JP2006268220A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】真空断熱材のみで断熱壁の厚みを小さくし、真空断熱材の表面が破損した場合にも断熱性能を維持することができる自動販売機を提供するものである。
【解決手段】断熱筐体2、仕切り板3、内扉4の少なくとも一つを全体で複数個の真空断熱材のみで形成することによって、断熱性能の向上ができ、万一、真空断熱材が破損した場合でも残りの複数の真空断熱材によって断熱性能を維持することができ、省エネルギータイプの自動販売機を提供することができるものである。
【選択図】図2
【解決手段】断熱筐体2、仕切り板3、内扉4の少なくとも一つを全体で複数個の真空断熱材のみで形成することによって、断熱性能の向上ができ、万一、真空断熱材が破損した場合でも残りの複数の真空断熱材によって断熱性能を維持することができ、省エネルギータイプの自動販売機を提供することができるものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、商品収納装置に収納された商品を冷却または加温して商品を販売するようにした自動販売機に関し、特に庫内を保冷、加温するための断熱構造に関するものである。
従来、この種の自動販売機の断熱構造としてはキャビネット、内扉、仕切り板に対し、硬質プラスチックの断熱心材に真空断熱材を採用しているものがあった(特許文献1参照)。
図6は前記文献に記載された従来の自動販売機の断熱構造の分解斜視図を示すものである。図6において、自動販売機の断熱構造は、キャビネット1、断熱筐体2、仕切り板3、内扉4、真空断熱材5から構成されている。
特開2000−82170号公報
しかしながら、前記従来の構成では、真空断熱材を断熱心材として各平面に対して1枚を埋設しているために真空断熱材の表面が破損すると真空度が各平面全体で低下し、断熱性能低下という問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、真空断熱材のみで断熱壁の厚みを小さくし、真空断熱材の表面が破損した場合にも断熱性能を維持できる自動販売機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、断熱筐体、内扉、仕切り板の少なくとも一つを全体で複数個の真空断熱材のみで形成することで、断熱性能の向上ができる。
本発明の自動販売機は、断熱壁の厚みを小さくすることで商品を多く収納することができ、真空断熱材の表面が破損した場合にも断熱性能の維持ができ、消費電力量の低減すなわち省エネを行うことができる。
請求項1に記載の発明は、断熱筐体、内扉、仕切り板の少なくとも一つを全体で複数個の真空断熱材のみで形成することにより真空断熱材の表面が破損した場合においても、断熱性能の維持ができる。
請求項2に記載の発明は、真空断熱材に取り付ける部品の取り付けをするための取り付け部材を設けることにより真空断熱材の保護ができる。
請求項3に記載の発明は、真空断熱材に取り付ける部品の取り付けをするための第一の断熱材を設けることにより、真空断熱材の保護と断熱材としての断熱性能を向上できる。
請求項4に記載の発明は、真空断熱材の表面を断熱性の高い第二の断熱材で覆うことにより、真空断熱材の保護と断熱材としての断熱性能を向上できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機のメインドアを開いた状態の斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機のメインドアを開いた状態の斜視図である。
図1において断熱構造のキャビネット1で、このキャビネット1は前面が開放する箱状の断熱筐体2よりなり、このキャビネット1の前にメインドア6と内扉4が取り付けられている。またメインドア6の上部にはローディング扉7が取り付けられている。
一方キャビネット1内には仕切り板3が二枚互いに対向して設けられ、これら仕切り板3によりキャビネット1内が仕切り板3の相互間の加温室8と、一方の仕切り板3の左側の冷却室9と他方の仕切り板3の右側の冷却室10との三室に仕切られている。
そしてこれら加温室8と冷却室9、10内にそれぞれ例えばサーペンタイン形のコラム10aが設けられ、これらコラム11内に所定の商品が収納されている。
加温室8のコラム内に収納された各商品は加温手段(図示せず)により保温され、冷却室9、10のコラム内に収納された各商品は冷却手段により保冷される。
図2は、本発明の実施の形態1による自動販売機の断熱構造の分解斜視図である。
この自動販売機の断熱構造は、キャビネット背面全体に配置した複数枚の第一の真空断熱材11と、キャビネット両側面全体に配置した複数枚の第二の真空断熱材12と、キャビネット天面全体に配置した複数枚の第三の真空断熱材13と、キャビネット底面全体に配置した複数枚の第四の真空断熱材14と、内扉4の全体に配置した複数枚の第五の真空断熱材15と、仕切り板3の全体に配置した複数枚の第六の真空断熱材16から形成されている。
これら第一から第六の真空断熱材は、連続気泡型の硬質プラスチックフォームのスラブ材などとゼオライトなどのゲッタ材をナイロン、PET、アルミ箔、ポリエチレンなどを積層した少なくとも四層のドライラミネート材からなる被覆材に入れてシールし、その内部を0.05Torr以下に減圧して封止したものであり、硬質プラスチックフォーム単体の断熱材に比べて熱伝導率が低く、高い断熱性能が得られる。
このように構成された自動販売機は、開閉自在の内扉4で塞がれ、その内部に設けた冷却装置(図示せず)と加温装置(図示せず)により、冷却室9、10と加温室8は所定の温度で保存することができ、キャビネット1全体と内扉4全体に設けた複数枚の第一から第六の真空断熱材を設けて、断熱効果を向上することができる。
また、真空断熱材を複数枚設けることで、一部の真空断熱材が破損しても、断熱性能を維持することができる。
また、この真空断熱材を各々の厚み方向に設けることとしても一部の真空断熱材が破損した場合においても、断熱性能を維持することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による自動販売機の仕切り板の分解斜視図である。
図3は、本発明の実施の形態2による自動販売機の仕切り板の分解斜視図である。
図3において、取り付け部材17は、複数枚の第六の真空断熱材16の表面を保護するために取り付けられており、そこには、加温室8、冷却室9、10内のハーネスを束ねて整理する部品等が取り付く。この取り付け部材は、箱状の鉄板もしくは樹脂材料とする。
このように構成された自動販売機は、開閉自在の内扉4で塞がれ、その内部に設けた冷却装置(図示せず)と加温装置(図示せず)により、冷却室9、10と加温室8は所定の温度で保存することができ、取り付け部材17を設けることにより取り付け部品を取り付けるビスによって真空断熱材を破損することを防止できる。
また、本実施の形態の取り付け部材17を第一の真空断熱材11、第二の真空断熱材12、第三の真空断熱材13、第四の真空断熱材14、第五の真空断熱材15にも適用し同様に真空断熱材の保護ができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3による自動販売機の仕切り板の斜視図である。
図4は、本発明の実施の形態3による自動販売機の仕切り板の斜視図である。
図4において、第一の断熱材18は、硬質プラスチックフォームのスラブ材または硬質プラスチックフォームを注入して発泡形成した発泡樹脂であり、複数枚の第六の真空断熱材16の上部と下部に取り付けられており、加温室8、冷却室9、10内のハーネスを束ねて整理する部品等が取り付く。
このように構成された自動販売機は、開閉自在の内扉4で塞がれ、その内部に設けた冷却装置(図示せず)と加温装置(図示せず)により、冷却室9、10と加温室8は所定の温度で保存することができ、第一の断熱材18を設けることにより取り付け部品を取り付けるビスによって真空断熱材を破損することを防止できる。
また、本実施の形態の第一の断熱材18を第一の真空断熱材11、第二の真空断熱材12、第三の真空断熱材13、第四の真空断熱材14、第五の真空断熱材15にも適用し同様に真空断熱材の保護ができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4による自動販売機の仕切り板の斜視図である。
図5は、本発明の実施の形態4による自動販売機の仕切り板の斜視図である。
図5において、第二の断熱材19は、気泡緩衝材であり、断熱性、緩衝材として優れており、第六の真空断熱材16の表面全体を覆っている。
このように構成された自動販売機は、開閉自在の内扉4で塞がれ、その内部に設けた冷却装置(図示せず)と加温装置(図示せず)により、冷却室9、10と加温室8は所定の温度で保存することができ、第二の断熱材19を設けることにより真空断熱材の保護とさらに断熱性能を向上できる。
また、本実施の形態の第二の断熱材19を第一の真空断熱材11、第二の真空断熱材12、第三の真空断熱材13、第四の真空断熱材14、第五の真空断熱材15にも適用し同様に真空断熱材の保護と断熱性能の向上ができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、真空断熱材の表面が破損した場合にも断熱性能の維持ができ、消費電力量の低減すなわち省エネを行うことができるので、真空断熱材を採用する他の機器に幅広く適用することができる。
2 断熱筐体
3 仕切り板
4 内扉
11 第一の真空断熱材
12 第二の真空断熱材
13 第三の真空断熱材
14 第四の真空断熱材
15 第五の真空断熱材
16 第六の真空断熱材
17 取り付け部材
18 第一の断熱材
19 第二の断熱材
3 仕切り板
4 内扉
11 第一の真空断熱材
12 第二の真空断熱材
13 第三の真空断熱材
14 第四の真空断熱材
15 第五の真空断熱材
16 第六の真空断熱材
17 取り付け部材
18 第一の断熱材
19 第二の断熱材
Claims (4)
- 断熱筐体、内扉、仕切り板の少なくとも一つを全体で複数個の真空断熱材のみで形成したことを特徴とした自動販売機。
- 真空断熱材に取り付ける部品の取り付けをするための取り付け部材とで構成したことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
- 真空断熱材に取り付ける部品の取り付けをするための第一の断熱材と組み合わせたことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
- 真空断熱材の表面を断熱性の高い第二の断熱材で覆うことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083102A JP2006268220A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083102A JP2006268220A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006268220A true JP2006268220A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37204159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005083102A Withdrawn JP2006268220A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006268220A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010092627A1 (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
WO2012169312A1 (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005083102A patent/JP2006268220A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012255629A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
CN103703332A (zh) * | 2011-06-10 | 2014-04-02 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
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