JP2006263960A - 液体収容体 - Google Patents

液体収容体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006263960A
JP2006263960A JP2005081624A JP2005081624A JP2006263960A JP 2006263960 A JP2006263960 A JP 2006263960A JP 2005081624 A JP2005081624 A JP 2005081624A JP 2005081624 A JP2005081624 A JP 2005081624A JP 2006263960 A JP2006263960 A JP 2006263960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid container
groove
protrusion
erroneous
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005081624A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Ishizawa
卓 石澤
Satoshi Shinada
聡 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005081624A priority Critical patent/JP2006263960A/ja
Publication of JP2006263960A publication Critical patent/JP2006263960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 誤挿入防止手段の識別用構造を大型化、複雑化せず、誤挿入防止できる識別数を多くすることのできる液体収容体を提供する。
【解決手段】 本発明のインクカートリッジ3a〜3eは、誤挿入防止手段15a〜15eとして、収容体装着部1a〜1e側の適合識別突起23が挿入可能に設けられたN本の突起挿入溝21a〜21eと、N本の突起挿入溝21a〜21eから任意に選択したM本の突起挿入溝を適合識別突起23が挿入不可となるように埋める溝埋め部材25とを備え、Nが偶数の場合は、M=N/2に設定し、Nが奇数の場合は、M=(N+1)/2に設定して、M個の溝埋め部材25の配設位置を相異させることで、複数通りの識別型を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、適合しない他の収容体装着部に誤って装着されることを防止する誤挿入防止手段を備えた液体収容体に関する。
カラー印刷を行うカラーインクジェット式プリンタでは、B(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)等の異なる色のインクが、それぞれ個別に専用の容器であるインクカートリッジ(液体収容体)に充填された状態で使用されるものがある。
各インクカートリッジ内に収容されたインクは、ホストコンピュータから送られた印刷データに応じて駆動する印刷ヘッドに供給され、印刷ヘッドに設けられた各色毎のノズルによって用紙等の被印刷物上の目標位置に噴射される。
近年では、より高精細なフルカラー印刷の実現のために、プリンタに装着されるカラーインクは、上記のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の他に、例えばDY(ダークイエロー)や、LC(ライトシアン)等の中間色が追加されて、一つのプリンタに装着されるインクカートリッジ数は増加してきている。
プリンタ側には、色毎に専用のカートリッジ装着部が設けられているが、各色とも外形寸法が共通のインクカートリッジを採用した場合には、カートリッジ装着部も類似したものが並ぶようになるため、ユーザが装着位置を間違える虞がある。
仮にインクカートリッジが誤った色の位置に装着された場合、カートリッジのインク供給孔付近のインクと、プリンタ側のインク供給針の近辺で残留していた他の色のインクとが混ざって、印刷品質の低下を招く虞がある。
また、インクカートリッジに収容されるインクには、大別して染料インクと顔料インクとがあり、それらが混ざると、顔料の凝集によってヘッドの目詰まり等の問題を招く虞がある。
そこで、適合しない他のカートリッジ装着部に誤って装着されることを防止する誤挿入防止手段として、カートリッジの一部の領域に設定した複数の座標点に、選択的に識別用凸部(または凹部)を設ける等の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−34040号公報
上述したように、一つのプリンタに装着されるインクカートリッジ数は増加しており、誤挿入防止手段の構造も各色を識別するために複雑化する傾向にある。
そのため、例えば、プリンタの新製品開発等で、使用するカラーインクの種類が増えた場合には、識別用構造の増設等で、識別用構造を形成する領域が拡大されてカートリッジのインク収容室の容積が圧迫されたり、あるいは、識別用構造の形状変更のために、カートリッジ製造用の金型等の変更が必要となって製造コストの増大を招く虞があった。
そこで、本発明の目的は、誤挿入防止手段の構造を大型化及び複雑化せず、誤挿入防止できる識別数を多くすることのできる液体収容体を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係る液体収容体は、適合しない他の収容体装着部に誤って装着されることを防止する誤挿入防止手段を備えた液体収容体であって、前記誤挿入防止手段は、収容体装着部側に設けられた適合識別突起が挿入可能な開口を挿入方向先端側に有するとともに挿入方向と平行に設けられたN本の突起挿入溝と、前記N本の突起挿入溝から任意に選択したM本の突起挿入溝の内面に前記適合識別突起が挿入不可となるように埋める溝埋め部材とを備えるとともに、前記Mは、前記Nが偶数の場合は、M=N/2となるように設定され、前記Nが奇数の場合は、M=(N+1)/2となるように設定され、前記M個の溝埋め部材の形成位置を相異させることで、複数通りの識別型が設定されていることを特徴としている。
このような構成の液体収容体によれば、誤挿入防止手段により一部の構造を相異させた液体収容体ができる数量Aは、N個の異なるものから任意のM個を取り出す組合せの数であり、
A==N!÷{(N−M)!×M!} ……[1]
となる。
Nが固定値の場合、Aが最大となるのは、Nが偶数であればM=N/2としたときであり、Nが奇数であればM=(N−1)/2、又はM=(N+1)/2としたときである。
但し、例えばプリンタにおけるインクカートリッジの使用方法で、モノクロ印刷を高速で行うときに、一部のカラーインク(例えばダークイエローインク)をブラックインクに差し替えて使用するインクチェンジシステムが提案されている。このようなインクチェンジシステムを採用した場合に、ブラックインク及びダークイエローのカートリッジにおける溝埋め部材の配設箇所の設定方法としては、ブラックインクのカートリッジにおける溝埋め部材の配設箇所として任意の(M−1)箇所に選択し、ダークイエローのカートリッジでは溝埋め部材の配設箇所をブラックインクで選択した(M−1)箇所の他に、別の任意の1箇所を加えた、合計M箇所に設定する。
そして、その他のカラーインク用のカートリッジにおける溝埋め部材の配設箇所は、ブラックインクで選択した(M−1)箇所を含まないように選択して組合せすればよいが、ブラックインク用のカートリッジがダークイエロー用のカートリッジ装着箇所以外には誤装着できないようにするためには、ブラックインクの選択した(M−1)箇所を含む組合せは、ダークイエロー用のものを除いて、全て使用不可のデッドパターンとなってしまう。
デッドパターンとなる数量Dは、
D={N−(M−1)−1}=N−M ……[2]
で、Mの値が小さい程大きくなる。逆にMが大きければ、デッドパターンとなる数量が減る。したがって、Nが奇数の場合には、M=(N−1)/2と、M=(N+1)/2でAが最大値となるが、デッドパターンの発生数を小さくして、インクチェンジシステム用の設定を容易にするためには、M=(N+1)/2とするとよい。
したがって、突起挿入溝を埋める溝埋め部材を設ける箇所数Mを、上記のように、Nが偶数の場合はM=N/2に設定し、Nが奇数の場合はM=(N+1)/2に設定することを条件に、各液体収容体におけるM個の溝埋め部材の配設位置を相異させることで、上記のインクチェンジシステム等の使用法が採用される場合も含めても、限られたN個の突起挿入溝(識別用構造)で、誤挿入防止できる液体収容体(インクカートリッジ)の種類数を最大とすることができる。
また、誤挿入を防止すべき液体収容体の種類が予め固定数であれば、逆に識別用構造の数の抑制や形成領域の縮小により、誤挿入防止手段による液体収容体の液体収容室の容積の圧迫を回避したり、液体収容体の小型化を図ることができる。
また、本発明に係る液体収容体において、前記誤挿入防止手段は、挿入方向の深さが異なる複数の前記突起挿入溝を当該液体収容体の外方に向かって順に挿入方向の深さが深くなる階段状に並べた階段状溝列が設けられていることが好ましい。
このような構成の液体収容体によれば、狭い領域に高密度(省スペース)で多数の突起挿入溝を形成できるようになるため、誤挿入防止手段を効率的に小型化することができ、液体収容体の液体収容室の容積が誤挿入防止手段によって圧迫されることを回避したり、液体収容体の小型化を図ることができる。
また、本発明に係る液体収容体において、前記階段状溝列は、3つ以上の前記突起挿入溝から一体的に形成され、3段以上の段つき形状となっていることが好ましい。
これにより、突起挿入溝をより効率的に小型化することができる。
また、本発明に係る液体収容体において、前記階段状溝列は、前記挿入方向と平行に複数形成されていることが好ましい。
これにより、複数の突起挿入溝が行列状に配置されることとなって、狭い領域への効率的な高密度配置が可能となる。
また、本発明に係る液体収容体において、前記誤挿入防止手段の前記突起挿入溝を形成している、前記挿入方向と平行に複数並設された隔壁は、前記挿入方向の先端に向かって前記挿入方向と直交する方向の高さが徐々に小さくなるテーパ状に形成されていることが好ましい。
このような構成の液体収容体によれば、誤挿入防止手段の突起挿入溝を形成している隔壁は、挿入方向の先端側が徐々に低くなる構造になり、液体収容体を機器側の収容体装着部に装着する際に、誤挿入防止手段の先端のテーパ形状が位置決め用の誘導部として機能するため、液体収容体の装着操作が容易になる。
また、テーパ状に形成した分だけ、突起挿入溝を形成する隔壁の高さ寸法が短尺になり、その分、誤挿入防止手段の剛性が向上するとともに、誤挿入防止手段が樹脂成形品の場合は、溝が浅くなることから型抜きがし易くなり、成形性が向上する。
また、本発明に係る液体収容体において、前記誤挿入防止手段は、液体を収容する液体収容室を備えた容器本体とは別体に形成されており、前記容器本体に形成された取り付け部に装着されていることが好ましい。
このような構成の液体収容体によれば、誤挿入防止手段以外の容器本体は、共通部品として同一形状で量産することで、コストの低減を図ることができる。また、誤挿入防止手段における突起挿入溝の数や配列等を設計変更する場合でも、誤挿入防止手段の部分だけを新規に設計し直すだけで済む。
また、本発明に係る液体収容体において、前記突起挿入溝は、挿入方向の深さdが、5mm≦d≦20mmの範囲内に形成されていることが好ましい。
突起挿入溝の挿入方向の深さdは、適合しない他の収容体装着部に誤って装着された時に、正規の収容体装着部に装着した場合よりもdだけ手前で止まり、挿入深さが浅くなったことで、ユーザに誤装着であることを認識させる。したがって、挿入深さが浅くなった実感を付与するだけの寸法を持たせることが重要になるが、大き過ぎると、液体収容体内の液体収容室の容積効率を下げる原因となり、小さすぎると、挿入深さが浅くなった実感を付与できない。
上記構成の液体収容体のように、突起挿入溝の挿入方向の深さdを、5mm≦d≦20mmの範囲内に設定すれば、誤装着をした際に、挿入深さが浅くなった実感を確実に付与して誤装着を認識させることができ、しかも、深さdが過大となることによる液体収容室の容積効率の低下も防ぐことができる。
また、本発明に係る液体収容体において、前記溝埋め部材が、前記突起挿入溝の溝全域を埋めた形態で設けられていることが好ましい。
このような構成の液体収容体によれば、例えば、誤挿入防止手段が合成樹脂の成形品である場合、突起挿入溝の溝全域を埋める溝埋め部材は、溝の表面の開口を平板状に覆う隔壁構造、または溝を完全に埋めた中実構造として一体成形することで、容易に形成することができる。さらに、例えば、溝埋め部材が溝の一部に突片を一体成形する構成の場合と比較すると、誤挿入防止手段の剛性を向上させることもできる。
本発明に係る液体収容体では、誤挿入防止手段が、挿入方向と平行に並設されたN本の突起挿入溝の内の任意のM本を溝埋め部材によって埋めることによって、誤挿入防止パターンを複数形成する場合に、溝埋め部材を設ける数Mを最適化したもので、限られたN個の突起挿入溝において、誤挿入防止手段の構造を複雑化せず、誤挿入防止できる液体収容体の種類数を最大とすることができる。
また、誤挿入を防止すべき液体収容体の種類が予め固定数であれば、逆に識別用構造の数の抑制や形成領域の縮小により、誤挿入防止手段による液体収容体の液体収容室の容積の圧迫を回避したり、液体収容体の小型化を図ることもできる。
以下、本発明に係る液体収容体の実施の形態の例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1から図7は本発明に係る液体収容体の第1の実施の形態としてのインクカートリッジに採用された誤挿入防止手段を示したもので、図1は本発明の第1の実施の形態であるインクカートリッジとそのインクカートリッジが装着されるプリンタ側のカートリッジ装着部の構成を示す分解斜視図であり、図2は図1に示したカートリッジ装着部に全てのインクカートリッジが装着された状態の斜視図であり、図3は図1に示したカートリッジ装着部と該カートリッジ装着部に設けられた適合識別突起の分解斜視図であり、図4は図3に示した適合識別突起を図3の矢印IV方向から見た斜視図であり、図5は図2のV−V線に沿う断面図であり、図6は図2に示した各インクカートリッジの誤挿入防止手段の構造を示す斜視図であって、図6(a)はブラックインク用カートリッジの斜視図であり、図6(b)はダークイエローインク用カートリッジの斜視図であり、図6(c)はシアンインク用カートリッジの斜視図であり、図6(d)はマゼンタインク用カートリッジの斜視図であり、図6(e)はイエローインク用カートリッジの斜視図であり、図7は図6(b)に示したインクカートリッジの分解斜視図である。
本実施の形態の液体収容体は、一例として、インクジェット式プリンタにおいて、液体噴射部である印刷ヘッドが搭載されたキャリッジ上のカートリッジ装着部に装着されるインクカートリッジである。
液体収容体を装着する機器側の収容体装着部として図1から図7に示したプリンタ側のカートリッジ装着部1a〜1eは、インクカートリッジ3a〜3eを装着する凹部(スロット)で、インクジェット式プリンタにおいて用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)に往復移動自在に設けられて印刷ヘッド4が搭載されるキャリッジ6上に形成されている。
この第1の実施の形態のインクカートリッジ3a〜3eは、図5に示したように、内部にインクを収容するインク収容室(液体収容室)8aを持つ容器本体8が略直方体形状で、この容器本体8の底面の一端側に、キャリッジ6上のインク供給針11が挿入されるインク供給孔(液体供給孔)13が設けられている。
そして、図6(a)〜(e)に示すように、容器本体8の底面の他端側(すなわち、インク供給孔13から離れた側)で、容器本体8の一側面に偏った位置に、適合しないカートリッジ装着部1a〜1eに誤って装着されることを防止する誤挿入防止手段15a〜15eが形成されている。
本実施の形態の場合、誤挿入防止手段15a〜15eは、合成樹脂の成形品であるが、図7に示すように、インクを貯留するインク収容室8aやインク供給孔13を有した容器本体8とは別体に形成され、容器本体8に一体形成された定型の取り付け部8bに、係合手段や接着材等により組み付け固定される。
また、本実施の形態の場合、キャリッジ6上に設けられている各カートリッジ装着部1a〜1eの一部は、図3に示すように、キャリッジ6とは別体に製造された装着部側誤挿入防止手段18により形成されている。
装着部側誤挿入防止手段18は、図6に示した誤挿入防止手段15a〜15eが嵌合する装着部側誤挿入防止構造18a〜18eを一体的に形成したもので、各装着部側誤挿入防止構造18a〜18e間を仕切る隔壁19が、各カートリッジ装着部1a〜1eの区画を兼ねている。
この装着部側誤挿入防止手段18は合成樹脂の射出成形品であり、各装着部側誤挿入防止構造18a〜18eは、図4に示すように、誤挿入防止手段15a〜15eに形成されている突起挿入溝21a〜21eに挿入される適合識別突起23を、突起挿入溝21a〜21eの配設位置に対応して選択的に配置したものである。
本実施の形態の場合、容器本体8に装着される誤挿入防止手段15a〜15eは、図6に示すように、各カートリッジ装着部1a〜1eの装着部側誤挿入防止構造18a〜18eに設けられた適合識別突起23が挿入可能な5本の突起挿入溝21a〜21eと、これらの5本の突起挿入溝21a〜21eから任意に選択した本数の内面に適合識別突起23が挿入不可となるように埋める溝埋め部材25とを備えている。
突起挿入溝21a〜21eは、何れも、各カートリッジ装着部1a〜1eへの挿入方向と平行に形成されている。また、各突起挿入溝21a〜21eは、挿入方向先端側と、各カートリッジ装着部1a〜1eの隔壁19に対向する側とが開口した溝である。これらの5本の突起挿入溝21a〜21eは、挿入方向と直交する方向に所定の離間間隔で並設されている。
また、溝埋め部材25は、突起挿入溝21a〜21eの先端の開口を遮蔽するリブ構造であり、突起挿入溝21a〜21eを画成している隔壁27と一体形成されている。
また、本実施の形態の場合、各誤挿入防止手段15a〜15eにおける突起挿入溝21a〜21eは、挿入方向の深さd(図5参照)が、5mm≦d≦20mmを満たす範囲内に形成されている。
本実施の形態の誤挿入防止手段15a〜15eは、突起挿入溝21a〜21eの数をNとし、N本の内のM本に溝埋め部材25を設けて、M個の溝埋め部材25の配設位置を相異させることで、複数通りの識別型を設定している。
但し、溝埋め部材25の配設数Mは、次の[3],[4]のように規制している。
Nが偶数の場合は、M=N/2 ……[3]
Nが奇数の場合は、M=(N+1)/2 ……[4]
本実施の形態では、N=5でNが奇数であるから、[4]の条件より、
M=(5+1)/2=3となる。
但し、インクチェンジシステムに適合させるために、ブラックインク用のインクカートリッジ3aに設けた誤挿入防止手段15aの場合は、溝埋め部材25の配設数をMとはせず、(M−1)に設定している。
すなわち、ブラックインク用のインクカートリッジ3aの誤挿入防止手段15aにおける溝埋め部材25の配設数は、(M−1)=2としている。
以上のように溝埋め部材25を配設する本数Mを規定した理由を以下に説明する。
誤挿入防止手段により一部の構造を相異させた液体収容体ができる数量Aは、N個の異なるものから任意のM個を取り出す組合せの数であり、
A==N!÷{(N−M)!×M!} ……[5]
となる。
Nが固定値の場合、Aが最大となるのは、Nが偶数であればM=N/2としたときであり、Nが奇数であればM=(N−1)/2、またはM=(N+1)/2としたときである。
但し、例えばプリンタにおけるインクカートリッジ3a〜3eの使用方法で、モノクロ印刷を高速で行うときに、一部のカラーインク(例えばダークイエローインク)をブラックインクに差し替えて使用するインクチェンジシステムが提案されている。このようなインクチェンジシステムを採用した場合に、ブラックインク及びダークイエローのカートリッジ3a,3bにおける溝埋め部材25の配設箇所の設定方法としては、ブラックインクのカートリッジ3aにおける溝埋め部材25の配設箇所として任意の(M−1)箇所に選択し、ダークイエローのカートリッジ3bでは溝埋め部材25の配設箇所をブラックインクで選択した(M−1)箇所の他に、別の任意の1箇所を加えた、合計M箇所に設定する。
具体的には、本実施の形態の場合、ブラックインク用のカートリッジ3aにおける溝埋め部材25の配設箇所は、図6(a)に示すように、突起挿入溝21dと突起挿入溝21eの2箇所(すなわち(M−1)箇所)が選択されている。
そして、ダークイエロー用のカートリッジ3bの場合は、これらに加えて突起挿入溝21cにも溝埋め部材25が設けられ、溝埋め部材25の配設箇所が合計M箇所に設定されている。
このように設定することで、ブラックインクのカートリッジ3aは、ダークイエロー用のカートリッジ装着部1bにも装着可能になる。一方、ダークイエロー用のカートリッジ3bを誤ってブラックインク用のカートリッジ装着部1aに装着しようと試みても、ダークイエロー用のカートリッジ3bはブラックインク用よりも1つ多く突起挿入溝21cが埋められているため、誤装着が防止される。
そして、その他のカラーインク用のカートリッジにおける溝埋め部材25の配設箇所は、ブラックインクで選択した(M−1)箇所を含まないように選択組合せすればよいが、ブラックインク用のカートリッジがダークイエロー用のカートリッジ装着箇所1b以外には誤装着できないようにするためには、ブラックインクの選択した(M−1)箇所を含む組合せは、ダークイエロー用のものを除いて、全て使用不可のデッドパターンとなってしまう。
デッドパターンとなる数量Dは、
D={N−(M−1)−1}=N−M ……[6]
で、Mの値が小さい程大きくなる。逆にMが大きければ、デッドパターンとなる数量が減る。
したがって、Nが奇数の場合には、M=(N−1)/2と、M=(N+1)/2でAが最大値となるが、デッドパターンの発生数を小さくして、インクチェンジシステム用の設定を容易にするためには、M=(N+1)/2とするとよい。
したがって、上記実施の形態のように、突起挿入溝21a〜21eを埋める溝埋め部材25を配設する箇所Mを、Nが偶数の場合はM=N/2に設定し、Nが奇数の場合はM=(N+1)/2に設定することを条件に、各インクカートリッジ3a〜3eにおけるM個の溝埋め部材25の配設位置を相異させることで、インクチェンジシステム等の使用法が採用される場合も含めても、限られたN個の突起挿入溝21a〜21e(識別用構造)で、誤挿入防止手段15a〜15eの構造を複雑化せず、誤挿入防止できる識別数が最大数のインクカートリッジ3a〜3eを製造することができる。
また、誤挿入を防止すべきインクカートリッジの種類が予め固定数であれば、逆に識別用構造の配設数の抑制や形成する領域の縮小により、誤挿入防止手段15a〜15eによるインクカートリッジ3a〜3eのインク収容室8aの容積の圧迫を回避したり、インクカートリッジ3a〜3eの小型化を図ることができる。
また、上記実施の形態の場合、誤挿入防止手段15a〜15eが容器本体8と別体であるため、例えば、誤挿入防止できるインクカートリッジ3a〜3eの種類を増やす場合でも、誤挿入防止手段15a〜15e以外は、共通部品として量産することで、コストの低減を図ることができる。
また、誤挿入防止手段15a〜15eにおける突起挿入溝21a〜21eの数量や配列等を設計変更する場合でも、誤挿入防止手段15a〜15eの部分だけを新規に設計し直すだけでよく、開発コストを低く抑えることができる。
また、図5に示した突起挿入溝21a〜21eの挿入方向の深さdは、適合しない他のカートリッジ装着部1a〜1eに誤って装着された時に、正規のカートリッジ装着部1a〜1eに装着した場合よりもdだけ手前で止まり、挿入深さが浅くなったことで、ユーザに誤装着を認識させる。
したがって、挿入深さが浅くなった実感を付与するだけの寸法を持たせることが重要になるが、大き過ぎると、インクカートリッジ3a〜3e内のインク収容室8aの容積効率を下げる原因となり、小さすぎると、挿入深さが浅くなった実感を付与できない。
本実施の形態のように、突起挿入溝21a〜21eの挿入方向の深さdを、5mm≦d≦20mmの範囲内となるように設定すれば、誤装着をした際に、挿入深さが浅くなった実感を付与して誤装着を認識させることができる。しかも、dが過大とならないようにしているため、インク収容室8aの容積効率を下げることもない。
なお、誤装着をした際に挿入深さが浅くなった実感を十分に与えることができ、しかもインク収容室8aの容積効率を防止する点では、d=10mm程度にすると、さらに好ましい。
図8は、本発明に係るインクカートリッジの第2の実施の形態であるインクカートリッジの斜視図である。
ここに示したインクカートリッジは、図7に示したインクカートリッジ3bに配設される誤挿入防止手段15bの一部構造を変更したものである。
この誤挿入防止手段15bにおいては、溝埋め部材25が、図7に示したような溝の先端開口だけを塞ぐリブ形状ではなく、適合識別突起23を挿入不可とする突起挿入溝21a〜21eの溝全域を埋める形態に形成されている。
このような構成にすると、例えば、誤挿入防止手段15a〜15eが合成樹脂の成形品である場合、突起挿入溝21a〜21eの溝全域を埋める溝埋め部材25は、溝の表面の開口を平板状に覆う隔壁構造、または溝を完全に埋めた中実構造として一体成形することで容易に形成することができる。さらに、例えば、溝埋め部材25が溝の一部に突片を一体成形する構成の場合と比較すると、誤挿入防止手段15a〜15eの剛性を向上させることもできる。
図9から図12は本発明に係る液体収容体の第3の実施の形態であるインクカートリッジ33bを示したものであって、図9は第3の実施の形態であるインクカートリッジ33bの斜視図であり、図10は図9に示したインクカートリッジ33bの誤挿入防止手段35bの側面図であり、図11は図9に示した誤挿入防止手段35bにおける各突起挿入溝の断面構造を示したものであって、図11(a)は図10のA−A断面図であり、図11(b)は図10のB−B断面図であり、図11(c)は図10のC−C断面図であり、図11(d)は図10のD−D断面図であり、図12は図9に示したインクカートリッジ33bが装着されるプリンタ側のカートリッジ装着部41a〜41fに設けられる適合識別突起43の配列を示す斜視図である。
この実施の形態のインクカートリッジ33bはダークイエローインク用のインクカートリッジで、このインクカートリッジ33bが装着されるカートリッジ装着部41cは、第1の実施の形態で説明したインクチェンジシステムが採用され、ブラックインク用のインクカートリッジが差し替え可能に、適合識別突起43の配列が設定される。
このインクカートリッジ33bも、誤挿入防止手段35bがインク収容室を備える容器本体8とは別体に形成されている点、容器本体8の底面の一端側に装備されたインク供給孔13とは逆側(すなわち、底面の他端側)に張り出した手段取り付け部8bに誤挿入防止手段35bが取り付けられている点、等は第1の実施の形態の場合と共通である。
但し、本実施の形態の誤挿入防止手段35bは、挿入方向に沿って延びる4本の階段状溝列46,47,48,49と、これらの各階段状溝列46,47,48,49に形成された各突起挿入溝を適合識別突起43が挿入不可となるように埋める溝埋め部材51と、誤挿入防止手段35bを容器本体8に固定するための固定手段52とから構成されている。
4本の階段状溝列46,47,48,49は、挿入方向に対して平行に形成されている。また、階段状溝列46,47,48,49相互は、挿入方向と直交する方向に所定の間隔を開けて設けられている。また、各階段状溝列46,47,48,49は、何れも、挿入方向に沿って、3個の突起挿入溝46a〜46c,47a〜47c,48a〜48c,49a〜49cを配列したものである。
突起挿入溝46a及び46cには、固定手段52が設けられているために、誤挿入防止形状としては機能しない。すなわち、固定手段52は各色共通の形状であり、適合識別突起43のうち固定手段52に対応する部分は、全色で突起がない状態とされている。
したがって、本実施の形態において、突起挿入溝の数Nは、階段状溝列46に1本、階段状溝列47,48,49に各3本、計N=10本とされている。また、溝埋め部材51の数Mは、M=N/2=5となるようにされている。
この場合の誤挿入防止できる識別数は、10=252である。
各階段状溝列46,47,48,49において、挿入方向上に並ぶ3本の突起挿入溝46a〜46c,47a〜47c,48a〜48c,49a〜49cは、図11に示すように、挿入方向の深さ(図11の上下方向長さ)が異なっており、カートリッジの外方(図11の左方)に向かって順に挿入方向深さが深くなる階段状に並べられている。
例えば、各階段状溝列46,47,48,49において、最下位に位置する突起挿入溝46a,47a,48a,49aは挿入方向深さが図11(b)に示した寸法d1に設定され、中間に位置する突起挿入溝46b,47b,48b,49bは挿入方向深さが図11(b)に示した寸法d2に設定され、最上位に位置する突起挿入溝46c,47c,48c,49cは挿入方向深さが図11(b)に示した寸法d3に設定されている。
ここで、d1×3=d2×1.5=d3となるように設定すると、適合しない他のカートリッジ装着部41a〜41fに誤って装着された時に、正規のカートリッジ装着部41a〜41fに装着した場合よりもd1だけ手前で止まる。そこで、この深さd1を、5mm≦d1≦20mmの範囲内となるように設定すれば、誤装着をした際に、挿入深さが浅くなった実感を付与して誤装着を認識させることができる。
さらに、本実施の形態の誤挿入防止手段35bの場合、図9に示すように、各階段状溝列46,47,48,49における突起挿入溝を形成する隔壁55の先端外側が、挿入方向の先端に向かって挿入方向と直交する方向の高さ寸法が徐々に小さくなるテーパ状面55aに形成されている。
この第3実施の形態に示した誤挿入防止手段35bを使用すると、突起挿入溝の配列が立体的になり、第1の実施の形態に示した誤挿入防止手段15a〜15eと比較して、狭い領域に高密度(省スペース)で多数の突起挿入溝を形成できるようになるため、誤挿入防止手段35bを小型化することができる。そのため、インクカートリッジ33bのインク収容室の容積が誤挿入防止手段35bを設けることによって圧迫されることを回避したり、インクカートリッジ33bの小型化を図ることができる。
また、上記の誤挿入防止手段35bは、先端側がテーパ状面55aにより高さが低くなる構造になり、インクカートリッジ33bを機器側のカートリッジ装着部41a〜41fに装着する際に、誤挿入防止手段35bの先端のテーパ状面55aが位置決め用の誘導面として機能するため、インクカートリッジ33bの装着操作が容易になる。
また、テーパ状面55aを着けた分だけ、突起挿入溝を形成する隔壁55の高さ寸法が短尺になり、その分、誤挿入防止手段35bの剛性が向上するとともに、誤挿入防止手段35bが樹脂成形品の場合は、溝が浅くなることから型抜きがし易くなり、成形性が向上する。
なお、本発明の誤挿入防止手段において、突起挿入溝の具体的な配設数Nや、一つの階段状溝列上に配列する突起挿入溝の数量等は、上記実施の形態に限らない。必要に応じて、設計段階で適宜に増減することが可能である。
なお、本発明に係る液体収容体の用途は、上記実施の形態に示したインクカートリッジに限らない。例えば、本発明の液体収容体は、液体噴射装置の液体噴射ヘッドに複数種の液体を区別して供給するのに適したものである。ここで言う液体噴射装置としては、例えば、インクジェット式記録装置の液体噴射ヘッド(印刷ヘッド)、液晶ディスプレイのカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置の色剤噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、さらにはバイオチップを製造するバイオチップ製造装置の生体有機物噴射ヘッド及び精密ピペットしての試料噴射ヘッドなどが該当する。
本発明に係る液体収容体の第1の実施の形態であるインクカートリッジと、そのインクカートリッジが装着されるプリンタ側のカートリッジ装着部の構成を示す分解斜視図である。 図1に示したカートリッジ装着部に、全てのインクカートリッジが装着された状態の斜視図である。 図1に示したカートリッジ装着部と、該カートリッジ装着部に設けられた適合識別突起の分解斜視図である。 図3に示した適合識別突起を、図3の矢印IV方向から見た斜視図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図2に示した各インクカートリッジの誤挿入防止手段の構造を示す斜視図、(a)はブラックインク用カートリッジの斜視図、(b)はダークイエローインク用カートリッジの斜視図、(c)はシアンインク用カートリッジの斜視図、(d)はマゼンタインク用カートリッジの斜視図、(e)はイエローインク用カートリッジの斜視図である。 図6(b)に示したインクカートリッジの分解斜視図である。 本発明に係る液体収容体の第2の実施の形態であるインクカートリッジの斜視図である。 本発明に係る液体収容体の第3の実施の形態であるインクカートリッジの斜視図である。 図9に示したインクカートリッジの誤挿入防止手段の側面図である。 図9に示した誤挿入防止手段における各突起挿入溝の断面構造を示したもので、(a)は図10のA−A断面図、(b)は図10のB−B断面図、(c)は図10のC−C断面図、(d)は図10のD−D断面図である。 図9に示したインクカートリッジが装着されるプリンタ側のカートリッジ装着部に設けられた適合識別突起の配列を示す斜視図である。
符号の説明
1a〜1e カートリッジ装着部(収容体装着部)
3a〜3e インクカートリッジ(液体収容体)
4 印刷ヘッド
6 キャリッジ
8 容器本体
8a インク収容室(液体収容室)
8b 取り付け部
11 インク供給針
13 インク供給孔
15a〜15e 誤挿入防止手段
18 装着部側誤挿入防止手段
18a〜18e 装着部側誤挿入防止構造
19 隔壁
21a〜21e 突起挿入溝
23 適合識別突起
25 溝埋め部材
27 隔壁
33b インクカートリッジ(液体収容体)
35b 誤挿入防止手段
41a〜41f カートリッジ装着部
43 適合識別突起
46,47,48,49 階段状溝列
51 溝埋め部材
52 固定手段
55 隔壁
55a テーパ状面

Claims (8)

  1. 適合しない他の収容体装着部に誤って装着されることを防止する誤挿入防止手段を備えた液体収容体であって、
    前記誤挿入防止手段は、収容体装着部側に設けられた適合識別突起が挿入可能な開口を挿入方向先端側に有するとともに挿入方向と平行に設けられたN本の突起挿入溝と、前記N本の突起挿入溝から任意に選択したM本の突起挿入溝の内面に前記適合識別突起が挿入不可となるように埋める溝埋め部材とを備えるとともに、
    前記Mは、前記Nが偶数の場合は、M=N/2となるように設定され、
    前記Nが奇数の場合は、M=(N+1)/2となるように設定され、
    前記M個の溝埋め部材の形成位置を相異させることで、複数通りの識別型が設定されていることを特徴とする液体収容体。
  2. 請求項1に記載の液体収容体において、
    前記誤挿入防止手段は、挿入方向の深さが異なる複数の前記突起挿入溝を当該液体収容体の外方に向かって順に挿入方向の深さが深くなる階段状に並べた階段状溝列が設けられていることを特徴とする液体収容体。
  3. 請求項2に記載の液体収容体において、
    前記階段状溝列は、3つ以上の前記突起挿入溝から一体的に形成され、3段以上の段つき形状となっていることを特徴とする液体収容体。
  4. 請求項2または3に記載の液体収容体において、
    前記階段状溝列は、前記挿入方向と平行に複数形成されていることを特徴とする液体収容体。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の液体収容体において、
    前記誤挿入防止手段の前記突起挿入溝を形成している、前記挿入方向と平行に複数並設された隔壁は、前記挿入方向の先端に向かって前記挿入方向と直交する方向の高さが徐々に小さくなるテーパ状に形成されていることを特徴とする液体収容体。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の液体収容体において、
    前記誤挿入防止手段は、液体を収容する液体収容室を備えた容器本体とは別体に形成されており、前記容器本体に形成された取り付け部に装着されていることを特徴とする液体収容体。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の液体収容体において、
    前記突起挿入溝は、挿入方向の深さdが、5mm≦d≦20mmの範囲内に形成されていることを特徴とする液体収容体。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の液体収容体において、
    前記溝埋め部材が、前記突起挿入溝の溝全域を埋めた形態で設けられていることを特徴とする液体収容体。
JP2005081624A 2005-03-22 2005-03-22 液体収容体 Pending JP2006263960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081624A JP2006263960A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 液体収容体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081624A JP2006263960A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 液体収容体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006263960A true JP2006263960A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37200440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005081624A Pending JP2006263960A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 液体収容体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006263960A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156679A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Brother Industries Ltd カートリッジ装着ユニット
JP2012071577A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Seiko Epson Corp 液体収容容器、及び、液体噴射装置
CN102529400A (zh) * 2012-01-16 2012-07-04 珠海天威飞马打印耗材有限公司 供墨装置
KR20130007472U (ko) * 2012-06-20 2013-12-30 (주)미코바이오메드 질병 진단 장치
JP2014028503A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット式画像形成装置及びインクコンテナ
JP2014028499A (ja) * 2012-07-06 2014-02-13 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2016221981A (ja) * 2016-09-30 2016-12-28 株式会社リコー 液体カートリッジ、画像形成装置
JP2018533018A (ja) * 2015-10-12 2018-11-08 ラブサイト インコーポレイテッド 容器に標識を付けて、容器の特性を音響的に確認する、システム及び方法
JP2019051723A (ja) * 2016-06-10 2019-04-04 セイコーエプソン株式会社 インク補給システム
JP2019069624A (ja) * 2013-05-15 2019-05-09 セイコーエプソン株式会社 カートリッジ、および、印刷材供給システム
US10308029B2 (en) 2016-06-10 2019-06-04 Seiko Epson Corporation Liquid holding unit and liquid ejection device
US10350901B2 (en) 2016-06-10 2019-07-16 Seiko Epson Corporation Ink bottle
US10471723B2 (en) 2016-06-10 2019-11-12 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
JP2020044818A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 セイコーエプソン株式会社 インク供給容器
US10717287B2 (en) 2016-06-10 2020-07-21 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
US10752003B2 (en) 2016-06-10 2020-08-25 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
JP2021053816A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 芝浦メカトロニクス株式会社 インクボトル保持装置、錠剤印刷装置、インクボトル保持方法及び錠剤印刷方法
US11001068B2 (en) 2016-06-10 2021-05-11 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
US11192380B2 (en) 2017-01-26 2021-12-07 Seiko Epson Corporation Ink bottle and bottle set
US11667123B2 (en) 2016-06-10 2023-06-06 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system

Cited By (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156679A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Brother Industries Ltd カートリッジ装着ユニット
US8469601B2 (en) 2010-01-29 2013-06-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartridge installing unit and image recording apparatus
JP2012071577A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Seiko Epson Corp 液体収容容器、及び、液体噴射装置
CN102529400A (zh) * 2012-01-16 2012-07-04 珠海天威飞马打印耗材有限公司 供墨装置
KR20130007472U (ko) * 2012-06-20 2013-12-30 (주)미코바이오메드 질병 진단 장치
KR200486592Y1 (ko) 2012-06-20 2018-06-11 (주) 미코바이오메드 질병 진단 장치
JP2014028503A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Kyocera Document Solutions Inc インクジェット式画像形成装置及びインクコンテナ
JP2014028499A (ja) * 2012-07-06 2014-02-13 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2019069624A (ja) * 2013-05-15 2019-05-09 セイコーエプソン株式会社 カートリッジ、および、印刷材供給システム
JP7152951B2 (ja) 2015-10-12 2022-10-13 ラブサイト インコーポレイテッド 容器に標識を付けて、容器の特性を音響的に確認する、システム及び方法
JP2018533018A (ja) * 2015-10-12 2018-11-08 ラブサイト インコーポレイテッド 容器に標識を付けて、容器の特性を音響的に確認する、システム及び方法
US11192114B2 (en) 2015-10-12 2021-12-07 Labcyte Inc. Systems and methods for tagging and acoustically characterizing containers
US10889123B2 (en) 2016-06-10 2021-01-12 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
US11007787B2 (en) 2016-06-10 2021-05-18 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
US10471723B2 (en) 2016-06-10 2019-11-12 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
US11938739B2 (en) 2016-06-10 2024-03-26 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
US10717287B2 (en) 2016-06-10 2020-07-21 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
US10752003B2 (en) 2016-06-10 2020-08-25 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
US10308029B2 (en) 2016-06-10 2019-06-04 Seiko Epson Corporation Liquid holding unit and liquid ejection device
US11926162B2 (en) 2016-06-10 2024-03-12 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
US11001068B2 (en) 2016-06-10 2021-05-11 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
US11639060B2 (en) 2016-06-10 2023-05-02 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
US11117379B2 (en) 2016-06-10 2021-09-14 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
US11179944B2 (en) 2016-06-10 2021-11-23 Seiko Epson Corporation Ink refill container, ink refill system, and ink refill adapter
JP2019051723A (ja) * 2016-06-10 2019-04-04 セイコーエプソン株式会社 インク補給システム
US10350901B2 (en) 2016-06-10 2019-07-16 Seiko Epson Corporation Ink bottle
USD988398S1 (en) 2016-06-10 2023-06-06 Seiko Epson Corporation Ink replenish container
US11667123B2 (en) 2016-06-10 2023-06-06 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
US11541662B2 (en) 2016-06-10 2023-01-03 Seiko Epson Corporation Ink refill container and ink refill system
JP2016221981A (ja) * 2016-09-30 2016-12-28 株式会社リコー 液体カートリッジ、画像形成装置
US11192380B2 (en) 2017-01-26 2021-12-07 Seiko Epson Corporation Ink bottle and bottle set
US11597207B2 (en) 2017-01-26 2023-03-07 Seiko Epson Corporation Ink bottle and bottle set
US11932022B2 (en) 2017-01-26 2024-03-19 Seiko Epson Corporation Ink bottle and bottle set
JP7183656B2 (ja) 2018-09-21 2022-12-06 セイコーエプソン株式会社 インク供給容器
JP2020044818A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 セイコーエプソン株式会社 インク供給容器
JP7424780B2 (ja) 2019-09-27 2024-01-30 芝浦メカトロニクス株式会社 インクボトル保持装置、錠剤印刷装置、及び錠剤印刷方法
JP2021053816A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 芝浦メカトロニクス株式会社 インクボトル保持装置、錠剤印刷装置、インクボトル保持方法及び錠剤印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006263960A (ja) 液体収容体
JP4877420B2 (ja) インクカートリッジホルダ
CN1116176C (zh) 墨盒和使用该墨盒的打印机
US6257713B1 (en) Device for refilling color inks in an ink-jet printer
EP1359024B1 (en) Visible identification of solid ink stick
US7513590B2 (en) Method of normality decision with regard to ink cartridge and printer actualizing the method
US9114623B2 (en) Liquid cartridge and image forming apparatus with same
US20030202065A1 (en) Keying feature for solid ink stick
JP2007301979A (ja) 液体収容容器
US6543887B2 (en) Inkjet print head
JP4189690B2 (ja) 液体収容容器
JP4415629B2 (ja) インクカートリッジ
KR100571776B1 (ko) 잉크카트리지
JP4541258B2 (ja) インクカートリッジ
JP2017094660A (ja) 液体供給ユニット
US20080049083A1 (en) Liquid container
JP6288335B2 (ja) 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
US9694589B1 (en) Ink cartridge
US10882321B2 (en) Liquid supplier, liquid supply system, and method of manufacturing liquid supplier
CN220129792U (zh) 打印机用墨盒结构及打印机
JP2003182099A (ja) インクカートリッジ及びインクジェット式記録装置
CN211808467U (zh) 注墨筒、墨罐和喷墨打印机
JP4197017B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP3207199U (ja) インクカートリッジ
JP2001138542A (ja) インクジェット式記録装置及びインクカートリッジ