを設けていない場合に比べると、回転子5に設置された永久磁石53が作る磁束が通る低磁気抵抗の磁路が形成され易くなるので、第1の電機子1と第2の電機子2とに鎖交する磁束が大きくなる。
回転子5に発生するトルクは、永久磁石53の作る磁束と電機子巻線の起磁力の積に比例するので、永久磁石53の作る磁束が大きいほど大きなトルクを発生することができる。したがって、この実施の形態2のように第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,23を設けた構成の場合には、磁気抵抗が最も小さくなって磁束が通り易くなり、回転子5に大きなトルクを発生できるという利点が得られる。
次に、この実施の形態2のように、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,23を備えた回転電動機を前提とした場合の永久磁石53の極数と各電機子1,2のスロット数との関係について次に説明する。
図6(a)は、この実施の形態2(図5参照)における8極6スロットの回転電動機において第2の電機子2のティース23が相対電気角が0度から180度まで動いたときの状態を示す横断面図である。また、図6(b)は、8極12スロットの回転電動機を比較例とした場合において、第2の電機子2のティース23が相対電気角0度から180度まで動いたときの状態を示す横断面図である。
ここで、8極の場合、電気角180度は機械角で45度となる。また、図6(a)では第1、第2の電機子1,2を6スロットとしたのでティース間の機械ピッチ角は60度となる。一方、図6(b)では第1、第2の電機子1,2を12スロットとしたのでティースの機械ピッチ角は30度となる。
図6(a)に示す6スロットの場合、第2の電機子2のティース23が第1の電機子1のティース11bに正対している相対電気角0度の位置(破線で示す位置)から180度の位置(実線で示す位置)まで動いたとき、この第2の電機子2のティース23は、第1の電機子1の機械ピッチ角60度離れた隣のティース11bの手前の位置まで移動している。これに対して、図6(b)に示す12スロットの場合、第2の電機子2のティース23が第1の電機子1のティース11bに正対している相対電気角0度の位置(破線で示す位置)から180度の位置(実線で示す位置)まで動いたとき、この第2の電機子2のティース23は、第1の電機子1の機械ピッチ角30度離れた隣のティース11bを越えた位置まで移動している。
図7は、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線12,22に誘起される電圧を合成した合成電圧を、8極6スロットの場合と、8極12スロットの場合のそれぞれについて、電磁界解析により求めた特性図である。ここに、横軸には第1、第2の電機子1,2の周方向の相対電気角を示し、縦軸は第1、第2の電機子1,2の合成電圧を規格化して示している。
図7から分かるように、第2の電機子2のティース23が電気角0度から180度まで動く際、6スロットの場合には、第1、第2の電機子1,2の相対電気角が大きくなるにつれて、合成電圧がなだらかに減少している。これに対して、12スロットの場合には、第1、第2の電機子1,2の相対電気角の変化に対して合成電圧がなだらかに減少する傾向にはならず、相対電気角が90度付近の領域では第1、第2の電機子1,2の相対電気角が変わっても合成電圧がほとんど変わらない比較的平坦な曲線となる。
ここでは、第1、第2の電機子1,2の相対電気角を可変にして合成電圧を変える弱め磁界制御を行うので、図6(b)に示した8極12スロットの構成のように、相対電気角が90度付近の領域において、第1、第2の電機子1,2の相対電気角に変化に対する合成電圧の変化量が小さいということは、可変速制御を行う上で好ましくない。
このように、この実施の形態2の回転電動機は、極数よりもスロット数が少なく設定されているため、第1、第2の電機子1,2の相対電気角と合成電圧との関係を略一次の関数で表現することができる。つまり、第1、第2の電機子1,2の相対電気角に対して合成電圧がなだらかに減少するので、弱め磁界制御による可変速運転制御を容易に行うことができる。
しかも、この実施の形態2では、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,23を設けているので、磁気抵抗が最も小さくなって磁束が通り易くなり、回転子5に大きなトルクを発生することができるという利点を有する。
上記の実施の形態2の回転電動機は、2つの電機子1,2を備えた構成の場合であるが、3つ以上の電機子を備えた構成の回転電動機についても、同様にして極数とスロット数との関係を定めることができる。この点について、以下さらに詳しく説明する。
いま、同心状に配置される電機子の数をN、ベクトル和がゼロとなる最大相対電気角をθeとすると、次式の関係が成り立つ。
θe=2π/N (1)
極数をNpとし、最大相対電気角θeを最大相対機械角θmに直すと、(1)式は次のようになる。
θm=2θe/Np (2)
一方、スロット数をNsとすると、スロット間の角度θsは、次式のようになる。
θs=2π/Ns (3)
合成電圧がなだらかに減少する条件は、最大相対機械角θmよりもスロット間の角度θsが大きいこと、すなわち、θm<θsであるので、上記の式(1)〜(3)の関係から、次の条件が得られる。
Ns<N・Np/2 (4)
したがって、2つの電機子を備えた構成の場合だけでなく、3つ以上の電機子を備えた一般的な構成の場合であっても、各電機子にティースを備えているときには、上記の式(4)の条件を満足するように極数Npとスロット数Nsとを定めれば、相対電気角が大きくなるにつれて合成電圧がなだらかに減少する現象が得られることになり、可変速制御を良好に行うことができる。
実施の形態3.
図8はこの実施の形態3における可変速永久磁石式の回転電動機の一部を示す横断面図であり、図1および図2に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。なお、図が煩雑にならないように電機子巻線や回転子は図示省略している。
この実施の形態3の回転電動機の特徴は、同心状に配置された第1、第2の電機子1,2がそれぞれがティース11b,21bを有しており、第2の電機子2のティース21bが磁性リング21aによって連結されている。
すなわち、第1の電機子1については、実施の形態1,2の場合と同様、円筒状のコアバック11aの内周面の周方向に沿ってティース11bが形成され、相互のティース11bの間に図示しない電機子巻線が配置されている。また、第2の電機子2については、円筒状をした磁性リング21aの外周面側において周方向に沿って所定ピッチでティース21bが形成されてなる電機子鉄心21を有し、隣り合うティース21bの間に図示しない電機子巻線が配置されている。なお、この実施の形態3では、磁性リング21aとティース21bとは打ち抜き成型等により一体形成することにより剛性が高められているが、両者21a,21bをそれぞれ別体に成型したものをモールド樹脂等を用いて一体化した構成であってもよい。
この実施の形態3のように、第2の電機子2においてティース21bとともに磁性リング21aを設けることの利点について次に説明する。
いま、回転子5の外径をD、永久磁石53の極数をNpとすると、第2の電機子2の極ピッチ幅Wは、次式で与えられる。
W=π・D/Np (5)
また、永久磁石53が回転子5の表面に作る磁束密度(波高値B0)は、通常、周方向に対して略正弦波状に分布するように設計されるので、それの平均値Baは、Ba=2B0/πとなる。通常、電機子巻線12,22が集中巻きの場合には、永久磁石53のほぼ1極分の磁束を1つのティース21bに鎖交するように設計されるので、第2の電機子2のティース21bの先端部の磁束密度をBt、ティース21bの周方向の幅をS1とすると、次式が成立する。
S1/W=Ba/Bt (6)
式(5),(6)を整理すると、次式が得られる。
S1=(2D・B0)/(Np・Bt) (7)
ここで、図8中に示すように、永久磁石53の作る磁束をφ0、第2の電機子2のティース21bを流れる磁束をφ1、磁性リング21aを流れる磁束をφ2とし、また、漏れ磁束として許容できる磁性リング21aを通る漏れ磁束の比を1/Kとすると、次式が成り立つ。
φ1>K・φ2 (8)
磁束は断面積と比透磁率に比例し、長さに逆比例するので、式(8)は以下のように表される。
μs1・S1/L1>μs2・S2/L2 (9)
ここで、μs1は第1、第2の電機子1,2間の隙間3の比透磁率、μs2は第1、第2の電機子1,2の電機子鉄心11,21の比透磁率、L1は第1、第2の電機子1,2の各ティース11b,21bの対向間の距離、L2は第2の電機子2の各ティース21bの周方向の相互間距離である。
L2はスロットピッチ幅から周方向のティース幅S1を引いたものであるので、スロット数をNsとすると、L2=πD/Ns―S1となる。また、第1、第2の電機子1,2間の隙間3は、通常、非磁性体あるいは空気層となるのでμs1=1となる。よって、式(9)をS2に関して整理すると、
S2<2B0・D・{π/Ns−2B0/(Np・Bt)}
/(μs2・L1・K・Np・Bt) (10)
となる。
図9は、代表的な電磁鋼板において磁束密度に対する比透磁率の変化を示す特性図である。ここに、横軸は磁束密度、縦軸は比透磁率である。なお、図中に示した2本の線の一方はSi添加量が3%、他方がSi添加量がゼロのものである。
通常、磁路に用いられる磁性材のSi添加量は上記の3%以下のものがほとんどであり、磁束密度が2Tを越える辺りから、急激に比透磁率が低下して“10”以下となって飽和する。
この実施の形態3の構成の場合、第2の電機子2の磁性リング21aは完全に磁気飽和した状態で用いられるので、図9の関係から比透磁率は“10”程度以下となる。したがって、ここでは、比透磁率μsを“10”に設定して以下の計算を行う。
また、図10は永久磁石53の作る磁束φ0に対して第2の電機子2のティースを通る磁束の比の関係をグラフに示したものである。図から明らかなように、K=3以下程度から急激にティースを通る磁束が低下していることがわかる。K=3程度以上であれば、漏れ分を許容値できるといえる。ここでは余裕を見て、K=4とする。また、通常、永久磁石式の回転電動機では、B0として略1T、Btとして略2T程度に設計されるのが一般的である。ここではB0=1、BT=2を用いる。
そこで、これらの値を前述の式(10)に代入すると
S2<D・(π/Ns−1/Np)/(40・L1・Np) (11)
となる。したがって、磁性リング21aの厚さS2を式(11)で示される条件を満たす値に設定することにより、磁性リング21aへ向けて漏れる磁束φ2を許容範囲内とすることができる。
このように、この実施の形態3の回転電動機は、第2の電機子2に、(11)式で示す条件を満たす厚さS2の磁性リング21aを形成しているので、磁性リング21aに漏れる磁束を許容範囲内に収めながら、第2の電機子2の機械的強度を大きくして剛性を高めることができるという利点が得られる。
なお、この実施の形態3では、図8に示したように、磁性リング21aをティース21bの内方側に設置しているが、この構成に限らず、例えば図11に示すように、磁性リング21aをティース21bの外方側に設置した場合でもほぼ同様の効果を奏する。また、この実施の形態3では、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,21bを有することから、前述の(4)式の条件を満たすように極数Npとスロット数Nsとを定めることにより、実施の形態2の場合と同様に可変速制御を良好に行うことができる。
実施の形態4.
図12は、例えば実施の形態3(図8)のように、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,21bを設けた場合において、回転子5に発生するトルクに対して第1、第2の各電機子1,2が受けるトルク反力の大きさを調べた結果を示す特性図である。ここに、横軸は回転子5に発生するトルクを表し、縦軸は第1,第2の電機子1,2の受けるトルク反力を示している。なお、トルク反力は、第1、第2の電機子1,2の相対電気角によって異なるので、図中にはそれらを斜線で示す範囲によって表している。
図12から分かるように、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,21bがある場合には、第2の電機子2が受けるトルク反力の絶対値は、第1の電機子1が受けるトルク反力と比べて大きい。したがって、第1、第2の電機子1,2の双方にティース11b,21bを設けた構成とする場合には、第1、第2の電機子2の周方向の電気的位相を迅速に変化させるという点からは、実施の形態1の場合と異なり、トルク反力の絶対値の大きい第2の電機子2を固定とし、トルク反力の絶対値の小さい第1の電機子1を回転させた方が、回転に要する外力が小さくて済むので、支持構造を簡単化する上で有利である。
そのための構成としては、例えば、第2の電機子2を支持円筒7を介してハウジング6に固定する一方、第2の電機子2の外側に別の支持円筒を回転自在に設け、この支持円筒に第1の電機子1を取り付けるとともに、この第1の電機子1を取り付けた支持円筒をハウジング6の外部に設けた駆動モータで回動することにより実現することができる。
このように、第1、第2の電機子2の双方にティース11b,21bがある場合において、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を変化させる点からは、第2の電機子2を固定し、トルク反力の絶対値の小さい第1の電機子1を回転させた方が回転に要する外力が小さくて済むので有利である。
なお、この点については、上記の実施の形態2(図5)の回転電動機のように、第1の電機子1にティース11bを、第2の電機子2にティース23を設けた構成のものについても同様に適用することができる。また、ここでは2つの電機子1,2を備えた構成の場合について説明したが、3つ以上の電機子を備えた構成の回転電動機についても、同様に適用することができる。
実施の形態5.
図13は回転子5の永久磁石53が作る磁束が第2の電機子2の電機子巻線22、および第1の電機子1の電機子巻線12にそれぞれ鎖交する状態を概略的に示す説明図である。なお、以下では、第1の電機子1に設けられた電機子巻線12を単に第1の電機子巻線と、第2の電機子2に設けられた電機子巻線22を単に第2の電機子巻線と称する。
回転子5に設置された永久磁石53の作る磁束は、第2の電機子巻線22および第1の電機子巻線12にそれぞれ鎖交する。このとき、図13に示すように、永久磁石53の作る磁束は、第1の電機子巻線12に鎖交する磁束Φaの他に、この電機子巻線12にほとんど鎖交せずに回転子5に戻ってくる磁束Φbがある。つまり、第1、第2の電機子巻線12,22の巻数が同じであれば、第1の電機子巻線12に鎖交する磁束が少なく、その結果、この第1の電機子巻線12の誘起電圧の方が第2の電機子巻線22の誘起電圧よりも低くなる。このため、仮に、第1の電機子1と第2の電機子2との周方向の相対電気角が180度となった場合でも合成電圧は略ゼロにならないこととなる。
図14は、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線12,22に誘起される電圧を合成した合成電圧を、第1の電機子巻線12の巻数が第2の電機子巻線22の巻数よりも多い場合と、両電機子巻線12,22の巻数が同じ場合のそれぞれについて、電磁界解析により求めた特性図である。ここに、横軸には第1、第2の電機子1,2の周方向の相対電気角を示し、縦軸は第1、第2の電機子1,2の合成電圧を規格化して示している。
図14から分かるように、第1の電機子巻線12の巻数が、第2の電機子巻線22の巻数よりも多い場合には合成電圧を略ゼロにすることが可能であるが、両電機子巻線12,22の巻数が同じ場合には合成電圧は略ゼロにならない。
図14は、合成電圧を規格化して示しているので、横軸が180度における規格化した合成電圧の逆数が最大可変比となる。第1の電機子巻線12の巻数が第2の電機子巻線22の巻数よりも多い場合には最大可変比は約30であり、両電機子巻線12,22の巻数が同じ場合には最大可変比は約5.6となる。したがって、第1の電機子巻線12の巻数を第2の電機子巻線22の巻数よりも多くした場合には最大可変比が大きくなるので、相対角度に応じて合成電圧の可変範囲をより大きくすることができる。このため、弱め磁界制御による可変速運転制御が一層容易に行うことができる。
なお、図13では、実施の形態1と同様に、第2の電機子2にティースがない構成の場合を示したが、実施の形態2,3で示したように第2の電機子2にティースが有る構成の場合であっても同様の効果を得ることができる。また、3つ以上の電機子を備えた構成の回転電動機においても、永久磁石53から径方向外方に離れた位置にある電機子巻線ほど永久磁石53の作る磁束の鎖交量が少なくなるので、外方に位置する電機子巻線ほどその巻数を多くすれば、同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
図15(a)は第1、第2の電機子1,2の各電機子巻線12,22が集中巻きされている場合を示す縦断面図、図15(b)は第1、第2の電機子1,2の各電機子巻線12,22が分布巻きされている場合を示す縦断面図である。なお、ここでは回転子等を省略している。また、軸対称部の片側のみ示している。
これらの図から明らかなように、電機子巻線12,22を分布巻きした場合のコイルエンド部12b,22bは、集中巻きした場合のコイルエンド部12a,22aに比べて非常に大きくなる。したがって、第1、第2の電機子1,2の周方向の電気的位相を相対的に変化させる場合、分布巻きしたコイルエンド部12b,22bよりも集中巻きしたコイルエンド部12a,22aの方が重量が軽いので慣性モーメントが小さくなり、素早く移動させる点で有利である。したがって、第1、第2の電機子1,2のいずれを回動する場合であっても、電機子巻線12,22として重量の軽くなる集中巻きを採用するのが好ましい。
上記の各実施の形態1〜6では、本発明を可変速永久磁石式の回転電動機に適用した場合について説明したが、本発明は、このような回転電動機に限定されるものではなく、可変速永久磁石式の発電機についても適用することが可能である。
本発明の実施の形態1における可変速永久磁石式の回転電動機を示す横断面図である。 同回転電動機の縦断面図である。 本発明の実施の形態1において、第1、第2の電機子の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線に誘起される電圧を合成した合成電圧を示す特性図である。 本発明の実施の形態1において、回転子に発生するトルクに対して第2の電機子が受けるトルク反力の大きさを、ティース(コア)の有無の場合について調べた結果を示す特性図である。 本発明の実施の形態2における可変速永久磁石式の回転電動機を示す横断面図である。 図5に示した8極6スロットの構成の回転電動機において、第2の電機子2のティースが相対電気角が0度から180度まで動いたときの状態を示す横断面図(a)、および、8極12スロットの回転電動機において、第2の電機子2のティースが相対電気角0度から180度まで動いたときの状態を示す横断面図(b)である。 第1、第2の電機子の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線に誘起される電圧を合成した合成電圧を、8極6スロットの場合と、8極12スロットの場合のそれぞれについて示す特性図である。 本発明の実施の形態3における可変速永久磁石式の回転電動機の一部を示す横断面図である。 電磁鋼板において磁束密度に対する比透磁率の変化を示す特性図である。 永久磁石の作る磁束に対して第2の電機子のティースを通る磁束の比の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態3における回転電動機の変形例を示す横断面図である。 本発明の実施の形態4において、第1、第2の電機子の双方がティースを備える場合において、回転子に発生するトルクに対して第1、第2の電機子がそれぞれ受けるトルク反力の大きさを調べた結果を示す特性図である。 本発明の実施の形態5において、回転子の永久磁石が作る磁束が第1、第2の各電機子の電機子巻線とそれぞれ鎖交する状態を概略的に示す説明図である。 本発明の実施の形態5において、第1、第2の電機子の周方向の電気的位相を相対的に変化させた場合の各相の電機子巻線に誘起される電圧を合成した合成電圧を、第1の電機子巻線の巻数が第2の電機子巻線の巻数よりも多い場合と、両電機子巻線の巻数が同じ場合のそれぞれについて示す特性図である。 本発明の実施の形態6において、(a)電機子巻線が集中巻きの場合および、(b)電機子巻線が分布巻きの場合を示す縦断面図である。
符号の説明
1 第1の電機子、11a コアバック、11b ティース、12 電機子巻線、
2 第2の電機子、21a 磁性リング、21b ティース、22 電機子巻線、
23 ティース、5 回転子、52 シャフト、53 永久磁石。

Claims (10)

  1. 永久磁石を用いた可変速の回転電機であって、複数相の電機子巻線を有する複数の電機子と、永久磁石を有する回転子とを備え、上記各電機子は、互いに同心状に配置されるとともに、周方向の電気的位相が変化するように相対的に回動可能に設けられ、かつ、上記各相毎の電機子巻線が各電機子間で直列に接続されており、これらの電機子よりも内側に上記回転子が同心状に配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 上記電機子を相対的に回動する際の慣性モーメントを小さくする場合には、最外方の電機子を固定し、他の電機子を回動可能に設けることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 最外方に位置する電機子以外の電機子はティースを有しないことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  4. 上記複数の電機子は、全てティースを有していることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  5. 上記電機子の数は2つであり、各電機子はティースを備え、かつ内側の電機子のティースが磁性リングで連結されており、この磁性リングの厚さS2は、スロット数をNs、極数をNp、回転子の外径をD、両電機子の隙間の径方向の距離をL1とすると、
    S2<D・(π/Ns−1/Np)/(40・L1・Np)
    の条件を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  6. 上記内側の電機子のティースと磁性リングとは一体化されていることを特徴とする請求項5記載の回転電機。
  7. スロット数をNs、電機子の数をN、極数をNpとすると、Ns<N・Np/2の関係が成立するように設定されていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 上記電機子を相対的に回動する際のトルク反力を小さくする場合には、最内方側の電機子を固定し、他の電機子を回動可能に設けることを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 上記複数の電機子の内、径方向外方側に位置する電機子ほど電機子巻線の巻数が多くなるように設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の回転電機。
  10. 各電機子の巻線は集中巻きされていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の回転電機。
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