JP2006264678A - ゴムクローラの分離装置とその分離方法 - Google Patents
ゴムクローラの分離装置とその分離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006264678A JP2006264678A JP2006052526A JP2006052526A JP2006264678A JP 2006264678 A JP2006264678 A JP 2006264678A JP 2006052526 A JP2006052526 A JP 2006052526A JP 2006052526 A JP2006052526 A JP 2006052526A JP 2006264678 A JP2006264678 A JP 2006264678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber crawler
- rubber
- pair
- crawler
- separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
【解決手段】帯形状のゴムクローラ1が所定の大きさに切断された小片ゴムクローラ7を所定位置に位置決め固定し、位置決め固定された小片ゴムクローラ7のゴム体5の凹部を上下方向に揺動する1対の把持部材12,23で把持し、この1対の把持部材12により芯金からゴム体5を油圧駆動で相対的に相互に逆方向に引っ張る。この引っ張る過程で延びたゴム体5の分離位置に切り込みを入れて、小片ゴムクローラ7に対し芯金2とゴム体5とを分離する。又、把持部材23は芯金に干渉することなく確実にゴム体5を分離する。
【選択図】図4
Description
本発明1のゴムクローラの分離装置は、帯形状のゴムクローラが、長さ方向に所定の長さに切断された小片ゴムクローラを、ゴム体と芯金とに分離するためのゴムクローラの分離装置であって、
前記小片ゴムクローラを所定位置に位置決め固定するための固定装置と、
この固定装置により固定された前記小片ゴムクローラの前記ゴム体の部分を把持して、前記芯金を中心として対向して前記ゴム体を引っ張って、前記芯金から前記ゴム体を剥ぎ取るための1対の剥ぎ取り装置とからなる。
図10に示す把持部材15は、前述した把持部材12の他の構造例を部分的に示すものである。この把持部材15の鉤状部15aは、前述した小片ゴムクローラ7の凹部7aに差し込むものである。この鉤状部15aを把持基体15cとは別部品とし、これをボルト15bを介して連結し一体化させたものである。この構造の場合は鉤状部15aの交換が容易で、又把持部材15における鉤状部15aの位置を変えることができる。即ち、鉤状部15a、把持基体15cに対してのボルト15bのネジ込み長さの長短で、引っ張り方向の長さの位置調整ができる。
図11に示す構成は、前述した図8に相当する図であるが、把持部材16の鉤状部16aを凹部7aに対し、上方からの差込構成で引っ張り部材13との連結部を上方に位置させたものである。鉤状部16aの押圧モーメントが前述の例に比し大きくなる傾向はあるが、把持部材16の幅を狭くすることができ、形状が異なる例を示すものである。
図12は、本実施の形態のゴムクローラの分離装置を適用したシステム例を示すものである。分離装置8に切断装置17を付随させ、帯形状のゴムクローラ1の段階から一連の流れ作業で切断、分離処理を行なうものである。ゴムクローラ1を切断装置17で切断し小片ゴムクローラ7として搬送させ、分離装置8に位置決め固定し芯金2とゴム体5とを分離して、分離された芯金2とゴム体5は各々の回収経路18,19により別々に回収する。
図13に示す構成は、把持部材20の鉤状部20aの押圧部分を部分的に示した他の実施の形態を示す図である。把持部材20の鉤状部20aは小片ゴムクローラ7の凹部7aへの内側がエッジ20bに構成され、端部が鋭利形状になっていてゴム体の凹部に食い込むようになっている。この構成によりゴム体5は鉤状部20aから外れるおそれはなく把持し、確実に安定して引っ張られようになる。
次に、芯金からゴム体を分離するときに把持部材が芯金に干渉しないように構成した分離装置の実施の形態例を図14〜図18にもとづき説明する。ゴムクローラ1の構成は前述の図1及び図2に示すとおりである。図14は中央部が凹部状に構成され図1と異なる芯金例の場合を図示したもので、切断後の小片ゴムクローラ7の平面図である。芯金2bはC寸法の凹部7aを有する形状となっている。 次に、この切断された小片ゴムクローラ7をゴム体5と芯金2bとに分離する実施の形態における分離装置8について説明する。
2,2b…芯金
3…転輪孔
4…スチールコード
5…ゴム体
6…ラグ
7…小片ゴムクローラ
8…分離装置
10,21…剥ぎ取り装置
11…切り込み装置
12,23…把持部材
13,24…引っ張り部材
26…位置決め部材
Claims (16)
- 帯形状のゴムクローラが、長さ方向に所定の長さに切断された小片ゴムクローラを、ゴム体と芯金とに分離するためのゴムクローラの分離装置であって、
前記小片ゴムクローラを所定位置に位置決め固定するための固定装置と、
この固定装置により固定された前記小片ゴムクローラの前記ゴム体の部分を把持して、前記芯金を中心として対向して前記ゴム体を引っ張って、前記芯金から前記ゴム体を剥ぎ取るための1対の剥ぎ取り装置と
からなるゴムクローラの分離装置。 - 請求項1に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の剥ぎ取り装置で、前記引っ張りの過程で延びた前記ゴム体の分離位置に切り込みを入れるための切り込み装置を設けたことを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項1又は2に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の剥ぎ取り装置は、前記ゴム体の凹部に係合して把持するように設けられる1対の把持部材と、この1対の把持部材を揺動自在に連結して前記芯金から離れる方向に引っ張る1対の引っ張り部材とから構成されていることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項1又は2に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の剥ぎ取り装置は、前記ゴムクローラの中央部を挟持し前記芯金の幅より大きい寸法の間隔幅を維持する1対の位置決め体を有することを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項1又は2に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記固定装置は、前記小片ゴムクローラの中央上部を押圧する押圧装置を有していることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項1又は2に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の剥ぎ取り装置は、前記ゴム体の凹部を押圧する押圧部が、前記引っ張り方向に直角な厚さ方向の面で前記芯金近傍の前記ゴム体を押圧する形状を有していることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項2に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記切り込み装置は、2つの切込み刃を有して切り込む装置であることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項3に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の把持部材は、前記1対の引っ張り部材に対し交換可能に保持されていることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項3に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の把持部材は、前記凹部への押圧部分がエッジ形状をなし、前記凹部の内側を把持する構成になっていることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項3に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の把持部材は、前記ゴムクローラを把持する把持部と、この把持部を支持して前記1対の引っ張り部材に連結する支持部とを有していることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項4に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の位置決め体は、前記小片ゴムクローラを挿入する側の上部端部が外側に拡開する案内部を構成していることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項4に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記1対の位置決め体の間隔幅は、前記1対の把持部材の端部側間の挟持幅で調整可能になっていることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 請求項10に記載のゴムクローラの分離装置において、
前記把持部は、前記支持部に対し可動自在に支持されていることを特徴とするゴムクローラの分離装置。 - 帯形状のゴムクローラが所定の大きさに切断された芯金を含む小片ゴムクローラに対しゴム体と芯金とを分離する方法であって、
切断された前記小片ゴムクローラを所定位置に位置決め固定する工程と、
位置決め固定された前記小片ゴムクローラのゴム体の凹部を把持する工程と、
把持した前記ゴム体を前記芯金から離れる方向に1対の剥ぎ取り装置で押圧して引っ張る工程と
からなることを特徴とするゴムクローラの分離方法。 - 請求項14に記載のゴムクローラの分離方法において、
前記引っ張る工程は、把持した前記ゴム体を100mm/秒以上の速度で引っ張る工程であることを特徴とするゴムクローラの分離方法。 - 請求項14又は15に記載のゴムクローラの分離方法において、
前記引っ張る工程で延びた前記小片ゴムクローラの前記ゴム体の分離位置に、切り込みを入れる工程を付加したことを特徴とするゴムクローラの分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006052526A JP4446074B2 (ja) | 2005-02-28 | 2006-02-28 | ゴムクローラの分離装置とその分離方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005052713 | 2005-02-28 | ||
JP2006052526A JP4446074B2 (ja) | 2005-02-28 | 2006-02-28 | ゴムクローラの分離装置とその分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006264678A true JP2006264678A (ja) | 2006-10-05 |
JP4446074B2 JP4446074B2 (ja) | 2010-04-07 |
Family
ID=37201070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006052526A Expired - Fee Related JP4446074B2 (ja) | 2005-02-28 | 2006-02-28 | ゴムクローラの分離装置とその分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4446074B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254170A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | National Agriculture & Food Research Organization | ゴムクローラの分離装置 |
CN102653052A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 辽阳亚星工矿液压设备有限公司 | 装甲车辆履带胶块拆装设备 |
CN112009586A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-01 | 贺超 | 一种机动车履带拆卸工具 |
JP2021181238A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 有限会社千堀機工 | ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置 |
-
2006
- 2006-02-28 JP JP2006052526A patent/JP4446074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254170A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | National Agriculture & Food Research Organization | ゴムクローラの分離装置 |
CN102653052A (zh) * | 2011-03-03 | 2012-09-05 | 辽阳亚星工矿液压设备有限公司 | 装甲车辆履带胶块拆装设备 |
CN102653052B (zh) * | 2011-03-03 | 2014-06-25 | 辽阳亚星工矿液压设备有限公司 | 装甲车辆履带胶块拆装设备 |
JP2021181238A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 有限会社千堀機工 | ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置 |
JP7011855B2 (ja) | 2020-05-18 | 2022-01-27 | 有限会社千堀機工 | ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置 |
CN112009586A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-01 | 贺超 | 一种机动车履带拆卸工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4446074B2 (ja) | 2010-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4446074B2 (ja) | ゴムクローラの分離装置とその分離方法 | |
JP2007291839A (ja) | アスファルト舗装体撤去方法、アスファルト舗装体撤去システム、電磁誘導コイルユニット、アスファルト舗装体撤去装置、及びアスファルト舗装体の剥離方法 | |
WO2019016430A1 (en) | TRACK ASSEMBLIES FOR FIELD VEHICLES AND METHOD FOR REPAIRING TRACKS | |
JP5294205B2 (ja) | ゴムクローラの分離装置 | |
KR102123288B1 (ko) | 무한궤도의 고무트랙 및 고무트랙 내부에 구비된 심금 분리방법 | |
JP2010254169A (ja) | ゴムクローラの分離装置 | |
WO2019016431A1 (en) | TRACK ASSEMBLIES FOR LAND VEHICLES AND METHOD FOR REPAIRING TRACKS | |
JP4952999B2 (ja) | ゴムクローラの切断装置 | |
JP2006231490A (ja) | ゴムクローラ用切断刃 | |
CN209856344U (zh) | 一种方便维修的链轮 | |
CN204453946U (zh) | 一种在线皮带更换打捆装置 | |
JP3301659B2 (ja) | ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置 | |
CN104841680B (zh) | 从传送带回收钢加强件的方法 | |
JP4616143B2 (ja) | ゴムクローラの廃棄処理装置 | |
JPH10296226A (ja) | 金属・ゴム複合体廃棄物の車載型分離処理装置および同装置を用いた金属・ゴム複合体廃棄物の分離処理方法 | |
JP3397262B2 (ja) | ゴムクローラの分別回収装置 | |
CN105217222A (zh) | 一种传送带的替换方法 | |
JP3405593B2 (ja) | 金属、ゴム複合体の解体方法 | |
JP3566464B2 (ja) | 走行用履帯の廃棄処理装置 | |
CN210146606U (zh) | 履带及履带行走装置 | |
KR100362845B1 (ko) | 건축용 폐금속타일의 알루미늄 박리 재생 장치 | |
JP2004230860A (ja) | タイヤ補強鋼線の除去方法及びその装置 | |
JP3127535U (ja) | 製鋼用原料包装体 | |
JP2006044076A (ja) | キャタピラのゴム金属分離装置及びゴム金属分離方法 | |
JPH09225443A (ja) | 走行用履帯の廃棄処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091127 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |