JP2006270497A - スピーカ用ダンパ及びスピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】所謂ネック切れを防止できるとともに、異音を発生させることなく振動板の振動を妨げないスピーカ用ダンパと該スピーカ用ダンパを備えたスピーカを提供する。
【解決手段】スピーカ1は振動部6と磁気回路部7を備えている。振動部6は振動板10とダンパ11とボイスコイル8を取り付けたボイスコイルボビン9を備えている。磁気回路部7はボイスコイルボビン9を介して振動板10を振動させる。ダンパ11は振動板10の振動を許容するとともに該振動板10の振動を徐々に減衰させる。ダンパ11は第1のダンパ素材21と第2のダンパ素材22とは布状の接着性素材30で互いに貼り合わされている。布状の接着性素材30は不織布で構成されている。不織布を構成する繊維は熱可塑性樹脂からなる。
【選択図】図1
【解決手段】スピーカ1は振動部6と磁気回路部7を備えている。振動部6は振動板10とダンパ11とボイスコイル8を取り付けたボイスコイルボビン9を備えている。磁気回路部7はボイスコイルボビン9を介して振動板10を振動させる。ダンパ11は振動板10の振動を許容するとともに該振動板10の振動を徐々に減衰させる。ダンパ11は第1のダンパ素材21と第2のダンパ素材22とは布状の接着性素材30で互いに貼り合わされている。布状の接着性素材30は不織布で構成されている。不織布を構成する繊維は熱可塑性樹脂からなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、スピーカの振動板が振動することを許容するとともに該振動板の振動を徐々に減衰させるスピーカ用ダンパ及び該スピーカ用ダンパを備えたスピーカに関する。
従来から用いられてきたスピーカは、振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部と、ダンパとを備えている。振動部は、磁気回路部の後述する磁気ギャップ内に設けられて、前記磁気回路部と協働して前記振動板を振動させるボイスコイルと、このボイスコイルとともに振動するとともに、振動することで音を発生する振動板と、前記ボイスコイルを取り付けるとともに前記振動板を支持するボイスコイルボビンとを備えている。
磁気回路部は、磁性体からなりかつ円環状に形成されているとともにダンパと前記振動板の振動方向に沿って相対するヨークプレートと、このヨークプレートに取り付けられた磁石と、磁性体からなりかつ前記磁石に取り付けられているとともに、前記ヨークプレートとの間に振動板を駆動(振動)するための磁力を発生する磁気ギャップを形成するヨークと、を備えている。また、前記ヨークには、前記磁気回路部及び振動部を収容するケース部材が取り付けられている。
ダンパは、薄手の円環状に形成されており、内縁部がボイスコイルボビンに取り付けられているとともに、外縁部がケース部材に取り付けられている。ダンパは、前記振動板とともにボイスコイルボビンが振動することを許容するとともに、振動板とボイスコイルボビンの振動を徐々に減衰させる。
前述したダンパは、該ダンパを構成する原反に熱硬化性樹脂を含浸し、加熱したプレス加工により、前述した熱硬化性樹脂を硬化させて、所望の形状に成形して、製造されることがある。このように、製造されたダンパは、前述したボイルコイルに比較的大きな音声電流が供給された際に、ボイスコイルボビンが大きく振動しようとすると、特に該ボイスコイルボビンとの接合箇所で破断してしまうことがあった。所謂、前述したダンパは、ネック切れを起こしてしまう。
このような、ネック切れを防止するために、特にボイルコイルボビンとの接合箇所を2枚のダンパ素材同士を貼り付けて、製造されたダンパが用いられるようになっている。このような、2枚のダンパ素材を張り合わせるダンパを容易に製造するために、本発明の出願人は、2枚のダンパ素材間にラミネートフィルムを介在させるダンパの製造方法(例えば、特許文献1参照)を提案している。
特開2002−191094号公報
前述した特許文献1に示されたダンパの製造方法では、通気性の無いラミネートフィルムを用いるため、前述したダンパ素材が重なる箇所(ボイスコイルボビンとの接合箇所)に通気性の無い部分が生じてしまう。
前述したダンパは、通気性が無いために、振動板及びボイスコイルボビンとともに振動しようとした際に、ボイスコイルボビンとともに振動しにくくなって、該ボイスコイルボビンの振動を妨げることがあった。また、前述したダンパが通気性が無いために、振動板及びボイスコイルボビンとともに振動した際に、該ダンパが仕切るスピーカ内の空間の圧力が極端に高くなったり低くなったりする。このため、振動板が、異音を発生させ易くすることも考えられる。
したがって、本発明の目的は、例えば、所謂ネック切れを防止できるとともに、異音を発生させることなく振動板の振動を妨げないスピーカ用ダンパと該スピーカ用ダンパを備えたスピーカを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のスピーカ用ダンパは、振動することで音を生じるスピーカの振動板が振動することを許容しかつ該振動板の振動を徐々に減衰させるとともに、第1のダンパ素材と第2のダンパ素材とを互いに貼り付けて得られるスピーカ用のダンパにおいて、前記第1のダンパ素材と、前記第2のダンパ素材とは、布状の接着性素材で互いに貼り合わされていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のスピーカは、振動することで音を生じる振動板と、前記振動板が振動することを許容するとともに該振動板の振動を徐々に減衰させるダンパと、を備えた振動部と、前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部とを備えたスピーカにおいて、前記ダンパとして請求項1又は請求項2記載のスピーカ用ダンパを備えたことを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかるスピーカ用ダンパ及び該スピーカ用ダンパを備えたスピーカを説明する。本発明の一実施形態にかかるスピーカは、布で構成される第1のダンパ素材と第2のダンパ素材とを貼り付ける素材として、布状の接着性素材を用いたスピーカ用ダンパを備えている。このように、スピーカ用ダンパの2枚の布(ダンパ素材)を貼り合わせるために、通気性を有する布状の接着性素材を用いることで、該スピーカ用ダンパの通気性を確保して、該スピーカ用ダンパが振動板などの振動を妨げることを防止できるようにしている。さらに、スピーカ内の空間の圧力が変動することを防止してスピーカ用ダンパが異音を発生させることを防止できるようにしている。
また、前記布状の接着性素材を構成する繊維は、熱可塑性樹脂で構成されるのが望ましい。
なお、本発明のスピーカ用ダンパのダンパ素材同士を貼り合わせる布状の接着性素材は、不織布と織布とのいずれであっても良い。すなわち、本発明では、ダンパ素材同士を貼り合わせる布状の接着性素材は、不織布又は織布で構成されていれば良い。
本発明の一実施例を、図1ないし図5に基づいて説明する。本発明の一実施例に係るスピーカ1は、床(フロア)上などに設置されるボックスなどのフレームに取り付けられて、音を発生する。フレームには、スピーカ1の振動板10などを露出する孔が設けられている。
スピーカ1は、図1に示すように、ケース4と、振動部6と、この振動部6を振動させて該振動部6に音を生じさせる磁気回路部7と、を備えている。
ケース4は、内外径が段階的に変化する円環状に形成されている。ケース4は、振動部6と磁気回路部7との双方と同軸に配されている。ケース4は、内縁部4aが後述のヨークプレート17に重ねられて該ヨークプレート17に取り付けられている。ケース4は、外縁部4bが前述したフレームに取り付けられている。
振動部6は、ボイスコイル8と、ボイスコイルボビン9と、振動板10と、スピーカ用ダンパ(以下、単にダンパと記す)11と、エッジ12と、図示しない錦糸線などを備えている。ボイスコイル8は、磁気回路部7の後述するヨーク15とヨークプレート17との双方と同軸で、かつ磁気回路部7の後述する磁気ギャップG内に配されている。ボイスコイル8には、錦糸線を介して音声電流が供給される。ボイスコイル8は、音声電流が供給されることで磁気回路部7と協働して、後述の振動板10則ち振動部6を軸芯Pに沿って振動する。
ボイスコイルボビン9は、円筒状に形成されている。ボイスコイルボビン9は、ヨーク15とヨークプレート17とボイスコイル8と同軸に配されている。ボイスコイルボビン9は、軸芯方向の一端部9aが磁気ギャップG内に挿入されており、該一端部9aの外周にボイスコイル8を取り付けている。この一端部9aは、ボイスコイルボビン9を取り付けた端部をなしている。
ボイスコイルボビン9は、ヨーク15に、該ヨーク15の軸芯P(図1中の一点鎖線で示す)に沿って移動自在に支持されている。なお、軸芯Pは、振動板10則ち振動部6の振動方向をなしている。
振動板10は、断面円弧状でかつ平面形状が円板状に形成された薄板状のセンタキャップ13と、側方からみて切頭円錐状(円錐台状)でかつ平面形状が円環状に形成された薄板状のコーン14とを備えている。コーン14は、センタキャップ13則ちヨーク15などと同軸に配され、かつ内縁部が前記ボイスコイルボビン9の他端部9bに取り付けられている。センタキャップ13は、ボイスコイルボビン9を塞いだ格好で、外縁部がコーン14に取り付けられている。
ダンパ11は、平面形状が円環状に形成され、かつ薄板状に形成されている。ダンパ11は、内縁部がボイスコイルボビン9の他端部9bに取り付けられ、かつ外縁部がケース4の内面に取り付けられている。ダンパ11は、ボイスコイルボビン9則ち振動板10が前述した軸芯Pに沿って振動することを許容するとともに、該ボイスコイルボビン9則ち振動板10の振動を徐々に減衰させる。
ダンパ11は、図5に示すように、第1のダンパ素材21と、第2のダンパ素材22とが互いに布状の接着性素材30で貼り合わされて構成されている。第1のダンパ素材21は、ボイスコイルボビン9とケース4の内面とに亘って設けられている。第2のダンパ素材22は、第1のダンパ素材21の内縁部に重ねられて、該第1のダンパ素材21に貼り付けられている。
ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30は、共に、布としての不織布で構成されている。なお、本発明でいう布とは、所謂不織布(紡績機、織機、編機を用いずに、繊維を接合させてつくった布状のもの)と、所謂織布(紡績機、織機、編機を用いて繊維同士を編んでつくった布状のもの)との双方を示している。このため、本発明では、ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30は、共に、布としての織布で構成されても良い。
ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30を構成する布としての不織布の繊維は、本実施例では、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂で構成されている。このように、ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30は、通気性を有する材料としての布で構成されている。
エッジ12は、平面形状が円環状に形成され、かつ薄板状に形成されている。エッジ12は、内縁部がコーン14の外縁部に取り付けられ、かつ外縁部がフレームの孔の内線部に取り付けられている。エッジ12は、ボイスコイルボビン9則ち振動板10が前述した軸芯Pに沿って振動することを許容するとともに、該ボイスコイルボビン9則ち振動板10の振動を徐々に減衰させる。
錦糸線は、一端がボイスコイルボビン9の他端部9bの外周面上で前記ボイスコイル8と接続し、他端がケース4上で図示しない端子などと接続している。錦糸線は、半田などを用いたろう付けにより、ボイスコイル8及び図示しない端子に接続されている。
磁気回路部7は、磁性体(所謂、常磁性体又は強磁性体)からなるヨーク15と、磁石16と、磁性体(所謂、常磁性体又は強磁性体)からなるヨークプレート17とを備えている。ヨーク15は、円板状のボトムプレート18と、該ボトムプレート18の中央部から立設しかつボトムプレート18と同軸の円柱状のセンタポール19とを一体に備えている。
ボトムプレート18の外径は、センタポール19の外径より大きい。ヨーク15は、センタポール19のボトムプレート18から離れた側の端部が、ボイスコイルボビン9の一端部9aの内側に侵入した格好に配されている。
磁石16は、円環状に形成されている。磁石16は、永久磁石又は直流電源により励磁されるものでも良い。磁石16は、内側にヨーク15のセンタポール19、ボイスコイルボビン9の一端部9a及びボイスコイル8が侵入した状態で、ヨーク15のボトムプレート18に重ねられて、該ヨーク15に取り付けられている。
ヨークプレート17は、円環状に形成されている。ヨークプレート17は、内側にヨーク15のセンタポール19が侵入した状態で磁石16に重ねられている。ヨークプレート17と磁石16とヨーク15とは、互いに固定されている。ヨーク15と、磁石16と、ヨークプレート17とは、互いに同軸に配されている。また、ヨーク15のセンタポール19の外周面と、ヨークプレート17の内周面とは、互いに間隔をあけている。
前述した構成により、磁気回路部7は、所謂外磁型に構成されている。磁気回路部7は、ヨーク15のセンタポール19の外周面と、ヨークプレート17の内周面との間に、前述したボイスコイル8と協働して振動板10を駆動(振動)するための磁力を発生する磁気ギャップGを形成している。
前述した構成のスピーカ1は、ボイスコイル8に音声電流が供給され、この音声電流に応じて磁気ギャップG内に保持されたボイスコイル8が前述した軸芯Pに沿って振動する。そして、ボイスコイル8を支持したボイスコイルボビン9が、振動板10のセンタキャップ13及びコーン14と共に軸芯Pに沿って振動して、振動板10のセンタキャップ13及びコーン14が、音声電流に応じた音を生じる。このように、磁気回路部7は、振動板10則ち振動部6を振動させて、音を生じさせる。
また、前述したダンパ11は、以下のように組み立てられる。まず、図2に示すように、ダンパ11の外形に沿ったキャビティ23が互いの間に形成された金型24の第1の型25と第2の型26とが、互いに離される。そして、第1の型25と第2の型26との間に、円板状の第1のダンパ素材21と、布状の接着性素材30と、第2のダンパ素材22とが位置付けられる。
そして、型25,26を加熱するとともに、該型25,26同士を互いに近づける。そして、ダンパ素材21,22及び布状の接着性素材30を加熱しながら互いに密着する方向に加圧する。すると、ダンパ素材21,22の繊維と布状の接着性素材30が互いに溶着して、図3に示すように、ダンパ素材21,22同士が貼り付けられる。そして、図4に示すように、溶着したダンパ素材21,22を型25,26間から取り外す。そして、ダンパ素材21,22の中央部などを除去して、図5に示す前述したダンパ11を得る。
本実施例によれば、第1のダンパ素材21と第2のダンパ素材22とを貼り付けて、ダンパ11を構成している。このため、該ダンパ11が、所謂ネック切れを起こすことを防止できる。
また、ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30を布で構成しているので、これらのダンパ素材21,22及び布状の接着性素材30の通気性を確保することができる。このため、勿論、ダンパ素材21,22同士を貼り合わされて得られたダンパ11の通気性を確保することができ、該ダンパ11が振動板10などの振動を妨げることを防止できる。さらに、スピーカ1内の空間の圧力が変動することを防止して、ダンパ11が異音を発生させることを防止できる。
ダンパ素材21,22及びこれらのダンパ素材21,22同士を貼り合わせる布状の接着性素材30を構成する繊維は、熱可塑性樹脂で構成されている。このため、布状の接着性素材30をダンパ素材21,22間に挟み込んで加熱しながら互いに近づく方向に加圧することで、ダンパ素材21,22同士を貼り付けることができる。したがって、ダンパ11を容易に製造することができる。
スピーカ1は、前述したダンパ11を備えているので、ネック切れを防止でき、かつ異音を発生させることなく振動板10の振動を妨げることを防止できる。
前述した実施例では、スピーカ1を所謂外磁型としている。しかしながら、本発明では、スピーカ1を所謂内磁型としても良い。
また、本発明では、ダンパ素材21,22及び布状の接着性素材30を構成する繊維を、熱可塑性樹脂以外の接着性材料(合成樹脂など)で構成しても良い。
前述した実施例によれば、以下のスピーカ用ダンパ11及びスピーカ1が得られる。
(付記1) 振動することで音を生じるスピーカ1の振動板10が振動することを許容しかつ該振動板10の振動を徐々に減衰させるとともに、第1のダンパ素材21と第2のダンパ素材22とを互いに貼り付けて得られるスピーカ用のダンパ11において、
前記第1のダンパ素材21と、前記第2のダンパ素材22とは、、布状の接着性素材30で互いに貼り合わされていることを特徴とするスピーカ用のダンパ11。
前記第1のダンパ素材21と、前記第2のダンパ素材22とは、、布状の接着性素材30で互いに貼り合わされていることを特徴とするスピーカ用のダンパ11。
(付記2) 前記布状の接着性素材30を構成する繊維は、熱可塑性樹脂で構成されていることを特徴とする付記1記載のスピーカ用ダンパ11。
(付記3) 振動することで音を生じる振動板10と、前記振動板10が振動することを許容するとともに該振動板10の振動を徐々に減衰させるダンパ11と、を備えた振動部6と、
前記振動部6を振動させて音を生じさせる磁気回路部7とを備えたスピーカ1において、
前記ダンパ11として付記1又は付記2記載のスピーカ用ダンパを備えたことを特徴とするスピーカ1。
前記振動部6を振動させて音を生じさせる磁気回路部7とを備えたスピーカ1において、
前記ダンパ11として付記1又は付記2記載のスピーカ用ダンパを備えたことを特徴とするスピーカ1。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 スピーカ
6 振動部
7 磁気回路部
10 振動板
11 ダンパ(スピーカ用ダンパ)
21 第1のダンパ素材
22 第2のダンパ素材
30 布状の接着性素材
6 振動部
7 磁気回路部
10 振動板
11 ダンパ(スピーカ用ダンパ)
21 第1のダンパ素材
22 第2のダンパ素材
30 布状の接着性素材
Claims (3)
- 振動することで音を生じるスピーカの振動板が振動することを許容しかつ該振動板の振動を徐々に減衰させるとともに、第1のダンパ素材と第2のダンパ素材とを互いに貼り付けて得られるスピーカ用のダンパにおいて、
前記第1のダンパ素材と、前記第2のダンパ素材とは、布状の接着性素材で互いに貼り合わされていることを特徴とするスピーカ用のダンパ。 - 前記布状の接着性素材を構成する繊維は、熱可塑性樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ用のダンパ。
- 振動することで音を生じる振動板と、前記振動板が振動することを許容するとともに該振動板の振動を徐々に減衰させるダンパと、を備えた振動部と、
前記振動部を振動させて音を生じさせる磁気回路部とを備えたスピーカにおいて、
前記ダンパとして請求項1又は請求項2記載のスピーカ用ダンパを備えたことを特徴とするスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005085450A JP2006270497A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | スピーカ用ダンパ及びスピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005085450A JP2006270497A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | スピーカ用ダンパ及びスピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=37205983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005085450A Withdrawn JP2006270497A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | スピーカ用ダンパ及びスピーカ |
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Country | Link |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005085450A patent/JP2006270497A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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