JP2006269270A - 照明保守システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、適切な清掃時期をユーザに知らせることにより清掃作業費用をできるだけ低減することにある。
【解決手段】 照明保守システム1は、実照度計測手段21、第1情報記憶手段13a、第1点灯時間計測手段112、理想照度導出手段112、照度差算出手段112、および第1報知手段14を備える。実照度計測手段21は、実照度を計測する。第1情報記憶手段13aには、第1照明機器経年劣化特性情報が記憶される。第1点灯時間計測手段112は、照明機器40の点灯時間を計測する。理想照度導出手段112は、照明機器経年劣化特性情報に基づいて点灯時間計測手段112において計測された照明機器40の点灯時間における理想照度を導出する。照度差算出手段112は、照度計測手段21において計測された実照度と理想照度導出手段112において導出された理想照度との差を算出する。第1報知手段14は、実照度と理想照度との差が所定値に達した場合に報知を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、照明装置の清掃タイミングを通知する照明保守システムに関する。
過去に「照明装置の点灯時間を計測し、その点灯時間が所定時間に達すると、照明機器清掃時期を表示する」という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、「照明装置の取り付け初期の照度を計測しておき、その後の照度が初期の照度の80%になったとき清掃指示情報を表示する」という技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)
特開平6−84592号公報 特開平8−69883号公報
しかし、照明機器の汚れ度合いは照明機器の設置環境により大きく変化することが知られている。したがって、前者の技術では、照明装置が例えばクリーンルーム等、十分にきれいな環境に設置されている場合であっても定期的に清掃作業を行わなければならず不要な清掃作業コストが生じるという不具合がある。また、特開平6−84592号公報の図3に示されるように、照明機器の照度は、汚れが付着しない場合であっても使用時間が長くなるにつれて徐々に減少する傾向を示す。したがって、後者の技術では、使用時間が長くなるほど軽微な汚れでも清掃指示情報が表示されるようになり清掃作業コストが増大するという不具合がある。本発明の課題は、適切な清掃時期をユーザに知らせることにより清掃作業費用をできるだけ低減することにある。
第1発明に係る照明保守システムは、実照度計測手段、第1情報記憶手段、第1点灯時間計測手段、理想照度導出手段、照度差算出手段、および第1報知手段を備える。実照度計測手段は、実照度を計測する。なお、ここにいう「実照度」とは、照明機器の実際の照度である。第1情報記憶手段には、第1照明機器経年劣化特性情報が記憶される。なお、ここにいう「第1照明機器経年劣化特性情報」とは、照明機器の点灯時間と照明機器の理想の照度である理想照度との関係を表す情報である。第1点灯時間計測手段は、照明機器の点灯時間を計測する。理想照度導出手段は、照明機器経年劣化特性情報に基づいて点灯時間計測手段において計測された照明機器の点灯時間における理想照度を導出する。照度差算出手段は、照度計測手段において計測された実照度と理想照度導出手段において導出された理想照度との差を算出する。第1報知手段は、実照度と理想照度との差が所定値に達した場合に報知を行う。
この照明保守システムでは、実照度計測手段が、実照度を計測する。また、第1点灯時間計測手段が、照明機器の点灯時間を計測する。そして、理想照度導出手段が、照明機器経年劣化特性情報に基づいて点灯時間計測手段において計測された照明機器の点灯時間における理想照度を導出する。さらに、照度差算出手段が、照度計測手段において計測された実照度と理想照度導出手段において導出された理想照度との差を算出する。そして最後に、第1報知手段が、実照度と理想照度との差が所定値に達した場合に報知を行う。このため、この照明保守システムでは、照明装置の汚れ具合がある程度進んだ適切な時点で、第1報知手段において報知が行われる。したがって、この照明保守システムでは、清掃作業費用をできるだけ低減することができる。
第2発明に係る照明保守システムは、第1発明に係る照明保守システムであって、照度計測時刻スケジュール手段をさらに備える。照度計測時刻スケジュール手段は、照度計測手段が実照度を計測する時刻を設定可能である。
この照明保守システムでは、照度計測時刻スケジュール手段で、照度計測手段が実照度を計測する時刻が設定可能である。このため、この照明保守システムでは、ユーザは、外光の影響が少ない時間を選んで汚れ検知を行うことができる。
第3発明に係る照明保守システムは、第1発明または第2発明に係る照明保守システムであって、発停回数カウント手段および経年劣化特性情報補正手段をさらに備える。発停回数カウント手段は、照明機器の発停回数をカウントする。経年劣化特性情報補正手段は、発停回数を利用して第1照明機器経年劣化特性情報を補正する。
この照明保守システムでは、発停回数カウント手段が、照明機器の発停回数をカウントする。そして、経年劣化特性情報補正手段が、発停回数を利用して第1照明機器経年劣化特性情報を補正する。一般に、照明装置は、一回の発停で1時間寿命が縮む、つまり照度が減衰すると言われている。このため、この照明保守システムでは、照明装置の清掃タイミングをより正確に導出することができる。
第4発明に係る照明保守システムは、照明機器、一定照度制御手段、第2情報記憶手段、第2点灯時間計測手段、理想供給電力導出手段、供給電力差算出手段、および第2報知手段を備える。一定照度制御手段は、照明機器への供給電力を調節することにより照明機器の照度を所定時間一定に制御する。第2情報記憶手段には、第2照明機器経年劣化特性情報が記憶される。なお、ここにいう「第2照明機器経年劣化特性情報」とは、照明機器の点灯時間と照明機器の照度を一定に維持するために必要な理想の供給電力である理想供給電力との関係を表す情報である。第2点灯時間計測手段は、照明機器の点灯時間を計測する。理想供給電力導出手段は、第2照明機器経年劣化特性情報に基づいて点灯時間計測手段において計測された照明機器の点灯時間における理想供給電力を導出する。供給電力差算出手段は、一定照度制御手段により消費される実際の供給電力である実供給電力と理想供給電力導出手段において導出された理想供給電力との差を算出する。第2報知手段は、実供給電力と理想供給電力との差が所定値に達した場合に報知を行う。
この照明保守システムでは、一定照度制御手段が、照明機器への供給電力を調節することにより照明機器の照度を所定時間一定に制御する。また、第2点灯時間計測手段が、照明機器の点灯時間を計測する。そして、理想供給電力導出手段が、第2照明機器経年劣化特性情報に基づいて点灯時間計測手段において計測された照明機器の点灯時間における理想供給電力を導出する。さらに、供給電力差算出手段が、一定照度制御手段により消費される実際の供給電力である実供給電力と理想供給電力導出手段において導出された理想供給電力との差を算出する。そして最後に、第2報知手段が、実供給電力と理想供給電力との差が所定値に達した場合に報知を行う。このため、この照明保守システムでは、照明装置の汚れ具合がある程度進んだ適切な時点で、第2報知手段において報知が行われる。したがって、この照明保守システムでは、清掃作業費用をできるだけ低減することができる。
第5発明に係る照明保守システムは、第4発明に係る照明保守システムであって、実供給電力取得時刻スケジュール手段をさらに備える。実供給電力取得時刻スケジュール手段では、実供給電力を取得する時刻が設定可能である。
この照明保守システムでは、実供給電力取得時刻スケジュール手段では、実供給電力を取得する時刻が設定可能である。このため、この照明保守システムでは、ユーザは、外光の影響が少ない時間を選んで汚れ検知を行うことができる。
第6発明に係る照明保守システムは、第4発明または第5発明に係る照明保守システムであって、発停回数カウント手段および経年劣化特性情報補正手段をさらに備える。発停回数カウント手段は、照明機器の発停回数をカウントする。経年劣化特性情報補正手段は、発停回数を利用して第2照明機器経年劣化特性情報を補正する。
この照明保守システムでは、発停回数カウント手段が、照明機器の発停回数をカウントする。そして、経年劣化特性情報補正手段が、発停回数を利用して第2照明機器経年劣化特性情報を補正する。一般に、照明装置は、一回の発停で1時間寿命が縮む、つまり照度が減衰すると言われている。このため、この照明保守システムでは、照明装置の清掃タイミングをより正確に導出することができる。
第1発明に係る照明保守システムでは、照明装置の汚れ具合がある程度進んだ適切な時点で、第1報知手段において報知が行われる。したがって、この照明保守システムでは、清掃作業費用をできるだけ低減することができる。
第2発明に係る照明保守システムでは、ユーザは、外光の影響が少ない時間を選んで汚れ検知を行うことができる。
第3発明に係る照明保守システムでは、照明装置の清掃タイミングをより正確に導出することができる。
第4発明に係る照明保守システムでは、照明装置の汚れ具合がある程度進んだ適切な時点で、第2報知手段において報知が行われる。したがって、この照明保守システムでは、清掃作業費用をできるだけ低減することができる。
第5発明に係る照明保守システムでは、ユーザは、外光の影響が少ない時間を選んで汚れ検知を行うことができる。
第6発明に係る照明保守システムでは、照明装置の清掃タイミングをより正確に導出することができる。
〔照明保守システム〕
ここでは、図1から図6までの図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る照明保守システムについて説明する。
この照明保守システム1は、図1に示されるように、主に、照明装置40、照明コントローラ10、および照度センサ21から構成されている。以下、これらの各構成部品について詳述する。
(1)照明装置
照明装置40は、図2に示されるように、主に、ケーシング41とケーシングに固定される2本の蛍光灯42とから構成されている。そして、この照明装置40は、第1通信線26を介して照明コントローラ10に接続されている。なお、この照明装置40のオン/オフは、照明コントローラ10に設けられる入力装置25(図3参照)か照明コントローラ10のスケジュール点灯制御により行われる。
(2)照明コントローラ
照明コントローラ10は、居室R1の側壁に配置されている。この照明コントローラ10は、図3に示されるように、主に、中央処理部11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13a、EEPROM13b、I/O制御部14、照度センサ用インターフェイス15、照明装置用インターフェイス27、ディスプレイ用インターフェイス16、ディスプレイ17、入力装置用インターフェイス24、および入力装置25から構成されている。ここで、中央処理部11、RAM12、ROM13a、EEPROM13b、およびI/O制御部14は、例えば、マイクロコンピュータであって、相互に第1バス線18によって接続されており、1つの集積回路を構成している。また、照度センサ用インターフェイス15、照明装置用インターフェイス27、ディスプレイ用インターフェイス16、および設定装置用インターフェイス24は、例えば、プリント回路基板等であって、第2バス線19a,19b,19c,19dを介してI/O制御部14に接続されている。また、ディスプレイ17は、第3通信線20を介してディスプレイ用インターフェイス16に接続されている。また、設定装置25は、第4通信線23を介して設定装置用インターフェイス24に接続されている。
中央処理部11は、主に、制御部111および演算部112を有する。制御部111は、図4に示されるように、ROM13aに記憶されている制御プログラムを読み込み(Fd6参照)、読み込んだ制御プログラムに従って演算部112、RAM12、ROM13a、EEPROM13b、およびI/O制御部14に動作を指示する(Fc1〜Fc4参照)。演算部112は、図4に示されるように、制御部111の命令に従って制御部111、RAM12、ROM13a、およびEEPROM13bから必要なデータを取得して(Fd1、Fd4、およびFd7参照)演算処理(例えば、算術演算処理や論理演算処理等)を行う。また、この演算部112は、制御部111の命令に従って、演算処理の処理結果データを制御部111に供給することができる(Fd2参照)。また、この演算部112は、制御部111の命令に従って、演算処理の処理結果データをRAM12やEEPROM13bに書き込むことができる(Fd3参照)。
RAM12は、図4に示されるように、制御部111の指示に従って、各種データを制御部111に供給することができる(Fd5参照)。また、このRAM12は、データをI/O制御部14から取得して(Fd9参照)一時記憶したり、演算部112から送信されるデータ(Fd3参照)を一時記憶したりする。また、このRAM12は、制御部111の命令に応じて一時記憶しているデータをI/O制御部14に送信する(Fd8参照)。
ROM13aは、制御プログラムや各種データを格納している。そして、このROM13aは、図4に示されるように、制御部111の指示に従って、それらを制御部111に供給する(Fd6参照)。また、このROM13aは、制御部111の指示に従って、各種データを演算部112に供給することができる(Fd7参照)。なお、本実施の形態において、この制御プログラムにはソフトウェアタイマーが含まれているため、照明コントローラ10は時刻を計測することが可能となっている。また、本実施の形態において、このROM13aには、図5に示されるような蛍光灯42の点灯時間と理想照度との関係を表すデータである蛍光灯経年劣化特性データが記憶されている。
EEPROM13bは、電気的に書き換え可能なROMであり、入力装置25において入力される種々のデータやソフトウェアタイマーから得られる時刻データ等を記憶する。
I/O制御部14は、照度センサ21から照度センサ用インターフェイス15を介して送信されてくるデータや入力装置25から入力装置用インターフェイス24を介して送信されてくるデータ等をRAM12へ入力したり(Fd9参照)、RAM12に記憶されている各種データや制御信号などをディスプレイ用インターフェイス16を介してディスプレイ17へ出力したり照明装置用インターフェイス27を介して照明装置40に送信したりする。
照度センサ用インターフェイス15、照明装置用インターフェイス27、ディスプレイ用インターフェイス16、および入力装置用インターフェイス24は、通信線20,22,23,26を介して照度センサ21、照明装置40、ディスプレイ17、および入力装置25に接続されており、照度センサ21や入力装置25から送信されてくる各種データを受信すると同時にそれらのデータを中央処理部11が処理可能な形式に変換したりI/O制御部からディスプレイ17や照明装置40に出力されるデータや制御信号などをディスプレイ17や照明装置26が処理可能な形式に変換したりする。
ディスプレイ17は、I/O制御部14およびディスプレイ用インターフェイス16を通ってきた各種データを映像面に表示する。
入力装置25では、照明装置40のオン/オフ入力が行われたり、照明保守システム1の照度計測時刻(制御プログラムの実行時刻)が設定されたりすることが可能となっている。なお、この照明コントローラ10では、入力装置25において照明装置40のオン/オフ入力が行われた場合、そのオン/オフデータが時刻データとともにEEPROM13bに記憶される(このデータは照明装置40の総点灯時間を導出するのに用いられる)。
(3)照度センサ
照度センサ21は、蛍光灯の長手方向に沿ってケーシング41の内側に突出するように設けられている。なお、この照度センサ21は、第2通信線22を介して照明コントローラ10に接続される。
〔照明コントローラの動作〕
ここでは、図6に示されるフローチャートに従って、照明コントローラ10の動作について説明する。ここで、図6は、照明コントローラ10の動作の流れを表すフローチャートである。
図6において、ステップS1では、制御部111が、ソフトウェアタイマーから時刻データを取得し、RAM12に書き込む。ステップS2では、演算部112が、制御部111の指示に従って、RAM12から時刻データを取得し、その時刻データが照度計測時刻であるかを判定する。なお、ここで、照度計測時刻は、例えば、23:30や2:00(深夜)などのように規定されており、予め入力装置25からEEPROM13bに入力されている。ステップS2の演算部112の判定の結果、時刻データが照度計測時刻であると判定された場合、処理はステップS3に移る。ステップS2の演算部112の判定の結果、時刻データが照度計測時刻でないと判定された場合、処理はステップS1に戻る。ステップS3では、演算部112が、制御部111の指示に従って、EEPROM13bから最新の照明装置40のオン/オフデータを取得し、そのオン/オフデータがオンであるかを判定する。ステップS3の演算部112の判定の結果、オン/オフデータがオンであると判定された場合、処理はステップS5に移る。ステップS2の演算部112の判定の結果、オン/オフデータがオフであると判定された場合、処理はステップS4に移る。ステップS4では、I/O制御部14が、制御部111の指示に従って、照明装置40へオン制御信号を送信し、照明装置40を点灯させる。ステップS5では、I/O制御部14が、制御部111の指示に従って、照度センサ21から照度データLaを受信し、RAM12に書き込む。ステップS6では、演算部112が、制御部111の指示に従って、ROM13aから蛍光灯経年劣化特性データを、EEPROM13bから総点灯時間データ(照明装置40のオン/オフ−時刻データから導出される)を読み出し、総点灯時間データに対応する理想照度データLiを抽出する。ステップS7では、演算部112が、制御部111の指示に従って、EEPROM13bからオン/オフデータを読み出してオン回数をカウントする。ステップS8では、演算部112が、制御部111の指示に従って、オン回数に1ルックスを乗じて補正値を算出した後、理想照度データLiから補正値を差し引いて補正理想照度データLicとする。ステップS9では、演算部112が、制御部111の指示に従って、RAM12から照度データLaを取得し、その照度データLaと補正理想照度データLicとの差(以下、照度差という)(Lic−La)を算出し、RAM12に書き込む。ステップS10では、演算部112が、制御部111の指示に従って、RAM12から照度差(Lic−La)を取得し、その照度差(Lic−La)が清掃必要照度幅Lc以上であるかを判定する。ステップS10の演算部112の判定の結果、照度差(Lic−La)が清掃必要照度幅Lc以上であると判定された場合、処理はステップS11に移る。ステップS10の演算部112の判定の結果、照度差(Lic−La)が清掃必要照度幅Lc未満であると判定された場合、処理はステップS1に戻る。ステップS11では、RAM12が制御部111の指示に従ってROM13aから清掃サインデータを読み出した後、I/O制御部14が制御部111の指示に従ってRAM12にある清掃サインデータをディスプレイ用インターフェイス16を介してディスプレイ17に送信する。すると、ディスプレイ17上に清掃サインデータが表示される。なお、ステップS11の処理が終了すると、処理はステップS1に戻る。
〔照明保守システムの特徴〕
(1)
本実施の形態に係る照明保守システム1では、照度センサ21が、照明装置40の照度を計測する。また、照明コントローラ10では、照明装置40の総点灯時間が導出される。そして、この照明コントローラ10では、蛍光灯経年劣化特性データに基づいて総点灯時間における蛍光灯42の理想照度データを導出する。さらに、この照明コントローラ10では、照度センサ21から照度データと理想照度データとの差を算出する。そして、その差が所定値に達した場合に照明コントローラ10のディスプレイ17に、清掃サインデータが表示される。このため、この照明保守システム1では、蛍光灯42の汚れ具合がある程度進んだ適切な時点で、清掃サインデータが表示される。したがって、この照明保守システム1では、清掃作業費用をできるだけ低減することができる。
(2)
本実施の形態に係る照明保守システム1では、照明コントローラ10において照明保守システム1の照度計測時刻が設定可能になっている。このため、この照明保守システム1では、ユーザは、外光の影響が少ない時間を選んで蛍光灯42の汚れ検知を行うことができる。
(3)
本実施の形態に係る照明保守システム1では、照度コントローラ10において、照明装置40のオン回数がカウントされ、そのオン回数に1ルックスを乗じて補正値が算出された後、理想照度データLiから補正値が差し引かれて補正理想照度データLicが導出される。一般に、蛍光灯42は、一回のオン/オフで1時間寿命が縮む、つまり照度が減衰すると言われている。このため、この照明保守システム1では、照明装置40の清掃タイミングをより正確に導出することができる。
〔変形例〕
(A)
先の実施の形態に係る照明保守システム1では、蛍光灯が監視対象となっていたが、監視対象はマルチハロゲン灯や水銀灯などであってもよい。
(B)
先の実施形態に係る照明保守システム1では、通常の蛍光灯42が監視対象となっていたが、これに代えて、一定照度コントロールされる蛍光灯などを監視対象としてもかまわない。ただし、一定照度コントロールされる蛍光灯は汚れが付着していても照度が変化しないので、照明コントローラ10は、照度センサ21から得られる照度データではなく蛍光灯への供給電力や一定照度コントロールの制御値などの変化を利用して先と同様の動作を行うこととなる。なお、これに先立ち、蛍光灯などの点灯時間と蛍光灯の照度を一定に維持するために必要な理想の供給電力や制御値との関係を把握しておく必要がある。これは、当業者の通常の発意に基づいて実現可能である。この場合は、清掃の度に、蛍光灯の照度が回復し蛍光灯に供給される電力量が低減されるので、省エネルギーを実現することが可能となる。
(C)
先の実施形態に係る照明保守システム1では、清掃サインデータがディスプレイ17に表示されることによりユーザに蛍光灯42の清掃を促したが、これに代えて、蛍光灯42を点滅制御することによりユーザに蛍光灯42の清掃を促す等してもよい。
本発明に係る照明保守システムは、清掃作業費用をできるだけ低減することができるという特徴を有し、家庭用や商業施設用の照明機器の清掃タイミングを把握するのに有用である。
本発明の実施の形態に係る照明保守システムの簡易システム構成図。 本発明の実施の形態に係る照明装置の外観斜視図。 本発明の実施の形態に係る照明コントローラの構成図。 本発明の実施の形態に係る照明コントローラにおける制御信号およびデータの流れを表す図。 本発明の実施の形態に係る照明コントローラで採用される蛍光灯経年劣化特性データを表す図。 本発明の実施の形態に係る照明コントローラの動作の流れを表すフローチャート。
符号の説明
1 照明保守システム
13a ROM(第1情報記憶手段)
14 I/O制御部(第1報知手段)
21 照度センサ(実照度計測手段)
25 入力装置(照度計測時刻スケジュール手段)
40 照明装置(照明機器)
112 演算部(第1点灯時間計測手段、理想照度導出手段、照度差算出手段、発停回数カウント手段、経年劣化特性情報補正手段)

Claims (6)

  1. 照明機器(40)の実際の照度である実照度を計測する実照度計測手段(21)と、
    前記照明機器の点灯時間と前記照明機器の理想の照度である理想照度との関係を表す情報である第1照明機器経年劣化特性情報を記憶する第1情報記憶手段(13a)と、
    前記照明機器の点灯時間を計測する第1点灯時間計測手段(112)と、
    前記照明機器経年劣化特性情報に基づいて前記点灯時間計測手段において計測された前記照明機器の点灯時間における前記理想照度を導出する理想照度導出手段(112)と、
    前記照度計測手段において計測された前記実照度と前記理想照度導出手段において導出された前記理想照度との差を算出する照度差算出手段(112)と、
    前記実照度と前記理想照度との差が所定値に達した場合に報知を行う第1報知手段(14)と、
    を備える、照明保守システム(1)。
  2. 前記照度計測手段が前記実照度を計測する時刻を設定可能である照度計測時刻スケジュール手段(25)をさらに備える、
    請求項1に記載の照明保守システム。
  3. 前記照明機器の発停回数をカウントする発停回数カウント手段(112)と、
    前記発停回数を利用して前記第1照明機器経年劣化特性情報を補正する経年劣化特性情報補正手段(112)と、
    をさらに備える、請求項1または2に記載の照明保守システム。
  4. 照明機器と、
    前記照明機器への供給電力を調節することにより前記照明機器の照度を所定時間一定に制御する一定照度制御手段と、
    前記照明機器の点灯時間と前記照明機器の照度を一定に維持するために必要な理想の供給電力である理想供給電力との関係を表す情報である第2照明機器経年劣化特性情報を記憶する第2情報記憶手段と、
    前記照明機器の点灯時間を計測する第2点灯時間計測手段と、
    前記第2照明機器経年劣化特性情報に基づいて前記点灯時間計測手段において計測された前記照明機器の点灯時間における前記理想供給電力を導出する理想供給電力導出手段と、
    前記一定照度制御手段により消費される実際の供給電力である実供給電力と前記理想供給電力導出手段において導出された前記理想供給電力との差を算出する供給電力差算出手段と、
    前記実供給電力と前記理想供給電力との差が所定値に達した場合に報知を行う第2報知手段と、
    を備える、照明保守システム。
  5. 前記実供給電力を取得する時刻を設定可能である実供給電力取得時刻スケジュール手段をさらに備える、
    請求項4に記載の照明保守システム。
  6. 前記照明機器の発停回数をカウントする発停回数カウント手段と、
    前記発停回数を利用して前記第2照明機器経年劣化特性情報を補正する経年劣化特性情報補正手段と、
    をさらに備える、請求項4または5に記載の照明保守システム。
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JP (1) JP2006269270A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015130296A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 大日本印刷株式会社 太陽光照明管理装置、太陽光照明管理システム、太陽光照明管理方法、プログラム、記録媒体
JP2018515882A (ja) * 2015-04-30 2018-06-14 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 照明器具ベースのモニタリング

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