JP2006270594A - 画像処理装置およびその方法、および画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザ固有の操作メニューを機能の異なる装置においても同様に利用可能とすること、また、ネットワークを介して接続された複数の装置においても、ユーザ固有の操作メニューの等しい操作性を実現する。
【解決手段】 操作メニュー編集部112でユーザ指示に基づいて作成されたユーザメニューの複数を、表示装置の機種情報や使用言語、表示解像度等の機能条件を含んだメニュー情報として操作メニュー格納部111に格納し、表示部103への表示時には、装置の機能状態に応じたメニュー情報を選択して表示する。さらに自動アップデート部107では同一ユーザに関して、自装置の有するメニュー情報のバージョンが他装置のそれと異なる場合に、通信部101を介して該バージョンを同じくするようにメニュー情報の通信を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】 操作メニュー編集部112でユーザ指示に基づいて作成されたユーザメニューの複数を、表示装置の機種情報や使用言語、表示解像度等の機能条件を含んだメニュー情報として操作メニュー格納部111に格納し、表示部103への表示時には、装置の機能状態に応じたメニュー情報を選択して表示する。さらに自動アップデート部107では同一ユーザに関して、自装置の有するメニュー情報のバージョンが他装置のそれと異なる場合に、通信部101を介して該バージョンを同じくするようにメニュー情報の通信を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明は画像処理装置およびその方法、および画像処理システムに関し、特に、操作メニュー内容を更新可能とする画像処理装置およびその方法、および画像処理システムに関する。
近年、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、送信機能等の複数の機能を有する複合機能装置が普及しつつあり、その機能がより高く、より豊富になるにつれ、その操作方法は複雑化してきた。
この高機能化によって複雑化した機器操作環境を改善するための方策として、ユーザが普段よく使用する機能や設定ボタン等を操作メニューの最初に表示させることによって、装置の操作性を向上させる技術(例えば、特許文献1参照)が提案されている。また、操作メニュー自体を複数の装置間でやり取りさせることによって機器の操作方法を統一する技術(例えば、特許文献2参照)や、機器の操作をユーザ毎に変更可能とする技術(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開平8-305529号公報
特開平8-185288号公報
特開平11-175225号公報
しかしながら、上記従来の複数装置間で操作メニューをやり取りする方法では、異機種間のハード的な機能差や操作パネルの表示性能である解像度の違い、使用する言語の違いなどが考慮されていないため、装置の買い替えなどによって機器の操作方法が変わった場合などは、置き換え前の装置でユーザの好みに合わせて作成された操作メニュー情報を流用することはできず、操作メニューを新規に作成し直す必要があった。
また、たとえ同一機種への置き換えであっても、オプションの周辺機器等の接続状況が異なる場合には、置き換え前装置でユーザが作成した操作メニューを、置き換え後装置において全く同様に使用することはできず、それぞれのオプション類の接続状況に応じて操作メニューを作成し直す必要があった。
さらに、複数装置間において操作メニュー情報をやり取りする際にも、その同期は取られないため、一方の装置で作成・編集した操作メニュー情報を、それを利用するであろう他方の装置に対して予め手動にて格納(コピー)する必要があった。
本発明は上述した問題点を個々にまたはまとめて解決するためになされたものであり、ユーザ固有の操作メニューを機能の異なる装置においても同様に利用することを可能とした画像処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
また、ネットワークを介して接続された複数の画像処理装置において、ユーザ固有の操作メニューの等しい操作性を実現する画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
すなわち、操作メニューを表示する画像処理装置であって、ユーザ指示に基づいてユーザメニューを作成するメニュー作成手段と、前記ユーザメニューの複数をメニュー情報として格納する格納手段と、当該画像処理装置の機能状態に応じて、前記格納手段に格納されたいずれかのメニュー情報を選択し、該選択されたメニュー情報に基づくユーザメニューを表示するメニュー表示手段と、を有し、前記メニュー情報は、該メニュー情報に基づくユーザメニュー表示を行う装置の機能条件を含むことを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するための一手段として、本発明の画像処理システムは以下の構成を備える。
すなわち、上述した本発明の画像処理装置の複数台をネットワークを介して接続し、各装置間における通信を可能とする画像処理システムであって、前記画像処理装置のそれぞれは、同一ユーザに関して、自装置の有するメニュー情報と他装置の有するメニュー情報のバージョンを比較する比較手段と、前記比較手段において前記バージョンが異なると判断された場合に、該バージョンが同じとなるように当該装置間において前記メニュー情報の通信を行うメニュー情報通信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、機能の異なる複数の装置を想定した操作メニューを一元管理することによって、ユーザ固有の操作メニューを機能の異なる装置においても同様に利用することができる。
また、ネットワークを介して接続された複数の画像処理装置において、ユーザ固有の操作メニューについてのバージョンが一致するように、互いにメニュー情報を授受することによって、複数装置間において該操作メニューの等しい操作性が容易に実現される。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
●システムおよび装置構成
図1は、本実施形態におけるシステム構成を示す図である。同図において、MFP(Multi Function Peripherals:プリンタ機能、スキャナ機能、プリント機能などをもつ複合機能装置)201,202,203,204が、ネットワーク205のイーサネット(Ethernet)(登録商標)に接続されている。
●システムおよび装置構成
図1は、本実施形態におけるシステム構成を示す図である。同図において、MFP(Multi Function Peripherals:プリンタ機能、スキャナ機能、プリント機能などをもつ複合機能装置)201,202,203,204が、ネットワーク205のイーサネット(Ethernet)(登録商標)に接続されている。
本実施形態においては、MFP201を白黒スキャナと白黒プリンタで構成される装置とし、MFP202をカラースキャナと白黒プリンタで構成される装置とし、MFP203を白黒スキャナとカラープリンタで構成される装置とし、MFP204をカラースキャナとカラープリンタで構成される装置とする。
このように本実施形態では、異なる機種が同一のネットワークに接続される構成を説明するが、本発明はこの構成に限定されず、同一機種の複数台が接続されていてもよいし、たとえ異なるネットワークに接続された機種間であっても、ネットワーク間での通信が可能であれば良い。
図2は、MFP201におけるハードウェアの概要構成を示す図である。なお、他のMFP202〜204についても、そのハードウェアの概要はMFP201と同様であり、それぞれのスキャナおよびプリンタの詳細構成が、それぞれの機能に応じて異なるのみであるため、説明を省略する。
図2において、CPU301はバス317を介して、メモリ(RAM)302、ROM303、記憶装置(HD)304、プリンタインタフェース305、スキャナインタフェース311、ユーザインタフェース(操作部)308、ネットワークインタフェース313に接続する。
CPU301が実行するプログラムは、ROM303やHD304、およびネットワークインタフェース307などから、RAM302に読み出される。
プリンタインタフェース305は、プリンタ資源の管理及びプリンタエンジン306を使用するジョブの実行・制御を行なう。プリンタエンジン306は、CPU301が実行するプログラムにより作成された画像を、記録用紙に印字出力する。
ネットワークインタフェース307は、ネットワークパケットの物理層(物理パケット)の処理、すなわち物理パケットからトランスポートパケットの抽出、およびトランスポートパケットから物理パケットの生成を行う。
操作部308は、LCDディスプレイ309とキーボード310を制御することによって、装置操作者であるオペレータ(ユーザ)と各種情報のやり取りを行なう。
スキャナインタフェース311は、スキャナ資源の管理およびスキャナエンジン312を使用するジョブの実行・制御を行なう。スキャナエンジン312は、CPU301が実行するプログラムにより、RAM302もしくはHD304へ画像データを読み出す。
なお本実施形態では、装置内にユーザインタフェースを司るディスプレイやキーボード、プリンタおよびスキャナを有する構成を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、LANケーブルなどによってこれら各部が制御される構成であっても良い。
図3は、MFP201の基本機能構成を示すブロック図である。なお、他のMFP202〜204についてもその基本機能構成はMFP201と同様であるため、説明を省略する。
図3において、101は通信部であり、TCP/IPやUDPといった各種通信プロトコルを解釈し、ネットワーク上に繋がる複数の他装置(MFP202〜204)との情報伝達を行う。
102はMMI(Man-Machine Interface)部であり、表示部103(LCDディスプレイ309に相当)や操作部104(キーボード310に相当)の操作により、オペレータ(ユーザ)と対話的なデータのやり取りを行う。
105は情報処理部であり、XML通信部106、自動アップデート部107、操作メニューフィルタリング部108、ユーザ識別部109、置き換えタグ辞書部110、操作メニュー格納部111、操作メニュー編集部112、により構成され、MFP201の各種制御を司る。情報処理部105はすなわち、上述した図2に示すCPU301,RAM302,ROM303,HD304等によって実現される。
XML通信部106は、XML(eXtensible Markup Language)によって記述された自装置の操作メニュー情報(図8に後述)を、通信部101を介してネットワーク上に接続された複数の他装置(MFP202〜204)との間でやり取りする。
自動アップデート部107は、ネットワーク上に接続された複数の他装置(MFP202〜204)上に格納された、自装置(MFP201)の操作メニュー情報の状態を調べ、古い操作メニュー情報を有する装置を見つけたならば、該装置に対して通信部101を介したデータ更新を指示する。
操作メニューフィルタリング部108は、ネットワーク上に接続された複数の他装置(MFP202〜204)との間でやり取りする操作メニュー情報において、使用されない情報を破棄したり、機器の状態に応じて情報の書き換えを行う。
ユーザ識別部109は、現在装置を使用中であるユーザを認証する。ここでユーザの識別方法としては、ユーザ識別画面(図5に後述)で取得したユーザIDとそのパスワードと、機器が有するユーザ管理情報(図7に後述)とを比較することにより行う。
置き換えタグ辞書部110は、XML通信部106から入手した操作メニュー情報の中に、当該装置で使用できないタグや処理できないタグがあった場合に、どのように対処すべきかを記述した情報の集合である。
操作メニュー格納部111は、通信部101およびXML通信部106を介して入力された操作メニュー情報、または操作メニュー編集部112で更新または新規作成された操作メニュー情報を、ユーザ識別部109で認証されたユーザ毎に格納する。
操作メニュー編集部112は、操作メニューとして表示部103に表示される情報のレイアウトや操作部104が制御する機能情報等を、ユーザの好みにあわせて編集または新規作成する。編集された操作メニュー情報が、操作メニュー格納部111に格納される。
113は実行部であり、スキャナ制御部114およびプリンタ制御部115を用いて、コピー機能やプリント機能、スキャン機能を実行する。
スキャナ制御部114(スキャナインタフェース311およびスキャナエンジン312に相当)はスキャナ装置を動作させ、原稿を読み取る。プリンタ制御部115(プリンタインタフェース305およびプリンタエンジン306に相当)はプリンタ装置を動作させ、記録用紙に画像を印刷出力する。
図4は、MFP201の機器構成情報を示す図であり、ROM303に予め格納されている情報を基に、該装置にオプション装置が接続された場合などの動的な接続状況の変化に応じて、RAM302に再構築される情報を示すものである。
図4において属性ID401,404,407には、図4右部に示されるように、MFP201の「仕向先の国別情報」,「言語情報」,・・・,「モデル名」,「型番」,・・・,「製本機能の有無」などの各種設定情報を一意に識別可能なID値が格納されている。なお、各属性IDの定義は、MFP201に対してジョブを投入する装置との間において既知である。また、属性値サイズ402,405,408には、個々の対応する属性ID(401,404,407)に該当する実データ(属性値)の長さが格納され、属性値403,406,409には、それぞれの実データ(属性値)が格納される。
ここで、機器構成情報の格納例を簡単に説明する。例えば、属性IDが"01"の場合は、その属性値は該当装置の仕向先である国別コードが記述されていることになる。その仕向先が「日本」であれば、属性ID401に"01"が格納され、属性値サイズ402には2バイトを示す"2"が格納され、属性値403に"JP"という文字列が格納される。
なお、上述した機器構成情報の構成はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
図5は、LCDディスプレイ309に表示されるユーザ識別画面例を示す図であり、該画面により、現在装置を使用しているユーザを特定するための情報の入力や、ユーザ認証後に行う作業を指示することができる。すなわち、MMI部102を介してユーザ識別画面から入力されたユーザIDとパスワードが、ユーザ識別部109において処理される。
ユーザ識別画面501において、ユーザID502は個々のユーザ毎に割り振ったIDを入力するフィールドである。本実施形態では、ユーザIDに設定できる文字列として1〜9999999までの数字を用いる構成とした。またパスワード503は、該ID毎に設定したユニークな文字列を入力するフィールドである。
ここで、本実施形態のユーザ識別部109におけるユーザIDとパスワードの正誤判定方法としては、まずユーザID502で入力された値が後述する図7に示すユーザ管理情報(ユーザID701,705,707)に登録されているか否かをチェックし、これが存在する場合には、次にパスワード503がユーザ管理情報中の該当パスワードと等しいことを確認することにより行われる。なお、ユーザ認証方法はこの例に限らず、識別カード等、ユーザを一意に識別可能な他の手段を用いても良い。
ユーザ識別画面501にはさらに、ユーザ認証が正しく行われた後に行うべき作業を指示するボタンとして、「装置操作」ボタン504、「メニュー切り替え」ボタン505、「メニュー更新」ボタン506、「メニュー作成」ボタン507が配置されている。本実施形態においては、「装置操作」ボタン504がボタン操作のデフォルトとして設定されている。
ユーザが「装置操作」ボタン504を選択した場合には、メニューの編集操作は不可となり、コピーやプリント等のメニュー管理以外の機能を動作させるための各種設定のみが可能となる。
また、「メニュー切り替え」ボタン505を選択した場合は、ユーザID502に入力され、認証されたユーザが使用する画面の切り替えが指示される。例えばユーザが使用する画面として、後述する図6に示す、装置自身が有するオリジナル画面601と、ユーザ編集により作成されたユーザ定義画面602、といった複数の画面の切り替え設定をトグル式に行うことができる。この操作によって、ユーザ管理情報内において1つのユーザIDが複数の画面を有する場合(例えば、図7においてメニュー情報703と704を有するユーザ1)の使用画面の切り替え、および、該装置に予め組み込まれているレイアウト編集不可能なオリジナル画面への切り替えが指示できる。
また、「メニュー更新」ボタン506を選択した場合は、ユーザID502に入力され、認証されたユーザによる専用メニュー画面の編集操作が可能となり、各ユーザが好みに応じて、自分専用のメニュー画面(以下、ユーザ定義画面と称する)のレイアウトを変更することができる。なお、本実施形態のメニュー更新処理においては、ユーザがMMI部102を用いて対話的に、該装置(ここではMFP201)におけるユーザ定義画面の更新を行うに留まらず、更新したユーザ定義画面をXML通信部106を介してネットワーク上にある他装置(ここではMFP202〜204)に配信することによって、他装置における該ユーザの定義画面も更新されることを特徴とする。
また、「メニュー作成」ボタン507を選択した場合は、ユーザID502に入力され、認証されたユーザが、専用メニュー画面としてその好みに応じた画面レイアウトを新規作成することが可能となる。作成されたメニュー情報は、図7に示すユーザ管理情報に対し、ユーザIDおよびパスワードと対となって格納される。例えば図7において、ユーザ2は操作メニュー情報を有さない構成となっているが、ユーザ2が「メニュー作成」ボタン507を操作することによって、操作メニュー情報を追加することができる。
なお、上述した本実施形態における機能選択方法はあくまでも一例であり、例えば装置操作中にメニューの切り替え、更新、作成が行えるような構成としても良い。
図6は、表示部103がLCDディスプレイ309に表示するメニュー画面例を示す図である。画面601は、MFP201内に予め組み込まれ、ユーザによる編集を許可しない装置自身のオリジナル画面を示す。画面602は、ユーザ編集により作成されたユーザ定義画面を示す。これらの画面の切り換えが、上述した「メニュー切り替え」ボタン505の選択によって設定される。なお、図6に示す画面のレイアウト設定および各ボタンを操作した場合の各種制御は、後述する図8に示す操作メニュー情報に基づいて行われる。
図7は、MFP201の操作メニュー格納部111(HD304)に格納されている、ユーザ管理情報を示す図である。各ユーザは、1つのユーザIDとそれに対応したパスワード、そして0〜n個の操作メニュー情報を有する。ここで本実施形態では、ユーザIDには1〜9999999までの数字を用い、パスワードにはユニークな文字列を入力し、操作メニュー情報は図8に示すようにXML(eXtensible Markup Language)により記述するものとした。なお、本実施形態においては1ユーザがその表示目的に応じた複数のメニュー(例えば、複写用、ファクシミリ送信用、等)を操作メニュー情報として設定することができるが、詳細は後述するように、さらに1つの操作メニュー情報として、装置の複数の機能状態(機種、使用言語、表示解像度等により設定される機能状態)に応じたメニュー情報を設定することができる。
図7によればユーザ1は、ユーザID701,パスワード702,操作メニュー情報703,操作メニュー情報704で構成され、ユーザ2は、ユーザID705とパスワード706で構成され、ユーザ3は、ユーザID707,パスワード708,操作メニュー情報709で構成されている。
なお、上述した本実施形態におけるユーザ管理情報の構成はあくまでも一例であって、各ユーザの識別と各ユーザが管理するメニュー情報との対応付けが簡単に行える構成であれば良い。例えば図6に示したように、操作メニュー情報としては編集不可の装置オリジナル画面用と編集可能なユーザ定義画面用があるが、HD304に格納されたユーザ管理情報(図7)内の操作メニュー情報として、ROM303内に格納されたオリジナル画面へのリンク情報が記載されていても良い。
図8は、本実施形態においてMFP201〜204の複数装置間でやり取りされる、マークアップ言語(XML)で記述された操作メニュー情報(図7の703,704,709)の詳細例を示す図である。ここでXMLの詳細については、World Wide Web Consortium(W3C) により公開されて周知であるため、ここでは説明を省略する。
図8において、800は、最終更新日時であり、情報の更新された最終日時を示す。801は機種情報であり、1機種毎のメニュー情報を<機種>〜</機種>の間に記述することで、1つの操作メニュー情報内に複数機種のメニュー情報を格納することができる。
802は言語情報であり、使用する自然言語に応じた情報を<言語>〜</言語>の間に記述することで、1つの機種毎に複数の自然言語に対応したメニュー情報を格納することができる。
803は解像度情報であり、表示機の解像度に合わせた情報を<表示解像度>〜</表示解像度>の間に記述する。
804は機能情報であり、当該機種がサポートする機能を操作するためのボタンや、ボタン操作による各種の制限を<機能タグ>〜</機能タグ>の間に記述する。
なお、本実施形態における操作メニュー情報は、ユーザの任意に作成・更新することが可能であるが、ユーザが指示すべきメニュー項目を機能情報804のみとし、他の情報(機種情報801,言語情報802,解像度情報803)については、作成・更新の際にユーザが操作している装置(この場合MFP201)の設定値(例えば、図4の機器構成情報)を参照して、自動設定するようにしても良い。
また、ここでは詳細な説明は行わないが、本実施形態の操作メニュー情報は、ファイルの作成日時の情報をタイムスタンプとして備えている。
●操作メニュー処理
図9は、本発明に係るユーザ識別および操作メニュー処理を示すフローチャートである。本処理は、MFP201〜204のいずれにおいても実行可能であるが、ここではMFP201において実行される場合を例として説明する。
図9は、本発明に係るユーザ識別および操作メニュー処理を示すフローチャートである。本処理は、MFP201〜204のいずれにおいても実行可能であるが、ここではMFP201において実行される場合を例として説明する。
先ずステップS901で、図5に示すユーザ識別画面501をLCDディスプレイ309に表示すると共に、キーボード310の操作によりユーザ識別情報の入力と、ユーザ認証後に実行すべき作業の選択操作の決定を待つ。ここで、図5に示す実行ボタン508が押下される等、入力が終了した旨を示す操作がなされたならばステップS902に進み、ユーザID502とパスワード503に入力された情報(以下、入力ユーザ情報と称する)が、図7に示すユーザ管理情報内に存在するか否かを確認する。入力ユーザ情報がユーザ管理情報に合致したならば、ステップS903に進む。
一方、ステップS902において入力ユーザ情報がユーザ管理情報に登録されていなかった場合はステップS901に戻り、ユーザIDとパスワード等の入力が再度行われるのを待つ。このとき、入力ユーザ情報が登録されていない旨を示すメッセージを表示しても良い。
ステップS903では、ユーザ識別画面501における「装置操作」ボタン504が選択されたか否かを判断し、選択されたならばステップS904に進む。
ステップS904では、入力ユーザ情報に該当するユーザ(以下、当該ユーザと称する)が、ユーザ管理情報内に有効な操作メニュー情報を有するか否かを確認する。例えば図7において、操作メニュー情報を有するユーザ1およびユーザ3と、操作メニュー情報を有しないユーザ2との区別がここで行われる。ステップS904で当該ユーザは操作メニュー情報を有すると判断した場合はステップS905に進んで、ユーザ管理情報内の操作メニュー情報(図8)を解釈して、当該装置の機能状態に対応する操作メニューをLCDディスプレイ309に対応する操作メニューを表示した後、ステップS906に進む。
一方、ステップS904で当該ユーザは操作メニュー情報を有さないと判断した場合は、ステップS907で機器特有の操作メニュー(MFP201のオリジナル操作メニュー画面)をLCDディスプレイ309に表示した後、ステップS906に進む。なお、本実施形態ではステップS905およびS907における操作メニュー表示の際にメニューのフィルタリングを行うが、その詳細については後述する。
ステップS906では、LCDディスプレイ309およびキーボード310のユーザ操作によって、プリント動作やコピー動作に必要な各種設定がなされるのを待ち、該指示内容を実行部113へ通知して、本処理を終了する。
一方、ステップS903でユーザ識別画面501において「装置操作」ボタン504が選択されなかった場合は、ステップS908に進んで「メニュー切り替え」ボタン505が選択されたか否かを判断し、選択された場合はステップS909に進む。
ステップS909では、当該ユーザが有する操作メニュー情報の切り替えを行う。例えば、図7のユーザ管理情報において操作メニュー情報703と704を有するユーザ1を例とすると、「操作メニュー情報703」→「操作メニュー情報704」→「機器のオリジナル操作メニュー」→「操作メニュー情報703」→・・・といった順番に、本選択操作がなされるごとに、表示される操作メニュー情報がトグル式に切り替えられる。当該ユーザが所望する操作メニューへの切り換えを行った後、例えば「実行」ボタン508を選択することによって、本処理を終了する。
一方、ステップS908で「メニュー切り替え」ボタン505が選択されなかった場合は、ステップS910に進んで「メニュー更新」ボタン506が選択されたか否かを判断し、選択された場合はステップS911に進む。
ステップS911では操作メニュー編集部112において、当該ユーザが有する操作メニュー情報の更新作業を行う。例えば、ユーザ管理情報(図7)内の該当する操作メニュー情報の詳細(図8)をRAM302に呼び出してLCDディスプレイ309に表示し、該表示された詳細情報をキーボード310等を用いて編集・更新する。更新操作が完了したならば、RAM302上にある操作メニュー情報をユーザ管理情報内に反映して(すなわち、操作メニュー格納部111に格納して)本処理を終了する。
一方、ステップS910で「メニュー更新」ボタン506が選択されなかった場合は、「メニュー作成」ボタン507が選択されたものと判断してステップS912に進み、操作メニュー編集部112において(当該ユーザに対する操作メニュー情報の追加作業を行う。すなわち、ユーザ管理情報内の当該ユーザに対して操作メニュー情報を追加するのであるが、例えば図7のユーザ管理情報に示すユーザ2に対して、新たな操作メニュー情報がユーザ2に属することを明示するように、そのパスワード706の直後、すなわち次のユーザID707の直前に、新たな操作メニュー情報を組み込む。そして、作成した操作メニュー情報をユーザ管理情報内に反映して(すなわち、操作メニュー格納部111に格納して)、本処理を終了する。なお、ここで新規作成される操作メニュー情報としては、操作可能な機能を有しない、単なる表示のみの情報や、装置のオリジナル操作メニュー等と同じ情報であってもよい。
●操作メニューフィルタリング処理
本実施形態においては、上述した図9のステップS905における操作メニュー表示処理の際に、操作メニューフィルタリング処理部108において、不適切な項目が表示されることを防ぐためのフィルタリング処理を行うことを特徴とする。以下、このフィルタリング処理について図10のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態においては、上述した図9のステップS905における操作メニュー表示処理の際に、操作メニューフィルタリング処理部108において、不適切な項目が表示されることを防ぐためのフィルタリング処理を行うことを特徴とする。以下、このフィルタリング処理について図10のフローチャートを用いて説明する。
先ずステップS1001で、表示対象となる操作メニュー情報の詳細(図8)を、HD304からRAM302へ読み出す。次にステップS1002において、読み出した操作メニュー情報から機種情報801を抽出し、これを機器構成情報(図4)における機種や仕向け情報等を示す属性IDと比較することによって、当該装置の機種や機能を決定する。具体的には、操作メニュー情報内に複数格納された機種情報801、言語情報802、解像度情報803のうち、当該装置(この場合MFP201)の機種における表示に適したものを選択する。ここで、操作メニュー情報内に当該装置の機種に相当する情報が存在しなかった場合には、当該機種に最も類似する情報か、もしくは機能差が最も少ない情報のいずれかを代用する。
次にステップS1003において、ステップS1001で読み込んだ操作メニュー情報(図8)とステップS1002で取得した機器構成情報(図4)を比較し、操作メニュー情報内のXMLタグの意味する機能情報が、当該装置がサポートしない機能またはハードウェアを制御するものであるか否かを確認する。装置がサポートできないタグ(非サポートタグ)であると判断された場合は、ステップS1004で該非サポートタグが他のサポート可能なタグに置き換え可能であるか否かを判断する。この置き換え可能か否かの判断は、置き換えタグ辞書部110を用いて行われる。置き換えタグ辞書部110には、非サポートタグに対する対処法が予め記述されており、例えば、MFP201は両面ユニットを備えないために両面コピーを不可能とする場合、両面コピータグを片面コピーのそれへ置き換える旨が記述されている。
ステップS1004で置き換え可能と判断した場合はステップS1005へ進み、置き換え可能な全ての非サポートタグを置き換えタグ辞書部110を用いて他のタグへ置き換えた後、ステップS1006に進む。なお本実施形態では、置き換えタグ辞書部110に格納する情報として、タグ毎に置き換え可能なタグを対比させる例を示したが、他の方法によって該当装置の機能や操作の制限を行うことが可能であれば、特に手段を問わない。
一方、ステップS1004で非サポートタグが置き換え不可能あると判断された場合はステップS1009に進み、該当する置き換え不可能な非サポートタグについて、その開始タグから終了タグまでの情報を破棄した後、ステップS1006に進む。
ステップS1006においては、ステップS1001で読み込んだ操作メニュー情報(図8)の全てについての処理を終了したか否かを判断する。全てのタグについて処理を終了したと判断した場合はステップS1007に進むが、未処理のタグが存在した場合はステップS1003に進み、操作メニュー情報の解析処理を繰り返す。
ステップS1007では、ステップS1001で読み込んだ操作メニュー情報(図8)内に、有効なメニュー情報が存在しているか否かを調べ、存在している場合にはステップS1008に進んでLCDディスプレイ309に対して該メニュー情報を表示した後、本処理を終了する。
一方、ステップS1007において、操作メニュー情報の全てが無効であると判断された場合は、ステップS1010に進んで読み込んだ操作メニュー情報を破棄し、装置のオリジナル操作メニュー情報(例えば図6のオリジナル画面601)への切り替えを行った後、ステップS1008に進んでLCDディスプレイ309に対して該メニュー情報を表示した後、本処理を終了する。
このように本実施形態においては、表示する操作メニューの機能タグに対してフィルタリング処理を行うことによって、当該装置において不適切な操作メニューが表示されてしまうことを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態においては図8に示すように1つの操作メニュー情報内に、異機種間のハード的な機能差や操作パネルの表示性能である解像度の違い、使用する言語の違い等を格納可能とし、さらに、該操作メニューを表示する装置において、上記機能差や言語差、装置パネルの性能を把握したうえで、操作パネルへの表示を行うことができる。したがって、装置の買い替えなどにより機器の操作方法が変わった場合等においても、置き換え前の装置におけるユーザ定義画面を流用することが可能になる。
また、操作メニュー情報内の非サポートタグについては置き換えを可能とすることによって、各装置に接続しているオプション装置(例えば両面ユニット等)の接続形態の違いに伴う機能差があった場合にも、その代理手段を設定することが可能であるため、オプション類の接続形態を考慮せずに操作メニューを作成することができる。
●自動アップデート処理
本実施形態において、MFP201でユーザによって定義された操作メニューを示す情報(図8の操作メニュー情報)は、MFP202〜204に送信されて保持される。またMFP201も同様に、MFP202〜204で定義された操作メニュー情報を受信して保持している。したがって、これら複数装置間における操作メニュー情報は、その更新を反映させるために互いに同期を取る必要があり、本実施形態では自動アップデート部107において、操作メニュー情報の自動アップデート処理を行うことを特徴とする。なお、本実施形態における自動アップデートが実行されるタイミングとしては、いずれかの装置において操作メニューが更新された時点や、定時での実行等、特に限定されない。以下、この自動アップデート処理について図11のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態において、MFP201でユーザによって定義された操作メニューを示す情報(図8の操作メニュー情報)は、MFP202〜204に送信されて保持される。またMFP201も同様に、MFP202〜204で定義された操作メニュー情報を受信して保持している。したがって、これら複数装置間における操作メニュー情報は、その更新を反映させるために互いに同期を取る必要があり、本実施形態では自動アップデート部107において、操作メニュー情報の自動アップデート処理を行うことを特徴とする。なお、本実施形態における自動アップデートが実行されるタイミングとしては、いずれかの装置において操作メニューが更新された時点や、定時での実行等、特に限定されない。以下、この自動アップデート処理について図11のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS1101において、同一ネットワークに接続された他装置に対し、自装置のユーザに属する操作メニュー情報の状況を確認する。例えば、自装置であるMFP201から、他装置であるMFP202,203,204に対して、ステップS901で入力されたユーザID502とパスワード503に相当するユーザ(当該ユーザ)の存在を、各装置が有するユーザ管理情報(図7)を用いて確認し、当該ユーザに対応する操作メニュー情報(図8)の最終更新日時等の情報を収集する。
なお、本実施形態ではMFP上でユーザ管理を行う例を説明したが、ユーザ認証を司るサーバ装置をネットワーク上に置き、該サーバ装置を経由してユーザ認証および操作メニュー情報の更新制御を行ってもよい。
次にステップS1102において、ステップS1101で収集した操作メニュー情報の更新日時情報に基づき、バージョンの異なる古い操作メニュー情報が存在するか否かを確認し、存在した場合はステップS1103に進む。
ステップS1103では、上記異なるバージョンの操作メニュー情報を有する装置に対し、該操作メニューの更新が可能であるか否かを確認し、特にアクセス制限がない等、更新可能であればステップS1104に進む。
ステップS1104では、操作メニュー情報の入手方法およびデータ更新方法を確定するため、操作メニュー情報を更新すべき装置を特定する。更新先が自装置であると判断された場合にはステップS1105に進み、他装置から最新の操作メニューをダウンロードした後、本処理を終了する。なお、操作メニューをダウンロードした時点で、該受信した操作メニューを自装置向けに最適化する、すなわち上述したフィルタリング処理をここで施しても良い。
一方、ステップS1104で操作メニュー情報を更新すべき装置が他装置であった場合にはステップS1106に進み、更新すべき装置(以下、相手装置)が有する機器構成情報(図4)を取得した後、ステップS1107に進む。ステップS1107では、自装置が持つ操作メニュー情報を相手装置に適した形式に最適化する。例えば、相手装置の機器構成情報に記載された国別コードに基づき、操作メニュー情報をその国の言語仕様に更新すること等が考えられる。また、上述したようなフィルタリング処理を、相手装置の機器構成情報に基づいて行っても良い。
そしてステップS1108において、ステップS1107で最適化した操作メニュー情報を相手装置に対してアップロードした後、本処理を終了する。
なお、ステップS1105のダウンロードおよびステップS1106のアップロードの各処理は、データの転送プロトコルであるFTP(File Transfer Protocol;RFC765などで周知)を用いる方式とした。
本実施形態ではこの自動アップデート処理によって、一つの装置で操作メニュー情報を更新すると、ネットワーク上に配置された他装置において、当該ユーザの使用が許可された装置に対して操作メニュー情報が自動的に更新され、各装置に対して個別に操作メニューを登録する手間を省くことができる。このように、各装置におけるユーザ固有の操作メニュー情報を自動アップデートすることによって、各装置において当該ユーザに対して常に最適な操作メニューを表示することができる。
[他の実施例]
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (18)
- 操作メニューを表示する画像処理装置であって、
ユーザ指示に基づいてユーザメニューを作成するメニュー作成手段と、
前記ユーザメニューの複数をメニュー情報として格納する格納手段と、
当該画像処理装置の機能状態に応じて、前記格納手段に格納されたいずれかのメニュー情報を選択し、該選択されたメニュー情報に基づくユーザメニューを表示するメニュー表示手段と、を有し、
前記メニュー情報は、該メニュー情報に基づくユーザメニュー表示を行う装置の機能条件を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記装置の機能条件としては、装置の機種情報を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記装置の機能条件としては、装置の使用言語情報を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
- 前記装置の機能条件としては、装置の表示解像度情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記メニュー情報は、マークアップ言語によって記載されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記メニュー表示手段はさらに、
当該画像処理装置の機能状態に応じて選択されたメニュー情報において、当該画像処理装置において表示不可能な情報を編集するメニューフィルタリング手段
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記メニューフィルタリング手段はさらに、
前記表示不可能な情報を表示可能な情報に置換するための辞書手段を有することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - さらに、当該画像処理装置を操作しているユーザを識別するユーザ識別手段を有し、
前記作成手段は、前記ユーザメニューをユーザ毎に作成し、
前記格納手段は前記メニュー情報をユーザ毎に格納し、
前記メニュー表示手段は、前記ユーザ識別手段で識別されたユーザに対応する、前記格納手段に格納されたメニュー情報に基づくユーザメニューを表示する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。 - さらに、前記メニュー情報を他装置に送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載された画像処理装置の複数台をネットワークを介して接続し、各装置間における通信を可能とする画像処理システムであって、前記画像処理装置のそれぞれは、
同一ユーザに関して、自装置の有するメニュー情報と他装置の有するメニュー情報のバージョンを比較する比較手段と、
前記比較手段において前記バージョンが異なると判断された場合に、該バージョンが同じとなるように当該装置間において前記メニュー情報の通信を行うメニュー情報通信手段と、
を有することを特徴とする画像処理システム。 - 前記メニュー情報通信手段は、前記比較手段において自装置のメニュー情報が古いと判断された場合に前記他装置から前記メニュー情報をダウンロードすることを特徴とする請求項10記載の画像処理システム。
- 前記メニュー情報通信手段は、前記比較手段において自装置のメニュー情報が新しいと判断された場合に前記他装置へ前記メニュー情報をアップロードすることを特徴とする請求項10または11記載の画像処理システム。
- 前記メニュー情報通信手段は、前記メニュー情報を前記他装置に最適化してアップロードすることを特徴とする請求項12記載の画像処理システム。
- 前記比較手段は同一ユーザに関して、自装置の有するメニュー情報と他装置の有するメニュー情報の最終更新日時情報を比較することによって、その新旧を判断することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の画像処理システム。
- 操作メニューを表示する画像処理装置における画像処理方法であって、
ユーザ指示に基づいてユーザメニューを作成するメニュー作成ステップと、
前記ユーザメニューの複数をメニュー情報として格納する格納ステップと、
当該画像処理装置の機能状態に応じて、前記格納ステップで格納されたいずれかのメニュー情報を選択するメニュー選択ステップと、
該選択されたメニュー情報に基づくユーザメニューを表示するメニュー表示ステップと、を有し、
前記メニュー情報は、該メニュー情報に基づくユーザメニュー表示を行う装置の機能条件を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 情報処理装置を制御することによって、該情報処理装置を請求項1乃至請求項9の何れかに記載された画像処理装置として動作させることを特徴とするプログラム。
- 請求項16に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
- 機能を複数有する複合装置であって、
ユーザ指示に基づいてユーザメニューを作成するメニュー作成手段と、
前記ユーザメニューの複数をメニュー情報として格納する格納手段と、
ユーザ及び機能に応じて、前記格納手段に格納されたいずれかのメニュー情報を選択し、該選択されたメニュー情報に基づくユーザメニューを表示する表示手段と、
を有することを特徴とする複合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086590A JP2006270594A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 画像処理装置およびその方法、および画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=37206069
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JP2005086590A Withdrawn JP2006270594A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 画像処理装置およびその方法、および画像処理システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006270594A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008227884A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2008283436A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Kyocera Mita Corp | 電子機器、及び操作画面管理プログラム |
JP2016151883A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、処理実行方法 |
US10616472B2 (en) | 2017-04-27 | 2020-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic apparatus, method of controlling electronic apparatus, and recording medium |
-
2005
- 2005-03-24 JP JP2005086590A patent/JP2006270594A/ja not_active Withdrawn
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