JP2006267322A - テレビレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】如何なる撮影状況においても右手でしっかりとドライブユニットを保持でき、揺れのない安定した映像が撮影できる使い勝手の良いテレビレンズを提供すること。
【解決手段】撮影光学系を有するレンズ本体と、前記撮影光学系を電動駆動するための駆動部材を内蔵するドライブユニットで構成され、前記レンズ本体はテレビカメラに着脱自在に取付け可能であり、前記ドライブユニットは前記レンズ本体に着脱自在であると同時に手で掌握できる形状を有しているテレビレンズにおいて、前記ドライブユニットの外装面には、前記テレビカメラの録画を指示するVTRスイッチ手段と、前記ドライブユニットを掌握する手の親指の位置に弾性部材からなる指置き手段を設け、前記VTRスイッチ手段と前記指置き手段は近傍に配置し、更に、表面の弾性部材を一体的に成型する。
【選択図】図1
【解決手段】撮影光学系を有するレンズ本体と、前記撮影光学系を電動駆動するための駆動部材を内蔵するドライブユニットで構成され、前記レンズ本体はテレビカメラに着脱自在に取付け可能であり、前記ドライブユニットは前記レンズ本体に着脱自在であると同時に手で掌握できる形状を有しているテレビレンズにおいて、前記ドライブユニットの外装面には、前記テレビカメラの録画を指示するVTRスイッチ手段と、前記ドライブユニットを掌握する手の親指の位置に弾性部材からなる指置き手段を設け、前記VTRスイッチ手段と前記指置き手段は近傍に配置し、更に、表面の弾性部材を一体的に成型する。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビジョン撮影に用いられるテレビレンズに関するものである。
テレビジョン撮影に用いられる撮影装置は、テレビカメラとテレビレンズで構成され、撮影用途に適したテレビレンズをテレビカメラに装着して撮影する。その中で、ニュース取材用途に用いる肩担ぎ撮影用のテレビレンズは、レンズ本体とその近傍に設けたドライブユニットで構成される。
レンズ本体には、撮影光学系とそれを調整操作するマニュアルリングがあり、又、ドライブユニットの内部には、このマニュアルリングを電動駆動するためのモータや制御基板やCPU、外装面には録画を開始するVTRスイッチや、レンズの電動駆動を指示する各種スイッチが設けられている。
このような肩担ぎカメラの撮影スタイルは、カメラマンの肩にテレビカメラを載せ、右手でドライブユニットを保持して、左手でレンズのマニュアルリングを操作する形態が最も一般的である。右手はドライブユニットを支持してテレビレンズの重量を受け止めるだけでなく、親指によるVTRスイッチの操作や、その他の指でレンズ電動駆動を指示するスイッチ操作をするため、ドライブユニットの形状はレンズのホールド性やスイッチの操作性を考慮した形状に工夫されている。この中でもVTRスイッチは、録画を指示する最も重要なスイッチであるために、VTRスイッチ近傍の外装面には特定のスペースを設け、ドライブユニットを右手で握った時には、親指がそのスペースに自然にフィットし、更に録画を指示する時には、その近傍に位置するVTRスイッチを瞬時に前述したスペースとVTRスイッチを操作できる位置関係に配置している(特許文献1)。
ニュース取材の撮影スタイルは多種多様であり、前述したようにテレビカメラをカメラマンの肩に担ぐ撮影スタイルだけでなく、時にはテレビカメラをカメラマンの頭の上に担ぎ上げ、上方から被写体を撮影する撮影状況も発生する。このようなケースでは、右手で相当量の質量を有するテレビカメラとレンズの全重量を支えるために、ドライブユニットの表面上の指が滑り、撮影装置全体をしっかり保持することが困難なために、揺れの激しい映像を撮影することに繋がる危険性がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、如何なる撮影状況においても右手でしっかりとドライブユニットを保持でき、揺れのない安定した映像が撮影できる使い勝手の良いテレビレンズを提供することである。
上記課題を達成するため、本発明は、撮影光学系を有するレンズ本体と、前記撮影光学系を電動駆動するための駆動部材を内蔵するドライブユニットで構成され、前記レンズ本体はテレビカメラに着脱自在に取付け可能であり、前記ドライブユニットは前記レンズ本体に着脱自在であると同時に手で掌握できる形状を有しているテレビレンズにおいて、前記ドライブユニットの外装面には、前記テレビカメラの録画を指示するVTRスイッチ手段と、前記ドライブユニットを掌握する手の親指の位置に弾性部材から成る指置き手段を設け、前記VTRスイッチ手段と前記指置き手段は近傍に配置し、更に、表面の弾性部材を一体的に成型するように構成する。
本発明によれば、ドライブユニットに指置き部材を設けることにより、如何なる撮影状況においても右手でしっかりとドライブユニットを保持でき、揺れのない安定した映像が撮影できる使い勝手の良いテレビレンズを提供することができる。更に、指置き部材を周囲の部品と一体成型することにより、コストを低減することができる。
本発明の詳細について図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
本発明の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1はテレビレンズを構成するドライブユニット、図2はテレビレンズと肩担ぎタイプのテレビカメラの全景を表したものである。
図2において、1はレンズ本体で内部には撮影光学系があり、外側にはフォーカス、ズーム、アイリスを手動で操作するマニュアルリングがある。2はレンズ本体1に取付けビス3により着脱自在に取付け可能なドライブユニットで、内部にはレンズ本体1の各種マニュアルリングを電動駆動するための図示しないモータや、制御基板、CPU等が格納されている。4はレンズ本体1を装着するテレビカメラで、レンズ本体1の撮像光学系を通過した光信号は、テレビカメラ4の内部にある図示しないCCDを介して映像信号に変換される。
ドライブユニット2にはレンズ操作に関わる各種スイッチが設けられ、5はズームをサーボ駆動する時に操作するシーソースイッチで、図中Tの方向或いはWの方向にスイッチを押し込むと、押し込み量に応じた速度でズーム位置がテレ方向或いはワイド方向へ変化する。6はスイッチ操作に応じてカメラへ信号を送り返すリターンスイッチであり、又、図1において、7はテレビカメラ4による録画のONとOFFを指示するVTRスイッチである。
カメラマンがテレビカメラ4を肩に担ぎ、ドライブユニット2を右手で握る時は、通常、人差し指でリターンスイッチ6を、親指でVTRスイッチ7を操作する。これら5シーソースイッチ、6リターンスイッチ、7VTRスイッチは、テレビ撮影に関わる最も基本的なスイッチで、長年使い慣れているドライブユニット2の操作性を継承する観点から、昔から変わることなく、図示した位置にそれぞれが配置されている。
8はシャトルスイッチと呼ばれるスイッチで、このスイッチを押し続けることでズーム位置をカメラマンが設定した位置に電動駆動し、その状態でスイッチを離すとズームが元の位置に戻る機能である。この機能を用いて1回のボタン操作で2つのズーム位置を電動で簡単に切り換えることができる。9はドライブユニット2を右手で握った時に親指が自然に位置する場所に設けた指置き部材で、VTRスイッチ7及びシャトルスイッチ8と一体的にゴムで成型している。
指置き部材9はドライブユニット2を右手で握った時に、親指が自然にドライブユニット2の外装面にフィットする位置に配置しているため、VTRスイッチ7或いはVTRスイッチ8を操作する時を除くと、親指は常にゴム製の指置き部材9の上に位置し、D/Uをしっかりと保持することができる。
ニュース取材の撮影スタイルは多種多様であり、テレビカメラをカメラマンの肩に担ぐ撮影スタイルだけでなく、テレビカメラをカメラマンの頭の上に担ぎ上げ、上方から被写体を撮影する撮影状況も発生する。このようなケースでは右手で相当量の質量を有するテレビカメラとレンズの全重量を支える状況になる。親指は手の指の中でも最も力を発生することができる指であり、このような状況においても親指が指置き9のゴム部材にフィットするために、親指がドライブユニット2の表面上で滑ることなく撮影装置全体をしっかりと強く保持することでき、その結果、テレビカメラ4の揺れを抑えた安定した映像を撮影することが可能になる。
又、通常、肩担ぎ撮影している時にカメラマンはVTRスイッチ7を目視することができないために、VTRスイッチ7とシャトルスイッチ8を間違えてスイッチを誤操作する危険性があるが、本実施の形態の指置き部材9はVTRスイッチ7とシャトルスイッチ8の間に配置され、又は縦縞の凸形状を有しているために、手探りでD/U表面に触れた場合においても指置き部材9の形状把握が容易であり、自分の指がドライブユニット2のどの位置に触れているかを判断できるので、2つのスイッチを誤って押し間違えること防ぐことができる。VTRスイッチ7と指置き部材9を近傍に設けているのは、撮影チャンスを逃すことにないように、通常、指置き部材9の上に置いている親指を瞬時にVTRスイッチへ移動するためである。
更に、指置き部材9とその周囲の2つのスイッチをゴムで一体的に成型することで、それぞれ単独のゴムキャップを設けることと比較してコストを低減している。
1 レンズ本体
2 ドライブユニット
3 取付けビス
4 テレビカメラ
5 シーソースイッチ
6 リターンスイッチ
7 VTRスイッチ
8 シャトルスイッチ
9 指置き部材
2 ドライブユニット
3 取付けビス
4 テレビカメラ
5 シーソースイッチ
6 リターンスイッチ
7 VTRスイッチ
8 シャトルスイッチ
9 指置き部材
Claims (1)
- 撮影光学系を有するレンズ本体と、前記撮影光学系を電動駆動するための駆動部材を内蔵するドライブユニットで構成され、前記レンズ本体はテレビカメラに着脱自在に取付け可能であり、前記ドライブユニットは前記レンズ本体に着脱自在であると同時に手で掌握できる形状を有しているテレビレンズにおいて、
前記ドライブユニットの外装面には、前記テレビカメラの録画を指示するVTRスイッチ手段と、前記ドライブユニットを掌握する手の親指の位置に弾性部材から成る指置き手段を設け、前記VTRスイッチ手段と前記指置き手段は近傍に配置し、更に、表面の弾性部材を一体的に成型することを特徴とするテレビレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083065A JP2006267322A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | テレビレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005083065A JP2006267322A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | テレビレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006267322A true JP2006267322A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37203407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005083065A Withdrawn JP2006267322A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | テレビレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006267322A (ja) |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005083065A patent/JP2006267322A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |