JP2006267441A - 感光性熱硬化型樹脂組成物及びフレキシブルプリント配線板 - Google Patents

感光性熱硬化型樹脂組成物及びフレキシブルプリント配線板 Download PDF

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Abstract

【課題】可撓性に優れ、フレキシブルプリント配線板のレジストに好適するアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物及びこれを用いたフレキシブルプリント配線板を提供する。
【解決手段】GPCによる分子量測定でそれぞれ分子量6000−20000の位置に一つ以上のピーク値Pと分子量1000−5000の位置に一つ以上のピーク値Pとを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが1.0以上である(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂、を含む感光性熱硬化型樹脂組成物を使用する。
その結果、可撓性に富み、微細なパターンを形成でき、はんだ耐熱性、耐無電解めっき性、耐薬品性等に優れた被膜を形成でき、フレキシブルプリント配線板のソルダーレジストとして好適に用いることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、感光性熱硬化型樹脂組成物及びこれを用いたフレキシブルプリント配線板に係り、特に、可撓性に優れ、フレキシブルプリント配線板のレジストに好適するアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物及びこれを用いたフレキシブルプリント配線板に関する。
従来から、フレキシブルプリント配線板の配線パターンを外部からの保護や、表面実装におけるはんだ付け工程で不必要な部分にはんだが付着しないようにすることを目的として、プリント配線層上にソルダーレジスト又はソルダーマスクの層を設けることが行われている。
このようなソルダーレジストとしてエポキシ樹脂が汎用されているが、エポキシ樹脂には可撓性が低いためフレキシブルプリント配線板の可撓性を損なうという問題がある。この問題を解決するため、特定の不飽和基含有ポリカルボン酸樹脂を使用する可撓性の良好なレジストインキ組成物(例えば、特許文献1。)が提案されている。
特許第3281473号公報
しかしながら、このレジストインキ組成物によるレジスト被膜の可撓性は、フレキシブルプリント配線板の要求特性に対してなお充分なものではなく、またその被膜は比較的脆く、曲げたときにクラックが発生して取り扱いが困難であるという問題がある。
本発明はかかる従来の難点を解決すべくなされたもので、充分な可撓性を有し、微細なパターンを形成することができ、さらにはんだ耐熱性、耐無電解めっき性、耐薬品性、耐折性等に優れた被膜形成の可能なアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物及びそれを用いたフレキシブルプリント配線板を提供することを目的とする。
本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物は、(A)1分子中に(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有し、希アルカリ溶液に可溶なカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)光重合開始剤と、(D)希釈剤とを含有する樹脂組成物において、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂が、THF可溶性のGPCによる分子量測定でそれぞれ分子量6000−20000の位置に少なくとも一つのピーク値Pと分子量1000−5000の位置に少なくとも一つのピーク値Pとを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが1.0以上であることを特徴としている。
本発明に用いられる(A)1分子中に(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有し、希アルカリ溶液に可溶なカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂(以下、「(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂」という。)は、例えば次の方法で得ることができる。すなわち、例えば、通常のエポキシ樹脂にアクリル酸又はメタクリル酸をエステル化反応させ、さらに、その反応生成物に多価有機酸若しくはその無水物を反応させて、(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有するエポキシアクリレート樹脂及び/又はそれらのオリゴマーを得る。
前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の出発原料として使用される通常のエポキシ樹脂としては、例えばビスフェノール型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ビキシレノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂及び/又はそれらのオリゴマーが挙げられる。
また、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の原料として使用される(メタ)アクリル酸としては、アクリル酸、アクリル酸の二量体、メタクリル酸、及びこれらの混合物が挙げられるが、本発明には、アクリル酸又はメタクリル酸が好ましく、特に、アクリル酸がより好ましい。
前記出発原料のエポキシ樹脂に対して(メタ)アクリル酸は、エポキシ基の1当量に対して0.8〜1.3モルとなる比率で反応させることがより好ましい。
エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反応は、溶媒で希釈した溶液中で行うことが好ましい。このような希釈剤としては、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテルなどのグリコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテートなどのエステル類、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素、石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサなどの石油系溶剤等の有機溶剤類を使用するのが好ましい。
この反応には、反応を促進させるために触媒を用いることが好ましい。このような反応触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン、メチルトリエチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロマイド、ベンジルトリメチルアンモニウムアイオダイド、トリフェニルフォスフィン、トリフェニルスチビン、オクタン酸クロム、オクタン酸ジルコニウム等が例示される。
このような反応触媒の配合量は、反応原料混合物との合計量に対して0.01〜1重量%の範囲が適当である。なお、反応中の(メタ)アクリル酸の重合を防止するために、重合防止剤を用いることができる。このような重合防止剤としては、例えば、ハイドロキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、カテコール、ピロガロール等が例示される。このような重合防止剤の配合量は、反応原料混合物に対して、0.01〜0.5重量%の範囲が適当である。反応温度は、好ましくは60〜150℃の範囲である。また、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反応時間は、好ましくは5〜60時間の範囲である。
以上の反応によって、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応生成物を得ることができる。
さらに、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応生成物と反応させる多価有機酸若しくはその無水物としては、例えばマレイン酸、コハク酸、イタコン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、メチルへキサヒドロフタル酸、メチルエンドメチレンテトラヒドロフタル酸等並びにこれらの多価有機酸の酸無水物が例示されるが、コハク酸、フタル酸が好ましく、特に、無水コハク酸若しくは無水フタル酸が最も好ましい。
前記反応生成物と多価有機酸等との配合割合は、反応生成物の水酸基が過剰となる量、すなわち前記反応生成物の水酸基1当量あたり多価有機酸等が0.1〜0.9当量となる量であることが好ましい。この反応の反応温度は60〜150℃の範囲、反応時間は、1〜10時間の範囲であることが好ましい。
このようにして得られた(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂1分子当たり(メタ)アクリロイル基を好ましくは平均300〜800個、さらに好ましくは平均400〜600個有する。また、このカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂は、THF可溶性のGPC測定器装置による分子量測定でそれぞれ分子量6000−20000の位置に少なくとも一つのピーク値Pと分子量1000−5000の位置に少なくとも一つのピーク値Pとを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが1.0以上、好ましくは1.0〜3.0、さらに好ましくは1.0〜2.0、最も好ましくは1.0〜1.5の範囲である。
本発明においてPSとPSを求めるためのGPCを測定するための測定装置としては、例えばGPC−150C(ウォーターズ社製)を使用することができる。
GPCによる分子量の測定は、例えば次の条件下で行われる。
<GPC測定条件>
装置:GPC−150C(ウォーターズ社製)
カラム:KF801〜7(ショウデックス社製)の7連
温度:40℃
溶媒:THF
流速:1.0ml/分
試料:濃度0.05〜0.6重量%の試料を0.1ml注入。
また、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSは、それぞれを積分することで求めた。
前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の重量平均分子量(Mw)は7000〜30000である。
前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の酸価(mgKOH/g)は、
50〜200mgKOH/gであることが好ましく、酸価が70〜150mgKOH/gであることがより好ましく、酸価が90〜150mgKOH/gであることがより更に好ましく、酸価が80〜140mgKOH/gであるとより更にまた好ましく、酸価が90〜130mgKOH/gであると最も好ましい。
前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の酸価が50mgKOH/g未満であるとアルカリ溶解性が低下し、アルカリ現像が困難となる。一方、前記(A)(メタ)アクリロイル基含有エポキシ系樹脂の酸価が200mgKOH/gを越えると、アルカリ現像型フォトレジストとして使用した場合に、現像時の膜減りが大きく、解像度が低下してしまう。
また、本発明の(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂は、希アルカリ溶液、例えばpHが7.0〜9.0、好ましくはpHが7.0〜8.0、さらに好ましくはpHが7.0〜7.5である溶液に可溶なものである。
(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂としては、例えばKAYARAD
ZFR−1122(日本化薬株式会社製、商品名)等の市販品を用いることができる。
また、本発明に用いる(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の配合量は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と(B)熱硬化性樹脂との合計量の、20〜90重量%であることが好ましく、40〜90重量%であることがより好ましく、50〜85重量%であることがよりさらに好ましく、70〜85重量%であることが最も好ましい。
前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂は、紫外線等の活性エネルギー線が照射されることで(C)光重合開始剤から発生するラジカルによって、分子中の(メタ)アクリロイル基が重合し、その結果として樹脂組成物を不溶化させる働きを有するものである。
また、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂に、カルボキシル基含有ウレタンアクリレートオリゴマーを配合することができる。これらのカルボキシル基含有ウレタンアクリレートオリゴマーは、例えば、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸化合物とからなるエポキシカルボキシレート化合物、分子中に2個の水酸基を有するカルボン酸化合物、ジイソシアネート化合物、並びに、分子中にエチレン性不飽和基を有するエポキシ化合物を反応させることにより得ることができる。これらの化合物の合成法については特開2004−196984号を参照されたい。
本発明に用いる(B)熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂が適している。例えば、ビスフェノールA型第三級脂肪酸変性ポリオールエポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステル等のジグリシジルエステル類、ジグリシジルアニリン、ジグリシジルトルイジン等のジグリシジルアミン類等が使用できる。
これらを単独又は2種以上を組合わせて使用することができる。なお、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、p−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ビスフェノールA型ノボラックエポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルエタン型エポキシ樹脂等も使用可能であるが、これらは多量に配合すると硬化膜が硬くなるおそれがあるため、併用成分として使用することが好ましい。
さらに、本発明においては、(B)熱硬化性樹脂としては、これらのエポキシ樹脂に限らず、尿素樹脂、メラミン樹脂も用いることができる。
本発明に用いる(B)熱硬化性樹脂の配合量は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と(B)熱硬化性樹脂との合計量の、10〜80重量%であることが好ましく、10〜60重量%であることがより好ましく、15〜50重量%であることがよりさらに好ましく、15〜30重量%であることが最も好ましい。
また、前記(B)熱硬化性樹脂の中でエポキシ化合物を使用する場合には、密着性、耐薬品性、耐熱性等の特性をより一層向上するためにエポキシ樹脂硬化剤を併用することが好ましい。併用するエポキシ樹脂硬化剤の具体例としては、イミダゾール誘導体(例えば、2MZ、2E4MZ、C11Z、C17Z、2PZ、1B2MZ、2MZ−CN、2E4MZ−CN、CllZ−CN、2PZ−CN、2PHZ−CN、2MZ−CNS、2E4MZ−CNS、2PZ−CNS、2MZ−AZINE、2E4MZ−AZINE、C11Z−AZINE、2MA−OK、2P4MHZ、2PHZ、2P4BHZ(以上、いずれも四国化成工業株式会社製))、ジアミノジフェニルメタン、m−フェニレンジアミン、m−キシレンジアミン、ジアミノジフェニルスルフォン、ジシアンジアミド、尿素、尿素誘導体、メラミン、多塩基ヒドラジド等のポリアミン類、これらの有機酸塩及び/又はエポキシアダクト、三フッ化ホウ素のアミン錯体、エチルジアミノ−S−トリアジン、2,4−ジアミノ−S−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−キシリル−S−トリアジン等のトリアジン誘導体類、トリメチルアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルオクチルアミン、N−ベンジルジメチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、へキサ(N−メチル)メラミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノフェノール)、テトラメチルグアニジン、m−アミノフェノール等の第三級アミン類、ポリビニルフェノール、ポリビニルフェノール臭素化物、フェノールノボラック、アルキルフェノールノボラック等のポリフェノール類、トリブチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリス−2−シアノエチルホスフィン等の有機ホスフィン類、トリ−n一ブチル(2,5−ジヒドロキシフェニル)ホスホニウムブロマイド、へキサデシルトリブチルホスホニウムクロライド等のホスホニウム塩類、第四級アンモニウム塩類、光カチオン重合触媒、モル反応生成物や、有機ポリイソシアネートの公知の硬化剤類あるいは硬化促進剤類を単独又は2種以上混合して使用することができる。
このエポキシ樹脂硬化剤を使用する場合には、その配合量は、前記(B)熱硬化性樹脂の100重量部に対して、0.01〜25重量部であることが好ましく、0.1〜15重量部がより好ましく、0.2〜10重量部が最も好ましい。
本発明に用いる(C)光重合開始剤は、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン類、アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2一モルフォリノ−プロパン−1−オン、N,N−ジメチルアミノアセトフェノン等のアセトフェノン類、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミルアントラキノン、2−アミノアントラキノン等のアントラキノン類、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類、アセトフェノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケタール等のケタール類、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4,4′−ジクロロベンゾフェノン、4,4′−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、4−ベンゾイル−4′−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン類、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等が挙げられる。これらの光重合開始剤は、単独又は2種以上を組合せて使用することができる。
本発明に用いる(C)光重合開始剤の配合量は、前記(A)(メタ)アクリロイル基含有エポキシ系樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計の100重量部に対して、0.5〜20重量部であることが好ましく、1.0〜15重量部であることがより好ましく、2.0〜10重量部であることが最も好ましい。
さらに、この光重合開始剤に、N,N−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、ペンチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の第三級アミン類のような光増感剤を併用してもよく、これらは単独又は2種以上を組合せて使用することができる。
光重合開始剤と光増感剤の好ましい組合せは、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン(チバ・ガイギー社製、商品名:イルガキュアー907)と2,4−ジエチルチオキサントン(日本化薬株式会社製、商品名:カヤキュアーDETX−S)、2−イソプロピルチオキサントン又は4−ベンゾイル−4′ −メチルジフェニルサルファイドとの組合せが挙げられる。
光増感剤を使用する場合には、その配合量は、光重合開始剤のラジカル生成を助けるの
に適した量で配合され、前記(C)光重合開始剤の100重量部に対して60重量部以下が好ましく、5〜40重量部がより好ましく、10〜30重量部の範囲が最も好ましい。
本発明に用いる(D)希釈剤は、例えば、光重合性モノマー及び/又は有機溶剤を用いることができる。光重合性モノマーの代表的なものとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、エチレングリコール、メトキシテトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコールのモノ又はジ(メタ)アクリレート類、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド類、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノアルキル(メタ)アクリレート類、へキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリスリトール、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌレート等の多価アルコール又は、これらのエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイド付加物の多価(メタ)アクリレート類、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのポリエトキシジ(メタ)アクリレート等のフェノール類のエチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート類、グリセリンジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレートなどのグリシジルエーテルの(メタ)アクリレート類、カプロラクトン変性トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなどのε−カプロラクトン変性(メタ)アクリレート類、及びメラミン(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
上記の有機溶剤としては、例えば、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリルコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート等のエステル類、エタノール、プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールなどのアルコール類、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素、石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤等を挙げることができる。
前記(D)希釈剤は、単独又は2種以上を組合わせて使用することができる。
本発明に用いる(D)希釈剤の配合量は、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計の100重量部に対して、5〜80重量部であることが好ましく、10〜70重量部であることがより好ましく、15〜60重量部であることが最も好ましい。
この(D)希釈剤の使用目的は、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂だけでは高粘度となってしまうため、これを適当な粘度に調整するものであって、希釈剤が光重合性モノマーの場合は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂を希釈し、塗布しやすい状態にすると共に、光重合性を増強する働きをするものである。希釈剤が有機溶剤の場合は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂を溶解、希釈して、それによって液状として塗布し、次いで乾燥させることにより造膜せしめる働きをするものである。
従って塗膜の露光は、用いる希釈剤に応じて、フォトマスクを塗膜に接触させる接触方式又は非接触方式のいずれかの露光方式が使用される。
本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物には、更に密着性、耐熱性、硬度などの特性を向上させる目的で必要に応じて、硫酸バリウム、チタン酸バリウム、酸化ケイ素粉、微粉状酸化ケイ素、無定形シリカ、タルク、クレー、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、雲母粉等の公知の無機充填剤を用いることができる。
この無機充填剤を使用する場合には、その配合量は、前記(A)(メタ)アクリロイル基含有エポキシ系樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計の100重量部に対して、60重量部以下であることが好ましく、0.5〜40重量部であることがより好ましく、1〜20重量部であることが最も好ましい。
また更に必要に応じて、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、アイオジン・グリーン、ジスアゾイエロー、クリスタルバイオレット、酸化チタン、カーボンブラック、ナフタレンブラックなどの公知の着色剤、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、tert−ブチルカテコール、ピロガロール、フェノチアジン等の公知の重合禁止剤、アスベスト、オルベン、ベントン、モンモリロナイト等の公知の増粘剤、シリコーン系、フッ素系、高分子系等の消泡剤及び/又は、レベリング剤、イミダゾール系、チアゾール系、トリアゾール系、シランカップリング剤等の密着性付与剤のような公知の添加剤類を用いることができる。
この添加剤類を使用する場合には、それぞれの配合量は、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計の100重量部に対して、60重量部以下であることが好ましく、0.1〜40重量部であることがより好ましく、0.1〜20重量部であることが最も好ましい。
さらに、アクリル酸エステル類などのエチレン性不飽和化合物の共重合体類や、多価アルコール類と多塩基酸化合物から合成されるポリエステル樹脂類等の公知のバインダー樹脂及びポリエステル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等の光重合性オリゴマー類もソルダーレジストとしての諸特性に影響を及ぼさない範囲で用いることができる。
本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物は、(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂、(B)熱硬化性樹脂、(C)光重合開始剤、(D)希釈剤、及び場合により無機材料充填剤等を添加・配合した後、三本ロールミル等で均一に混合することによって製造することができる。本発明の感光性熱硬化型樹脂組成物は、必要に応じて塗布方法に適した粘度に調整し、これを、例えば、回路形成されたプリント配線板にスクリーン印刷法、カーテンコート法、スプレーコート法、ロールコート法等の方法により塗布し、例えば、60〜100℃の範囲の温度で組成物中に含まれる有機溶剤を揮発乾燥させることにより、タックフリーの塗膜を形成することができる。
その後、所定の露光パターンを形成したフォトマスクを通して選択的に活性光線により露光し、未露光部を希アルカリ水溶液により現像してレジストパターンを形成でき、さらに、活性エネルギー線を照射することにより、あるいは、熱硬化性成分を含む場合には、例えば、140〜180℃の範囲の温度に加熱させることにより、可撓性及び耐折性に優れ、かつ、密着性、耐溶剤性、耐熱性等の諸特性にも優れたレジスト膜が形成できる。
なお、現像に使用される希アルカリ水溶液としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、アンモニア、アミン類等の水溶液が挙げられる。
また、光硬化させるための照射光源としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ等を用いることができ、その他、レーザー光線等も露光用活性エネルギー線として使用することができる。
さらに、本発明のフレキシブルプリント配線板は、ワニス状である本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物をポリイミドフィルムと銅箔とを片面又は両面に熱ロールで貼り合わせたフレキシブルプリント配線板上に塗布し、その後、加熱硬化するという通常の方法によりフレキシブル銅張積層板を製造し、必要であれば穴あけ、スルーホールめっきを施したり、所定箇所に穴をあけたカバーレイを重ねて加熱加圧成形するという通常の方法で製造することができる。
例えば、図1は、本発明のフレキシブルプリント配線板を表すものである。本発明のフレキシブルプリント配線板は、例えば、絶縁層となる第1のポリアミド層及び第2のポリアミド層上に、銅箔によるプリント配線を形成し、その上に本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物を塗布し、硬化することによりソルダーレジスト又は絶縁フィルムが形成される。
さらにまた、このフレキシブルプリント配線板に熱硬化性樹脂組成物を介して補強板を重ね合わせ、加熱加圧成形する通常の方法で補強板付きフレキシブルプリント配線板を製造することができる。
本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物は、充分な可撓性を有し、微細なパターンを形成でき、さらに、はんだ耐熱性、耐無電解めっき性、耐薬品性等に優れた被膜を形成できる。よって、本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物は、可撓性の要求されるフレキシブルプリント配線板のソルダーレジストとして好適に用いることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。なお、部数は全て重量部である。
(実施例1)
以下の組成物を配合量し、3本ロールミルで混練することでアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物を製造した。
カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂:エポキシアクリレート※
(日本化薬株式会社製、商品名:KAYARAD
ZAR1395H) 80重量部
熱硬化性樹脂:ビフェニル型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ
株式会社製、商品名:YX4000) 20重量部
硬化剤(イミダゾール系):C17Z(四国化成工業株式会社製、
商品名) 0.5重量部
硬化剤(ジシアンジアミド):エピキュアDYCY7(ジャパン
エポキシレジン株式会社製、商品名) 3重量部
光重合開始剤:IRUGACURE 907(チバ・ガイギー社製、
商品名) 8重量部
光増感剤:KAYACURE DETX−S(日本化薬株式会社製、
商品名) 2重量部
光重合性モノマー:KAYARAD DPHA(日本化薬株式会社製、
商品名) 20重量部
無機充填剤:硫酸バリウムB−34(堺化学工業株式会社製、商品名) 10重量部
顔料:FASTOGEN BLUE5380 1重量部
微粉シリカ:アエロジル#972(日本アエロジル株式会社製、商品名) 5重量部
アクリル当量515、酸価が100mgKOH/gであり、GPCによる分子量測定でピーク値P=1.0x10(Mw)とピーク値P=2.5x10(Mw)とを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが1.26であるエポキシアクリレート(図2を参照されたい。)
(比較例1)
カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂として、エポキシアクリレート(日本化薬株式会社製、商品名:KAYARAD ZAR1035)※80重量部を用いる以外は、実施例1と同様の操作によりアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物を製造した。
アクリル当量444、酸価が100KOH/gであり、GPCによる分子量測定でピーク値P=1.0x10(Mw)とピーク値P=2.5x10(Mw)とを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが0.995であるエポキシアクリレート(図3を参照されたい。)
(実験例)
実施例及び比較例で製造したアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物をスクリーン印刷機により、150メッシュポリエステルスクリーンを用いて、20〜30μmの厚さになるようにパターン形成されている銅張ポリイミドフィルム基板(銅厚18 μm/
ポリイミドフィルム厚25 μm)に全面塗布し、塗膜を80℃の熱風乾燥機で30分間
乾燥させた。次に、レジストパターンのネガフィルムを塗膜に接触させ、紫外線照射露光装置を用いて、波長365nmの紫外線を照射した(露光量400mJ/cm)。その後、1重量%の炭酸ナトリウム水溶液を用いて1kgf/cm、1分間スプレーで現像し、未露光部を溶解除去した。得られた硬化膜を有する試験片について、マンドレルクラック性試験を行った。さらに150℃x30分間の条件で熱硬化して得られた試験片について難燃性、密着性、鉛筆硬度、解像性、はんだ耐熱性、耐薬品性、耐折性の試験を行った。その結果を表1に示した。
Figure 2006267441
:JIS D 0202に準じて100升にクロスカットした試験片についてセロハンテープによるピーリング試験を行い、剥れた枚数を調べた。
:JIS K 5400に準じて、鉛筆硬度を測定した。
:電子顕微鏡で開口状態を確認した。
:260℃のはんだ浴上に、試験片を1分間浮かべ、膨れの有無を観察し、次の基準により評価を行った。
◎…膨れなし、○…一部膨れあり、×‥・全部膨れあり
:10%硫酸、10%水酸化ナトリウム水溶液、イソプロピルアルコール、メタノール、メチルエチルケトンに室温で試験片を30分間浸漬し、外観を確認した。
:JIS K 5600に準じて、2mmφ中のマンドレルに巻きつけて180°折り曲げ、クラックの発生の有無を確認した。
:UL94燃焼性試験に準じて試験を行った。
この結果より、本発明のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物は、特にフレキシブルプリント配線板のソルダーレジストとして、優れた可撓性を有し、さらに、はんだ耐熱性、耐無電解めっき性、耐薬品性等にも優れたものであることがわかった。
本発明のプリント配線上にソルダーレジスト保護層が被覆された状態を示す断面図である。 本発明のカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂のGPC測定による分子量分布を表す図である。 従来のカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂のGPC測定による分子量分布を表す図である。
符号の説明
1…第1のポリイミド層、2…第2のポリイミド層、3…配線パターン、4…ソルダーレジストの保護層

Claims (6)

  1. (A)1分子中に(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有し、希アルカリ溶液
    に可溶なカルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と、(B)熱硬化性樹脂と、(C)光重合開始剤と、(D)希釈剤とを含有する樹脂組成物において、
    前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂が、THF可溶性のGPCによる分子量測定でそれぞれ分子量6000−20000の位置に少なくとも一つのピーク値Pと分子量1000−5000の位置に少なくとも一つのピーク値Pとを有し、各ピーク値P、Pを含む検量線で囲まれた面積PSとPSの比PS/PSが1.0以上であることを特徴とするアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物。
  2. 前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂が、ビスフェノール型エポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸と多価有機酸若しくはその無水物とを反応させた反応生成物であり、その酸価が90〜150mgKOH/gであることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物。
  3. 前記(C)光重合開始剤の配合量が、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計量100重量部に対して、0.5〜20重量部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物。
  4. 前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂の配合量が、前記(A)カルボキシル変性(メタ)アクリレート樹脂と前記(B)熱硬化性樹脂との合計量に対して、20〜90重量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物。
  5. 前記(D)希釈剤が、光重合性モノマーである請求項1〜4のいずれか1項に記載のア
    ルカリ現像型の感光性熱硬化型樹脂組成物。
  6. 可撓性を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板の上に設けられたプリント配線と、
    前記プリント配線上に被覆された請求項1〜5のいずれか1項に記載のアルカリ現像型の
    感光性熱硬化型樹脂組成物の硬化被膜と
    を有することを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
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