JP2006269164A - ケーブル中継用コネクタ - Google Patents

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智 田中
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大 吉田
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Kazuo Nakatoi
和男 中樋
Toshiaki Inage
敏明 稲毛
Yuji Fujita
裕司 藤田
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Abstract

【課題】モジュラプラグ付きLANケーブルを簡単に延長できることにより、配線作業現場でのLANケーブルの容易な中継作業を可能とし、LAN配線の作業性を向上させることのできる信頼性の高いケーブル中継用コネクタを提供する。
【解決手段】成端用圧接スリットが形成された端子板を有する2つのケーブルが結線される2つの端子台2b、4bを持ち、両端子台2b、4bの対応する各端子板が電気的に結合された中継用成端ブロック1bを備え、その一方の端子台4bに、モジュラプラグ8が接続されたプラグ付ケーブル9のケーブル6aの他端を接続し、ケーブル6aをケーブルバンド12で端子台2bのケーブル固定部28に固定することによりケーブル中継用コネクタ11を形成し、他方の端子台2bに中継用ケーブル6bを圧接で接続できるようにする。
【選択図】図11

Description

本発明は、モジュラプラグと、LANケーブルのツイストケーブルを成端して接続できる端子ブロックを備えたケーブル中継用コネクタに関する。
最近の家庭内情報通信の進展により、壁の内側にLAN配線が設置されるケースが増加してきている。このようなLAN配線では、情報通信用のツイストペアケーブルから成るLANケーブルが用いられ、通常、その両端にモジュラプラブ又はモジュラジャックが装着されている。ツイストペアケーブルへのモジュラプラグの装着は、電線と端子の圧着接続が必要なため専用の冶具を用いて行われている。また、LANの通信速度を維持するために一定のインピーダンス精度が必要であるため、その装着作業に熟練を必要とする。従って、LANケーブルの配線工事では、通常は現場においてモジュラプラグをツイストペアケーブルに装着する作業を避けるために、事前に現場の使用状況に合わせてLANケーブルの長さを決めて、モジュラプラグなどが接続されたものを用意して使用していた。
通常、LANケーブルの長さは余裕をもって決められているけれども、配線工事の現場において、準備していたケーブルが短く、そのままでは配線できないこともありうる。その場合は、ケーブルを延長する必要があるが、従来は現場でケーブルを簡単に中継して延長できる成端部材を備えたLANケーブルは存在しなかった。そのため、必要な長さのLANケーブルを改めて作り直すか、あるいは両端にモジュラジャックを備えた接続コネクタと既成のモジュラプラグ付きLANケーブルを用いてLANケーブルを延長することが考えられる。前者の場合、現場に専用の冶具を持ち込んで長いLANケーブルを作り直すため、不慣れな現場作業者がモジュラコネクタの接続作業を行うことになり手間と時間を要すると共に、接続されたケーブルの信頼性が損なわれる虞がある。後者の場合、接続用のモジュラコネクタに加え、別途このようなモジュラコネクタ付きのLANケーブルを必要とし、コスト高になる。
本発明は、上記問題を解決するものであり、配線作業現場で作業者がLANケーブル同士を接続でき、LANケーブルの長さを自由に変えることが可能なコンパクトで、安価な、信頼性の高いケーブル中継用コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、モジュラプラグと、電線を束ねて構成されたケーブルが接続される端子ブロックを備えたケーブル中継用コネクタであって、前記端子ブロックは、ケーブルが結線される少なくとも1つの端子台を有し、前記端子台は、前記ケーブルの電線が圧接される成端用圧接スリットが形成された端子板をさらに有し、前記端子板と前記モジュラプラグが電気的に接続されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記端子ブロックは、2つのケーブルの各電線がそれぞれ結線される2つの端子台を備え、一方の端子台の各端子板と、それらに対応する他方の端子台の各端子板とが電気的に接続され、前記一方の端子台と前記モジュラプラグとがケーブルにより接続されているものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記モジュラプラグにおけるモジュラジャックとの接続部と前記端子ブロックの端子台の端子板を直接電気的に接続し、前記モジュラプラグと前記端子ブロックを一体化構造としたものである。
請求項4の発明は、請求項2に記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記一方の端子台の端子板の圧接スリットと、他方の端子台の端子板の圧接スリットが、互いに逆方向を向くように配置され、それらの端子台の対応する端子板が一体的に形成されているものである。
請求項5の発明は、請求項2に記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記一方の端子台の端子板の圧接スリットと、他方の端子台の端子板の圧接スリットが、互いに同じ方向を向くように配置され、それらの端子台の対応するの端子板が、回路基板上に形成された配線パターンによって電気的に接続されているものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記端子台におけるケーブルの挿入口近傍に、ケーブルをケーブルバンド等で固定するケーブル固定部を備えたものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のケーブル中継用コネクタにおいて、前記端子台の結線部近傍を覆う保護キャップをさらに備えたものである。
請求項1の発明によれば、端子ブロックの端子台の端子板に、ケーブルの電線を絶縁被覆のまま圧接により簡単に接続することができるので、モジュラプラグを備えたLANケーブルを容易に形成することができる。この作業は熟練を要さず、またインピーダンス精度の確保も容易である。したがって、作業現場でもモジュラプラグ付きLANケーブルを、その場で必要な長さに容易に延長することができる。その結果、現場での作業性を著しく向上することができる。また、従来短くて使用できなくなったケーブルも、必要な長さに延長して利用できるので、ケーブルやLANコネクタの無駄を無くすことができ、経済的なケーブル利用が可能となる。さらに、せいぜい2〜3箇所の接続ならばモジュラジャックやモジュラプラグを使った各種接続コネクタを用いる中継接続に比べ、低コストにすることができる。
請求項2の発明によれば、モジュラプラグと端子ブロックの一方の端子台とを接続するケーブルの長さを変えることにより、任意の長さのケーブル中継用コネクタを簡単に形成することができる。そして、このケーブル中継用コネクタの端子ブロックの他方の端子台にLANケーブルを容易に接続することができるので、このLANケーブルの長さをさらに延長することができる。したがって、作業現場でも、長いケーブルを必要とする場合に、その場で容易に延長することができるため、現場での作業性を著しく向上することができる。
請求項3の発明によれば、モジュラプラグが端子ブロックと一体化されるので、小型でコンパクトなケーブル中継用コネクタを形成することができる。この小型化により、このコネクタの持ち運びが便利となり、現場に持ち込んで、作業現場において必要な長さのモジュラプラグ付ケーブルを容易に形成することができる。従って、必ずしも事前にLANケーブルを準備する必要がなくなり、無駄が減って経済的である。
請求項4の発明によれば、二つの端子台間で1つの端子板を共用できるので、端子板の数を半減させることができ、又端子板間を接続するためのプリント基板等の中継部材も不要となり、部品点数が大幅に削減されるので、コンパクトで、安価な、信頼性の高いケーブル中継用コネクタを得ることができる。
請求項5の発明によれば、二つの端子台を例えば、平面状に横並びに構成することができ、二つの端子台を上下に構成する場合に比較して、端子ブロックの厚みを押さえ、高さを低くすることができる。従って、高さに制限のある配線工事にも適用でき工事の自由度を高めることができる。さらに、二つの端子台の端子板間の結線接続をパターン配線で行えるので、特にビット転送レートの高い高速通信に適したコンパクトな信頼性の高いケーブル接続が可能となる。また、接続されるケーブルを本ケーブル中継用コネクタと一直線上に結線することができる。従って、作業中に接続ケーブル間を引っ張り合った場合に、直線方向にしか力が掛からず、横方向の力が掛からないので、端子ブロック及びケーブルを傷め難くできる。このことにより、信頼性の高いケーブル中継接続が可能となる。
請求項6の発明によれば、各端子台に接続されるケーブルをケーブルバンドにより端子台の外側で強く固定できる。従って、外部応力によりケーブルが引っ張られた場合にも、端子台の内側にある端子板とケーブルの電線部の接続部には直接張力が掛からないので、作業のし易い、信頼性の高いケーブル中継用コネクタを得ることができる。
請求項7の発明によれば、保護キャップの側面に設けた側壁により、端子台の端子板に接続された電線の切断面の心線が覆われてカバーされ、心線の露出を防止することができる。従って、外部の金属と接触する虞がなく、電気的に安全であるので、転がし配線などが可能になり、配線工事の自由度を高くすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るケーブル中継用コネクタ(以下、コネクタと略す)について、図1乃至図8を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に用いる中継用成端ブロック1(端子ブロック)の分解構成を示し、図2は、両端にそれぞれ中継用成端ブロック1とモジュラプラグ8の端子を持つLANケーブルのツイストペアケーブル(以下、ケーブルと略す)により構成されるコネクタ10の組立ての構成を示し、図3は、その組立て後のコネクタ10を示す。図4(a)、(b)、(c)は、上記コネクタ10の側面、上面及び下側の保護キャップ3bを外した底面をそれぞれ示し、図5、図6、図7は、上記コネクタ10への延長ケーブルの接続前、接続時、及び接続完了のそれぞれの状態を示す。図8(a)は、上記コネクタ10に別のモジュラプラグ付きケーブルを接続した状態を示し、(b)は、上記の同じコネクタ間にLANケーブルを接続した状態を示している。図1乃至図8において、同じ部材は同一符合を付し、各図中のX,Y、Zの矢印は、それぞれ横方向(X方向)、高さ方向(Y方向)、奥行き方向(Z方向)を示す(以下、同様)。
これらの図において、コネクタ10は、プラグ付きLANケーブル9(以下、プラグ付ケーブルと略す)に中継用成端ブロック1の一方の端子台4aを接続して形成される。
図1に示される中継用成端ブロック1は、絶縁樹脂で形成され、ほぼ同じ構成の結線部(保護壁23、保護壁43の存在する部分を含む)を有する端子台2a及び端子台4aと、絶縁樹脂で形成され、これら端子台2a、4aのそれぞれの結線部近傍に嵌装されるほぼ同じ構成の二つの保護キャップ3a、3bと、これら端子台2a、4aに立設された複数(例えば8枚)の端子板5(IDC端子)を備えている。各端子板5には、中継用成端ブロック1とプラグ付ケーブル9のケーブル6aと、中継用ケーブル6bの各電線7a、電線7bがそれぞれ接続される。そして、この端子板5を挟んで、端子台2a及び端子台4aは、互いの結線部を外向きとなるように上下(図1中のY方向)に係合され、それらに保護キャップ3a、3bが被せられることにより、1つの中継用成端ブロック1が形成される。
端子板5は、端子台2aおよび端子台4aの表面(ここでは、両端子台2a、4aの結線部の存在する方向を表面とする)から突出するように、各端子台2a、4aの左右両側部において4枚ずつ、前後方向に沿って配置されている。周知のように、端子板5(IDC端子)は上縁に開放された圧接スリットを有するように、二股のフォーク状に形成されており、厚み方向が端子台2a及び4aの左右方向に一致するように配置されている。ここでは、特に端子板5は、その中央部に両端より幅の広い突起部53が設けられ、その両端に同じ圧接スリット51、52が互いに対称形に形成されている。すなわち、この端子板5は、端子台2a及び端子台4aの両方に共通の端子板となるように形成されている。両端の圧接スリット51、52の幅は、接続される電線の各芯線に圧接スリット51、52の両側縁が圧接するように、芯線の太さよりも若干狭くなる程度に設定されている。そして、プラグ付ケーブル9のケーブル6aと中継されるケーブル6bの絶縁被覆を有する各電線7a、7bが上下から圧接スリット51、52に圧入されると、電線7a、7bの絶縁被覆が、圧接スリット51、52の両側縁で破断され、それらの芯線7cが圧接スリット51、52の中で圧接され、電線7a、7bが端子板5に電気的にそれぞれ接続される。
端子台2aと端子台4aは、これらの側面に互いに係合する係合孔25と係合爪45をそれぞれ有している。これら端子台2a、4aのケーブルの各挿入口21、41とが180度ずれた逆方向となるように、かつ互いの結線部が外側を向くように、それぞれの底面22と42を接合させた状態で、係合孔25と係合爪45が互いに係合される。端子台2aと端子台4aは、上記の係合孔25と係合爪45の違い、及び挿入口方向の違い以外は基本的に同様の構成を持つものであるので、以下の端子台の説明では、端子台2aを中心に説明し、端子台4aの詳細説明は省略する。
端子台2aにおいて、その上面(結線部のある面)の両側部には、端子板5の先端よりもさらに突出した複数の保護壁23が形成されている。前後方向に隣り合う各1対の保護壁23の対向面の略中央部には、保持溝23bが上下方向に沿って端子台2aを貫通して形成されている。この保持溝23bは、底面から上面に向けて、端子板5の突起部53と略同じ幅を持ち、深さが突起部53の長さ(図1のY軸方向)の略半分の長さの溝が形成されている。これにより、保持溝23bの底面側から挿入される端子板5は、対称な端子板5の長手方向の略半分の部分が挿入された位置で固定され、保持される。これにより、端子板5は、前後に隣り合う2つの保護壁23によって保護され、圧接スリット51は2つの保護壁23の間に配置されている。前後方向に隣り合う各一対の保護壁23の隙間は、電線7bを挿入できるように、圧接スリット51の幅寸法に比べて広く設定されている。さらに、上部ほど上記隙間が広くなるように、各一対の保護壁23の上端部には傾斜面が形成されている。そのため、ケーブル6bの電線7bをそれぞれ各一対の保護壁23の隙間に容易に導入することができる。そして、電線7bを、それぞれ端子板5の圧接スリット51に上面側から圧入するすることにより、電線7bを端子板5に電気的に接続することができる。また、端子台2aの上面の中央部には、ケーブル6bのシース6cを位置決めするための凹部21aが形成されている。また、各端子台2a、4aの後端には、ケーブル6bを保持する保持突起26が形成されている。
端子台2a上の中央の各保護壁23の外側面には、保護キャップ3aと係合される係合爪27が突設されている。また、係合爪27の上部には、上端縁に近づくほど外側面からの突出量が小さくなるように傾斜した誘導面27aが形成され、端子台2aの側面には、端子台4aと係合するための複数の係合孔25が形成されている。
端子台4aは、前述のように端子台2aと基本構造は同じであり、端子台2aと結線部の上下(図1のY軸方向)を逆方向にして互いの底面42と底面22が接合され、端子台4aの側面に形成された複数の係合爪45により端子台2aと係合される。端子台2aと同様に、表面(図1のY軸の下方向)の両側部に保護壁43、保持溝43bを備え、この保持溝43bに保持される端子板5の圧接スリット52に挿入口41から挿入されるモジュラプラグ付ケーブル9のケーブル6aの電線7aが圧入されて接続される。端子台4aの底面42には、端子台2aの底面22との接合をし易くするための肉にがし44が形成されている。また、端子台4aの側面には、端子台2aと係合される複数の係合爪45が形成され、底面42側より端子台2aと係合される。さらに、係合爪45には、底面42側から上端縁(保護壁43側の上部、Y軸下方向)に近づくほど外側面からの突出量が大きくなるように傾斜した誘導面45aが形成されている。また、端子台4a上の中央の各保護壁43の外側面には、保護キャップ3bと係合される係合爪47が突設されている。また、係合爪47の上部には、上端縁に近づくほど外側面からの突出量が小さくなるように傾斜した誘導面47aが形成されている。
保護キャップ3aは、端子台2aの上面を覆う程度の寸法に形成され、天板31の両側部には、各保護壁23の外側面に沿って嵌装される側壁32がそれぞれ形成されている。側壁32の前後方向の中央部には、端子台2aの係合爪27と係合される矩形状の係合孔32aが形成されている。また、各側壁32の係合孔32aの前後方向の両端には、下縁が開放された切込溝32bが形成されていると共に、切込溝32bよりも係合孔32aから離れた位置に、上縁が開放された切込溝32cが形成されている。このような構成により、側壁32のうち、係合孔32aを挟むように形成された切込溝32bと32c間の部位が撓みやすくなる。さらに、各側壁32の切込溝32c間の上端縁には、操作部33が形成されている。各操作部33に、それぞれ切欠31a側に撓ませるように力を掛けると、切込溝32bと32c間の部位が係合孔32aを取り囲む部位が変形する。すなわち、側壁32の前後方向の中央部には、係合孔32aを取り囲むようにして、端子台2aと係合されるため係合部32dが形成されている。また、天板31には、保護キャップ3aを指で押し込むための溝31bが設けられている。
保護キャップ3aを端子台2aに取り付ける場合、側壁32を端子台2aの保護壁23の外側面に沿うようにして、端子台2aの結線部の上方から下方に向けて保護キャップ3aを移動させると、係合部32dが係合爪27の誘導面27aに当接して撓み、係合部32dに設けられた係合孔32aと係合爪27とが係合される。それにより、保護キャップ3aが端子台2aに係合される。保護キャップ3aを端子台2aから取り外す場合、各操作部33に力を加えて切欠31a側に撓ませ、その状態で保護キャップ3aを上方に引き上げる。それにより、係合爪27と係合孔32aとの係合が解除され、端子台2aから保護キャップ3aを取り外すことができる。
また、保護キャップ3aの側壁32の一方の下端縁には、電線7bを端子板5の圧接スリット51に上方から圧入するための成端部34が備えられている。成端部34には、圧接スリット51を含む端子板5の上端部が挿入される挿入溝34aが形成されている。従って、この成端部34を用いて、絶縁被膜された電線7bを圧接スリット51の上から圧入して、電線7bの絶縁被膜を剥がして芯線7cを圧接スリット51に圧接することができる。これは、圧接スリット52に電線7aを圧接する場合も同様である。
保護キャップ3bは、その側面35に操作部及び成端部がなく、その天板36に溝が設けられていない点以外は、基本的には保護キャップ3aと同じである。従って、上記と同様に、保護キャップ3bは、その側面35に設けられた係合孔35aと端子台4aの係合爪47と係合爪47に設けられた誘導面47aを利用してスムーズに係合され、端子台4aに取り付けられる。
次に、上記中継用成端ブロック1の組立てについて説明する。先ず、端子台2aと端子台4aを、それらの挿入口21及び挿入口41を逆方向にし、かつ両底面22と42同士を接するようにして上下に配置する。このとき、端子台2aと端子台4aの結線部は同構造であるため、各保持溝の位置も同じとなり、各端子台2a、4aの各保持溝23b及び保持溝43bの底面側もそれぞれ対応して接合され、両者は一つの貫通する保持溝となる。そして、両端子台を貫通する各保持溝23b及び保持溝43bのいずれか一方の底面側、例えば保持溝23bの底面側より、両端に圧接スリットを有する対称な端子板5の圧接スリット51を挿入する。この時、保持溝23bは、その底面より端子板5の中央の突起部53の半分の長さを挿入した位置において、溝幅が狭くなるように形成されており、突起部53はそれ以上に奥へ挿入できなくなっている。このため、端子板5は、その半分の長さが保持溝23bに挿入されて固定される。そして、端子板5の挿入されていない残りの半分の部分における圧接スリット52を、保持溝23bに対応する端子台4aの保持溝43bの底面側より挿入する。保持溝43bおいても、保持溝23bと同様に、端子板5はその長さの半分の部分しか挿入されないので、端子板5は、両端子台2a、4aの対応する各保持溝23bと保持溝43b内に半分づつ均等に配置されて狭持される。
これにより、端子台2aと端子台4aは、端子台2aの側壁24に形成された係合孔25と、この係合孔25に係合するように端子台4aの側面44に形成された係合爪45とが係合されることにより、共通の端子板5を介して機械的及び電気的に結合される。
次に、上記中継用成端ブロック1aとプラグ付ケーブル9によるコネクタ10の組立てについて説明する。先ず、上記端子台2aと端子台4aが係合された中継用成端ブロック1aにおいて、保護キャップ3bを外し、一方の端子台4a側の端子板5の圧接スリット52にプラグ付ケーブル9のケーブル6aの電線7aを圧接接続する。その後、保護キャップ3bを被せてコネクタ10の組立てが完成する。これにより、一端にモジュラプラグ8を有し、他端にケーブルを成端接続できる中継用成端ブロック1aを有するコネクタ10を得ることができる。
次に、このコネクタ10に中継用ケーブル6bを接続する場合は、図5乃至図7に示すように、コネクタ10の保護キャップ3aを外して、ケーブル6bの電線7bを中継用成端ブロック1aの端子台2aの端子板5に接続する。これにより、共通の端子板5を介してプラグ付ケーブル9と中継用ケーブル6bが接続される。そして、保護キャップ3aを被せることによりLANケーブルの中継接続が完了する。また、プラグ付ケーブル9は、既成の両端がプラグ付きのLANケーブルを分割しても簡単に形成されるので、この分割されたケーブルの一端に、中継用成端ブロック1aを接続することによって簡単にコネクタ10を製作することができる。
また、このコネクタ10を用いたモジュラプラブ付きLANケーブルの延長は、例えば、図8(a)に示すように、コネクタ10の中継用成端ブロック1aに別のモジュラプラグ付きケーブル9´のケーブル6eを接続することにより容易に形成することができる。さらに、(b)に示すように、二つのコネクタ10を用い、それらの中継用成端ブロック1aの間をケーブル6dで接続することにより形成することもできる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るコネクタについて、図9乃至図12を参照しつつ説明する。図9は、同コネクタ11を構成する中継用成端ブロック1b(端子ブロック)の分解構成を示し、図10(a)は、同中継用成端ブロック1bの組立て後の状態を示し、(b)は、接続されるプラグ付ケーブル9を示し、(c)は、接続されるLANケーブルを端子台に固定するケーブルバンド12を示す。図11は、本実施形態に係るコネクタ10の外観を示し、図12は、同コネクタ11の側面を示す。本実施形態は、中継用成端ブロック1bに接続するケーブルをケーブルバンド12で固定するケーブル固定部28及び48を端子台2b及び端子台4bに設けた点で前記実施形態と異なる。
ケーブル固定部28及び48は、端子台2b及び端子台4bのケーブルの各挿入口21及び41の近傍に、各端子台2b、4bの底面側より出て上面(保護壁側)に向けて略L字型に曲げられた突起により形成され、各端子台と一体に形成される。各端子台の端子板に接続されるケーブルは、各端子台2b、4bの各挿入口21、42のケーブル固定部28及び48に樹脂材料等で形成されるケーブルバンド12により巻きつけられて固定される。また、ケーブル固定部28のケーブルバンド12が結束される面28aは、ケーブルバンド12を巻き易くするためにR形状に形成されており(ケーブル固定部48も同構造)、ケーブル固定部48のケーフル固定面には、結束されるケーブルを滑り難くするための突起48aを設けられている(ケーブル固定部28も同構造)。従って、作業中に接続ケーブル間を引っ張り合った場合にも、端子板とケーブルの電線の接続部に直接張力が掛からないので、安全であり、作業がし易く、信頼性の高いコネクタ11を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るコネクタについて、図13及び図14を参照しつつ説明する。図13は、コネクタ13の構成を示し、図14は、同コネクタ13に中継用ケーブル6bを接続後の状態を示す。本実施形態は、モジュラプラグ8と中継用成端ブロック1cとをケーブル接続ではなく、直接電気的に接続し、一体化構造とした点で前記実施形態と異なる。
中継用成端ブロック1cは、端子板5(図1参照)を持つ端子台2aと、端子板5を共通の端子板とする端子台4cと、保護キャップ3a、3bとで形成される。そして、モジュラプラグ8のモジュラジャックとの接続線(図示なし)と端子台4cの端子板とは、コネクタ13の内部で直接電気的に接続され、モジュラプラグ8と中継用成端ブロック1cは一体化構造のコネクタとして形成されている。
上記構成により、両端においてそれぞれモジュラジャック及びLANケーブルの電線と接続できる小型でコンパクトのLAN接続ケーブル用のコネクタ13を得ることができる。このコネクタ13の小型化により、コネクタ13の持ち運びが便利となり、現場に持ち込んで、作業現場において必要な長さのモジュラプラグ付ケーブルを容易に形成することができる。従って、予め色々な長さのLANケーブルを用意しなくても、現場で直ぐに準備できるので、余分に作る予備の無駄なLANケーブルの製作が減り、配線工事の作業性が高められ、低コスト化が可能となる。
次に、本発明の第4の実施形態に係るコネクタについて、図15及び図16を参照しつつ説明する。図14は、本実施形態に用いる中継用成端ブロック100の構成を示し、図16(a)は、本実施形態に係るコネクタ14の側面を示し、(b)は、高さを比較のための第1の実施形態におけるコネクタ10の側面を示す。この第4の実施形態は、二つの端子台を横方向に接して並列にした点で第1の実施形態と異なっている。
これらの図において、コネクタ14は、プラグ付ケーブル9に中継用成端ブロック100の一方の端子台を接続することにより形成される。
図15において、中継用成端ブロック100は、絶縁樹脂で形成された二つの同じの端子台2aと、各端子台2aの結線部近傍に嵌装される二つの保護キャップ3a、3bと、各端子台2aに装着される複数の端子板110と、この端子板110の他端がそれぞれ接続されるプリント基板120と、このプリント基板120を挟み、二つの端子台2aと係合する支持筐体130とを備えている。
二つの端子台2aは、プラグ付ケーブル9のケーブル6aと中継接続される中継用ケーブル6bの各挿入口21を互いに逆方向に向け、横方向に一列に接するように並べられ、それらの保護壁23の保持溝23bには、端子板110が底面側より挿入されて立設される。
二つの保護キャップ3a、3bは、二つの端子台2aの向きに対応して各端子台2aを覆っている。
端子板110は、上縁に開放された前記と同様の圧接スリット111と、下縁にプリント基板との接続端子112と、中央に突起部113とを有するように形成されている。この突起部113の長さ(図15のY軸方向)は、前記突起部53(図1参照)の長さの半分とし、この突起部113と圧接スリット111を含む部分は、前記対称な端子板5(図1参照)の全長の半分と同形を成す。そして、この端子板110は、端子台2aの保持溝23bの底面22より挿入されて、圧接スリット111が保持溝23bの上部に達した位置で固定される。前述と同様に、ケーブル6a、6bの各電線の芯線は、圧接スリット111に圧接されて接続される。ここで、点線Aで囲んだ領域の端子板110は、端子台2aの端子板となり、点線Bで囲んだ領域の端子板110は接続する他方の端子台2aの端子板となる。
プリント基板120は、二つの端子台2aの対応する端子板間を配線接続するための母基板であり、端子板110の接続端子112と嵌合する接続孔121を備え、接続孔121に挿入された接続端子112は、プリント基板120の裏面に配線された金属配線部122に半田付け等で接合され電気的及び機械的に結合される。
支持筐体130は、プリント基板120が嵌合される凹部131を有する。凹部131の長手方向(図15のZ軸方向)の内部周壁には、プリント基板120を支える支持台134が形成されている。また、長手方向の両側面の側壁132には、二つの端子台2aの側壁24に形成された係合孔25に係合される係合爪133が形成され、これにより、支持筐体130は、プリント基板120を挟んで二つの端子台2aと係合される。
上記中継用成端ブロック100における成形ブロックの組立てにおいては、先ず、横並びしている二つの端子台2aを貫通する各保持溝23bの両底面側から、端子板5をその圧接スリット111側より圧入する。端子板110は、その突起部113が保持溝23b内に納まり、接続端子112のみが保持溝23bの外部に突出している状態で固定される。
これら端子台2aより突出している接続端子112は、各端子台2aとプリント基板120との接合時に、プリント基板120の接続孔121に挿入されて半田付け等で電気的に接続される。そして、一方の端子台2aの各端子板110をそれぞれプリント基板120のプリント配線を介して他方の端子台2aの対応する各端子板に接続しておくことにより、二つの端子台2a間の各端子板110が電気的に接続される。また、このプリント基板120は、支持筐体130の凹部131に嵌入されて、プリント基板120の表面(図15のY軸の上方側)と支持筐体130の側壁上面(図15のY軸の上方側)と略面一になるように納められる。この支持筐体130を両端子台2aに係合させることにより、プリント基板120が両者間において挟持される。さらに前記保護キャップ3a、3bを両端子台2aにそれぞれ係合させて、端子台2aの側面に表示用のラベル140が貼られ、高さの低い中継用成端ブロック100が得られる。
図16(a)、(b)により、第4の実施形態のコネクタ14と第1の実施形態のコネクタ10の高さを比較することができる。
これらの図に示すように、第4の実施形態のコネクタ14の中継用成端ブロック100は、長さは約2倍になるけれども、第1の実施形態のコネクタ10の中継用成端ブロック1の高さH1に比べ、その高さH2を略60〜70%程度低くすることができる。従って、高さの限られた場所における配線工事が可能となる。
次に、本発明の第5の実施形態に係るケーブル中継用コネクタについて、図17を参照しつつ説明する。図17(a)は、端子台2aに接続された電線の芯線をカバーするため保護キャップの側壁を長くした構成例を示し、(b)は、その保護キャップで覆われたケーブル中継用コネクタを示す。
これらの図において、端子台2aに接続されるケーブル6bの電線7bは、保護壁23を含む結線部の上から圧接スリット51に圧入されて、電線7bの絶縁被覆が圧接スリット51(図1参照)の両側縁で破断され、電線7bの芯線7cが端子板5の圧接スリット51の中に圧接される。この電線7bの圧接後、余分の残った電線7bは配線処理により端子台2aの側壁24に沿って切断される。この時、切断された電線7bの断面から芯線7cの一部が外部に露出している。そのため、他の金属部材と接触すると電気的にショートする可能性がある。
第5の実施形態における保護キャップ3aは、側壁32を天板31から下に向けて端子台2aの下部まで覆うように長くしている。従って、図17(b)に示すように、保護キャップ3aを端子台2aに被せた状態では芯線7cも覆われ、全く見えなくすることができる。これにより、電線の芯線と他の金属部材と接触を防止できる。通常、鉄筋コンクリートや木造の建物では、LANケーブルの配線箇所に金属部材が存在する可能性は低いため、第1及び第4の実施形態に係るケーブル中継用コネクタでも十分実用的である。第5の実施形態の中継用成端ブロックは、特に船舶など金属床を有する構造物にLANケーブル等を配線する際に有効である。
なお、図18に示すように、保護キャップ3aを端子台2aから容易に取り外すことができるように、操作部33に、側壁32よりも外側に大きく突出した突起33aが形成してもよい。あるいは図19に示すように、保護キャップ3aの操作部33の上端33bを保護キャップ3aの天板31よりも上方に突出させてもよい。
以上述べたように、本実施形態に係るケーブル中継用コネクタ10によれば、中継用ケーブル6bの電線7bを端子台2aの端子板5に圧接するだけで容易に接続することができる。したがって、作業現場において容易にLANケーブルの接続を行うことができる。そのため、仮に準備したLANケーブルが短かったとしても、必要な長さのケーブルをその場で延長接続することができ、作業性が飛躍的に向上する。また、従来短くて使用できなかったケーブルも必要な長さに簡単に延長して使用することができるのでケーブルの無駄を無くすことができ、経済的である。さらに、第1の実施形態によれば二つの端子台間で端子板5を共通にできるので、端子板の数を半減でき、又各端子台の端子板間を接続するプリント基板等の接続部材が不要となり、部品点数が大幅に削減され、小型化することができ、コンパクトで低コストの接続容易な信頼性の高いケーブル中継用コネクタを得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、コネクタを中継用成端ブロックとモジュラプラグを一体化構成して形成することにより、両端にそれぞれモジュラプラグと成端端子をもった極めてコンパクトなケーブル中継用コネクタを得ることができる。このコネクタは、小型で持ち運びが便利であり、ケーブルを容易に接続できるため、必要な長さモジュラプラグ付きケーブルを作業現場で容易に製作できる。さらに、このコネクタを2個利用することにより、両端がモジュラプラグ端子をもつ任意の長さのLANケーブルを現場で簡単に製作することができる。従って、予め色々な長さのLANケーブルを用意しなくても、現場で直ぐに準備できるので、予備の無駄なLANケーブルの製作が減り、配線工事の作業性が高められ、低コスト化が可能となる。
さらに、端子台にインシュロック(結束バンド)のようなケーブルバンドでケーブルを留めるケーブル固定部を設けることにより、ケーブルを端子台に結束して固定できるためケーブルの電線と端子板との接続部に対する外部の応圧を防止でき、安定で信頼性のあるケーブル接続が可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグを構成する中継用成端ブロックの分解構成図。 本発明の第1の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグの分解構成図。 上記モジュラプラグの外観図。 (a)、(b)、(c)は、それぞれ上記モジュラプラグの側面図、上面図及び保護キャップを外した裏面図。 上記モジュラプラグにLANケーブルを接続前の分解構成図。 上記モジュラプラグにLANケーブルを接続時の斜視図。 上記モジュラプラグにLANケーブルを接続後の斜視図。 (a)は上記コネクタに別のモジュラプラグ付きケーブルを接続した状態を示す図、(b)は上記の同じコネクタ間にLANケーブルを接続した状態を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグを構成する中継用成端ブロックの分解構成図。 (a)上記中継用成端ブロックの組立て後の状態を示す図、(b)同ブロックに接続されるプラグ付きLANケーブルの斜視図、(c)上記ブロックと前記ケーブルを留めるインシュロックの斜視図。 上記モジュラプラグの外観図。 上記モジュラプラグの側面図。 本発明の第3の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグの分解構成図。 上記モジュラプラグに中継用ケーブルを接続した状態を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグを構成する中継用成端ブロックの分解構成図。 (a)上記モジュラプラグの側面図、(b)高さを比較するための第1の実施形態におけるモジュラプラグの側面図。 (a)他の実施形態における上部の保護キャップを外した斜視図、(b)同実施形態の組立て後の斜視図。 他の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグを構成する中継用成端ブロックの斜視図。 他の実施形態に係る成端ブロックを備えたモジュラプラグを構成する中継用成端ブロックの斜視図。
符号の説明
1a、1b、100 中継用成端ブロック(端子ブロック)
2a、2b、2c、4a、4b 端子台
3a、3b 保護キャップ
5、110 端子板
6a、6b ケーブル
7a、7b 電線
8 モジュラプラグ
10、11、13、14 ケーブル中継用コネクタ
12 ケーブルバンド
28、48 ケーブル固定部
51、52、111 圧接スリット
120 プリント基板(回路基板)

Claims (7)

  1. モジュラプラグと、電線を束ねて構成されたケーブルが接続される端子ブロックを備えたケーブル中継用コネクタであって、
    前記端子ブロックは、ケーブルが結線される少なくとも1つの端子台を有し、
    前記端子台は、前記ケーブルの電線が圧接される成端用圧接スリットが形成された端子板をさらに有し、
    前記端子板と前記モジュラプラグが電気的に接続されていることを特徴とするケーブル中継用コネクタ。
  2. 前記端子ブロックは、2つのケーブルの各電線がそれぞれ結線される2つの端子台を備え、
    一方の端子台の各端子板と、それらに対応する他方の端子台の各端子板とが電気的に接続され、
    前記一方の端子台と前記モジュラプラグとがケーブルにより接続されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル中継用コネクタ。
  3. 前記モジュラプラグにおけるモジュラジャックとの接続部と前記端子ブロックの端子台の端子板を直接電気的に接続し、前記モジュラプラグと前記端子ブロックを一体化構造としたことを特徴とする前記請求項1に記載のケーブル中継用コネクタ。
  4. 前記一方の端子台の端子板の圧接スリットと、他方の端子台の端子板の圧接スリットが、互いに逆方向を向くように配置され、それらの端子台の対応する端子板が一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のケーブル中継用コネクタ。
  5. 前記一方の端子台の端子板の圧接スリットと、他方の端子台の端子板の圧接スリットが、互いに同じ方向を向くように配置され、それらの端子台の対応するの端子板が、回路基板上に形成された配線パターンによって電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のケーブル中継用コネクタ。
  6. 前記端子台におけるケーブルの挿入口近傍に、ケーブルをケーブルバンド等で固定するケーブル固定部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のケーブル中継用コネクタ。
  7. 前記端子台の結線部近傍を覆う保護キャップをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のケーブル中継用コネクタ。
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