JP2006263393A5 - - Google Patents

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健康増進具
この発明は健康増進具に関し、特に疲労感が解消されるだけでなく、爽快感を得ることができるようにした器具に関する。
最近、パソコンの普及に伴い、パソコンのオペレータで疲労、頭痛、肩凝り等の身体の不調を訴える人が増える傾向にある。かかる身体の不調はパソコンの操作中に前屈みの姿勢を長時間にわたってとることが多く、しかも過度のストレスを受ける結果、首、肩、背中の筋肉や血管が緊張してしまうことが原因であるとされている。
上述の肩凝りなどの身体の不調については、バンドやベルトによって両肩を後方に引っ張って前屈みの姿勢を矯正することにより筋肉や血管の緊張を解放し、肩凝り等を解消するようにした姿勢矯正具(特許文献1、特許文献2)、背当てによって人体を支え、背当てに肩押さえを取付け、両肩を後方に押して胸を反らせ、肩甲骨周辺の筋肉を弛緩させてからマッサージをすることにより、苦痛を感じることなく筋肉をマッサージできるようにしたマッサージ機(特許文献3)、などが提案されている。
特開2002−315768号公報 特許第2902368号公報 特開2000−279470号公報
本件発明者らは上述のような身体の不調について鋭意研究を重ね、種々の実験を繰り返したところ、人体の胸部を適度な力で軽く押さえると、疲労感が軽減され解消されるだけでなく、爽快感を得ることができ、その後に筋肉などのマッサージを行うと、疲労や肩凝りなどを顕著に解消できることを知見するに至った。
しかるに、上記特許文献1〜3記載の姿勢矯正具やマッサージ機では両肩を後方に引っ張ったり押したりできるだけであり、胸部を軽く押さえるということはできない構造であった。
本発明はかかる点に鑑み、疲労感が解消されるだけでなく、爽快感を得ることができるようにした健康増進具を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る健康増進具は、人体の胸部を押さえることによって疲労感を軽減し解消できるとともに、爽快感が得られるようにした健康増進具であって、少なくとも人体の肩甲骨の間の領域に当てられる支持ベースと、基部が上記支持ベースに取付けられ、上記基部に連続する部分が人体の肩部上方又は人体側方を通って前方に延びるアーム部と、該アーム部の先端側に設けられ、人体の胸部に押圧力を加えることのできるようにした胸押さえ部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは胸押さえ部によって人体の胸部を適切な力で押さえることができるようにした点にある。これにより、疲労感が解消されるだけでなく、爽快感が得られることとなる。
(削除)
(削除)
上述のように人体の胸部を適度な力で押さえると、全身の老廃物が体外に排泄され、疲労、頭痛、肩凝りなどの身体の不調を解消できることが期待される。
また、全身の老廃物が体外に排泄された後、筋肉をマッサージして筋肉や血管の緊張を解放すると、上述のように疲労感が解消されて爽快感が得られ、つまり心理的にリラックスした状態で筋肉がマッサージされることと相まって、マッサージの効果が顕著に現れ、疲労、頭痛、肩凝りなどの身体の不調をより確実に解消できる。
そこで、人体の首部及び肩部に押圧力を加えることができるようにするのがよい。
即ち、アーム部を、人体の首部に押圧力を加えることのできるようにした首押さえ部、あるいは人体の肩部に押圧力を加えることのできるようにした肩押さえ部として利用するのがよい。
アーム部を首押さえ部や肩押さえ部に利用する場合、アーム部の基部を支持ベースに揺動可能に取付け、基部の揺動によって人体首部及び人体肩部の一方又は両方に接触させることができるように構成することができる。
胸押さえ部には人体の胸部に接触する形状部分に加え、さらに人体胸部から腋窩下側に回り込むような形状とし、腋窩下側を適度に押さえることができるようにしてもよい。
本発明に係る健康増進具はベッドに搭載し、仰臥位の姿勢で胸部などを押さえることができるようにしてもよく、又椅子の背もたれやマッサージチェアの背もたれを支持ベースとして利用し、椅子又はマッサージチェアに搭載しあるいは着脱自在に取付け、着座した姿勢で胸部などを押さえることができるようにしてもよい。また、本発明に係る健康増進具は携帯式に構成し、任意の場所で任意の姿勢で胸部などを押さえることができるようにしてもよい。
例えば、ベッド上で仰臥位の姿勢で押さえ動作を行う場合、アーム部を自動的に又は手動にて揺動又は傾動させて胸押さえ部が人体の胸部に来るように人体にセットしてもよい。また、胸押さえ部又はアーム部には胸押さえ部を人体に接触させて軽く押さえることのできるハンドル部を設け、自分の手で胸押さえ部を操作できるようにしてもよい。
アーム部を首押さえ部や肩押さえ部として利用する場合、アーム部の人体首部や肩部に当たる部分を軟質素材で形成し、この軟質素材の部分を人体首部や肩部に軽く押しつけ、その時に時間差をもって当たるような形状とするようにしてもよく、又ハンドル部を設ける場合にはハンドル部の操作によって首部や肩部の押さえる位置をずらせるようにすることもできる。
また、胸押さえ部は人体胸部に当たる部分を軟質素材で形成し、この軟質素材の部分を人体胸部に押しつけた時に時間差をもって当たる形状とすることによって位置をずらせて押さえられるようにしてもよく、又人体に接触させるためのハンドル部を設け、ハンドル部の操作によって押さえる位置をずらせるようにすることもできる。この場合、アーム基部の揺動を利用して胸押さえ部自体を移動させるようにしてもよく、又胸押さえ部に板材を内蔵し、板材を傾動させることにより押さえる位置をずらせるようにすることもできる。
さらに、ハンドル部の操作によって押さえ動作を行う代わりに、エアーの送給によって押さえ動作を行うようにしてもよい。
即ち、胸マッサージ部は、エアーの送給によって膨らむ袋体を含んで構成し、袋体を複数のエアー室に区画しかつ隣接するエアー室を小孔によって連通し、隣接するエアー室に順次エアーを送給することにより、位置をずらしながら膨らむように構成することができる。
また、胸マッサージ部は、エアーの送給によって膨らむ複数の袋体を含んで構成し、複数の隣接する袋体に順次エアーを送給することにより、位置をずらしながら膨らむように構成することができる。
ここで、請求の範囲でいう「押圧力」は特許文献1〜3に記載の姿勢矯正具やマッサージ機のように、前屈みの姿勢を矯正しあるいは胸を反らせることを目的とするものではなく、人体を適度の力で軽く押さえて、疲労感を解消し、爽快感を得るので、その強さは使用する者によって適宜選択されるのがよい。例えば、強めに押さえるのが心地よい人もいれば、弱めに押さえるのがよい人もいるからである。
また、胸押さえ部及びアーム部は1つだけ設け、身体の左側部分及び右側部分の押さえ動作を交互に、あるいは左側部分及び右側部分の一方の押さえ動作が終わった後、他方の押さえ動作を行うようにしてもよく、又身体の左側及び右側に胸押さえ部及びアーム部を各々設けるようにしてもよい。
さらに、胸押さえ部及びアーム部には振動子を内蔵し、押さえ動作中に適度な振動を加えるようにしてもよく、さらにヒータを内蔵し、押さえる部分を温めて血行を促進させるようにしてもよい。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る健康増進具の好ましい実施形態を示す。図において、背当て部(支持ベース)10はほぼ四角形状でかつ人体の背中の左右の肩甲骨の一部及びその間の部分の立体形状に合致した立体形状の硬質プラスチック製や木製のプレートを軟質素材のシート、例えば軟質ゴム製や軟質プラスチック製のシートで覆って製作されている。なお、背当て部10の材料や構造は特に限定されず、他の素材を用い、他の構造を採用することができる。
この背当て部10には取付け部11が取付けられ、取付け部11にはアーム部(首押さえ部兼肩押さえ部)12の基部12Aが公知のユニバーサルジョイント12Bによってアーム部12を任意の方向及び任意の角度に指向させ得るように取付けられている。このアーム部12は人体の肩部が嵌まり込むような側面逆U字状の金属パイプ製又は硬質合成樹脂パイプ製のアームの外側を軟質素材、例えば軟質ゴム又は軟質プラスチック等の素材で覆って製作されている。
このアーム部12の先端側にはハンドル部13が水平方向に延びる取付軸13Aの回りに回転自在に枢支され、ハンドル部13の下端部は人体中心側に向けて折り曲げられ、該折り曲げ部分には胸押さえ部14が取付けられている。この胸押さえ部14は軟質素材、例えば軟質ゴムや軟質プラスチック等の素材で中空状又は中実状に製作されている。
疲労感を解消し爽快感を得る場合、図1に示されるように、アーム部12が人体首部100の側方で人体肩部110の上方にくるように本例の健康増進具を身体にセットし、ハンドル部13を手で握り、アーム部12をその基部12Aの回りに揺動させて人体首部100に接触させ、人体首部100を上から下に向けてスライドさせると、首部100の疲労感を解消できるとともに、爽快感を得ることができる。
次に、ハンドル部13を操作し、アーム部12をその基部12Aの回りに揺動させて人体肩部110に接触させ、首部100から外方に向けてスライドさせると、肩部110の疲労感を解消できるとともに、爽快感が得られる。
最後に、ハンドル部13を操作し、胸押さえ部14を人体胸部120の身体中央側に接触させ、中央から外方に向けてスライドさせると、胸部120の疲労感を解消できるとともに、爽快感を得ることができる。
また、上述の首部100、肩部110及び胸部120を押さえている際に、人体首部100、肩部110及び胸部120を図3の矢印A、B、Cの方向に位置をずらせながら軽く押さえられているので、老廃物が体外に排泄され、疲労、頭痛、肩凝りなどの身体の不調を解消できる。
その後、筋肉をマッサージして筋肉や血管の緊張を解放すると、老廃物が体外に排泄されているとともに、疲労感が解消されて爽快感が得られた心理的にリラックスした状態で筋肉がマッサージされる結果、疲労、頭痛、肩凝りなどの身体の不調をより確実に解消できる。
なお、位置をずらせる毎にハンドル部13を緩めたり押し込んだりして押さえ動作を行ってもよい。この胸部120の押さえ動作は位置をずらせる方向が肩部の押さえ動作と同じであるので、肩部の押さえ動作と同時に行ってもよく、別に行ってもよい。
以上のように、人体首部100、肩部110及び胸部120を位置をずらせながら適度な力で押さえるようにしたので、疲労感が解消されるとともに、爽快感が得られ、さらには疲労、頭痛、肩凝りなどの身体の不調を解消できる。
図4ない図6は第2の実施形態を示し、図において図1ない図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例は人体の胸部のみを押さえるようにした健康増進具であって、背当て部10の取付け部11にはアーム部16が取付けられている。このアーム部16は人体肩部が嵌まり込むような側面逆U字状の金属パイプ製又は硬質合成樹脂パイプ製のアームの外側を軟質素材、例えば軟質ゴム又は軟質プラスチック等の素材で覆って製作されている。
このアーム部16の先端側には身体中心側に向けて折り曲げた折り曲げ部分が形成され、その折り曲げ部分には胸押さえ部17が取付けられている。この胸押さえ部17は軟質素材、例えば軟質ゴムや軟質プラスチック等の素材を用いて製作され、内部は複数のエアー室17A〜17Fに区画され、隣接するエアー室17A〜17Fは小孔によって連通され、一方のエアー室17A〜17Fが十分に膨らんで内部圧力が上昇した時に小孔を通して次のエアー室17A〜17Fにエアーが送給される一方、反対側のエアー室17Fには小孔が外方に連通して形成され、エアー室17Fの内部圧力が所定の圧力以上に上昇した時にエアー室17Fのエアーが外方に放出され、胸マッサージ部17内のエアーが抜けるようになっている。
胸押さえ部17の身体中心側のエアー室17Aにはチューブ18Aが接続され、チューブ18Aの他端は手動ポンプ18に接続されており、手動ポンプ18のエアー吸込み口及びエアー吐出口には逆止弁が内蔵されており、手動ポンプ18を手で握り潰す動作を繰り返すことによって胸マッサージ部17にエアーを送給できるようになっている。
人体胸部を押さえる場合、図4に示されるように、アーム部16が人体肩部の上方にくるように本例の健康増進具を身体にセットし、胸押さえ部17を人体胸部に当て、その状態で手動ポンプ18を操作し、胸押さえ部17にエアーを送給する。
すると、胸押さえ部17の身体中央側のエアー室17Aが膨らみ、これが十分に膨らむとその外側のエアー室17Bが膨らみ、同様にして隣接するエアー室17C〜17Fが次々と膨らみ、胸押さえ部17は身体中央から外方に位置をずらしなから膨らんで人体胸部を適度な力で押すことができる。
胸押さえ部17の最後のエアー室17Fが膨らむと、エアー室17Fのエアーが抜けるので、再び手動ポンプ18を操作して胸押さえ部17を膨らませればよい。
図7及び図8は第3の実施形態を示し、図において図1ないし図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例は人体胸部のみを押さえるようにした健康増進具であり、背当て部10の取付け部11にはアーム部16が取付けられ、アーム部16の先端側にはプレート状の支持部分16Bが形成され、その支持部分16Bには胸押さえ部17が取付けられている。
この胸押さえ部17は軟質素材、例えば軟質ゴムや軟質プラスチック等の素材を用いて第2の実施形態と同様の構造に製作され、人体胸部を外方に向けて位置をずらしながら押すことができるようになっている。
また、支持部分16Bには胸押さえ部17の近くに振動子19が内蔵され、人体胸部に振動を与えることができるようになっている。
人体胸部を押さえる場合、図7に示されるように、アーム部16が人体肩部の上方にくるように本例の健康増進具を身体にセットし、胸押さえ部17を人体胸部に当て、手動ポンプ(図示せず)によって胸押さえ部17にエアーを送給し、同時に振動子19に通電して振動させる。なお、手動ポンプに代えて電動ポンプを用いるようにしてもよい。
すると、胸押さえ部17は身体中央から外方に位置をずらしながら膨らんで人体胸部を適度な力で押さえることができ、同時に人体胸部に振動が与えられて筋肉のマッサージも行うことができる。
図9は第4の実施形態を示し、図において図1ないし図8と同一符号は同一他又は相当部分を示す。本例は人体胸部のみを押さえるようにした健康増進具である。図において、フレーム22は四角形状をなし、椅子やベッド等の取付け基部に上下動自在にあるいは傾動自在に支持されている。
このフレーム22の一方の長辺部分22Aは人体背部に当てられて人体を支持する支持ベースとなっており、又フレーム22の長辺部分22Aには電動ポンプ25及びリリーフ弁23、24が設けられている。
また、フレーム22の他方の長辺部分には胸押さえ部26が設けられている。この胸押さえ部26は中央に蛇腹状の第1のバルーン20が取付けられ、第1のバルーン20の先端側には軟質ゴム製や軟質プラスチック製の当たり部20Aが取付けられており、フレーム22の短辺部分及び他方の長辺部分は人体側方を通って前方に延びるアーム部となっている。
第1のバルーン20の両側には第2のバルーン21が取付けられ、第2のバルーン21の先端側には軟質ゴム製や軟質プラスチック製の当たり部21Aが取付けられている。この第2のバルーン21と第1のバルーン20とは容積が異なり、第1のバルーン20が膨らんで当たり部20Aが人体胸部を押した後、第2のバルーン21が膨らんで当たり部21Aが人体胸部を押すようになっている。
この第1、第2のバルーン20、21はエアー通路によって電動ポンプ25に接続され、エアー通路の途中には所定圧力以上になったときにエアーをリリーフする公知のリリーフ弁23、24が設けられている。
人体胸部を押さえる場合、図9に示されるように、フレーム22を傾動あるいは揺動させて身体をフレーム22内に位置させた後、電動ポンプ25を作動させると、第1、第2のバルーン20、21にエアーが送給され、まず第1のバルーン20が膨らんでその当たり部20Aが人体胸部を押した後、第2のバルーン21が膨らんでその当たり部21Aが人体胸部を押し、これによって人体胸部は位置をずらしながら押さえられる。
第1、第2のバルーン20、21内の圧力が上昇すると、リリーフ弁23、24が開いてエアーを放出し、人体胸部を押されるのが停止され、所定圧力以下に達すると、リリーフ弁23、24が閉じ、再び第1、第2のバルーン20、21内の圧力が上昇し、胸部が適度な力で押さえられることとなる。
図10は第5の実施形態を示し、図において図1ないし図9と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では胸部のみを押さえる健康増進具をマッサージチェア30に搭載している。
即ち、マッサージチェア30はローラや揉み玉(図示せず)などによって人体の筋肉をマッサージするようになっており、マッサージチェア30の背もたれ(支持ベース)31の側面には取付けブラケット16Aが設けられ、取付けブラケット16Aは背もたれ31内部のフレームに取付けられている。
取付けブラケット16Aにはアーム部16の基部が上下方向に延びる軸の回りに回転自在に取付けられ、アーム部16の先端には胸押さえ部17が取付けられている。
この胸押さえ部17は支持プレート(図示せず)の人体側の面に複数の袋体を支持して構成され、複数の袋体は軟質素材、例えば軟質ゴムや軟質プラスチック等の素材を用いて製作され、複数の袋体はリリーフ弁によって順次接続され、人体中央側の袋体に電動ポンプからのエアーチューブが接続されており、複数の袋体にエアーが時間差をもって供給されることにより、位置をずらしながら膨らみ、人体胸部を外方に向けて位置をずらしながら押すことができるようになっている。
また、支持プレートには振動子及びヒータ(図示せず)が内蔵され、人体胸部に振動を与えるとともに、人体胸部を適切な温度に加熱し、血行を促進させることができるようになっている。
人体胸部を押さえる場合、マッサージチェア30に着座し、胸押さえ部17が前方に来るようにアーム部16を取付けブラケット16Aの回りに回転させ、胸押さえ部17を人体胸部に当てた後、電動ポンプ(図示せず)によって胸押さえ部17にエアーを送給し、同時に振動子に通電して振動させるとともに、ヒータに通電して発熱させる。なお、電動ポンプに代えて手動ポンプを用いるようにしてもよい。
すると、胸押さえ部17は身体中央から外方に位置をずらしながら膨らんで人体胸部を適切な力で押さえることができ、同時に人体胸部に振動が与えられて筋肉のマッサージも行うことができるとともに、胸部がヒータによって熱せられて血行が促進される。
アーム部16を左右に開くと、胸マッサージ部17が側方に移動するので、マッサージチェア30から離れることができる。
さらに、アーム部16を取付けブラケット16Aから外しておくと、通常のマッサージチェアとして用いることもできる。
本発明に係る健康増進具の好ましい実施形態の概略構成を示す側面図である。 上記実施形態の概略構成を示す平面図である。 人体の表面リンパ管を示す図である。 第2の実施形態の概略構成を示す側面図である。 上記実施形態の概略構成を示す平面図である。 上記実施形態における胸マッサージ部の概略構成を示す断面図である。 第3の実施形態の概略構成を示す側面図である。 上記実施形態の概略構成を示す平面図である。 第4の実施形態の概略構成を示す図である。 第5の実施形態の概略構成を示す斜視図である。
10 背当て部(支持ベース)
12 アーム部(首押さえ部兼肩押さえ部)
13 ハンドル部
14 胸押さえ部
16 アーム部
17 胸押さえ部
30 マッサージチェア
31 背もたれ(支持ベース)

Claims (10)

  1. 人体の胸部を押さえることによって疲労感を軽減し解消できるとともに、爽快感が得られるようにした健康増進具であって、
    少なくとも人体の肩甲骨の間の領域に当てられる支持ベースと、
    該支持ベースによって支持された人体の胸部に押圧力を加えることのできるようにした胸押さえ部と、
    を備えたことを特徴とする健康増進具。
  2. 基部が上記支持ベースに取付けられ、上記基部に連続する部分が人体の肩部上方又は肩部側方を通って前方に延びるアーム部を更に備え、上記胸押さえ部は上記アーム部の先端側に設けられている請求項1記載の健康増進具。
  3. 上記アーム部が、人体の首部に押圧力を加えることのできるようにした首押さえ部となっている請求項2記載の健康増進具。
  4. 上記アーム部が、人体の肩部に押圧力を加えることのできるようにした肩押さえ部となっている請求項2記載の健康増進具。
  5. 上記胸押さえ部は位置をずらせながら押圧力を加えることができるようになっている請求項2記載の健康増進具。
  6. 上記ハンドル部はその操作によって押圧力を加えることのできる位置をずらせるようになっている請求項2記載の健康増進具。
  7. 上記胸押さえ部はエアーの送給によって膨らむ袋体を含んで構成されている請求項1記載の健康増進具。
  8. 上記胸押さえ部の袋体が複数のエアー室に区画されかつ隣接するエアー室が小孔によって連通され、上記隣接するエアー室に順次エアーが送給されることにより、位置をずらせながら膨らむように構成されている請求項7記載の健康増進具。
  9. 上記胸押さえ部は複数の袋体を含んで構成され、該複数の袋体にはエアーが時間差をもって送給されることにより、位置をずらせながら膨らむように構成されている請求項7記載の健康増進具。
  10. 上記支持ベースが椅子の背もたれ又はマッサージチェアの背もたれである請求項1記載の健康増進具。
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